RSY令和6年能登半島地震への対応(第23報)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは令和6年能登半島地震で被災した石川県穴水町に、みんなの居場所「ボラまち亭」を構え活動を継続しています。

昨日はこの地に「大雪警報」が出て、ゆかりのある多くの皆様に心配の声を寄せて頂きました。スタッフやRSYボランティアも雪かきに追われる1日でしたが、「ボラまち亭」は通常通り運営され、地域の方々100人弱が来訪し、思い思いの時間を過ごされました。

今回は、「ボラまち亭」を取り囲む生活風景のひとコマと、今月から始まった『在宅被災者訪問事業』についてレポートします。

 

★去年の比にらならない雪の量!
穴水の皆さんも今年の雪の量には驚いている様子で、RSYボランティア相手に「やってもやっても終わらんね~」「部屋にばかりいたら運動不足になるからいい運動やわ」など世間話をしながら、雪かきに精を出しています。

ボラまち亭の前には町から由比ヶ丘団地の自治会とRSYに支給された6台の真っ赤な除雪機が整列し、RSYスタッフは大雪の度毎に町内会長さんらと情報交換しながら除雪をお手伝い。除雪は、基本的には個人・地域の力で対応されていますが、シルバーカーや杖を使っている高齢者・障がい者世帯については、RSYがお手伝いしています。

★「ボラまち亭」はいつも通り運営中!
昨日は日中になるとだんだん降雪がゆるやかになって日差しも出てきたこともあり、住民の方々が少しずつ来訪されました。先週は交流コーナーに自称「仮設の歌姫」が降臨したり、おすそわけコーナー用に「フードバンクのと」から頂いたジャガイモと玉ねぎをみんなで袋詰めしたり、集会所で月1回の「子ども食堂が」が開催されたりと、賑やかな日々を過ごしています。

株式会社エクシング様から無償貸与頂いているジョイサウンドのカラオケ機で歌唱をたしなむNさん。可動式なので、他の団体・集会所からもレンタル希望の声が上がっています。

★今月スタート!
穴水町社会福祉協議会(穴水町社協)「在宅被災者訪問事業」

穴水町社協は、昨年6月から仮設住宅住民や、在宅にいる要配慮者の見守り・相談事業である「ささえあいセンター穴水」を運営。仮設団地ごとに生活支援相談員を配置し、お困りごとの早期発見と対応に取り組んでいます。

そんな中、在宅で元気に暮らしているように見えても、孤立感や不安、困りごとを抱えている人がいるかも知れないと、町内全地域を対象にこの事業を実施することになりました。

主な実施主体は、穴水町社協と穴水町福祉推進チーム。福祉推進チームの構成員は、区長、民生・児童委員、福祉推進員で、町内で600人以上が登録しているそうです。

RSYはその助っ人として、同じく穴水に支援拠点・常駐スタッフを置く「アドラジャパン」らと、個別訪問、データ入力、分析、その後の個別対応等をお手伝いすることになりました。

大雪の中迎えた初日。
地域をよく知る福祉推進チームが「おはよ~。おいでんか?」と声をかけるとほどんどの方が笑顔で迎えて下さいました。

お家に上がり、調査シートに基いて生活状況を確認していきます。家の修繕の進捗、心身の健康、調理・トイレ・風呂・洗濯・移動などに不具合はないか、公的支援制度は申請できているかなどに加え、部屋の様子や身体の動き、表情、言動など目視で気になることがあれば記録しています。

震災後に身体の機能が落ちて介護サービス利用を希望する人、罹災証明書の申請はしても今だに書類を取りに行けてない人や申請漏れのあった人、自力で修繕したものの隙間風や雨漏りが改善せず業者にも頼めていない人など様々な問題が発見されました。震災から1年が経過してもこのような困りごとが続いている状況があり、私達もこの事業の意義をかみしめているところです。

福祉推進チームからは「私達だけで訪問してたら聞けなかった話も沢山出てきて、今の様子がよく分かった。この事業に参加できてよかった」というコメントも。

これから訪問する世帯でも、「なんも、なんも。私らは家があるからありがたいと思わんと。まだ頑張れるから大丈夫」と気丈に振舞う言葉の裏に、こんな事実があるかも知れません。しかしそこまで辿り着くには、地域の中に「大丈夫」という言葉を超えた『おせっかいの目線』で関われる存在が必要なんだと改めて感じました。

