【第18報】西日本豪雨被害・北海道地震におけるRSYの支援活動

みなさま

 

お世話になっております。RSY事務局です。

RSYは現在も西日本豪雨水害で被災した岐阜県関市、および北海道胆振東部地震で被災したむかわ町・厚真町・安平町の支援を継続しています。

北海道では11月末から12月にかけて、第2期の仮設住宅やみなし仮設(公営住宅)の鍵の受け渡しが順次始まっています。

11月19日~24日に、栗田・浦野・吉林・岡田が入れ替わりで現地入りし、11月29日~31日に浦野・震つな松山が現地入りしています。

私たちは今後も被災自治体や、北海道足湯隊などの地元支援者、また震災がつなぐ全国ネットーワークで現地入りしているメンバーとともに連携協働し、継続的に支援していきます。引き続き皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

以下報告です。

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北海道胆振東部地震(むかわ町・厚真町・安平町)

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11月24日(土)10:00~12:30にむかわ町仮設住宅にて、「ちょっとした工夫でお家をもっと快適に!仮設住宅暮らし方交流会」を実施しました。当日8世帯が参加。宮城県七ヶ浜で4年間仮設住宅での暮らしを経験した渡辺功さん(大工)・洋子さん夫婦をゲストにお招きしました。洋子さんには収納の工夫や住まい方の心構えなど、浦野からは当時と北海道の仮設住宅の違いも含めた住まい方の工夫をお伝えしました。洋子さんのお話の後、むかわ町仮設の入居者にご協力いただき、事前にモデルハウスとして棚の取り付けした部分を見学させていただきました。

功さんには棚の取り付けをサポートしていただきました。主にはトイレと寝室(タンスのある部屋)の鴨居の上の2箇所に棚を取り付けました。5世帯が設置を希望され、3世帯は「自分でやってみる!」と部材の提供のみを希望されました。棚の取り付けには北海道NPOサポートセンターからご紹介いただいた道内のボランティアチーム「石狩思いやり心届け隊」や収納アドバイザー、OPEN JAPANにも協力していただきました。追加で取り付けて欲しいという希望の声もあるため、12月15日に第2弾を計画中。好評につき、他町でも展開できないか検討中です。

他に北海道足湯隊による足湯や、七ヶ浜でも炊き出し経験のあるBOND&JUSTICEによる秋鮭の炊き込みご飯と肉厚豚汁が振舞われました。

講習会参加者からは「棚の取り付け以外に、冷蔵庫や洗濯機の配置を工夫すると限られたスペースでも広く使える」「実際に取り付けた棚を見られてイメージしやすかった」などの声が聞かれました。また取り付け以外にも参加者同士で「うちの物音とかご迷惑かけていないかしら?」「うちは気になったことないよ」など、普段なかなか聞きにくい話題もあがりました。「仮設で住める環境にはしてあるけども、たまにある余震が怖くて住む気になれていない。知り合いの家に行ってるの。今日は様子を見に来たの。ご近所さんの顔も見ておきたかったから。」という声もありました。

当日の運営にはRSYスタッフだけでなく、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターや北海道NPOサポートセンター、北海道足湯隊の事務局も担っている一般社団法人Wellbe Designにもご協力いただきました。

現地入りしている浦野・震つな松山は、棚の取り付けの追加ニーズの対応、第2弾の棚の取り付け講習会の調整、厚真町ルーラル地区での第2回相談会の準備を進めています。

 

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西日本豪雨水害(岐阜県関市)

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11月25日(日)上之保温泉ほほえみの湯で開催された「上之保ゆず祭り」にて陶器市&足湯コーナーを担当。ボランティアが7名(一般:2名、愛知淑徳大学学生3名、名古屋芸術大学学生2名)、RSYスタッフ2名が活動しました。また10月関市社協主催の「足湯DE災害ボランティア講習会」に参加した地元ボランティア6名も合流しました。足湯と陶器市は2手に別れ、実施。足湯は5名が利用されました。中には今年7月の被害を受け、災害ボランティアに参加された方も足湯を利用され、地元ボランティアとの交流が生まれました。地元ボランティアからは「災害ボランティアに来てくれた人が今回も来てくれた。お祭り楽しんでいってほしい」と笑顔で話していました。

また陶器市コーナーでは、「私の家は被害は無かったけど、停電が4日間も続いたからお風呂に入れなくて、このほほえみの湯に通ったんだよ。」と当時の慣れない生活を笑顔で話してくれた小学生や、「この前の豪雨で陶器がダメになってしまったから、思い切って捨てた。家も、生活するところは大丈夫だったけど、昔お店をやっていたところはここ(顔が半分隠れるくらい)まで水が浸かってしまって大変だった。」と胸の内を話してくださる上之保在住の女性など、多くの方が陶器市を利用されました。他にも「テレビを見てゆず祭りに来た。」と他県から来られた方々や、「はじめて参加した。」という関市周辺にお住まいの方々が多くいらっしゃいました。「7月の豪雨があったから今年こそは来ようと思った。」「大きな力はないが、このお祭りで地元の名産品を買って上之保に還元できればなと思う。」などと、上之保を支えたい、盛り上げたいというお話もお聞きすることができました。陶器市の売り上げ(11,209円)は関市社会福祉協議会へ寄付させていただきました。

お祭り終了後には、初めて被災地を訪れた名古屋芸術大学の学生2名を、被害がひどく今も家屋の修理が終わっていない川合地区を案内していただきました。関市社協の職員や当時活動していた災害ボランティア2名から、水害発生直後から現在までの住民の様子、地区の被害状況を確認しながら歩いて時の印象、災害ボランティアを通して関わった住民との交流についてお話しいただきました。学生からは「こんなに被害が大きいとは思わなかった。さっき見たお祭りのにぎやかな感じとは全然違う」「これから自分たちに何ができるのか考えたい」と話しました。その声に対し、関市社協の職員や当時を知るボランティアからは「私たちからだけではなく、被災した住民たちからも話を聞いてほしい。辛い記憶であることには変わらないから勇気がいるが、私たちの話には支援した自分の想いや想像が含まれている。違いがあると思っている。」というお話がありました。

次回は年明けに実施予定の関市社協が実施している「ふれあい・いきいきサロン代表者   連絡会」に参加予定です。

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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.18

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.18を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.18(PDF版はこちら

○『菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り』が開催されました!

