【第27報】北海道地震におけるRSYの支援活動(10/6)

みなさま


お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
9月25~26日まで、浦野・吉林が入れ替わりで現地入りしました。
以下、ご報告です。

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北海道足湯隊の活動サポート
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胆振東部地震をきっかけに発足した「北海道足湯隊」。ちょうど1年前の10月

6日、札幌市在住のメンバーをはじめとした道内のボランティアが、「被災さ
れた方々のために何かしたい。」という思いを抱え、むかわ町にある道の駅
「四季の館」に集まり、足湯隊発足に向けたミーティングが行われました。当
時、道の駅は指定避難所となり、隣接された駐車場には災害ボランティアセン
ターが設置されていたため、避難している住民や行政・社協職員、ボランティ
アなどが頻繁に行き交っていました。発災から1か月が経過していましたが、
余震が続いていたこともあり、現地では緊張状態が続いていました。
北海道足湯隊に登録している団体は現在14団体あり、仮設住宅の談話室やお寺
、地域の集会所など様々な場所で、活動を継続しています。

今回は月に1度の定期ミーティングに浦野・吉林が参加しました。ミーティン
グでは、今月の活動報告や来月の活動予定を共有し、先月分のつぶやきをテー
マにしたワークショップを行いました。ワークショップの中では、「日常生活
の少しの揺れでも、身体がビクッと反応してしまう方や、発災当時のことを話
すと涙が出る方がいる。地震による心の傷は深い。」「『次はいつ来てくれる
の?』『また来たよ』と言ってくれる参加者が増えた。自分たちの活動が徐々
に地域に定着してきている。やりがいを感じる」などの意見が聞かれました。
今回ミーティングに初めて参加したボランティアからは、「つぶやきから、時
間をかけて、ゆっくりと築いてきた住民さんとの良い関係性が伝わってき
た。」という感想のほか、「活動の宣伝や住民さんへの声掛け方法は?」とい
う質問に対し、メンバーからは「役場の保健師さんにチラシを配布してもらっ
たり、住民向けの情報端末に流してもらったりしている。活動場所付近のスー
パーにも置かせてもらっている。あとは活動を粘り強く続けて、参加した住民
さんからの口コミで徐々に活動が広がっていきました。」と情報交換が行われ
ました。

北海道足湯隊は今後も活動を継続予定ですが、11月以降は雪の影響により、活
動範囲が限定されるなどの影響が考えられます。勉強会を行い、メンバーのモ
チベーションの維持に繋げるなど、ミーティングの内容を強化する必要がある
ことも話し合われました。
RSYでは、10月以降もこのような地元の動きを引き続き応援していきたいと考
えています。


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被災者の声(つぶやき)
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・もともと仮設にいる人たちとは、名前と顔くらいは知っている程度の人が多
い。でも避難所や仮設で出会ってから、仲良くなった人もいるんだ。これから
の暮らしについて、不安がないわけじゃない。こじんまりとでもいい、気軽に
集まれる場がほしいな。地震がきっかけだったけど、この出会いを大切にした
い。(70代/男性)
・主人がさっき足湯してもらって、「すいてるから、おいで」って連絡くれた
ので、来てみました。この前、指ヨガのボランティアさんも来てました。自分
で出来る、手もみを教えてもらったの。指ヨガもいいけど、こうやって人に触
れてもらうのも良いのよね。私も週に数回、独居の人を誘って、お茶会を開い
て、そこのスタッフをしているの。人とおしゃべりすると、リフレッシュにな
るのよね。(60代/女性)・肩凝ってますよね。農業なので、やっぱりね。収穫期でもあるので、特に応
えますね。気持ちよくって眠ってしまいそう。パステルアートも足湯も今日が
初めてです。これまでも何回かやっているんですね、知らなかったです。絵は
簡単そうで難しいですね。でも時間を忘れて、楽しめます。(40代/女性)

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足湯講習のサポート
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北海道足湯隊の事務局を担っている「一般社団法人Wellbe Design」の助成事業
の一つとして実施された、「第7弾のぼりべつ生活支援者勉強会研修 北海道
胆振東部地震の今とこれからを考える福祉職向け研修会」に、吉林も参加させ
ていただき、足湯ボランティア活動概要や道内の被災地で聞かれている「つぶ
やき」をもとに、足湯がもたらす住民への変化をお伝えしました。
参加者からは「足湯って、こんなに気持ちいいんですね。普段はケアマネジャ
ーなので、足湯みたいに利用者さんに触れることは少ないんです。自然とお話
ができますね。」「今日の話を聞いて、まだまだ被災地も大変なことが分かっ
た。」などの声が聞かれ、「自分たちでも試しにやってみたい」という前向き
な意見も聞かれました。

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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【ご案内】北海道胆振東部地震被災地支援活動報告会

みなさま

 

お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。

日頃より当法人の支援活動について、ご理解、ご協力をいただき、誠にありが
とうございます。
今年も令和元年8月九州北部豪雨で被災した九州地方や、台風15号の影響で被
害を受けた千葉県など、全国各地で災害が相次いでいます。 RSYでは、佐賀県
武雄市の支援を継続しています。

