台風19号の対応【長野市】について(10月17日)

みなさま
RSY事務局です。RSYは14日(月・祝)より、栗田・浦野・吉林を派遣(栗田・浦野は翌日戻り、吉林残留、浦野は本日より再び現地入り)。台風19号の被害を受けた長野県長野市にスタッフを派遣し支援活動を行っています。以下、現在までの動きを報告します。
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長野市の被害概要
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・千曲川の決壊により、特に被害がひどいのは豊野・長沼・篠ノ井・松代付近。
・死者2名、床上・床下浸水調査中も、床上約1,600世帯程度ではないかという見立てもあり。
・小中高等学校は一部の地域では再開。現在休校箇所も来週には全面再開見込み。
(避難所)
・避難所数15か所・664名(10月16日現在)。
・ただしこれ以外にも小規模の自主避難所が点在。全体像は未だつかめず。
・最も大規模なのは豊野西小学校233名。災害人道医療支援会(HuMA)が常駐し、衛生改善や段ボールベッドの導入、健康管理等の運営サポートを実施中。
・100人規模の北部スポーツ・レクレーション公園は、地元日赤奉仕団やNPOが運営サポート。共有スペースや子どもの遊びスペースなどがあり、サロンや炊き出しなども開催されている。ただし、屋内運動場のため下が人工芝&土で衛生状態に問題あり。TMAT等がサポートし、環境改善を進めつつある。
・食事は温かいもの、栄養面に配慮されたメニューである程度充実。

(ライフライン)
・下水:千曲川流域の下水の終末処理場が冠水により機能停止。流域の長野市・須坂市・小布施市・高山市に使用制限を呼びかけ中。
・ガス:一時豊野地区でストップしていたが、復旧。
・水道:14戸を残しほぼ復旧。
・電気:ほぼ復旧。

(外部支援)
・専門職の派遣:他県からの保健師派遣、災害派遣医療チーム(DMAT)、災害派遣精神医療チーム(DPAT)、災害ふくしチームなどが避難所を中心に巡回。

アセスメント調査や相談に応じている。
・JVOADのサポートのもと、長野NPOセンターが2日に1回のペースで情報共有会議を実施。外部支援者含め約20団体が参加。

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RSYの動き
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1)長野市災害ボランティアセンターへの資器材の搬出
10月15日(水)に名古屋から4トントラック1台分の資器材を搬出。突然のよびかけにも関わらず、作業には、約10名のボランティアさんが参加して下さいました。資器材は当日18:30頃現地に到着し、災害ボランティアセンターの運営に活用されています。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました!
2)情報共有会議への参加
・10月14日(月)、10月16日(水)19:00~21:00
・場所:長野市社会福祉協議会5Fホール(ふれあい福祉センター)
※「長野市災害ボランティア委員会」との合同開催
http://dvcnagano.naganoblog.jp/

3)避難所の環境改善
・JVOAD事務局を仲介に、長野県・長野市から避難所支援のサポートについて要請あり。
・「JVOAD避難生活改善に関わる専門委員会」として、避難所の環境チェック、市の避難所チーム会議への参加。
・RSY浦野・頼政(被災地NGO恊働センター/15日合流)に加え、RSY吉林、長野NPOセンタースタッフ・ボランティアらの合同チームで、段ボールベッドの導入や衛生環境の改善を実施中。
・急務の課題は、寝床の改善と寒さ対策。長期避難者への対応も見越して、市は旅館やホテル等の二次避難所使用を検討中。
・一部の避難所では、避難者による自主運営への切り替えに向けた取り組みが進みつつある。

4)足湯ボランティア(RSY吉林・被災地NGO恊働センター頼政氏からの報告)
・16日2か所の避難所で実施
・長野県NPOセンター調整の市内ボランティアが活躍。午前10名、午後12名が入れ替わりで活動。長野県立大学の学生が半数。足湯講習会を2回実施。
・ボランティアの人数に余裕があったため、声掛けやボランティアの得意分野(保育士を目指す学生には子供たちと遊んでもらう等)を生かした動きもあり。

