【ご案内】RSY熊本地震支援活動報告会《11月2日》

皆様

レスキューストックヤード事務局です。

この度の熊本地震に対する当法人の支援活動に、
ご理解、ご協力をいただきありがとうございます。4月20日に2度目の現地入りをして以降、
レスキューストックヤードは、御船町(益城町の南側に隣接)に腰を据えて、
RSY御船事務所「かたらんな交流館」(7月~)を設置して、避難所生活、仮設住宅への移転、

生活再建と連続する被災者の環境の変化に合わせ、丁寧な関わり合いを心がけて活動しています。
また、JVOADの一員として、熊本県域と熊本市内のNPO支援も継続してきました。「あったか味噌汁プロジェクト」では、多くの方々にお椀やお箸を寄贈いただき、
また、夏の暑い倉庫でのパック化作業にも多くのボランティアにご協力いただきました。
本当にありがとうございました。

皆様のご厚意に少しでも応えるため、
これまでの活動をご報告したいと存じます。

また、御船町スポーツセンターの所長として、その避難所運営に奔走された、

 熊本YMCAの福山氏にお越しいただき、お話しをいただきます。日時:11月2日(水) 19:00~20:30
場所:名古屋市市民活動推進センター 集会室
ナディアパークデザインセンタービル6階
(名古屋市中区栄3-18-1)

タイトル:発災から半年、日常を取り戻すための支援

定員:80名
※部屋の定員がありますので、できましたら事前にお申込みいただければ幸いです。
その際は、件名を「熊本地震支援報告会《11月2日》」としてください。

会場地図など詳しくは、以下のチラシでご確認いただけます。

問合せ先:レスキューストックヤード事務局
052-253-7550

【ボランティア募集】10月28日13:30~あるある88号発送ボランティア

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。

2002年から定期的に発行してきたRSY機関紙「あるある」が、今号で末広がりの88号。
そんな縁起のよい「あるある88号」の発送作業を10月28日(金)に行います。

今号は、特集1で防災グッズの一つであるヘルメットについて調べてみたり、
特集2では音楽を通して支援に取り組む方々との座談会の様子をお届けします。
発送作業にお越しいただければ、「あるある」に載せきれなかった面白いネタも知れるかも!
是非ご協力ください!

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あるある88号発送作業
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▼日時:2016年10月28日(金)13:30~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:宛名シール貼り、あるあるの封入 など
主に単純作業がメインですが、毎回ワイワイと作業中の事務所は賑わっています。

▼ご協力いただける皆さまへ: info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
メールの件名は「あるある発送ボランティア」とお書きください。
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★「あるある」は2ヶ月に一度、RSYの会員様向けに発行している機関紙です。
毎週火曜日にボランティアを中心とした編集委員で会議を開き、毎号作り上げており、
RSYの活動や今気になる災害や防災の情報をお届けしています。
どなたでも編集会議に参加いただけるので、興味のある方は事務局にご連絡ください!
ご協力よろしくお願いいたします。

