あるある75号発送しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

 

本日、あるある75号の発送作業を行いました。
昨日は1名の方が発送作業の準備に来てくださり、今日は3名の方にご協力いただきました。
いつもより少ない人数での作業となりましたが、ベテランと若手の素晴らしいチームワークで無事に作業完了となりました!

 

最新号、75号の読みどころは・・・

▼表紙
中越大震災から今年で10年。
震災を語り継ぐメモリアル拠点である4施設3公園を結ぶ「中越メモリアル回廊」を
観光もしつつ、のんびり1泊2日くらいで巡ってみてはいかかでしょう。

▼特集1
前号では住宅の耐震診断について取り上げ、
今号では実際に耐震補強工事をした方の経験談を紹介しています。
何をきっかけに工事を決意し、どう耐震補強をして、その結果手に入れたものとは?
また、台風8号、12・11号水害の支援報告も掲載しています。

▼特集2
前号では家具転倒防止対策についてイラストで紹介しました。
今号では実際に守山区で家具転倒防止の活動に取り組まれている
ボランティア団体の代表の方にお話を伺っています。
単純に家具を固定するだけではない、地域の方が安心できる工夫とは?

 

 

 

 

 

 

 

お手元に届くまでしばしお待ちください。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

【第3報】兵庫県丹波市へのRSYにおける支援について(8月28日)

