【続報】福島県沖を震源とする地震への対応について

みなさま
RSY事務局です。
2月13日の福島県沖を震源とする地震からもうすぐ2週間が経ちます。
RSYは、活動拠点を置く宮城県七ヶ浜町の現地スタッフや、震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)および、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)らと情報共有し、見守りの継続と、現状把握に努めています。
以下、報告です。
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 1)宮城県七ヶ浜の被害について
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今回の地震で、特に大きな被害が見られなかったことは、前回の報告の通りですが、断続的な余震による恐怖や、震災当時のフラッシュバックに、体調を崩したり、眠れぬ夜を過ごされている方が少なくありません。 RSY七ヶ浜常駐スタッフであり、七ヶ浜町民でもある石木田から、その心情を表すレポートが届きました。
このレポートは、見た目の被害が少ないからと言って、今も、決して安心できる状況なわけではないということ訴えています。たった一度の震災が、心と身体に残した傷の深さと共に、「復興」という言葉の本質を、改めて考えさせられています。
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★石木田レポート
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東日本大震災から3月で10年を迎えようとしている2月13日午後11時8分頃、福島県沖を震源とする地震が発生しました。七ヶ浜町は、震度5強を観測しました。幸いにも停電や断水はなく、地震の状況をテレビやラジオで情報を得ることができました。
ほどなく、津波の心配なし、との発表に安堵した方も多かったようです。余震は続いていましたが、RSYとしてはできるだけ情報収集すべく、一人暮らしの方やご高齢の方々、きずなハウス常連さんなど把握できている範囲で、安否確認を行い、情報を共有しました。それによると、家屋の倒壊やけがなどの大きな被害はないとのことでした。
翌日は、直接会いに行ったり、発災後に町内18ヶ所に避難所を開設したうちの沿岸部の地区避難所を回ったりして、状況把握に努めました。避難所で過ごした住民は少なかったか、ほぼなかったようで、午前中には閉鎖しているところもありました。被害の多くは、食器が壊れたり物が倒れたり、壁にひびが入りクロスが剝がれる等でした。
発災から1週間程度は震度6前後の余震に注意、とのことで毎日続く余震のなかで、壊れた食器や部屋の中を片付けていらっしゃる中、目には見えない心の変化について聞き取りました。
●Aさん

「ダイニングの脇に置いてある書類棚から一つ残らず落ちたよ。冷蔵庫との間だから、足の踏み場がなくて。今は元に戻しました。仏壇の下の食器は全部壊れた。お供えのお菓子が線香立ての灰の中に落ちていたのに、線香立ては倒れなったのよ。灰が散らからなくて良かった。」と笑いながら話してくださいました。家の中の観音開きの戸棚には、開かないように紐が結んでありました。

Aさんを伺ったのは、発災後のやり取りの中で、「毎日がフラッシュバックだ」という言葉が気になったからです。話を聞くと、「仕事をしている時は仕事だから良いんだけど、うちに帰ってくると何もしたくなくなるの。本当に今までこんなことはなかったのに。なんでだろう、年取ったんだよね、あれから10年だもんね。」とつぶやくのです。
10年前、地域での支援活動を、率先して切り盛りしたAさん。当時の記録もきちんととっており、今も地域の多くの活動に携わっています。誰もが平等にあれから10年、月日を重ねてきてきました。でも、 60代になり「年取ったんだよね。」というAさんの言葉は、 自分で思うように物事が進まないことに、がっかりしているような、それは当たり前だと自分に言い聞かせるかのような、とても深いひと言に感じました。ご自身の健康もさることながら、家族の健康のこと、コロナ禍での経済面の問題など抱えるものが多く、Aさんのしんどさを笑顔の奥に感じました。

●Bさん
10年前、仙台市内の保育園で保育士をしており、ちょうど同僚が同じ方向で、同乗させてもらい帰宅しました。途中、母とメールでやりとりし、母からの「今から帰ります」のメッセージが最後となり、不通になってしまいました。