★RSYは穴水町にボランティアに来て下さる方、支援物資等を募集しています。詳細はコチラをご覧下さい。

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(報告)愛知県内5つの生協×RSY「あったかごはん食堂」開催

みなさま
1月26日に県下5つの生協と連携して開催した防災イベントについて、コープあいちからRSYに出向中の宇野からご報告致します。

■RSYからの呼びかけがきっかけに
このイベントは、もともとRSYからの呼びかけがきっかけで実現したものです。
災害時には、命と尊厳を守る上で栄養価のある温かい食事はとても重要で、食事の場は、孤立を防ぐためのケアだけでなく、様々な支援につなぐ機会としても重要です。
こうした「食」の重要性を踏まえ、日常的に「食」を扱う我々生協に対して、炊き出しの訓練を一緒にやろうと呼びかけていただいたのが始まりでした。
最初に東日本大震災以来、災害が発生するたびにRSYに大きな支援をいただいている「生活協同組合連合会アイチョイス」さんと、私(宇野)の出向元である「コープあいち」にRSYからお声がけいただき、その後「一宮生協」さん「あいち生協」さん「生活クラブ生協」さんがこの主旨に賛同して、一緒に炊き出し訓練をかねた防災イベントを実施することになりました。
RSYでの学習会、企画の打ち合わせ、チラシの作成等の準備を進めて、いよいよ本番という時(昨年1月)に能登半島地震が発生しました。
当然、被災地支援を最優先するため、このイベントは無期延期となりました。

■能登半島地震の支援で深まったつながり
能登半島地震の発生で合同防災イベントは、延期となりましたが、そのご縁はつづき、昨年8月にRSYが穴水町のこどもたちを招いて実施した「穴水名古屋交流ツアー(8/19~8/21)」では、生協間で連携してバーベキューの食材、朝食、弁当、飲料等の支援を行いました。

また、10月11日~12日には、県内5つの生協から15人の職員が、穴水町を訪問し、仮設住宅で「炊き出し」と「カフェ」を行いました。

最初に企画した合同防災イベントは、地震のために延期となりましたが、その後の支援活動を通じて、生協間のつながりは、より深まりました。

■1年越しの合同防災イベントの開催へ!!
能登半島地震から1年余が経過し、1月26日(日)に改めて県内の5生協とRSYによる防災イベントを開催しました。会場は、2000年の東海豪雨で大きな被害を受け、住民の防災意識も高い天白区野並にある生活クラブ生協さんです。

「あったかごはん食堂」では、“野菜いっぱいポトフ”と“コーンごはん”をご提供し、パネル展示コーナーでは、RSY浦野さんが25年前の東海豪雨や能登半島地震の現地の様子を伝えながら日頃の備えの大切さを訴えました。
また、「健康チェックコーナー」「身近なもので防災グッズをつくるコーナー」「トイレの大切さを知るコーナー」「カフェコーナー」を各生協のスタッフとRSYボランティアが協力して準備しました。
穴水の仮設住宅支援で一緒に行動したことで、お互い気心が知れていたこともあり、準備と当日の運営は比較的スムースにできました。

目標の参加人数には及びませんでしたが、参加した近隣住民の皆さんは、各コーナーにとても関心を示して下さり、真剣に話を聞いてくれました。
今後につながる良いイベントになったと感じています。

■参加者の声

「あの日は仕事で、帰ってきたら家の中はめちゃくちゃ。家の中のものを出してまぁ大変だったよ。消防団にも入ってたからボートにも乗った。ボートから2階に避難している人達におにぎりを投げて渡してね。うまく受け取れない時は水の中にドボン。でもみんなで助け合ったんだよ」(80代・男性)

「私は当時子どもが小さく、マンションの4階に住んでいました。2階まで水没して、帰れなくなっている人もいた。気の毒だったので、自宅に4人ぐらい、全然知らない人だったけど招き入れて、着替えをしてもらったり食べ物を分けたりしました。数日後、わざわざケーキを持ってお礼に来てくれた人も。あの頃はそんな時代だった。今だったら同じことできるのかなぁ」(40代・女性)

