7.28山口県への水害支援【8月3日報告】

みなさま

RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、萩市須佐町に設置された「萩市災害ボラ
ンティアセンター」にてサポートに当たっているRSY高木より報告が入りましたのでお知ら
せします。
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
詳しくはコチラ・・・・
ご協力お願いします!
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本日はボラセン開設後、初の週末となり、総勢約500名のボランティアが活動した。
・活動件数:119件
・活動終了:29件
・活動継続:90件
・ニーズ新規:26件
・ニーズ総計:178件
・ボランティア:31団体287人、個人241人、計528人
高木は、地元ボランティアのYさん(小学校教師)とボラセンオリエンテーション部門を担
当。ボランティアを送り出す際に、Yさんより「泥かきなどの身体を動かす作業になるが、
ご自宅の方の心のストレスや疲れもかきだせるように、笑顔で気持ちいい活動をしてくださ
い」との一言が添えられたことが印象的だった。
ボラセンでは山口県の看護協会が、保健師や看護師を派遣し、住民への訪問活動や、ボラン
ティアの体調管理などを実施。
振返りの際、看護協会よりボランティアが休憩を十分に取れていないことを指摘され、休憩
の必要性や泥が乾き始め道路等で粉じんが舞うためマスク装着の必要性、熱中症対策など、
手短に話してもらうようオリエンテーションへの同行を依頼した。
後半はマッチング部門を担当。ボラセンに直接足を運ぶ住民から(ほとんどが高齢者)は、
・高齢者二人でしょ。今日明日と息子が手伝いにきているけど、終わりそうにないからお
願いしにきたの。
・なかなか電話をかけてもつながらないし、つながって話を聞いてもらったけど、一向に
ボランティアは来ないし、どうなっているのかわかんなくて。大変なのはわかるけどね。
・タンス出したり、畳あげたり、ちょっと腰痛くてね。力のある人をお願いしたい。
・床上まで泥きてね。廊下はきれいにしたけど、押入れの中とか台所とか手がつけられない
ところばっかり。
・泥にかぶったものをどうしようか迷われていて、判断に時間がかかりそうな雰囲気でした
(ボランティアの声)
・あそこの○○さんに家が気になるけど、手伝いに入っているの?
などの声が聞かれた。この数日でセンター機能も安定することが見込まれるため、徐々にト
ラブルも緩和されると思う。また、今も自宅を離れられず作業を続けているお宅の声が聴け
ておらず、少しずつ現場に出て、声を聴いていければと思います。
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※RSYが事務局を務める震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)は、7月30日の先遣派遣をきっかけとし、地元社協らと共に支援活動にあたっています。
活動は、被災地NGO協慟センター、NPO法人ADRA Japan、NPO法人ジャパンプラットフォームなど、震つな加盟団体や、信頼関係のある団体らが協働で取り組んでいます。

7.28山口県への水害支援【8月2日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害支援において、RSYでは以下の対応を行っています。現地からの情報と併せてご報告します。
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1.ボランティア活動資器材の提供
7月30日、「山口県萩市災害ボランティアセンター」に向けて、4tトラック1台分の資器材を搬出しました。当日は13名のボランティアがサポートして下さいました。
詳しくはコチラ
2.コーディネータースタッフの派遣
本日より現地に向けて、RSY高木を派遣しました。
主に被害の大きかった須佐町と阿東町の支援をサポートします。
※RSYが事務局を務める震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)からは、7月30日から先遣隊として2名のスタッフを派遣し、地元社協らと共にボラセン立ち上げや被災状況把握に努めています
明日より松山(事務局長)他、2名が現地に向かいます。支援は被災地NGO協慟センター、NPO法人ADRA Japan、NPO法人ジャパンプラットフォームなど、震つな加盟団体や、信頼関係のある団体が協働で取り組んでいます。RSY高木もここに合流します。
3.現地の状況
【萩市須佐(旧須佐町、旧田万川町)】
・床上浸水700棟、床下浸水800棟(1日17時県庁公表)。
・7月30日「萩市災害ボランティアセンター」設置
※萩市・萩市社協・山口県社協の三者共同運営
【山口市阿東(旧阿東町)】
・床上浸水71棟、床下171棟(1日17時県庁公表)
※市役所からかなり離れており、アクセスしにくいため十分な支援体制が整っていない。
RSYが西伊豆に搬出したボランティア活動資器材をそのまま送り込めるよう調整中。
4.課題
〇水不足
水道が不通のため、生活用水、飲料水(住民・ボランティア用)が不足し、清掃時にも支障が出ている。
※8月2日現在:依然として断水は続いているが、役場や社協のある地域は本日復旧。しかし、断水地域の要援護者から「水を届けて欲しいという」問い合わせがチラホラ聞こえている。給水車等も対応しているが、十分足りていない様子。
※山口県社協がコカ・コーラにスポーツ飲料の提供を呼びかけ、8月3日に1,000本がボラセンに届く予定。(活動の長期化で不足する可能性大)
〇圧倒的なボランティア不足
1日数十人~100名程度しか確保できていない。
ニーズ件数が増える一方でボランティアの確保がままならない状況。アクセスが不便なため、他地域からのボラバス派遣が期待される。

【ボランティア募集】8/30(金)13:30~あるある69号を発送しよう!

