広域避難:子ども若者アンケート調査

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。

東日本大震災および原発事故から10年が経ちました。
東海地域には、東北および関東地域から避難されて来られた方々が未だに約1350人いらっしゃいます。

RSYは、避難された方々への支援を継続していますが、これまでお子さんや20代の若者世代の方々から震災への思いや考えを伺うことはあまり多くはありませんでした。しかし、10年経過して大きく成長した今だからこそ言えることや、伝えたいこともあるのではないかと考え、「Yahoo!基金 被災地復興支援助成プログラム2020」の助成を受けて、現在、アンケート調査を実施しています。
このアンケートでは、東日本大震災を小学生から高校生の年代で経験し、現在、東海地域に暮らしている方々が、どんな日々を過ごしているか、震災や原発事故について、どんなことを思っているかを聞かせていただきます。

その結果は、支援関係者等とも共有し、これからの支援や、今後起こりうる災害への備えにも活かしていきたいと思っています。
お一人でも多くの若者からの声を聴かせていただきたく、もしお知り合いに避難された方がいらっしゃいましたら、RSY事務局までご連絡くださいませ。

ご協力よろしくお願いいたします。

感染予防着ガウンをご寄付いただきました

皆さま

お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。

感染予防着(ガウン)は、医療・福祉の現場のみならず、コロナ禍における災害時も避難所等の運営で必要となります。

RSYでは、ボランティアさんから「災害も新型コロナウイルス感染症も他人ごとではない。被災地に行ってお手伝いしたいという気持ちもあるが、今はそれも難しい中で、自分たちにできることはないか」という声から、自宅で出来るボランティア活動として、ごみ袋を活用した感染予防着作りを考えました。

これまで、ミニレクチャーの実施や作成マニュアルの提供などを通じ、防災ボランティアや大学生、企業の方々にご協力いただき、約600枚の感染予防着をご寄付いただきました。


ご寄付いただいたガウンは、使い捨て手袋・フェイスシールド・マスクとセットにして、RSYや当法人とネットワークで繋がっている方々と分散管理し、いざという時、すぐに必要な場所へお届けできるよう準備を進めていきます。

ご協力いただいた皆様、心より感謝申し上げます。

■ ご寄付いただいた皆様 ■


金城学院大学 学生有志

災害・復興支援をテーマにした授業で、東日本大震災や令和元年東日本台風の被災地でのスタディツアーが予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により難しくなってしまったそうです。「直接被災地に行けなくても、何かできることを」と考えた学生さんたちと先生が、今回のガウン作りに協力してくださいました。


碧南防災ボランティア連絡会

連絡会の方々はミニレクチャーに参加いただいた後、他のメンバーと共有して、ガウン200枚を制作していただきました。また、メンバー自身も災害時の備えとして個別で作成し、非常持ち出し袋の中に入れているそうです。

<製作の様子 へきなん福祉センターあいくるにて>

<RSY事務所に届けていただきました>


株式会社デンソー デンソーハートフルクラブ 被災地支援チーム

勤務する社員有志の方々で構成されたボランティアグループ「被災地支援チーム」が企画しご協力いただきました。昨年12月製作会では、刈谷市民ボランティアセンターや地元の防災団体さんとも一緒に取り組まれました。感染予防ガウン製作を通して、地域の方々と防災を考える機会にもなったそうです。

<ガウン製作会の様子 12/12(土) 刈谷市民ボランティアセンターにて>      

<防災イベントで展示「まなぼうさい」1/20~2/16 刈谷市民ボランティアセンター>

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.45

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.45を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.45(PDF版はこちら

 

We Love 七ヶ浜︕〜10 年間、ありがとうございました〜

東⽇本⼤震災から遡ること約5年前、七ヶ浜町社会福祉協議会の災害ボランティアセミナーの講師として、当法⼈代表理事の栗⽥が七ヶ浜国際村で講演をさせていただきました。
その際、当時の町⻑から「宮城県沖地震が警戒されている。万が⼀の際は本町に応援に来て下さい」との⾔葉があり、社協さんはRSYの賛助団体会員になってくれました。
その時の出会いをきっかけに、RSYは震災発⽣⼆⽇後の2011 年3⽉13 ⽇に先遣隊を派遣し、3⽉25 ⽇から、本格的な⽀援体制づくりを開始しました。
まもなく震災から10 年。この間、たくさんのボランティアさんや企業の皆さまからのご⽀援があり、七ヶ浜の住⺠の⽅々と復興に向け、様々な活動や交流を⾏ってきました。