皆様
お世話になります。RSY浦野です。
RSYでは震災がつなぐ全国ネットワークをはじめ、当団体と繋がりのある支援団体
の皆様と協働し、8月19日の大雨で甚大な被害を受けている兵庫県丹波市へ支援
活動を展開しております。
現在は、丹波市災害ボランティアセンターを拠点とし、震つな加盟メンバーのピース
ボート、被災地NGO協慟センター、丹波市災害ボランティアネットまごころさんらと共
に活動しています。
RSYからは、浦野・高木・松永、名古屋のボランティアさん1名が派遣されています。
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8月25日(月)~28日(水)兵庫県丹波市水害支援報告
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▼現在の動き
(ボラセンでの活動)
丹波市災害ボランティアセンター前山サテライトにてボラセン運営サポートを実施
・主な活動はボランティアマッチングと被災地宅の個別訪問調査
・毎日400~500名程度のボランティアが現地で活動している
(地域での活動)
・前山地域の断水集落(徳尾・大杉・谷上・鴨阪・尾端)への炊き出し&ミニ喫茶の
実施
※炊き出し実施までの経緯
・全国曹洞宗青年会のAさんより、「特に女性から炊き出し希望の声が上がってい
る」と報告を受ける。
ボラセンの個別訪問や、地域の方に聞き取りをすると
「1週間働き続けてもう今は何もしたくない」「体がぐったり疲れて食事を用意するの
が大変」「コンビニやスーパーの惣菜も1週間続くと食べるのが辛くなる」「炊飯ぐら
いはできるけど台所が被害を受け自炊できない」「家は床板が外してあるし、空い
ている部屋も家財道具だらけなので落ち着ける場所がない」「1~2回御馳走になる
ぐらいなら親戚のお世話にもなれるが、度々は気兼ねして甘えられない」
など、「食」を切り口に、健康・安心できる環境・疲れの蓄積・遠慮や気兼ねなどに関
する課題が多数あることが分かった。そこで、協力団体に応援を求め、当面2週間
を目途に炊き出しプログラムを実施することとなった。
※概要(1回目)
・日時:8月29日(金)12時より配食開始~15時頃まで
・対象人数:上記集落の住民150名程度
・場所:ひなたぼっこカフェ
・内容:市に集められた救援物資の一部を会場にて配布。炊き出しと共に、ひなた
ぼっこカフェによる無料喫茶の実施
※協力団体
・宗福寺(曹洞宗/そうふくじ)
・神戸国際支縁機構
・全国曹洞宗青年会
・震災がつなぐ全国ネットワーク(RSY事務局)
※今後の予定(現在までの決定分・場所は未定)
・9月1日(月)曹洞宗ボランティア
・9月12日(金)神戸国際支縁機構
・9月16日(火)神戸国際支縁機構
▼個別訪問から見えてきた主な住民の声(課題)
〇作業に関わること
・床下の泥かきは目途が立ってきたが、乾燥→消毒→家財道具の収納などはこれ
から。あと1~2週間で畳が入ると過程すると、当面1ヶ月の間にもう一度作業の山場
を迎える。ただし業者混雑のため送れる可能性あり。その際のニーズキャッチとボ
ランティアの確保。
・ガラス、床、サッシ、食器あらいなど、何度やってもきれいにならない作業がこれか
ら待っている。家族でぼちぼち進めていくしかない。
・床下の処理のタイミングが分からない。どの程度乾燥させれば次の作業ができる
のか目視でチェックできる目安が欲しい。
・田畑に甚大な被害。農機具も全滅したという世帯も少なくない。国からの補助金は
あると思うが、今後の復旧をどのように進めていけばよいのか。
※「自分の家は十分やってもらったので、もっとひどい人を手伝ってあげて」という声
が増えてきた。また、細かい作業までボランティアに手伝ってもらってよいのか躊躇
されている方も少なくない。
〇生活に関わること
(食)炊き出しの経過報告の通り
(入浴)親戚の家で使わせてもらうも、度々借りるのは気が引ける。被災者に解放さ
れている入浴施設が5~6ヵ所あるが、どこがやっているのか分からない。(地域のボ
ランティアが知っていたため情報提供)
(洗濯)水が出るようになったが、まだ濁っているため洗濯には使えない。コインラン
ドリーを利用している。(気にせず使っている人もいる)
(寝床)家の2階を利用。しかし高齢の家族がいる場合は2階に上れないため施設
や兄弟、親戚の家で預かってもらっている。床下がほとんど開いたままの家でも何
とかスペースを確保し、寝起きしている方もいる。
(心・身体状況)
・『夜眠れない』という声多数。
・頭がボーっとして物忘れがひどくなった。
・持病があっても病院に行けていない。
・体のあちこち(腰と足)が痛い。次の雨が怖くて仕方がない。
・不安からか水から逃げる夢を見るようになった。
・この1週間はボランティアや親戚に手伝ってもらっていたので、気を遣う部分も多
かったが、久しぶりに家族だけの時間がとれてホッとした。(でもやることは山積)
・被害がひどかった地域のことを考えると、物資が欲しいと思っても遠慮して取り
にいけない。
上記の声から、今後はますます生活支援の必要性を感じます。先駆けて、被災地
NGO協慟センターと神戸足湯隊の学生たちが、避難所にて足湯ボランティアを開
始します。今後は炊き出しプログラムとも連動し、なるべく休息できたり、次のこと
をゆっくり考えたり、当時の様子や今の不安を安心して語れる場を提供していけ
ればと思います。
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お礼
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公益社団法人名古屋青年会議所様より、冷たいスポーツドリンク
約400本をご提供頂きました。
被災者宅への個別訪問や炊き出しの際に、お見舞い品としてお届
けし、とても喜ばれています。
温かいご支援に感謝致します。
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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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以下の方法で募金・寄付を募集しております。
7月~8月にかけて発生した台風・大雨被害の被災地支援活動募金です。みなさ
まのお気持ちをRSYの活動を通じ届けさせていただきます。
〇街頭募金やります。活動に参加して下さる方募集!
・日時/2014年8月30日(土)13:00~17:00(途中参加・途中抜け可)
・場所/セントラルパーク地下街 インフォメーションスクエア
・集合/12:30にRSY事務所、または現地集合
・内容/今年の台風、集中豪雨での被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
※屋内のため雨天決行です。
※大雨・洪水・暴風いずれかの警報が出ていたら中止とします。
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〇寄付金は下記でも受け付けております。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。
<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/

福島県会津美里町にて「ならは夏まつり2014」が開催されました。

皆さま

お世話になっております。

RSY七ヶ浜事務局郷古です。

去る8月3日(日)に福島県会津美里町宮里仮設住宅にて「ならは夏まつり2014」が開催されました。
宮里仮設住宅には、福島第二原発が立地する福島県双葉郡楢葉町から避難された方々が原発の影響により、震災から3年が経過した今でも避難生活を余儀なくされています。
震災前から行っていた夏の恒例行事である「ならは夏祭り」が宮里仮設自治会主催で続けられています。