「もうすぐ水害から25年経つけど、爪痕はまだ家中にあるよ。お金がなかったから家の修繕が十分できなくて。ローンも沢山残ってたしね。だから今も隙間風が入ってきたり、戸がしまらなかったりしてる場所があるよ。思い出すと悔しさが蘇ってくる。市には何もしてもらえなかったっていう思いがある」(60代夫婦)

■生協どうしのつながり、地域とのつながりを一層深めるために
今回は、生活クラブ生協さんで行いましたが、「次は、一宮生協さんでやろう・・・」という声もすでに出ています。
今回のイベントは、生協どうしのつながりや地域とのつながりを今後より深める上で、多くの気づきを得る貴重な経験となりました。
そのきかっけをつくってくれたレスキューストックヤードに感謝しています。

阪神・淡路大震災から30年・RSY関連記事のご紹介

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
私たちの活動の原点である阪神・淡路大震災から30年がたちました。

1.17当日は、スタッフ・ボランティア10名でKOBEを訪れ、犠牲者への祈りと
共に、当時からゆかりのある方々との再会、原点回帰の大切な時間を過ごしま
した。皆様に育てて頂き、共に歩んできた30年でした。
各メディアで取り上げて頂いた関連記事などをご紹介します。
ぜひご覧下さい。

★中日新聞(1月3日掲載)

※掲載許可済み。

★日本経済新聞
・私のリーダー論(上)(12月26日掲載)
「理念との整合、常に振り返り」
・私のリーダー論(下)(1月9日掲載)
「若手の踏ん張り、見守る」
https://www.nikkei.com/topics/22A34104
※閲覧には会員登録が必要となります。

★岐阜新聞(1月18日掲載)
「阪神大震災30年、鎮魂の灯と継承の誓い 教訓を若い世代へ、寄り添う心を伝え続ける」
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20250118012840.html

★名古屋テレビ(1月16日放映) WEB版「メ~テレニュース」
「阪神・淡路大震災からあすで30年。名古屋の災害ボランティア支援の形」
https://youtu.be/aFdlF0n-6mM?si=mrh1tkNhNPp42K2k

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【臨時休業のお知らせ】

レスキューストックヤード事務局です。
1月17日が巡り、阪神・淡路大震災から30年が経ちます。
スタッフ一同、5:46に神戸にて黙とうをささげ、その後スタディツアーのため、事務所を閉めさせていただきます。
直前のお知らせで、ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。
1月17日(金) 臨時休業

令和6年能登半島地震から1年

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みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
能登半島地震から1年が経ちました。この震災で犠牲となられた皆様に、心から哀悼の意をささげます。

RSYは、年末年始も石川県穴水町に開設する「ボラまち亭」をオープンし、住民の方々と共にスタッフ・ボランティアが1日を過ごしています。

幸い雪の心配もなく、日中は穏やかな日差しが差し込みました。ご寄付を頂いたお正月用のおもちのお届けや、ボラまち亭での足湯ボランティアを通じて、「あの日」のことや、この1年の頑張り、苦労、人と人との出会いの喜びなどを振り返りました。

被災された方々は、この1年間、歯を食いしばりながら、自身の心や身体、家族を守るために精一杯踏ん張ってこられました。避難所から仮設住宅など住まいの劇的な変化、思うように進まない家の修繕、公費解体、これからの生活資金の確保など、短期間に様々な決断を強いられてきた方も少なくありません。


そんな中、ボラまち亭をはじめとした各仮設団地の集会所や集落の公民館が集いの場となり、様々な企画が織り成されてきました。さみしい時、誰かと話したい時、おもいっきり笑ったり楽しんだりしたい時に人々が集い、喜怒哀楽の感情を安心して吐き出せる場所としてこれまでも多くの方々が利用してきました。

集いの場が苦手な方には、手土産を持ってお宅まで訪問したり、健康状態に不安があればRSYボランティア看護・福祉チームをはじめ、社協や町の関係機関が互いに情報を交換をしながら、何度も足を運んでいます。