11月17日(土)、菖蒲田浜地区避難所にて『ぼっけ汁祭り』が開催されました。この祭りは、震災後、町にボランティアに来てくれた皆さんに、菖蒲田浜の漁師さんが御礼として「ぼっけ汁」を振る舞ったことから始まり、3年前から、地区の行事として開催されています。町の特産魚を使ったぼっけ汁の振る舞い、同じく菖蒲田にお店を持つ方による出店のほか、きずなハウスも「ぼっけのボーちゃん焼き」の販売等を行いました。

開催にあたっては、地区の子ども会の協力や、災害公営住宅をはじめ、菖蒲田地区全戸にチラシを配布したほか、当日は向洋中学校の生徒さんが各お宅にお招きに伺うなど、より多くの方に来場いただけるう工夫しました。これからも、震災後の新たなコミュニティづくりや地区が盛り上がるようなイベントを応援していきたいと思います。(『心の復興』事業として協力)

ぼっけ汁祭りの様子

秋晴れのもと、七ヶ浜の誇る味に
老若男女、舌鼓を打ちました


○被災地学習・交流日帰りバスツアー

11月18日(日)、宮城県南及び福島県相馬市を巡るバスツアーを催行しました。(NPO等の絆力を活かした復興・被災者支援事業として実施)

名取市では、『閖上の記憶』のガイドにより、震災当時中学1年生だった息子さんを津波で亡くされたお母さんから、お話を伺いました。仮設住宅での暮らしの後、再び閖上に戻り、家を建てた際、息子さんを想って子供部屋を用意したこと、好きだった週刊少年漫画雑誌を毎号買っていることなど、今でも大切に想われている気持ちが、ひしひしと伝わってきました。また今年4月に、新たに小中一貫校として開校した閖上小中学校そばには、この息子さんを含めた14人の生徒の名が刻まれた慰霊碑があり、訪れた人たちに撫でてもらえるよう、手で触れられる高さに造られ、将来、震災を知らない子供たちへの、伝承の役割を担っています。

被災地学習・交流日帰りバスツアーの様子

慰霊碑を撫でる参加者たち

 

山元町では、今後震災遺構として公開が予定されている旧中浜小学校などを巡り、地元で教員を務める阿部広力氏から当時のお話や現在の復興の様子を伺い、また、その息子さんで、震災後地元の復興のため、山元町に帰郷し、まちづくりの推進を図る活動をされている『ふらっとーほく』代表・阿部結悟氏からお話を伺いました。

また、震災による原発事故の影響が未だ残る福島県相馬市では、「原発ゼロ」を目指し、再生可能エネルギー100%達成に向け、市民レベルで取り組む「ふくしま市民発電」を訪れ、新妻理事長のお話を伺いました。フィールドワークでは、広大な土地に設置されたソーラーパネルを見て、原発に頼らない発電の普及拡大を実感した半面、沿岸部のため住宅を建てることを禁止されており、「ここはかつて、多くの人が住んでいた場所」、「故郷の風景はなくなってしまった」との新妻氏の言葉が印象に残りました。

このツアーを通じ、七ヶ浜町民が他地域での東日本大震災による被災状況や復興状況を知ることにより、お互いに刺激し合える関係づくりや、改めて自分たちの町の復興について考える出会いと学びの場となりました。


RSYの主な取組

11月

11月3日(土) 10:00~15:00
・第1回きずなネット研修会
きずなハウスの『七ヶ浜ファームガーデン』で採れる果実などで、保存食づくりや植物の管理について勉強会を行いました。秋晴れのなか、みんなで楽しく学び、かつ美味しくいただきました!

11月17日(土)11:00~14:00
・菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

11月18日(日)8:00~17:30
・被災地学習・交流日帰りバスツアー

12月

12月8日(土) 13:00~15:30
・第2回きずなネット研修会
きずなネットを中心として、学びや活動の幅を広げる研修会の2回目!今回は講師をお招きして「伝わるチラシの作り方講座」。皆さんも想いが伝わる、素敵なチラシの作り方を学びませんか?参加申し込みはきずなハウスまで。

12月8日(土)、9日(日)
・安城市(愛知県)ボランティアによる手作りサロン開催
つまみ細工やミニX’masツリーなどの手作りサロンを松ヶ浜、代ヶ崎浜、菖蒲田浜にて開催。きずなハウスでは9日10時から開催します!是非ご参加ください!

