【募集】災害活動支援金の街頭募金(10/1)

皆さま
 いつもお世話になっております。RSYボランティア募金チーム(チームB)です。 
 今回は毎週土曜日に行っている募金活動についてお知らせします。
○次回の募金案内について
RSYでは毎週土曜日の午後に名古屋栄で行っている
活動支援に関する街頭募金のボランティアを募集しています。
今回の募金活動では、
1.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
2.ボランティア活動支援金募金
3.「輪っか和っかプロジェクト」メッセージ集め
を行います。
今年は東日本大震災、紀伊半島を襲った台風12号、東海地方を直撃した台風15号と
自然災害が続いており、支援活動も多岐にわたっています。
東日本大震災もまだまだ長期的な支援が必要となっており、
その為には活動支援金のお願いと、災害のことを忘れないでいてもらうことが不可欠です。
前回は台風12号の後だったこともあり、多くの方に関心を持って立ち止まって頂けました。
ボランティアバスに参加された方は、現地での活動や現地の状況を一般の方に知らせる場として、
是非利用して欲しいですし、現地へ行けなくても出来る支援活動があるということを
身を持って示していただけると、さらにボランティアの輪が広がっていけると思います。
ご協力よろしくお願いします!!!
日程は下記の通りです。
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
◆募金実施日時 :
       10月 1日(土)15:00~17:00
       
◆集合場所 :
       現地集合の方  ⇒名古屋栄三越ライオン前に15:00集合
       備品の持ち出し可能な方  ⇒事務局に14:30集合
       初めて街頭募金に参加される方  ⇒事務局に14:15集合
◆ボランティア保険
 ・自転車との接触事故・熱中症などの心配がありますので、ボランティア保険
に加入しコピーを持参いただくと万全です。
◆街頭募金申し込みフォームからお名前・ご連絡先(電話・メール)をご連絡く
ださい。
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEJnRFMzTEUxTWVpUWdxY0NUT0VBZnc6MQ
※街頭募金に初めて参加される方は簡単な事前説明を実施します。募金当日の午
後14時15分までにレスキューストックヤードの事務局までお越し願います。
(初参加でもお時間の都合が付かない場合は、現地に直接来ていただいてかまい
ません)
※9月30日の18:00までにお申し込みください。
◆ボランティア募金チーム(チームB)コミュニティ
チームBでは情報共有や意見交換するためのコミュニティを立ち上げました。
下記のURLから登録をお願いします。
登録にはYahoo!IDが必要です。
http://groups.yahoo.co.jp/group/rsy_b
◆RSY事務所アクセス:
http://rsy-nagoya.com/rsy/access
☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
日時,  参加人数,    募金額,  応援メッセージ数
3月小計, 263人, 1,702,899円,   73
4月小計,  90人,  302,882円,  284
5月小計,  38人,   85,691円,  172
6月小計,  36人,   40,250円,   88
7月小計, 113人,  139,706円,  195 ※1
8月小計,  45人,   17,581円,   30
9月17日  20人,   43,001円,   23
9月24日   8人,    4,456円,   84
述べ人数:613人、募金総額:2,336,417円、応援メッセージ総数:949エール
※1 「輪っか和っかプロジェクト」の応援メッセージの募集を7月2日より実施
※2 場所はいずれも名古屋栄三越周辺の大津通り・久屋大通り
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
Mail info#rsy-nagoya.com (#は@にかえて送信してください。)
————————————————————
また、下記の通り、郵便振替またはクレジットカードでも
ボランティア活動支援募金をお願いしています。
【1.郵便振替】
口座番号 00800-3-126026 
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
 ※通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。
【2.クレジットカード】
VISA又はMastercardをお持ちの方は、1口2,000円より、
こちらのURLから寄付して頂けます。

※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東日本大震災」とご記入ください。

街頭募金番外編@防災フェスタ(通算27日目)

