台風19号の対応【長野市】について(11月7日)

みなさま

RSYは10月14日より、台風19号で2~3mの浸水被害のあった長野市豊野区において、自主避難所の運営サポート、在宅避難者への支援(炊き出し、個別ヒアリングの実施)を中心に活動を継続しています。

長野県内では、「長野県災害ボランティア支援ネットワーク」が週に2回ペースで情報共有会議を開くと共に、NPOと行政間の連絡調整を担っています。また、長野市内のNPO・企業・ボランティア団体らから成る「長野市災害ボランティア委員会」が窓口となり、県内外のシーズとニーズのマッチングをしてくれるので、地元団体との連携・協働がよりスムーズになってきました。地元にも「何かしたい!」という熱い想いで行動を起こそうとする方々が地元にも沢山います

日頃からRSYと連携関係にある『なごや防災ボラネット』は、10月21日より「長野市北部災害ボランティアセンター豊野サテライト」に、ボランティアコーディネーターを派遣中。他にも愛知からの支援が続々と届いています。

現在のスタッフ・ボランティアの動きは以下の通りです。
★RSYスタッフ
・栗田:10月27日~28日、11月11日~13日
・浦野:10月27日~11月2日、11月7日~8日、11日~13日
・松井:10月27日~11月2日、11月4日~8日

★RSY専門職ボランティア(看護師)
・宮島さん:10月27日~29日
・佐々木先生(愛知医科大学准教授):10月30日~11月2日
・加藤さん:11月4日~8日

以下、スタッフからの報告です。
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避難所での支援活動
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★自主避難所の運営サポート(豊野区)
・避難所の規模は、7世帯・15名程度
・ほぼ高齢者や幼児世帯等の要配慮者世帯
・RSY専門職ボランティアが、健康チェック、環境整備、生活不活発病防止支援プログラムを継続中・作業の疲れから、血圧が上昇し、体調不良を訴える方が増加している

(被災者の声)
・家の片付けは何とか明日で終わるよ。公営住宅の入居募集があったけど落ちたよ。でも2次募集があるからね。また応募するつもり。友達の家もすごい被災して、家財は全部捨てたって。一度泥に浸かったらもう使えないよな。今回3回目の被災だよ。何とか前向きにやらないとね。(70代・男性)

・最近ごはんが喉を通らない。そばとか、あっさりしたものはつるっとはいるけどね。今の家は更地にして、家を借りようと思ってます。1千万ぐらいするみたい。毎日洗濯はコインランドリーだけど、1回1000円ぐらいかかるの。家の購入を考えれば、一銭も無駄なお金は使いたくないけど仕方ないんだ(70代・男性)

・公営住宅に応募しようと思ったけど、子どもの通園や私たちの通勤を考えると場所が不便。うちは2世帯住宅だったから、部屋が多くないと住めない。不動産屋に行ってるんだけど、なかなかいい物件が見つからない。(30代・女性)
【Aさんのエピソード】
Aさんは80代半ば。足が悪いため、普段は押し車で屋内外を移動。今回の水害で押し車が流されてしまい、残った杖で何とか歩いてトイレへ行っていました。それ以外はほとんどベッドから動かない生活が続いていました。ある日、転倒が心配で声をかけると「家にいた時は毎朝仏壇にご飯とお茶を供えてた。それが仕事だった。一人だから何でも自分でやってた。病院が被災したからリハビリにも行けない。トイレぐらい一人で行かなきゃ、そのうち動けなくなっちゃうよ」とポツリ。

RSYから持参した押し車を貸し出すと、早速試運転し、歩き方が安定しました。その後、スタッフが夕飯用に味噌汁を作ろうと台所に行くのを見つけるや、「なにる?」と一声。「味噌汁。手伝って下さいますか?」という言葉を待たずに、キャベツやダイコンを刻み始めました。足が悪いことを忘れる程テキパキ動く姿を見て、地域の役員さんもびっくり。「弁当は揚げ物ばっかりだし、硬くて味が濃い。柔らかくてあったかいものじゃなきゃ食べられん」と言いながら、あっという間に野菜いっぱいの味噌汁が完成しました。

翌日再び訪問すると、「昨日ね。私が作った味噌汁おいしかったって、ありがとうって言われたよ」とニコニコ顔。「次は煮物でも作ろうかね」という言葉が出てきたので、買ってきた材料を渡すと、またもやあっという間に、悶絶・絶品の煮物が出来上がりました。以来、この避難所では「台所担当のAさん」が定着し、他の避難者の方も手伝って、週2回程夕食を作って下さっています。『動きたい人が動ける環境をどう整えていくか』。この視点こそが支援する上で一番大切だと改めて気づかされました。