さて、北海道胆振東部地震支援活動報告会を以下の通り実施いたします
RSYでは 、発災から1週間後に現地入りして以降、月に2回のペースで現地入り
し、北海道足湯隊などの地元支援者と連携を取りながら、現在もむかわ町を中
心に支援活動を継続しています。
避難生活、仮設住宅への移転、被災者の環境の変化に合わせ、丁寧な関わり合
いを心がけて活動してきました。
今回は発災から1年を機に、これまでの活動と被災地の今をお伝えする報告会
を開催いたします。
みなさまのご参加お待ちしております。
 
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▼ご案内
北海道胆振東部地震 支援活動報告会
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日時:2019年10月9日(水)19:00~21:00
場所:名古屋建設業協会1階会議室
※差し支えなければ、事前の参加申し込みをお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「10/9北海道報告会・参加申込」として、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.comまでご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:  

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.28

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.28を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.28(PDF版はこちら

 

○震災の経験を語りつなぐ場所『んだっちゃ塾』を開催しました。

9月15日(日)、きずなハウスにて、東日本大震災の経験から事前に備えておけばよかったことや、当時、役に立った行動など、今後の防災・減災について、みんなで話し合う『んだっちゃ塾』を開催しました。前半では、炊き出しが必要になるだろうと思い、一度自宅に戻り準備をしていたところで津波にのまれる体験をした方からお話を聞き、後半では参加者全員でグループセッションを行いました。震災時にあって助かったものや備えておけばよかったこと、日頃からのご近所付き合いの大切さなど、あらためて確認しあいました。

「津波が来たら、絶対に戻ってはいけない」との教訓や、今後の備えについて話し合いました

「津波が来たら、絶対に戻ってはいけない」との教訓や、今後の備えについて話し合いました

 

今後それぞれ、「避難行動」「避難所・避難生活」「仮設住宅」をテーマに、11月、1月、2月と全4回開催予定です。随時、開催案内いたしますので、是非ご参加ください。

※この取り組みは、宮城県NPO等の絆力を活かした震災復興支援事業補助金の交付を受けて実施しました。


○七ヶ浜ファームガーデンにハンモックができました!

きずなハウスの前面には、非常時にも活用できる、実のなる木や癒しの効果を得られるハーブなどを住民の皆様と植栽した「七ヶ浜ファームガーデン」が広がっています。生命力あふれるこの場所を、ゆったりとくつろぎながら眺められるハンモックを、地元の大工さんや向洋中Fプロジェクトの生徒達と作りました!

一昨年主催した「被災地学習・交流バスツアー」にて、気仙沼の子ども支援NPO「浜わらす」を訪れた際に、そこでハンモック遊びをしたFプロの子ども達の、「きずなハウスにも自分達でハンモックを作りたい!」と言っていた夢が、大工さんの協力のもと、ついに叶えられました!子ども達は、大工道具の使い方を教えてもらいながら、慣れない作業に苦戦しつつも、楽しみながら取り組みました。

完成したハンモックは、どなたでもご利用できますので、日々、成長していく緑たちを眺めに、きずなハウスに足をお運びください。

※この取り組みは、宮城県NPO等の絆力を活かした震災復興支援事業補助金の交付を受けて実施しました。


RSY七ヶ浜の主な取組

9月

9月15日(日) 10:00~12:00
・第1回『んだっちゃ塾』開催

9月16日(月・祝)
・おりおり「藍の生葉染め」ワークショップ

9月21日(土)
・七ヶ浜ファームガーデンにハンモックを作ろう!

9月22日(日)
金城学院大学(愛知県)にて、コミュニティ・福祉について学ぶゼミ生と先生が七ヶ浜を訪問。RSYにて住民との交流会、フィールドワークをコーディネートしました。

 

10月の予定

10月12日(土) 10:00~14:00
・きずな食堂@松ヶ浜
Fプロジェクトをはじめ、向洋中学校の生徒達と、松ヶ浜地区の皆様との交流会「きずな食堂」を開催します!

10月20日(日) 9:40~13:00
・あさひ園祭り
障害者地域活動支援センター「あさひ園」のお祭りにて、仙台白百合女子大学の学生さんと一緒に、くじ引きのブースをお手伝いします!

 


10月の「出張きずなハウス」

(毎週金曜日、14時から15時まで開催)
4日 松ヶ浜地区避難所
11日 菖蒲田浜災害公営住宅
18日 花渕浜災害公営住宅
25日 代ヶ崎浜地区避難所
※お茶出しなど、お手伝いいただける方、募集中!