【被災者のつぶやき】
・「テレビで町の様子が頻繁に報道されているみたいだけど、私は見ないようにしているの。だって、見ると辛くなるから。うちは1階が浸水。3年前に夫を亡くしているから、私一人で住んでいる。息子や娘が心配して片づけを手伝ってくれる。自分で片づけたいけど、被災してからずっと体調を崩している。お父さんの位牌とかは『捨てないで』って強く言ってあるけど、ほんとはもっと色々あるの。でも子供たちも仕事を休んで、片づけに入っているし、『(災害廃棄物の)回収日にとにかく間に合わせなきゃ。明日来るかもしれない。』って焦りもあって、言いにくい。夜はどうしても冷えるけど、ご近所さんが少ないから、人目を気にせず、静かに過ごせているの。ダンボールベッドはよさそうだけど、高さがね。落ちたら怖い。娘の家が電気と水が通ったから、そっちへ移ることになったの。できれば、もう少し避難所にいたいけど、いつまでも自宅を片付けないとご近所さんの目も気になるからね。」

(70代・女性)

・「さっきまでお父さんと自宅の片付けに行ってたんだけど、年だから体が追い付かなくて。口ばっかり出してたら、ちょっとけんかになっちゃって、こっち(避難所)に戻ってきたの。もう疲れた、足湯?あったまりそうね。今から行くわ。」(70代・女性)

・「あんたたち、どっから来たの?大学生かい。えらいね、こんな被災地まで来てくれたの。若い人と話せるなんて思わなかった。足湯もあったかくていいよ。」

(80代・男性)

・「年を取って、こんな目に遭うなんて思いもしなかった。うちは1階がダメになった、夫婦で高齢だから、片づけられるか。こんなチラシ(水害チラシ)があるんだね。これなら、難しくなさそうだから読んでみます。」(70代・男性)

・「水害のあと、体のあちこちが痛くて、なかなか動けない。お願いして、ストーブの近くにしてもらったんだ。もともと夫婦で商売をしてたんだ。」

(80代・男性)

・「り災証明のための写真を撮ってきたんだけど、これでいいのかなぁ。うまく写真が撮れなくて。家に帰るまでも道が狭くって(ゴミが出ているため)大変。家の階段の下まで水が来たんだけど、写真ではわかりにくいでしょ。もう家はダメなんじゃないかと思ってる。ボランティアに片付けを頼むっていっても、あれだけのゴミは難しいんじゃないか?家の玄関も大変なことになっているし。ペットがいるので、ペット可のアパートでもなんでも探して住もうと思っているけど、そういうのはどこに相談したらいいか。。。こういうのもり災証明が出てからじゃないと補助を受けられないんでしょう?

家は自分のものなんだけど、土地は借り物だからり災証明は出るのか?仕事にも行かないといけないから、2階だけではとても住めないし、ペットが入れる家が確保できたら安心して仕事にも行けるんだけど。何から手をつけていいかもわからないけど、まずはり災証明の提出から何ですね。調査も申請した順番だろうし、早めに出すことにします。」
(所感)
・とにかく、不安がある。という感じ。顔も元気がなく、どうしたら良いかわからないという様子。り災証明の話やみなし仮設の話などは少しお伝えしたので、若干表情が和らいだように思う。
・話しかけると、堰を切るように話し始める高齢者が多かった。日中、ぽつんと残る高齢者には気軽におしゃべりできる場が必要だと感じた。食事とテレビスペースが設けられていても、そこには参加しずらそうにしている高齢者もみられるため、本人の居住スペースでお話を聞くなど個別の対応があるといい。
・高齢であればあるほど、被災した現実を受け止めきれていない様子。戸惑いと今後への不安が伝わってくる。
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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
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特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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台風19号による被害について(10月13日)

みなさま
RSY事務局です。
台風19号が猛威を振るい、各地で甚大な被害が発生しました。現在も決死の救助
活動が展開されています。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
RSYは、各方面のネットワークを通じて、現在情報収集に努めています。
●宮城県七ヶ浜町・石木田・横田(RSY七ヶ浜スタッフ)より
町内の一部では停電発生。避難所が開設された中央公民館には十数人が避難して
いたものの、朝方全員帰宅。RSYの活動拠点「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」
は、室内に一部浸水、ファームガーデンの高木根本に地割れ、植物の傷みなどが
見られました。しかし、 事前に屋外の備品を片付けるなどの対処をしていたた
め、 いずれも大きな被害には至りませんでした。
●みえ防災市民会議・山本さんより
今回被災した伊勢市楠部付近は湿地で過去にも浸水を経験している地域。
 本日伊勢市を巡回予定。
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水が引いた直後からの生活再建の手順書
『水害にあたときに』
(震災がつなぐ全国ネットワーク作)
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震つなが作成し、各地で好評を得ている『水害にあったときに』が無料でダウン
ロードできます。ご希望の方は下記サイトより、ご入手ください。
また、被災地に知り合いなど、つながりのある方がいらっしゃれば、早めにご紹
介下さい。
RSYは、引き続き情報収集に努め、今後の活動方針を検討していきます。

