名古屋ShakeOut訓練2013

みなさま

お世話になります。事務局松永です。

本日、9月11日【水】14:00に巨大地震が発生したと想定してShakeOut訓練が実施されました。

テレビ塔・オアシス21・クリスタル広場では、通りかかった方にも参加を呼びかけShakeOut訓練を行いました。

ShakeOut訓練とは?→コチラ

 

地元アイドル、「OS★U」「BOYS AND MEN」も参加頂きました!

 

 

「駿河湾沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生した」とメールやアナウンスがあり、一斉に「いのちを守る3ステップ・しゃがむ!かくれる!まつ!」を実施。

 

テレビ塔・スカイデッキでShakeOut訓練後、非常階段を下り避難しました。

 

その後、テレビ塔下で中・東消防署の協力のもと、AED講習・初期消火等の訓練も行いました。

 

本日は、事前申し込み4,000名、当日参加(推定)12,000名の参加がありました。

 

~ShakeOut訓練の参加者の声~

「家族2人家の中にいた。隠れる場所に困った。どこも物が飛んできて危ないところばかり。最後に押し入れの中段に逃げ込んだ。もう一度家の中の「逃げ場作り」から見直してみよう。」

 

「店内のお客さんに呼び掛け、机の下に潜ってもらった。本当に地震があった場合、机の上にある熱いコーヒーがこぼれお客さんが火傷するのではないかと心配になった。訓練をやったことで気付くことができた。※喫茶店内で実施」

 

 

【ご案内】9/11・早朝6時~・2013東海豪雨を語り継ぐ集い

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

明日は2000年の東海豪雨から13年です。
先日の名古屋での豪雨で、東海豪雨を思い出された方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
東海豪雨で特に被害の大きかった西区のあし原公園では毎年、早朝に追悼式をおこなっています。
今年も以下のとおり、東海豪雨を語り継ぐ会よりご案内をいただきました。

○2013東海豪雨を語り継ぐ集い○
日時 2013年9月11日AM6:00(早朝)
場所 名古屋市西区あしはら公園(あしはら町330
チラシはこちら
■昨年は、宮城県七ヶ浜町の町花で復興のシンボルとなっている「ハマギク」の苗30株ほどを東海豪雨の復興のシンボルである水仙と一緒に公園に植えさせていただきました。
そのときの様子はこちらのURLよりご覧ください。

宮城県七ヶ浜町報告【第139報】きずな公園のモニュメントが完成しました!

お世話になります。事務局松永です。

 

9月3日、きずな公園のモニュメントが完成しました!

きずな公園オープニングセレモニーの様子は→コチラ

 

8月31日~9月3日の間、七ヶ浜町にてきずな公園のモニュメント作りワークショップを行い、七ヶ浜町民約30名に参加しました!きずな公園等七ヶ浜の応援に、ご協力頂いているブラザー工業株式会社様から有志8名も当日ご参加下さいました!

 

津波で流されたお宅の梁や柱から切り出した家型ブロック(おうち)がきずな公園のモニュメントとなります。このワークショップでは、その家型ブロックの色塗りを行いました!

 

子ども達は、『どんな家にしようかなー。屋根はピンク、窓はハート型にしよっかなー。』と夢中に自分なりの家を作っていました。

仮設住宅にお住まいのお父さんは、海に浮かぶヨットの絵を描き、「こんなに集中したのは、中学校の期末テスト以来だなー」と笑顔で話していました!

子ども達はカラフルに、お父さんはかっこよく、お母さんは繊細な絵がとても印象的でした!

 

ワークショップ後は、モニュメント作成を担当して頂いている名古屋造形大学やさしい美術プロジェクトのスタッフが取り付け作業を行いました。子ども達・住民が着色した家型ブロック「おうち」を土台部にネジ止めし、ニス塗装を行いました。その後、きずな公園の花壇内にモニュメントを設置しました。

9月に入ると雨や曇りが多くなり、着色したペンキやニスが乾かないのではと心配されましたが、予定していた期間内に、無事作業が終了できました。

 

