東北地方太平洋沖地震の街頭募金8日目

皆さま
本日は4月に入って最初の東北地方太平洋地震の「メッセージ募金」を行いました。
昨日からの雨の心配があったのですが、みごとに晴れわたり、満開の桜が咲く久屋大通りからほど近いところで、募金活動を実施することができました。
今回の募金活動ではボランティア総勢27名で、14時から16時まで名古屋栄三越前で実施しました。
幅広い年代のボランティアの方々に参加いただき、また熱心な声かけも行っていただいたおかげで、皆さまからの温かいメッセージ・ボランティア活動支援金を集めることができました。
本日の募金合計金額は65,821円でした。
ご協力いただきましたボランティアの皆さま、募金して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
明日も引き続きメッセージ募金を予定しています。
ご協力いただける方は、集合時間20分前にRSY事務所にお越しいただくか、
直接開始時間に、栄三越ライオン前にお集まりください。
●ボランティア活動資金とは?
こちらをクリック

宮城県七ヶ浜町支援報告【第 9 報】

 皆さま
 浦野です。
 昨日23:32頃、宮城県を震源とする地震が発生しました。
 RSYが拠点を置く宮城県宮城郡七ヶ浜町は震度5強で、強い揺れの後すぐに停電になり、数日前にようやく復旧した水道も一時停止しましたが、宿泊先の水道は現在復旧しているようです。
 4月4日~4月7日午前中まで、日本財団ROADプロジェクトと震災がつなぐ全国ネットワークとの合同企画「足湯プロジェクト」より、東京方面から21名のボランティアが派遣されていました。震つな事務局を兼務しているRSYでは、地元の災害ボランティアセンターと共に、現地での受け入れ・活動コーディネートを行い、6か所全ての避難所での足湯、1地区での個別訪問(ニーズ調査)を実施しました。(詳しくは次号にて報告します)
 続いて7日20:00時過ぎ、RSYボランティア第3陣17名(うち1名は報道関係者のため到着後、別行動)が現地に到着。地震発生時はミーティングを終え就寝していた頃でした。
 私たちは3部屋に分散して宿泊していましたが、強い揺れが収まった後、外に避難するよう声掛けをし、全員の無事を確認しました。その後津波警報が発令されたため、マイクロバスにて高台にある役場へ緊急避難。8日1:30頃、津波警報が解除されたため再び宿に戻り、再度安全を確認して就寝しました。
 余震は、浦野が2度目に現地入りした4月3日から毎日続いていましたが、これ程の規模は初めてで、大きな恐怖感を感じました。幸いなことに、七ヶ浜町では今回の地震での津波の被害は無いようです。
 しかし前回の地震で被害を受けて弱くなっていた家が、さらに大きな被害を受けている可能性があります。また、沿岸付近や避難所で生活する皆さんの不安や恐怖心は非常に大きいだろうと予測され、本震のフラッシュバック等も心配されます。
 本日は今のところ、予定通り現地で活動する予定です。災害ボランティアセンターでの活動サポート、現地ボランティアへの炊き出し、地区の個別訪問、足湯(1か所)を実施します。
 避難所での足湯は非常に喜ばれ、毎回30名近い方々が利用されています。個別訪問では、1戸1戸を回り声をかけて必要なものを届けたり、掃除道具を持参してその場でニーズに対応するというスタイルをとっています。
 2mの床上浸水を受けたお宅のお年寄りが「災害ボランティアセンターがあるのは知ってたけれど、みんな大変だし、こんなこと頼んでいいかわからなかったので電話できなかった。来てくれて助かった」とおっしゃいました。「早くに消防団が、泥のついた家財道具の撤去や泥かきをしてくれてとてもありがたかったが、何がどこにあるのが全く分からず、選別に苦労した」と疲れた表情で語られた住民の方の方の顔を見て、もっと早く来ることができなかったことを悔みました。
 しかし、それを見た周辺のお宅からも「うちも頼みたい」と声がかかりました。支援を求めている方々はまだ沢山います。私たちができることは一つひとつですが、今後も小さな声を聞き逃さぬよう、できるだけ丁寧に、できるだけ迅速な対応を目指して活動していきたいと思っています。
 今週の活動報告は、次号にて詳しく掲載致します。