台風19号に備えて

皆様

RSY事務局です。

台風19号の接近で、各地で危険が高まっています。台風の被害予測や事前の準備などの具体的な対応方法について、RSYが2カ月に1回発行している「ニュースレターあるある」100号で紹介しています。ここ最近ない程の大きな勢力を持つ台風19号。暴風域に入ったら無用な外出は控える、危険エリアにお住まいの方は、早めの避難をするなどを基本に、十分お気をつけ下さい。

【ご案内】10月31日/事業所に関わる災害時対応セミナーの開催

皆様
一般社団法人ダイバーシティ研究所が開催する、事業者向けのセミナーのご案内です。本法人常務理事・浦野も登壇しますので、皆様ぜひご参加下さい。
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災害時対応セミナー
「災害多発時代に求められる事業所の役割と備え」(10/31開催・無料)
伊勢湾台風から60年、東海豪雨から19年。
大規模災害の発生のその時、会社はどうすべきなのか?近年の災害の状況、企業の対応事例から、今すべき備えを学ぶセミナーを開催します。
日時:10月31日(木) 13:00〜16:00
場所:ウインクあいち903会議室
【プログラム】
●基調講演「災害多発時代に求められる事業所の役割と備え」
一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事 田村太郎
●パネルディスカッション「災害時に事業所に求められる役割を果たすために」
話題提供:株式会社名栄社、特定非営利活動法人レスキューストックヤード、DCMホールディングス株式会社

情報提供:愛知県経済産業局中小企業部中小企業金融課

【主催・お問い合わせ先】一般財団法人ダイバーシティ研究所
E-mail:office@diveristyjapan.jp / TEL:06-6152-5175

【第27報】北海道地震におけるRSYの支援活動(10/6)

みなさま


お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
9月25~26日まで、浦野・吉林が入れ替わりで現地入りしました。
以下、ご報告です。

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北海道足湯隊の活動サポート
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胆振東部地震をきっかけに発足した「北海道足湯隊」。ちょうど1年前の10月

6日、札幌市在住のメンバーをはじめとした道内のボランティアが、「被災さ
れた方々のために何かしたい。」という思いを抱え、むかわ町にある道の駅
「四季の館」に集まり、足湯隊発足に向けたミーティングが行われました。当
時、道の駅は指定避難所となり、隣接された駐車場には災害ボランティアセン
ターが設置されていたため、避難している住民や行政・社協職員、ボランティ
アなどが頻繁に行き交っていました。発災から1か月が経過していましたが、
余震が続いていたこともあり、現地では緊張状態が続いていました。
北海道足湯隊に登録している団体は現在14団体あり、仮設住宅の談話室やお寺
、地域の集会所など様々な場所で、活動を継続しています。

今回は月に1度の定期ミーティングに浦野・吉林が参加しました。ミーティン
グでは、今月の活動報告や来月の活動予定を共有し、先月分のつぶやきをテー
マにしたワークショップを行いました。ワークショップの中では、「日常生活
の少しの揺れでも、身体がビクッと反応してしまう方や、発災当時のことを話
すと涙が出る方がいる。地震による心の傷は深い。」「『次はいつ来てくれる
の?』『また来たよ』と言ってくれる参加者が増えた。自分たちの活動が徐々
に地域に定着してきている。やりがいを感じる」などの意見が聞かれました。
今回ミーティングに初めて参加したボランティアからは、「つぶやきから、時
間をかけて、ゆっくりと築いてきた住民さんとの良い関係性が伝わってき
た。」という感想のほか、「活動の宣伝や住民さんへの声掛け方法は?」とい
う質問に対し、メンバーからは「役場の保健師さんにチラシを配布してもらっ
たり、住民向けの情報端末に流してもらったりしている。活動場所付近のスー
パーにも置かせてもらっている。あとは活動を粘り強く続けて、参加した住民
さんからの口コミで徐々に活動が広がっていきました。」と情報交換が行われ
ました。

北海道足湯隊は今後も活動を継続予定ですが、11月以降は雪の影響により、活
動範囲が限定されるなどの影響が考えられます。勉強会を行い、メンバーのモ
チベーションの維持に繋げるなど、ミーティングの内容を強化する必要がある
ことも話し合われました。
RSYでは、10月以降もこのような地元の動きを引き続き応援していきたいと考
えています。