12月16日(日)9:30~12:00
・花渕浜地区クリスマス交流会協力


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

【第17報】西日本豪雨被害・北海道地震におけるRSYの支援活動

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYは現在も西日本豪雨水害で被災した岐阜県関市、および北海道胆振東部地震で被災したむかわ町・厚真町・安平町の支援を継続しています。
北海道では11月1日から順次仮設住宅の鍵わたしが始まりました。これまで避難所を巡回していた「北海道足湯隊」の活動は、仮設住宅の談話室でも継続する予定です。
また、11月19日~24日、栗田・浦野・吉林・岡田が入れ替わりで現地入りします。
足湯と共に、11月24日(土)にむかわ町仮設住宅で、『ちょっとした工夫で、お家をもっと快適に!仮設住宅暮らし方講習会』を開催予定。宮城県七ヶ浜町で4年間の仮設暮らしを経験した渡辺功さん(大工)・洋子さん夫妻をゲストにお招きし、収納の工夫や近所とのコミュニケーションの大切さ、談話室の使い方などの事例を伝えて頂きく予定です。既に「棚が欲しい」「段差があるので踏み台があるといいかも」などの声も聞かれているので、生活するために最低限必要な環境改善については、できるだけニーズに応えられるよう応援していきます。
私たちは、今後も被災自治体や北海道足湯隊等の地元支援者、また、震つなネットワークで現地入りしているメンバーとともに連携協働し、継続的に両地区を支援していきます。引き続き、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。
以下、報告です。
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▼西日本豪雨水害(岐阜県関市)
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水害から4か月が経ち、各地区で中止していたサロン活動や、復興に向けた地域のイベントが行われています。地域住民が協力し合い、少しでも楽しい時間にしようと準備されてきた成果が表れていました。少しずつ日常の生活を取り戻しつつあるようですが、いまだに家の片付けや田んぼに水が入っていない農家もあるようです。そんな住民を、片付けがひと段落した住民が心配する声が聞かれています。
●西洞サロン
10月17日(水)13時~15時まで、武儀地区の西洞集会所にて足湯&サロンを行いました。RSYからはボランティア3名、スタッフ1名が活動しました。約20名が参加され、足湯や折り紙を楽しんでいただきながら、RSYボランティアと交流していただきました。
●粟野サロン
同月21日(日)13時~15時まで、武儀地区の粟野集会所にて愛知淑徳大学の学生たちによるレクレーションと、東海豪雨で被災されている胡弓演奏家・石田音人さんによる演奏、足湯の3本立てで行いました。RSYからはボランティア10名(大学生8名・一般2名)、スタッフ2名が活動。約30名が参加され、ビンゴゲームや歌を楽しみ、温かいお茶と足湯でホッと一息ついていただきました。
●富野ふれあい文化祭
 同月27日(土)10時~15時まで、富野ふれあいセンターにて足湯&ミニ喫茶コーナーを担当させていただきました。子どもから高齢者までが参加するイベントで、地元の中学校の合唱発表や、中学生が進行する全員参加型ビンゴゲーム、地域の方々の作品展示もありました。RSYからはボランティア2名、スタッフ1名が活動しました。約30名が参加されました。足湯を初めて参加される方も多く、足湯を通してボランティアや参加者同士の交流が生まれました。
●鳥屋市ふるさと大同窓会&富野本郷サロン
同月28日(日)午前中は鳥屋市大同窓会に陶器市・足湯コーナーを担当させていただきました。約20名が利用されました。就職などで引っ越された鳥屋市出身者と、鳥屋市の住民が集う会でした。地元のお母さんたちによるもつ煮の振る舞いや、鮎の塩焼きなどの販売がありました。男性の参加者が多かったです。同窓会には約60名が参加されました。午後には本郷集会所にて足湯・レクリエーションを行いました。約20名が参加され、広告を活用した座布団づくりや、ロープを使った災害時にも役立つ結び方を行いました。またお子さんの参加もあり、参加された高齢者やボランティアを笑顔にしてくれました。
●つぶやき(住民の声)
 【武儀地区】
・80代/女性
最近、血圧が高くて3日前にも病院に行ってきた。100歳のおばあさんの介護をしていた。その頃からストレスがあって疲れたんだと思う。200超えたときには驚いた。運動も食事も気を付けている。血圧の記録は最近さぼってきたからまた続けるわ。
・70代/女性
自分の家は水が浸からなかった。田んぼは少し浸かっただけで自分が食べる米はとれた。でも下の家は水に浸かったし、他の田んぼはまだ水がこないところがある。
・80代/女性
いつも一緒にサロンに来ている3人組のうち1人が最近会えていなくて心配。私の家は高いところだったから水はこなかったけど、深夜2時に急に来ると怖いわよね。
・70代/女性
最近になってやっと自宅の片付けが終わった。
・70代/女性
雨は本当に怖い。全てを流しちゃうんだもの。今でもいつか来るかもと思って眠れないことがあるわ。
・60代/女性
水害にあって田んぼの中に泥が入ってきてね。もう一回は稲刈りが終わっていたけど何か泥の中に栄養があったのか、又、穂がでてきて収穫ができそうだったの。台風の被害が21号のときはすごかった。車庫の屋根が吹き飛ばされた。
・50代/女性
この前の水害で自宅は助かったが、息子の家と畑が水に浸かった。畑にも大量のごみが流れ込んだが、畑の中やさらに土のごみの除去は危険もあって、ボランティアや周
りの人には頼めなかった。
【上之保地区】
・80代/女性
この前会ったことあったかしら。若い人と一緒に家に来てくれた、あー。あのときはどうも。あれからもいろんな人に助けてもらってね。ほんとにありがたかった。お風呂もトイレも修理が終わったの。今日はお父さん来てないけど、だいぶ調子良くなったのよ。
・40代/男性
水害でネイチャーランドに土砂が流れ込んで飼っていたアマゴが半分くらい死んでしまった。7月8月はネイチャーランドの稼ぎ時期にもかかわらず、お客さんが半分以下だった。ようやく復旧してきた。営業は5月から11月くらいまでやっているので、是非来て欲しい。
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▼北海道胆振東部地震(むかわ町・厚真町・安平町)
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先日、厚真町内で「被災後の生活再建を考える無料相談会」の運営サポートをしました。RSYでは現地入りした当初から足湯の活動をさせていただいていた地域で、活動を通し住宅再建の悩みをお聞きし、今回の実施へとつながりました。
●被災後の生活再建を考える無料相談会
 11月3日(土)14時~16時に厚真町ルーラルマナビィハウスにて、ルーラル地区の住民向けに相談会を実施しました。弁護士や建築の専門家(工務店)のみなさんにご協力をいただき、30名の参加者が集まりました。これから本格化する生活再建に向け、受けられる支援制度に関しては弁護士、住宅の修繕費用に関しては工務店が住民の不安や疑問に丁寧に対応していただきました。
RSY・震つな松山が司会進行し、冒頭の30分は弁護士の増川先生(北海道みらい法律事務所)から「弁護士は人と人、モノとモノなどのトラブルを法律や制度に基づき解決する専門家です」と弁護士の役割や、時事ネタを交えた過去の事例から法律や制度の解説をしていただきました。後の約1時間程度を個別相談の時間に設け、20名ほどの方が参加されました。工務店の相談コーナーでは参加者のお宅を実際に身に行き対応していただきました。相談後には打ち立ての温かいお蕎麦と、足湯でホッと一息ついていただきました。
自主避難所として閉所後は住民同士で会う機会が減っており、久しぶりに住民同士が集う場となったそうです。相談会開始直後は険しい表情や不安の表情をされて席につく方、忙しい合間を縫って少し遅れて参加される方もいらっしゃいましたが、終了後にはやわらかな表情で帰られる方が多かったように思います。
以下、足湯で聞かれた参加者の声です。
●つぶやき(参加者の声)
・女性
数年前に旦那を亡くして1人で野菜をつくって暮らしている。2か月くらい避難所で暮らしていて、いろいろやってもらっているからお嬢さんみたいな暮らしだよ。それまでは草むしりで手がカサカサだった。今は草むしりもしなくて遊んでいるようなものだから、手もカサカサしてないの。自宅へ戻るつもりだけど、もう野菜は作らない。
今日の相談で家の中はもう一度見てもらった方がいいんだね。弁護士さんの話を聞いて分かったの。
・80代/男性
地震で頭をぶつけて手がしびれて、何があったんだと思いながら朝を迎えた。すぐに病院に行ったけど電気が止まって、レントゲンとれなくて、むち打ちって言われたけど。今もあまり上がらなくて、ペットボトルを使って動かすようにはしているけど、やりすぎて筋肉痛になったりした。
・20代/男性
家族で来ました。相談会でお蕎麦もふるまわれるからって言われて。普段は寮生活で帰省中です。地震の時、なかなか電気がつかなくて、気持ちまで暗くなりました。家は傾いているけど、今のところ生活できています。
●主催
ルーラル自治会
●専門家のご協力
・増川弁護士(北海道みらい法律事務所)
・ニチハグループFPコーポレーション
・災害復興学会復興支援委員会
●炊き出し&足湯のご協力
・そばで加わるネットワーク
・災害支援ネットワークじゃがネット
・北海道足湯隊
●運営サポート
・レスキューストックヤード
・震災がつなぐ全国ネットワーク
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
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【お知らせ】臨時休業について

みなさま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
スタッフ研修のため、本日と明日は、臨時休業いたします。
直前のご連絡となり、申しわけありません。
ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【名古屋事務局休業日】
 11月5日(月) ~ 11月6日(火)休業
【きずなハウス休業日】