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

【JCN】3.11の今がわかる会議in名古屋

掲題の会議が、今週の金曜日に開催されます。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)じっくり企画したものです。
単に被災地から語り部来て話す講演会ではなく、
課題テーマを絞り、
被災地ゲストとご当地ゲストっぷり四つでトークをするは、名古屋オリジナルです。
多様な市民に聞いていただきたい内容になっています。
せっかく、東北3県からゲストが来てくださいますし、
名古屋からもキーパーソンに登壇いただきます。
この機会を逃すのは、もったいないです。
まだ、お申込みいただいていない方は、ぜひお申込みください。
当日の飛び入り参加も可能で、
資料は充分に準備する予定ですが、
万が一の恐れがあることをご了承ください。
お申込みは、JCN申し込みフォーム画面から。

会議名:3.11わかる会議in名古屋

■テーマ:「東日本大震災を知り、関わりを考える」

■時 期:2019年9月27日(金) 13:30~18:00 ※13:00受付開始

■場 所: 名古屋会議室プライムセントラルタワー 13 階(第 2、3 会議室)
https://www.nipponkaigishitsu.com/detail/?id=3&tab_index=6

■対 象:東日本大震災復興支援に興味・関心ある団体・企業・個人(100名)

■参加費:無料

■主 催:東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
■共 催:認定NPO法人レスキューストックヤード
■助 成:復興庁コーディネート事業

■プログラム内容と登壇者
13:00  受付開始

13:30  オープニング
開会挨拶と趣旨説明

13:45  1部:話題提供とパネルディスカッション
<テーマ>「孤独・孤立をいかにして地域で見守るか」
<登壇者>
◯岩手県
東梅 麻奈美 氏(NPO法人ワーカーズコープ大槌地域福祉事業所 所長)

◯宮城県
新井 信幸 氏(NPO法人つなりデザインセンター・あすと長町 副代表理事)

◯福島県
米倉 一磨 氏
NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
(相馬広域こころケアセンターなごみ) センター長

◯愛知県
名畑 恵 氏(NPO法人まち縁側育くみ隊 代表理事)

◯コーディネーター:
東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人 栗田 暢之

15:25  2部:各県現状や課題について
【福島県】
<テーマ>避難指示解除区域現状と課題
<登壇者>

  福島:横山秀人 氏(一般社団法人いいたてネットワーク 代表理事
  愛知:鈴村 ユカリ 氏(アロマハンドトリートメントボランティア(富岡町から避難)

<コーディネーター>
東日本大震災支援全国ネットワーク 福島担当

【宮城県】
<テーマ>津波こどもに与えた影響とこどもを軸とした地域づく
<登壇者>
宮城:天澤 寛子 氏(NPO法人浜わらす)
愛知:伊藤 一美 氏(NPO法人子ども&まちネット 理事長)

<コーディネーター>
東日本大震災支援全国ネットワーク 宮城担当

【岩手県】
<テーマ>3.11経験を次世代へ繋ぐ〜岩手から恩送り~
<登壇者>
岩手:岡本翔馬 氏(認定NPO法人桜ライン311 代表理事)
愛知:大原 一哲氏(第3回三陸&東海防災フェスティバル「伝」実行委員)

<コーディネーター>
東日本大震災支援全国ネットワーク 岩手担当

※各県話題提供あとに、参加者みなさまと話し合う時間を
設けます。

17:45   クロージング
総括と閉会挨拶

18:00  終了

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【第26報】北海道地震におけるRSYの支援活動(9/21)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
地震から1年を受け、住民それぞれの暮らしが変化し始めているようです。現在も支援を続けている、むかわ町の仮設住宅では、仮設を退所し、次の住居へ移る住民が見られています。一方で「ようやく生活が落ち着き始めたのに、次の事を考える余裕がまだ持てていない」と呟かれる方も少なくありません。ちょっとした不安や最近の暮らしぶりを気軽に話せる場が、今後もより一層、必要になると考えています。

9月6日~8日まで、吉林が現地入りしました。
以下、ご報告です。

 

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北海道足湯隊の活動サポート
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今回の地震を機に、札幌など道内のボランティアが集結した「北海道足湯隊」は、現在もマッサージケアやパステルアートとコラボし、活動を継続しています。

この日は、法城寺(むかわ町)にて、フットマッサージやパステルアートとコラボし、活動しました。全体で20名以上の方にご参加いただきました。会場を提供してくださった住職や坊守には宣伝にも協力をいただき、若いママや子どもたち、高齢者など、様々な世代が集う場となりました。

活動終了後、メンバーが主体となり、つぶやきや活動中の気づき、感想を共有しました。住職や坊守からは、「地震から1年経った今でも、今日のように支援活動に来てくれる団体はありがたい。初期に比べると、支援者の数はずいぶん減ってた。でも、まだまだ被災した悲しみやつらい気持ちを抱えたまま、吐き出せない人もいる。1年経って、なんだか胸がざわざわすると話す知り合いもいる。集う場を通して、今後も見守っていただきたい。」とお話いただき、メンバーからも「ぜひ今後もお寺で活動させていただきたい」という想いが伝えられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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むかわ町のたい焼き屋さん「いっぷく堂」
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今回の地震により店舗が被災し、仮設店舗で営業を再開した、たい焼き屋さん「いっぷく堂」へ立ち寄らせていただきました。このお店は以前、中日新聞でも掲載されていました。同町穂別地区で発掘された恐竜の化石「むかわ竜」(通称)をモデルにした人形焼き「恐竜たいやき」を美味しく頂きました。