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
全国各地で水害が続き、RSYからは資器材やスタッフを派遣しています。

さて、RSY機関紙「あるある」発送作業を8月30日(金)に行います。
RSY会員さん向けの「あるある」最新号を誰よりも早くみられます!
今号も内容盛りだくさんでお伝えします!

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日時:8月30日(金)13:30~
場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
内容:機関紙のはさみこみ、三つ折り作業、宛名シール貼り、封筒に入れる作業など
途中参加も大歓迎です!
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○ご参加いただける方は、RSY事務局までご連絡ください。
info@rsy-nagoya.com

★ 前回の発送作業の様子はこちら↓

あるある68号を発送しました!

★ あるあるを一緒につくってくれる仲間を募集中★
火曜日の夜に会議を行っています。
平日の夜だから、大学生から社会人まで、色んなバックグラウンドをもった人が
集まっています。編集員になると、あるあるに掲載し切れずに泣く泣く削っている
情報も知ることができます!ご興味ある方は事務局スタッフにお声掛けください。

宮城県七ヶ浜町報告【第134報】[きずな工房・木工の部] 親子木工教室

皆さま

お世話になっております。RSY郷古です。
七ヶ浜町は未だ雨が降ったり止んだりの落ち着かない天気で梅雨明けは8月にもつれ込みました。

さて、今回は七ヶ浜町きずな工房(木工の部)主催で7月27日(土)に行われました親子木工教室の様子をご紹介します。

スパークしちがはま(旧七ヶ浜町ボランティアセンター)からトンカチとノコギリの音、そして子どもたちの賑やかな声が聞こえます。仮設住宅にお住まいの小学生とご家族を対象に募集を掛けて、当日は親子10組、子ども23人が参加をしてくれました。
今回の企画の総監督を務めたきずな工房・木工の支援員である渡辺さんから作業の説明を受けて早速スタート!

きずな工房・木工/支援員(渡辺)木工教室/会場

家族ごとにテーブルに移動して、イスや花台、本立てを一人一個ずつ作ります。
作業は「材料の切り出し」、「木工ボンドで仮止めてのからの釘打ち」、「ヤスリがけ」の3工程。
まず、ノコギリを使って一つ一つ気をつけながら、切り出していきます。
初めてのノコギリにみんな苦戦!(汗)
そんな時も大丈夫。班に一人ずつ頼もしい味方がサポートに入っています。
きずな工房の支援員さんを始め、利用者さん、県外からのボランティアさん、千代田化工建設株式会社・有志の皆さん です!
ただの木がだんだんイスや本棚の形になってきました。
頑張れば頑張るほど、完成に近づく・・・・根気と集中力が鍛えられその先にある達成感へ向かって、みんなで協力して作っていきます。
教えてもらってコツを掴んだ!自分で出来る!そうそう!もう少しで切り終えるよ!頑張って!
集中して作っていれば、いつの間にかお昼。
持ってきたお弁当やおにぎりで暫し休憩です。
ここで親子木工教室運営側からかき氷とスイカのサプライズプレゼント!
冷たいかき氷と甘いスイカで元気回復!午後からまた頑張れるっ!
しかし、休憩もせずに「もう少しだからっ!頑張る」と言って頑張る子どもたちもいてびっくり!
滝のように汗を流し、タオルで汗を拭きながら頑張る女の子・・・!その後やり遂げて、かき氷を食べて回復してました!(よかった、よかった)

冷たいかき氷!

午後は午前中の続きで主に釘打ちとヤスリがけです。
(早い班は午前中のうちに釘打ちも終わっていました)
最後まで気を抜かずに、怪我しないで頑張れるのか?!

弟の分も僕が切るよできたっ!初めてだけど自信作!ここを入れれば完成だ・・・!

心配ご無用でしたね!ちゃんと完成しました。ひとりひとり思いのこもった木工品ができました。
特別協力してくださった千代田化工建設株式会社の有志の皆さんから帽子のプレゼントで子どもたちは更に大喜び!そのテンションのまま集合写真を撮りました。
夏休み入ってからの最初の土日に楽しい思い出が出来てよかったね!自由研究の作品もできて一石二鳥?!
完成!やったー!千代田化工建設株式会社の有志の皆さんと木工房利用者の渡辺さん

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【参加者の声】
・夏休みだからといって私たち(親)は休みじゃない。。。子どもたちは寂しがっていたので参加できて本当に良かった。「共同」っていうイベントは少なくなってきているのは事実ですからねぇ。

・直接チラシをもらったわけではないけど、ママ友からの誘いで参加しました。見落としがちなイベント情報は今後は七ヶ浜町のボランティアセンターで確認することにしましょうかねぇ。

・「今だからこそ」いいもんだと思う。木工教室ってなかなかないし。ましてやノコギリやトンカチを使う頻度は最近ない。いろんなところで使われている木はどうやって加工しているのか。興味が湧いてくればいいね。

・一番頑張ったのはヤスリがけだよ。見て!見て!木が光ってるでしょ?ツルツルピカピカだよ!私のだけだよ!すごいでしょー!

・もっといろんなの作りたいなぁ。将来は大工さんになろうかなー。

・ この本棚(自分で作った)は大切にする。家で色塗って完成させるよ!

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主催:七ヶ浜町きずな工房
共催:七ヶ浜町社会福祉協議会
協力:千代田化工建設株式会社・有志の皆さん