【大募集】「うるうるパック」パック化作業

皆さま

お世話になっております。RSY事務局です。
8月に行ったパック化作業では、多くの方にご協力いただき、7市町村にうるうるパックを
発送することができました。本当にありがとうございました。
今回、御船町からうるうるパックの追加の依頼が入ったため、以下の日時でパック化作業ボランティアを10名程募集いたします。ご確認いただき、ご協力いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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▼うるうるパックとは?
被災者が必要とする生活物資等を企業等から頂き、ボランティアがパック化した上で、被災地の災害ボランティアセンター等を通じて地元の自治会や民生委員らとともに「お見舞い品」として訪問配付する活動です。この取り組みは、単に被災者に物資を提供するということではなく、これまでの被災者支援の経験に基づく本当に必要な物資であるとともに、被災者一人ひとりが抱える暮らしの課題について直接お聞きすることができます。(過去にうるうるパックを配布した被災地:2005年長野水害、2007年新潟県中越沖地震、2011年東日本大震災、2013年伊豆大島、2015年東日本大震災、2016年熊本地震、台風10号水害)
▼パック化・発送作業の詳細
●日時:10月10日(月)・23日(日)10:00~14:00
※簡単ではありますが、飲み物と軽食をご用意いたします。
●場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡大口町秋田三丁目106
※現地のマップURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
●集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
●内容:企業等から頂く生活用品のパック化(御船町など約1000セット)
▼ご協力いただける皆様へ
お手数ですが8日(土)の18時までに、件名を「うるうるパック化作業」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号
・参加できる日にち(10日/23日/両日)
・集合場所(現地/RSY事務所)
をメールにてご連絡ください。
当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
よろしくお願いいたします。

【第5報】台風10号被害に関わるRSYの支援活動について(9月9日)

皆様
RSY事務局です。
台風10号の影響で被災した北海道地方に、事務局次長の松永を派遣し、南富良野町災害ボランティアセンター(VC)を中心に支援活動を続けています。
被災地は、水害発生から1週間が経ち、住民・支援者の疲れもピークに達しており、これから迫る温帯低気圧の影響を心配して、不安感や恐怖心も増幅しています。
それと共に、これまでの被災地同様、床下の消毒や、被災後泥だらけになった家財道具の処分方法などが大きな課題となっています。
また、今回初めての被災ということもあり、丁寧なニーズ調査や、家屋の被害状況に応じて、適切・安全に作業を進められる現場リーダーも不足しています。さらに、住民の遠慮や気兼ねの気持ちも強く、個別訪問でようやく「助けて!」の声を上げてくださるケースも多数あり、ニーズは日に日に増えています。
松永は、南富良野町災害ボランティアセンター(VC)の運営サポートを中心に、可能な限り町中を歩き、被災者の声に耳を傾けながら、現状把握に努めています。また、この先想定される課題について、社協・行政らと情報を共有し、具体的な対応策を検討しています。
毎日150名~200名のボランティアが活動していますが、住民の疲れやニーズ件数・作業量から、ボランティアの数もまだまだ足りません。
以下、松永からの報告です。
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(南富良野町の被害状況)
・ラフティング等の自然体験が町の観光資源。今回の台風10号の被害で河川が損壊し、観光への影響が懸念されている。
・農家の被害も大きく、収穫時期であったじゃがいも、人参等が流されている。本来であれば農機で収穫可能だが、じゃがいも畑に水が流れ込み、畝が変化したため、一つ一つ手作業で収穫している。とうきび(とうもろこし)の収穫を手伝ってほしいとの声も上がっている。
・公営住宅、教職員住宅について、行政による工事が入っている。床板を剥がしているので、泥出しをボランティアでやってほしいと依頼あり。現時点で10戸×10名で100のボランティアが必要。
(生活に関する支援)
・町の医療機関の復旧:概ね9日より再開
・水道料金の免除:床上浸水宅は全額、床下浸水は半額免除。9月分~12月分まで適応できるよう検討中。
・炊き出しは住民向け、ボランティア向け共に毎日のようにボランティアの申し出あり。
(住民の様子)
・洗い物をしていると手が震える、雨が降ると気になって川を見に行く方、子どもたちの赤ちゃん返り等も出てきている@落合地区。
・ここより被害が大きいところを手伝ってくれと遠慮がちな住民が多い。
・災害から一週間経ち、住民もかなり疲弊している。一旦ボランティアは断ったが、「疲れ出てないですか?ボランティアが手伝いますよ」との話に、「自分たちでやれると思ったけど、終わらない。手伝って欲しい」とボランティア依頼が増えている。
・夫が心臓病で、私は腰が悪い。老夫婦では片づけが進まない。ボランティアに助けられている。ご飯はカップラーメンをよく食べている。今日からご飯を炊くんだ。(70代女性)
【山畔の被災状況】
  
