宮城県七ヶ浜町報告【第165報】中部たすけあいネットワークを受け入れました

みなさま

お世話になります。RSY七ヶ浜事務局の松永です。

「中部たすけあいネットワーク」とは中部の学生が誰でも復興防災活動に取り組める環境を作ることを目的としたネットワークです。今回は、そのネットワークから「日本福祉大学」の学生さん8名の受け入れ(コーディネート)を行いました。ボランティア活動といっても、震災初年度のようなハード面のボランティア活動はほとんどありません。しかし、いまだからこそ、当時の話(住民の様子やNPOの活動、また地元ボランティアセンターの活動内容等)をゆっくりと聞くことができます。

まず、研修会と題し、浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンターより被災直後の活動の話、当団体の活動についてなどをお話しました。また、仮設住宅に住む方々をお招きした交流会では、被災直後の避難行動や現在抱える不安などのお話をお伺いしました。

交流会に来ていただいた住民Aさんには障害のある(ダウン症)お子さんがいます。東日本大震災の発生以前から宮城県沖地震が起こると言われていたので、お子さんを含め家族で避難訓練に参加していました。その甲斐もあってか、震災後は家族全員約束通りの場所に避難できたと話していました。ハンディを持っていることを避難訓練に参加するなど、ご近所さんと顔の見える関係ができていたこともよかったと話していました。

 

また、毎月行っている、応急仮設住宅集会場での足湯ボランティアも行いました。

東北学院大学災害ボランティアステーションと一緒に足湯の活動を行って頂きました。今回は、15名のボランティアが集まったため、第一スポーツ広場と七ヶ浜中学校第二グラウンドの二ヵ所同時開催しました。つぶやきは月間つぶやきで共有します!

ボランティア活動は時間とともに形を変えていますが、現在でも仮設住宅の足湯、交流会や研修会などで現地の方のお話を聞く場のコーディネートなどの活動を続けています。また、いまだからこそ観光などで被災地を訪れることもできると思います。一度七ヶ浜町に来られた方も忘れないで、また七ヶ浜にお越し下さい!

【締切延長】「きずな公園オープニング1周年記念」ボランティアバス第67陣【7月19日~22日】

皆さま
お世話になります。RSY名古屋事務局の林です。

お待たせしました。本年度2回目のボランティアバス運行日程が決まりました。
以下の要領で、宮城県七ヶ浜町にてボランティア活動をしていただける方を募集いたします。

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2013年7月15日、子どもの遊び場・交流の場となる「きずな公園」がオープン。
きずな公園は、地元愛知県の企業・大学・ボランティアなどのご協力によりオープンにいたりました。

オープニングセレモニーの様子はこちらから

きずな公園オープンから一年。
公園が完成してから、公園で元気よく遊ぶ子どもの姿がよく見られ、たくさんの笑顔が増えました。

公園を訪れる方々からは、
・この鉄棒でさかあがりの特訓をする!学校では恥ずかしくてやれないから。絶対できるようになってやる!
・子どもたちの声が賑やかで私たちも元気になるね。結構土日とか遊びに来てるよ。
・日陰もあっていい公園ですね。海の方から風が吹いていて気持ちがいい。カラフルな遊具に孫たちも喜んでますよ。
という嬉しい声も届けていただきました。

今回のボランティアバスは、一周年を迎えたきずな公園をお祝いするセレモニーバスです!
七ヶ浜町のみなさんと一緒にきずな公園で楽しいひとときを過ごしませんか。

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【ボラバス67陣 活動スケジュール(予定)】

▼7月19日(土)

9:00~RSY久屋事務所出発

▼7月20日(日) きずな公園一周年記念イベント

8:00 実行委員会&ボランティア集合

8:30 班ごとに分かれての活動(会場設営など)

11:30 お昼ご飯(流しそうめん)

12:00 一周年記念イベント「始まりの会」

13:30 レクリエーション(内容が決まり次第お知らせいたします)

14:30 レク終了、休憩

14:45 一周年記念イベント「終わりの会」

15:00 片づけ・夕方の部準備

17:00 夕方の部「バーベキュー&スイカ割り」「キャンプファイヤー&花火」

19:00 終了&片づけ

20:00 実行委員会&ボランティア解散

▼7月21日(月) 七の市商店街(んめえのあっと市)

午前:七の市商店街(んめえのあっと市)サポート

午後:住民との交流会

企画終了後、名古屋に向けて出発(バス夜行便)