恐竜たいやきが焼きあがるまで、ご店主より、発災当初の様子や最近の心境をお聞きすることができました。地震前から、ご夫婦でたい焼き屋と新聞配達を生業にしておられました。「地震が起きた日は、ちょうど1階の店先で新聞配達の準備してて、妻は2階の自宅で寝てた。すごい揺れだった。うちが1階が潰れて、2階はなんとか無事。俺が周囲を確認した後、妻は2階の窓から降りたんだ。地震当初、マスコミのほとんどが厚真に行ってしまっていて…このままじゃ、むかわも被害を受けていることが外へ伝わらないと思った。取材を受けることは、むかわの現状を知ってもらえるチャンスだと思って、ご近所さんと俺が交代交代で取材を受けたんだ。今の暮らしにはようやく慣れてきたけど、この間、町から復興計画が出されてね。次の暮らしを考えないといけない。」とお話いただきました。
また帰り際に「俺はたい焼きを焼くっていうことよりも、お客さんとの何気ないおしゃべりが楽しくて、店をやっているようなもんさ。おしゃべりに夢中で、よく数を間違えるから、妻のサポートは必須なんだ。」とジョークを織り交ぜながら、笑顔を見せてくださいました。
ぜひ皆さんも、北海道に来た際にはお立ち寄りください!

 

 

 

 

 

 

 

 

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安平町復興祈念式典へ出席
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安平町復興祈念式典に出席し、感謝状をいただきました。
詳しい内容はこちらから

【第25報】北海道地震におけるRSYの支援活動(9/6)

 

 

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被災者のつぶやき他
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・何回か来させてもらっています。足湯をすると夜、眠れていいわ。もともとは眠れない方じゃなかったんだけどね。(70代・女性)
・苫小牧から家族で来ています。ちょっとでも気晴らしになればと思って。1年ですねぇ、ブラックアウトは本当に驚きました。うちは少し備蓄してあって、家は大きな被害がなかったので、停電もしのぐことができました。停電中、近所のコンビニに行きましたが、テレビでよく見る、お酒の瓶とか商品が散乱している状態で。コンビニもいろんなお酒が置いてるから、それが混ざって、すごい臭いでした。少しでも備えておくのは大事ですね。(30代・男性)
・何度か活動を続けるうちに、リピーターさんも増え、楽しみにしてくれている方がいるのは嬉しい。道具を自分で揃えてくれる方もいて、パステルをやっている間だけは、被災した悲しみや辛さを忘れて、楽しんでもらいたい。(40代・女性・パステルアート講師)

 

 

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▼ご案内【再掲】
北海道胆振東部地震 支援活動報告会
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日時:2019年10月9日(水)19:00~21:00
場所:名古屋建設業協会1階会議室
※差し支えなければ、事前の参加申し込みをお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「10/9北海道報告会・参加申込」として、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:

 

 

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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

九州地方の水害対応について(9月19日)

みなさま

RSY事務局です。
9月16日(月)~17日(火)にかけて浦野が佐賀県武雄市入りしました。
以下、報告です。
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★武雄市の被害状況
(佐賀県HP 9月18日9:00現在)
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・人的被害:3名死者
・住民避難状況:武雄市15世帯34人(大町町24世帯45人)
・住宅被害:床上1,033 床下513 計1,546
※市は災害救助法で適応される「住宅の応急修理制度」を実施。半壊以上の世帯には、1世帯あたり58万4千円の限度で修繕ができるようになります。
自宅の屋根、居室、台所、トイレなどの日常生活に必要な最小限度の応急修理ができます。既に業者に依頼し着工した世帯も遡って申請することが可能です。
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★災害後の生活を考える生活再建のためのミニ相談会
9月13日~16日開催しました!
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RSYが事務局を兼務する「震災がつなぐ全国ネットワーク」が主催し、4日間の 相談会を実施。佐賀県弁護士会や佐賀県建築士会の協力を得て、生活再建に向け た住民の方々の不安にお答えしました。

・9月13日(金)18:30~20:30 朝日町高橋地区公民館
当日は5~6名の住民の皆さんが参加。震つなメンバーが、冊子「水害にあったと きに」をもとに、被災してから生活再建までに必要な手順を説明。

その後OPEN JAPANの協力を得て、床下の処理や効果的な消毒の方法などを丁寧に説明して頂きました。会場には佐賀県弁護士会から弁護士2名が派遣され、2件の相談に 乗って頂きました。また地元消防団有志も参加し、知識や技術を引き継ぐ講習会も合わせて行いました。
・9月14日(土)~16日(月・祝)朝日→橘→北方公民館
市は、被災件数が多いエリアを中心に、3か所の公民館に罹災証明書等の特別申請窓口を設置。ここへ震つなが協力し、弁護士・建築士の相談ブース、無料喫茶&サロンブースを設けました。被害件数の多い北方公民館には、約40世帯が来所。グリーンコープや熊本からの支援団体らの振舞う冷たい飲み物やかき氷で一息つきながら、これまでの頑張りや、お金や修繕にまつわる不安についてお話しされました。
(主な相談内容)
【弁護士相談】
・応急修理制度の適応時期、対象となる中身について
・応急修繕制度は、賃貸物件で被災した場合の修繕費用にも使えるのか
・自宅は被災し住めないので、別棟の家を修繕して住もうと思うが、加算支援金を充てることは可能か?
・火災保険はどこまで補償の対象となるのか?
・賃貸で土地を借りているが、解体する場合持ち主に連絡した方がよいか?
・公費解体は適応されるか?

