【募集!】10月27日(日)シンポジウム・2013年夏の水害を振り返って【震つな×RSY企画】

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。RSYが事務局を担っている「震災がつなぐ全国ネットワーク」(通称:震つな)の定例会が名古屋にやってきます!この機会に、震つなのメンバーを囲んでこの夏相次いだ豪雨災害の支援活動を振り返る機会を持ちたいと思います。全国各地にいる震つなの加盟団体・個人が集まる貴重な機会です。
今後の活動のヒントが見つかるかも?!新しいつながりができるかも?!

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「2013年の夏の水害を振り返って ~それぞれの被災地、どうなっていたの?」

★チラシはこちらから

■日時:10月27日(日)16:00~18:00
■場所:名建協1F会議室(名古屋市東区泉1-13-34、RSY事務所のある建物の1F会議室です)
http://goo.gl/maps/TpNFy
■内容:
【1】 シンポジウム
★ゲストスピーカー
① 松山 文紀(震災がつなぐ全国ネットワーク事務局長)西伊豆町の水害支援
② 頼政 良太(被災地NGO恊働センター)山口県の水害支援 ~神戸から~
③ 河内 毅(国際復興支援チーム中越)地元中越での支援 ~新潟から~
④ 笠原 一城(シャンティ国際ボランティア会)被災体験から支援へ ~気仙沼から~
⑤ 栗田 暢之(RSY) 名古屋での支援 ~名古屋から~

【2】 ざっくばらんに意見交換
事前に集まった質問にゲストが答える形で意見交換を進めます。
どんな話の展開になるかはお楽しみ!
素朴な疑問も大歓迎!ぜひ皆で有意義な時間を作りましょう。

★コーディネーター 渡辺 日出夫(ADRAJapan)~東京から~
★コメンテーター 矢野 正広(とちぎボランティアネットワーク)~栃木から~
★総合司会 松田 曜子(関西学院大学/RSY)~西宮からお久しぶりです!~

【3】 RSY事務局からの連絡 今後のイベント情報をいち早く参加者の皆さんにお知らせします!

■定員:30名 ※先着順
■参加費:500円 (※資料代・会場代等 として)
■申し込み締め切り:10月20日(日) →前日まで受け付けます。
お早目にお申込みください。

※終了後、懇親会を予定しています。場所は当日ご案内します。

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★申し込みはこちらから★
以下の内容を、info@rsy-nagoya.comまでご連絡ください。
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名前:
携帯番号:
メールアドレス:
懇親会参加希望: 参加 ・ 不参加
ゲストへの質問:

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皆様の申し込みをお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

【アンケートにご協力ください】9月4日午後・豪雨のとき、どこで何をしていましたか?

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

9月4日午後、愛知県内の複数の場所で1時間に100ミリを超える雨が降り、名古屋市内も各地で内水氾濫が起き、事務所前の道路でも冠水がありました。
RSYでは、なごや災害ボランティア連絡会で普段からつながりのある皆さんと一緒に市内でのボランティア活動にも参加しました。

http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/category/2013nagoya

さて、この度RSYの機関紙「あるある」で水害に関する特集を組もうと考えています。
ぜひ多くの方にあの日、どんな行動をとったかを教えていただきたく、アンケートへのご協力をお願いします。
また、皆さんの地域に伝わる災害・天気に関する言い伝えや教訓についてご存じであればあわせて教えていただきたいと思います。

★アンケートはこちらのURLをクリックしてご回答ください。※アンケートの募集は終了しました

※回答は10月7日(月)までにお願いいたします。

このアンケートの結果は10月末に発行予定のRSY機関紙「あるある」70号に掲載する予定です。
「あるある」はRSY会員さん向けの8ページの冊子で、被災地での教訓・日常やいざという時に役立つ防災プチ情報をわかりやすいイラスト付きでお届けしています!

■RSYの会員になるには?
(10月中旬までにお申込みいただくと10月末発行のあるある70号よりお届けできます。)
こちらのURLからご覧ください。

クレジット決済で手間なくお申込みいただく方法はこちらです
※「新規会員登録」からお申し込みください。

9月4日の水害対応について【第4報】

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
9月4日に名古屋市で発生した水害被害に対し、なごや災害ボランティア連絡会がニーズ把握・対応に務めています。

名古屋市社会福祉協議会に連絡窓口を設置。連絡会加盟団体へ有志を募り、1日10名~15名体制で活動を展開。昨日は、行政が把握していた被害エリアを中心に、周辺地域への個別訪問と、2000年東海豪雨水害や2008年8月末豪雨水害などで被害のあった地域周辺の状況確認を行いました。

ニーズ把握は、名古屋市社会福祉協議会より、各地区の区政協力委員長や民生委員らを通じて情報提供を求める他、9月4日中日新聞朝刊にて、ボランティア相談窓口開設のお知らせを掲載するなど、複数の方法で対応しています。