【落合地区の被害状況】
  

【第4報】台風10号被害に関わるRSYの支援活動について(9月7日)

皆様
RSY事務局です。
台風10号の影響を受けた北海道地方に、栗田・松永を派遣し、南富良野町災害ボランティアセンター(VC)を中心に支援活動を続けています。栗田は本日まで、松永は今週一杯活動する予定です。以下、報告です。
(被害状況)
※南富良野町役場より情報提供
▼道路
・幾寅東1号線から落合線まで、明日7日(水)午前8時まで通行止め。
▼避難所(6日8時現在)
・避難所幾寅地区8世帯10名。落合地区5世帯13名(内3名が子ども)
・避難指示が出されていた幾寅地区47世帯98名に対して、6日(火)8:30に避難指示が解除
・山畔地区の台風10号被災世帯へ、本日の雨による避難の声かけを行い既に避難完了
▼浸水被害(現在も調査中のため数値は変更される可能性あり)
・落合地区:床下浸水15/床上浸水7/一部損壊4
・幾寅地区:床下浸水54/床上浸水53/一部損壊2
▼その他
・小学校2校、中学校1学校、高校1校、保育所2所も5日より再開。
・町内の診療所について、金山診療所火曜日・土曜日、落合診療所火曜日、金曜日で診療受付。幾寅診療所はボランティア等による泥出し作業を行っており、復旧時期は未定。
(9月6日・南富良野町災害ボランティアセンター活動状況)
・ボランティア活動件数:111名(新規・約80名、継続・約30名)
・ニーズ総数104件(内、53件が完了)
・本日の新規ニーズ数1件
・本日の活動件数27件
VCは、ボランティアの募集範囲を町内から道内に拡大しました。7日は旭川信金や自治労などから、60名のボランティアの申し出があり、企業や各種団体も動き出しています。ただ、ボランティア活動に慣れていない住民もおり、困り事を依頼することに遠慮や気兼ねがあるとの声も聞かれています。
また、釘の踏み抜き事故や、消毒薬の使用方法が分からないなどの訴えもありました。VCではなるべく住民の不安や気苦労を軽減し、安全に復旧作業に当たれるよう、丁寧な情報提供と対応を続けています。
一方で、障害者地域生活支援センターが社協と連携し、受診やお風呂、買い物を希望する被災者のために、移送支援を開始しています。このような生活支援が早い時期から展開されることは、生活再建の歩みを確実に早めていくと感じます。
被災者へのきめ細かい対応を目指し、6日から行政とVCで、毎日情報共有会議を開催することになりました。RSY栗田・松永はも参加し、困難事例への相談、外部支援との繋ぎと調整、VC運営など、関係者が先の見通しを持って支援に当たれるようサポートしています。
【幾寅地区被災状況】
     
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、被災地へのスタッフ派遣や生活支援プログラム実施のために役立てられます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【第3報】台風10号被害に関わるRSYの支援活動について(9月6日)

皆様

RSY事務局です。

RSYは、台風10号の被害を受けた北海道地方への支援を継続中です。
現在、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の先遣隊として、事務局次長・松永を派遣しております。

現地では、特に被害が心配される、南富良野町、帯広市、音更町、芽室町、清水町、新得町、幕別町などを巡回し、道・被災市町村の社会福祉協議会、地元NPO団体らと共に、被害状況や災害ボランティアセンター(VC)立ち上げの必要性、サポート体制作りに向けた意見交換と情報共有を行っています。