宮城県七ヶ浜町支援ボランティア・第 3陣出発しました。

皆さま。
RSY事務局です。
P1070607.JPGのサムネール画像
本日ボランティアさん15名と運転手さん2名の17名で第3陣が出発しました。
出発前に七ヶ浜の現地の状況と現地で実際に行う内容の事前講習を行い、その後、10時ごろ七ヶ浜へ向け出発しました。
第3陣の活動期間は4月7日(木)~4月11日(月)です。
現地での活動レポートは随時ご紹介していきます。
また、これ以降の現地ボランティア募集もHPにて掲載しますので、今後も引き続きご覧ください。
今後ともみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

※締め切りました 第 5 回 RSY サロン with 有識者パートナーと第 16 回おしゃべり食堂のお知らせ

みなさま
いつもお世話になっております。
 今回は初のドッキング企画である、第5回『RSYサロンwith有識者パートナー』と第16回『おしゃべり食堂』のご案内をさせていただきます。
 サロンでは、名城大学都市情報学研究科の柄谷友香先生をお迎えし、東日本大震災の現地報告をしていただきます。
 おしゃべり食堂では、被災地に対し、名古屋など東海地方でできることを含め、今後の支援についての話をする機会になればと思っています。
 ●日程
  4月23日(土)
 ●時間
  サロン:17:00~18:00
  おしゃべり食堂:18:30~20:30頃
 ●場所
  RSY事務所
  http://www.rsy-nagoya.com/rsy/about/address.html
 
○RSYサロンwith有識者パートナーとは?
 

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【募集】東北地方太平洋沖地震の街頭募金( 4/9,10 )

みなさま
RSY事務局です。
この度、活動支援に関する街頭募金活動ボランティアを募集します。
今回の募金活動では、
1.ボランティア活動支援金募金
2.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
3.被災地への支援メッセージを集める「メッセージ募金」
を行います。
日程は下記の通り、集合場所は栄三越ライオン前です。
ご協力いただける方は、集合時間20分前にRSY事務所にお越しいただくか、
直接開始時間に、栄三越ライオン前にお集まりください。
RSY事務所アクセス:
http://rsy-nagoya.com/rsy/access
ご協力よろしくお願いします!!!
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
下記の日程で参加可能日に○をつけて、件名に【街頭募金申し込み】と入れ、事
務局までご返信下さい。
(  )  4月 9日(土)14:00~16:00 ※8日の18:00までにお申し込みください。
(  )    10日(日)14:00~16:00  ※9日の18:00までにお申し込みください。
※お名前・ご連絡先(電話・メール)も合わせてご連絡ください。
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
Mail info@rsy-nagoya.com
————————————————————
また、下記の通り、郵便振替またはクレジットカードでも
ボランティア活動支援募金をお願いしています。
【1.郵便振替】
口座番号 00800-3-126026 
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
 ※通信欄に「東北地方」とご記入ください。
【2.クレジットカード】
VISA又はMastercardをお持ちの方は、1口2,000円より、
こちらのURLから寄付して頂けます。
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84 
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

