RSY浦野です。
3月31日(木)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯ボランティアの様子を中心に報告します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報告です。
【被害概要】(3月31日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:90名
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,041名)
○災害ボランティアセンターの様子
(30日)
・ニーズ:24件
・ボランティア活動人員:205人
(31日)
・朝から雨が降っていたためにボランティアの集まりが悪く、また、外での作業の多くは中止になりました。ボラセンでは中学生2年生まではその場で帰宅となりました。
○足湯ボランティア
(中央公民館)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ9名。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした30名が足湯に参加
【足湯つぶやき】
(男性不明)
・漁をやっていた。老人ホームにいる。足湯楽しみにしていた。
(女性28歳)
・使い捨てのコンタクトをずっと使っていたので目が痛い。アパートに住んでいた。傾いたので怖い。片道1時間のところを物を取りに行ったので足が痛かった。
(男性50代)
・大工をしていたが、道具も流されてしまった。
(女性年齢不明)
・高血圧。夜でも病院のスタッフが来てくれるので安心。
(女性60代)
・汐見台南町集会場から移った。
・家は流されてしまった。汐見台に土地を持っているのでそこに家を建てる。
(女性70代)
・今日で3回目。床が固いから体が痛い。年で体が不自由で、3回も避難所内で転んだ。
(女性70代)
・足湯は4回目。家は流されてしまった。いろいろ大変…。
(女性70代)
・風邪をひいていて物を食べていない。足湯は今回初めて。
(女性30代)
・以前住んでいた場所は浸食されたので、別の場所に引っ越す。
(女性70代)
・昨日足湯をしたらぐっすり眠れた。足が汚くてごめんね。
(女性70代)
70歳まで頑張ってきたのに3分で全部持っていかれた。
(女性50代)
・津波が来たときは家にいて急いで高台に逃げた。
(男性60代)
・先が見えず不安。足湯で気持ちが楽になる。また来るよ。
(女性60代)
・1人暮らしで隣の人に助けてもらった。
(女性60代)
・今回の津波で助かったのは3年前に亡くなったばあちゃんが助けてくれた気がする。
(女性80代)
・七ヶ浜には60年前に嫁に来てからずっといる。共同生活で我慢している。
足湯のボランティアは本日4名でした。雨の影響で今までの約半分の人数でした。同じホールでアロママッサージのボランティアをされている方(ご自身も被災者)よりアロマの精油をご提供いただきました。精油がある間はアロマ足湯として提供していきます。足湯は女性の利用者さんが多いのでとても喜ばれました。
今日は雨ということもあるのか男性の利用者が多かったです。普段はおそらく家の片付けなどをしているのでしょう。これが良いインターバルになってくれればと思います。
地元ボランティアの学生の気づきも多く、こうしたらどうだろうか?という意見出てきて彼、彼女らが主体的に足湯に参加してくれる姿に頼もしく感じ、この地域の力強さを垣間見た気がしました。
第2陣は足湯を始めて3日目になりますが、利用された方が顔を覚えてくださりあちらから声をかけてくれたり、より身近な存在になれてきているという気がします。
足湯をしていた時に水を借りたいと来られた女性がいました。流された家からアルバムが見つかったそうで、結婚式の時の写真でした。「大事な写真じゃないですか。見つかってよかったですね。」と言うと「本当これだけでも見つかってよかった。」と言いながら、泥だらけの写真をきれいにしようとされていました。
その後、新聞記事の中でそのような写真の扱い方を見つけ、あの女性にお伝えできなかったことが悔やまれました。
この被災地で自分にできることを!と気持ちだけできましたが、そのことを知っていればあの女性の為にさせてもらえることが1つあったのに…と知識の大切さというものをひしひしと感じました。
支え合いという言葉をよく聞きますが、この活動の中で私自身もこの災害で受けた心の傷を被災者の方によって癒してもらっているような不思議な気持ちになります。
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○七ヶ浜町支援 これまでの他団体・組織との主な連携(RSY関連)