▼7月22日(火)

6:00~名古屋着予定

※活動内容は変更になる場合があります。変更があった場合は本ブログでお伝えいたします。

※詳細スケジュールは参加申し込みをされた方へ別途お送り致します。

※今回のボラバス参加者全員に、きずな公園一周年記念Tシャツを配布いたします。
お手数ですが、サイズ確認をお願いいたします。

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1.申込締切

【7月18日(金)12:00まで】(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

2.募集人員

20名程度

3.応募条件

以下の4つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」をボランティアバス出発当日までRSY事務局までお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) 出発場所に当日8:30までに来られる方

(3) 帰着後にアンケートにご協力いただける方

(4) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

4.事前説明会について

・日程 7月11日(金)19:00~21:00

・場所 ブラザーコミュニケーションスペース(愛知県名古屋市瑞穂区塩入町5-15)

・内容 RSY活動紹介/ボラバス概要説明/活動内容説明/その他連絡

※ 事前説明会は参加者同士の顔合わせや活動内容の説明を行う重要な場です。

募集定員を越えた場合は、事前説明会に参加頂ける方を優先する場合があります。ご了承下さい。

5.参加費

一般:20,000円(税込)

学生:15,000円(税込)

※今年度より、リピーター割制度を取り入れます。是非継続してご参加ください!

【リピーター割制度とは?】過去1年以内にRSYが企画した七ヶ浜行きのボランティアバスに参加された一般の方に適用されます。(2013年度または2014年度ボラバスに乗車された一般の方は、参加費が20,000円→18,000円になります!)

※今回のボラバス参加費は参加人数が多くなれば掲載されている値段より安くなります。是非周りの人をお誘いしてボラバスにご参加ください!

6.ボランティア保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(天災プランBかCを推奨)の加入手続きをしてください。掛金は自己負担でお願いします。

※加入証明の写しを事前説明会の受付でご提出ください。出発当日までにご提示いただけない方は、安全上の理由により加入の有無を問わず参加をお断りします。

7.宿泊に関して

・19日【土】宮城県七ヶ浜町『御殿場』宿泊予定

・20日【日】宮城県七ヶ浜町『御殿場』『旅館麻屋』宿泊予定

※20日の宿泊先は宿の予約の関係上、参加人数によって『御殿場』に宿泊する人『旅館麻屋』に宿泊する人に分かれます。ご了承ください。

・21日【月】バス車中泊

8.食事に関して

19日(土)朝食:各自 昼食:各自(サービスエリア等) 夕食:各自(サービスエリア等)

20日(日)朝食:旅館 昼食:イベント内の炊き出し 夜食:バーベキュー

21日(月)朝食:旅館 昼食:イベント内の炊き出しor各自(七の市商店街等)  夜:各自(サービスエリア等)

赤字は参加者実費。この金額は、参加費に含まれておりません。

9.必須の持ち物

・7月11日(金)事前説明会:ボランティア保険加入証写し

・7月19日(土)ボランティアバス当日:参加費/着替え/タオル/雨具
※学生の方は学生証をご提示ください。
※急な天候不良もありえますので、防雨などをお願いします。
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。

10.キャンセル料について

7月18日(金)18:00以降のキャンセルにつきましては、宿泊費を含む10,000円のキャンセル料が発生致します。キャンセルの場合は、お早目に名古屋事務局までご連絡下さい。

11.申し込み方法

コチラからお申し込み下さい⇒【参加申し込みフォーム

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方はもちろんのこと、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!

※今回のボランティアバスは、ブラザー工業株式会社様からの寄付助成で運行します。

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☆お問い合わせ☆

【RSY名古屋事務所】

TEL: 052-253-7550 (月~金 10:00~18:00)

FAX: 052-253-7552

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「67陣ボランティアバス問い合わせ」と入れてください

宮城県七ヶ浜町報告【第163報】安城市と七ヶ浜町の文化交流会

みなさま

いつもお世話になります。RSY七ヶ浜事務局の松永です。

6月21~22日でRSY七ヶ浜事務局にて「安城・七ヶ浜交流プロジェクトチーム(以下、安城PT)」を受け入れました。「安城PT」は東日本大震災の発生後、避難所に野菜(漬物など)を届けていた七ヶ浜町民Sさんと安城Mさんの出会いがきっかけとなり、「七ヶ浜に野菜を送るプロジェクトチーム」として七ヶ浜に野菜を届ける支援を行っていました。このプロジェクトチームを現地ニーズに合わせ、名称を変更して現在は交流を目的として「安城PT」となっています。