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在宅避難者への支援
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【炊き出しサポート】
多くの皆様にご協力を頂きながら運営できています。
本当にありがとうございます!
●10月23日(水)giraffe(愛知県岡崎市)/やきそば&唐揚げ(300食)
●10月29日(火)giraffe(愛知県岡崎市)/野菜一杯豚丼(200食)・雨天
●10月31日(木)福野飲食店組合(富山県南砺市)けんちんうどん(200食)
●11月2日(土)オール碧南(愛知県碧南市)/五平餅&うどん(500食)
●11月6日(水)NPO法人ボランティアネット(栃木県)/ラーメン(200食)
●11月8日(金)台湾仏教慈濟慈善事業基金会(東京)/中華丼(250食)
●11月12日(火)長野市災害ボランティア委員会/野菜一杯カレー(250食)
※協力:地縁団体豊野区、長野県災害時支援ネットワーク、長野市災害ボランティア委員会、長野市子どもにやさしいまちフォーラム運営委員会(長野市)、プランインターナショナルジャパン、ボランティアミニスター

【生活状況に関する個別ヒアリング】
炊き出しに来場された方、宅配した世帯に対し、個別ヒアリングを実施中。現在までに約120世帯分が集り、集約中です。およそ半数は親せき宅で生活、残りは自宅2階、避難所が半々ぐらいの割合です。緊急性の高い要配慮者世帯は従来の行政サービスへ、片付けは災害VCにつないでいます。これ以外で多い生活面での困りごとは、食事・洗濯・移動・情報が入らないが多く聞かれます。

特に食事は、近隣スーパー、コンビニ、飲食店が被災しているため「生鮮食品が手に入らない」「温かいものが食べられない」「避難所に行けば弁当はもらえるが、揚げ物ばかりで食欲が低下した」などの声多数。6日の炊き出しでは温かいラーメンのスープに涙ぐむ方もいたほど。在宅避難者は、全面的に困窮傾向、精神的にも追い詰められた生活を強いられているという印象を受けました。

(被災者の声)
・自宅の2階まで水がきました。10月12日の夜に娘の家に避難して、そこから掃除に通っています。家は解体して土地が売れれば売りたい。今度は高台に家を建てようと思っています。家が建つまでは、みなし仮設に住もうと思ってるけど、こういう情報は避難所にいないとタイムリーに入ってこないのよね。本当に困っています。(60代・女性)

・避難所にいると、野菜不足になって困る。たっぷりの野菜が食べたい。ラーメンは久しぶりに食べた。ありがたいです。(60代・女性)

・泥は大分片付いたね。今はとにかく床下を乾かしているところ。水害前に体調を崩して、よくなったと思ったらこんな目に。でもちょっとでも調子が良くなってからでよかった。でなかったらこんなに動けないもの。隣の会社の人が家財道具運び出してくれてようやくここまでになったよ。でも細々としたものが残ってる。これは、時間をかけて自分でやっていかないと。ボランティアの人もありがたいけど、指示を出さなくちゃいけないから疲れちゃうのよね。炊き出しは、チラシを貼って忘れないように楽しみにしてるのよ。悪いけど届けてもらえる?車がないから。助かるわ。(80代・女性)

・しかしなんだって、泥は拭いても拭いても出てくるんだろうねぇ。きりがないよ。それと、断熱材に水がしみてて、壁を壊したら中はカビだらけ。断熱材も重たくてさ。男手がないと大変だよ。天井、壁、床に全部入ってるからさ。まだまだ作業は続くね。(60代・男性)

・家財道具は全部ダメになっちゃった。何もかも。写真も全部濡れたから捨てたよ。何も残ってない。なんにも。。。(70代・女性)

・2階で生活している人達はこれから寒くなるし、台所も被災してて、本当に大変なの。だから、うちが近所10件ぐらいに色々もらったものを配ってるの。ここに持って来てくれたら、私たちで配ります。よろしくお願いします。(50代・女性)

・ここは水害常習地域で、過去2回の災害でも、被災を受けるたびにみんなで頑張って復興してきたんだ。でも今回、こんなにひどい状態になって。「金も気力ももう残ってない」っていう人が多いんだ。どうやってみんなの気持ちを盛り立てていけばいい?リンゴ農家も大打撃で。一度泥水に浸かったリンゴは農協で譲渡や販売しないって決めたんだ。何かあった時に、風評被害になるといけないから。りんごはとっても手間暇かけて育てるんだよ。手塩にかけた子どもを手放すような気持ちだ。とっても切ない。泥が付いたリンゴの木は、早く実を落として、根元の泥をキレイにしないと、来年の収穫でおいしい実がならない。焦っているよ。JAの若手が総出で作業してるけど、とても重労働だからね。(70代・男性)

