【12/ 5】「防災の森づくり川づくり」現地講習会の参加者募集

 皆さま
 お世話になっております。スタッフの関口です。
 今年度のRSY(セブン-イレブンみどりの基金助成)事業「防災の森づくり 川
づくり」、今月13日に続く2回目の現地講習会を12月5日(日)に開催いたします。
 前回、20人ほどの参加者で岐阜県関市の里山に入り、広葉樹の木を束ねる「粗朶(そだ)」づくりを(ほんの少し)体験してきました。
この粗朶を下流の川に運び込み、堤防や河川敷の基礎工事に活用する伝統的な河川工法が、この地域ではまだ細々と続けられています。森林の手入れをして「山の荒廃」を防ぎながら、川の治水にも役立てる”一石二鳥”な先人の智恵です。
 今回は川に運び込む前に、粗朶を数束つなぎ合わせて「連柴(れんさい)」という形にする作業を、岐阜県本巣市の井納木材(株)の協力を得て見学・体験させてもらいます。
 実際に山に入るのは今年度最後。ぜひこの機会に、少し違った角度から防災について考えてみませんか。予定スケジュールは以下の通りです。
 9:00-9:30 RSY事務所前集合
 9:30 貸切バスで岐阜方面へ出発
 11:00-12:00 関市神野の粗朶生産現場見学
 13:00-13:30 道の駅もとすで昼食(レストランあり)
 13:45 井納木材
 13:45-14:15 オリエンテーション
 14:15-15:15 連柴実演講習
 15:30 井納木材出発
 17:00 名古屋着
 ※岐阜県内の参加者のかたは、関市の里山(前回と同じです)
または道の駅もとすで上記時間内に合流可能です。個別にご連絡ください。
 ※参加費はRSY会員は無料、会員以外のかたはバス代・保険代として1,000円です。
 ※参加者全員の氏名、住所、連絡先(電話またはメール)をご記入のうえ、
メール(info@rsy-nagoya.com)、 またはファクス (052-253-7552)で前日ま
でにお申し込みください。
 ※動きやすく暖かい格好に汚れてもよいスニーカー類(できれば軽登山靴)で
お越しください。
ノコギリ、軍手などの道具類はRSYで用意いたします。
 ※当日の天候によって変更、中止する場合があります。
 よろしくお願いいたします。

12月ボランティアDAYのお知らせ

みなさま
 いつもお世話になっております。
 12月のボランティアDAYの日程が決まりましたのでお知らせします。
・12月9日(木)ボラDAY・the・社会見学!!RSYカーで南区のあいち生協さんに出掛けます。
14:15までに事務所に集合してください。(要事前連絡)作業終了時間は、16:00頃を予定しています。
・12月21日(火)13:30~15:30 RSY事務局で行います。
◆9日の活動内容
RSYブログでもご紹介しております、田麦山の魚沼コシヒカリ。”ボラDAY・the・社会見学!!と題して、RSY会員でもある・あいち生協さんでお米の発送作業のお手伝いをしていただきます。あいち生協さんの裏側が見られるかも…!?
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2010/11/post-216.html 
お願いする作業は、お米の大きさに合う段ボール箱にお米をつめて、発送先ラベルを貼っていただく作業と、RSY事務所で引き取る方のお米を車に詰め込む作業です。
◆21日の活動内容
○今年最後の!!機関紙「あるある」の発送作業
 内容は印刷・紙折・封筒入れなどです。
 13:30以降のお時間のある時にお越し頂ければと思います。
 時間の変更などが生じる場合がございますので、ご参加いただける方はご連絡いただけたら幸いです。
 返信先はinfo#rsy-nagoya.comです。(#は@にかえて送信してください)
 
 また、11月のボランティアDAYの報告はHP上にて紹介しておりますので、下記アドレスをご参照ください。
 11月17日
 http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2010/11/1117day.html
  
 よろしくお願いいたします!!