11月5日(月) ~ 11月6日(火)休業

11月7日(水)~通常営業

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.17

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.17を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。
この通信は2017年2月より、RSY会員の皆様や日頃からご支援いただいている皆様に、
メールにて送らせていただいておりましたが、「きずなハウス」での活動や、
復興に向けて歩んでいる七ヶ浜町や、その住民の皆様の様子を、
少しでも多くの方にお知らせできればと、今号より本ブログでも掲載してまいります。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.17(PDF版はこちら

○『きずな食堂@松ヶ浜』を開催しました

10月21日(日)、松ヶ浜地区避難所にて災害公営住宅にお住まいの方をはじめ、松ヶ浜地区の住民の皆様、そして「向洋中Fプロジェクト」や向洋中卒業生が結成した「きずなFプロジェクト」も加わり、食事交流会を開催しました。

食事交流会が始まるまで、地区の花壇の草取りや避難所の掃除など、生徒たちが一生懸命にお手伝いし、その後ダンスのお披露目もしてくれました。また、餃子づくりや配膳、テーブルスピーチやゲーム等の企画から進行なども積極的に行ってくれました。

今回で、向洋中学校の生徒たちが参加しての交流会は3回目となり、住民の皆様と顔見知りになり、会話も弾み、笑顔あふれる交流会となりました。また、地区の方によるサックスの演奏もあり、生徒たちによる手話を交えた「花は咲く」の合唱では、全員一緒になって、大いに盛り上がりました。最後に、生徒会長からの「来年もやります!」との言葉に、住民の皆様からは温かい声援と拍手が送られ、年々交流が深まっていくのを実感しました。(『心の復興』事業としてRSYにより実施。)

きずな食堂@松ヶ浜の様子1

住民の皆様が気持ちよく使えるよう、避難所を掃除

 

きずな食堂@松ヶ浜の様子2

手話をレクチャーして、「花は咲く」の合唱

 


○汐見小学校農園見学

10月3日(水)、汐見小学校の3年生が、汐見台地区の住民の方の農園を見学しました。子ども達は、畑や、その作物について、知りたいことを直接尋ねることができ、地区の皆様のお話を興味津々に聞いていました。今回、RSYのスタッフが町の地域コーディネーターとなっていることから、農園の方をつなぐお手伝いをさせていただきました。

農園見学の様子

普段何気なく食べている野菜が、どのように育つのか学びました

 


○第21回ふれあい広場あさひ園祭り

10月21日(日)、七ヶ浜汐見太鼓の響きをスタートに、あさひ園祭りが開催されました。手作り品の販売やとん汁、玉コン等の出店が並ぶなか、RSYでは東北学院大学の学生ボランティアと「くじ引き」を担当しました。ボランティアのメンバーは毎月菖蒲田浜の災害公営住宅を訪れ交流を続けており、以前地区の方から「公営住宅を出るとき、何も言わないのに掃除の手伝いに来てくれて、嬉しかった」との話を伺いました。そんな皆様とのつながりを今後も大切にしていきたいと思います。

「あさひ園祭り」くじ引きの様子

くじ引きブースの様子

 


RSY七ヶ浜の主な取組

10月

10月3日(水)
・汐見小学校農園見学

10月21日(日)11:30~13:00
・きずな食堂@松ヶ浜

10月21日(日) 10:00~13:00
・第21回ふれあい広場あさひ園祭り

11月

11月3日(土) 10:00~15:00
・第1回きずなネット研修会
きずなネットを中心として、学びや活動の幅を広げる研修会を開催!今回は住民の皆様に日頃から手入れをしていただいている『きずなハウスファームガーデン』について。保存食づくりについても学べます!是非ご参加ください!

11月17日(土)11:00~14:00
・菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り
旬の「ぼっけ汁」を無料で大盤振る舞い!他にも「SEASAW」や「かぼちゃ」が出店(ぼっけ汁以外は有料となります。)し、菖蒲田浜自慢の海産物を使った料理が目白押し!
きずなハウスも駄菓子や「ぼっけのボーちゃん焼き」の販売で参加します!地区を問わずどなたでも参加できます。

11月18日(日)8:00~18:10
・被災地学習・交流日帰りバスツアー
閖上、山元町、福島県相馬市を巡り、東日本大震災による被災状況、そして復興の様子を学び、七ヶ浜の復興について、あらためて考えるツアーを催行します。現在、参加者募集中です。(参加無料。申込みは11月9日まで)

『きずなハウス通信』バックナンバー
きずなハウス通信VOL.1
きずなハウス通信VOL.2
きずなハウス通信VOL.3
きずなハウス通信VOL.4
きずなハウス通信VOL.5
きずなハウス通信VOL.6
きずなハウス通信VOL.7
きずなハウス通信VOL.8
きずなハウス通信VOL.8 特別号
きずなハウス通信VOL.9
きずなハウス通信VOL.10
きずなハウス通信VOL.11
きずなハウス通信VOL.12
きずなハウス通信VOL.13
きずなハウス通信VOL.14
きずなハウス通信VOL.15
きずなハウス通信VOL.16

自主上映「太陽の蓋」

みなさま

映画や娯楽とはあまり縁のないRSYが

この映画の上映会を行うことで、

忘れるには早すぎる7年前のことを思い返すきっかけになればと企画しました。

おかげさまで、前売券は完売しておりますが、若干の当日券がございます。

ぜひ、お越しください。

日時:10月31日(水)19:00開演 21:10終了

場所:名演小劇場(名古屋市東区東桜2丁目23−7)

当日券:1000円

東日本大震災~福島原発事故が起きた3月11日からの5日間。原発事故に迫る新聞記者をキーパーソンとし、当時菅直人政権であった官邸内、さらに東京や福島で暮らす市場の人の姿を対比させて描く。

【ご案内】10/27「福島原発事故と私たちの人権」

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
10月27日(土)に「福島原発事故と私たちの人権」と題した報告会を実施します。

東日本大震災から7年半以上の月日が経過しましたが、
広域避難された方々が抱える課題は、まだまだ解決していません。

今回の報告会では、国連人権理事会で、避難した方々の現状と避難する権利に
ついて訴えた森松明希子さん(大阪への母子避難者)にご報告いただきます。
関西や東京、愛知岐阜での損害賠償訴訟の原告の方にも、現状をお話しして
いただきます。ご都合がつく方は、ぜひご参加ください。

===============
「福島原発事故と私たちの人権」
国連人権理事会報告と愛知岐阜訴訟の現状
===============
◯日時:10月27日(土)13:00~16:30
◯会場:ブラザー・ミュージアム
※アクセス:名鉄本線「堀田駅」より南へ2分、地下鉄名城線「堀田駅」①晩出口より北へ3分
※住所:名古屋市瑞穂区塩入町5番15号
◯参加費:500円(※避難者無料)