昨年冬から交流がある宮里仮設住宅自治会長よりRSYは夏祭りの会場設営などのサポートやブース出店をさせていだきましたので、その様子をお伝えします。

当日は35℃近くあるとても猛暑日でしたが、それを吹っ飛ばすかのような勢いのある楽しい催しとなりました。
暑い!熱い!ならは夏まつり2014仮設住宅の自治会長さんの挨拶子どもたちによる開会の挨拶

 

楢葉町社協や近隣市町村運営のブースが建ち並ぶ中、RSYは宮城県七ヶ浜町の漁師さんと東北学院大学、福島大学の学生と一緒に「海鮮焼きブース」を運営。七ヶ浜町から持ってきた朝獲りの新鮮なウニや生ホタテを豪快に炭火で焼きました。
沿岸部に位置している楢葉町から見ると、会津美里町は海からとても遠い町です。そのため新鮮な海産物は久しぶりだと、とても喜ばれました。

RSYブース目の前で焼きあがるので、アツアツ!待ち遠しい!焼きウニを囲みながら!

ライブステージでは、10組を超える歌手の方々が、代わる代わる連続来場者を沸かせました
特に人気だったのが、「サンプラザ中野くん」さんと「坂本冬休み」さんです。
みんな汗をたらしながらでしたが、暑さを忘れて踊りました。

イベントステージの様子歌でもモノマネでも大人気!坂本冬休みさん名曲を熱唱!サンプラザ中野くんさん

震災から三年を迎えてなおも、避難生活を続けなくてはならない楢葉町の皆さん。
2011年夏に250戸全てに入居していましたが、仮設住宅からいわき市などに引っ越す方も多く、現在では半数近くとなっています。「知り合いも出て行ったし、ボランティアも少なくなった」と聞きました。
今後もRSYは住民の声に寄り添った活動を行っていきたいと思っています。

ライブ出演者と一緒に記念撮影

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【参加者の声】
○ここで(ならは夏祭り)ウニやホタテが食べられるとは思わなかったよ。
朝獲りのやつだって?新鮮だから美味しいねぇ。ちょっと今日は暑いけど楽しい日だわ。
(女性:60代)

○今日はいわき市から来たんです。仮設の友達に誘われてね。
楢葉町人たちは、いわき市にも結構行ってるのよ。(避難で)
車で2時間はかかるからね。
(女性:60代)

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【主催】宮里応急仮設自治会

【共催】楢葉町、楢葉町社会福祉協議会

【協力】楢葉町商工会青年部、NPO法人レスキューストックヤード、八木沢菜の花の会、会津美里町町民活動支援センター準備室ほか

宮城県七ヶ浜町報告【第172報】仮設住宅での念珠作り&風鈴作り企画に協力しました。

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。

2011年度から継続的に七ヶ浜町で支援活動をして下さっている「名古屋の坊主」(名古屋の東本願寺のお坊さんたちのボランティア団体)の皆さんによる『念珠&風鈴作り』が去る8月6日(水)に開催され、企画に協力させて頂きました。
30℃を超える真夏日となりましたが、
「楽しみにしてたよ~」と私たちが来る前からクーラーを入れて待っていてくださった住民の皆さんもいました。

名古屋の坊主の皆さんは何回も七ヶ浜に来ていることもあり、顔見知りとなった住民の方も居て「久しぶりだわねー」と再会を喜ぶ声もありました。
念珠作り作りの様子念珠作りの様子
住民の皆さんはおしゃべりしながら、作り方を教わりながら、楽しそうに作っていました。
「去年皆さん(名古屋の坊主)が来てくれた時に教えてもらったから、なんとなくだけど覚えてるよ~」と一人で作る人も!
風鈴作りの様子
風鈴作りと言っても、器から作る訳でなく絵を描いたりするだけなので小さな子どもたちにでもできます!
そして・・・ガラスの風鈴です。とってもいい音が鳴ります。
皆さんで魚、お花、アニメキャラを描いたりしてオリジナルの風鈴を作りました。
整体師よるマッサージ
また、整体師によるマッサージも行われ、施術を受けた方は
「ずっと腰を痛めていた。やってもらったら、ずいぶん楽になったわ」と喜ばれていました。

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「あの時(2011年)はボランティアさん沢山いたもんな。バスとかもバンバン来てさ、あれが懐かしく感じてさえ来ているんだ。
3年しか経ってないのに自分もずいぶん年をとったように思えるよ。」

