あの熊本地震から1年経ちます。
レスキューストックヤードは、直後の現地入りから、
避難所環境の改善に取り組む日々、
プレハブ事務所を構えて外部支援と被災地をつなぐ活動、
これからの暮らしへの不安を和らげるための寄り添い支援などを
続けてきました。
その後報告と、
これから「外部支援者」としてできることは何か?
考えてみたいと思います。
ぜひ、いらしてください!
美味しい吉無田のお茶も用意してお待ちしています。
かけがえのない命を守るために 私たちは、過去の災害から学んだ教訓を活かし災害に強いまちづくりのお手伝いをしているNPOです。
あの熊本地震から1年経ちます。
レスキューストックヤードは、直後の現地入りから、
避難所環境の改善に取り組む日々、
プレハブ事務所を構えて外部支援と被災地をつなぐ活動、
これからの暮らしへの不安を和らげるための寄り添い支援などを
続けてきました。
その後報告と、
これから「外部支援者」としてできることは何か?
考えてみたいと思います。
ぜひ、いらしてください!
美味しい吉無田のお茶も用意してお待ちしています。
【賑わいきずなハウス】
【完成予定のみんなの家 模型】
みんなの家はまのわ募金
みなさま
あの日から6年。
犠牲になった方々へ
追悼の意を
愛知・名古屋から。
忘れない想いを、共に、捧げましょう。
日時:3月11日(土) 13:00 ~ 19:00
(キャンドルに灯をともし、黙とうを14:46からと18:46からの2回行います)
場所:久屋大通公園 久屋広場 (松坂屋前)
(東山線 名城線「矢場町駅」5・6番出口からすぐ。名城線 東山線「栄駅」14・15・16番出口から3分。)
★レスキューストックヤードは、実行委員の一員です。
みなさま
いつもお世話になっております。RSY松永です。
—-【参加募集中】3月20日(月・祝)「災害時にNPOはどう動くか」モリコロ基金事業報告会—-
今年度、公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金(モリコロ基金)の助成を受け、今後起こりうる南海トラフ巨大地震等の災害に向けて、愛知県及び東海圏での市民セクター間の連携を図ることを目的に、東日本大震災で活動した地元NPOのヒアリング調査や愛知県内の市民セクターの協議会の開催など事業を進めてきましたが、3月20日に事業報告会を開催することとなりました。
報告会では、認定NPO法人・杜の伝言板ゆるる 代表理事大久保氏より「3.11NPOの記録-あのとき、宮城のNPOはどう動いたか-」基調講演の他、参加者とともに南海トラフ巨大地震を想定したワークショップ「今起こったらどう、動くか」を行います。
詳細は、本文末尾のリンクよりチラシをご確認の上、チラシ裏面の申込方法に従ってお申込みください。みなさまのご参加をお待ちしております。
<参加対象>
・NPO法人など市民セクターのスタッフ、行政・社協・企業・一般市民などご関心のある方
<こんな方にお勧め>
・東日本大震災で、地元NPOの支援活動事例を知りたい方!
・南海トラフ巨大地震等の災害初動期の支援や備えを考えている方!
>災害に向けて、なにをしたらいいかわからないという方も、ワークショップを通して一緒に考えましょう!!
・愛知県内や東海圏での繋がりをつくりたい方!
20170320_モリコロ報告会チラシ裏>申込フォーム
いつもお世話になります、RSY七ヶ浜事務局です。
去る201年2月12日(土)に地区間、世代間の交流企画として、1日限定復活!中島ラーメンを実施しました。
この交流企画は、地域内の支え合いの場作りの事業として、世代間交流を柱に大人と子どもが一緒になって一つの事に取り組む企画で、世代問わず普段から声を掛け合えるような仲なってもらおうというのが狙いです。
中島ラーメンは震災前まで代ヶ崎地区で営業していた素朴な味が人気のお店でした。
遡れば2011年、仮設住宅で足湯ボランティアでお会いし時に、「昔、ラーメン屋をやっていたんだ」と話し、その後当時のRSY七ヶ浜事務局「きずな館」にてボランティアさんたちにラーメンを振る舞ってもらいました。
あれから5年の歳月が過ぎ、中島さんは仮設から引っ越して災害公営住宅に入居しました。
「またあの味が食べたい!」という地域の皆さんからの声と「中島さんがやるなら手伝うわ」という周りの後押しもあり、この一日限定復活企画が生まれたのです。
今度は数人に対しては無く、100人に対して行うのだから準備も念入りに行いました。
「あの時の感覚があるかなぁ・・・人来るかなぁ」と中島さんも不安そうにしていましたが・・・
10時半から受付を開始すると、待ってました!とばかりに長蛇の列。限定100食で足りるかなと心配になるくらいでした。会場も満員です!