【第37報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(9月23日~10月9日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
相次ぐ台風や阿蘇山の噴火、いまだぬぐいきれない余震への恐怖感など、心の負担はなかなか軽くなりません。
一方で、仮設住宅への入居は少しずつ進み、現在避難所となっているスポーツセンターの避難者は65名となりました。また、集会場や談話室の鍵渡しも進み、自治会づくりや体操教室、サロン、交流会などの生活支援プログラムも少しずつ動き出しました。今は、9月16日(日)に住民からの提案で開催されることになった「がんばろう!御船!心に響け「感動祭」」の準備も着々と進んでいます。
生活の基盤が少しずつ整い、新しい人との繋がりの中で、多くの方々が再建への一歩を踏み出し始めました。
RSYは、日々仮設住宅を巡回し、戸別訪問や環境整備を進めつつ、これから復興に向けて頑張ろうとする方々をさらに応援し、いまだ元気が出ず、不安な気持ちを抱える方には、安心して心の内をお話いただけるよう、丁寧な関わり合いを心がけて活動していきます。引き続き、皆様のご支援をよろしくお願い致します。
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▼仮設住宅支援
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★新たに5箇所の談話室が完成しました
今城、小坂、ふれあい第1・ふれあい第2・滝川仮設の談話室が完成したので、机・椅子(RSY寄贈)、調理用具・工具・裁縫セット(生活協同組合連合会アイチョイス様寄贈)を搬入しまた。
★仮設住宅入居者説明会
9月22日南木倉仮設、10月4日入居済み仮設団地の空室分を対象に入居者説明会が開催されました。RSYは仮設住宅の住まい方の説明についてお話し、あったか味噌汁プロジェクトで集った、お椀&お箸セットを配布しました。
(住民の声)
・お椀とお箸、可愛いのが入ってて子供たちが喜んでました!家からは持って来れんからほんと助かりました。(30代女性)
・お椀はもう少し落ち着いたら使おうて思って、戸棚になおしとるよ。最初に貰って中を見たらとてもよかお椀だったけんね。ありがとうって言っておいてね。(70代女性)
・貰ったお椀は大事に使いよるよ。今も洗いよるとこだった。綺麗なお椀をありがとうございます。避難した甲佐でも水害で家が流されて、持ってこれる物が無かったから嬉しかったです。(50代女性)
★仮設住宅自治会づくり会議に参加しました
集会場・談話室の鍵の管理や使い方のルールづくり、代表・組長の決定など、自治会づくりに向けて役場総務課、社会福祉協議会、RSYで意見交換する機会を設けています。集会場や談話室を住民が自由に使えたり、住民同士の見守り機能や、行政やボランティア情報などが滞りなく届くようにするためにも、住民同士の話し合いの場を早急に作っていくことで合意しました。
★ふれあい第1・第2仮設住宅談話室プログラム
●9月28日(水)10:00~13:00 あったか味噌汁プロジェクト「ミニ昼食会」
仮設住宅で「食」を通じた健康づくりと人との繋がり、居場所づくりを目的に開催しました。
避難所生活で「だご汁が食べたか~」という住民の声が多かったことから、当日のメニューは「だご汁」づくりに決定。愛知からプレゼンとしたお椀とお箸を片手に、お年寄りから幼児まで、17世帯・23名が集りました。運営は、NPO法人災害ボランティアネットワーク九州支部てらもんさんから助っ人6名が駆けつけてくれました。
「だご汁」の『だご』とは、粉で作っただんごのこと。粉に水を加えて粘り気を出した後、手でちぎってお鍋にいれるという、すいとんに近いイメージです。味はしょうゆと味噌があるそうで、住民の方の勧めもあり、今回はしょうゆ味にしました。談話室に集合するなり、住民の皆さんは、洗う、切る、煮る、だごをちぎるの作業に積極的に加わり、もはやスタッフがお客さん。最後の味付けもお任せしたら、ホカホカのあったか「だご汁」が完成しました。新潟県中越地震で被災した刈羽村から頂いたお米を炊いておにぎりをつくり、てらもんさんお手製のつけもとと一緒にみんなでパクリ。終始会話と笑顔の絶えない時間となりました。「みんなで食べるとほんとにおいしかね~」「今日は本当によか一日たい」と何度もつぶやく男性もいました。
最初は「足が悪いしトイレが近いからみんなに迷惑かけちゃうし・・・」とか、「今おなかすいてないからねぇ」などと、消極的だった方も、粘り強い声かけにしぶしぶ移動。しかし、会場に辿り着くと「あら~、あんたもここにおったんね?」と、満面の笑みで知り合いとの再会を喜ぶ表情の変化が印象的でした。
また、家の解体についての疑問や、これから集会場で何をしようか?など、相談や情報交換の場にもなっていました。最後の自己紹介タイムを経て、「一緒に帰ろう。お互いの家の場所覚えて、お茶のみしようね」など、互いに声を掛け合う姿もみられ、新たな繋がりの機会となったことを嬉しく思いました。
 ●10月2日(日)14:00~16:00 なごやカフェ
名古屋学院大学の学生ら6名が駆けつけてくれ、名古屋名物「ういろう」づくりを楽しみました。町内のイベントも重なり、参加者は10名と少なかったものの、ゆったりとした時間を過ごす中で、今の暮らしぶりや住民の皆さんの人となりに触れる機会となりました。
ある学生は、仮設のお部屋にも上がらせてもらい、段差や狭い室内に衝撃を受けていました。また、今回は先日のボランティアバスに参加してくれた学生も2名もおり、御船の住民の皆さんや町への愛着の気持ちが少しずつ育っているように感じます。今回の渡航費や企画運営費は、自分たちで助成金に応募して確保しているそう。「11月頃にまた行きたい!」と次の計画を練ってくれているようです。
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▼集落支援
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★9月27日(火)10:00~13:00 陶器市&RSYカフェを開催しました
西木倉地区見守りサロンの皆さんの協力のもと、瀬戸市陶磁器卸商業協同組合様からご提供頂いた陶器で陶器市を開催しました。
当日は西木倉サロンに参加されている方や、会場となった木倉公民館周辺にお住まいの皆さん約50名が参加。木倉地区は倒壊家屋などは少ないものの、ライフラインの寸断や、家具の転倒などの家の中の被害は多く、「食器棚が倒れて全部割れちゃったからとても助かる」「ほんとに全部10円?ほんとにいいの?ありがたいです」と口々に言いながら、じっくり丁寧に品定めをしておられました。
「直後は公民館にも沢山の人が避難してきてね。トイレの水は川から汲んで、家にあるものを持ち寄ってみんなでご飯をつくって食べたのよ。プロパンガスなのが幸いだった。」と久しぶりに当時の様子を振り返る方もいらっしゃいました。
また、NPO法人クラップス様を通じて届いた、宮城の子どもたちの応援メッセージ入りカップもお届けできました。
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▼企業・団体・個人の皆様からのご協力
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★ブラザー工業(株)様から複合プリンターを寄贈いただきました
「かたらんな交流館」で、集落や仮設住宅向けのイベント企画を行う時には、必ず広報用のチラシを作成しています。最近は、配布先も増えたため、頂いた複合レーザープリンターが毎日大活躍しています。配布したチラシを大切に保管して、イベント当日を指折り数えて待っていてくださる方もいます。ご協力、ありがとうございました!
トヨタボランティアセンター様から社員ボランティアを派遣いただきました
9月25日と10月1日の2日間、10名の皆さんに活動いただきました。とても暑い中でしたが、10月16日に予定される「感動際」の竹灯篭づくりや竹の切り出し、全壊した家屋の瓦撤去作業などに、一生懸命取り組んでくださいました。住民の方の中には、TOYOTA自動車ユーザーも多く、また、集団就職などで愛知県に住んでいた方もいらっしゃり、共通の話題で交流も深まりました。社員の皆さんからは、「少しでも御船町の皆さんのお役に立てれば嬉しい」「今度は町の見所も回ってみたい」「住民の皆さんとの関わりを通じて、自動車会社として今後できることを考えていきたい」などのコメントを寄せて頂きました。
★光楽寺・大津山様
避難所で夜だけ車中泊をしている方に「ネムレール」5セットを寄贈くださいました。「ネムレール」は、エコノミー症候群防止を目的にご住職が開発された簡易ベッドで、狭い車内でも手足を伸ばして横になれます。これまでにも、御船町のみならず多くの地域に無償提供されてきました。動画でも紹介されていますのでぜひご覧下さい。
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▼住民の声
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★仮設での暮らし
・やっと談話室が使えるとね?仮設は昼間暇してる高齢者ばかりで外出もされんから、ここでみんなでお話できると良かね~(60代女性)
・ここの仮設に入れて本当に嬉しい。娘家族も向かいの仮設にいるから、毎日お互いの家で夕食しよるよ。隣同士になると喧嘩するけど、この距離も助かっとる。避難所出てからは夜中に目が覚めることも無くなったし、トイレも気兼ねなく行ける。お風呂も好きなだけ入れて今が幸せよ。皆さんに感謝してます(60代女性)
・仮設に入るまでは家族三人で車中泊しててね。前二人はシート倒せるけど、後ろは体育座りみたいにしとった。もうその生活からしたら本当に楽になりました。元々の集落の人が多いけん、何人も知り合いが居るしね。あとお隣さんとも仲良くなれてね。最近はお孫さんも顔を覚えてくれて毎日楽しくて。お向かいさんとも話したり出来るし、ここで良かったと思います。(60代女性)
・一番良い仮設に入れてもらって本当に快適に暮らしとります。でも一番広い部屋が二つまだ入居されとらんのよ。お隣と一番端ね。今も小屋(在宅)で寝泊まりしてる人を考えると一日でも開放して泊めてあげられたらと思うんだけどね。(90代女性)
・談話室で月曜日の午前中に体を動かすサロンがあるけん、参加しよるよ。8人ぐらいかね。主人も誘うけどトイレが近いって言うてなかなか出ようとしなくてね。ほっとくと徘徊するから、できるだけ一緒におらんといかんしね。(70代女性)
やっと談話室が使えるようになったから来てみたけど誰もおらんね~。今日は天気もよかし、みんな出かけとらすから仕方なかね。一人のお年寄りが来て話せるようになるとよかけどね。
(50代女性)
★その他
・台風はこちらに来なくて良かったけど、鹿児島や四国にいる知り合いが心配でね。夜中じゅうテレビを見てましたよ。(40代女性)
・弁当買ってきたけん、ここ(交流館)で食べてよかね?仮設で一人で食べても美味しくなかもん。やっぱり誰かと話しながら食べるとは良かね。(50代男性)
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、
孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、
ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【お知らせ】RSY七ヶ浜事務局臨時休業のお知らせ

