6/9・10 どまんなか安心・安全防災フェアinオアシス21に出展しました!

RSYボランティアの岩崎です。
6月9、10日の土日に名古屋・栄のオアシス21銀河の広場で「どまんなか安心安全防災フェア」が開催され、RSYも出展しました!

イベントはステージゾーン・展示会ゾーン・物産販売ゾーンの3つがあり、RSYでは物産販売ゾーンとして、七ヶ浜の復興応援物産展、チャリティーバザー、手作り品(パンダタオル・刺し子)、レインボープロジェクトでおなじみの洋菓子店フィレンツェさん、2011年の防災フェスタにも出展して頂いた大須にある東北産直市場みちのく屋さんのブースを担当しました。
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ボランティアさんは七ヶ浜から届いた手作り小物や食品への値札貼り、お店の看板作り、商品の搬入などの事前準備の2日間も含め、合計4日間でのべ60人以 上が運営に参加されました。この中には初めてのボランティアさんも多くみえましたが、七ヶ浜へのボラバス経験者や当日飛び入りで参加された方もみえ、みな さんでわいわい楽しく活動し、イベントを盛り上げました!
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復興応援物産展ブース周辺では七ヶ浜への応援メッセージを募り、2日間であわせて100通近くの温かいメッセージをお預かりしました。スタッフが七ヶ浜のみなさんへとお届けします。どうもありがとうございました。
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七ヶ浜産のおやつのりや、七ヶ浜産の海苔やトマトとおからを使ったかりんとう、海のラー油、鯨の大和煮缶詰など、試食をされた方のほとんどは「おいしいね!」と言って買って帰られました!一番人気のおやつのりのオリーブ味はすぐに完売!
また、仮設住宅のお母さんたちが作った吊るし雛やふくろうの置物などの手作り品をみて、「細かくて丁寧ね」「ひとつずつふくろうの顔が違ってかわいい」と いう声も。また、七ヶ浜という町を知らなかったという人もお話をしてみると「七ヶ浜ってどこにあるの?」など興味を持っていただけました。

チャリティーバザーブースでは非常持ち出し袋を販売し、2日間で160個以上を販売することができました。ボランティアさんが背負って会場を歩いて 宣伝されたり、なかには購入していただいたお客さんが他のお客さんに宣伝してくださるという光景もみられました。来場者の方の防災に対する関心も高まって いると思います。

この他のブースもそれぞれ多くの来場者が足をとめ、お買いものをしたり、手作り品を作ったり、にぎわいを見せていました。
2日間にわたり、七ヶ浜の物産展ブースを担当しましたが、呼びかけに対して真剣に話を聞いてくれる方、「地元が東北で…」とお話をしてくださる方、とりあえず寄ってみたという方。いろんな方とたくさん交流できるのも復興応援を目的とした物産展の醍醐味ですね。

ただ今、制作真っ最中!

お世話になります。RSY飯田です。
最近のきずな工房・木工の部は、初めての”お仕事”真っ最中です。
「表札プロジェクト」で使われた家の土台だった木を細長く切り、溝を付けて…
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自動カンナで表面を整えて…
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きずな工房の焼印を押して…(写真は練習用)
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さて、何を作っているでしょう?
まだ完成品はないので、またのご報告を楽しみにしていてくださいね。

「支援物資セット化マニュアル」つくりました

皆さま
お世話になっております。スタッフの関口です。

2011年5月に名古屋大学でおこなった「うるうるパック」セット化作業

2011年12月の「お歳暮」プロジェクトにかかわっていただいた七ヶ浜町の民生委員さんたちからのヒアリング

RSYではこれまで、多くのボランティアや企業の協力を得て、被災地に支援物資を送り届ける活動を続けてきました。
その代表的なものが、RSYも参加団体の一つである災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(通称・支援P)として行う「うるうるパック」プロジェクト。東日本大震災では昨年5月(写真上)と12月に合計5000以上の「パック」をつくり、継続的に支援している宮城県七ヶ浜町や台風被害のあった三重県紀宝町の方々にお送りしました。
これらの経験をまとめ、他の団体やボランティアにも活用していいただける「マニュアル」づくりを、今年2月から競輪補助事業(通称・RING!RING!プロジェクト)の助成を受けておこなってきました。
このたび、その成果である「支援物資セット化マニュアル」の第1版が完成しましたので、公開いたします。