◯内容:
<第1部「報告会」>
森松明希子さん(国連人権理事会発言者)と、福島原発被害東京訴訟原告による報告
<第2部「放射能と人権」シンポジウム>
関西訴訟原告×東京訴訟原告×愛知岐阜訴訟原告

◯主催:国連報告実行委員会
◯賛同団体:NPO法人チェルノブイリ救援・中部、公益財団法人名古屋YWCA、
認定NPO法人レスキューストックヤード、 未来につなげる・東海ネット、
核のごみキャンペーン・中部、原発事故避難者の会・愛知

 

【第16報】西日本豪雨被害・北海道地震 RSYの支援活動(10月11日)

皆様
お世話になります。RSY事務局です。
RSYは西日本豪雨水害で被災した岐阜県関市、および北海道胆振東部地震で被災した厚真町、むかわ町、安平町への支援を継続しています。
以下報告です。
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▼西日本豪雨水害
岐阜県関市への支援について
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水害から3か月が経ち、住民は少しずつ落ち着いた生活を取り戻しつつあるかに見えます。しかし、床上浸水の被害が集中した地域では、「年内に何とか畳が入れられるとよいのだけど・・・」という声が聞かれます。関市では仮設住宅は建設されず、公営住宅へ住居を移した方は1名。被災された方の多くが、今も家を修繕しながらの不便な生活を続けています。
関市社協によると、先月4回運行したRSYボランティアバスをはじめ、多くのボランティアの協力を得て、作業系ニーズは残り5件。この間、頼もしくも地元のボランティア有志が『SEKIレンジャー』を発足。今後予測される畳搬入後の家具の搬入など、新たな作業系ニーズを含め、関市社協と連携して対応されるそうです。
一方で、RSYは生活支援ニーズへの対応を継続中。10月から11月にかけては、水害で一時的に中止されていた地区サロンや地域の復興行事を応援すべく、足湯や喫茶、陶器市などで盛り上げます。現在ボランティア募集中。ぜひご協力ください。
【今後のスケジュール】
1.10月17日(木)13:30~15:30/西彫サロン
・足湯&喫茶
・ボランティア募集人数:3名
2.10月27日(土)9:00~17:00/富野ふれあい文化祭
・足湯&喫茶
・ボランティア募集人数:3名
3.10月28日(日)
10:00~12:00/鳥屋市ふるさと大同窓会
13:30~15:30/本郷サロン
・鳥屋市/陶器市&足湯、本郷/足湯&喫茶
・ボランティア募集人数:2名
4.11月25日(日)時間調整中/ゆずまつり(上之保)
・陶器市&足湯
・ボランティア募集:3名
※ボランティア希望の方は、事前に
お名前/所属(あれば)/携帯電話番号
メールアドレス/希望日/送迎希望の有無
を事務局(info@rsy-nagoya.comまでお知らせ下さい。
足湯ボランティアは経験が無い方でも事前講習を行いますので安心してご応募下さい。
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▼北海道胆振東部地震
 厚真町・むかわ町・安平町
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10月7日~12日まで、RSY浦野・吉林を派遣(浦野は8日でOUT)し、足湯&喫茶ボランティア活動を中心に、避難所での生活支援に当たっています。
避難所から仮設住宅への移行期や、帰宅された方へのアフターフォローも含めて、息長く住民の方々が安心できる場づくりを継続したいと考えました。そこで、地元の支援団体に協力を呼びかけ、10月8日に『北海道足湯隊』が発足しました。
★北海道新聞(10月8日朝刊)関連記事
今後は週2~3日程度、被災3町内で取り組みを進めていけるよう、支援団体への足湯講座の開催や現場実践サポート、「つぶやき」の分析や共有方法の検討を行っていきます。
【北海道足湯隊メンバー(10月11日現在)】
・一般社団法人Wellbe Design(事務局)
・北海道NPOセンター
・札幌市立大学教員・学生有志
・真宗大谷派北海道教区災害支援ネットワーク「じゃがネット」
・北海道介護福祉士会
・モルモンヘルピングハンズ
・EPO北海道/北海道地方ESD活動支援センター
・とちぎボランティアネットワーク
・東北大学足湯隊
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足湯の「つぶやき」
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★むかわ町「四季の館」
震災から1か月が経ち、避難所に残っている方の三分の1は半壊以上の被害を受けている世帯。残りの方は一部損壊で、断続的な余震への恐怖、家の修繕の遅れなどで帰るに帰れない状況が続いています。
地元保健師が丁寧に状況を聞き取り、帰宅支援が必要な方には個別に対応していますが、心身の疲れや被災への憤り、不眠を訴える方が増えています。
「仕方ないよ・・・」とこぼす被災者の表情の裏には、やりきれない思いを抱えながらも、心の内を安心して吐き出せる場求める声が聞こえてくるようです。
この複雑な思いを、そばにいて、ひと時でも心を通わせながら受け止められるのは、ボランティアの存在以外に他ならないのかも知れません。
「声なき声」にとことん寄り添い、被災者一人ひとりを見つめ続けた故・黒田裕子さん(元阪神高齢者・障害者支援ネットワーク代表)は、『聴くということ』をこんな風に教えてくれました。
最後の一言まで聴くこと
語ることよりも聴くこと
するというよりもいること
話と話の間に感情を入れないこと(感情をいれるということは話と話の間で自分のせりふを考えているため)
北海道の多くの方々に、足湯を通じてこのマインドが受け継がれて行くことを願いつつ、これからも震つなメンバーと共に『北海道足湯隊』の活動を応援していきます。
(つぶやき)
・今は家に戻って生活しているけど、お風呂に入りにだけ来ている。本当は毎日入りたいけど、みんなに迷惑かけるから1日おきにしてる。地震の前はいきいきサロンという町の集まりに参加していて、みんなでご飯を食べて、それが楽しみだった…今はもうしばらくできないだろうね…(80代・女性)
地震で引き出しのものがバラバラでどこに何があるか分からない。もう家には住めない。でも、たまに家にいくの。掃除をするとかではなくて、家の中のものを見てるだけなんだけど・・・。ここに住めないってわかっててもあきらめきれないのよね(80代・女性)
・3日もたったようなご飯にカレーがかかって出てくる、よくあるんだ。(足湯は)初めて来たけど、やみつきになるね。もっと早く来ればよかった。また来るね。(70代・男性)
・家がつぶれたよ。前にお店やってきたけど、3年前に辞めたから、ちょっとは良かったさ(70代・男性)
・足湯はもう3回目。気持ちいいよね。今日やっと洗濯できたの。着替えはあったんだけど、洗濯する気になれなかったの。眠剤を飲んで、眠れるようになってきたの。夫はね、震災前に亡くなってるの。この足の傷は9歳の時、大きな鎌で切った痕なの。生死の境をさまよって、家族がお葬式の日程を話し合ってたくらい。でもこの傷を見ると、この時に比べたら「私はまだ大丈夫」って思えるの。ぽかぽかしてきたわ、今日は昼寝してもいいかしら。(50代・女性)
・地震の後に10キロ痩せたの。食べれなくて。前はね、1食ご飯茶碗3杯食べれてたのに。今はだいぶ食べれるようになったけれど、1食分は食べれないの。むかわはね、物価が高いから、買い物は苫小牧か、三重に住んでる娘のところに行ってるときは一緒に買い物してくるの。娘にも会えるしね。地震の後は一度、娘が会いに来てくれたの。私の家はこの近くの町営住宅で、半壊認定だったわ。(60代・女性)
北海道足湯隊への足湯レクチャー中
実践。「あったかーい」と大好評
喫茶コーナーのお抹茶も好評。じゃがネットさんのご厚意で、高級抹茶、茶筅、茶器、茶菓子を提供頂きました。スタッフのお茶の立て方を見かねて、被災者の方が参戦。「家にいた時はお友達にもふるまっていたのよ」と、背筋をピンと伸ばしておいしいお茶を立てて下さいました。「一杯頂くわ」と他の方も集まって、ちょっとした足湯コミュニティができました。
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【第15報】豪雨被害と北海道地震におけるRSYの支援活動について(10月2日)

