宮城県七ヶ浜町報告【第106報】快晴!七の市日和

お世話になります。RSY飯田です。
5/26・27とボランティアバス49陣が七ヶ浜にて活動しました。
・26日…地元の方との交流会or足湯、Nさんのラーメンの夕食
・27日…七の市、自由散策
といったプログラムで、2日間を過ごしました。
今回は七の市での活動をご紹介します。

27日は気持ちの良い晴天で、まさに七の市日和といった陽気。
朝一から家族連れなど人出も多く、大変な賑わいをみせました。
49陣は「七ヶ浜に野菜を送るPT」からの野菜販売ブース、仮設住宅集会所からの出店、
子どもブース・クレープ屋&フリーマーケットのお手伝い。
他にも駐車場案内やアンケート調査といった、七の市を支える大切な役割も担っていただきました。
このアンケート調査は、今後の七の市にとって重要です。
また、住民の方と直接お話ができるきっかけでもあり、交流会とは違う「声」を聞くことができます。
約60枚のアンケートを回収することができ、今後の運営に役立たせていただきます。

今回の七の市は、東京・名古屋講演も控えているNaNa5931のパフォーマンス、
毎回ご参加くださる七ヶ浜の歌姫・亀谷さんふみ子さんのパワフルな歌声のステージ、
七の市商店街「夢麺」の、夏の新メニュー冷やし中華早食い大会、
ボラバス49陣メンバーで、バンドAGORIのボーカル・FULLSHOWさんの弾き語りライブ、
震災復興支援アイドル「みちのく仙台ORI☆姫隊」のパフォーマンスと、盛りだくさんでした!

1年以上の長期継続活動:足湯

お世話になります。RSY飯田です。
土日に集会所などで開催されている「足湯」の活動。
足湯は避難所などで生活をされていた頃から、長期で続けている活動です。
どなたにでも参加していただけるプログラムとなっていて、午前中に未経験者のための講習を行い、午後からは会場で実践を行います。

講習は、資料を使って効果などの基本的な知識と、実践方法などを学びます。
そして、ボランティア同士で実際に足湯を経験して、実践練習を行います。
この実践練習では、自己紹介をしたり実際におしゃべりをしていただいたりして、
心の距離が近づく体験もしていただけます。
<写真は講習の様子>


5/26の活動は、野外活動センター仮設住宅の集会所となっている、老人福祉センター浜風の一室と、
七ヶ浜中学校第2グラウンド仮設住宅の集会所の2ヶ所にて行いました。
参加者は東北学院大学ボランティアステーション2名、東北工業大学6名、
ROAD足湯隊6名、ボランティアバス2名の、合計16名と大変にぎやかな講習となりました。
足湯では、会話の中の「つぶやき」から、被災者の心の変化を掴むことができたり、
これからの支援のヒントとなることをお聞きすることができる、重要な役割があります。
暑い夏がやってきますが、足湯や足湯を通じてボランティアさんに出逢えるのを、
心待ちにしていてくださる方も多くいらっしゃいます。
活動場所に寄っては定員もありますので、お問い合わせの上、ぜひご参加ください。

七ヶ浜から防災フェアにお出かけ♪

お世話になります。RSY飯田です。
6月9、10日に、栄・オアシス21で開催される「防災フェア」。
イベントに向け、七ヶ浜からたくさんの思いを届けるため、準備を進めています。
その中に、ひときわ鮮やかに会場を彩る「吊るし雛」があります。
吊るし雛小これは、仮設住宅にお住まいのお母さんが、お一人で作られました。
おひな祭りの時期に、集会所に飾られていたものなんですが、
あまりの素晴らしさに、集会所だけでお披露目するのはもったいない!と思い、
今回の「防災フェア」への出展のため、お預かりできないかとお話させていただきました。
お話をした時、大変驚かれていたのを覚えています。
言葉を失い、目にうっすらと涙をためていらっしゃいました。
そして「本当に名古屋に連れていってくれるの?」と言葉をもらしました。
おしゃべりとお裁縫が大好きなお母さんなので、
今まで見たことのない表情に、少し戸惑ってしまう程。
お声をかけて、本当によかったと思っています。
本日お宅にお伺いをし、大切に預からせていただきました。
今月のボランティアバスの帰路に載せて、名古屋にお出かけです。
「いってらっしゃ~い。たくさんの名古屋の人たちに見てもらっておいでね~。」
と、笑顔で見送られました。
他にも展示物や、七ヶ浜の美味しい食品などを名古屋にお届けします。
ぜひ会場にて、ご覧ください!!

