GWは、1品1円寄付に貢献して、NaNa5931を名古屋へ呼ぼう!

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
このたび、RSYでは東日本大震災復興応援企画 「育もう!子どもたちの元気な笑顔を!」と題し、宮城県七ヶ浜のミュージカルカンパニー「NaNa5931」の名古屋公演を実現させるべく、想いを同じにする仲間とともに実行委員会を立ち上げました。

2011311日に発生した東日本大震災から4年が経過した現在でも、被災された方々は仮設住宅等で不便な生活を余儀なくされています。全国的には震災の風化が叫ばれていますが、まだまだ応援が必要だと考えています。

RSYは、東日本大震災発生当初からご縁のあった宮城県七ヶ浜町に拠点を設け今日まで支援活動を展開しています。震災から8ヵ月後の11月、同町内の国際村ホールで、七ヶ浜町の子どもたちによるミュージカル劇団「NaNa5931」が今回の震災を題材にしたミュージカル「ゴーヘ」を上演しました。鑑賞された町内外の被災者らは涙に包まれ、大きな感動と明日への希望をもたらしました。子どもたちは、お世話になった全国の方々に「ありがとう」を伝えたいとその想いを実現すべく、関係するNPOや企業等からの支援を受け、2012811日には名古屋大学豊田講堂で、同月21日にはミュージカルの聖地「日生劇場」を舞台に見事に演じ切り、満員の会場は、感動の涙であふれ、惜しみない拍手で埋め尽くされました。

そこで、2年前のミュージカルの再演を名古屋で行い、七ヶ浜町の子どもたちの感動を皆さまとともに確かめ合うこととし、応援の輪をさらに広げたいと仲間とともに準備しています。

「NaNa5931」について
七ヶ浜国際村の劇場付きミュージカルカンパニーとして20014月に設立。小学生から社会人までのメンバー約40名で構成。国際村の周年記念事業や町制施行50周年事業など、地元に根差した作品で舞台表現している。

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 皆さんにご協力いただきたいこと
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★アピタ・ピアゴ・ユーホーム・サークルKサンクスでドリンクを買って、寄付をしよう!

4月23日(木)~5月10日(日)
アピタ・ピアゴ・ユーホーム・サークルKサンクスで以下の対象商品を買っていただくと
1品につき1円の寄付になります。

 

(このキャンペーンは、ユニーグループホールディングス様はじめ11社の共同企画です)

 

ここで集められた寄付金は、宮城県七ヶ浜の劇団「NaNa5931」の名古屋再演に役立てます。

2012年に観た方も、まだ観たことのない方も同じ買うなら、対象商品を買って、
ミュージカル「ゴーへ/Go Ahead」の感動を再び!

 

ご応募ください====> 郵便はがきにてご応募ください。ご招待券をお送りします。

応募締め切り: 6月30日(火)当日消印有効

 

 

【東日本大震災復興応援企画実行委員会協力団体】 ※2015331日現在
ユニーグループ・ホールディングス㈱、ブラザー工業㈱、国際ソロプチミスト名古屋、Voices of Vision、生活共同組合連合会アイチョイス、なごや防災ボラネット(災害ボランティアコーディネーターなごや、防災ボラネット守山、名古屋みなと災害ボランティアネットワーク、名古屋みどり災害ボランティアネットワーク、名古屋きた災害ボランティアネットワーク、天白でぃぷり、名東区災害ボランティアの会、名古屋ひがし防災ボランティアネットワーク、名古屋みなみ災害ボランティアネットワーク、名古屋なかがわ災害ボランティアネットワーク、名古屋みずほ災害ボランティアネットワーク、なごやにし防災ボランティアの会、なごや防災ボランティアネットワーク昭和、なごや中村災害ボランティアネットワーク、なごや防災ボランティアネットワークなか、あつた災害ボランティアネットワーク、災害ボランティアちくさネットワーク、あいち防災リーダー会名古屋ブロック、バイクボランティアVi-Bo)、㈱マルワ、岡谷鋼機㈱、(公財)名古屋青年会議所、プランニングオフィス・ラグーン㈲、認定NPO法人レスキューストックヤードほか

 

 

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今後に向けて
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①おもてなしチーム実行委員会メンバー募集
七ヶ浜の皆さんの想い出作りとして、ウェルカムパーティーや交流会、名古屋観光の企画・運営や、当日ボランティアとしてお手伝い頂ける方を募集します。下記の日程で第1回実行委員会を開催しますので、ぜひご参加ください。

日時:5月15日(金)19:00~21:00
場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html

 

②当日ボランティア募集

ミュージカル当日、受付や観客の誘導、販売・展示ブースの運営などをお手伝い頂けるボランティアを募集します。2回公演の両方または、いずれか一方でもかまいません。ご協力お願いします。
昼の部ボランティア  9:00から15:30まで活動

夜の部ボランティア  16:00から21:00まで活動

募集人数、各40名程度

 

③協賛金募集

一口10,000円~ (何口でも大歓迎!!)

