RSY令和6年能登半島地震への対応(第18報)

お世話になります。RSY事務局です。

昨日、宮崎県を中心に最大震度震度6弱の地震が発生しました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。現在RSYも宮崎方面でつながりのある団体・個人の方々への情報収集を行っております。

また、現在も「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発令中で、地元の皆さんはもとより、能登半島地震で被災された方々も、大きな揺れや津波から逃げる映像を見て、フラッシュバックや動揺に見舞われている方々もいるかも知れません。

今、課題となっている災害関連死の原因の中には、「津波警報で必死に逃げて、もともと悪かった心臓に負担がかかった」という犠牲者もおられます。しょっちゅう余震が続いた頃は、悲鳴ではなくため息のような「もういい加減にして」という想いを吐き出した方もいました。ニュース映像を見る度に、このような「あの時」のことが思い出されることになります。

私たちが活動を継続する穴水町でも、6月からオープンした地域の交流拠点、みんなの居場所・ボラまち亭を中心に、穴水町社協が運営する「ささえあいセンター穴水」の生活相談支援さんらと連携しながら、心配な方々への個別訪問やお声がけを強化し、不安軽減と共に備えへの声かけをしていきたいと思います。

今回は、RSY穴水スタッフ・看護師(ボラまち亭の店長的存在)の西井のレポートをお届けします。

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「ボラまち亭」のある場所は、今は由比ヶ丘団地(仮設住宅)となっている穴水陸上競技場の管理棟の中。昔懐かしい駄菓子を買える「駄菓子屋」、支援物資を無料配布する「おすそわけコーナー」、イベントやクールシェアスポットとして活用している「交流スペース」があり、たくさんの方に活用していただいています。

ボラまち亭のオープンから2か月が経ちました。多い日には1日に100人ほどがお越しくださいます。7月中旬からはボラまち亭の営業日以外の日にもクールシェアスポットとしての開放を始めました。気温と湿度が高く熱中症警戒アラートが出される日もしばしば。
散歩をしている方などにお声がけをして、涼んでいただいています。涼みに来てくださる方も増えてきており、夏休みに遠方から来たお孫さんを連れて来てくださった方からは「暑いし、遊ぶ場所がないから、ありがたいわ。」と言っていただきました。

最近ボラまち亭を運営していて嬉しかったことがありました。

娘さんから電話がかかってきた女性の方「今?今ね、ボラまち亭にいるよ。」
ボラまち亭の周知に頭を悩ませていた私にとっては、ボラまち亭を居場所として下さる方がいることを知れてとても嬉しい瞬間でした。

困ったことを相談しに来てくださるだけでなく、ちょっと寄ってみた、顔を見に来たと言って高齢者の方がお越しになる事もあります。暑い中ですが少し外を歩く、そんな習慣の一部にボラまち亭がなっていくことで、運動のきっかけになったら嬉しいものです。
そういえば、最近顔を見ないな、大丈夫かなという気づきのきっかけにもなっています。

被災者の声/主にボラまち亭来訪者ヒアリングより
〇70代女性
先々が決まらないから不安である。もう少し時間をかけてゆっくり考えることにした。心配事はたくさんあるけれど、空を見上げて明日に向かう。

〇60代女性
毎週末にボランティアさんがおいでるという安心感や人が集う喜ばしさを日々感じています。ありがとうございます。

〇70代女性
いつもありがとうございます。感謝感謝。いつになったら家に戻れるのか、不安です。

〇80代女性
今後のことに不安を感じていますが、周囲の方とのコミュニケーションも取れる様になり前向きに考えられる様になった。

———————————-  昨日の地震後の声

〇70代女性
あの震災以来眠りが浅い。昨日の地震の報道も不安にはなるけど気にしてばかりでも仕方がないと思って。午前3時頃穴水でも1回余震があってびくっとしちゃった。(仮設団地)