とにかく「どこに助けを求めたらよいのかわからなかった」「助けて欲しくても自分から言えなかった」「町内会に加盟しておらず、地域と繋がっていなかったので取りこぼされていた」という方々のいないよう、最善を尽くすことを合言葉に知恵を持ち寄り、活動に望んでいます。

以下、ボランティアが現場から見てきた住民の方々の様子を報告します。

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【9月7日活動報告】
・活動時間:9:00~17:00
・集合場所:名古屋市社会福祉協議会

・活動内容:特に被害が集中しており、被害の詳細がつかめていない名古屋市西区、中村区のニーズ調査と対応

・活動人数:のべ18名
・活動件数:1件
・新規ニーズ2件

〇西区の様子(報告者:RSY松永)
本日30件のお宅を訪問。そもそも西区は「雨が多いと冠水や浸水被害はしょっちゅうある」と住民が言うように平時以上の雨が降るだけで冠水や浸水被害で出てしまう地域で、被害が出ると考えられる場所は浸水危険箇所として西区避難所マッに掲載されています。

今回浸水被害のあった場所は、その浸水危険箇所付近での被害がほとんどでした。浸水被害が多くあることは住民周知のため、新しいお宅は道路から2、3段高く玄関を作り床を高く上げる等の工夫をしていましたが、玄関の低いお宅は道路から流れこんだ雨水で浸水したようです。
本日は、30件程訪問しましたが、2件新規ニーズが挙がりました。1件は、高齢女性独居のお宅で床上浸水被害。発災後、雨水を取る為家の中の至るところに新聞紙を敷いたようです。訪問時、防犯のため窓も締め切り、濡れた新聞紙や家具等そのまま放置してある状態で、家の中でかなりの湿気を感じました。「濡れた物を置いておくとカビ等が発生して衛生的に悪い。お一人で掃除するのも大変だと思うので、ボランティアがお手伝いしますよ」と話すと、「ボランティアが来てくれると助かる」と言って下さいました。
8日は、新規2件の活動(家具等の運び出しや清掃作業等)とニーズ調査を引続き行う予定です。〇中村区の様子(報告者:RSY浦野) 

本日7件のお宅を訪問。事前に把握されていた床上浸水対象地域を中心に、市社協・名古屋なかむら災害ボランティアネットワーク会員らと巡回。浸水箇所は一つのエリアに集中していることはなく、1エリアに1~2件と細かく点在しているのが特徴的で、周辺住民からの口コミ情報を頼りにしつつ、ニーズのありそうなお宅を探すという方法をとった。
(70代・女性・床下浸水)
「夫と二人暮らし。夫は人口透析を受けており虚弱。二人とも要介護2。大雨の時には、車いすで避難所まで移動しようとするも、あっという間に道路が冠水しタイミングを逸した。水没した中を家の横の道を車が通る度に波が上がり、壁にぶつかり、自分たちも波をかぶってびちょびちょになった。過去2回の水害でも被害を受けていたため、前の家の方へ普段から『何かあったら避難させて』と申し合わせており、この日もしばらくお世話になったので助かった。床上浸水は免れたが、漂流物が流れてきたりと掃除が大変。また、古い家で雨漏りもあり、激しい雨で受け皿にしていた衣装ケース一杯に雨がたまり、10回ほど水を捨てた。もともと足が悪いが、疲れて痛みが出てきたので手伝って欲しい。部屋も濡れているが、今は夫が体調不良で病院に連れて行かなくてはならず、後回しになっている。部屋の方はもう腐ってもそのままでいい。」
⇒すぐにできる周辺清掃は即時対応し、市社協より担当ケアマネ等に情報提供の上、時期を見てボランティアが入るなどの対応に繋げて頂くよう要請。
(50代・女性・床上浸水)
「東海豪雨の時にも床上浸水を受けた。その際フローリングにしたので畳出しの作業はない。(しかし家の中には細々とした家財道具が散乱。片づけに時間がかかると思われる)床下をはがして乾かさなくてはならないのも分かっているが、お金もかかるので今回はこのままにせざるを得ない。せっかく来てもらって申し訳ないが、自分にしか分からないものが多いので、それをまず片づけてからでないとお願いしようにもできない。だからとりあえずぼちぼちやっていく。でも、仕事も持っているし、疲れてしまうと家のことができなくなるのも心配。」
⇒個々に作業のペースがあるため尊重しつつも、床下の処理をしないことでその後に起こる様々な不具合は予想される。(悪臭・湿気の堆積・カビ・床板の変形など)日を置いて再訪問するなど継続的な訪問を重ねつつ、介入のタイミングを待つことで対応。
(70代・男性・床下浸水)
「床下に大量の水が入り、部屋のフローリングの隙間から水が噴出してきた。カーペットは全て濡れ、布団や衣類もダメになった。今はカーペットをはがしてブルーシートを敷いて生活している。大家に修理を依頼しているが、時期の目途が立っておらず、どれだけの補償をしてくれるかもはっきりしない。今修理してもらわないと、次の雨でも絶対同じことが起こる。弁護士を通じて相談している」
(60代・女性・床下浸水)
「ここは水害常習地域だからね。もう3回目ともなると慣れたものよ。火事場の馬鹿力って言うけど、水が上がってきそうになった時、大事なものを2階に運ぼうっていうんで、一人で畳やソファーを上げたの。今度はそれを下すのが大変よ。お父さんを二人で下したけど疲れちゃって。私んとこはもう大丈夫だから、近所の〇〇さんのとこいってあげて」
住民の方々の話をきくと、雨の降りはじめから冠水までの速さ、内水氾濫による被害の特徴がよくつかめます。また、この地域は昔ながらの古い木造家屋も多く、集中豪雨の際は浸水だけではなく、雨漏りによる被害も複数出ていることが分かりました。このような状況は現場を丁寧に回り、住民の方々との対話の中でしか見えてきません。行政や地域だけでは対応しきれない個別のペースや事情も多くあるため、ボランティアの存在の大きさを改めて感じます。
【今後の対応について】
・9月8日(日)までは、なごや災害ボランティア連絡会加盟団内有志で対応。
・9月9日(月)以降も引き続き、名古屋市社会福祉協議会内に連絡窓口を設置し、各区・社協・ボランティアとの連携しつつニーズ対応に当たります。
(連絡先)
名古屋市社会福祉協議会ボランティアセンター
電話:052-911-3180
設置時間:午前9時~午後5時