「安城PT」は震災から現在に至るまで、定期的に七ヶ浜を訪れ、また七ヶ浜住民を安城市に招くなど、七ヶ浜町へ息の長い支援を行っている団体の一つです。

 

今回は、七ヶ浜との交流を目的として交流ツアーを企画されました。またそのプロジェクトチームのメンバーに三河万歳保存会の方々がいたことから、慰安の気持ちを込めて国指定重要無形民俗文化財である「安城の三河万歳」を七ヶ浜町主催の「安城市と七ヶ浜町の文化交流会」内で披露頂きました。

七ヶ浜町からは汐見太鼓、吉田浜獅子舞が出演しました。

文化交流会には住民120名程が出席しました。どれも迫力があり、すばらしい演技でした。

 

また、月に一度行われる七の市商店街のイベント(んめえのあっと市)へもブース出店頂きました。今回は安城よりお持ち頂いた新鮮な野菜を販売頂きました。

また、ブースの売り上げ金を商店街基金へご寄付頂きました。ありがとうございました。

 

七ヶ浜町Sさんと安城市Mさんの住民の一つの出会いが、現在までに大きな交流を生んでいます。息の長い支援、お互いに「なにかあったら助けるから!」という関係づくりをサポートできればと思っております。安城・七ヶ浜交流プロジェクトチームのみなさん、ありがとうございました。

あるある74号発送しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
沖縄は既に梅雨明けが発表されていますが、名古屋はもう少し先でしょうか。
梅雨が明けるといよいよ夏本番ですね。

 

さて、本日、あるある74号の発送作業を行いました。
午前からお昼にかけて、発送作業の準備に2名のボランティアが来てくださりました。
そして、13:30から発送作業本番です。昨年末から継続的にお手伝いに来ていただいている
アダージョ千種の皆さんを含め計8名のボランティアにご協力いただき、あっという間に作業を終えることができました。

 

最新号、74号の読みどころは・・・

▼表紙&特集1
名古屋市が独自に想定した、南海トラフ巨大地震の被害想定が出されました。
前号では津波被害について取り上げましたが、今号ではもう一度原点に戻って
「揺れ」について考えてみました。みなさん、耐震対策・家具固定しっかりしていますか?

▼特集2
東日本大震災ボランティアバスの参加経験者による座談会を行いました。
参加のきっかけや、実際に参加してみての感想を伺っています。
ボランティアバスへの参加を迷っている方、必読です!

お手元に届くまでしばしお待ちください。
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

宮城県七ヶ浜町報告【第162報】ボランティアバス66陣報告(6/6~9)

みなさま

お世話になります。RSY事務局の林です。

ボランティアバス66陣は、6月6日【金】に名古屋を出発し、7日【土】は宮城県七ヶ浜町で「七ヶ浜田んぼアート2014」の事前準備のお手伝い、8日【日】は、残念ながら雨で田んぼアートが中止になったためボランティアさんで田んぼアート会場の田植え、案山子作りを行い、9日【月】の早朝に名古屋に帰着しました。以下、ボランティアバス66陣の活動報告です。

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この田んぼアートは、七ヶ浜町の農業者のWさんが農地復旧に参加いただいた方々への表敬訪問の一環として、愛知県安城市を訪れた際に、大規模な田んぼアートを見て感銘を受け、同時に『被災を受けた田んぼを、見た人が楽しめるアートの田んぼにしたい』との強い想いが出発点です。ですから、『これからの七ヶ浜町での農業の振興』『地域おこし』『未来の農業者の育成/増加』を大切にしています。そんな想いを応援すべく、RSYボランティアバス66陣は田植えや案山子作りをお手伝いしました。

6月7日【土】「七ヶ浜田んぼアート2014事前準備」

7日は8日の本番に向けての事前準備を行いました。雨が降りそうな天気の中、今回の田んぼアートイベントのお手伝いをしたのは、関西学院の大学生、東北学院の大学生、東京の七ヶ浜復興促進団体 7up-reteamのボランティア、そして我らRSYボラバス66陣ボランティアでした。会場の設営をするグループと当日の炊き出しで出す「たべさいん漬け」というチンゲンサイの漬物の準備をするグループとに分かれて準備を進めました。

午後からは今回の田んぼアートのデザインである七ヶ浜の町章と、人と人が手を取り合っている場所の田植えを行いました。

今回のデザインは七ヶ浜のシンボルである町章と、被災した七ヶ浜と支援するボランティアさんが手と手を取り合って助け合い繋がっていくという意味を込めたデザインです。

ボランティアさんのほとんどが田植え初体験!