〇70代女性
私は元旦の地震以来、震度1の地震でも分かるぐらい敏感になってる。昨日の宮崎の地震もテレビでみていて怖いから、いつどうなってもよいようにボラまち亭で頂いた水やアルファ化米を袋に詰めて準備はしてた。車のキーと携帯を枕元も準備して。明け方の地震で目がさめて、持ち出し袋を傍において、外に出ようかどうか迷ったけど10分ぐらいじっとしてたら落ち着いた。大丈夫そうだったのでまた横になった。(在宅避難者)

〇80代女性
ここは周りに沢山の人が近くにいるから、何かあったら声をかけたり、かけられたりし合えるのでその分安心。(仮設団地)

〇50代男性
宮崎に、元旦の地震でお見舞金や物心を送って下さった知り合いがいるのでとても心配だった。不安になりすぎてもいけないと思い、あまりテレビを見ないようにしていたがその方とまだ連絡が取れていないので母親がとても心配している。(仮設団地)

スタッフも心配していましたが、本日も沢山の皆さんにご利用いただいています。お知り合いやスタッフらと昨日の地震の話をする方もいましたが、日常の井戸端会議に花を咲かせている方もいて、基本的にいつもと変わらぬ風景で少しホッとしました。

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★空席あります!RSYボランティアカー運行情報
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8月最新ボランティアカー運行情報はこちら
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当座 0126026
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※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【募集9月分】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

レスキューストックヤード事務局です。
能登半島地震発災から、半年以上経ちましたが
いまだ不自由な生活が続く在宅避難の方や、
仮設住宅での生活環境に
戸惑いや困りごとを感じている方は、多くいらっしゃいます。
加えて、残暑での体調不安もあります。
は夏休みということもあり、学生さんの参加も多くなっていますが、
の落ち込みを懸念しています。
一人でも多くの方の参加をお待ちしています。
 
以下の日程です。
曜日が祝日であっても、木曜~日曜の3泊4日で変更はありません
※ハイエースの運転が可能な方、特に募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

こちらが登録フォームです

活動場所:ボラまち亭・RSY事務所(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟)を起点として、他の場所にも出向きます。
 
活動内容:仮設住宅への入居時支援、交流会実施、ボラまち亭来訪者対応
足湯&サロンの実施、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)   
 
宿泊場所:ボラまち亭(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟
※シャワーが使えないなど、一部宿泊にご不便をおかけしています間は、無料です。解消したあかつきには、水道光熱費として500円/泊を申し受けます。

日程:

60陣:2024年95日(木)~98日(日)
61陣:2024年912日(木)~915日(日)
62陣:2024年919日(木)~922日(日)
63陣:2024年926日(木)~929日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)

※この活動は、日本財団からの助成のご協力を頂いています。

RSY令和6年能登半島地震への対応(第17報)

みなさま

RSY穴水事務局です。1月1日能登半島地震からもうすぐ7か月が経ちます。RSYは1月3日から石川県穴水町に拠点を置き、現在も支援活動を継続しています。

穴水町では2月29日から応急仮設住宅への入居が始まり、最終的には20か所・532戸の仮設住宅の建設が予定されていましたが、最初の入居から約6カ月後の8月3日に、ようやく最後の鍵渡しが完了します。

応急仮設住宅の入居にあたり、今回特徴的だったのは、従来仮設住宅の入居対象外となっていた「準半壊」の方でも、応急修理制度を利用することを前提に、修繕完了までの間一時入居が認められるという点です。石川県の弾力性のある対応で穴水町でも該当するケースが複数ありました。

当初は修繕しながら生活を継続できると見込んでいた方々も、工事の遅れや余震、雨等で徐々に家の損傷が広がったり、井戸や宅内配管の業者が見つからずトイレや入浴、調理等において深刻な生活課題が改善しないという状況が散見されました。結果心身の健康に不調が生じ、ようやく申請を検討するというケースも少なくありません。

6月2日、RSY新拠点「ボラまち亭」(穴水陸上競技場管理棟内)がオープンして以来、仮設住宅・在宅問わず、毎回70名~100名の方が利用されていますが、これらの相談もその際に寄せられたものでした。

そこで、仮設住宅を管轄する町地域整備課に確認したところ、「現在は仮設も町営住宅も空室がないため、要望があっても断わらざるを得ない」との回答があり、公的支援による住まいの確保は打つ手がない状況であることが分かりました。

