1年7ヶ月という時間

みなさま

お世話になっております。RSYきずな館 飯田です。

七ヶ浜町では、2011年6月下旬に全避難所が解消され、対象となる方の応急仮設住宅への入居が完了しました。ご自宅での生活を失い、環境の変化に戸惑いながらも、与えられた生活の中でなんとか暮らしている人たちがいます。

仮設住宅への入居された方は、「プライベートな空間がある」という安心感を得たのも束の間、違う土地に住むということ、ご近所付き合いを失ったこと、これから自立して生活しなければいけないという焦燥感…様々な思いが交差する中、生活環境に慣れようと毎日を送り、あっという間に現在に至っています。仮設住宅は、新しい生活環境を整えるための”仮住まい”であり、通過点でしかありません。

東北地方の新聞やニュースなどでは、各地の復旧・復興の様子、放射能や風評被害の問題、ボランティアの募集など震災関連の情報が毎日取り上げられています。皆さまの地域の報道はどうでしょうか。

 

情報がないことは、問題がないこととは違います。

 

町の様子は、どういった表記が正しいのかわかりませんが、片付けられ、きれいになっていきます。それに伴い、人の心も癒されたかのように映ってしまいがちです。何十年と暮らし慣れた生活のすべてを失った人たちが、その人にとっての「当たり前の生活」を取り戻すのに、まだ充分な時間がたっているとは思えません。

 

今だからこそ、必要な支援があります。

今だからこそ、あなたにできる支援があるかもしれません。

 

 

 

 

【ボランティア急募】10/14(日)防災イベントでの七ヶ浜応援グッズ販売

みなさま

いつもお世話になっております。RSY浦野です。
この度、以下の内容でボランティアさんを募集します。
ご興味のある方、お時間のある方はぜひご参加ください。
よろしくお願い致します。
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〇『供米田防災学園』のイベント内で出店する「七ヶ浜応援ブース」の売り子さん募集!
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・日時:10/14(日)8:00~13:00
・場所:名古屋市中川区供米田中学校体育館と運動場(雨天決行)
・主な対象者:中川区供米田学区住民の方々
(活動内容)
RSYが拠点を置く、宮城県宮城郡七ヶ浜町に設置されたきずな工房の手作り品(裁縫
・木工用品)、障がい者福祉施設「みお七ヶ浜」のかりんとうなどのお菓子、仮設店舗
「七の市商店街」佐藤鮮魚店の海苔などを委託販売し、名古屋から被災地を応援します。
ブースでは、工房の様子や七ヶ浜の被害状況、『今』の様子が分かるパネル展示も行い、
東日本大震災を忘れない気持ちを伝えます。
(参加申し込み)
参加をご希望される方は、お名前・携帯電話番号・メールアドレスを下記までご連絡下さい。
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〇洋菓子フィレンツェさんも出店します!
フィレンツェさんは、中川区にある洋菓子屋さんです。株式会社山田組、株式会社ナック、
RSY、きずな工房と共同で4月より七ヶ浜の復興を応援する「レインボープロジェクト」を立
ち上げ、毎月7日を『七ヶ浜の日』とし、復興スイーツを販売しています。
きずな工房で作られたグラニーバッグや巾着袋に、フィレンツェのおいしいクッキーやマドレーヌを沢山詰め込んで商品を作りました。売り上げの一部は工房の作り手さんたちの賃金や、工房運営に充てられます。かわいくて、おいしくて、人の力になれる・・・。復興スイーツがこの会場でも販売されます。
※プロジェクト&商品の詳細はこちら
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〇今までにないユニークな防災イベント! 『供米田防災学園』 詳細
名古屋市南西部の供米田(くまいでん)中学校区。
豪雨・地震など自然災害による被害発生が懸念されるこの地で、住民自らが<防災・減災の力量アップを目的とした地域防災大会を8年連続開催しています!
大会の特徴は「毎年、趣向を変えた防災行事を自主開催する」ことです。過去には「避難所体感」「防災クッキング教室」「防災運動会」「防災文化祭」など、ユニークな防災イベントを企画・開催してきました。
本年の大会は下記の通り、「供米田防災学園・第三学期」と題して、防災・減災学習の卒業検定の各種活動を展開します。ぜひ、ご覧ください!
〇開催日時 平成24年10月14日(日)午前8時受付開始~12時半頃まで
*8時から防災バザー等開始、一斉朝礼は9時45分から
〇開催場所 供米田中学校(名古屋市中川区供米田二丁目802番地)
〇開催内容
1.  防災バザー(収益金を中学校に寄付)
2.  ぼうさいワンダーランド(ビル揺れ体験など、主に子ども向け)
3.  防災・減災横丁(下記出展団体による展示・販売・体験など)
4.  防災学習(福和伸夫・名大院教授(校長先生役)の地震教室など
5.  給食(炊き出し体験)、戸田・豊治両消防団による放水訓練、中川警察署の
特殊車両展示、中川消防署のはしご車展示、土のう積み体験、津波表示ポールの展示など
 主催団体 戸田学区連絡協議会、豊治学区連絡協議会
出展協力 (順不同)
供米田中学校、戸田・豊治消防団、中川区役所・富田支所、中川社会福祉協議会、中川警察署、中川消防署、国土交通省中部地方整備局、名古屋市緑政土木局・中川土木事務所、東邦ガス、名古屋大学減災センター、中部建設青年会議、国際センター、中川災害ボランティアネットワーク、レスキューストックヤード、ひまわりの会・裏千家、ジャンボエンチョー、港・中川地域サポート会議、洋菓子フィレンツェ、第三銀行戸田支店、大口屋酒店、その他の皆さん