保育士をしていた母は、帰宅しようとしたものの、停電で信号も動かない中、不安を感じ、保育所で一夜を過ごすことにしたことを、伝えられずそのまま朝を迎えました。
一方、帰って来るはずの母が帰って来ないと、避難所を回り、親しくしている同級生のお母さんに「お母さんがいない」と最悪の状況を思い、泣き崩れました。また、仙台の祖母の家(母の実家)が、海の近くだったので、翌日、姉と2人で祖母の家に向かうも、途中から瓦礫の山で行くことができませんでした。携帯電話もつながらず、不安な中でただただ泣いていました。まもなく、何とか、お互いに無事であることが確認でき、それはまたそれで安心して号泣でした。その後も震災の話が出ると、自然と涙があふれてきます。
2月13日の地震の時は、最初に祖母に電話し、無事なことで泣き、次に母と一緒にいた姉の声を聞いては、号泣していました。10年前のフラッシュバックで不安と恐怖、無事なことの安堵感から、感情があふれ出たものと思います。家族の元気な声を聞き、旦那さんからも「大丈夫だから落ち着いて」と寄り添ってもらい、徐々に落ち着きを取り戻しました。その後、気持ちを切り替えて、職場のスタッフに電話し、上司の指示を仰いだとのことです。「自分でもあんなにパニックになっていたのに、冷静に職場に電話している自分が不思議だった」と振り返っていました。

●石木田裕子(RSY七ヶ浜スタッフ)
現在はRSYのスタッフですが、10年前は七ヶ浜町に隣接する多賀城市で保育士をしていました。毎年、2月になるとテレビ番組で震災特集が組まれ、ほとんど毎日と言っていい程、復興の様子を伝えます。今年は、特にコロナ禍ということもあって、語り部活動や伝承館等施設の自粛や休館からの再開が報道されています。

そういった環境もあってか、気持ちがざわざわするなかでの2月13日の地震です。孫と就寝中だったので「あっ、地震!」と目が覚め、すぐに収まるだろうと思っていたら、だんだん揺れが激しくなり、孫を抱えて布団をかぶり、収まるのを待ちました。その間、10年前も同じように未満児の子ども達に布団をかぶせて、揺れが収まるのを待っていたことを思い出し、長い揺れとギシギシという建物の音に一瞬、崩れるかも、と覚悟しました。
足元にプリンターが落ちて、思わず「わぁ!」と声を出してしまい、孫も起きてしまいました。やっと、揺れが収まり、停電にならなかったことに安堵しながら、下に降りました。ソファに座ってテレビを見ていても、余震を感じ、立ち上がろうとしたら膝に激痛が走り、歩くことができなくなりました。テレビでは、就寝するときは2階で、と言っていましたが、とても階段を上れる状態ではないので、そのままリビングで横になりました。それが3時頃で、小さな揺れや音にもビクッとなり眠ることはできませんでした。朝になると激痛はやわらぎましたが、今度は頭痛に襲われ、それは1週間程続いています。余震は大小あり、毎日続いています。
雪がちらついたりすると、10年前の情景が一気に甦り、体が震えることもあり、一人でいると、ふと亡くなった伯母や知り合いのことを思い出して、どうしようもない悲しみに襲われることもあります。なぜ、津波が、津波さえなければ、と頭では自然のことだからどうしようもない、とわかってはいても、自分のなかで落としどころが見つからずに、今ももがき続けています。
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2)福島県・宮城県の被害について
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JVOADは内閣府と連携し、3名の先遣隊を派遣しました。
被害のほとんどは屋根瓦の破損によるもので、宮城県山元町や福島県新地町などで特に多く見られています。新地町は、1,300件の一部損害被害が報告されています(消防庁発表・2月22日現在)。
本来ならば、1日でも早く修繕を勧めたいところですが、地元の工務店や大工等の事業所には依頼が殺到しており、対応が間に合っていない状況です。
JVOADは現在、 特に緊急度が高い要配慮者世帯について、JVOAD技術系専門委員会らと連携しながら、優先的に対応できる方法がないか、 地元の自治体や社会福祉協議会らと共に検討を重ねています。
以下より関係する情報が閲覧できます。
★JVOADホームページ
★全国社会福祉協議会ホームページ
★震災がつなぐ全国ネットワークブログ