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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

台風19号の対応【長野市】について(10月27日)

RSY事務局です。
RSYは10月14日より、台風19号で2~3mの浸水被害のあった長野市豊野地区を中心に支援活動を継続しています。
10月21日(月)~24日(木)、スタッフ浦野・松井とともに、RSY専門職ボランティアの加藤さん(看護師)を派遣し、自主避難所の運営支援や在宅避難者への炊き出し支援に当たりました。
また、日頃からRSYと連携関係にある『なごや防災ボラネット』は、長野市社協の要請を受け、10月21日より、「長野市北部災害ボランティアセンター豊野サテライト」に、コーディネーター派遣を開始しました。
この間に名古屋でも、募金活動や、長野市災害VCへの資器材搬出(2回目)が実

施され、多くの皆様にご協力頂きました。以下、スタッフから届いた報告です。

【今後のスタッフ・ボランティア派遣スケジュール】
★RSYスタッフ
・栗田(本日~28日まで)
・浦野・松井(本日~31日まで)

★RSY専門職ボランティア(看護師)
・宮島さん(本日~29日まで)
・佐々木先生(愛知医科大学准教授・10月30日~11月1日まで)

★炊き出し支援
・giraffeさん(キッチンカーでの調理・配膳)
10月23日(水)焼きそば・唐揚げ300食
※協力:岐阜大・小山先生/防災アマテラス(兵庫県)

 10月29日(火)野菜いっぱい豚丼300食提供予定
  ※協力:災害時こどものこころと居場所サポート(長野市)、プランインターナ
  ショナルジャパン
※引き続き、自主避難所の運営支援、在宅避難者の実態調査・炊き出し支援等を行います。
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避難所での支援活動
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★自主避難所の運営サポート
・避難所の規模は、20名程度
・これまで自主避難所として地域役員が24時間対応していたが、県外行政からの派遣職員の常駐体制がスタート。これに伴い、避難所の衛生管理のルール化や入居者名簿・居住マップづくりに着手。スムーズな引継ぎに対応。
・要配慮者への保健師や地域包括支援センター等へのつなぎ、心身の健康チェック・見守りを継続中。

(被災者の声)
・朝5時半頃水が自宅近くまで来ていたので、急いで息子の車とお父さんの車で近くの少し高いリンゴ園まで避難しました。でも、リンゴ園まで水が来たので今いる避難所まで来たんです。いつも大事な物を入れて枕元に置いていたバックを置いてきてしまい心配だったけど、2日後に見に行った時、2階に置いてあったので水に浸からずホッとした。自宅は、昭和56年に建て、今までに2回床下浸水の被害にあっています。今回2階の物は、少し助かりましたが、1階は全滅。土地が低くて、水が引くまでに1週間かかり、今日2階の畳を上げたら床板が腐ってました。他の家の人が、床板を干しているのを見るとつらい。みんな大変なんだなぁって思います。(70代・女性)

・13日の朝7時頃、水は一滴も来ていなかったが、避難をしようとこの避難所まで300m位歩いた。ふと後ろを振り返ると、自宅の1階部分が水に浸かっていた。あっという間に水がきた。千曲川からではなく、裏にある農業用水路方から、津波の様な水が襲ってきたのを見ていた。2階の畳から50㎝の所まで水浸かってしまった。一人暮らしなので、今後家には、住めないと思っている。県営、市営住宅に出来れば入りたいが、車がない。自転車だから自宅に近い所に入りたい。(70代・男性)

★指定避難所での足湯ボランティア
10月22日(火)は、雨のため災害VCの活動が中止。避難所となっている北部スポーツレクリエーションセンターで「なごや防災ボラネット」の3名が足湯ボランティアを実施しました。

(被災者の声)
・1階が浸水・泥だらけ。1階に下着類やら色んなものを置いていたので全部流され何もない。ヘリが車で準備してたのは、上着とズボンだけだった。全身泥だらけになったから、服が欲しい。毎日片づけに行ってる。停電で真っ暗だから、懐中電灯付けている。美容室にも行きたい。足湯は温まるし、手もみも気持ちよかった。気持ちが沈んでうつっぽくなっている人もいるけど、私は元気、お父さんも元気。

(70代・女性)