【ご案内】名古屋建設業協会様より<アグリ事業>話題提供会と活動成果発表会のご案内

みなさま
 いつもお世話になっております、事務局の藤田です。
 RSYが大変お世話になっている名古屋建設業協会様より、11月27日(土)に 開催されるアグリ事業の話題提供会と活動成果発表会のご案内をいただきました ので、皆様にご案内させていただきます。
 ※内容に関するお問い合わせ・お申し込みは、<アグリ事業>事務局 052-971-1900又は株式会社山田組 毛利さん(kanribu-mohri@yamadagumi.jp)ま でお願いします。 ・名古屋建設業協会 http://www.meikenkyou.or.jp/
・アグリ事業
http://www.meikenkyou.or.jp/aguri/index.html
————-詳細はこちら——————-
1.【11月27日(土)午後1時半から4時まで、話題提供会】
会場:名建協一階会議室
http://www.meikenkyou.or.jp/meiken5/index.html
定員:50名(申し込み先着順)
参加:無料
内容:「最適土製造」と「市民農園活動」に関する以下の三題を予定しています
・「トンボ一筋の人生」:元ナゴヤ球場 永田向平さん(通称・ひげの向平ちゃん)
・「名古屋市の市民農園施策」:名古屋市緑政土木局 谷口茂弘さん
・「スポーツ施設用最適土製造の経過報告」:協議会 服部重盛さん

【募集】 12 月 1 日(水)鹿児島県・奄美大島より資器材の返却

みなさま
 いつもお世話になっております。RSY事務局加藤です。
 10月25日鹿児島県奄美大島に送付した資器材の返却に伴い、名東倉庫での資器
材積み下ろし作業を行いますので、お時間のある方はご協力いただければ幸いです。
 
 集合:12月1日(水)15:00
 場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)
http://kokomail.mapfan.com/receivew.cgi?MAP=E137.0.25.9N35.11.6.9&ZM=11&CI=R
※302号環状線「香南」交差点を東に。猪子石電話局交差点を左に入って一つ目の交差点。
※駐車場がありませんのでなるべくお誘いあわせの上お越しください。
※公共交通機関の場合は名古屋市営地下鉄「上社(かみやしろ)」駅を下車してください。
※RSY久屋事務所からは1台車を出します。乗車希望の方は事務局までご連絡ください。
RSYから出発される方は事務所に14:00の集合となります。
○RSY久屋事務所
http://rsy-nagoya.com/rsy/access
当日連絡先:090-7435-2118(RSY藤田)090-5000-8386(RSY加藤)
よろしくお願いいたします。

DCセントラルキッチン

今日は、今回の研修プログラムの目玉のひとつ、『DCセントラルキッチン』へボランティアに行ってきました。
これが、DCセントラルキッチンの専用車両。
この車両がDCや隣接する州の一部を走りまわり、毎日食材を集めたり食事を運んでいます。
DCCK.JPG
この団体はホームレスの食料支援を主な活動目的としており、その他にも食のリサイクルやホームレスの若者の就業支援などにも力を入れています。
ここでは、ボランティアを毎日午前9時~12時、午後5時~20時の時間帯で募集しており、4500食の食事を提供しています。
私の場合、午前中は学校、夜の時間帯は暗くて危険という状況から、当面、土曜日の午前中を固定日にしてお手伝いさせて頂くことになりました。
前もって、オフィスを直接訪問してボランティア希望の旨をコーディネーターに伝えました。その後、コーディネーターより、集合場所・時間・服装・諸注意などが書かれたメールが送付されてきました。
今日は指示通りに8:45頃オフィスに到着し、その後ボランティアミーティング室に案内されました。申し込み用紙にサインをし、時間になるまでしばらく待機。50代~60代の方、20代の若者、子連れのお父さん、引率の先生と一緒の小学生から高校生ぐらいまでの子どもたちが続々と現れ、総勢30名がそろいました。
オリエンテーションでは、団体の歴史や日々の活動の様子、食材のほとんどが寄付で賄われていることや諸注意などが15分程度で説明されました。
その後、二人のボランティアコーディネーターがその場でチーム分けをし、仕事を割り当てていきます。この仕組みは被災地でのコーディネーション業務とよく似ています。
今日の私の仕事は人参の皮むきとカッティングでした。
10人がこの仕事に割り当てられました。
5人がピーラーでひたすら皮をむき、5人がひたすらイチョウ切りをします。
開始時間は9:30頃、終了はブレイクタイムを15分程度挟んで11:50でした。
私たちが人参と格闘している傍らで、キッチンの調理スタッフがおいしいそうな食事を仕上げていきます。今日のメニューは、いもとインゲンのボイル、魚のソテー、パスタ、ビーフの薄切り、チキンなど、手が込んでいて見た目もゴージャス。
ちょっと味見したい・・・と思いつつも、私は自分の仕事に励みます。
ここの調理は、調理師免許のある(あるいは見習い中の)ホームレスの若者が担当しています。ヒップホップやポップミュージックが流れる中、時には大きな声で笑い合いながら、明るく楽しい雰囲気で作業が進んでいきました。
ボランティア一人一人にも気さくに声をかけてくれ、「また手伝いたいな」と思えるような対応でした。また、食べ物を取り扱っていることから、衛生管理にはとても厳しく、手洗いはもちろん、使い捨ての手袋、エプロン、キャップが各自に支給されました。
ボランティアの顔ぶれも様々で、いちげんさんもいれば、継続的に関わっている方もおり、どんな人でも参加しやすい雰囲気でした。
ボランティアコーディネーションの手法やそのための準備、雰囲気づくりの工夫など、学べる点が多々あると感じます。特に、目的が「ホームレスの人々への食の提供」とはっきりしており、作業内容も簡単なので、子どもも大人もその場にやれることがある、成果が見えやすくやる気になりやすいというのが、一番の関わりやすさなのではないかと思います。言葉の不自由な私でも、それを後ろめたく思うことなくしっかりお手伝いができました。
このような、なんでもウェルカム!と言った雰囲気はどうしたら作れるのか?
そして、これだけの作業を沢山のボランティアを集めて毎日とりまわしていくための工夫やドネーションの構造、どうして多くの人々がこの団体に関心を持ち、ボランティアとして集まってくるのか?など、知りたいことは山積みです。