宮城県七ヶ浜町報告【第105報】被害の大きさ、心の距離。

お世話になります。RSY飯田です。
先日の「湊浜元気祭」でお声をかけてくださった、Tさんのお宅にお伺いしました。
Tさんのご自宅は、今回の津波の被害に遭わなかった地域にありますが、
リビングに入ってすぐ、白い壁のいたるところのひび割れたままの壁紙が目に入りました。
「地震で破れて、はがれちゃって。直そうと思ってるんだけど、今忙しいみたいで…」
大工さんや左官屋さんは、今もまだ手の足りない状況が続いています。
震災時はTさんお一人でご自宅にいて、ご主人はお仕事で仙台にいました。
「家中がミシミシいって、食器が落ちたり一瞬で家の中はぐしゃぐしゃ。怖かったけど、
1人だったし家でじっとしてるしかなかったの。そしたら避難するように言われて…。
友達がすぐに炊き出しをしてくれて、すっごくお世話になったのよ。」
ご自宅がオール電化なので、電気が復旧するまで家で生活をすることができません。
冷凍庫の食材を炊き出しに提供して、ご近所さんと支え合った数日間を過ごされました。
「物資が届いても、家があるから取りにいくのは気が引けてね…。」
避難所では平等に物資が配布されたそうですが、家の片付けに戻ると、
家のある人/家のない人 といった線引きをされる 視線 を感じたそうです。
また、すぐ隣には、仮設住宅にお住まいの方たちが生活しています。
最近になっても、ゴミ出しなどでお顔を合わせることもあるそうですが、
どういった人たちが住んでいるのかご存知ありませんでした。
「話かけられることもないんだけど、こっちからも何話したらいいかわかんないんだ。
近くに住んでるんだからって思うんだけど、顔見ても言葉に詰まってさぁ。。
悪いことしてるわけじゃないのにね。なんか寂しいよね。」と、ご主人。
ご自宅に住んでいることに罪悪感に感じてしまったり、仮設住宅に住んでいることを
隠されてるように感じてしまい、声をかけられずにいるとのこと。
そんな状況を非常にもどかしく感じていらっしゃいました。
たとえ津波の被害に遭っていなくても、当時のことはいつでも鮮明に蘇ってきます。
しかし、多くのボランティアが七ヶ浜に足を運び、復旧・復興にと頑張ってくれている姿に、
「地元の人が、がんばらないといけないな」という思いが湧き上がってきたそうです。
またそういった声を行動に移していただくための「きっかけ」を作ることも支援の1つ。
それが、町全体の活気につながればと思います。
大変貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。
 

【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア( 6/22-25 )

皆さま
 いつもお世話になっております。RSY事務局です。
 このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けてい
る宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領
で募集いたします。昨年3月に第1陣を送り出してから1年以上が経過し、ついに第50陣となりました。
●活動内容紹介●
いくつのかの活動をご紹介しますが、すべてに参加できるとは限りません。現地のニーズや参加者の人数によって限定される、または話合って決めていただく、など希望に添えないこともありますので、あらかじめご了承ください。
・七の市商店街イベントお手伝い
昨年12月11日にオープンした七の市商店街。オープンから5ヶ月、今後、この場をどう盛り上げて、地域のみなさんの心のより所となるような場所にしていくかが課題となっています。これまでひと月に1回、商店街でのイベント七の市を実施してきたように今回は、6月のイベントのお手伝いなどを通して、七の市商店街を一緒に応援してくださるボランティアさんを募集します。
・足湯
昨年3月から続けてきた足湯ボランティアの活動を行います。
※七の市商店街および足湯に関しては、こちらのレポートの中からご覧ください。↓
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2012/03/post-334.html
・住民の方との交流会
地元の方を囲んでお話をお伺いする場を設けます。
・田んぼの清掃
津波被害のあった田んぼの細かいガレキの撤去作用です。
1.活動期間
2012年6月22日(金)~6月25日(月)
2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
6月20日(水)
3.募集人員
22名程度
4.応募条件
以下の6つの条件を満たす方
(1) 心身ともに健康な方
 ※20歳未満のかたは保護者による参加承諾書の提出をお願いします。(高校生以上に限る)
【保護者向け】未成年者のボランティア活動参加承諾書.doc
(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
 ※シャワーは使えません。
(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方
資料はこちらです。
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2012/01/rsy-5.html
※内容は随時更新しています。以前参加していただいた方もご確認ください。
(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方
(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後の活動に役立てます)
(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方
5.参加費(出発日・受付時にお支払いいただきます)
 一般:15,000円
 RSY会員または学生:10,000円
※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)
6.保険
 お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。
掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。
※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明を出発日の受付でご提示ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断り します。
※2011年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。
7.申し込み方法
 以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dGVnOF9iUlhMS0NuQWxuZVRBRmhjSVE6MA
8.日程と活動内容
 1日目 18:50 当法人事務所集合、受付
     19:00 事務所内でミーティング
     20:00ごろ 事務所前をバスで出発
     8:00ごろ 七ヶ浜到着予定
     ※夜または朝の食事は道中のSAで各自でおすませください
 2日目
     地域の方との交流会、田んぼの細かな瓦礫の除去
     ※現在地元からの要望で田んぼの清掃を行います。
 3日目
      七の市商店街のお手伝いか足湯を選択(参加人数によってご希望に添えない可能性があります。)
      19:00ごろ 七ヶ浜出発
※昼食は自炊のほか、弁当注文や24時間営業のスーパーで食糧購入となります。
※2日目昼食はお弁当の注文をさせていただきます。(お一人350円)ご了承ください。
活動内容によっては全員分一緒に注文するなどとさせていただくかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
※地元の経済支援にもなりますのでご理解ください。
 