 

【避難所・応急仮設住宅での取り組み】

ボランティアバスの派遣

ボランティアバスの派遣

72 便・延べ3,133 名が七ヶ浜を訪れました。

 

足湯

足湯

たくさんの方々からお話をお聞きしました

 

ボランティアきずな館

ボランティアきずな館

宿泊施設として、また、住民の皆さまとボランティアさんが交流する喫茶スペースとして運用。
延べ8,000人ほどの利用がありました。

 

炊き出し

炊き出し

まさに飲まず食わずで活動する社協の職員さんやボランティアに駆けつけた地元の中高生さんに、「少しでも温かく、栄養のあるものを食べてもらおう!」と炊き出しを行いました。

 

たべさいんプロジェクト

たべさいんプロジェクト

「今まで毎日食べていたであろう漬物やおひたしを食べさせてあげたい」との地元住民の方の活動をサポート。
新燃岳噴火で被災した宮崎県の農家さんや愛知県安城市の農家さんが野菜を提供してくれました。

 

きずな工房

きずな工房

裁縫や木工のものづくりを通じて、住民同士が交流できる場として活動し、工房品は名古屋市の洋菓子店でセット販売されるなどしてきました。
2015 年末からは、サークル活動として続いています。

 

仮設店舗七の市商店街

仮設店舗七の市商店街

町の復興に向け、被災された地元商店さんによる店舗の運営と、新たなにぎわいづくりに向けた交流イベントなどが開催されました。

 

表札プロジェクト

表札プロジェクト

地元大工さんから、津波で流されてしまった家屋の材木を提供いただき、地元中学生がデザインして、各応急仮設住宅に表札を贈らせていただきました。
どれも素敵なデザインで、今でも町内の災害公営住宅や高台住宅団地の玄関先などで飾っていただいているのを見ることができます。

 

きずな公園

きずな公園

当時あった仮設住宅のそばに整備され、子ども達の元気な声に励みをもらいました。
今でも子ども達の遊び場として、親しまれています。

 

きずな号

きずな号

はじめは、仮設住宅には十分なスペースがないことから、子ども達が落ち着いて勉強できる場として運用を開始。
のちに、自分たちの町の良さを知るため、釣り体験や海苔づくり体験にも活躍しました。
また、仮設住宅や移転後の地区での出張ミニ喫茶の場としても活躍しました。

 

 

【仮設住宅閉所後、災害公営住宅・高台住宅団地での取り組み】

きずな食堂@松ヶ浜

きずな食堂@松ヶ浜

 

菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

 

花渕浜クリスマス交流会

花渕浜クリスマス交流会

 

出張きずなハウス

出張きずなハウス

※町内各地区で開催。写真は吉田浜

 

代ヶ崎浜もちつき大会

代ヶ崎浜もちつき大会

 

笹山ちゃせご

笹山ちゃせご

 

 

【七ヶ浜みんなの家きずなハウスでの取り組み】

町のコミュニティ施設としての運営

町のコミュニティ施設としての運営

 

植栽を通じた交流の場「ファームガーデン」での活動

植栽を通じた交流の場「ファームガーデン」での活動

 

住民によるボランティアやサークル活動団体「きずなネット」のサポート

住民によるボランティアやサークル活動団体「きずなネット」のサポート

 

この他にも、ここでは挙げきれないほどの様々な活動を⾏ってこられたのも、たくさんのボランティアさんや団体・企業の皆さまの七ヶ浜を愛する想いのおかげです。
そしてまた、なによりも、⾃分たちの町を愛し、みんなで⽀え合い、⼀歩⼀歩前に進もうとする、七ヶ浜の住⺠の皆さまの⼒があってこそだと思います。
この度、RSYによる「きずなハウス」の運営は終えることとなりますが、これまで培ってきた「きずな 」を⼤切にしてまいりたいと思います。

10年間、ありがとうございました︕

 


~お知らせ~

3⽉13 ⽇(⼟)は、「きずなハウス」は臨時休業とさせていただき、閉所式を⾏います。
新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌のため、参加はご招待させていただいた⽅のみとさせていただきますが、YouTube での⽣配信を予定しております。
配信時間・URL 等は近⽇、きずなハウス通信メーリングリスト・Facebook 等でご案内させていただきますので、是⾮ご視聴ください。


きずなハウス ありがとうキャンペーン開催!