協賛金は、七ヶ浜からの移動、宿泊、会場借用などの企画運営費にあてられます。ご協力いただいた皆さまのお名前は、当日配布予定のパンフレットに掲載させていただきます。
※お名前の掲載の可否については、ご本人の意向に沿って対応致します。

 

上記①~③について、ご協力いただける方は

RSY事務局   info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。

以上、長くなりましたがどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ネパール地震 募金活動のお知らせ

皆さま
RSY事務局です。
4月25日(土)11時56分(日本時間)にネパール中部を震源としたM7.8の地震が発生しました。RSYでは、かねてから海外の災害救援活動の実績のある「CODE海外災害援助市民センター」を通じて、情報収集と今後の支援活動の可能性を模索しております。
CODEは、これまでにネパールの建築のNGOとインド・グジャラート地震(2001)やイラン・バム地震(2003)、パキスタン北東部地震(2005)などで耐震住宅の普及で連携した実績があり、今回は、ネパールで数年間、コミュニティ防災のワークショップを行った経験を持つ元CODEスタッフを通じて現地の情報を収集し、支援を展開する予定とのことです。
RSYでは、これまでの繋がりと実績を信頼して、今すぐにできる支援として街頭募金を実施し、集まったお金をCODEに託したいと思います。
断続的な余震が続き、朝夕の寒さの中、明日の見通しも立たないまま、不安な生活を送っている被災者の方々の心中を思うと本当に胸が痛みます。少しでも皆さんの痛みや不安が和らぐような支援を届けるための一助になればと思います。皆さん、ご協力をよろしくお願い致します。
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 街頭募金を行います!
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【日時】
・1回目:5月2日(土)10:00~12:00(RSY事務所集合組は9:30)
・2回目:5月2日(土)13:00~15:00
・3回目:5月3日(日)10:00~12:00(RSY事務所集合組は9:30)
・4回目:5月3日(日)13:00~15:00
※2・4回目のみご希望の方は直接現地集合して下さい。
【実施場所・その他】
・名古屋市栄三越ライオン像前
・内容/ネパール地震 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)、090-8731-0014(RSY浦野)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④希望集合場所:RSY事務所 or 現地
⑤参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
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 銀行、郵便局、クレジットでのお振込みも可能です!
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<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
下記URLよりお願いいたします。
※「都度寄付」欄の、『ネパール地震救援のための寄附金』からお申し込みください。
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 CODEからの情報より
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(ネパールの国の特徴)
・北にはヒマラヤ山系を抱え、チョモランマをはじめ8000m級の山々が連なり、国土の15%
が標高4000mを超える山岳国。
・4月から9月までは雨季に入り、首都カトマンズの高地は朝晩冷え込む。
・世界で11番目に地震に対して脆弱な国といわれている。(UNDP報告より)
(地震の特徴・被害の様子)
27日14時時点で今回のネパール地震による死者は3218人、負傷者6531人となっていま
す。(ロイター通信発表)被災地では多くの被災者が家屋を失い、寒さと雨の中で夜を過ごし
ました。
ネパールの家屋は数年前までは建築基準が存在せず、ただレンガを積み上げただけの家
が多く、今回の被害につながりました。ネパール人のLさんは地震が発生したのが土曜日の
正午頃でなければ被害はさらに拡大していたと言います。特にカトマンズ郊外の住宅地では
多くの家屋が倒壊しましたが、畑仕事や子どもは外へと遊びに行っていたために家屋の倒
壊で亡くなった方はほとんどいないようです。一方で建物が密集し、観光で賑わっていたカト
マンズ中心部では付近の家屋の倒壊に巻き込まれて亡くなった方が多くいます。
Lさんのお話によると、今回の地震では震源に近いネパール第2の都市であるポカラは現在
のところ大きな被害は出ていないものの、カトマンズやさらに東に位置する街ラメチャップなど
震源の東側地域での被害が大きくなっています。Lさんは「色んな国から助けていただいて
嬉しい。ネパールだけでは復興は厳しい。」と海外から日本からの支援に感謝していました。
(上野智彦)
(現地からの声)
★Mさん(カトマンズ在住ネパール人)
「家は倒壊していないが、余震が多くて昨夜は外で過ごした。朝晩、寒いのがつらい。」
「とにかく余震が多くて不安だ。」
「救援するにも自分達の食べる食料もない」
★Kさん(ガンビア在住ネパール人)
「自分のルーツの村は震源から6kmしか離れておらず、心配だ。まったく連絡が取れない。」
「道路もムチャクチャで行き来も大変だ。」 