ダウンロード>>支援物資セット化マニュアル

災害の形は多様で、この通りやればいいという完全なマニュアルではありませんが、被災地を支援したいと思う方がなにがしかの参考にしていただければ幸いです。

また、このマニュアルを作成するにあたり、七ヶ浜町のボランティアや民生委員の皆さん(写真下)、町役場や社会福祉協議会の皆さん、関係するNPO法人の皆さんをはじめ、多くの方々に多大なご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

宮城県七ヶ浜町報告【第96報】家を片付けるということ。

お世話になります。RSY飯田です。先日のつぶやきでご紹介した、菖蒲田浜のNさん。
4月下旬から、泥かきなどのご自宅の清掃が始まっています。また、思い出の詰まったもののお片付けはRSYにお願いしたいとご依頼をいただき、
スタッフの郷古と飯田が、お手伝いをしてきました。
私たちの作業は、水に浸かってしまった食器などの処分と、玄関周りのお掃除。
奥様は食器が好きだそうで、こだわりのある食器をたくさん集めていらっしゃいました。
しかし「泥を被った食器はもう使いたくない」と処分することを決意されたそうです。

2Fは津波の被害から免れたものの、お子さんが大切にしていたぬいぐるみや玩具なども
「仮設は狭いし置く場所がないから…」と処分することに。

作業は2時間程でしたが、処分するものを手にする度「これはね…」と思い出を口に出され、
1つずつ確認しながら、ゆっくりと片付けが進んでいきました。
ご依頼の話を受けた時から「1人じゃできないからな。ありがとうね」と何度も口にされていたNさん。
本当の意味がわかったのは、作業後だったように思います。

震災における家の清掃というのは、体力的にではなく
「精神的に1人ではできない」と、いうこと。

気持ちの整理をつけつつ、一緒に片付けていくことが、
これほどまでに支えになれるとは思いもしませんでした。

以前は「ここに住むかどうかわからないけど…」と悩まれていましたが、
日に日に変わっていくご自宅を見て「またここに住むから。」と力強くおっしゃっていました。
今までのRSYの活動をご存じだからこそ、お声掛けくださったこと、本当にうれしく思います。
そしてこれからも、頼りにしていただけるRSYでありたいと思いました。

「七ヶ浜 RAINBOW project」第2弾・ついに発売!

お世話になります。RSY飯田です。

「七ヶ浜 RAINBOW project」第2弾、ついに4月29日に発売開始です!

「七ヶ浜 RAINBOW project」第1弾はこちら

この企画は「復興支援スイーツ」として、美味しいお菓子と七ヶ浜町の「きずな工房」で作成された
カエルグッズをセットにして販売し、収益の一部が七ヶ浜にカエル仕組みとなっています。
第2弾は、2種類の商品をご用意しました。

・7色のロールケーキ + ロールケーキストラップ
・ カエルクッキー  + 七ヶ浜オリジナルタグ付ミニバッグ  のセットです!

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写真では、なかなか美味しさや、かわいらしさが伝わりづらいところ。。
ぜひ店頭に足を運び、七ヶ浜から届いたカエルちゃんたちに会いに行ってみてくださいね♪

販売店:洋菓子フィレンツェ 高畑店
洋菓子フィレンツェさんのHPはこちら

協力:洋菓子フィレンツェ、(株)山田組、(株)ナックプランニング、NPO法人レスキューストックヤード

 

【ボランティア募集】RSY・ホームページ りにゅ~ある大作戦!

みなさま

RSY事務局です。
おなじみのRSYホームページですが、そろそろリニューアルをしたいと考えています。そこで、「りにゅ~ある大作戦!」と題して、一緒に文章を書いたり、デザインを作ったり、校正をしたりしてくださる方を募集したいと思います。
ホームページ作成や、イラストレーターを使ったデザインのお仕事の経験がある方など大歓迎です!