いずれも、被災地を想うボランティアの皆様の存在があってこそ実現できたことでした。ひとりの被災者とひとりのボランティアとの関わりが積み重なり、「しんどいけど、明日もまた頑張ってみようかな」と思う気持ちをささえ合っていることを実感する時があります。

これまでRSYを通じて、穴水町で活動して下さったボランティアの数は既に5,000名を超えました。加えてそれ以上の皆様が、現場の私たちの活動を物心両面において支えて続けて下さっていることに、スタッフ一同、改めて心から感謝申し上げます。

離れていてもできることを、という想いで、本日も熱田神宮前で「元旦募金」を実施し、寒い中、多くの皆様が参加くださいました。

私たちは、来年もボラまち亭を拠点に、「どんな時も独りぼっちにさせない」「その方が本来持つ生きる力を信じて一緒に取り組む」ことを目標に定め、穴水の皆様と一緒に生活再建への歩みを進めてまいります。

引き続き、ご支援・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

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RSY令和6年能登半島地震への対応(第22報)

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お世話になります。RSY事務局です。
RSYは令和6年能登半島地震で被災した石川県穴水町の皆さんの生活再建に向けたお手伝いを継続中です。

先日行われた「漢の料理教室」の様子をご紹介します。この料理教室は、仮設団地で家に閉じこもりがちな男性たちに外に出るきっかけを提供しようと、子育て健康課が開催したイベントです。私(RSYスタッフ・稲垣)もアシスタントとして参加してきました。

男性が主役の料理教室、その名も「漢の料理教室」

今回の料理教室は、男性向けということで、包丁を使わない簡単レシピがメイン。
普段料理をしない方でも気軽に取り組める内容でした。
当日は8名の男性が参加。講師は病院のリハビリ担当の先生(男性)。
そしてメニューは「アヒージョ」「ペペロンチーノパスタ」「ペペロンチーノ味の枝豆」と、ちょっぴりおしゃれなラインナップです。
シーフードミックスやきのこを使い、包丁いらずの工夫が施されたレシピだったので、調理のハードルが低く、参加者も安心して取り組めました。

楽しい雰囲気で調理スタート!


自称「元調理人」さんや「食べるの専門!」と豪語するお父さんたちが集まり、調理がスタート。ガーリックの香りが漂う中、会話も弾み、自然と笑顔があふれる場になりました。調理中は「これで合ってるかな?」と確認し合ったり、「普段料理しないから新鮮だね」と笑い合ったり、参加者同士の距離がどんどん縮まっていくのが印象的でした。

完成した料理で昼食タイム

約1時間で料理が完成!そのまま皆で昼食タイムに突入しました。

一口食べて「うまいね……」とつぶやいた参加者の声が印象的でした。
普段あまり食べ慣れない料理だったので少し心配していましたが、このひと言で不安が吹き飛びました。

今回の料理教室は、子育て健康課の職員(保健師)さんや仮設団地の女性陣のサポートもあり、無事に開催することができました。

男性の外出機会を増やしたい

料理を通じて、男性たちが外に出て交流するきっかけを作ることができたのは、大きな収穫だったと思います。

参加者の笑顔や満足そうな様子に手応えが感じられました。
今後もこのようなイベントを定期的に開催し、さらに多くの男性が参加できる場を作りたいと思います。

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(報告:9月29日)飲用水のご提供と配布について/能登半島地震・水害

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは能登半島地震および大雨で被災された皆様に、穴水拠点「ボラまち亭」から飲用水や衛生用品をお配りしております。

私達の呼びかけに、これまで本当に沢山皆様からご寄付を頂いております。既に500箱を超す用水が集まっており、現地に繋がりのある支援団体・個人の皆様を通じて、順次お届けしています。お一人おひとりの想いと行動が、被災された皆さんの心と身体を支えています。ご協力頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

また、穴水町在住の方々が、珠洲市、輪島市、能登町方面のご親戚や知り合いに届けて下さる場面も増えてきました。「友達も家族も、何度も災害に見舞われ本当に辛いと言っていた。自分たちも見ているのが辛くて辛くて。。皆さんから頂いた物資や支援の物資を必要な人に届けます」と頼もしいお言葉を頂いています。できる人が、できることを。引き続きご支援の程よろしくお願い致します。

