皆様
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「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」臨時休業のお知らせ
みなさま
レスキューストックヤード事務局です。
レスキューストックヤードが東日本大震災の復興支援の拠点として運営させていただいている
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」(宮城県七ヶ浜町生涯学習センター内)についてお知らせいたします。
七ヶ浜町では、新型コロナウイルス感染症対策として、県内での感染症患者の発生を受け、
町内公共施設を3月2日(月)から3月31日(火)までの間、休館にすることを決定いたしました。
これに伴い、「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」も同期間、休業となります。
4月以降の営業につきましては、追ってお知らせさせていただきます。
【七ヶ浜町HP:令和2年3月1日発表 七ヶ浜町における新型コロナウイルス感染症対策】
ご不便をおかけいたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
【お問合せ先】090-9020-5887(七ヶ浜みんなの家きずなハウス)
七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.33
みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.33を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。
七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.33(PDF版はこちら)
○復興みなさん会との交流
⼀昨年、「被災地学習・交流バスツアー」で南三陸にて復興まちづくりに取り組む「復興みなさん会」を訪問しました。
今回は、七ヶ浜の復興状況やRSYの取り組みを知っていただくため、七ヶ浜町にご訪問いただきました。
きずなハウスでの交流のほか、町⺠の語り部によるフィールドワークなどを⾏いました。
※宮城県NPO 等の絆⼒を活かした震災復興⽀援事業にて実施。
○笹⼭地区、菖蒲⽥浜地区にて「ちゃせご」を⾏いました︕
かつては宮城県内各地で⾏われていた、子ども達が福の神に扮して各家庭を訪れ、福をもたらす伝統⾏事「ちゃせご」を⾏いました︕
⾼台移転住宅として整備された笹山地区では、当日開催される「もちつき交流会」への参加の呼びかけをするとともに、交流会では「令和の願いを叫ぼう︕」大声コンテストも開催しました。
また、菖蒲⽥浜地区では、災害公営住宅と⾼台移転住宅を回り、お⺟さん⽅や子ども達が作った折り鶴に「無病息災」などの札をつけた飾り物をお配りしました。
最初は恥ずかしがっていた子ども達も、お家の⽅の温かい笑顔での歓迎により、最後まで元気よく福の神の役を演じてくれました︕
※七ヶ浜町「⼼の復興」事業にて実施。
○第4 回「んだっちゃ塾」を開催しました︕
震災の経験を語り継ぐ場としての「んだっちゃ塾」の最終回は「仮設住宅」をテーマに開催しました。
当時⾼校⽣だった⼥性の⽅を語り部に迎え、「避難所ではプライバシーが無く苦痛だった。だから仮設住宅では暑さ寒さなど大変なことも多かったが、自分の空間が持てて嬉しかった」などの、体験者ならではのお話を伺えました。
また、これまでの「んだっちゃ塾」を通して、未来に伝えたいことをメッセージにして、オレンジのフラッグにしたためました。
3.11 の前後1週間ほど、きずなハウスファームガーデンにて掲揚します。
※宮城県NPO 等の絆⼒を活かした震災復興⽀援事業にて実施。
RSY七ヶ浜の主な取組
2月
2月6日(木) 10:30〜15:00
・復興みなさん会との交流
2月8日(土) 10:00〜11:00
・笹山ちゃせご
2月8日(土) 11:00〜13:00
・代ヶ崎浜地区もちつき大会協⼒
2月22 日(土) 10:00〜10:40
・菖蒲⽥浜ちゃせご
2月23 日(日) 10:00〜12:00
・第4回『んだっちゃ塾』開催
2月29 日(土) 10:00〜14:00
・きずなハウスフェスティバル
3月の予定
3月11 日(月)
・東日本大震災七ヶ浜町追悼式
新型コロナウイルス感染症対策により、式典は行われなくなりましたが、記帳・献花をさせていただきます。
3月の「出張きずなハウス」
(毎週金曜日、14時から15時まで開催)
6日 吉田浜地区災害公営住宅
13日 菖蒲田浜災害公営住宅
20日 花渕浜災害公営住宅
27日 代ヶ崎浜地区避難所
※お茶出しなど、お手伝いいただける方、募集中!