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被災者の声(つぶやき)
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・もともと仮設にいる人たちとは、名前と顔くらいは知っている程度の人が多
い。でも避難所や仮設で出会ってから、仲良くなった人もいるんだ。これから
の暮らしについて、不安がないわけじゃない。こじんまりとでもいい、気軽に
集まれる場がほしいな。地震がきっかけだったけど、この出会いを大切にした
い。(70代/男性)
・主人がさっき足湯してもらって、「すいてるから、おいで」って連絡くれた
ので、来てみました。この前、指ヨガのボランティアさんも来てました。自分
で出来る、手もみを教えてもらったの。指ヨガもいいけど、こうやって人に触
れてもらうのも良いのよね。私も週に数回、独居の人を誘って、お茶会を開い
て、そこのスタッフをしているの。人とおしゃべりすると、リフレッシュにな
るのよね。(60代/女性)・肩凝ってますよね。農業なので、やっぱりね。収穫期でもあるので、特に応
えますね。気持ちよくって眠ってしまいそう。パステルアートも足湯も今日が
初めてです。これまでも何回かやっているんですね、知らなかったです。絵は
簡単そうで難しいですね。でも時間を忘れて、楽しめます。(40代/女性)

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足湯講習のサポート
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北海道足湯隊の事務局を担っている「一般社団法人Wellbe Design」の助成事業
の一つとして実施された、「第7弾のぼりべつ生活支援者勉強会研修 北海道
胆振東部地震の今とこれからを考える福祉職向け研修会」に、吉林も参加させ
ていただき、足湯ボランティア活動概要や道内の被災地で聞かれている「つぶ
やき」をもとに、足湯がもたらす住民への変化をお伝えしました。
参加者からは「足湯って、こんなに気持ちいいんですね。普段はケアマネジャ
ーなので、足湯みたいに利用者さんに触れることは少ないんです。自然とお話
ができますね。」「今日の話を聞いて、まだまだ被災地も大変なことが分かっ
た。」などの声が聞かれ、「自分たちでも試しにやってみたい」という前向き
な意見も聞かれました。

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(随時受付中)
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【ご案内】北海道胆振東部地震被災地支援活動報告会

みなさま

 

お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。

日頃より当法人の支援活動について、ご理解、ご協力をいただき、誠にありが
とうございます。
今年も令和元年8月九州北部豪雨で被災した九州地方や、台風15号の影響で被
害を受けた千葉県など、全国各地で災害が相次いでいます。 RSYでは、佐賀県
武雄市の支援を継続しています。

さて、北海道胆振東部地震支援活動報告会を以下の通り実施いたします
RSYでは 、発災から1週間後に現地入りして以降、月に2回のペースで現地入り
し、北海道足湯隊などの地元支援者と連携を取りながら、現在もむかわ町を中
心に支援活動を継続しています。
避難生活、仮設住宅への移転、被災者の環境の変化に合わせ、丁寧な関わり合
いを心がけて活動してきました。
今回は発災から1年を機に、これまでの活動と被災地の今をお伝えする報告会
を開催いたします。
みなさまのご参加お待ちしております。
 
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▼ご案内
北海道胆振東部地震 支援活動報告会
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日時:2019年10月9日(水)19:00~21:00
場所:名古屋建設業協会1階会議室
※差し支えなければ、事前の参加申し込みをお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「10/9北海道報告会・参加申込」として、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.comまでご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:  

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.28

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.28を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.28(PDF版はこちら

 

○震災の経験を語りつなぐ場所『んだっちゃ塾』を開催しました。

9月15日(日)、きずなハウスにて、東日本大震災の経験から事前に備えておけばよかったことや、当時、役に立った行動など、今後の防災・減災について、みんなで話し合う『んだっちゃ塾』を開催しました。前半では、炊き出しが必要になるだろうと思い、一度自宅に戻り準備をしていたところで津波にのまれる体験をした方からお話を聞き、後半では参加者全員でグループセッションを行いました。震災時にあって助かったものや備えておけばよかったこと、日頃からのご近所付き合いの大切さなど、あらためて確認しあいました。

「津波が来たら、絶対に戻ってはいけない」との教訓や、今後の備えについて話し合いました

「津波が来たら、絶対に戻ってはいけない」との教訓や、今後の備えについて話し合いました

 

今後それぞれ、「避難行動」「避難所・避難生活」「仮設住宅」をテーマに、11月、1月、2月と全4回開催予定です。随時、開催案内いたしますので、是非ご参加ください。

※この取り組みは、宮城県NPO等の絆力を活かした震災復興支援事業補助金の交付を受けて実施しました。


○七ヶ浜ファームガーデンにハンモックができました!