※お写真でご紹介しきれない方々からのご支援も沢山頂いております。本当にありがとうございます。

(今回のお届け先)
・輪島(個人宅RSY経由)


・輪島(個人宅・穴水在住者経由)


・輪島(個人宅・穴水町東井栗園経由)


・被災地NGO恊働センター七尾拠点(七尾・輪島・珠洲で活動中)


(被災された方の声)
<30代・女性>
自宅から500mほど離れたところが土砂災害で行方不明の方が出てしまったエリア。震災後少しずつ落ち着いてきた頃だったのにどうしていいか分かりません(お話しながら涙を流される)。水は出るけど濁ったり、供給が不安定なことがあります。まだ1歳未満の子どもを抱えていているので、水質に不安があるため衛生的な水が頂けるのはとても助かります。赤ちゃんの粉ミルクや離乳食、おむつなども買いに行く暇もなくくて。。頂いたお水はママ友にもお裾分けしたいと思います。

※下記、写真提供:CODE海外災害援助市民センター・吉椿さん

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(報告:9月26日)飲用水のご提供と配布について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
9月24日、地震や水害で被災された地域への飲用水の提供について協力の呼びかけをしたところ、すでに40を超す団体・個人の皆様からお申し出を頂いております。愛知に避難されているウクライナからの避難民の皆さんをはじめ、直接名古屋事務所や三重・岐阜・名古屋方面からボラまち亭まで届けて下さった方もあり、必要な方々の元へ即日お届けすることができました。私たちに、被災地を想うまごころを託して下さった多くの皆様に心から感謝申し上げます。

ボラまち亭は、「震災がつなぐ全国ネットワーク」や被災地で活動する支援団体・個人を通じ、障がい者・高齢者等の要配慮者世帯および福祉施設、孤立集落、断水地域などに水や衛生用品等をお届けする後方支援拠点として活用頂いています。

★お願い★
搬入・搬出時の作業は人海戦術となるため、あまり重いと作業ボランティア・スタッフの怪我等の心配があります。現地に到着後の持ち運びも大変だと思うので、申し訳ありませんが、できるだけ1箱に8本~9本梱包されたものではなく、2L×6本入りの箱でご提供いただけますと幸いです。

昨日浦野・稲垣は、昨年5月に発生した珠洲市の震災支援でご縁を頂いた正院地区民生委員・Sさんや、在宅避難者への物資供給場所となっている正院公民館、民間のキャンプ場を訪れ、水や衛生用品をお届けしました。

Sさんは「今回の水害での被害は幸いなかったけど、5月の地震で自宅は半壊。事務所(自営のため)も被災したけど12月24日にリフォームがようやく完成し、やっとこれから…という時に元旦の地震。自宅は全壊し、今の住まいは仮設住宅。どうしてこんなことが…と思う気持ちもあるけど、変な話、だんだん被災に慣れてきた面もあって。周辺も全壊だからみんな一緒。辛いのはうちだけじゃないと思えば乗り越えられるんじゃないかと思ってます。既に若い人たちが中心となって、今後の正院をどうするのか?という話し合いの場も持たれてます。大雨の後は水が濁る時があって、水と衛生用品はいくらあっても嬉しい。私から必要な人にお届けしたいと思います」とお話されました。

いつも笑顔で気丈に振舞い、5月の地震から地域のために走り続けて来られたSさん。心身共に疲労困憊であろう中、皆さんからの支援を力に変えて何とか前に進もうとされる姿に『生きる力』を感じました。

また、被災障がい者への支援センターとして活動する「日本障害フォーラム(JDF)」を通じて、水の供給が不安定となっている輪島市の障害者福祉施設「一互一笑」さんにもお届け頂きました。本日も引き続き、JDFを通じて輪島市七浦公民館、障害者小規模作業所「あすなろふたばぱいん」さんにも、50ケースの水をお届け頂く予定です。

他にも、週末に七尾市や輪島、珠洲方面に入られる「CODE海外災害援助市民センター」さんを通じて、必要な個人の皆様にお届け頂く予定です。

一人ひとりの力を持ち寄り、今できることを確実に必要な方へ繋げていくことを目標に活動してまいります。引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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(急募)飲用水:能登半島地震、9月20日からの大雨被害