みなさま

レスキューストックヤード事務局です。
台風一過で、秋が進みましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、七ヶ浜事務局・七ヶ浜きずなハウスは、小さなお客様でにぎわった8月は、
お休みせずに営業しておりまし
たが下記の日程で振替え休業させていただきます。
ご不便をおかけいた
しますが、ご了承ください。

七ヶ浜事務局・七ヶ浜きずなハウス : 10月8日(土) ~ 11日(火)
★10月12日(水)より、通常通りです。

宮城県七ヶ浜町報告【第246報】世代間交流事業!『 きずな食堂 in 松ヶ浜 』

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。

去る9月25日(日)に「きずな食堂in松ヶ浜」が開催されました。

仮設住宅から災害公営住宅や防災集団移転地への引っ越しが進み、「地区行事は決まった人しか来ないので、マンネリ化が進んでいる」、「決まった人たちが集会所を使っているので、使いづらい」、「災害公営住宅入居して1年が経ったが日常生活に張りがない」などの住民からの声が相次ぎ、「これからは自分たちでなんとかしなきゃ」 と思いつつも新しいコミュニティ形成はなかなか難しいようです。

きずなハウス
私たちRSY七ヶ浜事務局は事務所兼コミュニティスペースとして「きずなハウス」を運営していますが、そこでは大人も子どもも関係なく談笑している様子があります。
「子どもたちの元気な笑い声を聞くだけでも、自分たちが自然と笑顔になれる。」そんな声をたくさん聞いたので、世代間交流で地域活性化、コミュニティ形成、生きがいづくりができないかと考え、各地区の区長や民生委員、ボランティア、子ども会や七ヶ浜町社会福祉協議会に相談し、「きずな食堂」と銘打ち、災害公営住宅、防災集団移転地を回り、食事会を行う事にしました。 

住民との打ち合わせ
第一回目は松ヶ浜地区です。
内容は「食事会」と「軽運動」と決まりました。参加者は松ヶ浜地区の子どもたち、きずなハウスの利用の子どもたち合わせて20名と大人30名の合わせて50名!開催場所となった松ヶ浜地区避難所は大賑わい!