【建築士相談】
・グラスウールの湿りはどう確認すればいいか?
・解体の費用はいくらぐらいかかるか?
・信頼できる工事業者を紹介して欲しい
最低限の工事を考えた場合予算はいくらぐらいを見込めばいいか 

この取り組みは、日本財団からの支援を受け、震つな加盟団体が協働して実施しています。RSYも加盟団体の一つとして、市や関係機関との調整、当日の運営等をお手伝いしています。

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★被災者の声
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・ようやく畳の部屋の泥かきが終わって、やっと時間ができたので、罹災証明書 の申請に来ました。うちは床上30㎝ぐらい。フローリングの下はまだ見ていないんです。とりあえず板のところは拭いたんだけど。やっぱり下、見た方がいいで すか?壁も?多分すごいことになっていると思います。まだ子どもが小さいか ら、カビなんかで病気になったらと思うとすごく心配。見ないふりしてちゃだめですね。でもこの冊子に書いてある通り、必ずしも全部剥がさなくてもいいかもしれないなら、すぐにでも確認します。今から建築士さんの相談ブースに行ってみます。(30代・女性)

・うちは床下浸水でね。写真は撮ったんだけど、携帯で撮ったからプリントしてないの。どうしようしら。。。え?携帯さえ持って行けばいいの?よかった。全国から沢山の方々が来て下さって、本当に嬉しかった。私にはとても真似できない。今日は風があるから乾燥も早く進むかしら。昨日は全然風がなくて暑くて。でも、こうやってお話しできて嬉しい。なんとなく心がすっきりしました。(60代・女性)

・俺の代から開業して、40年自営業やってたんだ。でも機械の3分の2は水に浸かってしまった。これまでも色々あったけど、人にだけは迷惑をかけたくないって思いで何とか頑張ってきたんだ。子どもも4人育て上げた。80歳近くなってこんな目に遭うなんてな。できることなら事業は続けたい。食っていかなくちゃいけないから。子どもにも迷惑かけたくない。でも、保険会社に言っても、全額は多分出ないだろうな。どんな状態になっても、お上の世話にだけはなりたくない。 これまで自力でやってきたんだ。これからもそうしたい。(弁護士同席により、保険会社のやり取りについてアドバイスを頂く)(80代・男性)

・床上浸水の被害でした。でも私、民生委員やってるから、とりあえず避難所に いるお年寄りが気になって通っていたの。だから自分の家は後回しになっちゃって。ようやくここに来れた。お年寄りも顔を見せると安心されるからねぇ。とにかく臭いがすごいから、子どもに頼んで消臭剤を買ってきてもらったのよ。近所にバンバン配ってたら自分の分がなくなるでしょ!って怒られちゃった(笑)久しぶりにゆ っくり話ができてよかったわー。(60代・女性)

・うちは何も被害がなかったので、せめてお手伝いできればと思ってきました。でも、被害がないことが後ろめたさでもあって。大変な被害に遭った方に何て声をかけていいのか分からないんです。私たちでもできることがあったら、いつでも言って下さいね。(無料喫茶を手伝って下さったボランティア・50代・女性)

・小学校で子どもの遊び場を開催した時に、ママさんたちが疲れ切っていまし た。一番の困りごとが食事。被災してキッチンが使えない、ガスが出ない、毎日家の片付けで仕事も休めず疲れ切って料理が作れない、何より子どもに栄養のあ るものを食べさせてやれない、という悲痛な声が多数聞かれました。朝はパン、昼は給食、夜はアルファ化米とレトルト食品だそうです。中には、炊き出しの野菜を食べながら泣いてしまう人も。ハンドマッサージなどをしながら、少しでも緊張を和らげ、心の内を吐き出してもらえるようにしました。特に30代~50代の女性たちが悲鳴を上げています。(ボランティア・40代・女性)

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★RSYの今後の対応
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10月1日(火)~10月4日(金)にかけてRSYスタッフ+ボランティアを派遣予定。『おもやいボランティアセンター』の活動サポートとして、引き続き相談会開催や、在宅避難者向けの炊き出し支援が実施できるよう調整して行きます
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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

臨時休業のお知らせ

みなさま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
スタッフ研修のため、下記のとおり臨時休業いたします。
ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
           記
【名古屋事務局休業日】
9月23日(月・祝) ~ 9月24日(火)休業
【きずなハウス休業日】
9月22日(日) 15:00 閉店
9月23日(月・祝) ~ 9月24日(火)休業
9月25日(水)~通常営業