賛助会員募集キャンペーン!!【~3月末まで!】

リンク

日頃よりみなさまに支えられて活動させていただいています。
本当にありがとうございます。
新型コロナウィルスの影響は、未だ収まる気配がありません。
RSYとしてできることを一つ一つ実践していくしかないと臨む日々です。
しかし、ご存じの通り経済的打撃は大きく、
今年度は、講演会や委託事業、大口の寄付が減少しています。
そこで、みなさまにお願いがございます。
更に一人でも多くの方にRSYを知っていただき、
賛助会員となって応援していただけるよう、
このページをご覧のみなさまから、発信していただけないでしょうか。
3月末まで新規に賛助会員になってくださった方は、
会員向けの情報などをすぐにお届け開始いたしますが、
2021年度新規会員扱いとなり、
初年の会員有効期間は、1年以上になります。
しかも、税制優遇の対象であることは変わりません。
もちろん、まだ会員でない方の入会も大歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
RSYの活動の説明に使えるチラシも添付します。ご活用ください。
  

【参加者募集】2/18 第5回 被災地の現状を知るオンライン報告会

みなさま
 
お世話になります。RSY事務局です。
令和2年7月豪雨水害の被災地の現状を知り、被災地への関心の風化防止と、
隔地域からできる支援を考えることを目的に開催しているオンライン報告会。
 
第5回目は、「人吉球磨こどもの居場所づくり連絡協議会」の岡本麻美さんを
ゲストにお招きします。
 
この連絡協議会は、問題を抱える子ども達や家庭への支援を目的に、
3年前に発足し、現在6団体で構成されています。
普段はそれぞれ、月1回程度のこども食堂や学習支援、居場所づくりなどを行っており
水害後は、物資支援や子ども世帯に必要な情報提供を行いながら、
連絡協議会メンバー間でも情報共有を重ねつつ、
協働しながら支援活動を継続されています。
 
RSYは、かねてから、被災地の子どもたちに玩具等を支援するドネーション企
『ハーゲンダッツ&アピタ・ピアゴ共同「社会貢献活動復興応援企画」キャンペーン』をお手伝いしており、
今年度の寄付先として、岡本さんたちとのつながりを持たせて頂きました。
 
報告会では、岡本さんたちの活動や、水害から7カ月が経とうとしている被災地の子どもたちの様子を、
生の声としてお届け頂く予定です。
ドネーション企画にご協力頂いた皆様をはじめ、被災地の現状を知り、
できることを模索したいとお考えの方は、ぜひご参加下さい。
 
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第5回「被災地の現状を知るオンライン報告会」
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●日時:2月18日(木)19:30~20:30
●プログラム
1)報告「水害後の子どもたちの現状について」
 語り手: 岡本麻美 さん( こどもプレイス・つなぐ代表/ 人吉球磨こどもの居場所づくり連絡協議会メンバー)
 聞き手:浦野愛(RSY常務理事)
2)意見交換
3)インフォメーション
【参加申し込み】(参加費無料)
下記参加フォームからお申込み下さい。
★締め切り:2月17日(水)12:00
申し込み確認後に、事務局よりZOOMアドレスをお送りします。
 
【問い合わせ先】
認定NPO法人レスキューストックヤード
TEL:052-253-7550   FAX:052-253-7552

【NPOおたがいさま会議のご案内】1月のテーマは「コロナ禍と災害」来週1/12(火)16時よりスタートです

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYが事務局を担っている、NPOおたがいさま会議のご案内です。
(NPOおたがいさま会議について→https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/about/

先月は貧困を考える月間とし、全3回が無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。
最終回(12/22)は、冒頭コアメンバーから、ホームレス状態にある方への支援活動に初参加した感想を報告しました。

また、話題提供として、12月企画者である石黒さんより、ご自身が貧困問題に興味をもったきっかけを「溺れる赤ん坊(寓話)」をもとにじっくりお話いただきました。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-583/
1月は「コロナ禍と災害」をテーマに、RSYが企画を担当します(全3回)
来週1月12日よりスタートです。ぜひご参加ください。——————————————————-
1月「災害」月間
(いずれも毎週火曜16時~17時)
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■第1弾(1月12日)
コロナ禍における被災地支援~令和2年7月豪雨
認定NPO法人レスキューストックヤード・代表理事 栗田暢之