「遠くから来てくれてたボランティアさん、元気にしているかな?名前はわかんないけどもね。顔見たらわかるよ。」

そんな声からも【ボランティアが当たり前にいた日常】から変わっている事が分かります。

 

又、今回の企画の最後に参加者全員がお見送りをしてくれました。
「またねー!今度はうちでご飯で食べらいよー」、
「今日はありがとうねー、3月待ってるねー。(「また3月来ます」と約束していたようです)」

 

【お世話になったボランティアと再会】を望む声は他にもたくさん聞いています。
初めての方も、久しぶりの方も、毎度おなじみの方も、七ヶ浜町で皆さんが待っていますよ。

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【参加者の声】

○今日は孫たちも連れてきてみたの。最近ちょっと、気持ちが落ちていたけど、今日は本当に来てよかったわ。
(60代:女性)

○子どもたちも夏休みに入って暇していたのから、これ(今日のイベント)はちょうど良かったね。
(70代:女性)

○お盆は実家に帰るの?私たちはもう実家が無いから、仮設にいるしかないねぇ。
(60代:女性)

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【主催】名古屋の坊主
【協力】特定非営利活動法人レスキューストックヤード

宮城県七ヶ浜町報告【第171報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第13号](2014年7月1日~2014年7月31日)

皆さま
お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2014年7月号をお伝えします。「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。

8月11日で震災から3年と5ヵ月が経過しました。
全国的に夏真っ盛り。七ヶ浜町は浜風が吹いていて涼しい時もありますが気温が高く、暑い日が続いています。
「正月は集会所休みだったけど、お盆は開いてるらしいんだ。集会所開けてもらって良かったわー。やることないからお盆も家にいるんだよ。そういう人たち結構いるんじゃないかな。
お盆だからといってやることがない。家にいてもTV見て寝てるだけ・・・だから集会所に来てみんなと話していたほうがいい」
と話すのは足湯に毎月来ている仮設住宅にお住いの方です。
最初は「集会所ってどう使えばいいの?」 という戸惑いの声が多くありましたが、
今は集い/憩いの場所、イベント会場だけなく、生活サイクルの一部としても欠かせない存在になっています。
仮設からの「移転先(高台移転/災害公営住宅)で、そういった場所が作られるのか」というのも住民の皆さんにとって、新生活の重要なポイントとなっています。

今の想いに耳を傾け、住民の皆さんのためにできることを。

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○仮設のみんながここ(集会所)に集まるんだ。みんなで集まれる場所は本当にいいなぁ。
ここは3時半にしまる。日も長くなってきたし、もっと長くまでやってほしい。でも、そういうわけにはいかないのもわかっているんだよ。
仮設(の集合体)は全部で6か所あるんだけども、みんなが集会所に集まれている訳じゃない。
(70代:男性)

○一年後には仮設から引っ越しだから、RSYやボランティアさんに手伝って欲しい。
(70代:男性)

○孫はもう働いているよ。高校卒業して、働いてて、仕事楽しいみたいだよ。
孫はなかなか七ヶ浜には来ないね。(仮設だと)泊まるところないから。
地震の前はよく来てたけど、夏休みとか。
(70代:女性)

○ここ(集会所)で編み物をしていると時間が早く過ぎるの。家に帰っても1人だから。
ごはんもほとんど買ってくるの、いつも1人だからパックでね。
くよくよしてても仕方ないから、人の話(悪口など)はせず、自分の話でみんなを笑わせるの。
(70代:女性)

○(編み物は)高校生の頃からやってるけど、私のおっかさん(お母さん)はもっと上手なんだ。
編み物をしては誰かにあげるのが楽しいんだ。何もすることないし・・・。
(70代:女性)

○俺の手、夏でも冷たいんだ。血が通わねぇのかな。
(月1回の足湯だけど)月に2回くらいきてもいいんだぞ。次はいつ来るんだ?
(70代:男性)

○足湯にはよく来てるけど、今回は久しぶりに足湯に来たの。
足湯はやっぱいいねぇー。気持ち良かったよ。ありがとうね。
(70代:女性)