きずなハウスの前面には、非常時にも活用できる、実のなる木や癒しの効果を得られるハーブなどを住民の皆様と植栽した「七ヶ浜ファームガーデン」が広がっています。生命力あふれるこの場所を、ゆったりとくつろぎながら眺められるハンモックを、地元の大工さんや向洋中Fプロジェクトの生徒達と作りました!

一昨年主催した「被災地学習・交流バスツアー」にて、気仙沼の子ども支援NPO「浜わらす」を訪れた際に、そこでハンモック遊びをしたFプロの子ども達の、「きずなハウスにも自分達でハンモックを作りたい!」と言っていた夢が、大工さんの協力のもと、ついに叶えられました!子ども達は、大工道具の使い方を教えてもらいながら、慣れない作業に苦戦しつつも、楽しみながら取り組みました。

完成したハンモックは、どなたでもご利用できますので、日々、成長していく緑たちを眺めに、きずなハウスに足をお運びください。

※この取り組みは、宮城県NPO等の絆力を活かした震災復興支援事業補助金の交付を受けて実施しました。


RSY七ヶ浜の主な取組

9月

9月15日(日) 10:00~12:00
・第1回『んだっちゃ塾』開催

9月16日(月・祝)
・おりおり「藍の生葉染め」ワークショップ

9月21日(土)
・七ヶ浜ファームガーデンにハンモックを作ろう!

9月22日(日)
金城学院大学(愛知県)にて、コミュニティ・福祉について学ぶゼミ生と先生が七ヶ浜を訪問。RSYにて住民との交流会、フィールドワークをコーディネートしました。

 

10月の予定

10月12日(土) 10:00~14:00
・きずな食堂@松ヶ浜
Fプロジェクトをはじめ、向洋中学校の生徒達と、松ヶ浜地区の皆様との交流会「きずな食堂」を開催します!

10月20日(日) 9:40~13:00
・あさひ園祭り
障害者地域活動支援センター「あさひ園」のお祭りにて、仙台白百合女子大学の学生さんと一緒に、くじ引きのブースをお手伝いします!

 


10月の「出張きずなハウス」

(毎週金曜日、14時から15時まで開催)
4日 松ヶ浜地区避難所
11日 菖蒲田浜災害公営住宅
18日 花渕浜災害公営住宅
25日 代ヶ崎浜地区避難所
※お茶出しなど、お手伝いいただける方、募集中!


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

【JCN】3.11の今がわかる会議in名古屋

掲題の会議が、今週の金曜日に開催されます。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)じっくり企画したものです。
単に被災地から語り部来て話す講演会ではなく、
課題テーマを絞り、
被災地ゲストとご当地ゲストっぷり四つでトークをするは、名古屋オリジナルです。
多様な市民に聞いていただきたい内容になっています。
せっかく、東北3県からゲストが来てくださいますし、
名古屋からもキーパーソンに登壇いただきます。
この機会を逃すのは、もったいないです。
まだ、お申込みいただいていない方は、ぜひお申込みください。
当日の飛び入り参加も可能で、
資料は充分に準備する予定ですが、
万が一の恐れがあることをご了承ください。
お申込みは、JCN申し込みフォーム画面から。

会議名:3.11わかる会議in名古屋

■テーマ:「東日本大震災を知り、関わりを考える」

■時 期:2019年9月27日(金) 13:30~18:00 ※13:00受付開始

■場 所: 名古屋会議室プライムセントラルタワー 13 階(第 2、3 会議室)
https://www.nipponkaigishitsu.com/detail/?id=3&tab_index=6

■対 象:東日本大震災復興支援に興味・関心ある団体・企業・個人(100名)

■参加費:無料

■主 催:東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
■共 催:認定NPO法人レスキューストックヤード
■助 成:復興庁コーディネート事業

■プログラム内容と登壇者
13:00  受付開始

13:30  オープニング
開会挨拶と趣旨説明

13:45  1部:話題提供とパネルディスカッション
<テーマ>「孤独・孤立をいかにして地域で見守るか」
<登壇者>
◯岩手県
東梅 麻奈美 氏(NPO法人ワーカーズコープ大槌地域福祉事業所 所長)

◯宮城県
新井 信幸 氏(NPO法人つなりデザインセンター・あすと長町 副代表理事)