内容:
★ワクワク︕駄菓⼦のつかみ取り︕︕(有料)
★わらすこ☺スーパーボールすくい(有料)
★きずなハウスメモリアル⽸バッチづくり(有料)
★ガチャ⽟プレゼント(無料)

※上記イベントはそれぞれ開催⽇時・料⾦等が異なります。詳しい内容は、きずなハウス内のイベント案内でご確認下さい。

◎「きずなハウスオリジナルグッズ」お買い得セー ル︕(期間中、毎⽇開催)

これまで10 年間の感謝の気持ちを込めて、最後まで笑顔あふれるイベントを開催します!
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております!


RSY七ヶ浜の主な取組

2月

2月27日(土)、28日(日)
・生涯学習フェスティバル出展
東日本大震災から、まもなく10年。
七ヶ浜の皆さまとの復興への歩みの写真展を開催しました。



3月の予定

3月13日(土)
・きずなハウス閉所式
※きずなハウスは臨時休業とさせていただきます。

3月14日(日)~31日(水)
・ありがとうキャンペーン開催!


大切なお知らせ

これまで、たくさんの皆さまにご利用いただいてきた「きずなハウス」ですが、2021年3月31日(水)をもちまして閉店させていただくこととなりました。
これまでのご愛顧、心より御礼申し上げます。
感謝の気持を込めて、3月14日(日)から3月31日(水)まで、「ありがとうキャンペーン」を開催させていただきますので、是非、足をお運びいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

【ご案内/NPOおたがいさま会議】3月企画『過去の課題提起者の「その後」』

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYが事務局を担っている、NPOおたがいさま会議のご案内です。

※NPOおたがいさま会議について(https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/about/
先日の会議に参加いただいた皆様、ありがとうございました。
前回(2月16日)は、中日新聞社の大森さんから、数十年来、NPO業界を取材して
こられた視点から、市民団体からNPOへの変遷、活動における運動論の喪失、
NPOおたがいさま会議に対するワンストップ機能への期待をお話いただきました。

詳しくは、こちらの会議レポートをクリックして、ご覧ください。

本日3月2日(火)16~17時より、会議を行いますので、
ご都合の良い方は、お気軽にご参加ください。

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3月企画『過去の課題提起者の「その後」』
※いずれも毎週火曜日16時~17時
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次回予定/3月2日

①緊急小口資金特例貸付と総合支援資金特例貸付の(その後の)状況
染野氏(名古屋市社会福祉協議会 地域福祉推進部)
②仕事・暮らし自立サポートセンターの(その後の)状況
~住居確保給付金の状況も併せて
伊藤氏(名古屋市仕事・暮らし自立サポートセンター)
→関連レポート https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-239/
https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-332/  
 
次回以降の予定
□3月9日
①相生山徳林時(天白区)の帰国困難者支援のその後
 ②ブラジル学校エスコーラ・ネクター(豊田市)のその後
 土井氏(NPO法人多文化共生リソースセンター東海・代表理事、
NPOおたがいさま会議・コーディネーター)
→関連レポート https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/mtg-5/
https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-560/
□3月16日
 置き去りにされる中高生の貧困~学習支援の現場から~
山田氏(NPO法人こどもNPO・学習支援事業責任者、副理事長)
→関連レポート https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-533/
□3月23日
 コロナ禍における介護・福祉事業所運営(2度目の緊急事態宣言を受けて)
竹上氏(有限会社トーキン)
→関連レポート https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-492/
 
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参加方法はこちらから  
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【「NPOおたがいさま会議」の初回登録について】
初回登録がお済みでない方は、お手数ですが下記のフォームから「初回登録」
をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdLWuh5Y060uogWQt4lmUbSBDsTRmJzURguYbLL03y7K-3LFg/viewform
→既にNPOおたがいさま会議に参加されている方は、
おたがいさま会議・事務局(info@otagaisama-aichi.xxxx.jp)からのメール
(文末)よりご入室ください。

ご不明な点がありましたら、おたがいさま会議・事務局までお問合せください。

【問合せ先】
NPOおたがいさま会議・事務局
TEL:052-253-7550
(NPO法人レスキューストックヤード内)
Email: info@otagaisama-aichi.xxxx.jp
HP:http://otagaisama-aichi.xxxx.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/groups/otagaisama.aichi