これら深刻な個別ケースについては、穴水町(住民福祉課、子育て健康課、復興復旧支援室)、穴水町社協(災害ボランティアセンター、ささえあいセンター穴水)、穴水総合病院リハビリテーション部、RSYらで構成される「災害ケース検討会議」で随時共有・検討がされています。また、共に穴水町で活動し、技術系支援の窓口となっているADRA Japanなどとも情報交換しながら、外部の専門業者の招致や自宅の簡易修繕などの協力を頂いています。

制度適用のための一律な線引きが、もともとの生活困窮世帯や、状況の理解や判断が難しい、または介護等の支援が必要となる福祉ニーズの高い世帯の生活環境の悪化に拍車をかけているようにも見えます。地域資源が乏しい中、多くの課題はすぐに解決できないものばかりで、関係者も日々頭を悩ませながらこれらの問題と対峙しています。家屋被害と一人ひとりが抱える生活課題(お金や健康など)、この2つを判断基準にした支援制度の見直しが急務の課題であると感じています。

(被災者の声/主にボラまち亭来訪者ヒアリングより)
・60代・男性
罹災証明書の被災区分は「準半壊」。納得いかなかったので再申請したが判定は変わらなかった。水は井戸から引いているが、地中の土管が複数個所でズレているのか、泥が混じった水しか出ないので、洗濯や入浴、調理全てに困っている。水は公共の給水場まで取りにいき、洗濯は避難所の洗濯機を借り、食事はボラまち亭からもらったレトルトや総菜で済ませている。屋根を業者に修繕してもらったが、応急修理制度のことを知らず申請前に支払いをしてしまい、適用外となってしまった。震災後から動きどおしで疲労が蓄積し、あんな家の環境では身体も心も休まらない。

・60代・男性
震災前に妻が脳梗塞で倒れその後認知症に。ギリギリまで避難所にいたが、閉所されることになり、準半壊で仮設住宅にも入れないため被災した自宅に戻るしかない。簡易水道だが破損し水が出ない。支払える修繕費もない。公共の水道場まで取りにいき何とか対処しているがその生活ももう限界。
・40代・男性
母親と二人暮らし。自分も母も持病がある。築約40年の家だったが全壊判定を受けた。この事実を受け入れられず、修繕すれば何とか住めるのではないかと思い、DIYでトイレなども直したが、日を追うごとに家が傾き、雨漏りもひどくなり、きたない水が2階から染み出るようになってきた。それを見て「もう本当にだめなんだ・・・」と現実が目の前に迫ってきた。ずっと割り切れない気持ちをひきずっていたが、区切りをつけてようやく最近仮設への引っ越しを決意。先日入居したところ。8月に解体を決めたが、気力がなくなってとにかく何をしても疲れるようになった。もう動く力が残っていない。でも今日話を聞いてもらえてよかった。ここに来れば受け止めてくれる人たちがいるということが分かっただけで安心だ。

★ボラまち亭・スタッフのご紹介

ボラまち亭では、地元採用者も含め、現在8人のスタッフが働いています。改めてご紹介致しますので、来訪された際はお気軽にお声がけ下さいね!

ボラまち亭は、孤立・孤独を防ぎ、一人ひとりに向き合いながら、被災者のペースでそれぞれの豊かな暮らしを取り戻して頂くための『みんなの居場所』づくりを目指して運営しています。

 

・全体統括
栗田暢之(RSY代表理事)

・現地責任者
浦野愛(RSY常務理事)

・専従スタッフ
稲垣早律、長田富美子、西井春華(看護師)

・棚取り付けプロジェクトリーダー
中村豊(左から2番目)

・ボラまち亭アルバイト
白藤真紀子(由比ヶ丘団地住民)
仕幸諒俊(穴水高校3年生)
牛上綾那(穴水高校3年生)
※高校生は学校の規定で夏休みの間のみ雇用

★8月もRSYボランティアカーを運行します!詳細・申し込みはコチラまで!