11時半予定でしたが、時間を早めてスタート。
当初、麺茹でのお手伝いさんがいましたが、「代わるよ。私がやるから」と中島さんが立ちっぱなしで全員分の麺を茹でました。
一杯一杯麺の茹で具合を確認する姿は、まさに職人!
誰も83歳のおばあちゃんだとは思いません。
それに合わせて他のスタッフが朝から仕込んだスープを入れ、具を乗せて仕上げていきます。全ては地元の中島さん友人チームが行いました。チームワークはばっちりでした。
受付した順番に次々に運ばれていくラーメン。
「○○番の方、お待たせしました~」「はーい、ここですー」と万遍の笑みで手を振り、
「あらー懐かしいー」とみなさんとても嬉しそうに、おいしそうに食べていました。
帰り際には「おばちゃんいる?」とみなさん中島さんを探し、声をかけ、おはなしをして帰られました。
今回は昔ながらの中華そば。しかし「味噌ラーメンがおいしかったんだよー」「カツ丼もうまかったよなー」と他のメニューもあがり、みなさんにあいされていたのがとてもよくわかりました。
そして今回お手伝いしてくださった地区の皆さんも区長さんも「どうにか定期的に開催できるように地区で考えるかー」「私たちもまた手伝うしね」と盛り上がっていました。
中島さんはこの企画を振り返り、「最初は83歳のおばあちゃんに何ができるのかと思ってたけど、周りの友達たちがお手伝いするからやってみない?と応援してくれたおかげでできた。みんな喜んでくれて良かった。今からラーメン屋やってみようかなって思っちゃったわよ。誰か跡継ぎがいればいいんだけどね。私にできることあればいつでもいってね。」
と20歳以上若返ったような活き活きとした顔で話していました。
被災後仮設住宅の居た時から「中島さんのラーメンが食べたい」という声は聴いてはいましたが、中島さん自身も仮設住宅での暮らしでなかなか先が見えず断っていました。
約6年が経った今だからこそ、本企画ができたのかもしれません。
一人ひとりの声に寄り添い、これからも七ヶ浜の皆さんと一緒に七ヶ浜の復興を、そして住民の皆さんの心の復興を見届けたいと思っています。
《参加者の声》
・小さいとき、お店に行くよりよく出前で頼んで家で食べてました。味噌ラーメン好きだったなー(20代女性)
・小学校のとき、おばちゃんちによく遊びに行ってたんだよねー声かけて帰ろ(中2女子)
・火力に勤めているので、よく食べにきていたんです。今日は声かけてもらったので仙台から来ました(50代男性)
・またこの味が食べれる日がくるとは嬉しい。震災後はもう食べれないと思っていたからね。
(70代:男性)
・懐かしい。さっちゃん(中島さんの愛称)の味だよ。今度は私もお手伝いするからまたやってほしい。
(70代:女性)
・代ヶ崎にラーメン屋があるなんて知らなかった。津波に流されちゃったのか。残念。でも、また食べたい!
(女子小学生)
みなさま、お世話になります。RSY七ヶ浜事務局です。
去る2016年12月23日(金)に「子どもサンタが家にやってくる2016」を実施しました。
この企画は仮設住宅やみなし仮設住宅から災害公営住宅や高台移転地へ引っ越しされた皆さんへ町内の子どもたちがクリスマスプレゼントをお渡しする企画です。
今回は各地区の子ども会に声がけをし、ご協力いただいて、自分の住む地区の災害公営住宅、高台移転地のお宅へプレゼントを持って回りました。
もちろん子供会だけでなく、いつもきずなハウス(RSY七ヶ浜事務所兼)に遊びに来てくれている子どもたちや向洋中学校Fプロジェクトのメンバーも小学生と一緒に張り切ってサンタになってくれました。
(Fプロジェクトは、向洋中学校の生徒が震災を学び、地域の復興にのために活動しようと立ち上がりました。「Fプロジェクト」のFは、ふるさと、ふっこう、フューチャーのF。有志の生徒が学年問わず集まり、海浜清掃や地域のイベントなど積極的に参加しています)
プレゼントはうるうるパックのほかに、1枚1枚手書きしたクリスマスカードと手づくりのオーナメントを用意しました。
(▼うるうるパックとは?
