「よみがえれ能登」プロジェクト報告(写真集)

◎輪島:朝市のこと
「丁度店開きをして、しばらく経ったときだった。大きな揺れがきて、みんな肩を寄せ合った揺れが納まるのを待っていた。怖かった。家は壊れてしまったが、落ち込んでいても仕方がないので・・・」と、その時のことを思い出すようにゆっくりと話してくれたのは、1000年も続いている輪島の朝市のおばあちゃんである。「神戸から来たんです。」というと、「あ縲怐A何年か前に神戸の方でも大きな地震があったね、遠いところからご苦労様です。」と言われた。いつもそうなんだが、災害の被災地行くと、「神戸から来たんです。」というだけで、見ず知らずの人とでもいろいろと話が弾む。共通体験がそうさせているんだろうか。そういえば、この朝市組合の組合長さんと話した時も、「ほんとにこの度は人の情けというものをこれほど身にしみて、感謝したことはないなぁ!」と全国からの励ましの手紙などを見せながら、少し涙を浮かべて話された。どこの被災地でも、人と人との支え合いや助けあいの有り難みは共通して話される。日本には「困ったときはお互いさま」という言葉があるが、一体いつ頃から言われているのだろうか?

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新潟県中越沖地震[第19報]

皆さま
清野です。お疲れ様です。
現在刈羽ボラセンで活動されている、震つなからの派遣スタッフ、神奈川県立保健福祉大学院生の加納さんから報告が届きましたのでお知らせいたします。[2007.8.7現在]
■刈羽村災害ボランティアセンターの概要
○ボランティア受付数
・ボランティア受付:159
・ニーズ件数:38
・明日以降もサテライトは継続する。
■避難所内の活動
・明後日に行われる外湯めぐりのマニュアルなどを作った。9日木曜日が第一回目。毎週やることになっている。
・C地区でカキ氷とラジオ体操をやった。カキ氷はその場にいたほとんどの人が参加した。また、子どもがカキ氷作成に積極的に参加してよい雰囲気であった。子どもも10数人参加した。高齢者からも「今日はカキ氷ないの?」と聞かれるほど好評。
・ラピカでのカキ氷イベントと竹とんぼづくりに、テレビ取材が入り、少しごった返しした状態であった。子どもも両方のイベントについていけていないという印象を受けた。また、学童の子は湯沢の児童との交流事業があり、目の前にカキ氷がありながら食べられなかったということで、明日は学童に許可を取って、明日学童でカキ氷をすることにする。
・それに関連して。子ども20人以上のイベントなど、ラピカでしか出来ない規模のイベントがある。ただ、2つもイベントがあると子どもも、いっぱいいっぱいになるので、既にイベントが入っているときは、他の避難所に変更するなど調整をする。

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新潟県中越沖地震[第 18 報]

皆さま
清野です。お疲れ様です。
現在、震つな・RSYからの派遣スタッフが一時ストップしたために情報が途切れてしまい、大変申し訳ございませんでした。
昨日8/6夜、神奈川・加納さんが刈羽入りし、8日まで刈羽ボラセンで活動されます。なお、本日の報告は、刈羽ボラセンの避難所班を担当している中越復興市民会議スタッフからのヒアリングを元に作成しました。[2007.8.6現在]
■避難所内での活動
・配食サービスの手伝い:在宅の被災者、特に高齢者世帯向けの、お弁当の配色サービスの手伝いを昼と夕方に行っている。4箇所の避難所に、ボラセンから2人ペアで行っている。基本的には、避難所まで取りに来てもらうが、取りに来られない10軒ほどの世帯には、配達も行っている。配達の時には、体調確認なども行っている。
・飛び込みで、東京から大道芸人の人が来た。避難所をいくつか廻ってもらい、ジャグリングをやったり風船で人形を作ったりして、けっこう好評だった。
・炊き出しの残量調査を行った。自衛隊の炊き出しが終わり、給食業者のご飯に変わったが、夏場なので、火を通したものをという配慮からか、毎日のように揚げ物が出る。炊き出し終了後、確認したところ、結構あまっていた。給食業者に、野菜の補充について、希望は伝えているが、さらなる改善が必要。