七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード
七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.32
みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.32を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。
七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.32(PDF版はこちら)
○第3回『んだっちゃ塾』を開催しました︕
1月18日(土)、震災の経験を語り継ぐ場として、今回は「避難所・避難生活」をテーマに開催しました。前半は、生涯学習センターで避難所の運営に携わっていた当時の職員の方からお話を伺いました。様々な課題をひとつひとつ解決していく一方で、避難者が「やってもらう」ばかりの状況を作ってはいけないなど、実体験に基づいた貴重な内容でした。その後のグループトークでは、在宅避難されていた方も含めて、当時それぞれで⾏っていた避難生活での⼯夫や、今後の備えについて話し合いました。
第4回は右に記載の通り予定しておりますので、是非ご参加ください。
※宮城県NPO等の絆⼒を活かした震災復興支援事業にて実施。
○ご支援いただいた寄贈物品を地区新年会にて提供しました︕
今年も住友化学株式会社三沢⼯場様からたくさんの日用品や文房具などを寄贈して
いただきましたので、七ヶ浜町社会福祉協議会主催の地区新年会に提供させていただ
きました。参加された住⺠の皆様にも⼤変喜んでいただき、これからも皆様の想いを
つなげていければと思っております。
○みんなで「きずな公園」をきれいにしました︕
2013年7月、名古屋の企業・団体をはじめ、たくさんの方々の支援により、子ども達が安心して遊べる場所として「きずな公園」が設置されました。この公園ができた経緯や震災当時のことなどを、今、公園に遊びにくる子ども達にも伝え、これからも⼤切に利用してもらえればと、昨年末に、きずなハウスに遊びに来た子ども達と、きずな公園の遊具の拭き掃除やゴミ拾いを⾏いました。その後、みんなで温かい飲み物を飲みながら楽しく歓談し、子ども達もきれいになった遊具を⾒て満足気でした。
RSY七ヶ浜の主な取組
1月
1月18日(土) 10:00〜12:00
・第3回『んだっちゃ塾』開催
1月29 日(水) 11:20〜12:00
・七ヶ浜中学校地域学習受け入れ
2月の予定
2月8日(土) 10:00〜11:00
・笹山ちゃせご
福の神に扮する「ちゃせご隊」を募集して、笹山で開催されるもちつき交流会のお誘いに地区を回ります!また、交流会中に「笹山の中心で、令和の願いを叫ぼう!!」大声コンテストも行います!
2月8日(土) 11:00〜13:00
・代ヶ崎浜地区もちつき⼤会協⼒
2月22日(土) 10:00〜10:40
・菖蒲田ちゃせご
子ども達が福の神に扮し、菖蒲田浜災害公営住宅及び中田地区高台移転住宅各戸を訪問し、福をもたらす「ちゃせご」を行います。
2月23日(日) 10:00〜12:00
・第4回『んだっちゃ塾』開催
震災の経験を語り継ぐ場として、最終回は「仮設住宅」をテーマに開催します。どなたでもご自由に参加できますので、是非お申し込みください。
(先着20名、事前申し込み優先。きずなハウスにご連絡ください。)
2月29日(土)
・きずなハウスフェスティバル
年に1度の生涯学習フェスティバルにあわせ、きずなハウスを会場に、みんなで盛り上がれるお楽しみ企画を行います!
詳細が決まり次第、きずなハウスFacebook にて告知いたします。是非、足をお運びください!
2月の「出張きずなハウス」
(毎週金曜日、14時から15時まで開催)
7日 松ヶ浜地区避難所
14日 菖蒲田浜災害公営住宅
21日 花渕浜災害公営住宅
28日 代ヶ崎浜地区避難所
※お茶出しなど、お手伝いいただける方、募集中!