RSYとかねてから繋がりのあった団体・組織の皆様を中心に、下記のようなご支援を頂いております。ご協力ありがとうございます。
■あいち生協様
・第1陣出発時、被災された方々や現地で活動するボランティアのためにと、卵・厚揚げ・がんも・にんじん・じゃがいも・たまねぎ・味噌・しょうゆ・カップラーメン・お米・トイレットペーパー等の生活用品・お菓子など、約2トン一杯分の品物を無償提供して頂きました。この食材は、避難所の炊き出し班に提供されたり、現地ボランティアの炊き出しに活用され、大変喜ばれました。
■いまじんウォーク有志の皆様
・炊き出し用食材・調味料、ナベ等の資器材、お菓子・手作りパン等のご寄付を頂きました。こちらも大変喜ばれました。
■ヤマヤ物産有限会社様より
・災害時の炊き出し釜「まかないくん」を無償貸し出しして頂きました。電源と少しの灯油ですぐにお湯が沸くすぐれもので、炊き出しや足湯用の湯を沸かすのに毎日大変役立っています。
■NPO法人ワンファミリー仙台様
・敷布団約30組を提供して頂きました。3月27日第3報に、避難所にどう配るかが大きな課題と書いていましたが、翌日大型避難所である国際村へ打診したところ、受け入れ可能とのことで、早い段階で被災された皆さんの手にお届けすることができました。
■株式会社佐合木材様
岐阜県美濃加茂市の企業である佐合木材様が、避難用仮設テント「オクタゴン」を無償貸し出しして下さいました。モンゴルのパオを思い起こす6畳ほどの広さのダンボール製のテントで、屋外で風雨にさらされても半年は耐えられるとのこと。現在はRSYの食材や資材を入れる倉庫として活用させて頂いていますが、後々は、子どもたちの遊び場やお年寄りの憩いの場としても活用して頂きたいと考えています。
■MODAN(モダン)工房様
・福祉機器を取り扱っている岐阜県大垣市の企業「モダン工房」様から、中央公民館にある4か所の仮設トイレに、段差解消階段・手すりと、洋式便座を設置して頂きました。また、避難所内の間仕切りとして、段ボールパーテーション10組をご提供していただきました。物品はすでに利用いただいており、全て無償で対応して頂きました。また、避難所である国際村にパーテーションのサンプルを持って説明に行きました。3日(日曜)頃、さらに200組ご提供いただける予定です。日程は未定ですが国際村の仮設トイレ2か所でも階段・手すり・洋式便座を設置して頂けるそうです。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。
「2011年東日本大震災」カテゴリーアーカイブ
宮城県七ヶ浜町支援報告【第5報/追加報告(足湯つぶやき)】
RSY浦野です。
3月29日(火)、30日(水)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯
ボランティアの報告を追加します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報
告です。
【3月29日(火)/足湯つぶやき】
(女性)
・避難所での食事は大丈夫。新築6年目の家は流された。
(女性小学5年生)
・電源がなくてPSPとか遊び道具が使えなくて暇。キッズルーム(避難所の1角に
設置されている)で小さい子の面倒みてるよ。
(女性83歳)
・足湯は3回目。水に困っている。ガソリンがないので車で病院に行けない。
(女性82歳)
・ガソリンがないため仙台の病院に行けない。水がないのでいろいろ不便。
(男性40歳)
・仕事は無いし大変。体は大丈夫。みんなたいへんだもの。
(男性40代後半)
・お母さんと2人暮らし。会社は行っても機械が壊れてて片付けしてる。お風呂
に入りたい。自衛隊のお風呂に入ろうかな。
(男性70歳)
・朝は4時に起き、10時に寝るよ。足湯は3回目気持ちいい。
(女性70代)
・何度も何度も「ありがとう」って言ってくれたことがすごくうれしかった(感想)
(女性60代)
・家の片づけが大変でボランティアに頼む。水が出ないので片づけをして手が汚
れても洗えなくて不便。
(女性60歳)
・家は流されたが、家族は全員大丈夫。今はまだ夜眠れない。
(女性60歳)
・今は毎日暇で何もすることがない。
(女性70代)
・ずっとお風呂に入ってなかった。足湯くるか迷ったけど来てよかった。
(男性70歳)
・避難所で過ごすのに慣れてきた。
(男性60代)
・家族はみんな無事だったが家は流された。大変なのは水が出ないこと。食事は
十分にとれている。
(女性60代)
・別の避難所にいる姪っ子が食料に困っている。自分だけ食べれてていいのだろ
うか。
(女性60歳)
・食べ物は塩釜から娘が持ってきてくれるから大丈夫。膝が痛いからトイレが不便。
【3月30日(水)】
今、足湯ボランティアをしてくれているのは地元の中高生で、自身も被災者であ