皆さま
いつもお世話になっております。RSYボランティア チームBです。
私たちチームBも防災フェスタに輪っか和っかプロジェクトのブースを割り当てて頂き
街頭募金番外編と銘打って初めてイベントブースで活動しました。
このブースはスタンプラリーのゴールを兼ねていて「カエルの消火ゲーム」を担当・運営し
お子様、ご家族連れの方で終日盛況でした。
輪っか和っかプロジェクトはコンシェルジェ(案内誘導係)のお姉さんにも協力してもらい
名古屋の皆さまのメッセージを集めて頂きました。
また、今回はテレビ塔下ステージにて「チームBの紹介」が企画され、午後3時から約5分の時間を
頂き、チームの結成から現在までの活動報告を行いました。
当日お越しになれなかった方々にも私たちの活動をご理解頂きたく、少し長くなりますが報告の
全文を掲載致します。
“こんにちは。レスキューストックヤードボランティア チームBと申します。
本日は「輪っか和っか」のブースにて支援金を募集させて頂いております。
レスキューのブースはスタンプラリーの最終地点になっております。是非お立ち寄り下さい。
この時間をお借りしましてチームBの活動紹介をさせて頂きます。
チームBは震災後レスキューストックヤードで支援金募金を始めた3月17日~20日(4日間継続して)
参加した4名のメンバーで発足しました。以降紆余曲折等ありながらも半年に渡り活動を継続
でき、ほぼボランティアのみで活動しています。
現在は毎週土曜日の午後3時から5時の2時間の間に栄三越周辺にて、ボランティア支援金・
輪っか和っかプロジェクトのメッセージを集めています。 
今までご支援頂いた報告をさせて頂きます。
延べ人数605人、2,331,961円のご支援を頂きました。ありがとうございます。(一斉に)ありがとうございます。
この表が示すように参加者・活動支援金ともに減少する現状にあります。
レスキューの広報的な役割もあり、できるだけ毎週同じ時間・場所にて活動していきたいと思っています。
また、今後はイベント等に積極的に参加してレスキューストックヤードの支援金などの周知、
被災地の声を発信していければ、名古屋と被災地、ボランティアと被災された方を繋ぐお手伝いが
できると思っています。
興味ある方・お時間がある方、名古屋からできることがレスキューストックヤード及びチームBにはあります。
皆さまのご参加をお待ちしております。
また今回の台風12号・15号の被害も甚大であり、隣県でもあり名古屋市自身も被害がありました。
関心ということで言えば今は高くなっています。この機会に防災について私個人としてもしっかりと考えて
いきたいと思います。
レスキューストックヤード チームBを支えて下さい。
それが被災地を間接的に支援できることだと思っています。
皆さん、ともに支えて下さい。よろしくお願いします。(一斉に)よろしくお願いします。”
本日の募金金額は4,456円でした。。
輪っか和っかは84個作って頂きました。ご協力ありがとうございました。
今後も引き続き街頭募金を予定しています。
また、レスキューストックヤード事務局での作業ボランティアも併せて募集しております。
ご協力よろしくお願いいたします。
●ボランティア活動資金とは?
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「防災フェスタ2011」無事終了いたしました

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 お世話になっております。
 愛知・名古屋の防災関係団体が一同に会する「防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔」(平成 23 年度中部建設協会NPO助成事業)を24日、名古屋市中区の名古屋テレビ塔周辺で催すことができました。さわやかな秋空の下、200人近くのボランティア、関係者のご尽力によって、約2000人の来場者にブース展示をはじめチャリティーバザーやステージイベントを楽しんでいただけました。
 愛知県被災者支援センター、東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごやを通じて呼び掛けた東北からこの地域に移られている県外避難者の皆さんにも多数お越しいただきました。コープあいちの協力によるバザーお買い上げ商品の無料宅配サービスは26世帯が利用し、プロカメラマンと美容師によるテレビ塔展望台での写真撮影コーナーには25家族、計71名の県外避難者の方々が訪れてくださいました。また、弁護士や司法書士、税理士、社会保険労務士による相談コーナーも多くの利用がありました。
 詳しいご報告は順次このブログや、報告書を作成するなどしてお伝えいたします。まずは多くの皆さんのご参加、ご協力に、関係者一同、厚く御礼申し上げます。
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宮城県七ヶ浜町報告【きずな館だより:第6便】再会するボランティアさんを紹介