また、食事会もただの食事会ではありません。住民の皆さんに作ってもらいました。もちろん「共同・交流」の観点から子どもたちにも手伝ってもらいましたよ♪

大人「お家でもお母さんのお手伝いしてるの?」
子ども「してるよ!お皿も片づけたりもするの!」
大人「えらいねー。今日も手伝ってくれるのね。ありがとうね」
顔を合わせ、一緒に何かを行えば、会話が生まれます。ましてや今回は子どもたちです。
「仕上げや味付けは私たちの役目だ!手伝ってくれた子たちのためにも美味しくつくろう!」

いつももメンバーではない、いつもの世代ではない人たちとの共同作業は日常生活のアクセントになったようです。
食事班子どもたちのお手伝い1

食事班が中で奮闘している最中、外では「グラウンドゴルフ大会」が開かれました。
地区のグラウンドゴルフ協会の皆さんに指南・協力頂き、大人・子どもごちゃまぜのチームでスタート!

子ども「はじめてだよー。どうするかわからなーい」
大人「こーやるんだよ。あんまり力を入れれないでポーン・・・ってね」
子ども「コツつかんできた!やってみると面白い!今度はあっちのコースでやりたい!はやく行こうよ!」
大人「はいはいちょっと待ってくれ。子どもたちは元気だな!俺たちもがんばんなきゃな」
歓声と笑い声で会場は包まれました。
グラウンドゴルフ2グラウンドゴルフ
12時には食事班の準備も出来たので「芋煮会」のスタートです。
災害公営住宅入居者や地区の住民さんが差し入れで漬物やおひたしなど作ってきてくれました。
「この野菜、美味しいからさ!お母さんに持って帰ってあげるんだ!」
と差し入れも好評!野菜をもりもり食べる小学生を久しぶりにみました。
食事交流会食事交流会2
あっという間に13時。終わりの時間です。
会場のお片づけは子どもたちにも手伝ってもらい、盛況の内に無事終了を迎えました。
地区内、地区間、世代間・・・終わっていれば様々な交流のポイントがありました。
松ヶ浜地区を皮切りに、これからも月1~2回程度できずな食堂は町内を回っていく予定です。
片づけ2
この企画を通じて、住民自身が「自分たちのやりたいこと」を見つけて、動いていき、住民自らコミュニティを作っていくことができれば良いと思っています。
しかし、最初から自分たちだけするということが難しいと思いますので、
私たちは必要に応じてサポート役として、足りないところ補いながら動いていきます。

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【参加者の声】
○最初は見学のつもりだったけど、子どもたちの声に連れられてグラウンドゴルフに参加しちゃったよ。やっぱり時々、身体動かさないとダメね。こういう機会あったらまた参加したいわ。
(50代:女性)

○きずなハウスから来た子どもたちは松ヶ浜地区の子たちじゃなかったのね。初めて見る顔だなと思ってたんだ。でも、私たちの学区内の子どもたちもあんまり見かけないな。どこで遊んでいるんだろうね。今の子どもたちは。
(50代:女性)

○やっぱり、美味しいって食べてくれる人たちがいると料理作る方は嬉しいよね。
子どもたちって正直でしょ?美味しくないときは残すじゃない?それをおかわりするんだもん。
私たちも作った甲斐があったってもんさ。
(60代:女性)

○俺が採った野菜を上手い!って食ってもらったんだ。しかも、持って帰って親に食わせたいんだってよ。いくらでもあるから持ってけ!持ってけー!あー、今日は良かったよ。
(70代:男性

○楽しかったよ!また遊びに来てね!今度もお手伝いするからさ!
(小学生)

○初めて松ヶ浜に来た。私たちの住んでいる地区からは一番遠いところにあるから。
いいところだね。
(小学生)
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【主催】きずな食堂in松ヶ浜 実行委員会、認定NPO法人レスキューストックヤード
【協力】松ヶ浜地区、七ヶ浜町社会福祉協議会