○公営住宅に入る前も不安だが、入った後も不安がある。どんな人が隣になるかで生活の差が出てくると思う。
私みたいな障害を持っている人はなおさらだ。実際に入ってみたいと分からない。でも来年、また元住んでいた地区に戻れるってのは嬉しいね。
(80代:男性)
※町外みなし仮設在住で、来年度七ヶ浜町の災害公営住宅に入る方

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【夏期休業のお知らせ】と【動く学びの場ご協力のお願い】

みなさま

台風11号が去ってもまだまだ厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしですか。

高知、徳島をはじめ、被災された方々にはお見舞いを申し上げます。
レスキューストックヤードでは、11日も追加要請のあった徳島に資器材搬出を行いましたが、

今後も必要なタイミングで必要な支援を行えるよう準備を進めてまいります。

レスキューストックヤード事務所は下記の日程で、夏季休業いたします。
ご不便をお掛け致しますが、ご了承ください。※緊急災害発生時は、この限りではありません。

休業期間
名古屋事務所:8月13日(水) ~ 8月17日(日)
→8月18日(月)より通常通り

七ヶ浜事務所:8月14日(木) ~ 8月19日(火)
→8月20日(水)より通常通り

 さて、以下お願いです。
★11月30日までのサークルKサンクス様店頭募金が、レスキューストックヤードに寄託されます。
「東北の子ども達に幸せな笑顔を送ります」というキャッチフレーズです。
動く学びの場(マイクロバス改造車)
の実現のため、募金にご協力ください
サークルKサンクス様のホームページはこちら

☆七ヶ浜の子ども達の笑顔の写真が目印です(もし、写真貼ってないお店があったら、貼ってくれるように頼んでください!!!)

宮城県七ヶ浜町報告【第170報】七ヶ浜町田んぼアート2014 稲がすくすく育ってます!

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。

「七ヶ浜町田んぼアート2014」の田植えから早二か月が過ぎました。七ヶ浜町田んぼアートの近況報告をさせていただきます。
なお、今回は被災直後から、現在までの田んぼの変化も合わせてお届けします。
※田植えの様子(ボランティアバスの活動)はコチラ

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【田んぼアート 被災直後】
2011年3月11日の津波被害で大きな被害を受けた菖蒲田浜下田地区。
20110517 田んぼアート被災直後

 

【田んぼアート開催直前】
震災後、初作付けされる菖蒲田浜下田地区で田んぼアートプロジェクトが立ち上がり?!
6月に行われる田んぼアート-田植えイベントの準備をしていました。

5月28日 田んぼアート開催前

 

【田植え直後】
しかし、当日は残念ながら雨で田んぼアートイベント自体は中止になりました。
ですが、町民有志&ボランティアで雨の中、植えることができました!

0608 田んぼアート 田植え直後

【田植えから約1ヵ月】

最初は「アート???何書いてあるか分からない?」という声が多かったのですが・・
見えてきました!!!

6月23日  田んぼアート状況

 

【そして・・・約2ヶ月後】

「田んぼアート見た?すごい立派だよー」 という町民の皆さんの声もあるくらいになっています。!七ヶ浜の新名所誕生ですね!6月につくった「かかし」も映えますね!

7月31日  田んぼアート状況

このデザインは、
握手のマーク(左部分)、七ヶ浜町の町章(右部分)と年度を示す2014(中部分)と3種に分かれていて、緑、白、黄、黒の4種の稲を使っています。
握手マークは、「町民とボランティア」の友情の証を表しているのです。

なお、全部ではないですがお米が収穫して食べれるそうですよ♪
七ヶ浜町に来た際には是非、足を運んでみて下さい!

田んぼアート 会場図
青・・・ボランティアセンター
黄・・・七の市商店街
赤枠・・・田んぼアート
矢印・・・見る方向

※安全面を考慮しているので、車道からは見ることができません。
※駐車場はありません。
※見ごろは9月頃(稲刈りの時期)くらいまでです。

宮城県七ヶ浜町報告【第169報】七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト交流企画「サポーターの集い」を開催しました。

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。

7月26日に七ヶ浜仮設店舗-七の市商店街前にて、七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト交流企画「サポーターの集い」を開催しました。
当日は気温も高かったのでとても暑かったのですが、参加された皆さんの思いは更に熱い!
17名の参加でしたが、サポータープロジェクトのこと、これからの七ヶ浜町のこと、自分と七ヶ浜町の関わり方についてみんなで話し合いました。