おすそ分け

今日は嬉しいことが2つありました。
2人の方からちょっとしたおすそ分けを頂いたのです。
sashiire.JPG
一つはおにぎり。同じ宿舎に住んでいる日本人の女の子が、出来立ての温かいおにぎりを今朝わざわざ私の部屋に届けてくれました。彼女は小さな炊飯器を持っているらしく(私は電力の関係で使ってはいけないと思ってこれまで購入を控えていたのです。)もちもちのおいしいわかめおにぎりをにぎってくれました。おにぎりそのものもありがたかったのですが、「日本食に飢えている」と以前に言った私の言葉を覚えてくれていて、わざわざ時間をさいて作ってくれたという気遣いが、それ以上に嬉しくありがたく感じました。彼女は昼食用にとくれたのですが、我慢しきれず朝食時に頂いてしまいました(笑
二つ目は、グルジアの伝統菓子「チュールチヶラ」です。
tama.JPG
グルジアから来たクラスメイトの女性が、授業の後に手渡してくれました。
このお菓子の主な原材料はブドウです。ブドウと少しの小麦粉を一緒に煮詰めて、冷やした後に生地を広げて、中にナッツを入れて細長く巻きます。そのあと、食べやすい長さに切ってから、一つ一つのパーツを糸で繋ぎ、1カ月ぐらい干すのだそうです。これにより甘さが倍増し、おいしい「チュールチヶラ」が出来上がります。
ブドウの天然の甘さにちょっぴり酸味が合わさったとてもシンプルでさわやかな味わいです。またナッツの香ばしさによって味にさらに深みが出て、何個でも食べられそう。グルジアでは、おばあちゃんが子どもたちのためによく作るのだそうです。大人はもちろんですが、小さな子ども達もこのお菓子が大好きなのだそう。日本の干し芋のような存在に近いかも知れません。
彼女は3人の子どものお母さんなのですが(もうすでに皆さん独立されているそうです)、母親の温かみというか、おおらかさというかそういうものを持っている方で、いつも温かく接して頂いています。多分話しの内容はお互いに60%ぐらいしか理解できていないと思うのですが(もちろん私の英語レベルが低すぎて)、それでも最後まで辛抱強く私の話を聞いてくれるし、穏やかな方なので、一緒にいて安らげるとても貴重な存在です。
そんなわけで、今日のテーマは「おすそ分け」でした。
おすそ分けはちょっとした気遣いから引き出される行動の現れですが、「一人じゃないんだな」という安心感や温かさを実感させてくれます。その行為は言葉以上に、人のまごころを相手に伝える大きな力を持つこともあると思います。言葉だけではなく、想いは形にしてこそ、また、行動に移してこそ相手に伝わるということを、改めて教えて頂きました。

11月17日ボランティアDAYの報告

みなさまこんにちは。インターンの石井です。
本日のボランティアDAYが終了しましたので報告します。
本日はインターン生2名、会員さん1名、学生さんが2名の5名で行いました。
今日来てくださった学生さんは、以前に一度友だちに連れられてボランティアDAYに来てくれた中京大学の学生さんで、友だちの名城大学の学生さんと一緒に来てくれました。
ボランティアの輪が広がっています☆
ボラDAYの内容は今月にある講座の資料作成をお手伝いしてもらいました。
また来月のボランティアDAYは日程が決まり次第ご連絡いたします。P1060774ーs.JPG