※この事業は平成28年「心の復興」被災者支援事業の助成で開催致しました。

【大募集】「うるうるパック」パック化作業

皆さま

お世話になっております。RSY事務局です。
8月に行ったパック化作業では、多くの方にご協力いただき、7市町村にうるうるパックを
発送することができました。本当にありがとうございました。
今回、御船町からうるうるパックの追加の依頼が入ったため、以下の日時でパック化作業ボランティアを10名程募集いたします。ご確認いただき、ご協力いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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▼うるうるパックとは?
被災者が必要とする生活物資等を企業等から頂き、ボランティアがパック化した上で、被災地の災害ボランティアセンター等を通じて地元の自治会や民生委員らとともに「お見舞い品」として訪問配付する活動です。この取り組みは、単に被災者に物資を提供するということではなく、これまでの被災者支援の経験に基づく本当に必要な物資であるとともに、被災者一人ひとりが抱える暮らしの課題について直接お聞きすることができます。(過去にうるうるパックを配布した被災地:2005年長野水害、2007年新潟県中越沖地震、2011年東日本大震災、2013年伊豆大島、2015年東日本大震災、2016年熊本地震、台風10号水害)
▼パック化・発送作業の詳細
●日時:10月10日(月)・23日(日)10:00~14:00
※簡単ではありますが、飲み物と軽食をご用意いたします。
●場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡大口町秋田三丁目106
※現地のマップURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
●集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
●内容:企業等から頂く生活用品のパック化(御船町など約1000セット)
▼ご協力いただける皆様へ
お手数ですが8日(土)の18時までに、件名を「うるうるパック化作業」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号
・参加できる日にち(10日/23日/両日)
・集合場所(現地/RSY事務所)
をメールにてご連絡ください。
当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
よろしくお願いいたします。

宮城県七ヶ浜町報告【第245報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう~第7弾魚釣りをしよう~

みなさまお世話になります、RSY七ヶ浜事務局槙島です。

海の近くに住む七ヶ浜の子ども達に「海を楽しい場所と感じてもらいたい」という想いから、漁師さんと一緒に海を体験できる企画として2015年春から年間4回 、菖蒲田浜漁港で釣りや海苔すき体験など、体験学習を中心に実施してきた「きずな号で七ヶ浜を学ぼう」の第7弾を先日9月17日(土)に実施しました。(過去の魚釣りの様子はこちらから→第1弾第2弾第3弾

第7弾えさつけえさつけ2

今回は20名の参加でそのうち半分が初参加!

「ずっと釣りしたかったんだよね」「友だちが楽しいって言ってたから申し込んだんだ」 と、常連チームがお友達を誘ってどんどんメンバーが増えています。

きずなハウスで集合して、みんな揃ったらきずな号で浜へ。菖蒲田浜漁港の小屋の前で漁師さんからお話を聞いたらさっそくスタートです!

針やえさのつけ方を教わって、初めての子達が苦戦している中、リピーターの子達はどんどん自分で準備をして、「つけられたらやっていいの?」と。そしてあっという間に「釣れたよー!」という声に漁師さんもビックリ。

初めての子達もなんとか餌をつけて、グループごとに分かれて釣れるのを待ちます。

初参加チーム初めて釣れた

「また釣れたよー」「あーここまで上がってきたのに逃げられたー」とお昼まで存分に釣りを楽しんで各グループごとに昼食を。自分たちで釣った魚もその場でから揚げにしていただきます!

そして漁師さんからサプライズ!1人1杯ずつワタリガニをご馳走になりました。

初めて食べる子もいれば、「お母さんから食べ方教わって、小さいときから自分で剥いて食べてるよ。こうやって足のところ折ればきれいに身が食べれる」となれた手つきで食べる子もいました。(さすが浜っこ!)

「食べ終わったらまた釣りしていいの?」という声も出るほどでしたが、今回は昼食が終わったら釣果発表!

3チーム全体では20匹ほど、今回はハゼがたくさん釣れました!

中にはコチを釣った子もいて「これが大きくなったら高く売れるんだよー」と漁師さんに言われ、「すごいの釣ったよ!」と喜んでいました。

カニコチが釣れたよ集合写真

昨年から始まり4回目となった今回。今年度の最初の釣りは雨天中止となってしまったため、今年度の釣り企画は初めてだったこともあり、いつも以上に楽しみに参加してくれました。

 

この企画を機に七ヶ浜の海に触れる回数が増え、「楽しかったから友だちも誘ってきたよー」と子ども達同士で海に触れる楽しさを伝え、この企画に参加する様子を見て、漁師さんも更に多くの子ども達に参加してもらうために「今度はもっとこうしたらいいんじゃないか」「いつも来てくれる子達に積極的に参加してもらえるように、初参加の子たちに教える係になってもらうのもいいかも。そしたらそれもまた子ども達の力になるしね」と、この企画をより良くするためにアイディアを出し、一緒に作り上げてくれています。

そして子ども達だけでなく、保護者の方も海に触れ、漁師さんと繋がりができ、「七ヶ浜で獲れるものをこうやって身近に食べられるのはいいよね」と、海の町で暮らすということを改めて考える機会になっているようでした。

これからも海を身近に感じ、体験したこの町の素晴らしさやおもしろさが一人ひとりの中に残るような時間を漁師さんや参加者の方と一緒に作っていきたいと思っています。

 

【参加者の声】

・でかいハゼを釣ることができました。今回は2匹しかつれなかったけど、師匠がカニやカレイを準備してくれたので、昼食はとてもおいしかったです。1匹大物が釣れたので嬉しかったです。次回の釣りでは3匹は釣りたいです。(小6男子・2回目)