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
今回のきずな館だよりブログでは、現在活動中のボランティアさんについてご紹介します。
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現在、長期ボランティアとして大活躍している郷古くんと青山さん。
この2人、実は意外な接点がありました。
青山さんが5月、6月にきずな館に滞在していた頃、
とても肌寒く、朝晩は冬のように凍える季節外れの気候でした。
第7陣として参加した青山さんは、その時はとても暖かかったので
冬使用の衣服を愛知県に置いて再度七ヶ浜に来ました。
そのため青山さんは薄手のパーカー一枚しか寒さをしのげる服がありませんでした。
青山さんは、帰る14陣の人たちに
「もし名古屋に帰って処分してしまう上着があれば、どなたか私にください」とお願いしました。
その様子を見ていた私は、上着をくれる人なんてそうそういないだろうなと思っていたのですが、
翌朝聞いた青山さんの声色はウキウキしたものでした。
なんと!
ある青年がダウンジャケットをくれたというのです!
「家に同じのがあるので」という、『そんなバカな』な理由だなぁと思いながらも
青山さんは命拾いしたような安心顔を見せていました。
この時、ダウンジャケットをくれた青年が誰なのかは知ることができませんでした。
その後、青山さんは6月中旬に名古屋に帰っていき、郷古くんは24陣として6月末に七ヶ浜に戻ってきます。
郷古くんは何度か名古屋に帰っては七ヶ浜に舞い戻り今やキッズのアイドルとなり、
青山さんは9月20日に再訪します。
青山さんと郷古くんは6月以来の再会を果たしました。
もうお気づきと思いますが、ダウンジャケットを青山さんにあげたのは郷古くんです。
あの時、本当に困っていた青山さんを助け、
名古屋に帰るまでの期間を元気に過ごせるようにしてくれたのは郷古くんだったのです。
運命の再会を果たした二人は、きずな館でダウンジャケットの返還式を行うことができました。
『本当に家にもう一着あったんです』と最後まで優しい郷古くんに、青山さんも私も涙です。
こういう出会いやつながりもあるのですね。
郷古くんがダウンジャケットを青山さんにあげるということ自体とてつもない親切心をもった青年だという印象を持ちますが、
このことを知る以前の郷古くんの姿を見ていると彼の素晴らしさを感じずにはいられません。

宮城県七ヶ浜町報告【きずな館だより:第5便】台風のあとは

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局清水です。
台風一過のすがすがしい9月22日。
そして、本日9月23日もさわやかな青空が広がり…と思いきや、
午後からなんだか重たい雲がやってきました。
しかし、少しぱらついたものの傘をさす必要もない程度ですぐにやみました。
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ほっとしつつ、寒くなったなぁと思いながら青空と白い雲とグレーの雲の二重奏を見上げると、
なんと、虹がでていました!
足がしっかりとついている虹を見たのは久しぶり。
一緒に遊んでいた子どもたちもきずな館から飛び出してきて嬉しそうな声を上げていました。
きずな館前にあるテントの屋根にたまっていた水をとろうとした郷古くん、水の取り方を間違い、水を頭からかぶってびしょびしょになってしまいました。
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宮城県七ヶ浜町報告【第42報】台風15号による影響のご報告

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
台風15号による七ヶ浜への影響についてご報告いたします。
ご報告が遅くなり申し訳ありません。
目立った被害はありませんでしたが、第一スポーツ広場の仮設住宅が夜に冠水し、住民が任意で一時中央公民館に避難しました。その他6か所の仮設では冠水する場所はありませんでした。
避難の際には現地に滞在していた個人ボランティアさんが出動し、お年寄りの方や身体の不自由な方のサポートをし、安全に避難されました。
幸い床下浸水までですみ、消防の排水作業により24時過ぎには水位も下がり自宅へ戻る人もみえました。
この避難では、55世帯144人が避難をしましたが、翌日21日の朝には全員が帰宅しています。
家屋等への被害につきましては、屋外のエアコン室外機が動かないというようなことはありましたが、特に浸水被害はありませんでした。七ヶ浜全体としては花渕浜地区で土砂崩れが一か所ありましたが、こちらもけが人などは出ていません。現在は復旧作業も完了しております。
翌日は台風一過で、すがすがしいお天気でした。
ボランティア活動も通常通り行われております。