宮城県七ヶ浜町支援報告【第 8 報】

みなさま
RSY事務局です。
4月2日(土)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯ボランティアの
様子を中心に報告します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報告です。
【被害概要(4月2日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:90名
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校
(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,013名)
○災害ボランティアセンターの様子
(4月1日)
・ニーズ:21件
・ボランティア活動人員:137人
「七ヶ浜町社会福祉センターでボランティア募集」という広告を駐車場(福祉セ
ンターではない場所)の車のワイパーに挟んであったという報告がありました。
ボラセン主導のものではなく、誰が行ったかわからないので困惑されるというこ
とがありました。
・地域の様子
コンビニなども周りでは営業を始めており、少し前までは午前中のみでしたが、
夕方まで営業を行うなど、徐々に広がってきています。
送水が始まり、七ヶ浜町で水が出たという話もでましたが、情報元は不明です。
水道は復旧しても赤水などが出るのですぐに飲み水に使わないように言われた
り、住民が蛇口をひねってみる姿が見られたりと、現在多くある水の要望の解消
も間もなくかな、という感じでした。
・その他
バイクによる災害ボランティア活動を行う名古屋の団体「Bi-Vo」の方が1名七ヶ
浜入りされました。
本日は新燃岳からの野菜(下記参照)を避難所に配る際に同行していただき、周
辺を確認していただきました。明日よりボラセンのニーズに合わせて動いていた
だきます。
◆新燃岳噴火災害の被災地である宮崎県の農家さんより七ヶ浜に野菜が届きまし
た!(続報)
本日ボランティアさんに新燃岳からのお野菜を運んでもらいました。
段ボール箱に「新燃岳の被災者の方々から温かいお野菜です」と表示を付けて
送っていただきました。
さらに本日大根が10箱届きましたので、こちらもまた各避難所へお渡ししていき
ます。
足湯隊つぶやき
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(女性70代)
・頭が痛くて風邪気味。風邪でのどがかすれてる。
・足湯で足をきれいにできるからうれしい。
(男の子小5)
・家族全員で避難所にいる。
・サッカーが好きなんだ。
(女性70代)
・地震の時から風邪が治らない。
・床に段ボールをひいてその上に毛布を掛けてるから体が痛い。
(女の子8歳)
・竹とんぼ缶ぽっくりをして遊んだ。
(男の子12歳)
・もうすぐ中1。足湯をするのにちょっと照れていた。
(女性75歳)
・足湯をするとよく眠れる。
(女性80代)
・孫が5人ひ孫もいるんだよ。
(男性70代)
・家がなくなった。避難所ではなんとか寝れてる。寒くはない。
(男性不明)
・人工透析で松島にいたら地震にあった。
(女性60代)
・家に水がかぶった。家族は全員無事。
(女性70代)
・足湯気持ちよかった。
(男性48歳)
・家がなくなった。避難所で風邪をひいたが治った。
・避難所であまり寝れない。
(男性66歳)
・お風呂は昨日入った。
(女性80歳)
・今日はいい日だ。
(女性60代)
・足湯をしていたおかげで夜よく眠れる。
(女性82歳)
・地震があったときは家にいて孫が来てくれて一緒に逃げた。
・昨日民宿のお風呂に入りに行った。
(女性70代)
・家が流されてしまった。家族が老人2人なので大変だった。
(女性70代)
・家は無事。1人暮らし。
(女性60代)
・冷え性。避難所には2週間いる。
(女性70代)
・家は流された。足湯をするようになってからよく眠れるようになった。
(女性70代)
・編み物をしている。
(女性70代)
・足湯は2回目。
・水が復旧したら家に帰る。
(女性60代)
・家が壊れて孫の家に避難した。
・明日お風呂。
(女性70代)
・また来たよ。孫の1人が仙台にいる。
(男性77歳)
・孫が7人いる。
・漁師だった。船も全部だめになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
足湯ボランティア13名
利用者36名
今日も足湯ボランティアに男の子4名が来てくれました。
足湯を設営するときに利用者の方が椅子を並べにきてくださいました。それだけ
足湯を楽しみにしてくださっているのがわかり嬉しかったです。
第一陣より足湯を進めて、何度か足湯を経験した子を中心に自分たちで足湯の場
を造っており、足湯ボランティアが育ってきています。機材さえあれば彼女たち
だけで実施することもできそうです。
特に、お年を召された方は日中時間を持て余しているので足湯は非常に喜ばれて
いますが、別に何か避難所の室内でできることを提供できたらと思います。
水が復旧すると変わるかもしれませんが、利用者数と実施時間内での足湯の担い
手のバランスが釣り合っていないので、場所や時間など拡張していけるよう避難
所の事務局と相談をしたいと思います。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

ROADプロジェクト【第4報】

みなさま
震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)では「日本財団ROADプロジェクト」の
支援を得て、東日本大震災被災者支援活動を開始しています。
●東京発の足湯ボランティア
3月29日より宮城県石巻市で活動した第1陣の様子はこちらをご覧ください。
http://blog.canpan.info/koho/archive/1390

なお、4月3日からは第3陣が宮城県七ヶ浜町で活動する予定です。
●名古屋の震つな事務局では
ボランティアさんに震つなMLを集約する作業をお願いしています。遅くなりまし
たが、今後随時この表を配信する予定です。皆様の支援活動にお役立て下さい。
なお、ROADプロジェクトには震つなだけでなく日本財団、東海地震等に備えた災
害ボランティアネットワーク委員会とも協力して進めていますので、随時そちら
の団体の情報も加えた形での表に進化させます。
不完全な形での配信、ご容赦ください。

【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア・第 3陣( 4 月 7日~ 11 日) ※締め切りました