うるうるパックとは、被災者が必要とする生活物資等を企業等から頂き、ボランティアがパック化した上で、被災地の災害ボランティアセンター等を通じて地元の自治会や民生委員らとともに「お見舞い品」として訪問配付する活動です。この取り組みは、単に被災者に物資を提供するということではなく、これまでの被災者支援の経験に基づく本当に必要な物資であるとともに、被災者一人ひとりが抱える暮らしの課題について直接お聞きすることができます。)
約400戸にお渡しすると言うこともあり、膨大な量でしたが、下準備をきずな工房のお母さんたちが一緒にやってくださってわたしたちスタッフも大助かり。
「みんなでやった方が早いからね。いつでも声かけてね、できることは手伝うから。」と嬉しいお言葉。
きずなハウスに来る子達は「今日は3枚描いたよ」「家に持って帰ってやってきていい?」と協力してくれ、Fプロでは学校で呼びかけをして半分以上を作り上げてくれました。
今回周ったのは、午前中に松ヶ浜地区の災害公営住宅、集団移転地の笹山地区、午後から菖蒲田浜地区、花渕浜・吉田浜地区、代ヶ崎浜地区。
雪こそ降りませんでしたが、風が強く、プレゼントを両手に持って飛ばされそうになりながらもみんなで歩きます。
昨年も参加してくれた子達は手馴れたもので「子どもサンタでーす!プレゼントを届けに来ました!」と元気よくインターホンからお声がけ。
事前におうちにいていただけるようにお知らせしていたこともあり、昨年も回った地区は「今年もうちにもサンタさんが来てくれて嬉しいわ」と楽しみに待っていてくださり、今回初めて回った笹山地区は「小さい子たちいないけど、うちももらっていいの?しかもこんなにたくさん!」と笑顔で迎えてくれました。
中にはお菓子を準備して待ってくださるおうちもあり、子ども達は大喜びで寒さを忘れて最後まで元気に歩いて周りました。
この企画を通して町内を歩き、「さっきの地区は 渡辺さん が多かったけど、こっちは 伊藤さん が多いね」など、普段何気なく過ごしていては気づかない町の特徴を子ども達なりに感じている様子も見受けられました。
そして高台移転地では、顔を合わす機会が中々なかったお母さん同士が今回顔を合わせ一緒に活動したことで、声を掛け合うきっかけにもなったようでした。
これからもこの企画を通して、より住民同士が繋がり、顔の見える関係のお手伝いができればと思っています。(実際に子供会発足に向けて、動き出すお母さんたちと次回の企画に向けて楽しい会をお手伝いできるように準備が始まりました!)
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
《子ども達の声》
・初めてだったけど、うまくいったからよかった。オーナメント配りで忙しかったけど、楽しかった。今度はもう一つ年上になるから、初めての人とか年下に教えてあげたいです。(小5女子)
・こういうことをすることで町の人との交流が深まったし、楽しい時間を過ごすことができたので良い経験ができたと思いました。中学生でも積極的に行事に取り組みたいです。(小6女子)
・おじいちゃんおばあちゃんがとてもにこにこと笑っていて、参加してよかったと思いました。初めて会った人たちと話すのは少し恥ずかしかったけど、みんなの笑顔が見られてよかったです。寒かったけれど、みんなのにこにこパワーであたたかくなり、力が出てきました。(小6男子)
・午前とは違って自分たちが配るのではなく、小学生が配るのをサポートして、みんな楽しそうにお宅訪問してプレゼントを配っていて、見ていて楽しかったです。小学生がみんな元気にしている姿を見て、みなさんが元気になるんだなと思いました。来年もまたやりたいです。(中2女子)
《保護者の声》
・いつもはもらう側の子ども達が渡す側の仕事を経験でき、とてもいい経験になったと思います。プレゼントを直に渡せたときの達成感に満ちた笑顔が印象的でした。もらった方がもみなさんとても素敵な笑顔でしたね。
・笹山地区に住んでいるので、子ども達と歩いて地区の方と顔を合わせられてよかったです。
みなさま、いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
ご報告の順序が前後してしまいましたが、去る10月30日(日)に菖蒲田浜地区避難所にてきずな食堂を開催しました。
このきずな食堂は、地域内の支え合いの場作りの事業として、世代間交流を柱として、大人と子どもが一緒になって一つの事に取り組むこと企画です。食事会をメインに軽運動やレクリエーションと取り入れ、世代問わず普段から声を掛け合えるような仲なってもらおうというのが狙いです。
(第一回目の松ヶ浜地区の様子はコチラ!!!)
今回のメニューは豚汁とマツタケご飯。(マツタケのお吸い物とエリンギを使った主婦のアイディア!)