台風15号にともなう名古屋市内のボランティア支援活動について

みなさま
12号に続く大型の台風、台風15号も大きな被害をもたらしました。名古屋市内を流れる庄内川上流部(土岐川・岐阜県東濃地区)からの大量の雨により下流部でも危険水位に達し、守山区の一部で越水がありました。
RSYを含むなごや防災ボラネットでは、地元住民からも要請があり、本日以下の要領で名古屋市、名古屋市社協、守山区社協とともに「お掃除隊」を編成し、住民のニーズ調査を兼ねて守山区に入りました。
本日の活動の結果、引き続きお手伝いが必要なお宅は床上10数件程度、その他多くは床下で、作業可能なお宅とフローリング等でボランティアでは手に負えない方とが混在しています。ただし床下の作業方法を周知するチラシ配付も視野に入れ、明日から2日間限定(9月23~24日)でボランティア支援を実施することになりました。今回は極小地域の活動でもありますので、ボランティアセンターの設置はせず、地元のボランティアを中心に支援が充足しますので、公募は見合わせることになりました。
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レスキューストックヤードを支えてください。
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/nyukai/post-13.html

<9/23・24・参加者募集!>シンポジウム&防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
台風15号が日本列島を縦断し、各地の被害が気になるところです。
今週はRSYでも紀宝町へのボランティアバスを急きょ中止とし、一昨日からの降雨により愛知県内でも被害がでている箇所があります。台風15号関連につきましては、また追って情報をお伝えしたいと思います。
そんな中ではありますが、明日23日(土)は岩手・宮城・福島からゲストをお迎えしてシンポジウムを、24日(日)は「防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔」を開催します!
災害が続いています。この週末は被災地の応援をしながら、自分達の暮らす地域の防災について、一緒にで考えてみませんか?
週末はお天気にも恵まれそうです。
お誘いあわせの上、是非会場に足をお運びください。
◆23日(土)
・チラシはこちらからダウンロード
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/23_chirashi.pdf
・詳細はこちら↓
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    東日本大震災から半年 被災3県の現状を聞く
 ‐岩手・宮城・福島 復興の現場からゲストをお迎えして‐
■日時:2011年9月23日(金・祝)18:30~20:30
■場所:伏見ライフプラザ12F第一研修室
■ゲスト
岩手県:遠野まごころネット関係者1名
(遠野まごころネットは大槌町・釜石市・陸前高田市などの
                沿岸部の支援活動の拠点です)
宮城県:七ヶ浜町災害ボランティアセンター関係者ら2名
福島県:福島大学・FUKUSHIMA足湯隊メンバー2名
コーディネーター:栗田暢之(レスキューストックヤード)
参加費:無料
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◆24日(日)
・チラシはこちらからダウンロード
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/festa_chirashi_ver.4.pdf
・詳細はこちら↓
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     ●防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔●
    日時:2011年9月24日(土)10:00~16:00
    場所:名古屋テレビ塔周辺
■企画盛りだくさんのステージ企画
・消防音楽隊のオープニングステージは10:00~
・大型紙芝居・ゴスペル・ミニ討論会・液状化実験・子ども企画etc…
・福島県「和田会」さんも登場して民謡と踊りを披露していただきます。
・石田音人さんの胡弓演奏でクロージング。みんなで合唱します。
★オークションの目玉は…
・竹下景子さん・愛用のバックとサイン入り色紙
        サイン入り・最新の写真集
・なんと!矢野きよ実さんがくるかも!?
        書道関連・グッズが出品予定
・おもてなし武将隊のサイン入りCDなど
 