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは、西日本豪雨水害・岐阜県関市・広島県坂町、北海道胆振東部地震の支援活動を継続しています。
以下北海道の支援報告です。
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▼北海道胆振東部地震
 厚真町・むかわ町・安平町
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震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)加盟団体の認定NPO法人とちぎボランティアネットワークと連携し、9月24日~30日まで、栗田・浦野・吉林が入れ替わりで現地入りしました。被災3町の指定・自主避難所での足湯&お茶会を主軸に、長期化する避難生活の中でホッと一息つける場づくりを行いました。また、被災された方々の「つぶやき」は、随時地元の災害ボランティアセンターや行政、支援団体らと共有し、具体的な課題解決や、息の長い支援に繋がるようサポートしています。
つぶやきから、指定・自主避難所の待遇の違いや、今だ断水が続く地域の生活の疲れ、余震や避難所生活の長期化による心身のストレスの高まりが読み取れます。そんな中、足湯は「先の楽しみの一つ」になっているようで、回数を重ねるごとにボランティアと住民、または住民同士が顔見知りになり、新たな出会いに喜びを見出したり、本音をお話し下さる方も増えています。
3町の仮設住宅入居見込みは10月末。避難所生活はあと1か月程度続くことになります。過去の被災地でも、足湯は仮設住宅や災害公営住宅移行期に、住民の方々から息長く親しまれてきたボランティアプログラムでした。
それだけに、地元のお寺や大学、介護福祉士会やNPOの方々も興味を持って下さっています。そこで、10月6日、札幌の「一般社団法人一般社団法人Wellbe Design」主催で、第1回目の「北海道足湯チームミーティング」を開催することになりました。
RSYは、震つなにも協力を得つつ、企画・運営をサポートします。
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【厚真町】
▼厚真中央小学校(指定)
(概要)
避難者は70名前後。犠牲者が多かった吉野地区の住民が多いため、心労が高まっている。
(足湯実施日)
9月27日、29日
(つぶやき)
・とにかく一瞬の揺れだった。ぐっすり家で寝てたんだけど、縦に一気に揺れてそれはもう怖かった。悪魔が来たと思った。家はそこら中ヒビが入って大変だよ。今から21:30まで仕事。ここから通ってる。(60代・男性)
・うちは100年以上続く神社で、鳥居も家も全部壊れた。だから全部立て直しです。将来は実家を継ぐので、来年から東京の大学に通いながら、神主の勉強をすることになってます。でも東京も南海トラフとか言ってますよねぇ。10月に試験だけど、あんまりはかどってない。でも避難所の中に勉強部屋は作ってもらいました。ここには小学校低学年の子どもが6人いるんで、遊び相手してる。この間ボランティアさんが来た時に、マッキーで顔に落書きしたりして結構ひどいことやってた。でも、こんな歳であんな目に合うなんて思ってなかった。一瞬だったけど本当に怖かった。10mの鳥居が壊れるなんて。山も崩れて、自分が生まれてから見てきた風景が一瞬で変わって、なんかもう・・・。なんて言ったらいいか分からない。でもすごい不思議なんだけど、家族全員怪我なく無事だった。命が助かっただけでもよかったと思わなきゃって思います。(18歳・男性)
・今日ね、EXILEが(避難所に)来るんだけどね。会いたくないの、ファンだし、ファンクラブにも入っているんだけど。弱っている私を見せたくないの。強がり言っちゃうのさ。(40~50代・女性)
・地震の時に娘が神奈川からすぐに飛んできてくれたの。ありがたいね。ここはお父さんが死んでからずっと1人で暮らしてきた。孫や子どもが遊びに来て、バーベキューなんかやってね。息子が空いている部屋があるから来いって言うけど絶対行かないの。私の友達も子どものところに行っても、みんな戻ってきたもの。やっぱり年取って都会に行ったらだめだ。(80代・女性)
▼ルーラルマナビィハウス(自主)
約100名が被災し、自宅で避難生活。自主避難所ため生活環境、食事、物資など行政支援が手薄。「取り残され感」が高い。地割れや地盤沈下がひどく、住宅再建に向けてどのような対応をすればよいのか分からないという声多数。災害ボラセンからボランティア派遣はされており、ニーズ件数は5~6件と落ち着いてきている。試験通水中。
(足湯実施日)
9月26日、28日、30日
(つぶやき)
・生まれも育ちも北海道だけど、こんな大きな地震は初めて。子どものころに、「地震がきたら津波が来るから山へ逃げろ」と教わったから今は山の上に住んでいるけど、地割れがして家が壊れた。(60代・女性)
・まだ水が出ていないのがとても困っている。娘2人ともとても怯えていて、母親の自分が頑張ってきたけど、最近疲れが溜まっているのかしら?疲れが抜けない。生理痛がひどくて辛いし、衛生面も気になる。(30代・女性)
・地震の時はベッドと壁に腕を挟まれた。焦ったけどすぐに抜けたし怪我はなかった。今日も午後に震度1の余震があってビクッとしてしまった。揺れにはとても敏感になっている。抹茶、おいしかったです。マナビィは結局応急危険度判定がまだ来ていないので自己責任で使っているという感じ。テントでは限界と感じ、役場に確認してほしいと頼んだが、手が回らない様子。食事は自分が繋がりのあるボランティアが作ったり、他の避難所で残ったものを集めたり、差し入れを持ってきてくれたりしている。役場に食事や物資を取りにいったが「自治会には渡せないルール。個人で取りに来た場合のみ渡す」の一点張り。断水が続いてるし、100人もの被災者が集中しているのだから、職員を置くなどの対応をしてもらえるといいのだが。地盤沈下や地割れなど大きな被害が出ているから、この土地を離れる人も増えると思う。せっかく地域コミュニティがうまく機能しかけていたのに、もうコミュニティ自体なくなるかも知れない。(40代・男性)