【モニュメント設置経緯】

人々が暮らしてきた町は地震と津波によって打ち砕かれ,無数のがれきと化しました。しかし、そのがれきの一つ一つは人々がここで暮らしてきた 記憶そのものです。津波の後にかろうじて遺ったものに家屋の土台木がありました。濁流に呑まれてもなお大地をつかんで放さなかった土台木。私たちはその力強さに 心打たれ、土台木を仮設住宅の表札や仮設店舗の看板の素材として活用しました。

 
【モニュメントタイトル:おうちのおうち】
住まい=おうちとはそこで過ごした時間や想い出の宿る場所です、
きずな公園には土台木による表札や看板に続く物語が必要だと考えました。人々の暮らしや記憶を大切に携えて未来に語り継いで行く物語です
そこで今回はがれきに埋もれていた柱や梁に着目しました。「おうち」の屋根を支えてきた柱や梁が納まる小さな「おうち」を建てました。モニュメ ント「おうちのおうち」は記憶のすみかを皆の手でつくるプロジェクトです。きずな公園に子どもたちが遊びに来たら,それを見守る大人たちが集 います。そこに浜の風が届きます。「おうちのおうち」は七つの浜が一堂に会すように公園花壇内に7つ配置しました。

協力:名古屋造形大学やさしい美術プロジェクト

 

【参加者募集中】9月11日(水)14:00 名古屋ShakeOut訓練 

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

明日、9月11日(水)14:00に東海・東南海・南海地震を含む南海トラフ巨大地震が発生したと想定して、ShakeOut訓練を行います。同14:30~テレビ塔下にて中・東消防署ご協力のもと防災訓練(応急手当・初期消火・AED取扱い等)を行います。

 
★shakeout訓練とは?→コチラ

 
南海トラフ巨大地震が発生した場合すぐに、しゃがむ!かくれる!まつ!の「いのちを守る3ステップ」の行動が取れるよう、shakeout訓練に参加して、自助力を養い防災意識を高めましょう!

 
★名古屋ShakeOut訓練2013 参加方法(※詳しくは久屋大通発展会HPより)

1.事前お申し込み:以下、ウェブよりお申し込み下さい。
http://hisaya-oodori.jp/bousai/form.html

2.ShakeOut訓練実施
明日、11日(水)14:00に、登録したアドレスに「地震が発生しました」とメールが入ります。各自すぐに「いのちを守る3ステップ」の行動を取る。

3.公式HPの掲示板に感想等を投稿する。(FaceBook、Twitterでも可)

4.防災に役立てる!

 

 

★名古屋ShakeOut訓練2012 参加者の声
職場全体で参加しました。中には、「隠れる」にとわられて、「机の下に入れない・・・」と諦めてしまう人もいました。それは「机の下には潜れないこともある」とう気づきに繋がったようです。その他、自分の周囲にある「倒れてきそうなもの」「崩れてきそうなもの」に気付いた人も多く手軽に参加できるとてもよい訓練だと感じました。

 

ちなみに・・・8月8日、緊急地震速報【久屋大通り付近震度5強】が鳴りました。結果的には、誤報でしたが、あなたは自分の身を守る行動が取れましたか?RSYでアンケートを行った結果、「なにもしていない」と回答する人が多いことにびっくりしました。

★【アンケート】8月8日緊急地震速報、あなたはどう動いた?
まだまだ、回答募集中!→コチラ

【9/12ボランティア募集】物資の搬入作業にご協力ください

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
東海建設倉庫での物資搬入作業ボランティアの募集です。
このたび日本NPOセンター様を通じ、花王株式会社様より防塵マスクをご寄贈いただくこととなりました
また、名古屋市での大雨被害に際し搬出した資器材の整理も以下の通り行います。
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●日時:2013年9月12日(木)9:00~
●場所:東海建設株式会社倉庫(名古屋市港区新船町1-1)
●集合:9:00に現地集合
●内容:マスクの搬入、資器材の搬入
●ご協力いただける皆様へ
お手数ですが9月11日(水)までに、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号  をご連絡ください。
※怪我などに備え長袖・長ズボン着用にご協力ください。
※各自で飲み物を用意するなど、体調管理を心がけてください。
※マスク到着が9:00~12:00の間のため、待機時間があるかもしれませんがご理解ください。
●当日連絡先:090-7614-5516(担当:RSY高木)
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以上です。
ご協力をお願いいたします。
★ 全国各地で水害が相次いでいます。ボランティア活動支援金にご協力ください!
★ 月1000円からの被災地支援「マンスリーサポーター」の募集を開始しました!