田んぼに足をとられ、泥まみれになりながらも一生懸命田植えをしました。

本番に向けての準備が終わりこの日は終了。8日に雨が降らないことを皆さん祈っていました。

 

6月8日【日】「七ヶ浜田んぼアート2014」

ついに田んぼアート本番の日。しかし、この日は前日を上回る強い雨で残念ながらこの日のイベントは中止になってしまいました・・・

代わりに、この日は前日に続いて田植えをするグループとイベント中に行う予定だった案山子作りをするグループにわかれて行動しました。

午前の作業の後は炊き出しのおにぎり、たべさいん漬け、カニ汁、カニをみんなで堪能しました。

そしてそのあと七ヶ浜の農業者の方から今回田んぼアートを始めたきっかけ等のお話を聞きました。

午後からも引き続き田植えのグループと案山子作りのグループにわかれて活動しました。田植えは昨日やったこともあってか皆さんずいぶん上手くなりました。

そして、ボランティアの皆さん、七ヶ浜の農業者の方の協力で手で植える予定の場所はすべて植えることができました。まだ植えた直後でどんな図柄かわかりにくいですが、稲が育つにつれて絵がはっきりと見えてくるとのこと!これからが楽しみです。

 

 

※66陣の七ヶ浜町へ向けたボランティアバスは、生活協同組合連合会アイチョイス様、あいち生活協同組合様、コープ自然派くらぶ生活協同組合様からの寄付助成で運行いたしました。


 

【報告】高浜市で地域防災ネットワーク支援事業を行いました

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
高浜市にて、地域防災ネットワーク支援事業の第一回を行いました。

 

本事業は、2012年度から高浜市より受託している事業です。
地域の防災力向上を目的に、年間を通じRSYが企画・運営を担い、様々な取組みを行っています。2012年度には、名古屋大学・福和教授の講演や早朝5時からの避難訓練を実施。2013年度には、東日本大震災を経験された消防団・小学校・企業からゲストをお呼びし講演会の実施や子どもへ向けの防災ファッションショーなどを実施してきました。2014年度は、避難所開設訓練を主軸に、宮城県七ヶ浜町へのボランティアバス運行なども予定しています。

 

高浜市では、住民が連携し様々な地域課題を解決していくために、「まちづくり協議会」を設立しています。協議会は、全ての小学校区に設置されており、5つの団体(高浜南部・吉浜・翼・高取・高浜)が活動しています。その5つのまちづくり協議会や市内の企業が加盟する形で、「防災ネットきずこう会」というネットワークが組織されており、防災ネットきずこう会が、地域に根差し防災活動をしていくお手伝いをRSYが担っています。

 

6月7日(土)の本年度第一回目となるキックオフでは、避難所の課題に関する講演と、避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。今回は、吉岡高浜市長を始め、各まちづくり協議会のメンバーや、地元消防団員、企業、教育関係者が参加しました。

 

講演では、代表理事の栗田がお話しさせていただきました。
講演の題材は、昨年度宮城県七ヶ浜町の住民の皆さまからお聞きした教訓を伝える声を集めた冊子、『被災者が一番伝えたいこと』を用い、当時の避難所での様子や心構えを受講者へ伝えました。「地域力に勝るものはない」「福祉や女性の視点が大切」「住民の主体性」「地域での支えあい」「地区単位でなく、垣根を越えた支援や備え」「避難生活はとにかく並ぶ」など、七ヶ浜町の被災経験者が実体験した様々な課題が話されました。

  

 

その後、前段の講演での避難所のイメージを持ちつつ、避難所運営ゲーム(HUG)をグループに分かれ行いました。

    

 

HUG終了後の振返りでは、ペットや観光バス、親を亡くした子どもや病人や足腰の悪い高齢者の対応など、ゲーム内で突きつけられた、対応に困った事例を各グループから挙げていただき、他のグループから意見を求めたり、栗田より実際の避難所での対応例などをお伝えし、第一回目のキックオフを終了しました。