七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード
【ご報告】阪神・淡路大震災から25年KOBE訪問ツアー
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
先日1月17日で、阪神・淡路大震災から25年が経ちました。RSYでは毎年、法人設立以前より繋がりをもたせて頂いているKOBE(※)の方々を訪問しています。今年もスタッフ含め15名のツアー参加者の皆さんと共に、震災から25年目を振り返り、活動の原点に立ち返る機会となりました。
※「 KOBE 」神戸市のことではなく、阪神・淡路大震災大震災の被災者や被災地すべてを指す総称として用いています。
以下、ツアー当日のレポートです。
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現地の方々との交流
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★被災地NGO協働センター
毎年、地震発生時刻の1月17日午前5時46分は、被災地NGO協働センターの追悼式に参加しています。今回も参加者一同、黙とうを捧げ、僧侶でもあるRSY代表理事・栗田が読経しました。協働センター代表の頼政さんより「被災された方々の中には、25年を経た今だからこそ話せる、“教訓”とは呼べないかもしれないが、大切な一人ひとりの小さな声がある。今後もその声を真摯に受け止め、支援活動を続けていきたい」とお話し頂きました。その後、特製のぜんざいとお茶で温まりながら、協働センターにゆかりのある方々ともに静かな時を過ごしました。
★新大池東住宅サロン
震災の日に発足した「阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク」が、被災した高齢者や障がい者の定期的な交流の場を提供しています。RSYでは毎年のように拠点を訪れており、久々の再会を喜びながら、住民の方々から現在の暮らしぶりや震災当時のお話を伺いました。
★サロンに参加された住民の声
・震災の時には家がつぶれて、その下敷きになった。ご近所さんが家の隙間から入り込んで、自分と家族を引っ張り出してくれた。以前からご近所さんとは、家族からもらった野菜をお裾分けするくらい仲良しだったから、そのおかげかもしれないね。「情けは人の為ならず」とはよく言ったもの。(70代・女性)
・ここ(サロン)にきて、子育ての悩みを聞いてもらっています。同じ年代やご近所には言えない話も、ここで聞いてもらえると心が安らぐんです。(40代・女性)
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施設見学
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★東遊園地
敷地内には、慰霊と復興のモニュメントが設置され、毎年1月17日には「阪神・淡路大震災1.17のつどい」が行われています。会場中心部に設けられた竹灯籠やモニュメント、当時の写真等をまとめた資料ブースを見学しました。
また関西地域で東日本大震災により福島県から避難された方々の支援を行っている、NPO法人全日本企業福祉協会(関西)の丸岡さんに、ツアーのお声がけをしたところ、福島県外避難者の方とともに東遊園地でお会いでき、追悼の志を共有しました。
★人と防災未来センター
こちらは震災の経験と教訓を後世に語り継ぎ、防災や減災の拠点として、役立つ情報が盛りだくさんです。センター内の資料室には、サロンでもお世話になった元阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク代表の故・黒田裕子さんのコーナーが期間限定で設置され、仮設住宅をはじめ支援記録の一部が公開されています。細かな心配りや哲学的な言葉が並ぶノートを見ていると、あっという間に時間が過ぎていきました。
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ツアー参加者のコメント
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― 新大池東住宅サロンの方々との交流 ―
・男性の参加が多数みえたのが、なんとも嬉しかった。元気に歩いている方が多く、「13階まですいすいだよねー」と話され、サロンの世話役の方々への感謝も話されていた。私も地元でサロン活動等の世話役を務めて8年、運営にも苦労している。この世話役の方々も同じような苦労があるのだろうと感じた。
・当時の報道をまとめた冊子をもとに「被災者の報道はきれいごとで、報道されないことが山ほどある。避難所のトイレもひどい状況で、掃除する人はごく一部。自分も含め、掃除を手伝うこともなかった」とお話いただいた。当時の状況や心境を考えれば、ご本人は悪くはないのに、今も心の奥深くでは、悩みや後悔として残っているのだと感じた。
・参加していた80代の女性は、歩行器を使っての歩行のため、一人での外出は難しいながらも、周囲のサポートを受け、欠かさず参加されている。「一人で部屋にいると話し相手も無いが、ここに来ると皆で話が出来るから楽しい。」と話されたのが印象的だった。何時までも仲良く暮らして欲しい。毎年ツアーに参加する中で、都市型災害の参考になるのはやはり神戸だと実感した。名古屋で災害ボランティアコーディネーターを目指す者として、今後も活動を続けていきたい。
― ツアーで得た学び ―
・また一年被災された皆さんの気持ちが積み重なる。多くの想いとは反対に25年という月日が人々の記憶を薄めていく。被災地NGO協働センターの追悼式から始まるこのツアーでは、自分が今年一年きちんと活動ができたのか、反省と気づきを確認する貴重な時間を頂いている。