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは石川県穴水町で支援活動を継続していますが、現在も地震の影響により、一部の仮設団地・周辺世帯で、水質が基準値に至らず水道水が飲めないという状態が続いています。

また、今回の水害で穴水町以外の奥能登地域は断水箇所が多く、飲用水の不足が課題となっています。

いずれのケースに対して、これまで穴水町のRSY活動拠点「ボラまち亭」のストック分は随時提供してきましたが、在庫が少なくなったため、飲用水をご寄付頂ける方を急募致します。

募集するのは、2ℓ入りペットボトルの飲用水です。

下記のいずれかの形でご協力頂ければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

〇方法1:RSY穴水町拠点「ボラまち亭」に直送・持参する
・送り先:認定NPO法人レスキューストックヤード
〒927-0024 石川県鳳珠郡穴水町字由比ケ丘42番地
陸上競技場管理棟内「ボラまち亭」
・電話番号:090-5345-3392
※月曜定休、火~日の8:30~17:30までの間で受け付け可能。

〇方法2:RSY名古屋事務所に直送・持参する
・送り先:認定NPO法人レスキューストックヤード
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
・電話:052-253-7550
※土日定休、月~金の9:30~18:30までの間で受付可能。(時間外希望の方は事務局までご一報ください)

皆さんのご協力をお待ちしております。

秋雨前線による大雨について(石川県穴水町)9月22日現在

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
一昨日から昨日にかけて、RSY拠点「ボラまち亭」のある石川県穴水町も一時的な暴風雨に見舞われました。町内では川の水位が上昇し、複数個所で道路冠水も見られました。

穴水総合病院近くの低い土地にあるクリニックが床上浸水したという情報が入り緊張が走りましたが、大雨の際には過去にも何度か浸水したこともあるそうで、従業員・業者による迅速な対応で現在は復旧に向かっているとのことです。

RSYスタッフは朝から、「ボラまち亭」の前にある由比ヶ丘団地(180戸)と周辺地域を巡回すると共に、「ささえあいセンター穴水」を運営する穴水町社協社と随時連絡を取り、16カ所の仮設団地および周辺地域の見守り相談員や民生委員らから寄せられた情報の共有を行ってきました。

由比ヶ丘団地は排水が悪く冠水箇所もありましたが、動線には影響していなかったこともありしばらく様子を見守ると水が引いたため、役場に報告するにとどめました。全体としては目立った被害報告はなく、住民の皆さんが平常通りの生活をされていることが分かり、ひとまず安堵しました。

一方で、「ボラまち亭」のある穴水陸上競技場・管理棟は、震災後の地盤沈下で土地が低くなっているうえ、隣の穴水高校から排水できなかった水が流入し、建物に小規模の浸水や複数個所の雨漏りが確認されました。

しかし、ボランティアさんの協力を得て、事前に出入口に土嚢や板版を準備するなどの防水対策が功を奏し、被害は最小限に食い止められました。また、10時過ぎから天候が回復したこともあって予定通りボラまち亭をオープン。来訪された方は「昨日の雨はすごかったね。輪島や珠洲の皆さんが気の毒で…」と心を痛めつつも、ご近所さんやスタッフの姿を見てホッとされたようでした。

今回の水害に対し、RSYも各地で活動するNPO仲間から情報収集をすると共に、穴水から後方支援としてできることを検討しています。昨日はこの地で共に活動しているADRA Japanさんを通じて、ボラまち亭・おすそわけコーナーのスポーツドリンク 2L5箱、水500mL 20箱を珠洲の断水地域に届けて頂きました。また、住民の方から「輪島の知り合いに水を届けたいので提供して欲しい」というご相談受け、すぐ対応させて頂きました。

震災後の生活再建もままならない中、これだけの水害被害が発生し、以前被災された方から聞いた「神も仏もない」「長生きしていいことなんて何もない」という言葉がよみがえります。

穴水町もまだまだ多くの方々が震災の傷をひきずりながら、深刻な生活課題を抱え、不安の中で暮らしていらっしゃいます。私たちができることは限られますが、一つひとつの関わりを丁寧に積み重ね、少しでもみなさんの不安が解消されるようお手伝いを続けて行きます。

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特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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