つぶやき

みなさま

お世話になっております。RSYきずな館 飯田です。

最近の七ヶ浜での声をご紹介します。

●おらほ(わたしたち)は、家や畑、仕事で忙しいから、お茶のみなんてしたことないんさ。お茶のみに来てねって言われてもなぁ。。お茶のみ友達もいないし、毎日退屈でしかたないよ。(仮設住宅 70代女性)

●ここ(集会所)でみんな編み物してるけど、あんたには楽しそうに見えるんか?本当はこの時期、ウニやアワビ漁で、うんと忙しいんだ。みんな海女なんだよ。編み物するなんて本来の姿でないんだぞ。(集会所 70代男性)

●孫が電話で「おじぃちゃん、元気?」って聞くんだ。「元気だよ」って言うと、「ほんとにほんとにほんとに元気?」って聞かれるんだ。夜になると、枯れたと思った涙がまた出るんだー。(仮設住宅 70代男性)

●仮設(住宅)やボランティアさんがいることって、普通じゃないんだな。もちろん、すごくありがたいとは思ってるけど、やっぱり自分たちでがんばっていかなきゃな、と思うんだ。でも、年だから体は動かねぇし、何したらいいかね?復興って、なんだろうね。(仮設住宅 80代男性)

●あんた名古屋から来たの?名古屋が津波に遭ったら、すぐに飛んで行くからな。あったかいお味噌汁がいいか?芋煮もいいね。あの時の炊き出しの味は忘れらんねんだー。 (仮設住宅 60代女性)

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会話の中で、自分以外の誰かのことを気遣う言葉をたくさん聞くようになったように思います。また、気持ちの余裕ができたように思える反面、先々の不安が個別化し、漠然とした悩みの中にいる方も多くいらっしゃいます。

そして、震災1年を過ぎた頃から、よく尋ねられるようになった言葉。

「あんたたち(RSY)は、いつまで七ヶ浜にいるの?」

その度にこう答えています。

「もうちょっとこの町にお世話になるから、よろしくね。」と…

 

「防災フェスタ2012 in 名古屋テレビ塔」開催しました

皆さま、お世話になっております。

当法人主催の「防災フェスタ」は28日のプレイベント、29日の名古屋テレビ塔周辺での本イベントを無事に開催することができ、大勢の皆さんに参加していただけました。

プレイベントは北区の市総合社会福祉会館を会場に、岩手県大槌町から「おらがおおづち夢広場・復興食堂」店長の岩間美和さん、宮城県七ヶ浜町から「七の市商店街」代表の星仁さん、福島県浪江町からNPO法人「まちづくりNPO新町なみえ」理事の原田雄一さんを招き、福島県南相馬市から名古屋市内へ避難されている高橋貴子さん、東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごやの岡田雅美さんを交えて代表理事・栗田の司会でお話をうかがいました。