・東遊園地の一角には、「隣の建造物に寄りかかって完全倒壊を辛うじて免れている家」の写真が展示され、「傾いている家のおばあちゃん。『私は50・60年生きてきたから、余震で潰れて死んでもいいねん』外に出ない。住み慣れた家で死にたい」という説明が添えられていた。写真を見て、私自身がこのような老人になってはいけないし、誰もがなってはいけないと思った。東日本大震災でも近所のお年寄りを説得して、亡くなる方がおられた。親切で、有能で、よい人たちの命が失われないような対策も地域防災活動の重要な一項目と改めて確認した。
・25年前の2月、とにかく現地を見ようと三宮に向かったが、公共交通機関は途中までしか走っておらず、徒歩で移動した。日常生活に戻ったように道路を走る自動車やバイクと、倒壊したビルとが共存する歪な風景は、今でもハッキリと覚えている。神戸との繋がりはなかったが、震災を機に、時間を見つけては通い続けてきた。大学時代の縁で今回参加でき、被災地に関わり続けてきたRSYの営みを感じた。栗田さんや愛ちゃんは、神戸で生きる人たちと共に寄り添ってきたのだなぁと。今後は、震災の日を一人で訪れ終わるのではなく、できる限り多くの人に会い、伝えていくことを自分なりに続けていきたい。
本ツアーの実施にご協力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
台風19号の対応【長野市】について(1月25日)
RSYは台風19号で甚大な被害を受けた長野市豊野区を中心に支
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被災された方々の生活状況
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避難所は12月で全て解消されましたが、
市や社協の動き
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★長野市災害復興計画検討委員会の立ち上げ
市は、「長野市災害復興計画検討委員会」を立ち上げ、
市社協は「地域支えあいセンター」を設置。市営・
ボランティアの登録制度を導入し、約1,000人が登録。
https://www.facebook.com/
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まちの縁側ぬくぬく亭
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11月12日に、豊野区にオープンした「まちの縁側ぬくぬく亭」
https://www.facebook.com/%E3%
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個別訪問の実施
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RSYは、これまで、
「とにかく家族が眠るこの土地を離れたくない。
▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【第29報】北海道地震におけるRSYの支援活動(1/24)
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYでは、北海道胆振東部地震で被災したむかわ町内の仮設住宅への支援や、道内の支援団体・個人が集結した北海道足湯隊の活動サポートを継続しています。
被災した厚真町・安平町・むかわ町では発災以降、人口減少が深刻な問題となっており、発災以前から続けてきた地域の恒例行事の開催も難しくなっているようです。また仮設住宅については、入居期間が残すところ1年を切ったため、この冬の間に次の住まいを考えている方が増えています。昨年の冬、水道の凍結が心配されたむかわ町内の仮設住宅も、住民の方々が仮設での暮らしに慣れてきたこともあり、今年は少ないそうです。
一方で発災以降、被災された方々の中には「家族が家に閉じこもり気味になってしまった」「ちょっとした段差につまずきやすくなった」という声が聞かれます。被災したことが直接的な原因ではないのかもしれませんが、避難所から移転以降、心身の不調を話す方は少なくありません。北海道足湯隊はじめ地元の足湯ボランティアは、そんな方々の声にひたすら耳を傾け、自分たちに何が出来るのか考え、活動を続けています。
以下、今月現地入りした吉林からの報告です。
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むかわ仮設での食事会サポート
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昨年12月にむかわ町仮設住宅で行った食事会は、好評につき、地域の方々と共に第2弾企画を準備中です。地元の特産品をメインに、参加者にも好きな具材を持ち寄ってもらい、みんなで楽しむ内容になるよう話し合いを重ねています。
また足湯に参加した住民から、行政からの情報がうまく伝わっていないこともあり、移転先の家賃などに対し経済的な不安や迷いが聞かれたため、地元行政と共有し、食事会当日も行政のサポートが得られるよう調整中です。それと合わせて、何らかの理由で、集まりの場に来られない世帯の情報も共有し、個別に声掛けを行う予定です。
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北海道足湯隊の活動サポート
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月に1回の定期ミーティングに参加しました。直近1か月の活動の振り返りと、来月の活動予定を共有しました。また新たな試みとして、被災者に対する住まいの支援状況やその根拠となっている制度をテーマにミニ勉強会が行われました。つぶやきから読み取れる心情と合わせて見ることで、被災者の置かれている状況をより深く知る機会となりました。