るため、足湯をに来られた方の話に自分自身の体験を重ね涙ぐむ子もいました。
足湯に初めて来られる方は疲れた表情の方も多く、お風呂が入れない状況もあり
「お風呂には入れないけどせめて。」という方や「少しでも気がまぎれれば」と
いう方がみえました。「もう何回目~」という方は女性が多く、お話をすること
でのストレス解消にお役に立てているようです。
朝、犬の散歩をされていたお父さんと一緒になり海岸まで話しながら歩いた。こ
こは誰誰の家で、これは海岸にあった建物の屋根だ。と、話をされた。そして
「ここが俺の家だ」と言って何もない(正確には瓦礫の山)場所を指して言い、
かける言葉もありませんでした。
足湯を「やっている」ということが、かなり広まってきました。設営を始めると
30分も前にもかかわらず、並んで待ってくださる姿も見られました。
本日より足湯の館内放送をしていただけることになりました。
40代の女性から「いつもありがとうございます。母が喜んで足湯に行ってま
す。」と涙ぐみながら感謝の言葉をいただきました。ご家族もかなりストレスが
かかっているようで、同居者のケアが他の同居者のケアにもつながっていると感
じました。
(女性70歳)
・足がむくむ。初めてで(足湯が)緊張する。
(女性70代)
・家はあるが、水道が出ないので家に帰れない。
(女性70代)
・津波のとき手をぶつけてこぶができた。
(女性70代)
・隣の家の息子さんに助けてもらった。生きてることに幸せを感じる。
(女性80代)
・家はあるが、真っ暗で家族が怖がるので避難所に来た。
(男性40代)
・家は残っているが中が崩れていて家に帰れない。水が出ないので大変だ。早く
でないかな。
(女性40代)
・冷え性に困っている。息子がぜんそくのアレルギーで心配。
(女性80代)
・足湯は初めて。明日も来るよ。
(女性78歳)
・避難所は暖かい。明日も来るね。
(女性70代)
・避難所に来た当初は肩が痛かったがそんなわがまま言ってられないと我慢して
いた。食事はちゃんと食べれている。
(女性60代)
・家が海の目の前で何も持ってこないで逃げてきた。海を憎く思うようになっ
て、嫌いになった…。
(女性70代)
・今日で4回目。足湯は気持ちよくて来ちゃう。お風呂に入りたいな。
(女性60代)
・地震のことは一生忘れないだろう。あんな津波一生見ることないと思ってた。
(女性70代)
・家が水につかり大変。2日間は車で過ごした。
(女性70代)
・自衛隊のお風呂に行こうと思ったが、お湯をかぶるだけだからやめた。
(女性70代)
・風邪をひいているので夜眠れない。
(男性60代)
・足湯はとても助かる。今日で4回目だよ。
宮城県七ヶ浜町支援報告【第 5 報】
RSY浦野です。
3月29日(火)、30日(水)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動の報告です。
【被害概要(3月30日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:55名(うち身元不明者:3名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:91名
[仮設住宅]
・3月28日に第一次分を着工。第一スポーツ広場に100戸を建設。1カ月程度で完成予定。第2着工分は近く詳細を発表予定だが、資材や作業員の確保が難航しているため、必要戸数の整備には時間がかかる見込み。高齢者・障害者、乳幼児のいる世帯から優先入居できるよう検討中。
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者:1,068名)
※ライフライン等、その他の詳細情報
上記情報は、七ヶ浜町災害対策本部発行「がんばろう七ヶ浜!!しちがはま災害復旧情報」より抜粋(七ヶ浜町HPにて毎日更新中)
http://www.shichigahama.com/jishin/info110330.pdf
○RSYの活動
■人員体制
・第2陣:3月28日夜現地到着。29日にボランティア7名が第1陣より活動を引き継ぐ。
・第1陣:29日夜現地出発。30日早朝無事名古屋到着(RSY浦野・関口含む)
※お詫びと訂正
当初第3陣募集は4月1日からとお知らせしていましたが、調整期間が短すぎるため、仕切り直しとなりました。募集準備が整い次第、日程・要綱を近日中にお知らせ致しますので引き続きご協力をお願いします。
・4月2日よりRSY浦野・栗田、他ボランティア数名が現地入りする予定。4月4日~7日まで「日本財団ROADプロジェクト」より足湯隊30名が別途現地入りするため、その受け入れと今後のボランティア活動拠点の整備等の調整にあたる。
※「日本財団ROADプロジェクト」とは?