9月4日の水害対応について【第4報】

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
9月4日に名古屋市で発生した水害被害に対し、なごや災害ボランティア連絡会がニーズ把握・対応に務めています。

名古屋市社会福祉協議会に連絡窓口を設置。連絡会加盟団体へ有志を募り、1日10名~15名体制で活動を展開。昨日は、行政が把握していた被害エリアを中心に、周辺地域への個別訪問と、2000年東海豪雨水害や2008年8月末豪雨水害などで被害のあった地域周辺の状況確認を行いました。

ニーズ把握は、名古屋市社会福祉協議会より、各地区の区政協力委員長や民生委員らを通じて情報提供を求める他、9月4日中日新聞朝刊にて、ボランティア相談窓口開設のお知らせを掲載するなど、複数の方法で対応しています。

とにかく「どこに助けを求めたらよいのかわからなかった」「助けて欲しくても自分から言えなかった」「町内会に加盟しておらず、地域と繋がっていなかったので取りこぼされていた」という方々のいないよう、最善を尽くすことを合言葉に知恵を持ち寄り、活動に望んでいます。

以下、ボランティアが現場から見てきた住民の方々の様子を報告します。

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【9月7日活動報告】
・活動時間:9:00~17:00
・集合場所:名古屋市社会福祉協議会

・活動内容:特に被害が集中しており、被害の詳細がつかめていない名古屋市西区、中村区のニーズ調査と対応

・活動人数:のべ18名
・活動件数:1件
・新規ニーズ2件

〇西区の様子(報告者:RSY松永)
本日30件のお宅を訪問。そもそも西区は「雨が多いと冠水や浸水被害はしょっちゅうある」と住民が言うように平時以上の雨が降るだけで冠水や浸水被害で出てしまう地域で、被害が出ると考えられる場所は浸水危険箇所として西区避難所マッに掲載されています。

今回浸水被害のあった場所は、その浸水危険箇所付近での被害がほとんどでした。浸水被害が多くあることは住民周知のため、新しいお宅は道路から2、3段高く玄関を作り床を高く上げる等の工夫をしていましたが、玄関の低いお宅は道路から流れこんだ雨水で浸水したようです。
本日は、30件程訪問しましたが、2件新規ニーズが挙がりました。1件は、高齢女性独居のお宅で床上浸水被害。発災後、雨水を取る為家の中の至るところに新聞紙を敷いたようです。訪問時、防犯のため窓も締め切り、濡れた新聞紙や家具等そのまま放置してある状態で、家の中でかなりの湿気を感じました。「濡れた物を置いておくとカビ等が発生して衛生的に悪い。お一人で掃除するのも大変だと思うので、ボランティアがお手伝いしますよ」と話すと、「ボランティアが来てくれると助かる」と言って下さいました。
8日は、新規2件の活動(家具等の運び出しや清掃作業等)とニーズ調査を引続き行う予定です。〇中村区の様子(報告者:RSY浦野) 