◯福島県
米倉 一磨 氏
NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
(相馬広域こころケアセンターなごみ) センター長

◯愛知県
名畑 恵 氏(NPO法人まち縁側育くみ隊 代表理事)

◯コーディネーター:
東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人 栗田 暢之

15:25  2部:各県現状や課題について
【福島県】
<テーマ>避難指示解除区域現状と課題
<登壇者>

  福島:横山秀人 氏(一般社団法人いいたてネットワーク 代表理事
  愛知:鈴村 ユカリ 氏(アロマハンドトリートメントボランティア(富岡町から避難)

<コーディネーター>
東日本大震災支援全国ネットワーク 福島担当

【宮城県】
<テーマ>津波こどもに与えた影響とこどもを軸とした地域づく
<登壇者>
宮城:天澤 寛子 氏(NPO法人浜わらす)
愛知:伊藤 一美 氏(NPO法人子ども&まちネット 理事長)

<コーディネーター>
東日本大震災支援全国ネットワーク 宮城担当

【岩手県】
<テーマ>3.11経験を次世代へ繋ぐ〜岩手から恩送り~
<登壇者>
岩手:岡本翔馬 氏(認定NPO法人桜ライン311 代表理事)
愛知:大原 一哲氏(第3回三陸&東海防災フェスティバル「伝」実行委員)

<コーディネーター>
東日本大震災支援全国ネットワーク 岩手担当

※各県話題提供あとに、参加者みなさまと話し合う時間を
設けます。

17:45   クロージング
総括と閉会挨拶

18:00  終了

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【第26報】北海道地震におけるRSYの支援活動(9/21)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
地震から1年を受け、住民それぞれの暮らしが変化し始めているようです。現在も支援を続けている、むかわ町の仮設住宅では、仮設を退所し、次の住居へ移る住民が見られています。一方で「ようやく生活が落ち着き始めたのに、次の事を考える余裕がまだ持てていない」と呟かれる方も少なくありません。ちょっとした不安や最近の暮らしぶりを気軽に話せる場が、今後もより一層、必要になると考えています。

9月6日~8日まで、吉林が現地入りしました。
以下、ご報告です。

 

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北海道足湯隊の活動サポート
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今回の地震を機に、札幌など道内のボランティアが集結した「北海道足湯隊」は、現在もマッサージケアやパステルアートとコラボし、活動を継続しています。

この日は、法城寺(むかわ町)にて、フットマッサージやパステルアートとコラボし、活動しました。全体で20名以上の方にご参加いただきました。会場を提供してくださった住職や坊守には宣伝にも協力をいただき、若いママや子どもたち、高齢者など、様々な世代が集う場となりました。

活動終了後、メンバーが主体となり、つぶやきや活動中の気づき、感想を共有しました。住職や坊守からは、「地震から1年経った今でも、今日のように支援活動に来てくれる団体はありがたい。初期に比べると、支援者の数はずいぶん減ってた。でも、まだまだ被災した悲しみやつらい気持ちを抱えたまま、吐き出せない人もいる。1年経って、なんだか胸がざわざわすると話す知り合いもいる。集う場を通して、今後も見守っていただきたい。」とお話いただき、メンバーからも「ぜひ今後もお寺で活動させていただきたい」という想いが伝えられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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むかわ町のたい焼き屋さん「いっぷく堂」
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今回の地震により店舗が被災し、仮設店舗で営業を再開した、たい焼き屋さん「いっぷく堂」へ立ち寄らせていただきました。このお店は以前、中日新聞でも掲載されていました。同町穂別地区で発掘された恐竜の化石「むかわ竜」(通称)をモデルにした人形焼き「恐竜たいやき」を美味しく頂きました。

恐竜たいやきが焼きあがるまで、ご店主より、発災当初の様子や最近の心境をお聞きすることができました。地震前から、ご夫婦でたい焼き屋と新聞配達を生業にしておられました。「地震が起きた日は、ちょうど1階の店先で新聞配達の準備してて、妻は2階の自宅で寝てた。すごい揺れだった。うちが1階が潰れて、2階はなんとか無事。俺が周囲を確認した後、妻は2階の窓から降りたんだ。地震当初、マスコミのほとんどが厚真に行ってしまっていて…このままじゃ、むかわも被害を受けていることが外へ伝わらないと思った。取材を受けることは、むかわの現状を知ってもらえるチャンスだと思って、ご近所さんと俺が交代交代で取材を受けたんだ。今の暮らしにはようやく慣れてきたけど、この間、町から復興計画が出されてね。次の暮らしを考えないといけない。」とお話いただきました。
また帰り際に「俺はたい焼きを焼くっていうことよりも、お客さんとの何気ないおしゃべりが楽しくて、店をやっているようなもんさ。おしゃべりに夢中で、よく数を間違えるから、妻のサポートは必須なんだ。」とジョークを織り交ぜながら、笑顔を見せてくださいました。
ぜひ皆さんも、北海道に来た際にはお立ち寄りください!