震災の風化という言葉すら聞かなくなっており、時間と共に忘れ去られていく中、「被災地の現状を離れていても分かるようにように、関心が薄れないように、町内からの情報発信!」、「七ヶ浜町とこれからもずっとつながれる人たちを増やしていきたい!そのきっかけを作りたい!」と始めたこのプロジェクトは開始から2年が経とうとしています。

延べ8万人のボランティアの皆さんが応援してくれたおかげで、瓦礫の撤去などの大規模なボランティア活動は少なくなりました。3年経ったから終わり・・・?時間で解決するものもありますが、そうでないものもあります。第一部は「これからのサポプロは?自分たちは七ヶ浜町とこれから関わっていけるのか?」というテーマで話し合いました。

サポーターの集い「七ヶ浜ためにできることは?ワークショップ」

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【七ヶ浜町のことで知りたいこと/ネットに上がっていると便利な情報は?】
〇ボランティア情報
⇒やはりボランティアでないと七ヶ浜町に来ていいのか、ちょっと迷う。
★細かなボランティア活動の予定(個人で来てもいいような)、
ガレキ撤去以外でもいいので様々なボランティア情報、ボランティアが活動した場所の現状

〇復興状況
⇒これからの七ヶ浜町を知ることでボランティアの形も変えて行かないといけない
★今後のまちづくりの方向性、高台移転&災害公営住宅の現状、七ヶ浜町の復興計画、農作物の育成状況

〇住民の現状
⇒七ヶ浜の住民は七ヶ浜のことをどう思っているのか。
★被災者の現状(声)、頑張っている住民/団体の紹介

〇観光
⇒七ヶ浜町の良いところを知りたい
★観光名所、宿屋情報、ドライブルート紹介、レジャースポット、海辺での過ごし方
、おみやげ買える場所、細かな地図、町の紹介

〇食べ物
⇒美味しいものがたくさんある七ヶ浜町を知ってもらいたい
★水揚げ情報、食事処、七ヶ浜の[魚/野菜]が買える・食べられる場所

〇日常の七ヶ浜
★菖蒲田浜などの一般ゴミ不法投棄の問題、交通情報

 

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【自分たちが七ヶ浜町に町に対してできることは?サポプロ(情報関連)で出来ることは?】

サポーターの集い「七ヶ浜のためにできることは?ワークショップ」

・七ヶ浜町に来た時に写真を撮ったら、サポプロへ共有する(県外ボランティア)
・高台移転/公営住宅や防波堤の工事風景の写真提供(町民)
・町内/地区のイベントの写真提供(町民)
・七ヶ浜町に継続的に来る(県外ボランティア)
・今やっているガレキ撤去以外のボランティア(パソコン教室や仮設住宅へのサロン活動など)を出来る限り続けていく(県外ボランティア、町民)
・県外での復興イベント時に参加をする。又、七ヶ浜の商品を売り出せるコーナーを作ったりする(県外ボランティア)
・ボッケを食べにくる(県外ボランティア)

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第二部は夕食会です。
今回の目的の一つであるボランティアと住民の交流も兼ねています。

サポーターの集い「夕食交流会」

「なんでボランティアさんは七ヶ浜町に来たのか?」、「被災当時は七ヶ浜町はどうだったのか?」、などをカレー&サラダを食べながらざっくばらんに話しました。
今回のカレー&サラダの材料は被災を受け、復旧した農地で採れたたまねぎなどを使った特別品です!
「自分がガレキ撤去活動して復旧した農地からできた農作物が食べられるというのは嬉しい」
との声も。
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集合写真

七ヶ浜町ボランティアセンターの職員さんは「七ヶ浜にボランティアでなくとも、遊びに来てもらいたい。皆さんに助けてもらった浜や農地、個人宅などの復興が進んでいるというのを見てもらいたい。」と、七ヶ浜町民も「ボランティアに会いたい」と話しています!
これからも七ヶ浜町を身近に感じてもらうために「今」の情報を発信していきます。
今後とも七ヶ浜復興応援サポータープロジェクトを宜しくお願いいたします。

ブログ:http://ameblo.jp/7supporter/
facebookページ: https://www.facebook.com/7supporter