・困っていることはいっぱいある。家は住めるようになるまで1年はかかると思う。仮設住宅はいつから住めるのか分からない。ここには食べるものが沢山あって、運動もせずに食べてばかり。朝ラジオ体操はするけど、それ以外は何もしない。足もむくんでいる。こんなきたない足をきれいにしてもらってありがとうね。(60代・女性)

・泥だしばかりやっていたから疲れた。腕がパンパン。今日は雨が降っていたから途中で帰ってきたのに、親せきが来てくれたから仕方なくまた掃除に行った。でも、今日はちょっとでも休めてよかった。雨でも降らんと休めんからなぁ。ずっと片付けしてる。会社員をリタイヤしてリンゴを作ってるんだよ。庭に少し植えてあった木がダメになってね。これからが長いなぁ。(60代・男性)

・夫婦でヘリで運ばれた。1階天井まで水に浸かった。今は長男の家にやっかいになっている。今日は泥だし作業をしてたら、避難指示が出た。役員から「ここにいたらだめだ!」と言われ、初めてこの避難所に来た。リンゴ園のリンゴは全部廃棄。収穫する前だったら、木に残ってくれたのに。。。これからどうすればいいのか。納屋に入っていた農機具も、トラックも全部被災してしまった。(70代・男性)

・浅川すぐ近くは3m以上の浸水。「2階の畳が浮いた」という話もあり、時間の経過と共に、1階天井が崩落、またはカビが生えるなどの被害が出ている。

・「夜間は親せきの家で生活している」という方も多いが、2階で生活されている方も。電気・ガス・水道はほぼ復旧。しかし、「台所が使えず料理ができない」という訴えが多い。地区のスーパーやコンビニも被災し買い物困難者多数。

・「豊野みなみ保育園」が大きく被災し閉園状態。園児は2-3箇所の保育園に分散され保育継続。
・「家の泥は大方出せたが、そろそろ仕事にも復帰しなければならない。修繕や細々とした場所はまだまだこれから」という焦りの声多数。

【炊き出しサポート】
・地区役員より「避難所は弁当が届くが、日中家で掃除をしている人が食事に困っている」という声から、RSYへ炊き出しの申し出のあった「giraffe」さん(岡崎市在住)をマッチング。
・10月23日(水)11:30~14:30実施。
・豊野災害VCサテライトや地元住民の協力を得て、当日広報したところ、被災した約50世帯とボランティア合わせて300食を提供した。

 

(被災者の声)
・炊き出しが来てくれたの初めてです。近くのスーパーも水に浸かって、台所もダメになったし、手作りのあったかい食べ物が食べられて本当にありがたいです。やっと泥が出せて、今業者に修繕の見積頼んでいるところ。多分全壊判定になるだろうと思うけど、うちはリフォームでなんとか再建したいです。子どもの保育園も被災したから、今別の保育園に通ってます。一応は楽しそうに行ってくれてるけど、園から戻ってきた時に、落ち着いていられる場所がないんです。隣の家の2階にとりあえずみんなで集まってるけど。仕事もあんまり休めないし。。。疲れますね(20代・男性)

・身体の右側の手足が痛くてしびれて。。ずっと動きっぱなしだものね。でもボランティアの方が沢山来てくれて本当に助かっています。今までテレビで見て「大変だな」って思ってただけだけど、自分がこうなって初めてその苦労が分かった。人のためにこんな風にできるのかしらって思ってしまったわ。炊き出しとても助かります。ありがとうございます。(60代・女性)

・うちは町から勧められて購入した土地だったの。でも新築してすぐに水害にあって。その後周辺に徐々に家が建つようになったけど、皆さん嵩上げするようになった。すぐそばのあの家も随分嵩上げしてあるよね。でもそんなものなんて何にも役立たないぐらい沢山水が来ちゃって。もう怖くてここには住めないよ。それに、もう家を建てるお金もないよ。家は2階まで水に浸かったから解体しようと思う。でも、更地にしたら固定資産税とかどうなるの?こういうことって、誰に相談すればいいの?(60代・女性)

・ホームレスになっちゃったよ。この食事、もらっていいの?お金いらないの?・・・・嬉しいねぇ。。。本当にありがとう。(60代・男性)

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長野県災害対策本部NPO支援チーム
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常務理事・浦野は、長野県NPOセンターやJVOADと連携し、県・市・専門職らと、避難所の統合や自主運営の体制づくりに向けた調整を行っています。200人規模の避難所の過密化解消、小中学校の通常事業の再開に向けた避難所の統合が当面の課題。情報共有会議を通じて、HuMA(災害人道医療支援会)らと連携しながら、課題を共有し、対応策について検討を重ねています。

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ご協力ありがとうございました!
長野市災害VCへの資器材搬出
募金活動
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★長野市災害VCへの資器材搬出
10月24日(木)、長野市社協からの要請で、長野市災害VCへ2回目の資器材搬出を行いました。当日は、6名のボランティアさんが駆け付けて下さり、無事に現地へ搬出できました!★募金活動
・RSY街頭募金:10月20日(日)10:00~15:00
参加者12名、91,578円の募金が集まりました!・秋の健康+げんき「大運動会」in名城公園:10月22日(火・祝)
中部土木株式会社様のご協力により、10,191円の募金が集まりました!