 

 

 

 

 

 

 

 

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安平町復興祈念式典へ出席
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安平町復興祈念式典に出席し、感謝状をいただきました。
詳しい内容はこちらから

【第25報】北海道地震におけるRSYの支援活動(9/6)

 

 

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被災者のつぶやき他
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・何回か来させてもらっています。足湯をすると夜、眠れていいわ。もともとは眠れない方じゃなかったんだけどね。(70代・女性)
・苫小牧から家族で来ています。ちょっとでも気晴らしになればと思って。1年ですねぇ、ブラックアウトは本当に驚きました。うちは少し備蓄してあって、家は大きな被害がなかったので、停電もしのぐことができました。停電中、近所のコンビニに行きましたが、テレビでよく見る、お酒の瓶とか商品が散乱している状態で。コンビニもいろんなお酒が置いてるから、それが混ざって、すごい臭いでした。少しでも備えておくのは大事ですね。(30代・男性)
・何度か活動を続けるうちに、リピーターさんも増え、楽しみにしてくれている方がいるのは嬉しい。道具を自分で揃えてくれる方もいて、パステルをやっている間だけは、被災した悲しみや辛さを忘れて、楽しんでもらいたい。(40代・女性・パステルアート講師)

 

 

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▼ご案内【再掲】
北海道胆振東部地震 支援活動報告会
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日時:2019年10月9日(水)19:00~21:00
場所:名古屋建設業協会1階会議室
※差し支えなければ、事前の参加申し込みをお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「10/9北海道報告会・参加申込」として、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:

 

 

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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

九州地方の水害対応について(9月19日)

みなさま

RSY事務局です。
9月16日(月)~17日(火)にかけて浦野が佐賀県武雄市入りしました。
以下、報告です。
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★武雄市の被害状況
(佐賀県HP 9月18日9:00現在)
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・人的被害:3名死者
・住民避難状況:武雄市15世帯34人(大町町24世帯45人)
・住宅被害:床上1,033 床下513 計1,546
※市は災害救助法で適応される「住宅の応急修理制度」を実施。半壊以上の世帯には、1世帯あたり58万4千円の限度で修繕ができるようになります。
自宅の屋根、居室、台所、トイレなどの日常生活に必要な最小限度の応急修理ができます。既に業者に依頼し着工した世帯も遡って申請することが可能です。
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★災害後の生活を考える生活再建のためのミニ相談会
9月13日~16日開催しました!
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RSYが事務局を兼務する「震災がつなぐ全国ネットワーク」が主催し、4日間の 相談会を実施。佐賀県弁護士会や佐賀県建築士会の協力を得て、生活再建に向け た住民の方々の不安にお答えしました。

・9月13日(金)18:30~20:30 朝日町高橋地区公民館
当日は5~6名の住民の皆さんが参加。震つなメンバーが、冊子「水害にあったと きに」をもとに、被災してから生活再建までに必要な手順を説明。

その後OPEN JAPANの協力を得て、床下の処理や効果的な消毒の方法などを丁寧に説明して頂きました。会場には佐賀県弁護士会から弁護士2名が派遣され、2件の相談に 乗って頂きました。また地元消防団有志も参加し、知識や技術を引き継ぐ講習会も合わせて行いました。
・9月14日(土)~16日(月・祝)朝日→橘→北方公民館
市は、被災件数が多いエリアを中心に、3か所の公民館に罹災証明書等の特別申請窓口を設置。ここへ震つなが協力し、弁護士・建築士の相談ブース、無料喫茶&サロンブースを設けました。被害件数の多い北方公民館には、約40世帯が来所。グリーンコープや熊本からの支援団体らの振舞う冷たい飲み物やかき氷で一息つきながら、これまでの頑張りや、お金や修繕にまつわる不安についてお話しされました。
(主な相談内容)
【弁護士相談】
・応急修理制度の適応時期、対象となる中身について
・応急修繕制度は、賃貸物件で被災した場合の修繕費用にも使えるのか
・自宅は被災し住めないので、別棟の家を修繕して住もうと思うが、加算支援金を充てることは可能か?
・火災保険はどこまで補償の対象となるのか?
・賃貸で土地を借りているが、解体する場合持ち主に連絡した方がよいか?
・公費解体は適応されるか?