■第2弾(1月19日)
コロナ禍における避難所の対応
認定NPO法人レスキューストックヤード・常務理事 浦野愛

■第3弾(1月26日)
コロナ禍にも役立つモノの活用
認定NPO法人レスキューストックヤード・事務局長 浜田ゆう、事務局スタッフ 林大地

【12月貧困を考える月間】
■第1弾(12/8)

ゲスト:ボランティア オアシス/事務局・山田氏
団体ページ https://voloasis.jimdofree.com/
会議レポート https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-571/

■第2弾(12/15)
ゲスト:豊橋サマリヤ会/代表・高島氏
団体ページ https://www.facebook.com/toyohashisamariyakai
会議レポート https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/post-578/■第3弾(12/22)
報告:ささしまサポートセンターの活動に初参加して
コーディネーター・小池氏、事務局・浜田・吉林
話題提供:自分たちが貧困を「生み出さない」ために、日々の生活や仕事、NPO活動で何ができるか
コーディネーター・12月企画担当・石黒好美氏

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参加方法はこちらから
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【「NPOおたがいさま会議」の初回登録について】
初回登録がお済みでない方は、お手数ですが下記のフォームから「初回登録」
をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdLWuh5Y060uogWQt4lmUbSBDsTRmJzURguYbLL03y7K-3LFg/viewform

ご不明な点がありましたら、おたがいさま会議・事務局までお問合せください。
【問合せ先】

NPOおたがいさま会議・事務局
TEL:052-253-7550
(NPO法人レスキューストックヤード内)
Email: info@otagaisama-aichi.xxxx.jp
HP:http://otagaisama-aichi.xxxx.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/groups/otagaisama.aichi

【ご案内】りんごを買って、被災地を応援しよう!(台風19号水害・長野市豊野区支援)

みなさま
お世話になります。RSY浦野です。
昨年の台風19号の影響で、大打撃を受けた長野市豊野区のりんご農家さんの支援についてご案内です。(これまでの経緯は文末をご覧ください)
RSYでは11月~12月にかけて、りんご収穫ボランティア募集の呼びかけをしましたが、コロナの感染拡大に伴い、やむなく企画が中止となりました。
そんな中、昨日、農家さんより「地元ボランティアの支援を受け、無事に収穫を終えたよ!」という報告を頂きました。
購入が可能ということですので、ご希望の方はぜひご利用下さい。
災害に負けず、丹精込めて育てられた、元気一杯の瑞々しいりんごを沢山たべて、農家さんの復興を応援しましょう!
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商品一覧
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★りんご
(贈答用)
・10キロ(平均30個程度入っています):4,500円
・5キロ:2,800円
(家庭用)
・10キロ:2,800円
・5キロ:1,800円
★りんごジャム:600円
★りんご100%ジュース(1リットル×6本入り):3,000円
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RSY事務局での直接受け取りが可能な方へ
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農家さんの負担軽減の為、RSY事務局でまとめて発注します。
ご希望の方は下記にご記入の上、事務局までご返信下さい。
【申し込みフォーム】
※〆切→12月18日(金)厳守でお願いします!
※件名に「りんご支援」と記入の上、info@rsy-nagoya.comにお送り下さい。
※料金と引き換えに品物をお渡しします。(送料は全体にかかった費用を個数
で割るので、個別発注よりも多少割安になると思います)
・お名前:
・携帯電話番号:
・希望の商品と数:
・引き取り希望日:
12月23日(水)~25日(金)9:30~18:30の間でお願いします
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個別発送を希望する方へ
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直接下記の農家さんにご注文下さい。
★奥の園/善財孝文さん
電話・ファックス:026-257-3826
注文時は、RSYからの紹介とお伝え下さい。
上記商品の金額に送料がつきます。
・1ヶ口→+1,000円
・10ヶ口以上→+1箱に付き500円
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~これまでの経緯~
昨年、長野市を襲った台風19号水害。
現地では、公費解体や家の修繕などの課題は残しながらも、仮設住宅への入居や見守り、地域の交流拠点「まちの縁側ぬくぬく亭」の運営など、地元主体の復興に向けたまちづくりへの取り組みが継続されています。
RSYは、2019年10月より、長野市豊野区を中心に、自主避難所の運営や在宅避難者の方々への炊き出し支援「あったか食堂」の開催等を通じて、豊野区の方々との交流を深めてまいりました。(10月13日豊野地区住民自治協議会の皆様より感謝状を頂きました。)
一時は、新型コロナウイルスの感染予防のため、現地入りを控える状態が続いていました。少し状況が落ち着いてきた10月~11月にかけて、水害の影響で大きな打撃を受けた同地区のリンゴ農家さんより、りんご収穫ボランティア募集のお声がけを頂いたため、ボランティアを募集致しました。
しかし、コロナ感染拡大の影響で、やむなく取り組みが中止となったため、外からできる応援の形の一つとして、皆さんに今回の案内をさせて頂きました。
ご協力の程、よろしくお願い致します。