本日7件のお宅を訪問。事前に把握されていた床上浸水対象地域を中心に、市社協・名古屋なかむら災害ボランティアネットワーク会員らと巡回。浸水箇所は一つのエリアに集中していることはなく、1エリアに1~2件と細かく点在しているのが特徴的で、周辺住民からの口コミ情報を頼りにしつつ、ニーズのありそうなお宅を探すという方法をとった。
(70代・女性・床下浸水)
「夫と二人暮らし。夫は人口透析を受けており虚弱。二人とも要介護2。大雨の時には、車いすで避難所まで移動しようとするも、あっという間に道路が冠水しタイミングを逸した。水没した中を家の横の道を車が通る度に波が上がり、壁にぶつかり、自分たちも波をかぶってびちょびちょになった。過去2回の水害でも被害を受けていたため、前の家の方へ普段から『何かあったら避難させて』と申し合わせており、この日もしばらくお世話になったので助かった。床上浸水は免れたが、漂流物が流れてきたりと掃除が大変。また、古い家で雨漏りもあり、激しい雨で受け皿にしていた衣装ケース一杯に雨がたまり、10回ほど水を捨てた。もともと足が悪いが、疲れて痛みが出てきたので手伝って欲しい。部屋も濡れているが、今は夫が体調不良で病院に連れて行かなくてはならず、後回しになっている。部屋の方はもう腐ってもそのままでいい。」
⇒すぐにできる周辺清掃は即時対応し、市社協より担当ケアマネ等に情報提供の上、時期を見てボランティアが入るなどの対応に繋げて頂くよう要請。
(50代・女性・床上浸水)
「東海豪雨の時にも床上浸水を受けた。その際フローリングにしたので畳出しの作業はない。(しかし家の中には細々とした家財道具が散乱。片づけに時間がかかると思われる)床下をはがして乾かさなくてはならないのも分かっているが、お金もかかるので今回はこのままにせざるを得ない。せっかく来てもらって申し訳ないが、自分にしか分からないものが多いので、それをまず片づけてからでないとお願いしようにもできない。だからとりあえずぼちぼちやっていく。でも、仕事も持っているし、疲れてしまうと家のことができなくなるのも心配。」
⇒個々に作業のペースがあるため尊重しつつも、床下の処理をしないことでその後に起こる様々な不具合は予想される。(悪臭・湿気の堆積・カビ・床板の変形など)日を置いて再訪問するなど継続的な訪問を重ねつつ、介入のタイミングを待つことで対応。
(70代・男性・床下浸水)
「床下に大量の水が入り、部屋のフローリングの隙間から水が噴出してきた。カーペットは全て濡れ、布団や衣類もダメになった。今はカーペットをはがしてブルーシートを敷いて生活している。大家に修理を依頼しているが、時期の目途が立っておらず、どれだけの補償をしてくれるかもはっきりしない。今修理してもらわないと、次の雨でも絶対同じことが起こる。弁護士を通じて相談している」
(60代・女性・床下浸水)
「ここは水害常習地域だからね。もう3回目ともなると慣れたものよ。火事場の馬鹿力って言うけど、水が上がってきそうになった時、大事なものを2階に運ぼうっていうんで、一人で畳やソファーを上げたの。今度はそれを下すのが大変よ。お父さんを二人で下したけど疲れちゃって。私んとこはもう大丈夫だから、近所の〇〇さんのとこいってあげて」
住民の方々の話をきくと、雨の降りはじめから冠水までの速さ、内水氾濫による被害の特徴がよくつかめます。また、この地域は昔ながらの古い木造家屋も多く、集中豪雨の際は浸水だけではなく、雨漏りによる被害も複数出ていることが分かりました。このような状況は現場を丁寧に回り、住民の方々との対話の中でしか見えてきません。行政や地域だけでは対応しきれない個別のペースや事情も多くあるため、ボランティアの存在の大きさを改めて感じます。
【今後の対応について】
・9月8日(日)までは、なごや災害ボランティア連絡会加盟団内有志で対応。
・9月9日(月)以降も引き続き、名古屋市社会福祉協議会内に連絡窓口を設置し、各区・社協・ボランティアとの連携しつつニーズ対応に当たります。
(連絡先)
名古屋市社会福祉協議会ボランティアセンター
電話:052-911-3180
設置時間:午前9時~午後5時

 

9月4日の水害対応について【第3報】

皆さま

 

お世話になっております。事務局松永です。

昨日ボランティア募集をかけた名古屋市中区のお宅の活動報告です。

 

9月6日(金)17名のボランティアで被害のあった名古屋市中区のお宅の排水作業や洗浄、水に浸かった家具等の運び出しを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

9月4日の豪雨で、溢れた川水が家の地下一階の窓から流れこみ、膝下まで浸水しました。発災時、90歳を越えるおばあちゃんがお宅にいたそうですが、娘さんが背負って救出したそうです。

 

現場入りした際、家の中にはまだ川水が溜まっていて、娘さんは「1人でやっていたんだけどね、全然片付かなくて。」とかなり疲れた様子でした。

 

まずは溜まっていた川水を排水し、床下にも水や泥が溜まっていたため、畳を上げ床を剥がし泥だしを行いました。部屋には、川水のためかドブ臭い匂いが充満していました。床がコンクリートだったため、流水で洗浄することで、悪臭も和らぎました。