賛助会員募集キャンペーン!!【~3月末まで!】

リンク

日頃よりみなさまに支えられて活動させていただいています。
本当にありがとうございます。
新型コロナウィルスの影響は、未だ収まる気配がありません。
RSYとしてできることを一つ一つ実践していくしかないと臨む日々です。
しかし、ご存じの通り経済的打撃は大きく、
今年度は、講演会や委託事業、大口の寄付が減少しています。
そこで、みなさまにお願いがございます。
更に一人でも多くの方にRSYを知っていただき、
賛助会員となって応援していただけるよう、
このページをご覧のみなさまから、発信していただけないでしょうか。
3月末まで新規に賛助会員になってくださった方は、
会員向けの情報などをすぐにお届け開始いたしますが、
2021年度新規会員扱いとなり、
初年の会員有効期間は、1年以上になります。
しかも、税制優遇の対象であることは変わりません。
もちろん、まだ会員でない方の入会も大歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
RSYの活動の説明に使えるチラシも添付します。ご活用ください。
  

2月14日0:45 東北地方の地震について

みなさま

RSY事務局です。

先ほど東北地方で大きな地震がありました。
RSYが拠点を置く、宮城県七ヶ浜町(震度5強を観測)の常駐スタッフ3名の安否を確認。つながりのある住民への安否確認も順次行い、いずれも無事を確認しました。
七ヶ浜町内では若干の被害の報告は入っているものの、大方大丈夫だろうと町の議員さんからも情報を頂いています。
また、愛知県被災者支援センターや、ネットワークでつながる各被災地とも連絡を取り、情報収集を行っています。本格的には、明日の朝以降となりますが、「強い揺れが長く続き、体が震える程の恐怖感だった。(七ヶ浜)」「水槽の水が波打ってこぼれた(七ヶ浜)」「棚や仏壇に置いてある小物類等が落ちてきた(七ヶ浜)」「あの時沢山のことを学んだはずなのに、頭が真っ白になって何もできなかった(七ヶ浜)」「かなり怖かった、震えがまだ止まらない(宮城県亘理町)」「津波の恐怖を知っているので、まずはその心配がないと分かり安心した。怪我・被害なし(気仙沼市)」「無事。でも家の中がぐちゃぐちゃで大変。余震が怖い(南相馬)」「娘が当時を思い出して不安定になっている(いわき市)」などの声が寄せられています。
皆さんから寄せられたコメントから、震災10年を前に、実被害がなくとも、精神的ダメージはかなり大きいと感じました。皆さんとのコンタクトを継続しつつ、情報収集・今後の対応を検討していきます。

【ご案内】3/7「コロナ禍の避難所運営オンライン研修会」(無料)

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
この度RSYでは、コロナ禍における避難所運営のポイントについて学ぶ研修会を開催することとなりました。
RSYは、昨年5月に、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)避難生活改善に関する専門委員会と協働し、「新型コロナウイルス感染症避難生活お役立ちサポートブック(第1版)」を作成。令和2年7月豪雨水害での実践事例を加え、内容をアップデートし、2月末に第3版を発行することになりました。
研修会では、サポートブックの詳しい解説を中心に、看護・感染の専門家からのアドバイスを頂きながら、皆さんの疑問・質問に答えていく時間も設ける予定です。お時間のある方は、ぜひご参加下さい。
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新型コロナウイルス感染症お役立ちサポートブック(第3版)
コロナ禍の避難所運営オンライン研修会
★この研修は『令和2年度・独立行政法人医療福祉機構「社会福祉振興事
業」』からの助成金により実施致します。
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●日時:2021年3月7日(日)13:00~16:00
●参加方法:Zoomによるオンライン講習会
※お申込み頂いた方には、前日までにZoomのURLをお送り致します。
●内容:
①第1部:13:00~15:15(間休憩10分)
・代表挨拶、オリエンテーション
・サポートブックの解説
・看護・感染の専門家からの助言・注意点
・地域での取り組み事例報告~コロナ禍における避難所運営訓練~
②第2部:15:15~16:00
・意見交換・質疑応答
※講座終了後はアンケートにご協力下さい。
●講師:
・サポートブック解説
   浦野 愛(認定NPO法人レスキューストックヤード常務理事)
・専門職アドバイザー
 佐々木裕子氏(愛知医科大学看護学部在宅看護学准教授)
高橋 知子氏(愛知医科大学病院感染症看護専門看護師)
・地域での取り組み事例
 椿佳代氏(名古屋市東区矢田学区防災企画会、防災しよっと。メンバー)
【申し込み】
★参加をご希望の方は、下記のフォームからお申込み下さい。
応募締め切り:3月4日(木)18:00
【問い合わせ】
認定NPO法人レスキューストックヤード事務局
461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
TEL:052-253-7550 FAX:052-253-7552

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.44

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.44を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.44(PDF版はこちら

 

○つながりの集いin七ヶ浜~オンラインで再会しよう!~を開催しました!