また、南富良野町で、災害ボランティアセンターが立ち上げのサポートを続けています。同町は、北海道のほぼ中央に位置。四方が山に囲まれ、東西に貫流する空知川に沿って、北落合、落合、幾寅、東鹿越、金山、下金山の6つの集落が形成されています。町総面積の約9割が森林地帯です。農地や工場にも深刻な被害が出ています。人口2,610人(1,449世帯)。現在、避難所は、幾寅地区、落合地区の2箇所に開設。

※全国社会福祉協議会「平成28年度災害V情報第51号(台風第10号第6報)2016.9.05」より
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「南富良野町災害ボランティアセンター」の活動
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南富良野町社会福祉協議会は、9月1日(木)に、災害ボランティ
アセンターを開設し、昨日9月3日(土)から、南富良野町近隣市町
村在住者を対象に、ボランティアの募集を行っています。

◆南富良野町災害ボランティアセンターFacebook
https://www.facebook.com/nanpuvc/

◆南富良野町
http://ur2.link/yb4j
松永は、現地の状況を見極めつつ、今のところ今週一杯活動する予定です。
以下、報告です。

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週末は、南富良野町へVC立ち上げのサポート等を行いました。毎日200~300名のボランティアが活動しています。ニーズ件数も日を追うごとに増え、100件を超える勢いです。

ニーズの中には、家の片付けや泥だしのほか、泥棒が入った、農地の被害、水害の恐怖から子どもにPTSDの症状が出ている等、様々な訴えが出てきています。

ボランティアの依頼を受けた女性からは、「VCから、ボランティアがいるうちに手伝ってもらった方がいいとアドバイスを受け、畳を上げてもらうと、かなり泥がたまっていた。タンスの裏側には既にカビも生えていた」という声が上がりました。

遠慮や気兼ね、ボランティアに何を頼んでよいか分からない状況もあるようなので、丁寧な声かけが必要だと感じます。一方で、このあたりは昔ながらのコミュニティが機能し、自然の中で生きる力の高い方々の多い地域でもあります。「小橋が崩壊したので、行政の支援が届くまで横断はカヌーや重機で行っている」と、住民が積極的に動き、困難を乗り切ろうとする力強さも見られました。

南富良野町VCは、センター長(地元社協局長)、副センター長(地元ボラ)、地元社協2名、道社協2名、自然学校(地元)NPO2名、地元ボラ(地域おこし協力隊、レンタサイクル・自営業者など)、応援社協3名など、あらゆる地域資源が連携し、協働型のVC運営を目指しています。

これまで、災害の経験やVC立ち上げのノウハウはないものの、日頃から地域を良く知る地元NPOが現場のコーディネートを担っていることもあり、地域性を活かした安心感と温かみのある雰囲気を作り上げています。

今後、支援が長期化すると、関係機関の通常業務の再開や、スタッフの心身の疲れが心配され、町内外の応援が欠かせません。その点は、現在道社協が調整しています。

VCに来るボランティアは、半分以上が旭川ナンバーで、地元が主体的に活動している様子が伺えます。現在の募集範囲は、近隣市町村となっていますが、状況を見ながら、今後道域・全国の募集に切り替える可能性もあります。

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【南富良野町の様子】

  

 

【芽室町の様子】

  

 

【清水町の様子】

  

 

 

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▼街頭募金を行いました
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9月3日に名古屋駅で街頭募金を実施。急な呼びかけでしたが、6名のボランティアの方々のご協力があり、6,929円の募金が集まりました。小学生~高校生の子たちの募金が多く、「頑張ってください」と言いながらお金を入れてくれました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

【報告】街頭募金終了しました

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。

先ほど、街頭募金が終了しました。10~12時の時間にナナちゃん人形前で行い、
6名のボランティアの方々のご協力があり、6,929円の募金が集まりました。

小学~高校生の子たちの募金が多く、「頑張ってください」と言いながらお金を入れてくれていました。ありがとうございました。

 