GW明けの5月8日(火)18:00より、RSY事務所でキックオフを行いたいと思います。
ボランティアのみなさん、スタッフを含めたメンバーで現状の確認や、役割分担、スケジュール確認などを行いたいと思います。

一緒にホームページをリニューアルしてみたい!という方は、ご自身の関われそうなこと・頻度などをお書きの上、事務局にメールでご連絡ください。
事務局メールアドレス:info♯rsy-nagoya.com(♯を@に変えて)

※また、なかなか普段外に出られる時間はないけど、自宅で時間がとれる方にも協力していただけるようにしたいと思っていますので、そのような方で、ご協力いただける方は是非一度事務局にお問い合わせください。

【実行委員会・参加者募集5/17(木)】東日本大震災復興応援企画「育もう!子どもたちの元気な笑顔を!」(仮)

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

この度、8月に行う東日本大震災復興応援企画「育もう!子どもたちの元気な笑顔を!」(仮)のボランティア募集を行います。これまで様々なかたちで 被災地支援に関わっていらっしゃる方はもちろん、何かしたいけどなかなかこれまで関われなかった方でも、以下の詳細をお読みいただき、目的や内容に賛同し ていただけるみなさんと、これから一緒に企画を作っていきたいと思っています。

8月までに月に1~2回の実行委員会を開催していく予定で、今回は第1回目の実行委員会のご案内をいたします。まずはぜひ実行委員会にご参加ください。

■第1回目の実行委員会
日時:5月17日(木)19:00~
場所:RSY事務所(名古屋市東区泉1-13-34 名建協2F)
★実行委員会に参加希望の方は、事務局までご連絡ください。
メール:info♯rsy-nagoya.com(♯を@に変えて)
———————-
・名前(ふりがな):
・携帯電話:
・メールアドレス:
———————-

■東日本大震災復興応援企画詳細
「育もう!子どもたちの元気な笑顔を!」~ミュージカル・朗読・歌を通じて(仮)

【目的】東日本大震災によって被災した子どもたちが逆境に負けず、失ったいのちの分までも生き生きと生きてもらいたいと願う有縁の支援者が集い、互いが元気な笑顔を育みあうことを目的とする。

【経緯】東日本大震災発生当初から、RSYはご縁のあった宮城県七ヶ浜町に拠点を設け今日まで支援活動を展開してきた。震災から8ヶ月の11月、同 町内の国際村ホールで、七ヶ浜町の子どもたちによる劇団「NaNa5931」が今回の震災を題材にしたミュージカルが上演された。鑑賞された町内外の被災 者らは涙に包まれ、大きな感動と明日への希望をもたらした。子どもたちが、今度はぜひお世話になった名古屋・全国の方々に披露し「ありがとう」を伝えたい と、初の県外公演に夢を膨らませている。一方で、愛知県に避難されてこられている県外避難者の方への支援拠点「愛知県被災者支援センター」や「東日本大震 災被災者支援センターなごや」を通じて、避難者有志にも現在の心境等を綴った思いを朗読していただき、その実態を広く県民に知らしめたい。

【日時】2012年8月11日(土)14:00開場・15:00開演~17:30
【場所】名古屋大学豊田講堂
【内容】ミュージカル、歌、朗読、展示、募金など
【主催】東日本大震災復興応援企画実行委員会(主管:NPO法人レスキューストックヤード)
【共催】名古屋大学減災連携研究センター
※NaNa5931のみなさんの行程は、8月9日の夜に名古屋に到着、12日の朝に名古屋発となり、途中、名古屋観光をしていただいたり、名古屋のみなさ んと交流の時間を設けたりしたいと思っています。そのスケジュールや内容についても、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。

以上、よろしくお願いいたします。

【報告】あるある61号発送作業を行いました!