・大きなハゼとカニがとれて嬉しかった。きずな号のイベントで釣りをしたことはたくさんあったので釣りにも慣れてきました。七ヶ浜の魚はおいしいのでまた食べたいと思いました。(小6男子・3回目)

・今回釣りをして漁師の人の大変さなどがわかりました。私は1匹もつれなかったけど、とっても楽しかったです。みんなが釣った魚はとってもおいしかったです。(小6女子・初参加)

【保護者の声】

・こうやって色々企画をやってもらって、お世話になった皆様のおかげで子ども達も私も心が温まります。ありがとう。(小5男子母)

・みんなで揚げたての魚のからあげやゆでたてのカニをいただいたことがおいしくて楽しかったです。家族ではよく釣りに行きますが、仲の良い友だちと一緒に釣りをする機会はなかなかないので、子ども達が楽しそうでした。(小6男子、小3女子母)

【第36報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(9月14日~9月22日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
この間、台風16号が九州地方を通過し、熊本県への被害も懸念されましたが、今のところ大きな被害には至っていないとのことでひとまずホッとしています。
しかし一方で、鹿児島、宮崎、大分県などで被害が出ており、RSYは、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)や震災がつなぐ全国ネットワークを経由して、各方面から情報収集しています。とにかく、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。
さて、御船町には、RSYと繋がりを持って下さったボランティア団体・個人の皆さんが、随時支援に駆けつけて下さっています。仮設住宅の皆さんとの昼食会やお茶会、復興まつりへのお手伝い、全壊家屋からの貴重品の取り出しなど、活動内容も様々です。
また、御船事務所「かたらんな交流館」や、集会場・談話室で使う備品の寄付など、後方支援にご協力くださる企業さんもあります。多くの皆さんに支えられ、御船町の活動も6ヶ月目を迎えることができました。
今も、避難所となっているスポーツセンターでは、約90名が避難所生活を送っています。
また、応急仮設住宅は21箇所・437世帯、みなし仮設住宅は241世帯が入居予定で、応急仮設住宅への全世帯入居完了までには、あと2ヶ月程度かかる見込みです。(現在までに建設・入居が完了している応急仮設住宅は15箇所)
RSYは当初の活動期間を延長し、年内中は専従スタッフを継続して配置することと致しました。
引き続き、皆様のご支援をよろしくお願い致します。
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▼9/17 陶器市&RSYカフェを開催しました
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大分大学から8名の学生がボランティアに駆けつけてくれました。震災直後、避難所で足湯や子どもの遊び相手になってくれた学生が、今も継続して足を運んでくれています。当日は、陶器市の売り子さんや、路上での呼び込み、カフェでの来客対応など大活躍。住民の皆さんとの交流を深めました。
今回は戸別訪問もかねて、現在建設・入居している15箇所の応急仮設住宅全てにチラシを配布しました。応急仮設住宅や交流館近くの住民の方々、果ては山都町や熊本市内からも足を運んでくださり、合わせて約60名が来館しました。
カフェスペースはさながら、避難所の同窓会のようで、当時のメンバーが顔を合わせながら、思い出話や、最近の暮らしぶりなどの話題に花を咲かせていました。また、飲食店の方や在宅で避難されている方の中には、「柄が揃った食器があるのが嬉しい」と、数十枚も購入下さいました。どれも1つ10円~50円程度で販売しているので、買い物でストレス発散にもなったようです。
山間の地区からは遠いため、移動手段が無く買いに来られない方もいらっしゃいます。10月から11月にかけて、巡回型の陶器市の開催も勧めていきます。
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▼池田活版印刷所の引越し手伝いをしました
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今も現役の印刷所として営業している「池田活版印刷所」は、明治23年(1890年)創業。今年で125年目を迎えます。現在も昔ながらの組版の技法で印刷注文を受けつけています。建物は伝統工法の木造建築で、歴史的にもとても価値があります。その古風で味わい深い佇まいは、御船川に多くの船が着岸し、沢山の酒蔵があり賑わっていたというかつての町の風情を感じさせます
今回の地震で倒壊は免れたものの、今後も事業を継続することを見据え、建物の修復工事をすることになりました。これまでも、多くのボランティアさんが、地震で棚が倒れ、散乱した中から鉛でできた何万文字という活字を、整理して元の棚に戻すという精密な作業を、お手伝いしてきました。RSYもささやかながらご支援しています。
こんな日頃の繋がりから、気楽に頼みごとができる関係ができたのか、印刷所からスタッフへ「活字の箱が10キロもあって持てないので移動させるのを手伝って欲しい」というヘルプの電話が入り、力持ちスタッフ浦中がお手伝いに行きました。中西・浦中共に、オリジナルの名刺も作ったとのこと。事業が再開したら、ぜひここでスタッフ全員の名刺を作りたいと思います。皆さんもどうぞ!
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▼仮設住宅入居者説明会
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9月15日滝川応急仮設住宅、9月22日南木倉仮設住宅の入居者説明会で、仮設住宅の住まい方の説明についてお話しました。また、あったか味噌汁プロジェクトで集った、お椀&お箸セットを配布しました。
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▼仮設住宅談話室に備品を提供しました
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談話室・集会場は、全部で11箇所に建つ予定ですが、順番に建設されている関係で、今稼動しているのは2箇所。この度、新たに5箇所がオープンすることになりました。長机・座卓・パイプ椅子はRSYから寄贈し、調理道具や裁縫・工具セットは、生活協同組合連合会アイチョイス様からご寄贈頂いています。既に稼動している2箇所では、サロンや昼食会などが開催されていて、備品も活躍中。
私たちはこれまでの被災地で、「○○がしたい!」とせっかく声が上がっても、道具の調達に時間がかかりすぎて、住民のやる気がそがれてしまう場面を沢山みてきました。今回は皆さんのご協力で、タイミングを逃さずこのような支援を行うことができ、町役場や住民の方々にもとても喜んで頂いています。
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▼住民の声
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・こないだお椀ばもろたよね?大事につかっとります。いつもご苦労様です。まだ御船には来られると?やっと涼しくなってきたばってん、気を付けて回ってね。(かたらんな交流館のチラシを見て)ここはたまに通るけん、今度寄らせてもらうね。(80代女性)
・仮設に来てからぐっすり眠れるよ。避難所では夜中に何度も起きよったもん。隣も避難所で一緒だった知ってる人ばかりだから、安心して生活できるよ。(スタッフの)顔見れて安心したよ!(80代男性)