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台風19号の対応【長野市】について(10月20日)

みなさま
RSY事務局です。
現在、台風19号の被害を受けた長野県長野市に浦野・吉林を派遣し、支援活動を行っています。以下、10月18日の活動報告です。
ぼうさいこくたい対応のため一旦名古屋に戻っていた浦野・吉林は、再び21日から現地入りします。
また、長野県社会福祉協議会からの要請で、なごや防災ボラネットより、 長野市災害ボランティアセンターにコーディネーター1名を派遣予定。
RSY専門職ボランティアとして、看護師1名を派遣し、避難所の運営サポートを行う予定です。
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自主避難所の環境改善
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前日に設置した段ボールベッドの寝心地や設置位置について避難者へヒアリング。「よく眠れた」「設置してもらえてよかった」という声多数。
・2名の体調不良者があったため、保健師に報告。すぐに駆け付けてくれ適切な対応を頂いた。うち1名は杖歩行、80代後半一人暮らし、要介護1の女性で、福祉避難所への移送を視野に入れた生活支援の緊急性が高いと判断し、地域包括支援センターにつないで頂くよう依頼。本人は繰り返し「大丈夫、これぐらい」と言っており、住民同士の見守りは働いているものの、状態の悪化に気づきにくい状況。
・ストーブ使用のため乾燥が激しく感染症のリスクが高いため、保健師に加湿器と湿度計を依頼。当面は、ハンガーにかけた濡れタオルや、霧吹きでしのげるよう設置。
・下水処理場の機能停止に伴い、トイレの水が流せないという課題を解決するために「ラップポン(置き型洋式トイレ。ボタン一つで汚物をラップでくるみ可燃ごみとして処分」2台を導入。
・水害以降、子どもが落ち着かず夜泣きが激しいため、周囲への迷惑を気兼ねして車中泊を続けていた幼児世帯。区長も気にかけており、相談して別部屋を用意。移動して頂いた。

【被災者のつぶやき】
・さっきまで片付けにいっとったよ。さすがにくたびれた。俺のうちは団地で、水に浸かったけど、住もうと思えば住める。でも、足が悪いし、車もないから、食料の調達が難しいんだ。それにあちこち怪しい業者がうろうろしてるって話も聞くし、ここにいた方が安心だ。うちまでは車で15分くらいだけど、俺は休みながら歩くから1時間くらいかかっちゃうんだ。行って帰ってくるだけでも一苦労さ。でもちょっとずつでも進めないとな。(80代・男性)

・水害のあと、孫の夜泣きが酷くなって。周りの方に迷惑をかけてしまうので、娘夫婦が夜交代で車であやしているんです。もともと夜泣きはしない子で、元気で活発な女の子。避難するとき、避難所で騒いでしまうんじゃないかと思って心配してましたが、でも水害で避難所を転々としている間が本当に大人しくしてくれていて。子供にもわかるんですね、大人たちのピリピリした緊張感とかが。そんな状態が続くにつれて、夜泣きが多くなりました。

孫は緊張しっぱなしで思うように寝れないので、好きなYouTubeを見ながら、眠くなって眠るという感じです。いつもなら、自分の意志で「ねんねする」って言いながら、寝ていたんですが。この眠り方が良くないことは分かっているのですが、この方法しか見つからなくて。

でも婿さんが「このままでは孫がおかしくなってしまう」と言って、みんなで相談して、家の片付けが落ち着くまでマンションを借りようと今日見学に行こうとしていました。その矢先に、部屋を貸してくださると聞いて、どんなに嬉しくて、有難かったか。

正直、もう限界だったんです。こんな贅沢してもいいのか、わがままではないのかと。皆自分たちも部屋は移りますが、食事の時くらいはみなさんと一緒に食べに期待です。これで少し落ち着けそうです。皆さんにはなんてお礼を言ったらいいか。このご恩は一生忘れません。(60代・女性)

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(随時受付中)
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台風19号の対応【長野市】について(10月18日)