 4日目 7:00ごろ 事務所前到着予定、解散
   
 ※きずな館での食事や掃除などは参加者が協力して行います。次の利用者が使いやすいように工夫を反映しながら行ってください。
 
9.滞在場所
 〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場
スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」
・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり(自炊になります)
 ※すぐそばに公衆トイレあり
 ※お風呂には入れません。最終日にスーパー銭湯へ立ち寄ることで対応してください。また各自で作業後にボディシートで汗をふきとるなどの対策をしてください。
 ※どうしても洗濯の必要がある方は、目の前にコインランドリーがありますので、そちらをご利用ください。
※徒歩20分ほどの範囲にヤマザキショップ(~21時)とSEIYU(24時間)あり
・ きずな館利用の注意事項
※利用者の状況により2階宿泊部屋が手狭になることがあります。
10.必須の持ち物
 寝袋/着替え/洗面用具/シャンプー/タオル/石鹸/食器拭き用ふきん/軍手・ゴム手袋(台所用ではなく、作業用のものをお持ちください)/長靴(鉄板の中敷きを入れることをおすすめします)または安全靴/ゴーグル/マスク※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。
★いままで七ヶ浜で活動されたことのある方、大大大歓迎です。
(初めての方でも、お申込みいただけます。)
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これまでに822名・のべ2,600名が名古屋から私たちが派遣するボランティアバスで七ヶ浜町の支援活動に関わってきました。その中には多くのリピーターボランティアの方がいらっしゃいます。個人的にその後七ヶ浜を訪れる方も多くいると聞いています。今後も継続して派遣を続けていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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宮城県七ヶ浜町報告【第104報】つぶやき

お世話になります。RSY飯田です。
最近のつぶやきをご紹介します。
俺は漁師だったんだけど数年前に息子に船を渡したから、今はこうして体を動かすために畑やってんのさ。ある人が家だった場所の土地を貸してくれて、4人で共同で農業してるんだ。(自分の)うちは被害はなかったんだけど、息子が放射能があるから漁ができないって言うもんだから、ここで作る野菜を出荷して、少しでもお金にしないといけないな。(菖蒲田浜:60代男性)
今日は足湯もしたし、いーっぱい笑ったから、なんか身体も心も元気になったわ。次の足湯は再来週?じゃあ、2週間は次の足湯を楽しみにして過ごせそうだよ。楽しみがあるっていいね。また来てね。(集会所:70代女性)
昨日地震あったね。揺れたよね。福島県が震源だって、テレビでみたよ。津波来なくてよかった~。(きずな館:10歳 女の子)
毎日夜は怖いんだ。静かだから余計なこと考えちゃって、涙が出たり身体が震えたりする。あったかくなってきたから、外に出ようとは思うんだ。でも何したらいいかね?畑してた時は退屈しなかったなー。(七の市商店街:60代女性)
家でじっとしてると、いろいろ考えちゃうから、ここ(集会所)では笑って、家ではお裁縫に集中して毎日を過ごしてる。みんなおんなじだと思うよ。元気でいないとって思うから、元気に見えるだけ。これは普通(日常)ではないんだから。(集会所:60代女性)
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最近では、季節の移り変わりが時の速さを感じさせ、
状況の変わらない毎日に、心を沈める人も少なくありません。
七ヶ浜町では「住宅復興に関する住民説明会」が4月下旬にありました。
参加した方の心には、どういった心境をもたらしたのでしょうか。
これからも状況と共に変化していく「つぶやき」をご紹介していきます。