・台風はこちらに来なくて良かったけど、鹿児島や四国にいる知り合いが心配でね。夜中じゅうテレビを見てましたよ。(40代女性)

・やっと談話室が使えるとね?仮設は昼間暇してる高齢者ばかりで外出もされんから、ここでみんなでお話できると良かね~。避難所のカフェの人も遊びに来るって言よらしたけん、早く鍵の管理を決めんとね!(60代女性)

・さっきもらったお椀とお箸、可愛いのが入ってて子供たちが喜んでました!家からは持って来れんからほんと助かりました。(30代女性)

・陶器市みんな楽しみにしとるよ。ほんとに10円でいいの?この辺の人は良いお皿が割れてしまって、バラバラの残った皿ばかり使ってるんよ。私も最後に残った物でいいから少し買わせてもらうね。(60代女性)

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▼コラム:Yさんのエピソード
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Yさんは、瓦礫の中から見つけ出されたお位牌をじっと見つめながら、「妻のが一番に出てきたですたい。泥もほとんど付かんで」とつぶやきました。
今年10月に3回忌を迎えようとしている奥様のお位牌が、5ヶ月ぶりにようやく取り出せたのです。Yさんは80歳を過ぎ、障がいのある息子さんと二人暮らし。今回の地震で自宅は全壊しました。2箇所の避難所で4ヶ月あまりの避難生活を送った後、1ヶ月程前にようやく仮設住宅に入居。その間、毎日のように全壊した自宅付近を訪れては、掃除をしたり、畑仕事に精を出していました。
私たちとYさんとの出会いは、私たちがまだ御船町に来たばかりの4月。集落の被害状況を確認しようと、地域を巡回していた時、「俺らのことよりも、Y さん親子が心配で。様子を見に行ってやって欲しい」というご近所の方からの要望で公民館を訪れ、Yさん親子に出会いました。
家の損傷度合いを考えるとお二人が無傷で外に出られたことが奇跡と言ってよいぐらいでした。Yさんは「妻が守ってくれたんだと思う。でも、逃げるのに精一杯で、位牌も何一つ取り出せなくて・・・」その時につぶやいた言葉が心にずっと残っていました。毎朝お仏壇をお参りすることを日課に、生活が営まれていたであろう姿が目に浮かびました。
建築の専門家の方など何人かの方に見て頂いたものの、「危険性が高く難しい」という回答。程なくして公費解体が決まりましたが、Yさんからは、いつ作業が始まるのか目処は立っていないという話を聞きました。そこで、益城町にベースを置き、プロボノを活かしつつ、倒壊家屋からの貴重品取り出し等の支援を行っている「DRT JAPAN」のKさんに相談したところ、翌日に重機を持って駆けつけて下さいました。安全性を確認しながら一番効率的な取り出し方法を考え、1時間あまりで全ての位牌と金庫が取り出されました
Yさんは、奇跡的にほとんど痛みの無かった奥様とYさんの娘さん、両親の位牌と仏様を手にしながら、「よかった・・本当にありがとうございました」と、目に涙を一杯ためてお礼の言葉を口にされました。
私はこの時、ネットワークの持つ力をかみしめました。今回の熊本地震では、ニーズは見つけても自分たちに技術がなく、ブルーシート張りや貴重品の取り出し、宅地の再生など、手が出せない事例が多々あって、歯がゆい思いをしています。
でも、Kさんの団体のように特殊技能を持った専門職の方々が積極的に被災地に関わって下さることで、解決の範囲は確実に広がるということを教えて頂きました。だからこそ、平時にこのようなことを話し合える機会と繋がりが大きな意味を持つことを改めて感じました。(浦野)
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、上記のように、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立っています。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【お知らせ】台風16号接近のため本日15:30よりRSY事務所閉所