 

次回は、クロスロードの実施を予定しています。
RSYでは、高浜市の地域防災力向上に今年度も取り組んでいきます。

 

宮城県七ヶ浜町報告【第161報】七ヶ浜町内仮設住宅の「風除室」を修繕をしました。

皆さま

いつもお世話になっております。RSY七ヶ浜事務局 郷古です。

去る5月31日(土)/6月1日(日)に行われた仮設住宅-風除室修繕の様子をお伝えします。
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「雨が降ると雨漏りの心配を毎回しなきゃいけない・・・」、
「玄関を開けると目の前が雪の壁だった。風除室の隙間から入り込んで積もったんでしょう・・・」
「風除室内はもう濡れるものだと割り切って、濡れてもいいようなもの置いてるよ。」

そんな声を聞いて、町に問い合わせたところ「風除室は居住空間ではないため、県の補助がおりない。町としても予算がないため難しい。」とのこと。
それならば、『ボランティアで出来るところをやろう!』とプロジェクトが立ち上がりました。
今回の事業は『ブラザー工業株式会社およびブラザーグループ』の皆さまからの寄付助成金を受け、町内外の大工や技術者の皆さんの指導のもとボランティアが行いました。

天井をつたって落ちてくる雨水劣化したテープフラットな屋根

 

今回は仮設住宅全戸にアンケートを配り、希望者のみの修繕となりましたが35軒の応募がありました。
町内お住まいの技術者の方と一緒に現場検証しにいくと・・・・。
屋根を上ればボルトやナット、コーキングされている接着部分が劣化していたり、明らかに隙間が空いていたりしていました。

大工さんや技術者さんと話し合い、『ボランティアでもある程度簡単にできて、雨漏りが止まる方法』を探り、防水テープの張り替えと、シリコン剤によるコーキングを行うことに。
5月31日(土) 活動前ミーティング6月1日(日) 活動前ミーティング

そして・・・当日。
両日ともに気温が30度近くまで上がりとても暑い日でしたが、各日約20名が集まり活動してくださいました!
修繕の様子1修繕の様子2

仮設住宅の皆さんとも顔見知りの町民大工さんもいて、和気あいあいとしながら活動ができました。

大工さんから工具の使い方を教えてもらう学生ボランティア教えてもらったコーキングの仕方を実践!暑いので、30分毎に水分補給休憩をとりながら・・・。

『私もやってみたい!』そんな活発な声を出すのは工具の使い方を分からないの学生ボランティアさん。

『おー、やってみるがぁ?これはなぁ・・・こうやってこうつかうんだ・・・(略)』と嬉しそうに技を教える大工さん。
こういう交流の仕方もいいなぁなんて思った一場面でした。

修繕の様子5修繕の様子6

2日間という短い間でしたが、35軒すべての修繕が終わりました。
これから雨が降ってみてまた雨漏りするのかは降ってみないと分からないところがありますが、経過を見つつすぐ対応できるような形をとっていきます。
『仮設だから・・・仕方ないよ』という諦めの言葉がなるべく出ないように、
過ごしやすい空間を作るお手伝いが出来ればと思っています。

【修繕している時の住民の声】

・「町に言ってもダメだったから、ガムテープ貼ってたわ。特殊な防水テープってあるんだね。やっぱり大工さんにしてもらった方が安心するわ。」
・「玄関が無い仮設住宅は風除室が玄関みたいなもの。濡れるの当たり前だと思って生活してたけど、直してもらって助かったです。」

・「学生さんも今日来てくれているのね。あら?足湯の時のボランティアさんじゃないの?久しぶりだわねー。」

・「あらー今日はたくさんボランティアさん来てるね。賑やかだねぇ。ボランティアセンターは土日だけしかやってないのかな?」
※修繕しているボランティアさんたちを見ながらベンチで休憩されていた方。
ボランティアを見かける頻度が少なくなっており、ボランティアセンターが運営されているのを知らない人もいる。

 

※本事業は『ブラザー工業株式会社およびブラザーグループ』様からの寄付助成金により行いました。

宮城県七ヶ浜町報告【第160報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第10号](2014年4月1日~2014年4月30日)

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2014年4月号をお伝えします。
つぶやきからは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。東北の春は若干遅く、4月中旬が桜の見ごろでした。 