宮城県七ヶ浜町報告【第168報】第二回・松ヶ浜地区災害公営住宅入居者懇談会に参加しました。

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。

7月27日(日)に松ヶ浜地区災害公営住宅の入居者を対象とした第二回・懇談会が開催され、町役場建設課さんから声を掛けて頂き、RSY七ヶ浜事務局も参加させていただきました。6月29日開催された第一回目の懇談会にも出席させていただいています。
七ヶ浜町は災害公営住宅入居も防災集団移転も「震災前の元住んでいた地区に建てる」という計画に基づいて現在建設/整備が進められています。
これは、新たな生活でのコミュニティ作りに配慮したもので地区の結束力が強い七ヶ浜町では「隣近所は知り合いがいた方が良い」という住民の声からできた計画でもあります。

しかし、今回懇談会が開催される「松ヶ浜地区」だけは様々な地区が入り混じっての入居となるため、「見知った顔が少ない=コミュニティの形成が難しい」という問題が出ていました。
なので、この懇談会は「入居者同士の顔の見える関係づくり」がメインとなっています。
もちろん、入居に当たっての説明を聞いたり、不安や悩み、希望などを話したりする場でもあります。

また、今回は公営住宅作りのサポートとして東北大学をはじめ、学生の皆さんも住民の皆さんと一緒に懇談会に参加しています。

本日は「住居/駐車場の場所決めはどういった方法をとるのか?」、「住戸を決定する際に配慮が必要な方々への対応は?」というようなお題です。3班に別れ、ワークショップ形式で懇談会が進みます。
松ヶ浜町営住宅入居者懇談会

ある班では
「まずは自分の希望する場所を選び、被った場合は話し合い、それでもだめなら抽選といったような方がいい。どうせだったら自分自身が希望する場所に入った方が良い」
という声が上がりました。しかし、別の班では
「体が不自由な人、病気を患っている人という情報は町が持っているはずだから、
もういっそのこと入居場所を役場の人に決めてもらって、不都合があればまた話せばいというよいのでは」という声も。

グループ発表の様子グループ発表の様子

約30数戸建つ予定の松ヶ浜地区災害公営住宅は来年の4月に入居開始の予定です。
しかし、まだ建物が建っていない現状なので
「道路がどれくらいの傾斜があるのか?、段差がどのくらいの高さなのか?、実際見ないと分からない。」とWSが行き詰る場面も。。。
期待よりも不安が大きくなっている住民の皆さんの心境に寄り添いながらRSYは活動していきたいと思います。
次回開催は9月末の予定です。また懇談会の様子をお伝えしたいと思います。

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★参加者の方の話
「こうやって入居者同士で顔が繋がるのはいい。未来の話をするのは建設的だし。しかし、不安は消えない。入る前も不安だけど入った後のことも不安。」

「こんな小さな町のこの小さな公営住宅入居者たちが団結しないでどうするのか。「あの地区だからこう」とかそういうのは一切なくしたい。ALL七ヶ浜ということでやっていきましょう。」

【報告】徳島県阿南市・海陽町、高知県日高村へ資器材を搬出しました

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。

 

本日、台風12号により浸水被害が発生している、
徳島県阿南市、徳島県海陽町、高知県日高村へ、
4tトラック3台分の災害ボランティア活動用資器材を搬出しました。

5名のボランティアにお集まりいただき、スタッフ含め8名で搬出を行いました。

  

 

搬出した資器材は、本日の夕方過ぎ、明日早朝に各地へ届く予定です。
資器材をお送りした地域では、災害ボランティアセンター立上げ準備が行われています。

現地でのボランティア活動を希望される方は、各地の情報をお調べいただき対応をお願いいたします。一日も早い復興をお祈りしております。

  

 

・高知県の被害状況
http://kouhou.bousai.pref.kochi.jp/KH706.html

・徳島県の被害状況
http://anshin.pref.tokushima.jp/zokusei/emergency-info/

資器材をお送りした地域の被害状況
・高知県日高村 床上浸水131 床下浸水2(8月5日16時現在)
・徳島県阿南市 床上浸水106 床下浸水415(8月5日9時現在)
・徳島県海陽町 床上浸水90 床下浸水275(8月5日9時現在)