みなさま
RSY事務局です。
現在、台風19号の被害を受けた長野県長野市に浦野・吉林を派遣し、支援活動を行っています。県のボランティア班や、長野市の教育委員会(避難所統括課)、長野NPOセンタースタッフと情報交換・調整をしながら、避難所の対応を中心に活動しています。スタッフは本日一旦名古屋に戻り、月曜日から再び現地入り予定。
市は罹災証明書の申請受付も開始。税務担当者が避難所を巡回し、申請に当たっての説明会を実施していました。
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避難所の環境改善
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【自主避難所の状況】
・最大2m程度浸水した集落の方々6世帯・17名が避難。
・1世帯は幼児のいる世帯、5世帯は70代~80代の高齢者。(幼児世帯は夜間子どもの声を気にして車中泊中。別室を専用として提供できないか公民館に打診中)
・市からは避難所として認識されているものの、指定避難所としては認められていないため、常駐の行政職員がおらず、物資も近隣避難所へ取りに行く等、必要最低限の支援が受けられていない。
・高齢者が多いこと、夜は11℃程度のため石油ストーブ利用を利用。安全対策として、地区の役員が24時間常駐。「早く指定避難所に指定し、行政職員を派遣して欲しい」と悲痛な表情で訴えあり。
・AMDA等の医療チーム、地域包括支援センターが巡回。食事はライオンズクラブが炊き出しをし、行政から提供される弁当に汁物をプラス。栄養面での配慮をしている。配膳は避難者らで対応。
・地区役員より、「千曲川流域の下水処理場の被害により、トイレをこのまま使い続けるといつ汚物が逆流してくるか分からない。」との相談あり。ポータブルトイレ「ラップポン」の設置などを検討中。
・夕食を食べながら雑談。寝床は座布団を3~4枚並べて敷布団にしている状況。「寝返りを打つとズレるのでよく眠れていない」という訴えあり。また、足やひざの悪い方もおり、「段ボールベッドを使ってみたい」という意向が確認できたので導入。
・ゴミ箱の改善、乾燥対策など衛生環境の整備が必要。
・移動手段の無い方、介護が必要な方は水害以来一度も入浴できていない。ウェットティッシュで身体を拭く程度。
【被災者のつぶやき】
・うちは2メートル近く、水に浸かったんだ。お父さんは大丈夫だったけど、私はボートで救助してもらったんだ。いざという時に自力で外に出るつもりで、タオルと何本も繋げてロープを作った。結局使わなかったけどね。年だからか、もうなるようになるしかないって思って、その時は冷静でいられた。でも全部流されちゃった。とにかく疲れた。(70代・女性)
・家はもうくちゃくちゃ。これからどうしたらいいもんか。膝が弱いから、畳に直接座るのはおっかない。家ではずっと椅子だったから。段ボールベッドね、立ち上がりが少しは楽になるかしら。(70代・女性)
・一緒に晩御飯?いいよ。食べていきな、お弁当も余ってるからさ。俺はしっかり噛んで、時間をかけて食べるけど、こっち(奥さん)は早食い。合わないんだよ、俺たち。こんなんでも夫婦なんだよ。はぁ、まさか避難していて、若い人とおしゃべりできるなんて。新鮮で、うれしかったよ。もう泊っていきなよ。明日も来てくれるかい?(70代・男性)
・一人暮らしをしてます。水害の時は水が来る前に班の人が声をかけてくれてね。それで避難できました。いつもは押し車を使って外出しているけど、それも流されちゃって。家中泥だらけだから、片付けにすごく時間がかかると思います。近くに娘がいるんで、病院は行けてる。でも土日しか動けないからねぇ。今は病院も水没してリハビリにも行けないから、トイレまで歩くのをリハビリと思って頑張ってます。いい距離なのよ。お風呂には入ってません。いつまでここにいられるのかしら。私は周りに迷惑をかけないように、行けと言われた場所に行くしかない。(80代・女性)
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RSY活動支援金街頭募金決定
ご協力お願いします!
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【日時】
・10月20日(日)
 午前の部 10:00~12:00
 午後の部 13:00~15:00
※行き帰りの荷物運び・募金額の集計もお手伝いいただけると有難いです。
【実施場所・その他】
・場所/名古屋駅ナナちゃん人形前
・集合時間
 午前の部:9:15にRSY事務所又は10:00までにナナちゃん人形前
 午後の部:13:00までにナナちゃん人形前
・内容/台風19号に関わる被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、なるべく事前にご連絡いただけると幸いです。