・もう疲れ切った。手や足がしびれてきて。夜3時になると毎日必ず目が覚めるの。その時胸がキューっと痛くて苦しくなって。最近頭が全然回らなくなってきた。家の庭にものすごく大きな地割れができていてね。地面も30㎝ぐらい下がって。どうやって直せばいいの?家の中もひっちゃかめっちゃかだった。あの時、「ドーン、ガガガガガガーッ」っていうものすごい大きな音がしてね。緊急時のために懐中電灯は枕もとにおいておいたけど、どっかに行ってしまった。ガラスが割れて散乱してるのも分かったから、お父さんに「靴もってきて!」って頼んで。寝室の家具は2段重ねの上が落ちた。あそこでお父さん寝てたら大けがしてたね。テレビも吹っ飛んだ。ファックスのコードはちぎれるし、照明は天井にブラブラぶつかって壊れるし。本当に怖かった。家の中が少し傾いてるの。断水はまだ続いてる。最初はトイレの水は池から組んでた。もうそれだけでものすごく疲れた。これから私たちどうなっちゃうのかしら。やることが多すぎて何から手を付けていいか分からない。立ち止まるともう動けなくなるような気がして。でもお話し聞いてもらえて、少し心が軽くなった気がします。ありがとう。(70代・女性)
・最近、お腹が空かなくて。地震前はもっと食事の量が多かったのに。なんだろうなぁ。やっぱ地震の後、なんかどっかおかしいよね(体調がおかしい)。夜も今までぐっすり寝れてたのに、3回は目が覚めるもんね。でも子ども達は眠れてるみたい、地震のときも熟睡してたし。逆に私が揺れに驚いて叫んで、起きたんだよ。だから地震の時のこと、あの子たちはあんま覚えてない。地震で冷蔵庫もダメになったから、(地震後)2~3日は冷蔵庫の中に残った高いお肉とかで庭でバーベキューしたの。家族でお祭りみたいに。余計子どもたちは覚えてないかもね。でも、近所の〇〇さん家の子どもは昼間でも家に入れないんだって。怖くて、入るの嫌がるから、夜は避難所通ってるんだって。(30代・女性)
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【むかわ町】四季の館(指定)
むわか地区を中心に、避難者数は90名前後。家屋被害で自宅に戻れない方は40名前後の見込み。「四季の館」は10月末を目途に閉所予定。以降は、仮設住宅(25棟)や長期避難施設(むかわ町町民会館を予定)に居住の見通し。不足分の仮設住宅完成は11月末頃になると思われるため、長期避難所の生活は11月末まで続くかも知れない。日中避難所にいるのは十数名。
(足湯実施日)
9月24日、26日、28日、30日
(足湯のつぶやき抜粋)
・食べるのも、寝るのも今は大丈夫だけど、家がぐちゃぐちゃ。夫も入院していて、家を整理する人もいない。(80代・女性)
・地震の時、自分は一番奥にある部屋に寝ていたので、家から逃げられなくて押しつぶされると思ったよ。でもね、孫が大きな声で叫んでくれて、なんとか頑張って逃げた。でももうあの家には帰れないな。(80代・女性)
・今回で3回目の足湯なの。最初は緊張したんだけど、気持ちよくてまた来たの。地震があったときに東京から孫たちが来て大変だった。ひどい目に遭わせてしまった。古い家だから玄関が開かなくなって、裏の勝手口から逃げたんだけど、パジャマで出て、毛布1枚かぶって。津波がくるんじゃないかと思って。お寺(願照寺・むかわ町二宮にある)の方まで歩いて行ったら道路に車がたくさん並んでいて、橋がだめになって進めないって。大変なことだと。今は寝る時だけこっちに来て、家とここと2~3回行ったり、来たりしてる。またこれお願いね。ありがたいね。(80代・女性)
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【安平町】
▼安平町民会館(指定)
避難者は70名前後。安平町で一番大きい避難所。家屋被害が大きく家に戻れない方多数。高齢者、中高生がいる子育て世帯、ペット世帯が混在。仮設住宅ができる10月末まで開所の見込み。
(足湯実施日)
9月25日、27日、29日
(つぶやき)
・腰が痛くってね。足も冷えてむくんでしまって。ほとほと疲れてきたよ。家はもう住めないからね。ぐちゃぐちゃ。タンスは折り重なって倒れてきたけど、何とか外に出れた。枕もとの懐中電灯はどっかに吹っ飛んでいってしまった。真っ暗な中どうやって避難したかも覚えてない。最近はあまり寝れないから睡眠薬をもらってます。また来てくれるの?楽しみにしてるね。(70代・女性)
・今日病院に行ってきたの。ここ(避難所)に来てから風邪を引いて。いつもの風邪の症状と違う気がして気になっていったの。いつもはこんなに喉は枯れないのよ。お薬と点滴を打ってもらった。この指輪はこの間家の片づけに行ってきて、見つかったものなの。小さな引き出しに指輪とかお父さんかもらった時計とか入ってたけど、地震で引き出しから飛び出て、ぐちゃぐちゃ。見つからなくて。この指輪は高価なモノじゃないけど、娘が海外旅行した時に贈ってくれたの。こういうのは値段じゃないね。見つかってよかったわ。まだまだ片付かないね。息子と「この家はもうだめだね」って話してるの。でもお父さんと土地を選んで、作ってきた家だから辛いな。お父さんは数年前に亡くなってるの。罹災証明だっけ?建築のことはよく分からないから、見てほしいね。この時期には自分で毛糸の靴下や手袋なんかを編んで、ストーブの点検をして、冬支度をするのよ。ここら辺の私くらいの年の人はみんなそうよ。今年はできないのね。ここにストーブなんて間に合わないと思うよ。(70代・女性)
・家はもうだめだから、千歳の方に引っ越ししようかと思ってるの。主人の入院先もそこだしね。この間ね、友達の家に物資を届けに行ってきたの。そしたら、あそこが痛い、ここか痛いって自分の話しかしないの。文句ばっかり言ってて。あげくに、「避難所にいる人は沢山物がもらえていいわね」って。腹が立ってもうその人と話したくなくなった。悔しくて涙が出そうだった。私は痛い、辛い、大変だって言ってても何も変わらないから、何とか明るくして自分を奮い立たせようとしてるのに。帯状疱疹だってすごく痛いけど、笑ってる間は痛みも忘れられると思って頑張ってるのに。普通の暮らしが送れている人にあんなこと言われて本当に悔しかった。(60代・女性)
・今回の地震で肩脱臼しちゃって痛いの。足には動脈瘤があって。できるだけ足を動かせと言われてるけど、動くと肩の方が痛むし、そうしたらいいのかしらね(笑)。さっき救急車で運ばれた人がいたの。ちょっと前まで話してたのに急に気分が悪いっていって。血を吐いたらしい。ストレスかなぁ。びっくりした。私ももう疲れちゃったなぁ。言っても仕方ないけど(笑)(60代・女性)
・主人、自分、早来の母と3人で避難している。午前中は早来の家の片づけ、午後は自分の家の片づけと、今までで一番働いた3週間だった。早来の母は今後もう住めないみたいで、今後のことも考えなければならない。(60代・女性)
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【お知らせ】JCNイベント2days(10/9、10/10)