RSYが事務局を務める「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」が「日本財団ROADプロジェクト」の支援を得て行っている、東日本大震災被災者支援活動。
■RSY足湯ボランティア(中央公民館)
(3月29日)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ10名。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした22名が足湯に参加
(3月30日)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ10名程度。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした36名が足湯に参加
■七ヶ浜町災害ボランティアセンターのサポート
・ボランティア受付・マッチングの手伝い
■避難所支援のサポート
・看護・介護チームによる「おしぼり隊」の稼働
足湯ボランティアで聞き取った「つぶやき」の中で、「お風呂に入れないことが辛い」という声が多かったため、既に活動していた看護・介護チームに報告・相談したところ、温かいおしぼりを使った『清拭』が提案された。中央公民館の一角を清拭スペースに借り、29日午前中より実施。口コミで希望者が広がり「きもちよかった、すっきりした」と好評であった。今後も週2回程度継続実施できるようチーム内で調整したいとのこと。
・お茶会
日中「何もすることがない」「運動不足」との声が多かったため、地元の大学生、主婦のボランティアグループに報告・相談したところ、簡単な手足の運動とお茶会をセットにしたお話会活動をやれたらよいのではという意見が出された。とりあえず週2回ペースで実施してみようかと話し合われた。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。
宮城県七ヶ浜町支援報告【第4報】
RSY浦野です。
3月28日(月)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動の報告です。
【被害概要(3月28日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:3名)
・安否確認不明者:22名
・負傷者:17名
合計:93名
○避難所
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,109名)
【七ヶ浜・国際村】
・ホール、ギャラリーなどがある町の文化施設。コンクリートのモダンな造り。
RSYが拠点にする中央公民館からは自転車で約10分。
・食事は1日2食。朝はおにぎりやパンにハムなどの配給。夜は施設内にもともとあった「カフェ」の人たちが工夫して汁物を中心に出していて好評。
・福井県の民間団体(個人?)がシャワー施設を設置。300人以上の被災者が一通りシャワーを浴びることができた。きょういったん引き揚げるが3、4日後に再び戻ってくると言い残した。(現地にはテントとタンクだけが残っていてどんな機材を使ったのかは不明)
宮城県七ヶ浜町支援報告【第 3 報】
RSY浦野です。
3月27日(日)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動の報告です。
【被害概要(3月27日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:51名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:26名
・負傷者:17名
合計:94名
○避難所
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,121名)
○災害ボランティアセンターの様子
(学生ボランティアの様子)
・本日は中学生、高校生のボランティアが少なかった。理由としては、休養と親類や家族の家を訪問するなど。
・全体のボランティア数の約半数は中学生、高校生を頼っているため、学校再開後の安定的なボランティアの確保が課題。若者の中には震災後から11日間連続でセンター運営に携わっている人もおり、心身の健康が心配される。「津波を間近でみた」「家が半壊している」「友人や親類を亡くした」「水道が止まり不便な生活」など、全ての方が何かしらの被災経験を抱えていらっしゃる。「悲しんでいても仕方ない。前を向いていくしかない」と沈んだ空気を払しょくするべく、大きな声を出したり、笑顔を心がけたりしようとする彼らの必死さが伝わってくる。