震災発生から復旧、復興へ向けてそれぞれに苦難を抱えながら、前に進もうとされている皆さんの経験や思いに、私たちのほうが励まされ、勇気づけられるシンポジウムとなりました。

本イベント当日は台風17号の接近で曇りがちな天気でしたが、その分、炎天下でおこなった過去2回のフェスタよりも動きやすく、関係者も早朝から張り切って準備。テレビ塔の真下ではチャリティーバザーコーナーと東北物産の販売コーナーを設けました。シャンプーや洗剤などを中心としたバザーはスタートから3時間ほどで日用品がすべて完売する好評ぶり。残るスニーカーやウォーキングシューズも大半を買っていただけました。東北物産もワークショップを含めて多くの親子連れなどに興味をもってもらうことができました。

福島の民謡から始まったステージはクイズや紙芝居などで道行く人に足を止めていただき、23団体・企業の協力を得たブースコーナーもそれぞれに趣向を凝らし、防災・減災の啓発に励んでいました。愛知県被災者支援センター、東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごや合同の「お茶(ぢゃ)っこサロン」コーナーには、県外避難者の方々がたえず訪れてくださり、被災者の方々同士やボランティアさんとの間で交流が深まっていました。

手作りのイベントで至らないところも多々あったかと思いますが、一人でも多くのかたに東北支援を考え、また足元の備えを考えていただくきっかけにしてもらえたらと願いました。

関係者の皆さん、参加してくださった皆さんに心より御礼申し上げます。

【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティアバス第54陣(10/26~10/29)

【プログラム変更がありました。(10/13 – 修正)】

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。

 

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●活動内容紹介●

○10月27日(土)

【ボランティアセンターでの活動】(午前)

・今は、町からの依頼の農地の復旧作業を主に行っています。その他に、個人宅の瓦礫撤去・畑復旧、浜の清掃などもある可能性があります。七ヶ浜町ボランティアセンターには、延べ5万人以上ボランティアの皆さんが来てくださっています。今も、週末には100人以上がボランティアセンターで活動されています。(2012年9月22(土)は400人程活動されました。

後述にありますが外作業用必須の持ち物のお忘れの無いようにして下さい。

 

 

【地域の方々と交流会】(午後)

・地元の方々をお招きして、「七ヶ浜がどんな町?」や「名古屋はどんなどころ?」、「もし大きな地震が起こったらどうする?」などお話ししながら交流する場を設けます。

※開催場所は様々です。これまでに、宿泊場所であるボランティアきずな館の喫茶スペースや仮設住宅の集会所、現在住まわれている仮設住宅へ伺ったりしました。

 

 

○10月28日(日)

毎月行われている町の定例イベントの「七の市」は中止になりましたが、

商店街独自のイベント「七の市-大売出し」を行うことになりました。

今回はそのイベントを通じて、店主さんたちとの交流も深めながら仮設店舗「七の市商店街」応援します。

 

 

1.活動期間

2012年10月26日(金) ~ 10月29日(月)

※詳しいスケジュールは下記を参照してください。

金曜日夜から月曜日の早朝までの「土日休みで行けるボランティアバス」です!

2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

10月24日(水)

3.募集人員

20名程度

4.応募条件

以下の6つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のご予定をお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方

※今回シャワーは使えません。活動2日目に当たる10月28日(日)、活動の帰りに銭湯に寄る予定です。

(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方

ボランティアバスに参加される皆さまへ

RSYの東日本大震災被災者支援活動報告

(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方

(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

5.参加費

一般:15,000円

RSY会員または学生:10,000円

※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)

 

6.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを出発日の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。

2011年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。

 

7.ボランティアバス工程表

下記リンクからダウンロードをお願いします。

10月ボラバス工程表(10月13日修正)

 