宮城県七ヶ浜町報告【第103報】七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター

皆様
いつもお世話になっております。ボランティアきずな館 郷古です。
七ヶ浜のゴールデンウィークは、雨が降ったり止んだりの落ち着かない天気でした。
今回はボランティアきずな館の隣に在る、「七ヶ浜町ボランティアセンター」の「今」をご紹介します。
「七ヶ浜町災害ボランティアセンター」から名前を
「浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター」と変え、
従来の瓦礫の撤去作業の他に仮設住宅の集会所を周り、
住民の方々と一緒に体操したり、お茶のみをしたりする、サロンも運営しています。
町、社会福祉協議会、支援に入っているNPOなどの団体と連携して町民のためのイベント開催もしています。
その他、多種多様な地元方々からのニーズを引き受け、人と人とをつなげる機能をも持っている、七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター。それを支えているのは運営スタッフの方々と町内、県内、県外から駆けつけているボランティアのリーダーの方々です。
来てくれたボランティアが瓦礫撤去などに参加する際に、
「いかに、来てくれたボランティアの皆さんが活動しやすいか」というのを日々考えて対応しています。
そのスタッフの方々の努力あってかリピーターが多く、
これまでに七ヶ浜町には4万5千人以上のボランティアが訪れました。
(ゴールデンウィークは多い時で一日、475名のボランティアが七ヶ浜町で活動されました。)
今、メインとなっている活動は「農地復活大作戦」です。
津波で98%以上の田んぼが被害を受けました。細かい瓦礫は重機では取り除けません。
とても広い範囲を手作業で取り除かなくてはならないということです。
その土地は農地として復活できますし、お花を植えることもできます。
そして、瓦礫を見ると気分が悪くなるといった方々のためにも、早めに取り除かなくはならないものです。
平日でも100名を超えるボランティアの活動で徐々に綺麗になっていく七ヶ浜。
しかし、まだ復興への道のりは長い。この農地復活大作戦もまだまだ続けていかなくては終わりません。
ボランティア数が安定していく一方で、資材不足という問題が出てきています。
瓦礫撤去に欠かせない「土のう袋」が不足しています。
リピーターの中で「瓦礫撤去の際は、土のう袋を自分で持ってくる。」といった
「My 土のう袋持参作戦」というのもあるそうです。
「自分で拾う瓦礫は、自分の土のう袋で」という素晴らしい考えですね。
この先も、田んぼ / 畑の復活作成、浜清掃など大人数でやらなくてはならない活動がまだまだあります。
現地に行き、住民の方々と話すだけでも立派なボランティアです。
どんなことが役に立つかわからないとお思いの方も、是非いらしてください。
きっと「東日本大震災 復興支援活動のご自身のできる事」が見い出せるはずです。
夏休み、長期休暇などを利用して、ボランティアなどいかがでしょうか。
この夏はイベントも盛りだくさん。
イベントの運営スタッフなどのボランティアで楽しみながら復興支援もいかがですか?
瓦礫撤去から仮設住宅支援、町のイベントスタッフなどなどいろんな形のボランティアがあります。
是非、七ヶ浜町へ!
その七ヶ浜町復興支援ボランティアセンターの隣に建っております、
レスキューストックヤードの七ヶ浜町支援拠点であり、ボランティアの宿泊施設でもあり
そして、住民の方々の憩いの場でもあるボランティアきずな館。
是非ご利用下さい!

東日本大震災復興応援企画・NaNa5931・第1回実行委員会が終了!【次回:6月1日(金)19時~】

みなさま
RSY事務局より、昨日(5/17)19:00~RSY事務所で行った実行委員会の報告です。
そもそもこの企画については…↓のURLをご覧ください。
URL:http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2012/04/517.html
ボランティア募集の呼びかけに応じて、20名の方々にお集まりいただきました!
七ヶ浜町のきずな工房の立ち上げより多大なるご支援をいただいていた国際ソロプチミスト名古屋の方々、きずな工房にミシンをご提供されるなど積極的に被災地の支援活動に取り組まれているブラザー工業株式会社の方、阪神・淡路大震災の頃からつながりのある人業(ひとわざ)劇団ひらき座の方々、そしていつも「私も力になりたい!」という熱い想いを持つRSYボランティアのみなさん、ボランティアバスの参加者や運転ボランティアの方、そして名古屋で長年いつも一緒に活動してくださっているみなさんなどが集いました。
そして嬉しいことに、昨日は新しくインターネットを見て参加してくださった学生さんなど、それぞれのスキルや経験を持ったみなさんがフレッシュな風とともにお越しくださいました!
DSCN6368_web.jpg
昨日は、自己紹介を行い、RSY代表の栗田よりこの企画の主旨や、現段階で決まっていること、みんなでこれから考えることなどの話の後、届きたてほやほやのNaNa5931の震災をテーマにした「ゴーへ Go Ahead」というミュージカルのDVDの一部を全員で鑑賞しました。
次回は、6月1日(金)19:00~RSY事務所で第2回の実行委員会を開催します。
初めての方でもご参加いただけます。ご希望の方は事務局へご一報ください。
(info♯rsy-nagoya.com ♯を@に変えて)