【建築士相談】
・グラスウールの湿りはどう確認すればいいか?
・解体の費用はいくらぐらいかかるか?
・信頼できる工事業者を紹介して欲しい
最低限の工事を考えた場合予算はいくらぐらいを見込めばいいか 

この取り組みは、日本財団からの支援を受け、震つな加盟団体が協働して実施しています。RSYも加盟団体の一つとして、市や関係機関との調整、当日の運営等をお手伝いしています。

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★被災者の声
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・ようやく畳の部屋の泥かきが終わって、やっと時間ができたので、罹災証明書 の申請に来ました。うちは床上30㎝ぐらい。フローリングの下はまだ見ていないんです。とりあえず板のところは拭いたんだけど。やっぱり下、見た方がいいで すか?壁も?多分すごいことになっていると思います。まだ子どもが小さいか ら、カビなんかで病気になったらと思うとすごく心配。見ないふりしてちゃだめですね。でもこの冊子に書いてある通り、必ずしも全部剥がさなくてもいいかもしれないなら、すぐにでも確認します。今から建築士さんの相談ブースに行ってみます。(30代・女性)

・うちは床下浸水でね。写真は撮ったんだけど、携帯で撮ったからプリントしてないの。どうしようしら。。。え?携帯さえ持って行けばいいの?よかった。全国から沢山の方々が来て下さって、本当に嬉しかった。私にはとても真似できない。今日は風があるから乾燥も早く進むかしら。昨日は全然風がなくて暑くて。でも、こうやってお話しできて嬉しい。なんとなく心がすっきりしました。(60代・女性)

・俺の代から開業して、40年自営業やってたんだ。でも機械の3分の2は水に浸かってしまった。これまでも色々あったけど、人にだけは迷惑をかけたくないって思いで何とか頑張ってきたんだ。子どもも4人育て上げた。80歳近くなってこんな目に遭うなんてな。できることなら事業は続けたい。食っていかなくちゃいけないから。子どもにも迷惑かけたくない。でも、保険会社に言っても、全額は多分出ないだろうな。どんな状態になっても、お上の世話にだけはなりたくない。 これまで自力でやってきたんだ。これからもそうしたい。(弁護士同席により、保険会社のやり取りについてアドバイスを頂く)(80代・男性)

・床上浸水の被害でした。でも私、民生委員やってるから、とりあえず避難所に いるお年寄りが気になって通っていたの。だから自分の家は後回しになっちゃって。ようやくここに来れた。お年寄りも顔を見せると安心されるからねぇ。とにかく臭いがすごいから、子どもに頼んで消臭剤を買ってきてもらったのよ。近所にバンバン配ってたら自分の分がなくなるでしょ!って怒られちゃった(笑)久しぶりにゆ っくり話ができてよかったわー。(60代・女性)

・うちは何も被害がなかったので、せめてお手伝いできればと思ってきました。でも、被害がないことが後ろめたさでもあって。大変な被害に遭った方に何て声をかけていいのか分からないんです。私たちでもできることがあったら、いつでも言って下さいね。(無料喫茶を手伝って下さったボランティア・50代・女性)

・小学校で子どもの遊び場を開催した時に、ママさんたちが疲れ切っていまし た。一番の困りごとが食事。被災してキッチンが使えない、ガスが出ない、毎日家の片付けで仕事も休めず疲れ切って料理が作れない、何より子どもに栄養のあ るものを食べさせてやれない、という悲痛な声が多数聞かれました。朝はパン、昼は給食、夜はアルファ化米とレトルト食品だそうです。中には、炊き出しの野菜を食べながら泣いてしまう人も。ハンドマッサージなどをしながら、少しでも緊張を和らげ、心の内を吐き出してもらえるようにしました。特に30代~50代の女性たちが悲鳴を上げています。(ボランティア・40代・女性)

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★RSYの今後の対応
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10月1日(火)~10月4日(金)にかけてRSYスタッフ+ボランティアを派遣予定。『おもやいボランティアセンター』の活動サポートとして、引き続き相談会開催や、在宅避難者向けの炊き出し支援が実施できるよう調整して行きます
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▼RSY活動支援募金について
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
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