現場入りした際には、今日中のニーズ完了は難しいのではと思っていましたが、ボランティア17名の頑張りで排水後に流水で洗浄まで行うことができ、本日中にニーズが完了しました。娘さんは「こんなに綺麗になると思っていなかった」と嬉しそうに話していました。

 

現在、名古屋市社協へその他のニーズは挙がっていないようですが、ニーズが挙がった場合にすぐ動けるよう、明日は市社協で待機する予定です。

 

中日新聞の朝刊でも紹介がありましたが、本日6日(金)~8日(日)まで、名古屋市社協でニーズ受付窓口を設置しています。
※こちらの対応については、なごや防災ボラネットの有志で行っています。

また、現場でのボランティア活動について、今回の対応は、なごや災害ボランティア連絡会加盟団体内でボランティアを募っております。

★詳しくは以下の名古屋市社会福祉協議会のHPにてご確認ください。
http://www.nagoya-shakyo.jp/news.php#info_cmspj_news_213

9月4日の水害対応について【第2報】

皆様

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

昨日ボランティア募集をかけた中区のお宅での作業は、13名が集まって順調に進んでいます。本日中の作業終了は難しそうですが、週末にかけて継続していきます。RSYスタッフ、インターンも活動に参加しています。

昨日の午後に行われたお宅訪問では、特定の地域に被害が集中しているわけではないことがわかりました。
被災地域は広範囲に点在していて、主に低い土地にあるお宅があちこちで被災している状況でした。
2008年の8月末豪雨で被災したお宅が今回も被災していたり、一方で、前回の教訓から早めに畳をあげたため、畳が無事だったお宅等もありました。

このような結果を受けて、夜に行われた名古屋災害ボランティア連絡会で決定したことは以下の通りです。

1.災害ボラセンは市・各区ともに設置しない
2.本日の中日新聞・朝刊にてニーズ受付の情報提供を行う(市民版・16面に掲載)
3.2の受け皿としての活動メンバーを市社協に集め、対応する

中日新聞の朝刊でも紹介がありましたが、本日6日(金)~8日(日)まで、名古屋市社協でニーズ受付窓口を設置しています。
※こちらの対応については、なごや防災ボラネットの有志で行っています。

また、現場でのボランティア活動について、今回の対応は、なごや災害ボランティア連絡会加盟団体内でボランティアを募っております。

★詳しくは以下の名古屋市社会福祉協議会のHPにてご確認ください。
http://www.nagoya-shakyo.jp/news.php#info_cmspj_news_213

本日の活動報告は、また追って致します。

9月4日の水害対応について【第1報】

皆様

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
昨日の東海地域での豪雨により、名古屋市内でも被害がでております。
皆さまの近隣でも被害等ございませんでしょうか。

昨日夕方は、RSY事務所近くの交差点も冠水しており、都市型災害の特徴として内水氾濫があちこちで起こっていました。一気に水があがり、その後水が引くと、どこで被害があったのか一見わからない状態になります。

9/5 2:20の名古屋市の情報によると、名古屋市内46ヶ所で床上浸水が確認されています。
道路冠水は確認できただけで142箇所になります。

RSYでは、本日9時より名古屋市役所にて行われた市・社協・災害ボランティアでの打ち合わせに代表理事・栗田含むスタッフ3名が参加しました。

名古屋市から入ってきた情報により、床上床下浸水が5軒以上あった学区に午後から災害ボランティア、区社協職員と共に市・市社協・RSYがお宅訪問して状況確認を行っていくことが決まりました。(千種・中・中村・中川・北区)

都市部では、町内会とのつながりのない方などの被災状況がわからないため、実際につかめている数字以上に被害がでている可能性があります。
これは、2008年の8月末豪雨でも同様のことがあり、ボランティアが地域を順番にまわった際に、実は床上浸水をしていたというお宅が次々でてきました。
都市部の平常時からのご近所付き合いの課題が、災害時にあきらかになりました。
今回もこういったことが予想されるため、早めにローラー作戦を行います。

また、今年は水害が相次ぎ、静岡県西伊豆、山口県萩市・山口市阿東町、そして島根県江津市・浜田市に名古屋からボランティア活動資器材を派遣しました。
今回は名古屋でも資器材の必要性がでているため、名東倉庫、東海建設㈱に置かせていただいているボランティア活動資器材の数量や内容の確認を始め、明日からの活動の準備を始めました。

明日からの活動については、本日午後からのお宅訪問の結果を受け、名古屋市の災害ボランティア連絡会が今晩開催されるため、そこで最終的な方針を決定します。

ボランティアの呼びかけ等が必要となる場合はRSYのMLやブログでも発信していきますので、皆さま引き続き情報をご覧いただきますようお願いします。

【報告】8/30~9/1 みちのくフェスティバルに出店しました!