【ボランティア募集】 4月30日(木)13:30~あるある発送ボランティア

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
「あるある79号」のボランティア募集です。

「あるある」は2ヶ月に一度、RSYの会員様向けに発行している機関紙です。
毎週火曜日にボランティアを中心とした編集委員で会議を開き、
毎号作り上げており、RSYの活動や今気になる災害や防災の情報をお届けしています。

 

今号は、発災から5年目に入った東日本大震災の特集記事を作成中です。
発送作業にお越しいただいた方には、 「あるある」をいち早くお届けさせていただきます。
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あるある79号発送作業!
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▼日時:2015年4月30日(木)13:30~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:宛名シール貼り、あるあるの封入 など
主に単純作業がメインですが、毎回ワイワイと作業中の事務所は賑わっています。

▼ご協力いただける皆さまへ:info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
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※前号の発送作業は、9名の方にご協力いただきました。ありがとうございました!
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2015/02/aru2hassou78gou0227.html

 

また、通常は火曜の夜(19:00~)に会議をしていますが、今号から月に1回
『あるある会議「昼の部」』を実施することになりました!
RSYの活動や防災等にご興味のある方であれば、どなたでもご参加可能!です。
「夜の会議は無理でも昼ならOK」という方、是非「昼の部」にお越しください。

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あるある会議「昼の部」
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▼日時:2015年4月21日(火)14:00~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:原稿の確認、アイデアだし など

▼ご協力いただける皆さまへ:info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
当日の飛び入り参加も大歓迎です!
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ご協力よろしくお願いいたします。

RSY 春合宿終了しました!

みなさま

 

2012年4月から年2回のペースで実施しているRSYスタッフ合宿。本年度1回目が無事に終了しました。現在RSYでは、名古屋事務局6名(プロジェクトスタッフ2名)、七ヶ浜事務局4名、愛知県被災者支援センター事務局4名、震災がつなぐ全国ネットワーク事務局2名の計18名の有給スタッフを置いて活動しています。

この合宿では、2015年度上半期の事業方針・事業進捗確認、目的の明確化、互いの担っている業務への理解、スタッフ間の親睦を深めるなどを目的とし、14名が参加しました。

本年度は新規事業として、広域避難者支援ネットワークづくり、子ども防災、炊き出しツールの開発をテーマにした助成金事業や、避難行動計画づくり、商店街での防災訓練、要配慮者支援、避難所運営訓練等の委託事業も行政から受託しています。また、七ヶ浜での東日本大震災の被災者支援も引き続き継続していきます。

さらに今年も各地で多くの災害が発生する危険性が高いことから、オールジャパン、東海地区、愛知県内、名古屋市内でのネットワークづくりも強化していくこととなりました。緊急救援、東日本大震災復興支援、地域防災の3本柱を丁寧進めていけるようスタッフ一同協力し合いながら取り組んでまいります。

いつも支えて下さっているネットワーク、会員・ボランティア、各被災地、一般市民の皆様に深く感謝すると共に、引き続きご理解とご協力をよろしくお願い致します。

(最後に一人ずつ今年度上半期の目標を発表して終了しました)

【お知らせ】スタッフ研修のため事務所を閉所いたします

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
桜が散って、花冷えの一日となりましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、前日のご連絡で恐縮ですが、
明日よりスタッフ研修のため、以下の期間事務所を閉所いたします。

みなさまから日ごろお支えいただいている活動の下半期の振返りとともに、
今後に向けより良い活動をしていくべく、スタッフ研修を行わせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