また今月活動したメンバーからは、「1年以上、活動を続けてきて、次第に住民さんとの話す内容も濃くなり、本音に近いことも話してくれるようになった。」や、「以前は参加者側だった住民さんも足湯を覚えてくれて、今ではすっかり板についてきた。」というやりがいを感じている声も聞かれました。
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被災者の生の声
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・この方(一緒に足湯に参加)とご近所さんだけど、仮設だから、テレビの音を家族が気にしていてね。音量5にして、イヤホンで聞いてるの。大丈夫だって言っても気にしてて。今日確認して大丈夫だったから、安心させてあげないと。テレビといえば、この間、お笑い番組を見てたら、お隣さんも同じ番組を見てみたいで、同じタイミングで笑い声が聞こえるから、なんだか可笑しくって。お互い相撲にはまってるから、応援する力士が勝つと「よっしゃー!」って聞こえるのよ。最近は音がしないと、体調崩してないか心配になるの。(60代/女性/足湯に参加)
・公営住宅に移ろうと思うけど、家賃が変わるって聞いて。役場から話は聞いているけど、不安になってきちゃって。金額次第では、また違うところを探さないといけないかしら。(50代/女性)
・この時間は必ず相撲だね。この間の炎鵬と遠藤は、両方応援していたから、熱くなったよ。歩き方やっぱり変?怪我したからって動かないのも良くないからね。周りの人に心配かけたくないから、足を引きずらないように歩いてるけど、なんかねぇ。杖持ってるけど、使いたくないし。痩せた?いやいや、むしろお正月太りしちゃったの。(80代/女性/夕方に個別訪問した際のお話)
【臨時休業のお知らせ】名古屋事務所
七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.31
みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.31を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。
七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.31(PDF版はこちら)
あけましておめでとうございます︕
2017年7月にリニューアルオープンしたきずなハウスもおかげさまで2回目のお正月を迎えることとなりました。これもひとえに日頃より、きずなハウスをご利⽤いただいている皆様、ご⽀援いただいている皆様のおかげです。
写真は安城きずなプロジェクトチーム(愛知県)からいただいた、七ヶ浜で採れた稲穂を使ったお正月飾りです。
これからも皆様との「きずな」を⼤切にしていきたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
○ファームガーデン活⽤講座〜野草を使った非常⾷作り〜
きずなハウスの前庭「七ヶ浜ファームガーデン」には、オリーブやブルーベリーなど、実のなる樹木やハーブ類が植えられ、住⺠の皆様と⼤切に育てています。それらとともに普段は「雑草」と呼ばれる植物も生えていますが、これらも土を肥やすには必要なもの。「雑草」ではなく「野草」として、抜かずに残しています。
そんな「野草」のなかには、実は食べられるものが結構あり、今回は「ファームガーデン」の共同企画者のグリーン・ワイズさんを講師に招き、子ども達と、身近にある食べられる野草探しをしました。
カラスノエンドウやクローバー(アカツメクサ)など、先生に⾒分け⽅を教わりながら、みんなで味⾒をしました。
また、春先に収穫し、冷凍保存しておいた「ヨモギ」を使って、団子やパンケーキ作りも⾏いました。
更に今回は、セブン-イレブン財団の環境市⺠活動助成により設置した「かまどベンチ」を使って、鍋と水・ポリ袋があればできる「ひと鍋クッキング」での炊飯や防災クイズなどを⾏い、子ども達にとって防災やいざという時の対処法を楽しく学べるイベントとなりました。
※宮城県NPO 等の絆⼒を活かした震災復興⽀援事業にて実施。
RSY七ヶ浜の主な取組
12月
12 月1日(日) 11:00〜15:00
・沖縄美ら海水族館提供イベント
12月5日(木) 11:00〜12:00
・亦楽⼩学校2年生校外学習受け入れ
12月8日(木) 10:00〜13:00
・ファームガーデン活⽤講座〜野草を使った非常食作り〜
12月15日(日) 9:30〜12:00
・花渕浜地区クリスマス交流会
※「心の復興事業」として協力
1月の予定
1月18日(土) 10:00〜12:00
・第3回『んだっちゃ塾』開催
震災の経験を語り継ぐ場として、次回は「避難所・避難生活」をテーマに開催します。
どなたでもご自由に参加できますので、是非お申し込みください。
(先着20名、事前申し込み優先。きずなハウスにご連絡ください。)
1月29日(水) 10:00~11:30
・七ヶ浜中学校震災学習受け入れ
1月の「出張きずなハウス」
(毎週金曜日、14時から15時まで開催)
10日 吉田浜災害公営住宅
17日 菖蒲田浜災害公営住宅
24日 花渕浜災害公営住宅
31日 代ヶ崎浜地区避難所
※お茶出しなど、お手伝いいただける方、募集中!
七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード
年末年始休業のお知らせ
みなさま
名古屋事務所(ふくしま支援室共):
12月28日(土) ~ 1月5日(日)
★1月6日(月)より、通常通りです。
七ヶ浜みんなの家きずなハウス :
12月28日(土) ~ 1月6日(月)
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