仮設住宅近くにも桜が植えてあり、仮設住宅の皆さんで集まって花見をしていたようです。
「今年も仮設で花見になったな。来年もがや?再来年もがや?」
皆さん笑いながら話していますが、「言葉通り」でいつになるのか分からない状態です。
仮設住宅の住民の皆さん個々でそれぞれ目標はありますが、
「仮設住宅から出て『高台移転して家を持つ/公営住宅に入る』」というのが、その人のモチベーションになっています。
町は高台造成工事にも力を注いでいますが、工事の進み具合を見ている住民の皆さんの中には納得ができていない人も….。
今の想いに耳を傾け、住民の皆さんのためにできることを。

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仮設住宅はこの時期(4月)でも寒くてねぇ、暖房つけてるの。
(手の指が)曲がっていてずっと痛いのよ。

(60代:女性)



震災のときはヨットハーバーの近くに住んでたんだよ。そこから近くのお寺に避難した。

またそこからヘリコプターに乗って役場の裏に避難したのよ。(ヘリコプターに)乗ったのは冥土の土産だね。
(避難したお寺は道がガレキでふさがれ、孤立状態になったためヘリコプターで脱出した。)
孫が3人でみんな女の子なのよ。(娘に)たまに散歩に連れて行かれてさ、この前は泉の方に温泉に入りに行ったよ。
将来は国際村のほうに高台移転するけど、まだまだかかるね。あと2年はここ(仮設)にいることになるかもね。

(70代:女性)


今は健康だよ。でも、血圧の薬を一錠飲んでるかな。
あとは息子がくれた「脳内核酸」という薬も。
これはボケ防止で広告に載っていたやつ。

でも一番のボケ防止はここ(集会所)で話すことな。

みんなと話すのがボケ防止になるよ。

(70代:女性)



やっぱり足痛ぇなぁ。痛くて(いつも将棋を打ちに行っている)公民館にも行けねぇし、すぐそこの野球場にも行けねえんだ。

木曜日に病院行ったんだ。4日にいっぺん行ってる。だから明日、病院さ行くんよ。
やっぱり身体のどこか悪いとおもしろくねぁな。背中と膝に注射打ってんだぁ。

(60代:男性)



今日はお兄さんたち(学生ボランティア)が来るから、息子が朝から張り切っていたのに今はぐっすり。
張り切り過ぎたみたいだね(笑)いつもみんなが来るのを楽しみにしてるんだよ。

(40代:女性)



この頃、体調が悪くてねぇ。原因は精神的なとこだよ。

家に居ても1人だから、(同じ仮設集合体内)お姉ちゃんとこに行ってるんだ。

ボランティアセンターに行くと、「ボランティアセンターに物を貰いに行っている」って思われるみたいなんだよね。
だから疲れちゃってね・・・。この頃行ってないのよ。

貰う時は「ここまで来れない○○さんの分も、もらってっていい?」って聞いてその人に届けてるんだ。

多めにもらったことなんてないよ。なんで、そんなこと言う人がいるんだろうねぇ。困っちゃうよね。

(60代:女性) ※仮設住宅訪問時



あがらいん。ばあちゃんとお茶っこ飲んでがいん~。
(※「どうぞあがって、私とお茶飲みしよう」の意)

足湯の時は、いつも声掛けしてもらってるね。ありがとう。

こうやって震災に遭ってだけども、日本に生まれてきて良かったってすんごい思った。

たっくさん応援や支援を受けたでしょ?外国からも。

この日本だからこうやって、仮設にも住まわせてもらったんだ。ありがでえっちゃ。

この仮設(4畳半一間)に来た時に、すんごい感謝したよ。なにも無かったからさ・・・。

こうやってなんでもそろってるところに入れてもらったんだ。感謝しないとだめだー。

またいつでも遊びさ来らいん。こうやってお話しよう。戸開けて「ばあちゃんー」って呼んでくれればわかるからー。

(70代:女性) ※仮設住宅訪問時



仮設住宅から出て、広い家に移ったけど友達と離ればなれになってしまった。

でも、最近仮設の集会所に来ていいよって日が作られたんだ。

「A浜の日」だったら「A浜に住んでいた人」、「B浜の日」だったら「B浜に住んでいた人」って感じ。

仮設住宅から出た人も来ていいから、元住んでいた同じ地区の人に会えるんだ。とっても嬉しい。

前からこういう会やったほうがいいって言ってんだけど、3年越しでやっとできたんだ。

(60代:女性) ※自立再建された方


宮城県七ヶ浜町報告【第159報】七ヶ浜町民を連れ、石川県穴水町を訪問しました!