【NPOおたがいさま会議のご案内】12月は「貧困を考える」月間!第1弾は本日12/8(火)16:00~です

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
RSYが事務局を担っている、NPOおたがいさま会議のご案内です。
(NPOおたがいさま会議について→https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/about/

今月は多文化共生月間とし、全3回が無事終了いたしました。
そして来月からは、「貧困を考える」月間です。
これまでの会議でも、野宿などの生活困窮者の方々をサポートする団体から、
生活困窮者の現状や背景、今も根深く残る偏見などをお話いただきました。
今回もそれぞれの立場・ペースで関わり続ける方々にお話を伺います。
本日12月8日16時より、3回シリーズでスタートいたします。
ぜひお気軽にご参加ください。
まずは知ること、感じたことを話し合うことから、はじめていきましょう。

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12月「貧困を考える」月間
(いずれも毎週火曜16時~17時)
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【第1弾】12月8日(火)
■ゲスト
ボランティア オアシス
■ゲストのご紹介
「ボランティア オアシス」さんは、野宿生活を余儀なくされている人や生活に困っている方などに、

毎週火曜と毎月第1・第3土曜日に炊出し(食品の提供)や衣類、タオル、石けんなどの提供を行っている団体です。
月に2回の夜回り(野宿されている方のもとを訪れる活動)も行っています。
メンバー全員がボランティアで、メンバーの中には若い人も少なくありません。
一人ひとりが「できること」「必要だと思うこと」「やりたいと思えること」に忠実に活動を続けておられる中で見えてきたことについてお話をうかがいます。
■ボランティア オアシス
https://voloasis.jimdofree.com/

【第2弾】12月15日(火)
■ゲスト
豊橋サマリヤ会
■ゲスト紹介
「豊橋サマリヤ会」さんは、豊橋市で「路上生活をされている方々と共に新しく生きていく協力をしたい」という思いからクリスチャンを中心として生まれた会です。

豊橋市を中心に、東三河の各地で活動する人や、ブラジル人教会の方などともつながって活動されています。
代表の高島史弘さんから、豊橋での長年の活動を通じて見えてきたことや、活動するうえで大切にしていることなどをお聞きします。
■豊橋サマリヤ会
https://www.facebook.com/toyohashisamariyakai

【第3弾】12月22日(火)

【ゲスト】
ささしまサポートセンターの活動に初参加した方々
【内容】
貧困に関わる活動に実際に参加した方々から感想をお聞きする予定です。
※参加募集を行っておりますので、気になる方は以下をご覧ください。
 
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【ボランティア募集】
ささしまサポートセンターの活動に参加してみませんか?