七ヶ浜の住民の方々と東日本大震災以降、様々な形で復興に携わっていただいた企業・ボランティアさん等が、オンライン上で再会し、これまで、そして、これからの「つながり」を、改めて深め合うイベントを開催しました。

当時の記録写真をもとに、お互いが語り合うことで、思い出深いエピソードで話に花が咲いたり、久しぶりの再会で当時の苦労やボランティアへの感謝の気持ちを思い出し涙ぐんだりといった場面が見られましたが、あらためて、この10年のつながりを感じられるものとなりました。

また今回は、町の復興推進課の方から復興状況の概要のお話や、地元高校生からなる「きずなFプロジェクト」にも参加いただき、メンバーの被災体験をもとに制作した紙芝居を披露してもらいました。生徒の皆さんからは「いろんな話が聞けて、震災当時のことを学べたし、次の世代にも伝えて行こうと思う」、「自分達の活動をたくさんの方に知ってもらえてよかった」などの声をいただきました。

集まっていただいた住民の方からは「当時きちんとお礼をいう機会がなかったからよかった」、「支援してくれた皆さんが、今元気にしているかどうか気になっていた」などの声が聞かれ、今回、画面越しとはいえ久々の再会を喜んでいただけました。また、支援者側からも「時間が経ち、一時は遠ざかってしまったけど、また改めて七ヶ浜を訪れたい」などの声が聞かれました。今回を機に、これからも交流を続けていただけたらと思います。

オンライン参加者との集合写真

オンライン参加者との集合写真

 

【参加者の声】
・随分と色々なことに関わっていたことと、それなのに最近では随分遠ざかってしまっていたのだと申し訳なく思いました。コロナ禍が落ち着いたら、また訪れたいです。
・一緒に足湯活動をしていた〇〇ちゃんが、ママになって赤ちゃんを抱っこして画面に映っているのをみて、10年の年月を感じました。
・遠く離れても想いを馳せられる、郷愁といえるような想いが沸き起こる場所ができたと感じています。

 

※この取り組みは、VOICE from 3.11実行委員会主催の「みんなの集い」の一企画である「つながりの集い」を、RSYが復興支援の拠点としている七ヶ浜町にて開催いたしました。


○笹山地区にて「ちゃせご」を行いました!

災害公営住宅や高台住宅団地での新しい世代間交流の一つになればと、2018年度から、子ども会の歓送迎会や地区イベントにあわせ、昔懐かしい「ちゃせご」を行ってきました。

今年はコロナ禍により、地区でのイベントも中止となったため、今回の「ちゃせご」は笹山地区で人数を限り、子ども達3人と、アマビエの絵札、子ども達が折り紙で折ったお多福、不織布マスクなどをパック化したものをポスティングして回りました。

寒さにも負けず全128戸に元気よく配り、今年も地区の皆さまに「福」をお届けしてくれました!


RSY七ヶ浜の主な取組

1月

1月11日(月・祝)13:30~16:00
・つながりの集いin七ヶ浜~オンラインで再会しよう!~開催

1月17日(日)10:00~12:00
・笹山ちゃせご

2月の予定

2月27日(土)、28日(日)
・生涯学習フェスティバル出展
東日本大震災から、まもなく10年。七ヶ浜の皆さまとの復興への歩みの写真展を開催します。生涯学習センター1階ロビーにて。


大切なお知らせ

これまで、たくさんの皆さまにご利用いただいてきた「きずなハウス」ですが、2021年3月31日(水)をもちまして閉店させていただくこととなりました。
これまでのご愛顧、心より御礼申し上げます。
感謝の気持を込めて、3月14日(日)から3月31日(水)まで、「ありがとうキャンペーン」を開催させていただきますので、是非、足をお運びいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

【新型コロナウイルス感染拡大防止のためのRSY事務所臨時体制】=解除=

みなさま
 2月28日の愛知県の緊急事態宣言の解除を受け、
当法人の名古屋事務所在席スタッフ数を、
最小限にとどめてきた体制を解除いたしました。
ご理解・ご協力いただきありがとうございました。
なお、みなさま引き続き、三密を避け、
三寒四温の時期でもありますので、体調管理に十分ご留意ください。
※3月1日解除いたしました