みなさま
この度第3陣の現地ボランティア募集を以下の通りさせていただいておりましたが、定員に達したため、締め切りをさせていただきました。
今後HPにて継続的に募集をさせていただく予定ですので、引き続きご覧いただきますようお願いいたします。
今後とも協力頂きたく、よろしくお願いいたします。
東北関東大震災支援のため、3月25日からRSYが支援に入っている宮城県七ヶ
浜町では、災害ボランティアセンターを支える運営スタッフや足湯ボランティア
が不足しています。現在、第2陣が活動中ですが、引き続きボランティアを派遣
し、支援活動を行いたいと思います。
第3陣ボランティアを下記のとおり募集します。
1.活動期間:4月7日(木)~4月11日(月)
2.応募条件
・心身ともに健康な20歳以上の男女
・足湯講習会に事前に参加し、意義を理解して頂ける方
・寝袋を持参し、防寒対策の出来る方(夜は外気温0度程度)
・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
・出発場所(RSY事務所:名古屋市東区泉1-13-34名建協2階)まで来られる方
・ご自身でボランティア保険に入られる方(390円)
※お住まいの各市町の村社会福祉協議会で必ずお手続きください。
3.参加費:
・一般:10,000円
・学生:5,000円 
(※宿泊費用として)
4.募集人員:20名
5.持ち物
・寝袋(畳の部屋ですが布団は提供されません。)
・トイレットペーパー1巻(トイレのため、また埃で鼻水が出やすくなります。)
・使い捨てマスク(現地で風邪をひかないため、拡散させないため)
・汚れても良い靴(あれば長靴が良い)
・懐中電灯(夜間の室内が暗いため)
※宿泊は旅館やまに荘(七ヶ浜町内民宿)となります。
(設備)畳/寝袋持参/水は井戸有/電気有/風呂無/トイレ仮設
※水道は出ません。
※食事は自炊となります。
6.生活上のルール
・喫煙は玄関外で。
・飲酒は禁止。
・基本的に夜の外出はしない。(外は真っ暗です)
・1日1回掃除をする。
7.日程
出発日(4/7)は午前8~9時ごろにRSY事務所を出発する予定です。七ヶ浜までの
所要時間は約11時間のため、1日移動日となります。現地出発日(4/11)も同様
に移動日となり、名古屋への到着時刻は19~20時ごろとなる予定です。
よって、実際に現地での活動日は中3日(4/8-4/10)となります。
※参加者には詳細のスケジュールを決まり次第お知らせします。
[申込み方法]
お申込みは、【メール】で、下記必要事項をご記入の上、
info@rsy-nagoya.com までお願い致します。
*********************
メールの件名:【七ヶ浜ボランティア申込・第3陣】名前
1、住所:
2、氏名(ふりがな):
3、年齢:
4、性別:
5、職業:
6、メールアドレス:
7、電話番号:
**********************
[申込み締切]
4月6日(水)13:00まで。ただし、募集人員に達し次第、締め切ります。