<閉所期間>
・2015年4月14日(火)~15日(水) ※名古屋事務所、七ヶ浜事務所共に
・緊急の場合は、以下の番号までご連絡ください。
090-5106-8559(事務局・浜田携帯)

 

4月16日(木)10:00~、通常開所いたします。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

宮城県七ヶ浜町報告【第193報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第21号] (2015年3月1日~3月31日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。

宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2015年3月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2015年4月11日で震災から4年1ヶ月が経過しました。

「5年目はいったなや、いよいよ引越しだわ。ありがとう。」
ついに仮設から公営住宅の引越しが5月より始まる七ヶ浜町です。
しかし、5団地の内5月に入居できるのは2団地。その他は『年内』となっています。
「今年の年越しは寒い仮設じゃないところがいいね」と話す親子も見かけました。

「本当は家を建てたいけど・・・。そんなお金は流されてしまった・・・」
復興が進むにつれて、個人の復興格差が顕著に見えてきています。
公共の支援だけで補えないところを支えるのがNPOやボランティアです。
「公営住宅に入ったら、仮設みたいに収納棚や神棚をつくらないといけないんだ。
手伝ってくれないか。終わったら一緒にご飯でも食べよう!やっとお客を呼べる広さの家に入るんだからね!」
支援者と被災者といった関係から時を経て、友達付き合いのように接するようになり、このような声もかけてもらっています。
5年目に入ったRSYの東日本大震災支援活動を、頑張る七ヶ浜町のみなさんをこれからも応援してください。

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○入院してたから公営住宅入居の時の提出書類がまだ出来ていない。

入院中は全く情報が入ってこなくて大変だった。
説明会にも出られなかったけど、友だちがいろいろしてくれてなんとかなっている。
(50代:男性)

 

 

○引越はまーだまだ先だ。住宅の説明会もまだまだ。いつから入れるのかな。
一人暮らしは引越し大変だよ。なんかあったら『手伝って』って声かけるからね
(80代:女性)

 

 

○家にいる時は裁縫してんだ。なにもしねぇとボケるからさ。
若い時は漁師だったから全国回ってたんだ。身体悪くしてからはダメだな。
今作ってる(手芸品が出来たら)今度あげるからまた来てな。
(80代:男性)

 

 

○足湯来たの初めてなの。いつもは夫がいて家から出ようとしないから行けなかった。
夫が入院してから三日目。いたら喧嘩するけどいなくなるとさみしいね。
10日に手術するの。夫と息子夫婦と孫の5人で住んでるの。仮設での暮らしは慣れた。
(60代:女性)

 

 

○接骨院行ったら血圧が上200って数字が出たんだ。血圧高くてマッサージしてもらえなかった。右手/右足がしびれがとれねぇ。どうにかしてくれよ。
(60代/男性)

 

 

○避難所で一日2食の生活をしていたから、震災後は昼食抜きの1日2食の身体になった。
震災前は米を炊いていたけど、今は出来合いのものをコンビニで買っている。
(50代:男性)

 

 

○浜のお茶会はいつもあんな感じだよ。みんな楽しい感じで。また遊びに来てよね。
(70代:女性)
※同じ部落の人たちだけで集まるお茶会が集会所で開催されている。

 

 

○歳を取るにつれてどんどん身体が悪くなっていく。最近は白内障と緑内障と医者に言われた。いつも集会所に集まってみんなとおしゃべりするのがとても楽しみ。
こうして学生さんたちが来てマッサージしてくれるのが本当にありがたい。
(70代:女性)

 

 

 

○3月11日はまた雪降ったね。あの時も降ってたんだよ。
みんなして今、笑ってっけど大変だったんだからなぁ。
(80代:女性)

職員募集のお知らせ=中断します=

いつもお世話になっております。レスキューストックヤードです。

職員募集の件(その1、その2共)、お陰様で応募がありましたので、一旦中断いたします。

採用が決まりましたら、改めて、終了のご案内をいたします。

拡散にご協力いただき、ありがとうございました。

この場を借りて、御礼申し上げます。

 

■問い合わせ先

事務局長 浜田ゆう(052-253-7550)

 

4月18日(土)【ボランティア募集】「うるうるパック」パック化作業

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。

東日本大震災により仮設住宅などでの避難生活を余儀なくされている方は、まもなく4年を迎える段階においても23万4千人(昨年末現在・復興庁)に及んでいます。
今年度以降、この方々が順次高台移転や災害公営住宅に移られることになり、新たなつながりづくりが必要との現地からの声が聞かれます。今回、つながりづくりの一助として、企業等から提供頂いた生活用品等をパック化した「うるうるパック」を東日本大震災の被災地を対象にお届けすることになりました。

「うるうるパック」をお届けする前に物資をパック化しなければいけません。しかし、現地でパック化することは難しいため、4月18日(土)にパック化作業をRSY小牧倉庫で行います。そこで、パック化作業をお手伝い頂ける方を20名程募集致します。以下を確認頂き、ご協力頂ければ幸いです。「まだまだ忘れてないよ」の気持ちを込め、うるうるパックを一緒に作りましょう!