①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。

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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
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台風19号の対応【長野市】について(10月17日)

みなさま
RSY事務局です。RSYは14日(月・祝)より、栗田・浦野・吉林を派遣(栗田・浦野は翌日戻り、吉林残留、浦野は本日より再び現地入り)。台風19号の被害を受けた長野県長野市にスタッフを派遣し支援活動を行っています。以下、現在までの動きを報告します。
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長野市の被害概要
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・千曲川の決壊により、特に被害がひどいのは豊野・長沼・篠ノ井・松代付近。
・死者2名、床上・床下浸水調査中も、床上約1,600世帯程度ではないかという見立てもあり。
・小中高等学校は一部の地域では再開。現在休校箇所も来週には全面再開見込み。
(避難所)
・避難所数15か所・664名(10月16日現在)。
・ただしこれ以外にも小規模の自主避難所が点在。全体像は未だつかめず。
・最も大規模なのは豊野西小学校233名。災害人道医療支援会(HuMA)が常駐し、衛生改善や段ボールベッドの導入、健康管理等の運営サポートを実施中。
・100人規模の北部スポーツ・レクレーション公園は、地元日赤奉仕団やNPOが運営サポート。共有スペースや子どもの遊びスペースなどがあり、サロンや炊き出しなども開催されている。ただし、屋内運動場のため下が人工芝&土で衛生状態に問題あり。TMAT等がサポートし、環境改善を進めつつある。
・食事は温かいもの、栄養面に配慮されたメニューである程度充実。

(ライフライン)
・下水:千曲川流域の下水の終末処理場が冠水により機能停止。流域の長野市・須坂市・小布施市・高山市に使用制限を呼びかけ中。
・ガス:一時豊野地区でストップしていたが、復旧。
・水道:14戸を残しほぼ復旧。
・電気:ほぼ復旧。

(外部支援)
・専門職の派遣:他県からの保健師派遣、災害派遣医療チーム(DMAT)、災害派遣精神医療チーム(DPAT)、災害ふくしチームなどが避難所を中心に巡回。

アセスメント調査や相談に応じている。
・JVOADのサポートのもと、長野NPOセンターが2日に1回のペースで情報共有会議を実施。外部支援者含め約20団体が参加。

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RSYの動き
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1)長野市災害ボランティアセンターへの資器材の搬出
10月15日(水)に名古屋から4トントラック1台分の資器材を搬出。突然のよびかけにも関わらず、作業には、約10名のボランティアさんが参加して下さいました。資器材は当日18:30頃現地に到着し、災害ボランティアセンターの運営に活用されています。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました!
2)情報共有会議への参加
・10月14日(月)、10月16日(水)19:00~21:00
・場所:長野市社会福祉協議会5Fホール(ふれあい福祉センター)
※「長野市災害ボランティア委員会」との合同開催
http://dvcnagano.naganoblog.jp/

3)避難所の環境改善
・JVOAD事務局を仲介に、長野県・長野市から避難所支援のサポートについて要請あり。
・「JVOAD避難生活改善に関わる専門委員会」として、避難所の環境チェック、市の避難所チーム会議への参加。
・RSY浦野・頼政(被災地NGO恊働センター/15日合流)に加え、RSY吉林、長野NPOセンタースタッフ・ボランティアらの合同チームで、段ボールベッドの導入や衛生環境の改善を実施中。
・急務の課題は、寝床の改善と寒さ対策。長期避難者への対応も見越して、市は旅館やホテル等の二次避難所使用を検討中。
・一部の避難所では、避難者による自主運営への切り替えに向けた取り組みが進みつつある。

4)足湯ボランティア(RSY吉林・被災地NGO恊働センター頼政氏からの報告)
・16日2か所の避難所で実施
・長野県NPOセンター調整の市内ボランティアが活躍。午前10名、午後12名が入れ替わりで活動。長野県立大学の学生が半数。足湯講習会を2回実施。
・ボランティアの人数に余裕があったため、声掛けやボランティアの得意分野(保育士を目指す学生には子供たちと遊んでもらう等)を生かした動きもあり。

【被災者のつぶやき】
・「テレビで町の様子が頻繁に報道されているみたいだけど、私は見ないようにしているの。だって、見ると辛くなるから。うちは1階が浸水。3年前に夫を亡くしているから、私一人で住んでいる。息子や娘が心配して片づけを手伝ってくれる。自分で片づけたいけど、被災してからずっと体調を崩している。お父さんの位牌とかは『捨てないで』って強く言ってあるけど、ほんとはもっと色々あるの。でも子供たちも仕事を休んで、片づけに入っているし、『(災害廃棄物の)回収日にとにかく間に合わせなきゃ。明日来るかもしれない。』って焦りもあって、言いにくい。夜はどうしても冷えるけど、ご近所さんが少ないから、人目を気にせず、静かに過ごせているの。ダンボールベッドはよさそうだけど、高さがね。落ちたら怖い。娘の家が電気と水が通ったから、そっちへ移ることになったの。できれば、もう少し避難所にいたいけど、いつまでも自宅を片付けないとご近所さんの目も気になるからね。」