九州地方の水害対応について(9月13日)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

台風15号の影響で、千葉県でも断水・停電等が続き大変な被害が出ています。
被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
現在、震つなメンバーが現地入りし、情報収集や今後必要な支援について検討を
重ねています。
一方で、佐賀県の水害被災地も過酷な状況が続いています。
以下、9月9日~10日にかけて佐賀県武雄市入りした浦野からの報告です。

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★『おもやいボランティアセンター』
https://www.facebook.com/omoyaivc/
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佐賀県武雄市では、地元の支援者による民設民営型VC「おもやいボランティアセ

ンター」を立ち上げ、震つなメンバーもこれを応援しています。
立ち上げ直後の土日には述べ800人近いボランティアが駆け付け、主に朝日町を
中心に活動。現在は、次の3連休に向けた受入準備の他、長期的支援を見据えた
体制づくりに向けて話し合いを重ねています。おもやいVCは、市社協VCと連携
を図りながら活動しています。

おもやいVCの活動は大きく「作業支援」と「生活支援」に分かれています。
「作業支援」は家財道具の運び出し、床下の処理(床板はがし、泥かき、消毒な

ど)、「生活支援」は、子ども支援、相談会開催、サロン活動、食事(炊き出し)
提供、健康支援など、生活基盤を支えるために必要な支援をテーマ別で洗い出し、
活動可能な支援団体と共に取り組みを進めています。
RSYは、常に震つなメンバーである被災地NGO恊働センター、NFP、ピースボー
ト災害ボランティアセンター、災害NGO結に加え、OPEN JAPANらと連携協働
し、『災害後の生活を考える生活再建のためのミニ相談会』開催に向けた調整を
行っています。

現在までに、
・9月13日(金)18:30~ 高橋公民館
・9月14日(土)10:00~17:15 朝日公民館(△)
・9月15日(日)10:00~17:15 橘公民館(△)
・9月16日(月・祝)10:00~17:15 北方公民館(△)
での相談会の実施が決まっています。

△印は、市が設置する罹災証明書等申請受付窓口に併設する形で開催。
佐賀県の弁護士会や建築士会にも、全面的に協力頂いています。
会場には、地元支援者と共に無料喫茶や炊き出し、足湯などもオープンし、休憩

スペースや相談に関するフォローの場として機能できるよう準備を進めています。

現在までに、住民からは以下の困りごとについて声が上がっています。
・り災証明って何? 何に活用できるの?
・乾燥させるといっても、どこまで乾かせばいいの?
・消毒用にと消石灰が配られているけど、取扱いに注意が必要、と言われてもど

うしたらいいのか・・・
・和室は床を外せたけど、洋室はどうすればいいのか
・工務店に見積もりとってもらったら、3か月待ちといわれてしまった。それま
でにやっておかなくてはならないことがあるなら、今からやっておきたい

大まかな掃除がひと段落ついた今、修繕、お金、食事等の基本的な生活環境の整

備、疲れや不安、焦りなどへの心身のサポートが求められます。
9月上旬に、激甚災害に指定され、被災者生活再建支援法の適用も認められました。
とはいえ、多くの世帯が半壊以下の被害判定が想定されるため、受けられる支援
制度も少ない中で、自力再建を余儀なくされる方も多いと予測されます。
住民の皆さんの不安が少しでも軽減できるよう、専門家との連携や、悩みを気軽
に相談したり、一息つける場づくりに力を入れ、心身の活力の低下を防ぎ、先の
生活に見通しが持てるような取り組みの重要性を感じています。
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★被災者の声
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・8日の相談会に参加して、床下を乾かすことがどれだけ大切なのかとてもよく
分かりました。1か月以上かかるのよね。頭の中で次はあれ、その次はこれって、
ずっと考えているから気持ちが落ち着かなくて。夜は体が疲れているから早く寝
ちゃうんだけど、朝は早く起きて1日中作業をやっているの。できる限り自分や
家族でなんとか進めて、どうしても無理なところだけはボランティアさんにお願
いしようと思っています。でも乾燥を待つこの数か月が焦りますね。乾燥以外何
も進められないのがもどかしい。早く床板で蓋をして、家具も全部収めてしまい
たいんだけど。でもここで焦ってはダメなのよね。。。(60代・女性)
・ライオンズクラブが作ってくれた炊き出しをお弁当にして届けた。みそ汁もつ
いてるんだけど、一杯の豚汁に「あったかいものが食べれて本当に嬉しい」と言
っていた。夏場でも温かいものを求めるんだと思い、食の支援も優先順位が高い
と感じた。(過去の災害では、台所が使えたとしても日々の疲れで、買い物に行
ったり料理を作る気力がわかない、かといってコンビニの総菜は続くとしんど
い、などの声が多く聞かれている)(40代・地元支援者)
・水害にあってから子どもたちが家の片付けも手伝ってくれて少しずつでも進ん
でます。病院にも行ってるよ。押し車で出かけてる途中、すごい雨がふったじゃ
ない?やっぱり当時のことが蘇るね。すごく怖かった。洗濯機の水が出なくて困
ってたけど、ボランティアさんが直してくれるって。本当に助かる。
(80代・女性)