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▼うるうるパックとは?

うるうるパックとは、被災者が必要とする生活物資等を企業等から頂き、ボランティアがパック化した上で、被災地の災害ボランティアセンター等を通じて地元の自治会や民生委員らとともに「お見舞い品」として訪問配付する活動です。この取り組みは、単に被災者に物資を提供するということではなく、これまでの被災者支援の経験に基づく本当に必要な物資であるとともに、被災者一人ひとりが抱える暮らしの課題について直接お聞きすることができます。(過去にうるうるパックを配布した被災地:2005年長野水害、2007年新潟県中越沖地震、2011年東日本大震災、2013年伊豆大島)

前回のパック化作業の様子はこちら

▼パック化作業詳細

●日時:4月18日(土)10:00~夕方くらいまで(途中食事休憩をはさみます)
※途中参加も大歓迎です!
●場所:RSY小牧倉庫(愛知県丹羽郡大口町秋田三丁目106)
※現地のマップのURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
●集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:30にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
●内容:企業等から頂く生活用品(食器用洗剤・タオル等)を袋詰めする(約3000セット)

▼ご協力いただける皆様へ

お手数ですが17日(金)の午後12時までに、件名を「東日本大震災/うるうるパック」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号
をメールにてご連絡ください。

当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
よろしくお願いいたします。

RSYが認定NPO法人に認定されました!

皆様
 代表理事・栗田です。
 皆様方におかれましては、新年度に際して、気持ちも新たにご活躍のこととお慶び申し上げます。
  さて、標記のこと、本日付で「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」の認定を受けることができました。全国のNPO法人は約5万団体ありますが、認定NPO法人は約500団体で、非常に狭き門となっております。認定NPO法人になりますと、賛助会員またはご寄付された方の所得税等の控除が受けられることまた法人様からのご寄付に際しては損金扱いできるというものです
 かねてより、当法人に対しましては、本当に多くの方々から多大なるご支援・ご協力を賜っておりますが、皆様方からよりご協力を得られやすくなる環境をようやく整えることができました。一方で、認定を受けたことで社会的責任はますます増大したとも言え、さらに気を引き締めて活動を続けて参る所存です。
 これまでのご支援・ご協力に心から感謝いたすとともに、今後とも引き続きご指導くださいますようよろしくお願いいたします。なお、来月下旬ごろ、本件を祝した活動報告会の開催も予定しております。若いスタッフもたくましく成長しており、皆様方との懇親の場をとても楽しみにしております。詳細は決まり次第ご案内させていただく所存です。よろしくお願いいたします。

宮城県七ヶ浜町報告【第192報】ボランティアバス70陣報告(3/13~16)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

ボランティアバス70陣は13日(金)に名古屋を出発し、14日(土)は宮城県七ヶ浜町で住民との交流会を行い、15日(日)は東日本大震災追悼企画「3.11メモリアル企画 七ヶ浜UMI-TSUNAGU 2015」に参加し、16日(月)の早朝に名古屋へ帰着しました。以下、ボランティアバス70陣の活動報告です。

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3月15日に宮城県七ヶ浜で行われた東日本大震災の追悼企画「3.11メモリアル企画 七ヶ浜UMI-TSUNAGU 2015」にボランティアとして参加するため、3月13日夜から16日朝にかけて、RSYボランティアバス70陣が七ヶ浜へと向かいました。今回のボラバス70陣メンバーは14人、何度もボラバスで七ヶ浜を訪れている人や今回初めてボラバスに参加する人もいました。 13日の20時頃RSY名古屋事務局を出発し、翌日14日の8時頃七ヶ浜に到着しました。七ヶ浜に着いて、きずなハウスでRSY七ヶ浜事務局の方と合流し、今回のボラバスの目的や日程の確認などを行い、きずな公園まで朝の散歩をしました。