■交流会・バザーで被災地を応援しよう!
・東北3県”知る人ぞ知る”名産詰め合わせパックを
 800円で販売します。売り切れ次第終了です。お早目に。
・「バザーで被災地を応援しよう」くつや日用品(石鹸・洗剤・おむつ・
弁当箱・水筒・文具・おもちゃなど)を販売します。
★県外避難でこられているお知り合いの方へぜひご案内ください。
・お買い得なバザー・テレビ塔展望台へのご案内・よろず相談コーナー
(弁護士・司法書士・税理士・社労士がご対応)など、ご用意しています。
→まずは受付へどうぞ。
■17の防災・減災のブースが出展、免震車もきます! 
・親子で楽しみながら…スタンプラリーで景品がもらえます。
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台風12号【第8報】

皆さま
お世話になります。浦野です。
名古屋市内でも河川の増水により一部浸水被害が出ている模様です。近辺にお住
まいの方は今後の情報に十分ご注意ください。
三重県紀宝町に関する情報を以下の通り報告します。
■三重県紀宝町へ向けてのボラバス運行状況について
・第3陣:参加者14名、9月19日21:00出発→尾鷲市にて仮眠→本日20日8:30現地
到着。
・紀宝町の鮒田地区にて3チーム(4名+4名+6名=14名)に分かれて個人宅の家
財道具の運び出し、泥出しの活動に従事。
・悪天候による国道42号線通行止めの恐れがあったため、午前中で活動を切り上
げ、14時15分に紀宝町社協を出発。19:00頃名古屋到着・解散。
・予定されていたボラバス4陣、5陣は中止決定。
■RSYスタッフの動き
・浦野と岡田氏(RSY会員・みどり災害ボランティアネットワーク代表)は、
状況把握と翌日からのボラバス受け入れ準備のため、19日昼過ぎに現地入り。
・本日名古屋事務局より、庄内川と天白川氾濫の恐れ及び周辺地域での避難勧告
発令の報告を受け、今後の対応に備えて活動を切り上げ、ボラバス3陣と共に名
古屋へ戻った。
■紀宝町の状況と災害ボラセンの対応
○床上・床浸水家屋
・被害が大きく、清掃作業が遅れていた相野谷地域(大里・高岡・永田・津本周
辺)を中心に、地域ローラー作戦を実施中。地元住民がコーディネーターとな
り、ニーズ対応や個別訪問等、きめ細かい対応に当たっている。
・居住家屋の泥出し・畳出しのニーズから、非居住家屋である側溝、田んぼ、納
屋等の清掃へニーズが変化している。居住家屋が第一優先であるが、ボランティ
アの手がある時には、なるべく他のニーズに対応できるよう調整している。
・週末に建築系専門ボランティア15~16名が活動。かねてから課題となっていた
床下の処理(泥かき・乾燥・消毒)対応のため、和室のみ約25件の床板をはがし
て下さった。今後も引き続き専門ボラの協力が不可欠である。継続的な協力が得
られるよう他団体にも働きかけを行っていく予定。
○避難所
・9月18日現在で、10か所147名が避難所生活を送っている。
・行政は熊野市にある雇用促進住宅20戸の入居受付開始。しかし、現時点で申し
込み者はゼロ。「遠く離れた地域で地元の人たちと離れて暮らすことは考えられ
ない」との声多数。
・応急仮設住宅も着工の目処は不明。現時点からでも着工から完成までは約1カ
月程度かかるだろうと考えると、避難所生活はさらに長期化する可能性が高い。
・食事は弁当・菓子パンが中心(圧倒的な野菜不足)
・A避難所は、4日程前から敷布団のみ配給。「それまでは座布団を敷いてその上
に寝ていたけど、寝返りも打てるようになって、良く眠れた」との声あり。
・B避難所は、畳又は床の上に毛布2枚程度を引いただけで寝ている。座布団を敷
布団代わりにしている。「体が痛い」「夜あまり眠れない」「布団はあるに越し
たことはないが、贅沢は言えない」との声。避難者数も少なく、一人当たりのス
ペースは十分に確保されているため、スペースの課題はなさそう。「他避難所が
布団を入れていないのに、ここだけ入れるわけにはいかない」ということが理由
の一つに挙げられている。→ボラセンに報告。早急に行政に対応してもらうよう
打診。
・日中避難所で座っていることが多いため、運動不足になっている高齢者が多
い。自主的に散歩など体を動かすようにしているようだが、それも限界があり、
「食べてばかりで運動不足。体が苦しい」との声多数。
・入浴は社会福祉協議会のデイサービスセンターの浴室を開放しているも、多く
が避難所となっている施設に備え付けられているシャワーで済ませている様子。
水害後2週間以上が経ち、移動するのがおっくうになってきているように感じ
る。全体的に体の動きや表情にかなりの疲労が見られている。
○地元ボランティアの動き
・野菜一杯の味噌汁や豆の煮ものなどを作り、避難所に届ける活動を実施。大変
喜ばれている。
・女性の会が明日以降で足湯チームを作り、避難所で実施予定。避難所の訪問か
ら、疲れている中でも「語りたい」という気持ちは強いことなどを伝え、足湯は
会話のきっかけづくりにもなり、心身の回復や癒しに非常に効果的であることを
説明した。
■孤立集落「浅里地区」の状況
・地区に入るまでの道のりに危険個所多数。台風の影響によりがけ崩れ等のリス
クも高まっている。
・この道を通過した住民の話では「いつ石が上から落ちてくるかわからなかっ
た。怖かった」とのことで、決して無理はできないと感じる。
・台風が落ち着き、通路の安全が確保できた際には、最も多くのボランティアの
手が必要となる地域である。
■今後について
・早い段階での床下の適切な処理、長期化する避難所生活のサポート、生活物品
の提供(電化製品、食器、衣類等)等が今後の課題であると感じる。名古屋の被
害状況を鑑みつつ、対応を検討していく予定。
※お詫びと訂正
前回「2011年台風12号【第6報】―ボランティアバス第 1 陣報告」は【第7報】の
間違いでしたので訂正致します。