宮城県七ヶ浜町支援報告【第 7 報】

みなさま
RSY事務局です。
4月1日(金)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯ボランティアの
様子を中心に報告します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報告です。
【被害概要(4月1日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:90名
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校
(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,024名)
○災害ボランティアセンターの様子
(31日)
・ニーズ:16件
・ボランティア活動人員:86人
個人ニーズの掘り起こしや、正確な情報伝達が課題となっている。
足湯隊つぶやき
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(女性80代)
・家はなくなった。夜は薬を飲まないと眠れない。
(女性81歳)
・足湯は5回目
・夜は手足が寒い。
(女性60代)
・家は水が入ったけど住める状態。電気がついたら自宅に戻る。
(女性70代)
・命があるのは幸せだけど、お金がなくてこれからが不安。
・トイレが汚くて嫌だ。
(男性70代)
・お風呂に入れていない。
・家が流されて、車や入れ歯もなくなってとても不便。
(女性80代)
・家の1階は津波で流されて2階にすんでいる。
・足の裏がいたい。
(女性40歳)
・物資は足りている。家族が無事なのがなにより。
(女性65歳)
・孫が学校に行かなくなり、困っている。
(女性10歳)
・家の1階が水びだしになり怖かった。
(女性80代)
・足湯は気持ちいいね。毎日するのは疲れない?
(女性70代)
・足湯楽しみにしてるよ。
(女性60代)
・物資は足りている。夜もぐっすり寝れる。
(女性60代)
・住む家をどうしようか悩んでいる。
(女性70代)
・足湯に来てるからゆっくりお昼寝ができる。
(男性60代)
・家が流された。仮設住宅が100戸では足りない。
(女性60代)
・家が流され夜眠れなかったけど、足湯のおかげで体があったまる。夜寝れるよ
うになった。
(女性70代)
・ガスと水が早く治らないかな。この2つ以外は特に不便はない。
(男性48歳)
・好きなテレビが見たい。プライベートが欲しい。ビールが飲みたい。
(男性50代)
・夜はあまり寝れなくてトイレに2.3回起きる。床で寝てるから体が痛い。
(女性60代)
・マッサージなんて孫にもやってもらったことない。うれしい。
(女性80代)
・毛布がいっぱいで暖かい。
・足湯続けてほしい。
(男性50代)
・花粉症。お風呂が楽しみ。
(女性80代)
・これからどうなるのか不安。
・夜は床が固いし冷たいので寝れない。隣の人のいびきもうるさい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
足湯ボランティア14名
足湯利用者33名
中学生が多く参加してくれました。その中で、第2陣では初めての男の子の足湯
ボランティアの姿もありました。男の子は緊張していて、なかなか利用者さんと
うまく話ができなかった場面もありましたが、終わったあとは避難所の方と話が
できていたのでよかったです。「またできたら足湯に参加したい。」と言ってく
れました。
利用者さんのお話を聞いている中で、体に痛いところがあるという声を聴き、中
央公民館に入っている診療所に紹介することができました。
◆新燃岳噴火災害の被災地である宮崎県の農家さんより七ヶ浜に野菜が届きました!
被災地から被災地へ、里芋、人参、きゅうり、ごぼう、千切りだいこん、みそ、
薄口醤油など30箱が宮崎の農家さんの「応援したい」気持ちと共に届きました。
いただいたお野菜は、明日、各避難所でお渡しする予定です。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84