 

 

 

 

 

 

その後、公民館に2名の七ヶ浜の住民の方に来ていただき、ボラバスメンバーも2つのグループに分かれて住民交流会を行いました。来ていただいた住民の方は、震災前の七ヶ浜の様子や震災直後のこと、避難所での生活や仮設住宅での暮らし、今後の生活の見通しなど、本当にたくさんの貴重なお話をしてくださりました。私たちには、想像がつかないくらいの大きな震災であったこと、震災によって余儀なくされた避難所や仮設住宅での生活など、考えを深めることのできた交流会となりました。

 

 

 

 

 

 

午後からは翌日に控えているメモリアル企画の準備を行いました。七ヶ浜ボランティアセンターの方々が中心となり、いくつものボランティア団体がメモリアル企画の会場の準備などをしていました。ボラバス70陣は、展示ブースの会場設営を行いました。震災前の七ヶ浜、震災直後の七ヶ浜、ボランティア活動の様子などの数多くの写真を展示していきました。写真を展示しながらも、震災について考えることのできる時間となっていました。

 

 

 

 

 

会場設営終了後、5名の住民の方にご協力していただき、仮設住宅の見学をさせていただきました。震災から4年が経った現在も、七ヶ浜では多くの方が仮設住宅で生活をしています。今回初めて仮設住宅の中に入らせていただいて、仮設住宅での生活における悩みや課題もたくさんあり、それらを抱えながら生活しているのだということを感じました。また、現在七ヶ浜では、仮設住宅から公営住宅や高台移転などと生活の拠点の移行期に突入しており、今後徐々に移行が進んでいくということも知りました。

 

2日目は、東日本大震災追悼企画「3.11メモリアル企画 七ヶ浜UMI-TSUNAGU 2015」当日です。当日は朝からそれぞれのボランティア団体が準備をし、11時からメモリアル企画がスタートしました。オープニングを飾ったのは、七ヶ浜を笑顔にするために活動している浜風太鼓のみなさんとWINGSのみなさんでした。威勢のいい太鼓と可愛いチアダンスによって会場は一気に盛り上がり、ボラバス70陣メンバーも自然と笑顔になっていました。

 

 

 

 

 

 

今回ボラバス70陣は、このメモリアル企画内の食のブースにて「名古屋名物 たません」を振舞いました。たませんとは、名古屋近辺においてお祭りなどの屋台でよく販売されているB級グルメのようなものです。作り方はとてもシンプルで、大きなえびせんべいに目玉焼きをのせ、お好みソースとマヨネーズをトッピングします。メンバーで協力をして、目玉焼きを作る係、えびせんべいを半分に割る係、トッピングをしてお客さんに渡す係、宣伝係に分かれて頑張りました。私たちボラバス70陣メンバーの想像をはるかに超え、「名古屋名物 たません」は大好評で、名古屋から持参したえびせんべいが足らなくなり、近くのスーパーに買いに走るほどでした。食べてくださった方々が、「美味しい」と言ってくださって、とっても嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

食のブースには、私たちボラバス70陣の名古屋名物たませんたけでなく、長野県のおやきや兵庫県の甘酒、宇都宮の餃子、七ヶ浜のわかめ部会によるわかめの試食などさまざまなコーナーがありました。また、食のブースのほかに語り部コーナーやフリーマーケットなどのイベントブースもあり、ボラバス70陣メンバーも一緒にイベントに参加し楽しみました。

また、14時半頃から追悼イベントが行われ、このメモリアル企画に参加している地元の住民の方々とボランティアスタッフで黙祷をし、最後にみんなで嵐の「ふるさと」を合唱しました。東日本大震災という大きな震災をこれからもずっと忘れず、伝え続けていくことを誓いました。

 

 

 

 

 

 

 

今回、このボラバスに参加し、震災から4年経った七ヶ浜を訪れ、住民の方々と交流をさせていただくなかで、七ヶ浜の住民の方々の温かさ、また、復興に対する強い気持ちを感じることができました。また、震災から4年が経ち、徐々に復興が進んできているからこその新たな課題もあるということが分かりました。私たちは、東日本大震災を決して忘れてはならず、あの大きな震災が被災地に与えた影響や未来に向かって復興し続けていること、何年経っても様々な課題があるということを未来へ伝え続けていくことが大切だと、感じ、考えることができました。