みなさま

お世話になります。七ヶ浜町事務局の松永です。

七ヶ浜町民6名(七の市商店街店主、漁師、農家など)を連れ、4月29日・30日に石川県穴水町を訪問しました。穴水町は、2007年3月25日に発生した能登半島地震で震度6強を記録し、人的被害・家屋倒壊など甚大な被害を受けました。あれから七年が経ち、現在に至るまでの穴水町の復旧・復興状況などを視察し、今後の七ヶ浜町の復興に向けて参考になればと願い、実施しました。<能登半島地震:石川県穴水町とRSYの関わりはコチラ→

初日は、穴水町社会福祉協議会を訪問し、社協職員やボランティアに穴水の被害状況や当時のお話をお伺いしました。

 

夜は、穴水駅の近くにある「幸寿し」という寿司屋さんを訪問しました。

幸寿しは、能登半島地震で店が倒壊し、商店街でいち早く仮設店舗を建設しました。その後、現在の場所に移転。震災前から客の減少が課題であったが、「震災をバネに」と一念発起し、現在はWEB等を使った独自の販売システムを構築し全国展開を実現しました。発災前よりも、売り上げも客数も増加しています。

七ヶ浜町では、地元漁師が「七ヶ浜ぼっけ倶楽部七友会」を立ち上げ、通信販売にて七ヶ浜で獲れた新鮮な魚をお送りしています。<販売サイトはコチラ→>「より多くの方に、七ヶ浜の魚を食べてもらいたい」を漁師の想いがあり、実際に通信販売で成功している「幸寿し」を訪問させていただき、直接アドバイスを頂きました。

 

翌日は、七ヶ浜町と穴水町の現状などを語り意見交換をする「車座トーク」を開催しました。穴水町から、魚卸業、農業、穴水商店振興会などから5名の方々に出席頂きました。車座トークに参加して、能登半島地震と東日本大震災は、規模や種類は違うが、悩みや課題は重なる部分が多いと感じました。

 

また、穴水町役場にて、穴水町長を表敬訪問させていただきました。

 

その後は、 車座トークに出席頂いた農業者Mさんが営む「たんぽぽファーム」を訪問させていただきました。たんぽぽファームでは、養豚業など様々な活動を展開されていました。

 

穴水町の住民から「2007年の能登半島地震から7年が経ち、ようやく以前の生活を取り戻した」とお話がありました。七ヶ浜町からの参加者は「東日本大震災から、まだ三年。復興にはまだまだ時間がかかると思うが、穴水町の事例を参考にして七ヶ浜町の復興について考えて行きたい」と話がありました。町民自身が七ヶ浜町の復興についてどう考えていくのか、また支援者としてどういった協力ができるのか、住民と一緒に考えていきたいと思います。

 

<本事業は、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議による応援資金の助成を受けて実施しました>

 

 

【報告】ゴスペル&減災イベントに出展しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
5/4(日)~5/6(火)の3日間、中部地域最大級のゴスペルの祭典「ゴスペルだよ!全員集合!! in NAGOYA ~喜びも涙もともに~」が開催され、RSYもブース出展で参加させていただきました。本企画は「ゴスペル・ミュージック・ワークショップ・オブ・中部(GMWC)」さんが主催で、防災フェスタや七ヶ浜町支援で大変お世話になっている、ゴスペルグループの「Voices of Vision」さんも中心に関わられています。

会場の栄・もちの木広場のステージでは、ゴスペルライブやゴスペル無料体験があり、その周辺ではゴスペルグッズや震災支援グッズなどの販売ブースが設置され、たくさんの参加者が集まり、賑わっていました。

 

 

RSYブースでは、「七ヶ浜町きずな工房商品」「非常持出袋」「じしんだゾウさんてぬぐい」などの物産販売と、身近にある物で簡単にできる非常用ランプ「ほのぼの灯り作り」のワークショップを実施し、3日間を通して5名のボランティアの方にもブース運営のお手伝をしていただきました。

 

あいにくの天気の日もありましたが、力強く美しいゴスペルサウンドに誘われて、道行く人も会場に立ち寄っていただくことができ、様々な方にRSYや七ヶ浜町について知っていただく良い機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、そしてイベント関係者の皆さま、ありがとうございました。