・時間の経過、心身の疲れと共に、心の疲れが出ることが予想されるため、無理をさせないような声かけ、見守り等、ボランティアのケアの必要性を感じている。そのためにも継続的な外部支援者の必要性を痛感する。
(ボランティア活動メニュー)
※個人宅より依頼
・ヘドロのかき出し(津波によって運ばれた泥はヘドロで扱いにくい)
・個人宅への水運び
・個人宅の敷地内の瓦礫撤去
※行政より依頼
・給水所の協力、手伝い、交通指導
・救援物資の搬入、仕分け、搬出
・各避難所での案内・受付サポート
※ボラセン独自の活動
・避難所の看護(看護チーム→七ヶ浜町在住者)
・避難所での子どもの遊び相手(NPO法人ココネット)
・避難所でのヨガ(NPO法人意識生活)
・ボラセン内の清掃
・ボランティア用炊き出しサポート、足湯(RSY)
・在宅避難者の巡回(YMCA)
・先髪ボラ、カットボラ(地元美容院)
・整体(地元ボランティア)
など
○RSYの活動
(ボランティアへの炊き出し提供)
・昼食(おにぎり/パン・湯豆腐)、夕食(カレーシチュー・おにぎり/パン・ドーナッツ)各130食
(中央公民館での足湯ボランティア)
・地元大学生3人名、高校生2名、RSYスタッフ3名 合計6名のスタッフ。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした26名が足湯に参加
【足湯被災者のつぶやき】
(女性76歳)
・しょうぶだにに住んでいる。布団がなくて夜眠れない。(人の声なども聞こえる)孫さんと一緒に住んでいる。家にいて、ストレスたまっているのにここだともっとストレスがたまる。家族は全員無事。
(女性40歳)
・菖蒲田在住。家は住めない状態。家族は無事。車が流されてしまった。買い物などは自転車で行っている。今食べたいものは、お寿司、焼き肉。やっぱり海の近くに住んでいるので、魚(生もの)が食べたい。
(男性60~70歳)
・最近よく眠れている。市食べ物にも困ってはいない。と言っていました。水が出ないので、顔や手が煤だらけになってしまったので、お風呂に入りたい。家が流されて困ったと言っていました。
(男性73歳)
・家が流されてしまった。避難所はよく眠れない。
(男性50歳)
・独身で父の介護を1人で10年以上続けてきた。持病があって大変だ。(透析)父がなくなるまで介護していた。調理師でいろいろな料理を作って生活をしていた。グラタンなどが得意だと言っていた。クジラの味噌漬けはかなりお勧めだと言っていた。
(女性40歳代)
・家は菖蒲田。流されてしまった。公民館まで逃げたがそこまで波が来て死ぬかと思った。障害があり、トイレが大変(仮設トイレは和式なので) なるべくトイレに行かなくても済むようにあまり水飲みたくない。体にはよくないと思っているけど・・・明日の選抜東北高校勝ってほしい。
(男性63歳)
・菖蒲田に住んでいる。家族全員無事。不幸中の幸い。家は流された。真夜中とではなく昼でよかった。食事は美味しいが眠れない。(避難所で)足湯ははじめて。
(女性60~70歳)
・家が流されここに来てから長いと言っていました。夜は、いびきなどがうるさくで戦前眠れないと言っていた。家族はいなくなってしまった。と言っていた。
(女性50歳代)
・家は流されてしまった。11日からここにいる。孫が大好きで、これからも孫のために頑張る。地震があった時、中学校に迎えに行っていた。今まではテレビなどで見て、大変さをわからなかったけど、今回身を持って恐ろしさ、大変さを感じみんなで協力し合っていく事の大切さを知った。
(女性40歳代)
・家は菖蒲田 海の目の前だったので、流されてしまった。汐見台の集会所にいたが、昨日こっちに来た。(避難所が合併されたので)今食べたいものは、カレー、今までは飽きるぐらい食べれたのに・・・(TVを見て)野球みんな楽しみにしているみたい。
(女性81歳)
・ここの近く(中央公民館)に住んでいる。地震が来たときは自宅にいて、高台にすぐ逃げた。生まれも育ちも七ヶ浜だけど、こんな大きい津波は初めて。11日からここの避難所にいる。
(男性70歳代)
・家は流されてしまった。(菖蒲田・韮ヶ森)夜は寒いが、毛布が支給された。仕事は、今シルバー人材としていろいろやっていた。今食べたいものは、生の魚、今はパンを一杯食べている。炊き立てのご飯も食べたい。
(女性80歳代)
・菖蒲田に住んでいる。地震があった時は自宅にいた。避難所ではいびきで眠れない。ごはんが多く、よく掻き混ぜなきゃ食べられない。パンが食べたい。
・家族全員無事
(男性69歳)
・足が痛い。水に飲まれて九死に一生だった。その時に擦り傷などができた。95歳の母と一緒に老人センターにいる。スマトラの経験をした気分だった。
(東日本大震災全国支援ネットワークとの連携)
・ネットワークメンバーであるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいメンバーより紹介して頂いた「ワンファミリー仙台」より、早速敷布団が届く。
昨日相談したばかりで、これほど迅速に対応して頂けたことを非常に心強く感じた。ただし、布団の提供に関してはまだいくつかの課題を乗り越えなければならない。
※RSYが足湯を行っている中央公民館へ敷布団の提供を申し出るも、公平性を考えると枚数の確保や配り方を相当慎重に考えな得れば住民からの納得は得られにくいだろうとのこと。また、中央公民館は他避難所からの統合施設になっているため、日に日に避難住民が増えている。布団を敷くとその分一人分のスペースが大きくなるので、他室への移動も依頼しなければならないかも。現状ではそれも混乱を招くため、思い切って踏み切ることはできないとのこと。
※とはいえ、「体が痛い」という住民の訴えが多く聞こえている。とにかく1人でも多く、1日でも早く布団を被災された方に使って頂きたい。本日避難所の自治・雰囲気は場所によって異なるため、避難所6か所のうち受け入れ可能な場所を積極的に探す。
(食材提供)
・「あいち生協」様にからRSYにご提供頂いていた、とうふ(約40パック)・がんも(116袋)を中央公民館避難所の食事班に提供。夕食メニューに加えたいと大変喜ばれる。
・吉ヶ浜漁業自主防災会が、かれいの切り身約60切れをボランティア炊き出しに提供して頂く。
※生ものであることと、調理に時間がかかるため、食材として避難所には提供で
きませんでした。
○被災者の声
(中央公民館・避難所)
・車で5日間過ごしていた。狭くて寒かったので、ここにこれてホッとした。
(堅い床にダンボールを敷いて寝ている)暖房も整っていてありがたい。今一番心配なのは、これから先の生活。(40代女性)
・同じ集落の人たちと同じ部屋なので心強い。外のトイレは寒いので移動中に風邪をひいてしまった。畳の部屋に荷物置き場として足の短い長机を部屋に入れており、1台5~6人で使っている。夜は机の下に足を突っ込んで寝ている。寝返りも打てない程狭い。着替えは親類がいつも洗濯して届けてくれる。ありがたい。仮設住宅には2年ぐらいしかいられないそう。その先の生活を考えると不安。
(70代女性)
・生まれてからずっとこの町に住んでいる。避難所では日中何もすることがない。横になるか新聞を読むだけの生活はかなりきつい。普段は働きに出て、体を動かしていただけに辛い。5年前に脳梗塞で倒れたが、自力でリハビリをして何とか体が動くようになった。床での生活は体が痛く膝にもこたえる。津波で全てが流された。箸の一本も持ち出せなかった。入れ歯も流されたが、歯医者は水が無いため休診中。食事は歯茎が強いのでちゃんと食べられている。朝食はホットドックだったけど、こういったものは食べ慣れないし、好きじゃない。とってあったご飯を食べた。仮設住宅に住むことになるが、2年しかいられない。その先の生活を考えるともうこの町にはいられないだろうと思う。自分は町を出ると思う。まぁ、これも考えたってしょうがない。仕方のないことだ。(70代男性)
○RSY今後の動き
・第1陣:3月29日まで(30日移動日)→浦野・関口戻り
・第2陣:3月29日~4月3日まで→足湯隊・ボラセン運営サポート
・第3陣:4月3日~4月9日までを予定。調整中。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。
ROADプロジェクト【第3報】
震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)では「日本財団ROADプロジェクト」の 支援を得て、東日本大震災被災者支援活動を開始しています。以下、現在までの 状況を報告します。
○東京事務所開設
日本財団ビル内に「ROADプロジェクト」の拠点(災害支援センター)が開設され ました。震つなおよび東海地震等に備えるための災害ボランティアネットワーク 委員会(以下、ネットワーク委員会)から数名がここに滞在し、現地とのコー ディネートを行っています。
○東京発「足湯」ボランティア募集、現地派遣開始
ボランティア現地派遣第1弾として、東京で足湯講習会を行い、受講したボラン
ティアの宮城県石巻市に向けた派遣を開始しています。なお、現在スケジュール が決まっている第2陣までの募集は、満員により締め切っております。
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/press/11032801.html
今後は、震つなの支援拠点が設置された地域から順次、東京からの足湯ボラン ティアを派遣する予定です。
【その他の動き】
※各拠点での活動の詳細は、各団体からの報告をご覧ください。