いつもお世話になっております。

事務局ボランティアの菅沼です。

今日はあるある61号の発送作業の日!
ということで、14名のボランティアさんが参加してくださいました。

さっそく、折り込み作業から始めます。
最近の発送作業では10人弱の方が集まって協力してくださっていたのですが、14人となれば作業効率は、さらに上がります。

 

1時間の休憩タイムでは、お菓子・お茶を囲んでおしゃべりです。
「被災地には行ったことあるんですか?」
「どんなことをしてきたんですか?」
「私は初めてこの事務局に来たんです」など、お互いを知りながら、話題が広がっていきます。

 

ここで、スタッフの高木さんが61号のあるあるの”見どころ”を紹介。
紙面に載らないような書き手の裏話なんかも聞けちゃいます。
作業を手伝ってくれたボランティアの中には、実際にRSYボラバスを利用したことがある方が

いらっしゃって、被災地での活動の感想を伝えてくれ、みんながその感想に耳を傾けていました。

 

写真2.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

作業は後半戦。
他の同封物と一緒に封詰めです。

「どうしたら手際よくできるかな?」
「流れ作業がいい!」
とボランティア自身で役割を決めて作業に取り組んでいきます。

 

写真3.JPGのサムネール画像今日の作業は16時に終了。
会員のみなさまの手元に届くまで、しばらくお待ちください!

途中退室、途中参加の方も含め、発送作業に参加してくれたみなさん大変助かりました。
今日を機に、新しい情報が手に入ったり、新しい繋がりができましたね。こんなわきあいあいと作業できる「あるある発送作業」

次回は6月末!ぜひご参加ください。(詳細は後日ブログにて)

★今号も、アンケート&防災グッズが当たるカルトクイズを実施中です。FAXまたはRSYのホームページからご回答いただけます。お待ちしています!
詳しくはコチラ

★『あるある』は会員の皆様にお送りしております。
購読という形でも送付させていただいておりますので、詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/nyukai/post-13.html

宮城県七ヶ浜町報告【第95報】子どもブース in 七の市

皆様

お世話になっております。ボランティアきずな館 郷古です。

先日、七ヶ浜町報告【第90報】でもお伝えしました「子どもたちのチカラ」を知ってもらう企画の第一弾となる「七の市商店街-子どもブース」のご報告します。

当日の子どもスタッフは7人、週1回のミーティングを重ね、決まった内容は「輪投げとホットケーキ作り」です。
輪投げのおまけとしてホットケーキを食べてもらうという流れの企画だったのですが・・・。

子どもたちが作るホットケーキが大人気!子どもたちがホットケーキを焼いているのを見ると、「これ?あなた達が作っているの?すごいねー。ひとつもらおうかしら」と、どんどん大人たちが集まってきました。
持ち帰りの準備をしていませんでしたが、「美味しいからいっぱい買って、隣近所に持って行ってあげたい」というお客さんのために「これ(ラップ)しかない んですが、これなら持ち帰れます」と言って対応したり、自分たちで出張試食の担当を決め「いかがですか?私たちが作ったんです。」と声をかけて食べても らったり、と臨機応変に動いてくれていて、お客さんもその対応に喜んでいました。

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お客さんからの嬉しい声もあります。
「孫がチラシを見てホットケーキ食べたいって言ってね、昨日から楽しみにしていたんだよ。そしたら自分で作ることもできるっていうんだよね。これは孫も嬉 しかったみたいで、ニコニコしながら焼いているのを見て私も嬉しかったよ。来てよかったよ~。」と言ってくれたおばあちゃんや「輪投げもう1回やりた い!」とお父さんにせがむ小さな子を見て励みにし、自分たちも笑い合いながら、楽しんでいたようです。

4時間のイベントも終わってみると、輪投げの賞品のお菓子もホットケーキも完売で、試食した人を含めると100人以上になります。しかしまだ、終わ りではありません。片付けがあります。「疲れたー」と言いつつもリアカーに荷物を載せてボランティアきずな館まで運ぶところまで最後まで頑張って手伝って くれました。

b4.jpg片 付けが終わった後は、今日のことを振り返りつつ反省会を子どもたちと行いました。「ホットケーキを食べるお皿の数、お客さんの座るイスの数が足りない。」 「ホットケーキのトッピングがもっとあったら良かった。」などお店の内容・効率についての話もでましたが、「出張試食があったからこれだけ人がきたと思 う。出張試食やって良かった」「美味しいっていろんな人から言われた。」「(イベントに)友達も来ていて、話してきた。そしたらホットケーキのところに来 てくれた。」など自分たちの役割についての感想、人と接することで知った情報を聞けたことが一番良かったです。

しかも既に次回の企画内容も考えていたので驚きです。その意欲をできるだけ良い形にして、頑張れる場所を作るお手伝いが出来ればと思っています。