 

9月4日の水害対応について【第2報】

皆様

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

昨日ボランティア募集をかけた中区のお宅での作業は、13名が集まって順調に進んでいます。本日中の作業終了は難しそうですが、週末にかけて継続していきます。RSYスタッフ、インターンも活動に参加しています。

昨日の午後に行われたお宅訪問では、特定の地域に被害が集中しているわけではないことがわかりました。
被災地域は広範囲に点在していて、主に低い土地にあるお宅があちこちで被災している状況でした。
2008年の8月末豪雨で被災したお宅が今回も被災していたり、一方で、前回の教訓から早めに畳をあげたため、畳が無事だったお宅等もありました。

このような結果を受けて、夜に行われた名古屋災害ボランティア連絡会で決定したことは以下の通りです。

1.災害ボラセンは市・各区ともに設置しない
2.本日の中日新聞・朝刊にてニーズ受付の情報提供を行う(市民版・16面に掲載)
3.2の受け皿としての活動メンバーを市社協に集め、対応する

中日新聞の朝刊でも紹介がありましたが、本日6日(金)~8日(日)まで、名古屋市社協でニーズ受付窓口を設置しています。
※こちらの対応については、なごや防災ボラネットの有志で行っています。

また、現場でのボランティア活動について、今回の対応は、なごや災害ボランティア連絡会加盟団体内でボランティアを募っております。

★詳しくは以下の名古屋市社会福祉協議会のHPにてご確認ください。
http://www.nagoya-shakyo.jp/news.php#info_cmspj_news_213

本日の活動報告は、また追って致します。

9月4日の水害対応について【第1報】

皆様

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
昨日の東海地域での豪雨により、名古屋市内でも被害がでております。
皆さまの近隣でも被害等ございませんでしょうか。

昨日夕方は、RSY事務所近くの交差点も冠水しており、都市型災害の特徴として内水氾濫があちこちで起こっていました。一気に水があがり、その後水が引くと、どこで被害があったのか一見わからない状態になります。

9/5 2:20の名古屋市の情報によると、名古屋市内46ヶ所で床上浸水が確認されています。
道路冠水は確認できただけで142箇所になります。

RSYでは、本日9時より名古屋市役所にて行われた市・社協・災害ボランティアでの打ち合わせに代表理事・栗田含むスタッフ3名が参加しました。

名古屋市から入ってきた情報により、床上床下浸水が5軒以上あった学区に午後から災害ボランティア、区社協職員と共に市・市社協・RSYがお宅訪問して状況確認を行っていくことが決まりました。(千種・中・中村・中川・北区)

都市部では、町内会とのつながりのない方などの被災状況がわからないため、実際につかめている数字以上に被害がでている可能性があります。
これは、2008年の8月末豪雨でも同様のことがあり、ボランティアが地域を順番にまわった際に、実は床上浸水をしていたというお宅が次々でてきました。
都市部の平常時からのご近所付き合いの課題が、災害時にあきらかになりました。
今回もこういったことが予想されるため、早めにローラー作戦を行います。

また、今年は水害が相次ぎ、静岡県西伊豆、山口県萩市・山口市阿東町、そして島根県江津市・浜田市に名古屋からボランティア活動資器材を派遣しました。
今回は名古屋でも資器材の必要性がでているため、名東倉庫、東海建設㈱に置かせていただいているボランティア活動資器材の数量や内容の確認を始め、明日からの活動の準備を始めました。

明日からの活動については、本日午後からのお宅訪問の結果を受け、名古屋市の災害ボランティア連絡会が今晩開催されるため、そこで最終的な方針を決定します。

ボランティアの呼びかけ等が必要となる場合はRSYのMLやブログでも発信していきますので、皆さま引き続き情報をご覧いただきますようお願いします。