(70代・女性)

・「さっきまでお父さんと自宅の片付けに行ってたんだけど、年だから体が追い付かなくて。口ばっかり出してたら、ちょっとけんかになっちゃって、こっち(避難所)に戻ってきたの。もう疲れた、足湯?あったまりそうね。今から行くわ。」(70代・女性)

・「あんたたち、どっから来たの?大学生かい。えらいね、こんな被災地まで来てくれたの。若い人と話せるなんて思わなかった。足湯もあったかくていいよ。」

(80代・男性)

・「年を取って、こんな目に遭うなんて思いもしなかった。うちは1階がダメになった、夫婦で高齢だから、片づけられるか。こんなチラシ(水害チラシ)があるんだね。これなら、難しくなさそうだから読んでみます。」(70代・男性)

・「水害のあと、体のあちこちが痛くて、なかなか動けない。お願いして、ストーブの近くにしてもらったんだ。もともと夫婦で商売をしてたんだ。」

(80代・男性)

・「り災証明のための写真を撮ってきたんだけど、これでいいのかなぁ。うまく写真が撮れなくて。家に帰るまでも道が狭くって(ゴミが出ているため)大変。家の階段の下まで水が来たんだけど、写真ではわかりにくいでしょ。もう家はダメなんじゃないかと思ってる。ボランティアに片付けを頼むっていっても、あれだけのゴミは難しいんじゃないか?家の玄関も大変なことになっているし。ペットがいるので、ペット可のアパートでもなんでも探して住もうと思っているけど、そういうのはどこに相談したらいいか。。。こういうのもり災証明が出てからじゃないと補助を受けられないんでしょう?

家は自分のものなんだけど、土地は借り物だからり災証明は出るのか?仕事にも行かないといけないから、2階だけではとても住めないし、ペットが入れる家が確保できたら安心して仕事にも行けるんだけど。何から手をつけていいかもわからないけど、まずはり災証明の提出から何ですね。調査も申請した順番だろうし、早めに出すことにします。」
(所感)
・とにかく、不安がある。という感じ。顔も元気がなく、どうしたら良いかわからないという様子。り災証明の話やみなし仮設の話などは少しお伝えしたので、若干表情が和らいだように思う。
・話しかけると、堰を切るように話し始める高齢者が多かった。日中、ぽつんと残る高齢者には気軽におしゃべりできる場が必要だと感じた。食事とテレビスペースが設けられていても、そこには参加しずらそうにしている高齢者もみられるため、本人の居住スペースでお話を聞くなど個別の対応があるといい。
・高齢であればあるほど、被災した現実を受け止めきれていない様子。戸惑いと今後への不安が伝わってくる。
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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
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台風19号による被害について(10月13日)

みなさま
RSY事務局です。
台風19号が猛威を振るい、各地で甚大な被害が発生しました。現在も決死の救助
活動が展開されています。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
RSYは、各方面のネットワークを通じて、現在情報収集に努めています。
●宮城県七ヶ浜町・石木田・横田(RSY七ヶ浜スタッフ)より
町内の一部では停電発生。避難所が開設された中央公民館には十数人が避難して
いたものの、朝方全員帰宅。RSYの活動拠点「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」
は、室内に一部浸水、ファームガーデンの高木根本に地割れ、植物の傷みなどが
見られました。しかし、 事前に屋外の備品を片付けるなどの対処をしていたた
め、 いずれも大きな被害には至りませんでした。
●みえ防災市民会議・山本さんより
今回被災した伊勢市楠部付近は湿地で過去にも浸水を経験している地域。
 本日伊勢市を巡回予定。
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水が引いた直後からの生活再建の手順書
『水害にあたときに』
(震災がつなぐ全国ネットワーク作)
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震つなが作成し、各地で好評を得ている『水害にあったときに』が無料でダウン
ロードできます。ご希望の方は下記サイトより、ご入手ください。
また、被災地に知り合いなど、つながりのある方がいらっしゃれば、早めにご紹
介下さい。
RSYは、引き続き情報収集に努め、今後の活動方針を検討していきます。