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12/22のおたがいさま会議では、事前に貧困に関わる活動に実際に皆さんに参加していただいて、その感想をもとに話し合おうということになっております。
以下にささしまサポートセンターの活動のうち、初めてでも参加しやすそうなものをご紹介します。

【参加を希望される方はこちらへ】
ishiguroyoshimi@yahoo.co.jp または、office@sasashima.info までメールでお知らせください。

ご不明な点がございましたら何でもお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。

【活動参加時の注意】
※マスクの着用をお願いします。
※参加される前に体温を測り、37.5度以上の場合や体調が良くない時はお休みください。

1)炊き出し会場での生活・健康相談
毎週木曜の夜、若宮大通の高架下の炊き出し会場で、生活や健康に困りごとのある方の相談活動をしています。
ボランティアで医師や歯科医師の先生も参加されています。
●実施日時 毎週木曜日 19:00~20:30頃
●集合場所 名古屋市中区栄5丁目
若宮大通り沿いに「成田山萬福院」というお寺があります。お寺の向かい側、高速道路の高架下が炊き出し会場です。

「生活・健康相談やってます」という看板のところへ来てください。

2)元・野宿生活者の方などとの交流
ささしまサポートセンターの支援で野宿からアパートでの生活を始めた方が、孤立せず地域社会で暮らしていくための一助として、様々な交流活動をしています。
食事会やお茶会を一緒に楽しんでくれる方、掃除などのボランティア活動を一緒にしてくれる方も募集しています。
※換気をして実施します。暖かい服装でお越しください。
◆オリーブの会 クリスマス会
●実施日時 12月20日 13:15~
●場所 中村コミュニティセンター(地下鉄東山線「中村公園駅」徒歩5分)
※ビンゴゲームやコーラスグループ「くれよん」さんのミニコンサートがあります
※参加費として350円いただきます。

 
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これまでの会議レポート
貧困に関わる団体・事例 
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【のわみ相談所/第3回2020年6月】
https://otagaisama-aichi.xxxx.jp/mtg-3/
【名古屋市社会福祉協議会(特例貸付・住居確保給付金)/第6回2020年6月】
【ささしまサポートセンター/第10回2020年7月】
※以上のレポートは、お話いただいた当時の内容のため、一部情報が変化している場合がございます。ご了承ください。
 
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参加方法はこちらから  
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【「NPOおたがいさま会議」の初回登録について】
初回登録がお済みでない方は、お手数ですが下記のフォームから「初回登録」
をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdLWuh5Y060uogWQt4lmUbSBDsTRmJzURguYbLL03y7K-3LFg/viewform

【ボランティア募集】11/7イベント出店@金山駅南口

ボランティアの皆様 *クロスポストご容赦ください

 

こんにちは、RSY事務局スタッフの宇都宮(新人)です。

11月7日(土)にイベント出店のお手伝いをしていただける方を
募集しています。

毎年この時期に金山駅コンコースと南口広場で開催されている
「逸品銘品テストマーケット」というイベントです。市内を
中心とした名古屋市商店街振興組合連合会の「イチオシ!」の銘品が並びます。
ゆるやかにボランティアをしたい方にぴったりのイベントです。ぜひお手伝いをお願いします。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。

 

逸品銘品テストマーケット
http://www.nagoya-shotengai.com/meishoren/img/ippin-2020.pdf
28番ブースがRSYブースになります。

 

▼日時
2020年11月7日(土)  8:30~19:00
※接客販売が好きな方ははもちろん、搬入搬出だけでもぜひお願いします。
数時間だけでも歓迎です。

 

▼会場
金山駅南口広場

 

▼内容
①防災啓発活動の一環として非常持ち出し袋の販売、冊子の販売
②セルプセンターのやわらか缶パンの販売
③氷砂糖、手ぬぐいの販売
※販売する物品については変更する可能性がありますが、ご了承下さい。

 

▼集合
下記リンク先 28番ブース
http://www.nagoya-shotengai.com/meishoren/img/ippin-2020.pdf
(途中からのご協力も大歓迎です)

 

「お手伝いできるよ!」という方は、info@rsy-nagoya.comまで
お返事ください。よろしくお願いします(^^)