8.宿泊/滞在場所

〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」

※きずな館利用の注意はこちらからご覧ください。

きずな館利用ガイド

・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり

(自炊になる可能性があります)

※すぐそばに公衆トイレあり

※洗濯の必要がある方は、近くにコインランドリーがありますので、そちらをご利用ください。

※徒歩20分ほどの範囲にコンビニ(08時~21時)とスーパー(24時間)あり

※きずな館には、一般のボランティアの皆さんのも宿泊されます。

それにより宿泊利用者数が多くなる可能性があります、窮屈になることが予想されますので譲り合ってご利用いただきますようお願いします。

 

9.必須の持ち物

寝袋/着替え/タオル/※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください

※以下ボランティアセンターで活動する場合の持ち物

【軍手・ゴム手袋(台所用ではなく、作業用のものをお持ちください)/長靴(鉄板の中敷きを入れることをおすすめします)または安全靴/ゴーグル/マスク】

 

10.申し込み方法

以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDN6WTJDcnV5clVJRWpPdXJjUmw1NVE6MQ

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

 

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!

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【担当-郷古より】

ボランティアバス参加を機に、東日本大震災について考えてみませんか?来て、見て、話して、聞いて分かることがたくさんあります。

体験を通して、名古屋から出来ること、自分が出来ることを考えて見ましょう!

七ヶ浜の町民の方々と一緒に皆さんに会えることを楽しみにして、お待ちしております!

 

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☆お問い合わせ☆

七ヶ浜のこと・ボランティアバスのことなど、「ボランティアきずな館」にお電話ください!

ボランティアバスに乗ろうと思っている人も、まだ行こうか迷っている人も質問等あればお気軽に!

【RSY-七ヶ浜 ボランティアきずな館】

TEL: 022-355-7130 (水~日 10:00~18:00)

FAX: 022-355-7131

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

 

七ヶ浜からの新しい贈りもの

お世話になっております。RSYきずな館 飯田です。

運営のお手伝いをさせていただいている「七ヶ浜町きずな工房」。

きずな工房からの新商品が、9/29に開催される「防災フェスタ」にて、お披露目となります!

七ヶ浜3.11

この防災フェスタに向けて制作していたこの商品には、七ヶ浜町の人の想いが込められています。

当日は是非会場へ足を運んで、お手にとって、においをかいで(?)、七ヶ浜町に住む人々への想いを馳せるきっかけに触れてみてください。

数量限定の商品ですので、お早めに。他にも多数、七ヶ浜から届いた贈り物を販売します。

忘れないこと。それがあなたに出来る第一歩です。

 

 

記憶の手作り表札

みなさま

お世話になっております。RSYきずな館 飯田です。

昨年5月からの「まごころ表札プロジェクト」。応急仮設住宅にお住まいの方以外で、ご要望をいただいた方々への配布が終了しました。

先日お渡ししたSさんの声をご紹介します。

「家は直して住んでるし、家族はみんな無事だったんだけど、被災したことは忘れたくないし、(表札で)あの時のことを思い出すきっかけにしたいんだ。助け合ったり、思いやったりした、日本の心みたいなもんを取り戻したような気がしたんだよねぇ。今は物も買えるし、水も水道から出るからいっぱい使ってしまうんだけど…。慣れてしまうから、戒めじゃないけど、こういったものはいつも見えるとこに飾っておきたいね。(仮設ではない)私たちのことを忘れないでいてくれて、ありがとう。」

Sさんは震災当初避難所だった国際村にて、炊き出しのお手伝いをされたり、仮設住宅が建設された後も、地域の力を取り戻すため、集会所にて健康体操のチームで活動を続けていらっしゃいました。そして今年2月、コミュニティが安定し、ボランティアがいなくても自立した活動が続けられるとの判断で、健康体操の活動は終了となりました。

「必要なくなれば終わりになることは当たり前。だから寂しくないのよ。七ヶ浜に住んでるけど、遠くから来てくれるボランティアさんのように役に立つことがしたかったから、役割が果たせたかなーと思うよ。」

お話の中で、被害が小さかったから誰にも話せなかった。と、震災当初の話をポツリポツリとつぶやかれました。それぞれが大地震を体験していて、忘れることができない現実は拭い去ることはできませんが、Sさんはその記憶の中に、震災がなければ出逢えなかった大切な人や、大切な想いを見つけていました。

Sさんは現在も地域を見守る活動を続けており、私たちにも「何かできることがあったら、声をかけてねー」と元気におっしゃってくださいました。

 

 

【報告】環境デーなごやに出展しました!