急な呼びかけにもかかわらず、お忙しい中ご協力いただいたみなさま、私たちの活動に大切なお金をご支援下さった皆さんに心から感謝致します。本当にありがとうございました。次回街頭募金は日時が決まり次第お知らせいたしますので、引き続きご協力をお願いいたします。

【第2報】台風10号被害に関わるRSYの支援活動について(9月2日)

皆様

RSY事務局です。
台風10号の影響で、北海道・岩手県内に大きな被害が出ています。

RSYは、熊本地震の支援で「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」に出向している事務局次長・松永を、31日中にJVOAD先遣隊として北海道・南富良野町に派遣。全国社会福祉協議会、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)らと共に、南富良野町社会福祉協議会ら地元の関係者らと情報共有しています。

また、被災地をまわり、被害状況や住民の生活状況などについてヒアリングを続けていますが、被害の全体像はまだ十分に掴みきれていません。

そんな中、地元社会福祉協議会が「南富良野町災害ボランティアセンター」の設置に向け、ニーズ調査等の準備を始めています。松永は外部支援団体らと共に、関係機関の調整や運営体制づくりをサポートしています。以下、松永からの報告です。
※情報は刻一刻と変化するので、現時点での状況であることをご理解ください。
<南富良野町の被害状況>
・幾寅(いくとら)、落合、山畔(やまくろ)の3ヵ所で被害を確認。役場は被災状況を調査中で、全容把握はもう少し時間がかかる見込み。
・幾寅で大きな被害があり。局地的だが100世帯以上は被災しているのではないか。地区内の公営住宅と合わせると、被災世帯は200戸くらいか。
・山畔地区は孤立しており、現地に行くことができない。普段から自給自足の生活をしており、地域力の高い地区。
・既に家族や親戚で片づけを始めていて、泥だらけの家財搬出を始めている世帯もある。
・ライフラインは通っているが、幾寅地区では節水(30%に)していて自衛隊による水の配給が行われている、他地区では一部断水しているとの情報あり。

   

 

<住民等の声>
・南富良野社協事務所が併設されている「保健福祉センターみなくる」は、避難所となっており、2階に社協職員も入れて130名程度が避難。31日夜中2時頃に近くの河川の堤防決壊、4時頃に水量が多くなったので屋上の避難も考えたが大丈夫だった。

・保健福祉センターに避難していた。1階部分は浸水し、土地が低いので2mくらいは浸水していたと思う。停めていた車が100mくらい流されていた。

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台風10号・北海道の被害概要
※消防庁災害対策本部(第3報)、9月1日(木)14時00分現在

31日朝早く、北海道南富良野町を流れる空知川と、帯広市などを流れる札内川で堤防の一部が決壊し、南富良野町では広い範囲で住宅や避難所などの浸水被害発生。南富良野町、芽室町、新得町、清水町、などで浸水被害を確認。人的被害においては、行方不明1名、軽傷者1名、住家被害多数。道内全体では、避難指示の対象者が1,467名、避難勧告の対象者が2,996名。

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募金活動(名古屋)
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台風10号 被災地支援街頭募金
【日時】
・9月3日(土)10:00~12:00/13:00~15:00

【集合】
10:00~12:00の部:9:15にRSY事務所又は10:00までにナナちゃん人形前
13:00~15:00の部:13:00までにナナちゃん人形前

※午前中は事務所から募金箱等の荷物を運びます。お手伝いいただける方は9:15までにRSY事務所に来ていただけると有り難いです。
※午後は、帰りの荷物運び・募金の集計もお手伝いいただけると有難いです。

【実施場所・その他】
・名駅ナナちゃん人形前
・内容/平成28年台風10号 被災地支援街頭募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)

・ご参加いただける方:下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、なるべく事前にご連絡いただけると幸いです。

①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能時間:
④希望集合場所:RSY事務所 or 現地
⑤参加人数(代表者が申込む場合):

※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。

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募金活動(七ヶ浜)
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きずなハウスでも9月3日(土)~9月30日(金)の期間で募金箱の設置、ボーちゃん焼き募金を始めます。