宇都宮携帯:090-9022-3350

【募集】東海豪雨水害20年企画、おたがいさまパック作業

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYよりイベント&ボランティア募集のご案内です。
お時間のある方は、ぜひご参加下さい。
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【ご案内その1】
9月11日(金)
東海豪雨水害20年企画
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2000年9月11日、私たちが住む愛知県を大水害が襲いました。
「東海豪雨水害」と名付けられたこの災害は、死者7名、全壊18、半壊156、一部損壊147、床上浸水22,077、床下浸水40,401という甚大な被害をもたらしました。
RSYスタッフは、約2万人のボランティアが被災地の復興を願い、被災された方々と共に、汗と涙を流したこの日を忘れないという想いを込めて、毎年9月11日に開催される『東海豪雨を語り継ぐ会』の集いの場に参加しています。
20年目を迎える今年は、通常の集いと共に、シンポジウムを開催します。RSYは企画・運営に関わり、特に災害発生時、家族だけで逃げることが難しく、その後の避難生活でも、様々な困難に直面しがちな重度障がい児者とその家族の課題をテーマに取り上げます。
当日は、東海豪雨水害と昨年の台風19号で被災されたご家族をゲストにお迎えし、福祉系NPO運営者という視点も含め、それぞれの体験談から、改めてこの課題と向き合います。移動や避難生活で配慮が必要な方々を、今後地域でどの
ように支え合うことができるかを考える機会にしたいと思います。
東海豪雨水害20年企画
★第1部:東海豪雨20年を語り継ぐ早朝の集い
・日時:9月11日(金)6:00~6:30
・場所:あし原公園(名古屋市西区あし原町331)
※参加自由・申し込み不要
★第2部:シンポジウム
重度障がい児者の豪雨被災~水害から一人ひとりの命と暮らしを守れる地域づ
くりを目指して、20年を振り返る~
・日時:9月11日(金)10:00~11:45
・場所:清洲市民センター302号室(清須市清洲弁天96−1)
・テーマ「私の被災体験~東海豪雨水害・令和元年台風19号を振り返る~」

ゲスト/戸水純江氏(清須市在住・NPO法人福祉発信基地友の家理事長)
笠間真紀氏(福島県いわき市在住・NPO法人ままはーと理事長)

・主催:東海豪雨を語り継ぐ会
・共催:一般社団法人全国重症児者デイサービス・ネットワーク

・企画・運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

※事前申込制・参加を希望される方へ
・会場での参加をご希望の方へ
定員24名(新型コロナウイルス対策として、会場は座席の密を避けるため、
少人数・フィジカルディスタンスを確保、検温・アルコール消毒・換気を徹底
致します)お名前とお電話番号を、RSY事務局(info@rsy-nagoya.com)まで
お知らせください。定員になり次第募集は終了致します。
・ZOOMでのオンライン参加をご希望の方へ
下記のフォームからお申込み下さい。(締め切り:9月9日(水)17:00)
※お申込み頂いた方には、前日までにZOOMのURLをお送りします。
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【ご案内その2】
9月2日(水)
おたがいさまパック発送作業(球磨村)
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RSYは、この度の水害で被災した方々へ、「おたがいさまパック」をお送りし
ています。あったら嬉しいちょっとした生活用品に、県外から被災地の復興を
応援する気持ちを込めて、現在までに、熊本県建築士会八代支部、熊本県訪問
看護ステーション連絡協議会さんを通じて150パックを発送しました。
この度、 球磨村で在宅避難をされている方々へ 、新たに100パックをお届けし
ます。「NPO法人益城だいすきプロジェクト・きままに」さんを通じて、 お一
人おひとりに手渡し頂く予定。パック化作業に協力頂けるボランティアさんを
募集します。
・日時:9月2日(水)10:00~12:00
・場所:RSY大口倉庫(大口町秋田3-106)
・募集定員:5名(健康状態に問題の無い方に限る)
 ※送迎をご希望の方は9:25までにRSY事務所にお越しください
・担当:RSYスタッフ・林(電話:090-5000-8386)
【参加申し込み】
お名前、お電話番号をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までお送り下さい。
定員になり次第募集は終了致します。
★おたがいさまパック・ご協力ありがとうございました★
・中日本氷糖株式会社様より
 氷砂糖500パックを提供頂きました!
・名古屋市緑区在住Tさん
 スポンジ、割りばし、ノート、ボールペン、ラップ、マスクをご提供頂きま
 した!
※引き続き「おたがいさまパック」に入れる物品を募集します。詳しくはチラ
シをご覧頂き、ぜひご協力下さい。離れたところにいても、被災地を想い、気
持ちを届ける活動の一つとしてご参加頂ければと思います。
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▼寄付受付け(随時)
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※皆様から寄せられた寄付金は、被災地の情報発信や被災者生活支援プログラ