宮城県七ヶ浜町報告【第41報】花火の夜

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
第33陣(9月7日―13日)の活動報告を紹介いたします。
——————————————————
9月10日(土)
金曜、ボランティアセンターで行われた朝の打ち合わせにて
「町民からのボランティア要請書類枚数約150枚」
と伺い、復旧はまだまだだと感じた翌日の今日
菖蒲田浜復興祭がありました。
震災から半年を期に 復興ののろしをあげる町のイベントに 33陣を参加させていただきました。
午前中の清掃活動が終わった浜での セレモニー準備のつかの間に見かけたのは
ボランティアセンターの昨日や一昨日の作業でお世話になった ボランティアリーダーの方々だけの記念撮影の風景でした。リーダーの方々の 本当に最高に素敵な笑顔を拝見すると
「どんな形でもいいから この人たちのためになりたい」そうまた強く思いました。
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夕方は 浜の駐車場でのお祭りでした。屋台や 出店にステージ(RSY弾丸ツアーの方 出店くださいありがとございます。)
町議の方が RSY栗田さんに「大成功!」と声をかけておられたのを拝見しました。
締めは 700発もの花火でした。
ビールを片手に
真下から花火を眺めていましたら
ここ数日
町を思う、東北を思う
と書けば同じように感じるのに その形は人によってこんなに形が違うのかと悩んでいましたことが ちょっとだけ軽くなったような気がしました。
(報告:栗本)
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この33陣で、1週間行程のボランティアバスはいったん終了いたしました。
いつもボランティアさんで絶えなかったきずな館は、驚くほど静かになりました。
現在は個人ボランティアさんと、RSYのボランティアバス以外の団体ボランティアさんがきずな館を利用しています。
そして静かになったきずな館には
相も変わらずにぎやかな現地の方々が遊びに来てくださいます。
「ボランティアさん、次はいつ来るの?」と楽しみに待ってくれているイケメン好きのKさんや、
「寂しくなったねぇ」と言いながら毎日きずな館で馬鹿笑いを聞かせてくれるSさん、
ちょっとエッチなトークがお上手なSさん、
愛ある毒舌を披露してくれるTさん、
いつも陣のお見送りに来て、モノづくり工房の中核となりつつあるIさん。
みんな、みんな、今まで会ったボランティアさんや、これから出会えるボランティアさんが七ヶ浜に来るのを待っています。