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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

 

7月25日からの大雨へのRSYの対応について

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
7月25日からの大雨により、秋田・山形で大きな被害が発生しています。
被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
RSYは、常務理事・浦野の親類や友人が山形県酒田市方面にいる関係で、情報
収集にあたり、下記の状況が明らかになっています。
〇酒田市本楯(浦野親戚の話より)
激しい雨が続いたものの周辺地域は浸水、ライフラインの停止等の被害なし。
スーパー等も通常営業している。日向(にっこう)川が波乱し、車で5分程度
離れている旧八幡地区では被害が出ている模様。
〇酒田市旧八幡地区、遊佐町方面
・旧八幡地区(浦野友人の知り合いの話より)
土砂崩れにより、平屋建ての実家が屋根まで土砂で埋まった。今日ようやく自
衛隊が歩いて入った模様。家族の安否は確認できたものの通信網が不通とな
りその後連絡が取れない。せめて自宅から仏様だけでも取り出したい。
・遊佐町(浦野友人の話より)
自宅の被害を免れたものの、数百メートル先の地域では床上浸水等多数発生。
災害ボランティアセンターも開設された模様。
——————————————-
RSYは現地の状況に合わせて、震災がつなぐ全国ネットワーク発行の「水害に
あったときに」等の発送、災害ボランティアセンター活動資器材の搬送、災害
ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)によるお見舞い品「うるう
るパック」の発送等の後方支援を想定し、迅速に対応できるよう体制を整えて
います。
被災地域にお住まいの方、また、お知り合い等おられる方は、下記、震つなサ
イトに掲載されている情報ツールをご紹介・ご活用下さい。
各地の災害ボランティアセンター開設状況は、下記の全国社会福祉協議会のサ
イトをご覧下さい。
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【募集8月分】現地活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

レスキューストックヤード事務局です。

能登半島地震発災から、半年が経ちましたが
いまだ不自由な生活が続く在宅避難の方がおられますし、
仮設住宅への移転も、新しい生活環境に
戸惑いや不安をもつ方は、多くいらっしゃいます。
加えて、暑い季節の体調不安もあります。
一人でも多くのボランティアご参加をお待ちしています。
 
8月も以下の日程で、ボランティアを募集します。
8月13日~15日は、穴水ボラセンはお盆休みですが、
8月15日(木)からの便も、運行します。
いずれも、土日を含む3泊4日の日程です。
※ハイエースの運転が可能な方、特に募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

こちらが登録フォームです

活動場所:ボラまち亭・RSY事務所(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟)を起点として、他の場所にも出向きます
 
活動内容:仮設住宅への入居時支援、交流会実施、ボラまち亭来訪者対応
足湯&サロンの実施、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)   
 
宿泊場所:ボラまち亭(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟
※シャワーが使えないなど、一部宿泊にご不便をおかけしています間は、無料です。解消したあかつきには、水道光熱費として500円/泊を申し受けます。

日程:

55陣:2024年8月1日(木)~4日(日)
56陣:2024年8月8日(木)~11日(日)
57陣:2024年8月15日(木)~18日(日) 定員締め切りました
58陣:2024年8月22日(木)~25日(日)
59陣:2024年8月29日(木)~9月1日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)
【留意点】:
・健康に不安のある方は、ご遠慮ください。

・寝袋等を持参してください。(電気有、水道有)
・昼夜の寒暖差は名古屋より大きいです。長靴があると便利です。 
・飲料水は、現地調達できます。持ち物には不要です。
・食事は、現地のコンビニやスーパーでの購入が基本となります。
・補食や嗜好品等は各自で持参願います。

 

7月分はこちらのフォームから!まだまだ募集中!!