ムの実施等に大切に使わせて頂きます。

<クレジットカード>
↓こちらから、お手続きください
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/

<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。

ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。–

RSY梅雨前線の影響による水害への対応(7月10日)

皆様
お世話になります。RSY事務局です。
梅雨前線による豪雨について、岐阜県下呂市でも被害が報告されています。RSYは、代表理事・栗田がコーディネーターを務める  「岐阜県災害ボランティア連絡調整会議」と連携し、9日午後、栗田・浦野を現地に派遣。下呂市・下呂市社協らと情報交換すると共に、今後の支援について検討を重ねています。
今のところ素晴らしい地域力が発揮され、住民同士の支え合いで対応されていますが、週末に激しい雨の予報も出ており、予断の許さない状況は続いています。
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下呂市の被害概要・地域住民の様子
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▶地域の被害状況
下呂市は4町1村の合併で、その5地域(萩原・小坂・下呂・金山・馬瀬地域)で大小の被害が発生。中山間地域のため、途中の道で小規模の土砂崩れや片側通行の箇所が見られた。
特に被害が集中しているのは小坂地域の 大垣内(おおがい)・長瀬地区 。数本の谷川からの流水により土砂崩れが起こった。長瀬地区からは一時約30世帯が小坂小学校へ避難。市や社協職員も入れない孤立集落もあるが、住民と連絡は取れているとのこと。その他の地域は浸水被害が中心だが、いずれも局所的。人的被害はなし。
【各地域の被害状況/7月9日・下呂市発表)
・萩原地域(半壊0、床上5、床下23)
・小坂地域(半壊4、床上12、床下52)
・下呂地域(半壊0、床上1、床下5)
・馬瀬地域(半壊0、床上0、床下1)
合計/半壊4・床上18・床下95
▶地域住民の様子
地域には建設業者や大工が多く、消防団活動も活発。直後から住民同士で声をかけ合い、道路の土砂や泥は随分片付いていた。また、私たちが現地入りした際も、20~30名の消防団が、家具の運び出し等の作業を手伝っていた。現在コロナウイルスの感染者がゼロの地域のため、市外からの人の流入には敏感な傾向。
(市職員の話)
大垣内地区には、3本の谷川の水が土砂と一緒に流れてきた。流木もありいずれ車での移動が困難になると考え、避難指示が出た後、すぐに川の近くにある市営住宅等の障がい者世帯や足の悪い高齢者へ声を掛け、5名を車で避難所に運んだ。午前2時だったので半ば強引だったかも知れないが、結果的に安全に避難できたのでよかった。道路一体が川のようになり、足を取られる程激しい流れになっていた。
▶避難所の様子
・7月9日10時現在で、90世帯200人が避難。(1カ所の避難所に少数が分散)
・6世帯8人が生活する「小坂小学校体育館」を訪問。市職員が常駐しており、新型コロナウイルス感染症対策として、土足禁止、共有スペースの使用・フィジカルディスタンスに関する注意喚起、受付での検温・手指消毒、居住スペースの配列の配慮、パーディションの設置等、最低限の対応はされているという印象。
・段ボールベッド、ペット世帯への配慮、衛生環境のさらなる充実、要配慮者世帯への対応等、課題は見えるも、物資が入れば順次整っていく見込み。
▶災害ボランティアセンター設置について
下呂市社協は、被災規模から、従来の地域の助け合いと市内のボランティア募集で対応できると判断し、災害ボランティアセンターの設置はせず、常設のボランティアセンターで対応すべく準備中。市在住のボランティア募集中。
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RSYの活動
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栗田より、水害時の対応手引書「水害にあったときに」および関連パンフレットを持参し、下呂市社協へ水害後の清掃や生活支援に関する情報提供を実施。社協からは、床下の消毒方法をレクチャーできる人材派遣を希望する相談もあったため、震つなと連携し、必要に応じて対応する。
※週末の雨によって、被害の拡大も心配されるため、引き続き連絡を取りながらできる対応を検討していきます。
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