○岩手県遠野市にボランティア活動拠点設置、(被災地NGO恊働センター、静岡県 ボランティア協会)
○宮城県気仙沼市にボランティア活動拠点設置、活動中(SVA/シャンティ国際ボ ランティア会)
○宮城県七ヶ浜町にボランティア活動拠点設置(レスキューストックヤード)
○その他、ハートネットふくしま、とちぎボランティアネットワーク、中越防災 安全推進機構もそれぞれ地元で支援活動を行っております。
東北地方太平洋沖地震の街頭募金7日目
皆さま
本日は東北地方太平洋沖地震の街頭募金7日目でした。
本日は昨日に引き続き、メッセージ付き募金活動を行いました。
呼びかける側も、募金をして頂く方も被災者の方々の力になりたいという思いが一丸となり、温かい気持ちになったそうです。
![]()
今日の合計金額は、64,411円でした。
ご協力いただきましたボランティアの皆さま、募金して頂いた皆さま、ありがとうございました。
来月もメッセージ付き街頭募金を予定しています。
日程が確定しましたら、呼びかけのボランティアさんを募集させていただきます。引き続き、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
●ボランティア活動資金とは?
こちらをクリック
宮城県七ヶ浜町支援報告【第 2 報】
皆さま
RSY浦野です。
3月26日(土)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動の報告です。
【被害概要(3月26日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:50名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:27名
・負傷者:17名
合計:94名
○避難所)
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、地区公民別館、亦楽小学校 等(全7施設・避難者数:1,138名)
○ライフライン
(入浴)
・3月27日(日)、30日(水)、4月4日(月)、8日(金)の4日間、陸上自衛隊多賀城駐屯地で入浴サービス実施予定。
(電気)
・沿岸部以外の地域はほぼ復旧。沿岸部や電柱等流失している地域では復旧未定。
・今回の災害に伴い、電気の使用量がゼロの場合、特別措置として基本料金は無料(ただし、申請が必要)
東北地方太平洋沖地震の街頭募金6日目
皆さま
本日は東北地方太平洋沖地震の街頭募金6日目でした。
今回は初の試みとして、まち行く方に被災された方へのメッセージをホワイトボードに記入していただき、それを手に持った状態で写真を撮らせていただくという、メッセージ付き募金活動を行いました。
被災地へぜひメッセージを送りたいと、たくさんの方にご協力頂きました。頂いたメッセージは責任をもって被災地の皆さんへお届けします。
明日も14:00~16:00の時間帯に、名古屋栄三越さん付近で活動を行う予定です。栄へお越しの際は、お立ち寄りください。一緒に気持ちを送りましょう。
今日の合計金額は、74,919円でした。
ご協力いただきましたボランティアの皆さま、募金して頂いた皆さま、ありがとうございました。

●ボランティア活動資金とは?
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【急募】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア
皆さま
東北関東大震災支援のため、3月25日からRSYが支援に入っている宮城県七ヶ浜町では、災害ボランティアセンターを支える運営スタッフや足湯ボランティアが不足しています。ついては、第2陣災害ボランティアを下記のとおり緊急募集します。
1.活動期間:3月28日(月)~4月3日(日)
2.応募条件
・心身ともに健康な20歳以上の男女
・寝袋を持参し、防寒対策の出来る方(夜は外気温0度程度)
・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
・出発場所(RSY事務所:名古屋市東区泉1-13-34名建協2階)まで来られる方
※長距離の運転が可能な方を優先に募集します。
※宿泊として福祉施設の1室をお借りしています。
※食事は自炊となります。
3.参加費:390円(ボランティア保険料実費)
4.募集人員:5人
5.申込み方法
住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、職業の必要事項を明記してRSY事務局へ、メール・ファックス・電話にて明日3月27日(日)15:00までにご連絡下さい。
※被災地での状況に応じた対応が必要なため、募集期間が短く申し訳ありません。