・大工さんに連絡したら、修繕に取り掛かるまで半年以上かかるって。その間、

このまま床を外しっぱなしにしてたら生活できないから、最低限の予算で自分で
できる範囲の効果的な修繕方法を知りたい。半年たったらもう冬ですよね。この
ままにしておけるわけがない。畳が入るのは春ぐらいになるのかなぁ。
(30代・男性)
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★RSYの今後の対応
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9月16日(月・祝)~17日(火)に再び浦野を派遣。
『おもやいボランティアセンター』の活動サポートとして、引き続き相談会開
催、足湯やサロン、炊き出し等の場づくりに重きを置いた生活支援プログラム実
施に向け、環境整備に努めます。当面は年内までの中期的な支援を視野に入れ、
愛知・名古屋を中心とした東海地域からのボランティアの派遣なども検討してい
きます。
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。      

九州地方の水害対応について(9月7日)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
前回に引き続き、佐賀県武雄市での支援状況と共に、三重県北部を襲った水害についてもご報告します。

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三重県北部の大雨について
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9月4日~5日にかけて、記録的な大雨が三重県北部を襲い、各地で被害が報告されています。

主な被害は、四日市市、東員町、いなべ市、桑名市など。件数は少ないものの、各地域で床上・床下浸水等の被害が出ています。RSYは、地元の団体である『みえ防災市民会議』や『防災一座』と連携し、情報収集を行ってきました。

昨日、常務理事・浦野が、以前から講演会や防災マニュアルの作成等でつながりのあった東員町社会福祉協議会訪問。今後の支援について情報交換しました。

【東員町の被害状況と対応について】
・家屋被害数:約20件(うち半壊1件、床上2~3件、床下16~17件)
※川の泥水が流れ込んだので細かい砂が床上/下に入り込んだような状況(住民からの困りごと)
・水没した車の対応について心配する声が多い
・農地などに流れ着いた大量の藁(ゴミ)の処理

・消毒はどうしたらよいか
町が用意している消毒液の入手方法や使い方など(今後の対応)
・既に、社協が事務局を担う『とういん災害ささえあい委員会』が中心となり、町

内23の自治会長に聞き取り完了済
http://www.toinshakyo.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=2648&frmCd=49-9-0-0-0
・社協HPにて困りごと連絡の呼びかけチラシUP済
・特に被害の多かった中山地区自治会を中心に、自主防災会メンバーで土日に各戸訪問予定
※この際に、床下処理の必要性を注意喚起するチラシ(被災した時になど)を手渡しで配布。その後のニーズについては、社協で対応することとなった。(RSYの今後の対応)
社協に寄せられたニーズについては、『みえ防災市民会議』が、建築の専門家の派遣や、住民・ボランティアへのアドバイス等のが相談窓口を担当。RSYは必要に応じてこの動きをサポートしていきます。

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佐賀県武雄市への対応
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★『おもやいボランティアセンター』の設立
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佐賀県武雄市では、東禅寺さんはじめ、地元の支援者が中心となり、地域密着型の民営支援拠点『おもやいボランティアセンター』を立ち上げました。
そのきっかけとなった「武雄市情報共有会議(9月4日開催)」には、地元ボランティア団体と共に震つなメンバーも参加。当面は、被害のひどかった朝日町高橋地区を中心に、その後は順次、周辺地域にも活動場所を広げながら、長期的ニーズにも対応していける体制づくりに取り組まれています。本日は約250名のボランティアを受け入れ、支援に対応に当たっています。
▼災害後の生活を考える生活再建のためのミニ相談会
9月8日(日)朝日町高橋地区で相談会を行います。RSYは震つなメンバーとして、開催準備や炊き出し資材・食材費の提供で協力。
10:00~12:00、13:00~15:00の2部構成で、床下の効果的な消毒方法や、罹災証明書の説明などを行います。その他、昼食の振る舞いや、佐賀県弁護士会、佐賀県建築士会による個別相談もあり、きめの細かい対応に取り組まれます。

★名古屋からボランティア活動資器材の搬出
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『おもやいボランティアセンター』からの要請で、9月6日、名古屋から4トントラック1杯分のボランティア活動資器材を搬出しました。搬出作業には、RSYボランティア、市内防災ボランティア、中部土木株式会社様など約10名が参加。皆さんは、武雄の方々に想いを馳せつつ、汗だくで作業にあたりました。

本日昼頃現地に到着し、早速活動に活用頂いています。資器材の中には、炊き出しや足湯ボランティアセットも加え、相談会をはじめ、避難所・在宅避難者憩いの場づくりにも役立てて頂きます。お手伝い頂いたボランティアの皆様、本当にありがとうございました!