【告知】R6能登半島地震関連番組の紹介

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
名古屋テレビの夕方の報道番組「ドデスカプラス」の中で、RSYの活動や被災
された方々の生活の様子が紹介されます。東海地方在住の皆様はぜひご覧下さ
い。
放映日1
・日時:7月1日(月)番組前半15:40〜16:45
・テーマ:災害支援に参加した自治体職員への取材、仮設住宅への支援様
子を伝える。(RSY事務局長・浜田・穴水町現地スタッフ・西井への取材)
放映日2
・7月3日(水)番組後半18:15~
・テーマ:震災半年における在宅避難者を含めた住まいの様子や、被災さ
れた方の生の声から現状を伝える。RSY新拠点「ボラまち亭」の取り組み
を紹介。

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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
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【募集】7/12セミナー「災害時の支援に今求められること ~愛知版・災害ケースマネジメントの手引きを活かすために」

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

7月12日(金)、愛知県社会福祉会館(東区)にて「災害時の支援に今求められること ~愛知版・災害ケースマネジメントの手引きを活かすために 」を開催します。

東日本大震災や能登半島地震における被災者・広域避難者支援を実践している支援関係者の方々と意見交換をしながら、一人ひとりに寄り添った支援の在り方について考えます。被災者・避難者支援に関わる方や、関心のある方、どなたも大歓迎です。ぜひご参加ください!
※パネリストとしてご登壇いただく橋本みすず氏(穴水町社協)および浦野(RSY常務理事)は、能登半島地震で被災した穴水町の現地よりオンライン参加し、現場のリアルをお伝えします。

==========
災害時の支援に今求められること
~愛知版・災害ケースマネジメントの手引きを活かすために
==========

◆日時:2024年7月12日(金)13:30~16:30

◆会場:愛知県社会福祉会館 3階 多目的会議室
お申込み多数により、会場を第2研修室(5階)から多目的会議室(3階)に変更しました。
※住所:名古屋市東区白壁一丁目50番地
※アクセス:地下鉄名城線「名古屋城」2番出口から東へ徒歩約10分/名鉄瀬戸線「東大手」から東へ徒歩約6分

◆参加費:無料

◆内容:
(1)基調講演
「災害ケースマネジメント(愛知版)」の意義
・青田良介氏(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授)

(2)パネルディスカッション
「現場からの検証:東日本大震災・能登半島地震の支援から」
〇コーディネーター
・栗田暢之(RSY代表理事/愛知県被災者支援センター長)
〇パネリスト
・岡田晴道氏(愛知県防災安全局 防災部長)
・津久井進氏(弁護士)
・所澤新一郎氏(共同通信編集局気象災害取材チーム長)
・橋本みすず氏(穴水町社会福祉協議会)
・浦野愛(RSY常務理事)

(3)災害支援に「災害ケースマネジメント(愛知版)」をどう活かすか

◆申込み:
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/VYL1RQBBgshJAcqR6

※申込み締切:7月10日(水)
※メール( info@rsy-nagoya.com )でもお申込み可能です。
メールの件名を「7/12セミナー申込み」としていただき、
【氏名】【ご所属】【メールアドレス】【電話番号】をお知らせください。

◆主催/問合せ:認定NPO法人レスキューストックヤード
[TEL] 090-5105-1406(担当携帯)/052-253-7550
[Mail] info@rsy-nagoya.com
◆共催:愛知県被災者支援センター・パーソナルサポート支援チーム会議

◆その他
愛知版「災害ケースマネジメントの手引き」は、[こちら(RSYブログ)]よりダウンロードいただけます。

 

 

【募集7月分】現地活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

レスキューストックヤード事務局です。

能登半島地震発災から、半年が経ちます。
いまだ不自由な生活が続く在宅避難の方がおられますし、
仮設住宅への移転も、新しい生活環境に
戸惑いや不安をもつ方は、多くいらっしゃいます。
RSYでは、それぞれの方を支える活動をしてまいります。
 
7月も以下の日程で、ボランティアを募集します。
土日を含む3泊4日の日程です。
一人でも多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
※ハイエースの運転が可能な方、特に募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

こちらが登録フォームです。

活動場所:ボラまち亭・RSY事務所(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟)を起点として、他の場所にも出向きます
 
活動内容:仮設住宅への入居時支援、交流会実施、
足湯&サロンの実施、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)   
 
宿泊場所:七尾市内(7月中に移転する可能性があります)
※穴水町から車で約1時間のところです

日程:

51陣:2024年7月4日(木)~7日(日)
52陣:2024年7月11日(木)~14日(日)
53陣:2024年7月18日(木)~21日(日)
54陣:2024年7月25日(木)~28日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)

【留意点】:
・健康に不安のある方は、ご遠慮ください。

・寝袋を持参してください。(電気有、水道有)
・昼夜の寒暖差は名古屋より大きいです。長靴があると便利です。 
・飲料水は、現地調達できます。持ち物には不要です。
・食事は、現地のコンビニやスーパーでの購入が基本となります。
・補食や嗜好品等は各自で持参願います。

RSY令和6年能登半島地震への対応(第16報)

お世話になります。RSY事務局です。

RSYは令和6年能登半島地震で被災した石川県穴水町の皆さんの生活再建に向けたお手伝いを継続中です。そして、RSYと繋がりのある団体・個人、企業の皆さんが引き続き穴水町に足を運んで下さっています。
今回は、5月27日から29日まで3日間にわたり仮設団地の集会所やコミュニティセンターをまわってくださった「あめのちはれ」さんの活動をご紹介します。

プログラムにはいろいろな工夫があり、前半は絵本のよみきかせとミニコンサート、後半はリラックスタイムということで、来場したみなさんがほっとおしゃべりができるようカフェサロンやハンドマッサージ、おまけにカラオケもできるよう準備をしてきてくださいました。

コンサートタイムもただ音楽鑑賞をするだけでなく、みんなで声をあわせて歌をうたったり体を動かしたりと参加型の企画。音楽とおしゃべりで、体も心もほぐれます。

最後のカラオケタイムでは、「最近歌っていないから、声がでるかしら?」「飲んでないから無理かもしれん」と遠慮がちなみなさんでしたが、前奏が流れるとしっかりマイクをにぎり熱唱してくださいました。

中にはキーボードに向かって弾き語りをしてくださる方も登場!そのほか、茶道をたしなんでいる方は被災したお宅からなんとか無事に残っていたお茶道具を使って参加のみなさんはじめ、ボランティアスタッフにもお抹茶を振る舞ってくださるなど、それぞれがご自分の持ち味を生かしながら、あたたかい時間を過ごすことができました。

ちなみに「あめのちはれ」という名前は、ある⽇⾒た虹にちなんでつけられたそうです。出口の見えない試練の終わりを約束してくれたかのように見えた虹。聞いてくださる方の心に小さな虹がかかるようにと祈りを込めて活動を続けています。


数日後、大きな虹が出ました!「あめのちはれ」さん、素敵な時間をありがとうございました。

継続的に関わってくれているからこそ、大小様々な変化に気づくことがあり、これを惜しみなくシェアして頂くことが、私たちの次の活動へのヒントや励みに繋がっています。今回のイベントの感想、住民のみなさまのつぶやきをご紹介します。

★イベントに参加した方の感想

「知り合いと10年ぶりに再会できて嬉しかった。」
「音楽に合わせて体を動かすのは楽しいね。」
「絵本の読み聞かせは、大人でも楽しいものだね。」
「仮設団地内でおしゃべりできる場所があるなんて、近くて便利だわ」

★素敵な歌声や絵本の読み聞かせをしてくださった「あめのちはれ」のお二人より

このたび、私たちと共に笑い、共に歌い、共に身体を動かし、共に食し、皆さんからたくさんのお話を聞かせていただきありがとうございました。励まされて元気になったのは、私たちだったかもしれません。
「ありがとう、また来てね!」そういってくださり、とっても嬉しかったです。
お疲れのなか、一歩踏み出してミニコンサートまで足を運んでくださったその勇気が、次の花が咲くチカラとなりますように!