菖蒲田の子供会のお母さんたち、公営住宅のおばちゃんたちで野菜の下準備。
そして子ども達もこんにゃくをちぎったり、きのこをさいたり、一緒に準備をしました。
ご飯が炊けるまで、子ども達とおばあちゃんたちと一緒にゲームをしました。
3グループに分かれてボールを運ぶゲームです。隣の人に渡すには加減をしないとボールが飛んでいってしまうので慎重に慎重に運びます。
おばあちゃんたちも「あらー難しいごだー」といいながらも子ども達に挟まれて楽しそうな様子。
「はい、そこやり直しー」とお母さんたちに審判になってもらって、ズルをしていないか厳しくチェック。仲間同士も応援しながら、ヒートアップ。簡単なゲームですが、お年寄りの方と一緒にやることで、加減をしたり、考えたり、声をかけたり、コミュニケーションを取りながらやることができるので、とても盛り上がりました。
そしてご飯も炊けたころにちょうどお腹もすいてきてご飯の時間です。
「ご飯はこぶの手伝ってくれる人?」と声をかけるとみんな率先して炊飯器のところに並び、運んでくれました。
豚汁もおぼんにのせて丁寧に運びます。小さい子たちはお箸を並べたり、できることをみんなそれぞれ手伝ってくれました。
座席もゲームのときのようにおばあちゃんたちの間に子ども達が入って一緒にいただきます。
「こうやって作ってもらってごちそうになると一段とおいしいね」と喜んでくださる方、いつもはなかなかイベントに出てこない方も、子ども達がうちまで声かけに来てくれたから、と出てきて参加してくださった方もいました。
普段地域で顔を合わせていても、世代が違うとなかなか一緒にご飯を食べたり、お茶を飲んだりすることはありませんが、、お年寄りは子ども達のためにと張り切ってご飯を作ったり、子ども達はおばあちゃんたちのためにとお手伝いをしたり、この企画を通して地域に愛着が湧いたり、地域の行事などに関わるきっかけとなるようサポートしていきます。
《参加者の声》
・こうやってみんなで食事の手伝いをしたりすると楽しくて家でもやりたいっていうのよね。やっぱりそういう気持ちにさせることが大事なんだよね。(40代女性)
・子ども達がおいしそうに食べてくれると嬉しいね。いつもは一人で自分のためだけに作るからつい手を抜いて簡単なものしか作らないけど。またやるときはいつでも声かけてね(70代女性)
皆さま
いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
去る1月9日(日)に世代間交流餅つき大会を開催しました。
昨年度も住民有志の協力を得て、行った企画ですが今回は昨年協力頂いた住民の皆さんから「今年も子どもたちのために餅つきやりたいね。その時は声かけてね。」という言葉を頂き、開催に至りました。
「寒いから、温かいものを食べさせてあげたい」そんなお母さんたちの声から、
今年はあんこ餅、きなこ餅、のり餅に加えて、お雑煮を作ることに。
朝早くから集まってもらい、早速材料の切り出しからスタートです。
「うちのお雑煮にはごぼうが入っているのよー」、「仙台と言ったらハゼ出汁の雑煮っていうけど、子どもたちもいるし、みんなたべれるようにいつもの味にしよう」
そんなことを話し合いながら、準備しているとすぐに子どもたちがきました。
「俺たち、餅つきやるからー!」と張り切っています。
そんな中、通りすがりののお父さんが「餅つきですか?昔はよくやったもんですが、この頃はみないね、最初の方だけ子どもたちの先生になるよ。」と子どもたちに手本を見せてくれました。
「願い事いいながら、餅をつこう!」と子どもたちも、楽しそうに餅をついていました。
お雑煮も準備も整ったので、みんなで食べます。
お母さんたち「たくさんつくったから、おかわりしてね!」、子「よし、なら俺は年の数だけお餅を食べるぞ。」
「家のお雑煮より美味しい!」・・・親が聞いたら怒られそうな声も聞こえてきます。
会場となった七ヶ浜町の中央公民館は七ヶ浜のほぼ真ん中に位置しており、来やすい場所になっています。図らずとも小学校間での交流にも繋がり、「今は別の小学校だけど、中学生になったら学校が一緒だね。よろしく」と4月を楽しみにしている子どもたちの声もありました。
今年は60人程の参加が有りましたが、来年はもっと多くの人に集まっていただけるように、住民の皆さんと一緒に企画を考えれたらと思っています。
【参加者の声】
○今回は公営住宅から送ってもらって公民館来たけど、来年はうちの地区で子どもたちと餅つきがしたい。地区長さんにお願いしてみようかな。
(60代:女性)
○インフルエンザでお正月は餅も何も食べれなかったから、今年はお餅全然食べてなかった。今日来て良かった。お正月の分まで持ち食べてもう動けないよ。
(男子小学生)
○毎年、恒例の企画にしてもいいかもね。新しく出来るみんなの家で年明けは集まろう!みたいにね。被災を受けてないとイベントに混ざれないとかそういう雰囲気もあったから、私ら一般の人も一緒に楽しめる企画がふえればいいな。
(60代:女性)
※本企画は復興庁心の復興事業の助成を受けて開催しています。