★RSYの今後の対応
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9月9日(月)~10日(火)に再び浦野を派遣。
震つなメンバーの、災害対応NPO・MFP代表・松山氏と共に、『おもやいボランティアセンター』のサポートや、これまで震つな事務局によせられた冊子「水害にあった時に」の申込者宅の訪問等を行います。

※お詫びと訂正
9月4日に発送した報告書の中で、代表理事栗田が、「佐賀市長を訪問し、今後の支援に関する意見交換をした」とありましたが、武雄市長の誤りでした。
訂正と共にお詫び致します。
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【第25報】北海道地震におけるRSYの支援活動(9/6)

皆様

お世話になります。RSY事務局です。
2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震より1年が過ぎました。
地震から1年となる現地では、追悼式や復興祈念式典、防災訓練などが行われています。
大規模な土砂崩れが発生した厚真町はじめ各地で、修復工事が進んでいます。一方で、個人宅付近の公道などの道路は、あまり手が入っていない場所も少なくありません。被災された方々はそんな風景を日々、目に映しながら、今もなお応急仮設住宅や修復がなかなか終わらない自宅での生活を送られています。被災された方々の声からは、「少しずつ今後の暮らしの見通しがついてきた」「一部損壊で修繕を考えていたけど、見積とってもらったら、あまりに高くて。老後があと何年って思ったら、直さなくてもいいかなって思った。」と、どうにか自分の気持ちを整理しながら、生活されているようです。こうした声を聴くと、まだまだ復興へは道半ばだと感じます。
むかわ町では3月より、役場や社協、NPOなどが連携し、4,000世帯を超える訪問調査が進められています。現在、全体の半数程度まで完了していますが、ボランティアなどの支援者不足により遅れが出てきたため、先月末に強化プロジェクトを実施し、100名を超えるボランティアが集結したそうです。調査では住宅の応急修理や「なかなか眠れない」などの精神的な不安ほか、何らかの課題を抱えている方々が、現段階でもおおよそ全体の4分の1を占めているようです。支援から取りこぼされる声がないよう、住民一人ひとりの声を拾い続けています。

本日より吉林が現地入りし、仮設住宅への収納棚の取り付けを行った安平町の復興祈念式典へ出席、また地元ボランティアにより結成された北海道足湯隊の活動サポートを行っています。

 

 

 

 

 

 

 

○被災者の生の声

・地震の時、家の1階が潰れて、2階で寝てたから助かったんだけど、真夜中だったこともあって、身動きがとれなくなった。明るくなるまで待とうとしたら、家族が2階の窓から降りようとしたんだ。またいつ余震が来るかと思うと不安で、その場にはいたくなかったんだと思う。いつも冷静な方だから驚いて、すぐ止めたよ。地震の揺れだけでもショックだったのに、あたりが暗くて何も見えないんじゃ、じっとしていられないよな。それから1年か。あっという間のような、長かったような…。地震に遭って、いろんなことがあったけど、避難所に避難していた頃の記憶が一番印象に残っているよ。しばらくあそこには(避難所だった建物)行けなかったもんな。(むかわ町/70代)
・この1年は、過ぎるのが早かったです。地震当日は役場の出入り口が人でいっぱいになり、けがをされた方やトイレに行きたい方などがおられ、けがの手当てや断水したトイレの使い方を案内するので必死でした。その後、避難所のレイアウトを職員で検討し、手分けして、準備に取り掛かりました。発災から3日間ほどは、役場に泊まり、そこ(窓口のテーブルの下)で睡眠を取ったりしていました。やっぱり寝れなかったです。それから、いろんなことがありましたが、発災から3日間はとても長いように思えました。なんとか体調だけは崩さずに来れています。(役場職員)

○復興祈念式典の様子
本日14時~追分公民館にて、安平町役場主催の「安平町復興祈念式典」に出席いたしました。安平町では発災当初より避難所での足湯や、今年3月に地元支援者とともに実施した「仮設住宅への収納棚の取り付け&食事会」で活動をさせていただきました。今回の式典ではその活動を受け、感謝状を贈呈いただきました。
会場には今回の地震を受け、活躍された自治会やボランティア、NPO、企業など110以上の団体・個人が出席し、出席者一人ひとりへ、町長から感謝状が贈呈されました。欠席も含め、全体で180以上の団体・個人へ感謝状が贈られるそうです。町長挨拶では「今回の感謝状贈呈を一つの区切りに、1日も早い町の復興のため、今後も皆様のご協力いただきながら、引き続き尽力したい」と話され、安平町とつながりの深いゲスト2名による講演があり、静かに締めくくられました。式典終了後、今回の地震でご尽力された役場職員に対し、外部支援者からも感謝の言葉が伝えられ、和やかな雰囲気に包まれました。

RSYでは、今後も地元行政や社協、北海道足湯隊を始めとした地元支援者と連携しつつ、支援を継続していきたいと考えております。引き続き、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
また北海道胆振東部地震から1年の節目として、来月9日に「北海道胆振東部地震 支援活動報告会」を実施予定です。名古屋からできる支援について、みなさんと一緒に考える場としたいと思います。お時間のある方はぜひ、ご参加ください。

★北海道胆振東部地震 支援活動報告会を開催決定★
日時:2019年10月9日(水)19:00~21:00
場所:名古屋建設業協会1階会議室

※差し支えなければ、事前の参加申し込みをお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「10/9北海道報告会・参加申込」として、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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