夢にまで見た・・・・

金曜日から土曜日にかけて、日本の某大学教授・A先生とそのお弟子さんに会うことができました。
お二人にはこれまで、日本の様々な被災地支援の現場で、随分お世話になっています。そしてA先生は、私の渡米行きを最初に提案して下さった方でもあります。メールのやり取りはしばしばあったものの、実際に会うと感動もひとしお。なつかしいお顔とお土産の日本食や日本語新聞を前にした時、久しぶりに胸が高鳴りました。
2日間、先生のリクエストに応じてミュージアムやモニュメントを見学するべく、DCの中心地を歩きまわりました。普段一人では少し行きづらい場所もいくつかあったのですが、今回の同行で、私もかなりDC通になりました。映画「ナイトミュージアム」にも登場した、アメリカの誇り・リンカーンの巨大石像の前で記念の一枚を撮りました。
dr.atsumi.JPG
特に最後の訪問場所であった「ホロコーストミュージアム」はとても衝撃的でした。
1933年から始まったナチス・ドイツのユダヤ人迫害について取り上げた展示です。小さな子どもから、ティーンエイジャー、お年寄りまで非常に多くの人々が訪れていました。ナチスの惨劇を通じて、米国と日本、それぞれが過去に犯した過ちや罪についても深く考えさせられました。とにかく「命は等しく平等である。失われてよい命などこの世に一つもない」ということを、私たちは訴え続けるべきだと改めて感じました。(ここで詳しく説明するのはあまりにスペースがないので、またの機会とします)
ただ、少し違った角度から見ると、RSYのミッションの一つである「過去の災害を忘れない」を考えた時、一つ一つの出来事を、老若男女問わず多くの人々の心になるべくまっすぐに届け、伝え継ぐための具体的な方法については、参考になる部分が多々あったと感じます。A先生の研究テーマでもあるそうですが、展示の方法はもちろんのこと、犠牲者からのメッセージの届け方、観覧者への問いかけ方など、よく工夫されていました。
そして、夜は久しぶりの日本食レストランへ!
焼き魚、イカ焼き、串盛り合わせ、きんぴらごぼう、海藻サラダ、カキフライ、そして極め付けが焼き肉!白いご飯とみそ汁と共に口に運んだ一口がもうたまりませんでした。
夢にまで見た日本の味。心行くまで堪能しました。
satuma.JPG
また、夜は冷えた足を足湯で温めました。
A先生のお弟子さんのM君が、足湯の効能を改めてレクチャーしてくれたのです。
知らず知らずのうちに、疲れと緊張が蓄積した体を見かねてのアドバイスでした。
10分間の足湯で、体中ポカポカ。とてもよく寝れそうです。
機会があれば、アメリカの皆さんにもぜひトライして頂きたいと考えています。

「粗朶(そだ)づくり」に挑戦しました

 皆さま
 お世話になっております。スタッフの関口です。
 本年度のRSY(セブン-イレブンみどりの基金助成)事業「防災の森づくり 川づくり」の講習会を13日、岐阜県内の里山で開き、約20人の参加者が河川工事にも使われる「粗朶(そだ)」づくりの作業を体験し、環境保全と防災の関係などについて学びました。
 ゲリラ豪雨などの災害時に指摘される「山の問題」について学ぼうと、6月のシンポジウムを皮切りに始まったこの事業は7月の里山見学会、8月の学習会開催に続き、10月には名古屋市で開かれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の関連会場で展示発表の機会を得られました。今回はそのCOP10展示を通じて関心をもってもらえた愛知県内の学生さん4人を含め、幅広い年代の方に参加していただけました。
sodakogi.jpg
sodakoshu1.jpg
sodakoshu2.jpg
 名古屋からワゴン車2台に分乗し、約1時間半で到着したのは岐阜県美濃市の同県立森林文化アカデミー。林業や森林環境、木造建築などの専門知識と技能を身に付ける専修学校です。間伐材約8万本を使って建てられたユニークな施設の一室で、植物生態学を専門とする柳沢直准教授から、里山の木の利用の歴史や意義について簡単な講義をしてもらい、粗朶を河川の基礎工事に生かす「粗朶沈床工(そだちんしょうこう)」を取り上げたテレビ番組のビデオを鑑賞しました。
 昼食後、車で約20分ほど離れた同県関市の里山へ。ここで粗朶づくりをしている佐藤冶市さん(74)、弟の孝さん(70)、林甚一さん(74)の3人の農家の方に、作業の様子を見させてもらいました。毎年作業をしている佐藤さんたちは木を切り出したり、ひもで束ねるのはお手の物。私たちメンバーも無理のない範囲で作業を手伝わせていただきましたが、長さ2メートル以上の粗朶の束は思ったより重く、扱いは大変でした。
 3人は「山に入って体を動かすのが一番」と、かくしゃくとしていました。ただし、近年は需要がめっきり減って採算が合わないのに、手を入れなければ森が維持できないため、ボランティア的にやっているのが現実だそうです。
 周囲は広葉樹の雑木林と、スギやヒノキの人工林が混交した森。特に人工林は細い木が密集し、倒木が多く「荒れた森」という印象のところも見られました。林さんは「人工林は根が張らず、すぐ崩れる。こんな山にまで入る人間はもうおらんので、荒れてもそのままになってしまう」と嘆いていました。
 参加者からは「貴重な作業を見ることができた」「川での活用の現場を見てみたい」などの感想が聞かれ、柳沢准教授からは「川の環境や漁業の問題から山の手入れに取り組む活動はあるが、今回のように治水面から粗朶を見直すことは、防災を考えるきっかけとしてもぴったりくる」と、この事業を評価してもらえました。
 山で切り出された粗朶は、実際の河川工事では数束をつなぎ合わせる「連柴(れんさい)」という形で利用されます。次回、12月5日(日)にはこの連柴のつくり方を中心にした現場作業を見学・体験する予定です。後日、このブログでも詳細をご案内しますので、ご都合よろしければぜひご参加ください。

ワシントン DC 日米協会 に行きました!

今日はワシントン DC 日米協会 で、初めてのボランティア活動をしてきました。
このNPOは、以前ブログでも紹介した日本図書館と同じビルに入っていたため、図書館の方が紹介してくれたのです。
主にはその名の通り、日本とアメリカの交流を目的にした団体で、日本語教室や日本文化にまつわるセミナー、アメリカの高校生を対象にした交流会の企画・運営、イベントの開催などを行っています。
4月に「さくら祭り」という50年の歴史を誇る大イベントが開催される予定で、その準備のためのお手伝いを募集していました。このイベントの来場者数は毎年16万人、これに対してボランティア600人、コーディネーター60人、総予算額3000万円の体制で運営しているとのこと。事務局スタッフがたった4~5人しかいないのに、どうしてそこまでの運営ができるのか、ボランティアの募集やコーディネート方法、企画の立て方など、ぜひ勉強させて頂こうと思っています。
しかも、予算の3000万円はほとんど企業からの寄付で成り立っているとのこと。
歴史があり、毎年入場者数も多いため、企業側から寄付の申し出を受けることも多いようです。寄付制度の仕組みや、継続的な支援を受けるための工夫、アフターケアなどについても大変興味があります。
とりあえず今日は初日だったので、近々企画されている会員向けディナーパーティーの企画の一つとなっているオークションの資料づくりを手伝いました。オークションの品物は全て企業からの寄付で賄われています。どの団体もだいたい100ドル以上の品物を提供していました。職種も航空会社やレストラン、ホテルなどと多岐にわたり、中には日本の航空会社も入っていました。うらやましい限りです。
とりあえず、これからどんなお手伝いができるか分かりませんが、ここでの生活もまずはようやく第一歩を踏み出せたという感じです。
当初予定していたホームレスの方々への支援団体「DCセントラルキッチン」は、活動時間が合わず調整中でした。こちらはサマータイムが終了後、5時半頃にはすっかり暗くなるため、夜遅くの帰宅となると危険が伴います。
日本では、業務終了時間後会議→一杯飲んで→帰宅というパターンでしたが、ここはアメリカ。同じようにはいきません。しかも、私の宿泊施設がある場所は、DCの中でもデンジェラスエリアの境界にあるという事実を、昨日知りました。。。汗
周囲で長期滞在している方からは、「とにかく暗くなったら外にでないこと!」と口が酸っぱくなるほど言われているので、そこはしっかりと肝に銘じて行動したいと思います。
というわけでセントラルキッチンでは、土曜日の午前中の時間枠で活動する予定でおります。