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能登半島穴水町復興ブログができました。

事務局・清野です。
中越沖地震関連の活動報告が多い昨今ですが、能登半島も忘れてはおりません。
RSYは、能登半島地震被災地の穴水町で、行政や地元の商店主さんたちと一緒に復興のお手伝いをさせていただいているのですが、このたび、穴水町・能登半島地震復興支援プロジェクト「がんばらんかいね能登・穴水」なるブログが出来ました。
穴水町・能登半島地震復興支援プロジェクト
「がんばらんかいね能登・穴水」
http://www.anamizu-fukkou.com/
ブログでは、復興へ向けたプロジェクトの計画や報告のほか、現在の穴水町の様子なども、写真で見ることが出来ます。
復興へ向けて、着々と歩んでいる能登半島をこれからも応援していきたいと思います。
◆ちなみに、こちらのサイトもお勧めです。
穴水町で商店街復興のために、活動されている幸寿しさんのサイトです。能登半島の名物が購入できたり、日々のつぶやきなどもあったりして面白いですよ。
…………………………………………
石川県・能登半島の幸寿し 通販
http://www.kouzushi.com/
平成版 嫁,姑物語
http://kouzushi.her.jp/yaeko/
能登半島・食旬々
http://kouzushi.her.jp/syun_blog/
このわた くちこ・能登半島の幸寿し BLOG 輪島朝市
http://kouzushi.her.jp/blog/

能登半島穴水町復興ブログができました。

事務局・清野です。
中越沖地震関連の活動報告が多い昨今ですが、能登半島も忘れてはおりません。
RSYは、能登半島地震被災地の穴水町で、行政や地元の商店主さんたちと一緒に復興のお手伝いをさせていただいているのですが、このたび、穴水町・能登半島地震復興支援プロジェクト「がんばらんかいね能登・穴水」なるブログが出来ました。
穴水町・能登半島地震復興支援プロジェクト
「がんばらんかいね能登・穴水」
http://www.anamizu-fukkou.com/
ブログでは、復興へ向けたプロジェクトの計画や報告のほか、現在の穴水町の様子なども、写真で見ることが出来ます。
復興へ向けて、着々と歩んでいる能登半島をこれからも応援していきたいと思います。
◆ちなみに、こちらのサイトもお勧めです。
穴水町で商店街復興のために、活動されている幸寿しさんのサイトです。能登半島の名物が購入できたり、日々のつぶやきなどもあったりして面白いですよ。
…………………………………………
石川県・能登半島の幸寿し 通販
http://www.kouzushi.com/
平成版 嫁,姑物語
http://kouzushi.her.jp/yaeko/
能登半島・食旬々
http://kouzushi.her.jp/syun_blog/
このわた くちこ・能登半島の幸寿し BLOG 輪島朝市
http://kouzushi.her.jp/blog/

新潟県中越沖地震[第17報]

皆様
浦野です。お疲れ様です。
現地入りしていたRSY・松田より報告が届きましたのでお知らせ致します。尚、震つな・RSYからのスタッフ派遣は、派遣スタッフの調整のため、一時ストップしますが、引き続き現地の方と連絡を取りながら、情報収集・対応検討に努めていきたいと思います。[2007.8.2現在]
■刈羽村災害ボランティアセンターの概要
○ボランティア受付数
・ボランティア受付:191
・活動人数:115
・ニーズ件数:23
○刈羽村ボランティア受付の状況
・新潟県派遣のボランティアバスは終了(ニーズによっては再開も)
・福井県からのバス40名、津南町からのバス20名、東京電力のボランティア40名等に来ていただいている。
・バスボランティアはそのままサテライトに行っていただき、各避難所(近く)に設置されたサテライトに寄せられたニーズに応える等の活動を行っている。
・今は、粗大ゴミの片付け、仮設への引越しを前に依頼自体は減少している状況。

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新潟県中越沖地震[第16報]

皆様
浦野です。お疲れ様です。
現地入りしているRSY・松田より報告が届きましたのでお知らせ致します。尚、松
田は、本日で名古屋に戻ります。
[2007.8.1現在]
■刈羽村災害ボランティアセンターの概要
○避難所人数8月1日6:30現在
・避難所R:59名→10人/週くらいのペースで減少。子どもが多い。
・避難所D:72名→余り減っていない。高齢者多い。子ども少ない。
・避難所A:28名→昼間はほとんど人がいない。
・避難所T:31名→高齢者、障害者など多い。重点的な見守りに入っている。
・避難所K:福祉避難所だったが8月1日より閉鎖。一時預かり施設となる。
・避難所F:22名→福祉避難所。継続的なボランティアが入っている。
計:197名

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新潟県中越沖地震[第15報]

皆様
浦野です。お疲れ様です。
現地入りしているRSY・松田より報告が届きましたのでお知らせ致します。
[2007.7.31現在]
また、NPO法人阪神障害者・高齢者支援ネットワークの黒田裕子氏が、8月3日縲鰀5日ま
で再び現地入りされます。
■概要
[避難所の様子]
・福祉避難所のきららは避難所としての機能を8月1日で止め、今後は一時預かりの施
設となる。
・避難所での自衛隊の炊き出しは8月1日で停止。8月2日からは村内の民間会社が炊き
出しを請け負う。
・水道の開通により公共施設前の仮設トイレ、および給水車が停止される。仮設トイ
レは下水の調子がよくないA避難所については継続。一般家庭で水道が使えない家庭
については区長を通じ役場に届出て対応。

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