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.43

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.43を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.43(PDF版はこちら

 

○わたしの遺産探し〜震災のエピソード場所をめぐるフィールドワーク〜を実施しました︕

東⽇本⼤震災から、まもなく10 年。震災の記憶を⾵化させず、⾃分達が住む七ヶ浜を巡り、当時の状況やエピソードを知るとともに、現在の様⼦を⾒て回るフィールドワークを実施しました。

当⽇は地元の中学⽣8名が参加し、コースの⼀つである「同性寺」では、同地区で幼稚園に勤める⽅にお出迎えいただき、当時の避難の様⼦を教えていただけました。
参加者は、訪れた場所での当時のエピソードを聞くと、熱⼼にメモを取り、印象に残った⾵景などを、使い切りカメラで記録しました。
メモや写真は、後⽇あらためてみんなで集まり、壁新聞としてまとめ、きずなハウスに掲⽰中です。

震災当時はまだ幼く、今まで知らなかったことが多かったようですが、今回のフィールドワークを通じて、震災当時、⾃分たちの町で起こったことを知り、学ぶ事の⼤切さを感じられるものとなりました。

【当⽇訪れた場所】
・松ヶ浜漁港〜
・五社明神[ごしゃみょうじん](古くから「ここに来れば津波に遭わない」と⾔われていた招⼜[まねきまた]と⾔われる場所があるが、東⽇本⼤震災では、ここまで津波が来た)〜
・菖蒲⽥浜公⺠館跡地〜
・同性寺[どうしょうじ]⾼台〜
・眺洋台[ちょうようだい]〜
・蓮沼苑[はすぬまえん](震災慰霊碑が設置された場所)

【参加者の声】
当時2、3歳だった私達は、震災の記憶もあまりなく、今回のフィールドワークを通じて、七ヶ浜の震災の様⼦を、少し知ることができました。
もっと知りたいし、防災の事についても学んでいきたいと思います。
そして、その事をたくさんの⼈に伝えていきたいです。

慰霊碑にて

慰霊碑にて

 

壁新聞

壁新聞

 

※この取り組みは、七ヶ浜町「⼼の復興」事業補助⾦の交付を受けて実施しました。


○つながりの集いin 七ヶ浜〜オンラインで再会しよう︕〜を開催します︕

七ヶ浜の住⺠の⽅々と東⽇本⼤震災以降、様々な形で復興に携わっていただいた企業・ボランティアさん等が、オンライン上で再会し、当時のことや、現在について語り合いながら、これまで、そして、これからの「つながり」を、改めて深め合うイベントを開催します。

避難所や仮設住宅での⾜湯・サロン、RSY の活動拠点「ボランティアきずな館」・「きずなハウス」、仮設店舗七の市商店街、きずな⼯房、地元の漁師さんなど、様々な時と場所にいらっしゃった町⺠の⽅々が登場します。

七ヶ浜とゆかりのある⽅々をはじめ、お時間のある⽅々はぜひご参加下さい︕

●⽇時︓2021 年1⽉11 ⽇(⽉・祝)13︓30〜16︓00
●参加形態︓Zoom によるオンライン
●参加申し込み︓https://forms.gle/YjYRsoTFs1aC34EM8
(締め切り︓1 ⽉8 ⽇(⾦)12︓00 まで。後⽇Zoom のURL をお送り致します。)
●主催︓Voice from 3.11 実⾏委員会


RSY七ヶ浜の主な取組

12月

12月6日(日)9:30~12:00
・わたしの遺産探し~震災のエピソード場所をめぐるフィールドワーク~

1月の予定

1 ⽉11 ⽇(⽉)13:30〜16:00
・つながりの集いin 七ヶ浜〜オンラインで再会しよう︕開催

1 ⽉17 ⽇(⽇)10:00〜12:00
・笹⼭ちゃせご
昔懐かしい「ちゃせご」にちなみ、「あきの方からちゃせごにきした~」の口上とともに、子ども達が折り紙で作った「お多福」などを、笹山地区の皆様一軒一軒にお配りします!
コロナウイルス感染症対策として、ポスティングでの配布とさせていただきますが、今年一年の縁起をお届けします!
※ちゃせご…かつては宮城県各地で行われ、小正月に子どもが「福の神」として家にやってきて、訪れた家は幸せになるという風習・行事。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード