8月3日ボランティアデーの報告「若者のパワーを感じる」

みなさま
いつもお世話になっております。8月3日に行われましたボランティアーのご報告をします。
3日は、久しぶりに良い天気で、また梅雨明けのうれしい便りもあり、みなさんのテンションはいつもより高かったように感じます。天気が良いと気分もいいですね!
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今回の参加者は、最近よく来てくださる方々と、大学生のみなさんの8人です!パンダタオルづくりとポストカードの袋づめ作業を手伝っていただきました。
今回のボランティアデーはいつもと少し違うところがあります。ボランティアデーでパンダタオルづくりをするときは、ボランティアリーダーさんに作り方を教わり、パンダタオルを仕上げるということがほとんどです。しかし今回は参加してくださった学生さんたちから、「パンダタオルづくりを大学で自分たちが教えたい!」と事前に連絡を頂いていて、自分たちが講師として教えられる側にたつ為の、パンダタオル教室を行いました。
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パンダタオルを作り終えた学生さんからは、「久しぶりに糸と針を持ち、自分の手を刺さないかが心配だったが、なんとか完成させることができました。」「ベテランのみなさんに見守られながらのパンダタオルづくりでしたが、心の中では、最近の若者は針と糸がうまく使えないと思っていただのではないかと思います。精進します。」「家に帰って、自主練習をしようと思います。」など感想を頂きました。
ボランティアリーダーさんは、「学生さんたちが、講師としてやられるということがあったので、厳しく指導しました(笑)。が、みなさんとても頑張って作られていました。」「若い人にパワーをもらいました。今後も何かのお役に立てればと思います。」と。また、最近よく来てくださる参加者の方々からは、「ここに来ると、いろんな出会
いがありとても楽しいです。また是非参加させてください。」と感想
を頂きました。
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今回参加してくださった学生のみなさんは、今後のパンダタオルプロジェクトの心強いメンバーであり、またパンダタオルを作っている姿を見て、活動に対する意気込みを感じました。若者のパワーを感じたボランティアデーとなりました。
ボランティアデーは、毎回いろんな方との出会いがあり、毎回雰囲気が違い、毎回楽しい会となります。是非次回のボランティアデーで楽しい雰囲気を味わってみませんか?
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「次回のボランティアデー」
・ 8月22日(土)、23日(日) 
  
「22日、23日の活動内容」
① 広報誌「あるある」の発送作業(印刷、紙折、封筒入れ)など
  ・場所  RSY事務所
  ・時間  両日共に昼過ぎより行います
② 東山学区夏祭りでのボラティア
RSYの事務所のある東山学区の夏祭りに子ども企画を携えて参加させていただくにあたり、この企画を手伝ってくださるボランティアさんを募集しています!ゲーム説明をしたり、景品を渡したりなど、子どもさんと接することが主な内容です。
  ・集合場所 両日共にRSY事務所
  ・集合時間 両日共に16:00
22日、23日については、1日だけ、、お祭りだけ、発送作業だけでも構いません。ご都合のつく方がありましたら、是非ご参加いただけたらと思います。ご参加いただける方は、8月19日(水)までにご連絡いただけたら幸いです。
返信先は、info#rsy-nagoya.com(#を@に変えてご送信ください)
よろしくお願いいたします。   

「水に感謝する」フォーラム終了しました

 このブログやホームページなどでお知らせさせていただいた「水に感謝する」フォーラムが8月1日(土)、名古屋大学野依記念学術交流館カンファレンスホールで無事行われました。
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 「無事」というのは本当に正直な気持ち。この日は朝から断続的に強い雨が降りしきり、私たちもヒヤヒヤしながら準備を進めたからです。しかし悪天候にもかかわらず、少なからぬ方々にお越しいただきました。会場はご存じ野依良治さんのノーベル賞受賞にちなんで建てられた施設で、空調やスクリーン、座席の座り具合からトイレまでハイレベルで快適。白いソファのある控え室を見て「ここに住みたい」と言い出すスタッフも…。
 開会までには何とか雨も峠を越し、常務理事の浦野の司会進行、代表理事の栗田のあいさつで始まりました。
 基調講演に登壇していただいたのは名古屋市上下水道局南営業所長の愛知雅夫さん。「水道水のしくみ」と題し、人間と水との関係から説き起こし、浄水場や下水処理場の仕組みを通して安全でおいしい水道水がつくられる過程を詳しく説明してくださいました。
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 特に下水処理場で汚物を分解するのに利用されている「クマムシ」などの微生物の動画には、会場から驚きと悲鳴?も。そして地震への備えとして、名古屋市内約200カ所に応急給水施設が設けられ、小学校の地下式給水栓や下水道直結式の仮設トイレがあることなども強調され、それでも「もしも」のために各家庭で水を備蓄することを呼び掛けられました。
 休憩をはさんで第2部では、2007年7月に発生した新潟県中越沖地震の被災者で新潟県刈羽村社会福祉協議会職員の佐藤葉子さんから「真夏の避難生活と断水」というテーマでお話しをうかがいました。
 被災当時、2人のお子さんを抱えながら仕事をしていた佐藤さんは2週間、クーラーもない体育館で避難所生活を強いられました。洋式トイレは使用できず、自衛隊が用意した風呂は時間の制限がありなかなか利用できず、最後は泣きつくように使わせてもらったそうです。04年の中越地震の経験もあり、飲み水の供給はあまり問題がなかったとのことですが、重い容器を運ぶのはお年寄りには重労働。また、食事も水が十分に使えず、汁物が恋しい日々が続きました。自宅に戻ってからも水には苦労し、裏山に穴を掘ってトイレにしたり、農作業用の小さな容器を浴槽がわりにしたりしたそうです。「飲み水より生活用水が大変だった。たまたま風呂水を捨てていなかったのがよかった」などと、ギリギリの生活を思い出しながら、日常の備えの必要性を訴えられました。blog1.jpg
 質疑応答では、トイレ用の凝固剤が重宝するという話や、ペットの対策も考えなければいけない、などの活発な意見が出されました。
 折しもこの夏、山口県では集中豪雨によって浄水場の機能がダウンし、約3万世帯が断水しました。嫌と言うほど雨が降っても、断水によって生活用水の確保に困るという皮肉。災害現場では何が起こる分からない、何が起こってもおかしくない、ということをあらためて考える機会になったかと思います。参加してくださったかたに、あらためてお礼申し上げます。
 さて、皮切りのフォーラムは終了しましたが、引き続き9月5日までに自主的な「いちにち断水体験」をしてくださるかたを募集しています。希望者には5リットルの給水バッグや記録用紙などをお渡しいたしますのでご利用ください。11月21日(土)には断水体験の報告会も開く予定です。ご興味のあるかたは当団体まで、お気軽にご連絡ください。
「いちにち断水体験」
▼日時:夏休み~9月5日の期間でご自分で決めた一日
▼場所:ご自分の家または職場
▼内容:
(1)断水をすると決めた日までに、起床から就寝まで一日どれだけ水を使っているかを記録し、必要な飲料水や生活用水などの量や備蓄方法を自ら考えて備えます。一日で使う水の量の標準的な参考資料は提示します。
(2)ご自分で決めた日を「断水の日」として、緊急の事態が発生しない限り、水道水を使わずに生活します。そして、そのときの苦労や工夫した点などを記録します。
(3)「鍋屋上野浄水場(千種区)」の見学ツアー(任意)も開催します(8月18日の予定。後日詳細をアップします)
▼対象:どなたでも参加できます(ただし事前申し込みが必要で先着30名)
      ※ご家族や職場単位の参加も歓迎!参加者には給水バックを贈呈!
「たいけん発表会」
▼日時:2009年11月21日(土)13:00~16:00
▼場所:名古屋大学・農学部講義棟第8講義室
▼内容:
(1)いちにち断水体験の報告
(2)基調報告「緊急時の水道について」
講師/名古屋上下水道局職員
(3)基調講演「水の大切さ」
講師/岐阜大学応用生物科学部准教授
   平松 研氏(農業土木学)
▼対象:どなたでも参加できます(ただし事前申し込みが必要で先着100名)
      ※参加者には名古屋の備蓄水「名水」を贈呈!
○申込方法○
以下テンプレートをご使用の上、メール(info@rsy-agoya.com)もしくはFAX(052-783-7724)にてご送付ください。
—————参加申込——————-
お名前:
ふりがな:
性別:
年齢:
※上記についてグループで申し込まれる場合は人数分お書きください。
連絡先住所(代表者):〒
TEL:
FAX:
E-MAIL:
参加希望:
いちにち断水体験( )
たいけん発表会( )
※希望されるすべてに○を付けてください。
ご意見ご要望など:
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 よろしくお願いいたします。