★来場者のつぶやき

〇80代・女性
金沢から戻ってきて仮設に入ったら寒くて眠れなくて。
昨日くらいまでは、全然食べれんかったし、出かけなかった。
今日やっとちょっと動けたからここに来たんだけど、背中と足はずっと寒いの。

〇70代・女性
震災から2ヶ月、娘のところ(金沢)に言っていたが、ぼーっとしてしまい、喋ったことを忘れてしまったりして、よく娘に叱られていたの。
仮設に来たら、手足が冷えてよく眠れず、肩もこっている。
前はカラオケしたりしていたが、コロナ・震災で今は全然。
〇50代・女性
仕事をしなくなったので、手荒れはなくなった。
イベントは興味がなかったけど、あまりに出歩かないのを心配して姉が勧めてきた。
本当に来てよかった。

〇70代・女性
毎日片付けばかりで背中がいたくなっちゃって。
マッサージは気持ちいいね。

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RSY令和6年能登半島地震への対応(第15報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは令和6年能登半島地震で被災した石川県穴水町の皆さんの生活再建に向けたお手伝いを継続中です。

RSYは穴水町陸上競技場・管理棟スペースを町から無償貸与頂き、穴水町の皆
さんの居場所づくりの一環として6月2日(日)、「ボラまち亭」をプレオープ
ンしました。以下、オープニングセレモニーの様子を報告します。

せっかくの記念の日なのに穴水は朝から雨。13時のオープンには晴れることを信じて、スタッフとボランティアさんで最後の準備に精を出します。

今回は以前RSYの事務局スタッフとして関わってくれていた、清野さん(新潟県出雲崎町在住)と横田さん(名古屋市在住)が準備のために駆けつけ、チラシ作成や、駄菓子屋、おすそわけコーナーの内装・陳列、販売準備を手伝って下さいました。

また、今日の日を迎えるにあたり、汗水流し、ほこりまみれになりながら廃墟と化していた施設をよみがえらせて下さった、RSYボランティアの皆さん。沢山の方々のお力添えで、とっても素敵な空間が出来上がりました!

2007年からつながりのある地元住民の方や、連携団体である認定NPO法人静岡県ボランティア協会さんより、お祝いのお花も頂戴し、ぐっと華やかになりました。

入店を今か、今かと待ちわびる子どもたち。


そしていよいよオープンの時間。
ボランティアさんが用意してくれたクラッカーを住民の皆さんと一緒に鳴らして入店となりました。

駄菓子屋には高校生までの町の子どもたちが来店し、お小遣いの範囲内でどれだけ買えるか一生けん命計算する子、くじ引きで目当てのものが当たらず本気で悔し泣きする子など子どもたちなりの人間模様がありました。

お裾分けコーナーには、小千谷市のフードバンクさんから頂いた支援品の数々が並び、多くの方々がじっくりと吟味されていました。

交流コーナーでは、14時から熊本県のからくり人形サーカス「ピエロック一座」さんによる演目が上演され、終始にぎやかな笑顔溢れる時間となりました。

トータルで100名もの方々が足を運んでくださり、とてもよいスタートが切れたことにスタッフ一同安堵しました。

詳細は本日北陸中日新聞の朝刊にも掲載して頂きました。

今後の参考にするため、来場者に今の生活状況に関するアンケート調査を行ったところ、
・由比ヶ丘仮設団地からの来場者が7割
・ほとんどが半壊以上の被害(生活再建に時間を要する)
・約8割が自炊をしているものの、カップ麺やレトルト食品が中心の方が一定数いる
・睡眠と食欲、やる気の低下を訴える方が目立つ
などの特徴が見られました。コメントの中には、この場所に対する期待や健康・介護問題、将来に対する不安などの声が目立ちました。
私たちは穴水町、社会福祉協議会と密に連携を取りながら、これらの課題にできる限り丁寧に向き合い、誰もが気軽に立ち寄れる場づくりを目指します。
★RSY穴水スタッフのご紹介

写真上
栗田暢之:通称クリちゃん(代表理事・全体統括)

写真中・左から
西井春華:通称はるかちゃん(看護師・ボラまち亭運営担当)
浦野愛:通称あいちゃん(常務理事・穴水現地責任者)
長田富美子:通称ふーちゃん(ボランティアコーディネート・広報担当)
稲垣早律:通称いながきっち(ボランティアコーディネート・ロジスティック担当)

写真下
中村豊:通称おやかた(仮設住宅収納棚取り付けプロジェクトリーダー)

よろしくお願い致します!

 

空席あります!RSY6月ボランティアカー運行情報はこちら

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