※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

宮城県七ヶ浜町支援報告【第 6 報】

RSY浦野です。
3月31日(木)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯ボランティアの様子を中心に報告します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報告です。
【被害概要】(3月31日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:90名
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,041名)
○災害ボランティアセンターの様子
(30日)
・ニーズ:24件
・ボランティア活動人員:205人
(31日)
・朝から雨が降っていたためにボランティアの集まりが悪く、また、外での作業の多くは中止になりました。ボラセンでは中学生2年生まではその場で帰宅となりました。
○足湯ボランティア
(中央公民館)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ9名。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした30名が足湯に参加
【足湯つぶやき】
(男性不明)
・漁をやっていた。老人ホームにいる。足湯楽しみにしていた。
(女性28歳)
・使い捨てのコンタクトをずっと使っていたので目が痛い。アパートに住んでいた。傾いたので怖い。片道1時間のところを物を取りに行ったので足が痛かった。
(男性50代)
・大工をしていたが、道具も流されてしまった。
(女性年齢不明)
・高血圧。夜でも病院のスタッフが来てくれるので安心。
(女性60代)
・汐見台南町集会場から移った。
・家は流されてしまった。汐見台に土地を持っているのでそこに家を建てる。
(女性70代)
・今日で3回目。床が固いから体が痛い。年で体が不自由で、3回も避難所内で転んだ。
(女性70代)
・足湯は4回目。家は流されてしまった。いろいろ大変…。
(女性70代)
・風邪をひいていて物を食べていない。足湯は今回初めて。
(女性30代)
・以前住んでいた場所は浸食されたので、別の場所に引っ越す。
(女性70代)
・昨日足湯をしたらぐっすり眠れた。足が汚くてごめんね。
(女性70代)
70歳まで頑張ってきたのに3分で全部持っていかれた。
(女性50代)
・津波が来たときは家にいて急いで高台に逃げた。
(男性60代)
・先が見えず不安。足湯で気持ちが楽になる。また来るよ。
(女性60代)
・1人暮らしで隣の人に助けてもらった。
(女性60代)
・今回の津波で助かったのは3年前に亡くなったばあちゃんが助けてくれた気がする。
(女性80代)
・七ヶ浜には60年前に嫁に来てからずっといる。共同生活で我慢している。
足湯のボランティアは本日4名でした。雨の影響で今までの約半分の人数でした。同じホールでアロママッサージのボランティアをされている方(ご自身も被災者)よりアロマの精油をご提供いただきました。精油がある間はアロマ足湯として提供していきます。足湯は女性の利用者さんが多いのでとても喜ばれました。
今日は雨ということもあるのか男性の利用者が多かったです。普段はおそらく家の片付けなどをしているのでしょう。これが良いインターバルになってくれればと思います。
地元ボランティアの学生の気づきも多く、こうしたらどうだろうか?という意見出てきて彼、彼女らが主体的に足湯に参加してくれる姿に頼もしく感じ、この地域の力強さを垣間見た気がしました。
第2陣は足湯を始めて3日目になりますが、利用された方が顔を覚えてくださりあちらから声をかけてくれたり、より身近な存在になれてきているという気がします。
足湯をしていた時に水を借りたいと来られた女性がいました。流された家からアルバムが見つかったそうで、結婚式の時の写真でした。「大事な写真じゃないですか。見つかってよかったですね。」と言うと「本当これだけでも見つかってよかった。」と言いながら、泥だらけの写真をきれいにしようとされていました。
その後、新聞記事の中でそのような写真の扱い方を見つけ、あの女性にお伝えできなかったことが悔やまれました。
この被災地で自分にできることを!と気持ちだけできましたが、そのことを知っていればあの女性の為にさせてもらえることが1つあったのに…と知識の大切さというものをひしひしと感じました。
支え合いという言葉をよく聞きますが、この活動の中で私自身もこの災害で受けた心の傷を被災者の方によって癒してもらっているような不思議な気持ちになります。
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○七ヶ浜町支援 これまでの他団体・組織との主な連携(RSY関連)
RSYとかねてから繋がりのあった団体・組織の皆様を中心に、下記のようなご支援を頂いております。ご協力ありがとうございます。
makanai.JPG■あいち生協様
・第1陣出発時、被災された方々や現地で活動するボランティアのためにと、卵・厚揚げ・がんも・にんじん・じゃがいも・たまねぎ・味噌・しょうゆ・カップラーメン・お米・トイレットペーパー等の生活用品・お菓子など、約2トン一杯分の品物を無償提供して頂きました。この食材は、避難所の炊き出し班に提供されたり、現地ボランティアの炊き出しに活用され、大変喜ばれました。
■いまじんウォーク有志の皆様
・炊き出し用食材・調味料、ナベ等の資器材、お菓子・手作りパン等のご寄付を頂きました。こちらも大変喜ばれました。
■ヤマヤ物産有限会社様より
・災害時の炊き出し釜「まかないくん」を無償貸し出しして頂きました。電源と少しの灯油ですぐにお湯が沸くすぐれもので、炊き出しや足湯用の湯を沸かすのに毎日大変役立っています。
futon.jpg■NPO法人ワンファミリー仙台様
・敷布団約30組を提供して頂きました。3月27日第3報に、避難所にどう配るかが大きな課題と書いていましたが、翌日大型避難所である国際村へ打診したところ、受け入れ可能とのことで、早い段階で被災された皆さんの手にお届けすることができました。
octagon.jpg■株式会社佐合木材様
岐阜県美濃加茂市の企業である佐合木材様が、避難用仮設テント「オクタゴン」を無償貸し出しして下さいました。モンゴルのパオを思い起こす6畳ほどの広さのダンボール製のテントで、屋外で風雨にさらされても半年は耐えられるとのこと。現在はRSYの食材や資材を入れる倉庫として活用させて頂いていますが、後々は、子どもたちの遊び場やお年寄りの憩いの場としても活用して頂きたいと考えています。
toilet.jpg■MODAN(モダン)工房様
・福祉機器を取り扱っている岐阜県大垣市の企業「モダン工房」様から、中央公民館にある4か所の仮設トイレに、段差解消階段・手すりと、洋式便座を設置して頂きました。また、避難所内の間仕切りとして、段ボールパーテーション10組をご提供していただきました。物品はすでに利用いただいており、全て無償で対応して頂きました。また、避難所である国際村にパーテーションのサンプルを持って説明に行きました。3日(日曜)頃、さらに200組ご提供いただける予定です。日程は未定ですが国際村の仮設トイレ2か所でも階段・手すり・洋式便座を設置して頂けるそうです。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。