皆さま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
RSY代表理事・栗田が代表世話人を兼務している、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) で、
10月9日(火)10日(水)の2日間、東京都内でイベントが開催されます。ご都合がつく方はぜひご参加ください!

 

〓〓〓〓〓 JCNイベント2days 開催概要のお知らせ 〓〓〓〓〓

▼10月9日(火)14:00〜17:30
広域避難者支援ミーティング・全国版(第6回)
https://jpn-civil.net/2014/blog/2018/09/109_1.html

▼10月10日(水)14:00〜18:00
現地会議in東京
https://jpn-civil.net/2014/blog/2018/09/_in_721.html

(両日とも)
・会場: 新霞が関ビル5階会議室(東京都千代田区霞が関3丁目3−2)
https://www.shakyo.or.jp/tsuite/access/index.html
・参加費:無料
・申込必須
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イベント周知・Facebookページのシェアにもご協力いただけると幸いです。
https://www.facebook.com/JCN311/
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以下、長くなりますが、イベント詳細です。

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広域避難者支援ミーティング・全国版(第6回)
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・日時:2018年10月9日(火)14:00~17:30
・場所:新霞が関ビル5階会議室(東京都千代田区霞が関3丁目3−2)
https://www.shakyo.or.jp/tsuite/access/index.html

【概要】
広域避難者支援に関わる様々な担い手が一堂に会し、相互理解とゆるやかなネットワークの拡充につなげるための機会とします。法律家、避難当事者、ジャーナリスト、研究者、支援団体からの話題提供と参加者の意見交換を予定しています。

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・主催:東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
・後援(予定):日本弁護士連合会、社会福祉法人中央共同募金会
・対象:広域避難者当事者・広域避難者支援に取り組む民間支援団体
・参加費:無料
・申込み必須(下記に詳細を記述)
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【プログラム】(予定・敬称略)
1.開会 14:00〜
挨拶・趣旨説明/オリエンテーション

2.キーノートスピーチ 14:10〜
「広域避難者支援の経過と現状の課題」
福田 健治(福島の子どもたちを守る法律家ネットワークSAFLAN)

3.リレートーク 14:30〜
▼進行:栗田暢之(JCN代表世話人)
▼話題提供者
桜井 野亜(福島避難者のつどい沖縄じゃんがら会)
森松 明希子(東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream)
松崎真希子(ふれあいフェスティバル実行委員/板橋コスモス会)
吉田 千亜(ジャーナリスト・『ルポ 母子避難』著者)
瀬戸 大作(避難の協同センター)
清水奈名子(宇都宮大学国際学部准教授)

4.全体セッション 16:20〜
参加者同士による意見交換

5.閉会 17:10〜
参加者からの感想/挨拶

※本ミーティングは、真如苑等のご支援により実施します。
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▼参加申し込み方法(10月5日(金)までに申込ください。)
【ウェブフォームでお申し込み】
https://jpn-civil.net/2014/contact/kouiki_zenkoku/

・避難当事者に限り、参加にかかる旅費交通費を補助します。
・名簿への掲載(チェック)希望者のみ配布名簿に記載します。
※交通費補助、託児にかかる詳細は、申込み後に事務局から連絡差し上げます。

 

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現地会議in東京
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■開催趣旨
2011年3月11日に発生した東日本大震災から8年目を迎えますが、まだまだ、課題が山積しています。それらの課題をどのように解決していくか、私たち一人ひとりが考えていく必要があると考えています。一方で、過疎化などを踏まえた復興まちづくりや震災弱者とよばれる人々への見守りなど、日本が抱えるこれからの社会課題への知見を得る機会でもあります。さらに、震災で得た教訓を各地で発生している災害や平時から命をまもることにつなげていくことも大切なことと考えています。
これらの状況を踏まえながら、復興の担い手として東北で活動されている方々と、全国からできる東日本大震災への関わり方やつながり方を一緒に考え、息の長い支援につなげる機会にしたいと考えています。

・日時:2018年10月10日(水) 14:00~18:00
・場所:新霞が関ビル 5階会議室(東京都千代田区霞が関3丁目3番2号)
https://www.shakyo.or.jp/tsuite/access/index.html

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・主催:東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
・助成:復興庁コーディネート事業
・対象:
東北との関わり方を考えたい企業、団体、個人
SDGsのヒントを得たい企業、団体、個人
インターンシップやボランティアを考える個人
東北での研修を考えている企業、団体
東日本大震災の現状を知りたい企業、団体、個人
・参加費:無料
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【プログラム】
▼オープニング(14:00〜)
・開会挨拶と趣旨

▼1部:話題提供(14:10〜)
・「東北との多様な関わり方」
・話題提供者:東日本大震災支援全国ネットワーク地域担当

▼2部:パネルディスカッション(14:25〜)
・岩手県、宮城県、福島県から地域福祉、地域おこし、伝承教訓分野で
活動する9団体(※)が登壇し、パネルディスカッションを展開。
・コーディネーター:東日本大震災支援全国ネットワーク

▼3部:フロアーセッション(16:25〜)
・全国からの関わりを、参加者同士で話し合う。
・コーディネーター:東日本大震災支援全国ネットワーク

▼クロージング(17:40〜18:00)
・閉会挨拶

※登壇者(予定)
◯岩手県
・山崎素子氏(株式会社キャッセン大船渡 PR/プロモート担当)
・岡本翔馬氏(認定NPO法人桜ライン311 代表理事)
・小原裕也氏(社会福祉法人釜石市社会福祉協議会 地域コミュニティ係)

◯宮城県
・田中雅子氏(NPO法人こども∞感ぱにー 代表理事)
・八巻眞由氏(YOMOYAMA COMPANY 代表)
・永沼悠斗氏(3.11メモリアルネットワーク)

◯福島県
・米倉一磨氏(NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
相馬広域こころのケアセンターなごみ所長)
・杉内清繁氏(一般社団法人南相馬農地再生協議会 代表理事)
・平山将士氏(一般社団法人ならはみらい 事業統括)

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■申込方法:
JCNのWEBサイトから申し込み
https://jpn-civil.net/2014/contact/genchi_kaigi_tokyo/
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