みなさま

お世話になります。RSY加藤です。

今日は久屋大通公園一帯で行われた環境デーなごやにブース出展をして、ボランティア・スタッフ総勢9名で、おやつのりなどの七ヶ浜町の特産品や「きずな工房」の手作り品を販売しました。

七ヶ浜を訪れたことのある方もいらっしゃったので、七ヶ浜町やきずな工房についての紹介をするなど、会場にいた多くの方に七ヶ浜町のことを知っていただくいい機会となりました。

七ヶ浜町のことを知らなかった方もたくさんいるなあ、という印象でしたが、中にはもともと仙台に住んでいたという人や、震災後、支援活動のために七ヶ浜を訪れたことがあるという方も来られました。

きずな工房では、裁縫の部だけでなく、男性が参加しやすい場として木工の部も行っているという話をすると「なるほどね~」と苦笑いする男性もいたり…。

「おやつのり」や「おからかりんとう」はやっぱり人気で、なんとリピーターもいらっしゃいました!名古屋でもファンができつつありますね。

さて、今度は9月29日(土)、名古屋テレビ塔で防災フェスタ2012があります!そこでも七ヶ浜の物産展、きずな工房の商品販売を行いますので、今日見逃したという方もぜひお買いもので復興の応援をしましょう!他にも企画盛りだくさんですので、どうぞお楽しみに!

 

【毎月7日はしちがはまの日】復興スイーツを食べて被災地を応援しよう!

皆さま

お世話になります。RSY浦野です。
今月も『しちがはまの日』がやってきました!
七ヶ浜町きずな工房×企業×NPOのコラボ企画、『RAINBOW project』。
きずな工房で作ったグラニーバッグに、洋菓子フィレンツェさんのおいしいスイーツがセットになった復興スイーツが、昨日9月7日より販売されています。

【販売場所はこちら・・・】

●洋菓子フィレンツェ高畑店
・住所:名古屋市中川区荒子1-194(あおなみ線荒子駅北、中川郵便局隣)
 TEL:0120-34-1318  
 営業時間:AM9:30~PM9:00
・販売品:きずな工房「グラニーバッグ」+フィレンツェかえるクッキー/1,050円(税込)/限定12個
      きずな工房「かえる巾着」+フィレンツェかえるクッキー/735円(税込)/限定6個

●フィレンツェかの里店
・住所:名古屋市中川区供米田2-1106(302号線供米田二丁目交差点北西角)
 TEL:0120-34-1318
 営業時間AM9:30~PM8:00
・販売品:きずな工房「グラニーバッグ」+フィレンツェかえるクッキー/1,050円(税込)/限定12個

【商品概要はこちら・・・】
※下記の商品にフィレンツェオリジナル「かえるクッキー」や焼き菓子がセットでつきます。
グラニーバッグ

かえる巾着

     
実はこのセットには「かえるハガキ」が付いていて、工房の作り手さん達にお手紙を書くことができます。
毎月届くこのお手紙を読むことも作り手さんの大きな楽しみ。「励みになる」「やっぱり言葉が返ってくると、もっと張り合いがでるね~」と、にこにこしながら手にとって眺めています。

離れた場所からでも、少しのきっかけで、被災地で頑張る方々を応援したり、想いを伝えられることがまだまだあります。
毎月七日は「しちがはまの日」
洋菓子フィレンツェに復興スイーツを買いに行きましょう!!