みなさま

RSY事務局です。
台風16号が東海地方に接近しているため、本日は15時30分をもって名古屋事務局を閉所致します。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。(明日は平常どおり開所予定です)
緊急のご連絡がある場合は、下記までお問合せ下さい。
・常務理事・浦野(090-8731-0014)
・事務局長・浜田(090-5106-8559)
東海地方は午後から夜にかけて激しく降ることが予測されていますので、お近くにお住まいの皆さんは早めの移動を心がけ、不要な外出等はお控えください。
また、ベランダや玄関先にある小物類は室内へ移動させ、土地が低く浸水が心配な場所にお家がある場合は、土のうや水のうを玄関口に積むなどして備えましょう。停電になる恐れもあるので、懐中電灯やバッテリーなどのチェックも忘れずにお済ませください。近くにお一人住まいの方や、家族だけではすぐに逃げられない方がいる場合は、声をかけ注意喚起をしましょう。近くに頼れる人がいるということが、大きな安心感に繋がります。
宮崎や高知県、三重県でも河川の氾濫等が心配されています。
周辺地域の皆様も、何卒お気をつけ下さい。

宮城県七ヶ浜町報告【第244報】きずな号宿泊企画~朝日町へ行こう8/7.8~

 

みなさま、いつもお世話になっております、RSY七ヶ浜事務局です。

昨年大好評だった朝日町宿泊企画!

今年は朝日町に着いてすぐに川へ!朝日町の夏の一大イベントである渓流まつりに参加してきました。ヤマメなどの川魚が放され、捕まえた魚はその場で食べられるというお祭り。

「ほら!そこそこ!そっち行ったよ!」と声をかけますが、動きがすばやく逃げられます。みんなで作戦を考えて追い込んで捕まえるなど、協力しながら楽しみました。

0807渓流まつり0807渓流まつり

思いっきり遊んだ後は、すぐ近くのハチミツの森キャンドルさんで蜜蝋キャンドル作り。去年も参加した子達はすっかり慣れた手つきでバージョンアップしたキャンドルを作っていました。「ママ、こういうの好きなんだよね。もうすぐ誕生日だし、プレゼントにしよう。」という素敵な声も!作った一つに火を灯して空気神社でキャンドルナイト。

0807キャンドル作り蜜蝋キャンドル作り0807_キャンドルナイト

空気神社とは…古来、万物を生成する根源は五行(木火土金水)であるとされており、この5つの働きを包容し、この世に生きるものの生命を保持、形成を促すのが空気である。その空気の恩恵を忘れないように、と空気を奉った神社で、四季折々の自然を映し出す鏡があります。

そんな空気神社でキャンドルに明かりを灯すと、自分たちの姿が鏡に映り、いつも賑やかな子ども達も穏やかに灯りを眺めていました。キャンドルの火を消してみると満点の星空と、うわうわと飛んできた蛍が映りこみ、とても幻想的な空間でした。

2日目は早起きして朝ごはん作りから。みんなで手分けして、調理から後片付けまで。

朝ごはんを済ませたらミツバチ博士の安藤さんと朝の散歩。

0808山歩き

山の中の中を歩きながら「これは漆です。この葉っぱを見たら要注意!かゆくなるからね!」「こういう葉っぱは笛にもなるんだよ」と、今まで知らなかったことに子ども達は「あ、漆があるから気をつけて!」と声をかけたり、散歩が終わるまで笛を吹いて歩いたり。そして散歩はミツバチ観察で締めくくり。

ミツバチ

ミツバチの巣をみせてもらって、蜂蜜を巣からスプーンですくって食べさせてもらったり、貴重な経験ばかり。いつもと違う山の楽しみを知ったようでした。

 みんなで火をつけてBBQ0808BBQ

最後はBBQ!自分たちで火をつけて、野菜も切って、最後はおなかいっぱいになるまでスイカを食べて大満足。しっかり楽しんだ後は皆で一番印象に残ったこと、今度はこんなことをしたい、等それぞれ絵を添えながら振り返りを。

振り返り最後にみんなで

《参加者の声》

・川遊びや森歩きなどを通して朝日町のいろいろなことを学びました。(漆という木は触るとかゆくなる、オスの蜂には針がないから刺さないなど)次は朝日町で有名だと聞いていたリンゴについても学びたいです。(小6男子)

・川では魚を捕まえて楽しくて、キャンドル作りでは思うようにできなくて大変で、蜂蜜をなめて甘すぎて苦く感じました。次回は川で魚釣りをしてみたいです。(小6男子)

朝日町には、七ヶ浜にはあまりいない虫がいたり、朝晩の寒暖差など、1泊2日という短い時間の中で、山と海の違いを肌で感じ、興味を持ち、「朝日町ではリンゴが有名だとわかったし、次はリンゴもぎもいいなー」と今後の期待も話してくれました。

昨年から続く朝日町との交流企画ですが、震災後からたくさんご支援してくださった朝日町の皆さまとの繋がりを絶やさず、今後も交流を続けたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。