次回は、分科会に分かれて以下のことについて話合っていきたいと思います。参加者で案出しを行って話し合いを進めていきたいと思っています。
◆舞台関連
・名古屋大学のホールに一日限りのミュージカル舞台を設置します!
・ミュージカル以外についても舞台企画をします!(名古屋側からも歌や詩など?)
◆名古屋観光
・子どもたちに名古屋を満喫してもらおう!
・動物園?ナイトZOO?名古屋城?トヨタ博物館?
◆歓迎会
・名古屋のみなさんとの交流会の内容を考えます!

宮城県七ヶ浜町報告【第102報】木工講座 開催しました!

お世話になります。RSY飯田です。
5月16日、きずな工房・木工講座が開催されました。
記念すべき第1回目はイス作り。参加者は1人欠席の5名でした。
お天気にも恵まれ、終始和気あいあいとした雰囲気で、作業が進んでいきました。



いつも木工で簡単そうに作業をしている、大工のCさんの姿を見ているので、
「意外と難し~い」「結構力がいるのね~」とお母さんたちは苦戦していました。
完成するのに、午後まで時間がかかると予想していましたが、
サポーターさんのお手伝いのおかげで、予定の2時間で形にすることができました。
参加者からは「次はいつなの?何作るの?」「私はプランターカバーが欲しいわ~」と、
今後を、大変楽しみにしていてくださっています。


そんな中、参加者の中でもくもくと作業をする物静かな男性・Tさんがいました。
ご病気で入院されて以降、外へ出る足が遠のいてしまったようですが、七ヶ浜町役場の方からお誘いを受け、参加してくださいました。
日曜大工のようなことも、経験がないそうですが、そこは男性ということもあり、木材を切るところから作業を開始。
イスができ上がる頃には、工具の使い方にも慣れた様子でした。
午後からは用事があるとのことで、組み立てるまでとなってしまいましたが、嬉しそうにイスとサンドペーパーをお持ち帰りになりました。
これを機会に、少しでも外に出るきっかけを見出してくれたらと思います。
最後にはみんなで集合写真。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!
 

きずな工房:戻ってきたメッセージカード

お世話になります。RSY飯田です。
復興スイーツとして販売されました、洋菓子フィレンツェさんとのコラボ企画・第2弾。
手作りの品と一緒に名古屋に届けた「メッセージカード」が、七ヶ浜に戻ってまいりました。
「七ヶ浜 RAINBOW project」第2弾・ついに発売!のブログはこちら
きずな工房ブログ「復興スイーツ第二弾」はこちら

カードがきずな館に届く度、きずな工房にお渡しに行くと、お母さん達は「わぁ~またお手紙が来たの!?」と歓声と拍手がおこる程、喜んでいらっしゃいます。
みなさんの前で読み上げ、きずな工房に飾らせていただいています。


復興スイーツを購入された方、またメッセージカードを送ってくださった方、本当にありがとうございます。
自分たちが作ったものが、名古屋という場所で誰かの手に渡りお役に立っていること、
何よりもの励みになっているのだと感じています。
きずな工房ではお母さんたちに、趣味の手作り品の他、お仕事もしていただいているのですが、
きずな工房もお母さんたちも、お給料をたくさん稼ぐことを目的だと考えていません。
「お給料をいただくのはもちろん嬉しいんだけど、出かける場所があって、
大好きなお裁縫ができて、おしゃべりができることが嬉しいのよ。」

と、みなさん口を揃えておっしゃっています。
また、そういった場所でありたいという想いで、きずな工房は建てられています。
利用してくださる方がいるからこそ、名古屋への贈り物を届けることができています。
お母さんたちには、感謝の気持ちでいっぱいになります。
さて、次は「木工の部」の番です。講座のご報告をお楽しみに!