広報用チラシはこちら
※お知り合いにぜひご案内下さい。

(かえるハガキ・一部を御紹介)  -------------------------
「蛙のキャラクターがとてもかわいいので買いました。小袋は何かと使い道があるので、いくつあっても欲しいものです。まだまだ色々大変だと思いますが頑張ってください」

「心のこもった手作りの品を大切に使わせて頂きます。これからも色々アイデアを生かして頑張ってください。少しでも力になれたらと思います」

「私は友達から誕生日プレゼントとしてもらいました。こんな素敵なプロジェクトなら、私も別の友人に贈りたいと思ったけど、期間限定だったのが残念。通販で買えるようにならないかなぁ、なんて思いました。かわいいbagを作ってくれてありがとうございました」
「復興の道のりはまだまだながいと存じます。無理せず、頑張りすぎずお過ごしください。泣きたいときは我慢しないで声を出し、涙を流して思い切り泣いて下さい。」

「これからも楽しい企画をお待ちしています。どうかお元気でいらしてください」

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※『RAINBOW project』とは?
美しい海に囲まれた宮城県の小さな町、七ヶ浜。
この町にも3月11日、16mの大津波が押し寄せました。
一瞬にして奪い去られた命と暮らし。約1000世帯が今も仮設住宅での生活を余儀なくされています。

住みなれた場所や大切な人・物との繋がりを断たれ、「以前のように出歩かなくなった」「何もすることがない」という方々に対して、仲間づくりや仕事・生きがいづくりを目的に、昨年12月に「きずな工房」が誕生しました。

ここで作られた製品は、全て被災された方の手によるハンドメイドです。
「笑顔がカエル」「元気がカエル」「元の町にカエル」の願いを込めた『カエルちゃん』のロゴマークがトレードマーク。
工房に集まったお母さんたちが、毎日心をこめて制作しています。

「誰かが私達の作ったものを手にして喜んでくれたら嬉しいだろうね~」というお母さんたちの声をきっかけに、NPOと企業が協力をして工房製品を多くの方の手にお届けする「RAINBOW project」が立ちあがりました。

洋菓子フィレンツェでは、毎月七日を「七ヶ浜の日」とし、『きずな工房・手作り品×フィレンツェ・スイーツ』をセットにして販売しています。(大量生産ができないため、毎月20~30セット限定)
この『復興スイーツ』をご購入頂くと、売上の一部が作り手さんに工賃として還元されます。

名古屋からできる支援はまだまだ沢山あります。
おいしい笑顔とみなさんからの暖かい気持ちが「カエル」プロジェクト。ぜひ応援して下さい!

[きずな工房]
七ヶ浜町社会福祉協議会 
http://kizunakoubou7.blog.fc2.com/
■TEL:022-349-7781  
■開所時間:AM10:00~PM3:00(月~金)

[RAINBOW project]
洋菓子フィレンツェ/株式会社山田組/株式会社ナックプランニング/NPO法人レスキューストックヤード

【9/7(金)ボランティア急募】「七ヶ浜復興応援サポーターご案内」発送作業@名古屋事務局

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
今週末の7日(金)、「七ヶ浜復興応援サポーターへのご協力のお願い」の
郵便・発送作業を行いたいと思います。
大変急な呼びかけですが、ご都合つく方はぜひぜひお願いします!
★「七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト」とは・・・?
七ヶ浜町でボランティア活動をされた方向けに、これからも息長く七ヶ浜を見守り、
支援し続けるサポーターを募る、というものです。「浜を元気に!七ヶ浜町復興支援
ボランティアセンター(七ヶ浜町社会福祉協議会)の事業として、町内の団体が
協力する形で進められています。
RSYも協力団体のひとつで、七ヶ浜のきずな館はこの事務局を担当しています。
名古屋事務局では、RSYのボランティアバスで七ヶ浜町を訪れた方々へ、
このご案内を郵送することとなり、今回、お手伝いくださるボランティアさんを
募集することとしました。
○日時:2012年9月7日(金)13:30~
○場所:RSY名古屋事務局
○作業内容
・封筒の宛て名シール貼り、ご案内用紙入れ、封筒のテープ貼り、数のカウント など
※RSYのボランティアバスには、8月末時点で52陣、880名、のべ2,716名が参加して
います!
ご参加いただける方は、事務局までご一報を!
よろしくお願い致します。