皆さま

お世話になります。RSY事務局の加藤です。
8/30~9/1までの3日間、栄の矢場公園で行われた「みちのくフェスティバル」に出店しました!

このイベントは、みちのく屋さん(店長の若林さんは東北人です)の呼びかけから始まりました。
東日本大震災から2年以上が経ち、メディアで取り上げられることも少なくなりました。私たちの住む愛知県でも、人々の意識が薄れてきたような気がします。
愛知県内で支援を続けている他の団体と協力して、RSYも今回初めての屋台に挑戦!
東北のこと、美味しい物、少しでも多くの人に知ってもらう機会になればという想いで参加しました。

RSYは「宮城県七ヶ浜町の仮設住宅のお母さんから届きました」という看板のテントで、イカ焼きと、キュウリの漬物とお土産用に七ヶ浜特産の海苔を販売しました。

イカは仮設店舗の魚屋さん・佐藤鮮魚店さんで塩釜産、八戸産を仕入れていただき、味付けしたものを名古屋へクール便で届けていただきました。
キュウリは石巻産、利府産のものを七ヶ浜町内で仕入れて、仮設住宅にお住いのお母さん6名に集まっていただき、東北ではよく食べられるという「からし漬け」とさっぱりしていて美味しい「浅漬け」を漬けてもらって、こちらもクール便で送ってもらいました。

蒸し暑~い中、初日は雨がパラパラ…お客さんも少なくて、先行き不安な気持ちになりましたが、土日は途中雨がパラついたりしたものの、なんとか天気がもちました。たくさんのお客さんに来ていただき、仕入れたイカ、キュウリの漬物はすべて完売しました!!!

3日間の売り上げは、265,150円でした!

お客さんの中には、東北出身という方もいて、キュウリのからし漬けを食べると「懐かしい味がする…」とおっしゃる方がいました。名古屋の方も、「お酒に良く合うね~」と言って食べていました。

また、キュウリの袋に貼ったシールに、漬けてくださった方の名前を載せたので、シールを大事にとっておかれるという方がいました。

他にも、県外避難で愛知に来られている方は、「七ヶ浜の海苔って美味しいのよね」と言って、海苔を買ってくださいました。

イカは「なかなかこんな肉厚なイカはないよね!」と言って多くの方が美味しそうに食べられていました。

また、今回のRSYの看板はインターンに来ている学生さんが手書きでステキな絵を描いてくれました。「仮設のお母さんから届きました」というところで目をとめていただいた方がたくさんいらっしゃった印象です。なかなか直接つながるきっかけがないという人も多いので、今回愛知の人たちにお届けできたことで、少し距離を近く感じていただけたのではないかと思います。

   

普段、震災のことを考えることが少ない人にも美味しい物を味わいに来てほしいというのが開催趣旨のひとつだったと思いますが、RSYのボランティアバスで七ヶ浜に行った方で会場に来たくださった方や、ボランティアさんのつながりで来てくださった方など、これまでにつながっていた人も沢山足を運んでくれていました。

3日間で参加したボランティアさんは28名!初めて活動に参加してくださった方から七ヶ浜行き・常連ボランティアさんまで、年齢も職業も経験も色々な方が来てくださいました。
最終日は「絶対売り切ろう!」と積極的に声掛けしたり、売り方に工夫をしたりして、終了30分前くらいに完売しました。

また今後もこのような機会があればぜひ盛り上げていきたいと思います。

ご協力いただいた皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました!

※RSYは昨日までの出店でしたが、みちのくフェスティバル自体は9/4(水)まで開催されています。まだ行かれていないという方はぜひ一度味わいに行ってきてくださいね!
本イベントでは、お支払いただいた代金の一部が東北への寄付となります。