「今回の集中豪雨被災地での支援活動に役立ててほしい」と
中部土木株式会社の難波陽一社長より、寄付金をいただきました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
大切に使わせていただきます。
土木業というお仕事柄 、被災地で「今」必要なものについて
よく理解されていて、いつも助けていただいています。
「トイレカーもいつでも貸し出します」と言っていただき、心強いかぎりです。
かけがえのない命を守るために 私たちは、過去の災害から学んだ教訓を活かし災害に強いまちづくりのお手伝いをしているNPOです。
※RSYの賛助会員の場合、寄付者扱いとなります。
皆さま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
熊本地震の発災から2年が経過したことをうけて、
4月22日(日)に熊本地震支援活動報告会を開催いたしました。
今回は、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)の岳中美江氏とRSYが支援に入っていた御船町の住民である宮本恵理子氏の2名をゲストに迎え、震災当時の体験談や、2年が経った今、住民の方々が抱える課題について伺いました。
★2017年度RSY活動報告
常務理事の浦野愛より、昨年度に実施した「小学生交流ツアー」「被災した小規模高齢農家への支援」「製茶工場への支援」「コミュニティー再生支援」について報告いたしました。
小規模高齢農家への支援では、生協組合連合会アイチョイス様ご協力いただきました。今回ご尽力いただいたアイチョイス與後様からは、検査等の関係から復興米という形をとってネット限定で販売し、2週間程度で完売したというご報告をいただきました。また、比較的短期間で完売したことから、情報さえあれば、一般の方も関心を寄せていただけるのではないか、そのためにも大切な活動であるとのご感想もいただきました。
★基調講演① 岳中美江氏 くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)
岳中さんからは、熊本地震の現状と課題、支援団体の動きについてお話しいただきました。現状の課題としては、約38,000人が未だに仮住まいであることや県外避難者など見えない被災者の存在、また住み替えに伴う引越しの問題があるそうです。見えない被災者の存在については、他人よりもましだからと、支援を遠慮される方がいたり、頼ることをよしとしない方がいたりと見えないけれど大変な方もまだまだいるのではとのことでした。また、RSYも加わっている御船町災害支援団体ネットワーク「みふねっと」についてもお話しいただき、すでに退去後の仮設の活用について話し合われたり、東北視察が組まれたりと、町内外の支援団体や社協、行政が手を取り合い、町のこれからについて考えている様子をご紹介いただきました。
★基調講演② 宮本恵理子氏 御船町上野地区住民
宮本さんからは、まずご自身が体験した震災当時の様子についてお話しいただきました。上野地区は人里離れた奥地であったため、支援物資が届くのが予想以上に遅かったそうです。一方で日常生活で得た防災知識を常に意識していたことで実際に役立てられたというお話もありました。また、上野地区の現状についてもお話しいただき、美しい棚田が地震で崩れ、費用の問題などで修理できず、今は荒れ果ててしまっているものが多くあることが紹介されました。高齢化・過疎化も進むばかりですが、昔の人から引き継がれてきたおいしい水、その水を使った“うnまい米”を食べにきてもらうための交流の場作りなど、これからに向けた動きや決意についてもお話しいただきました。
★ワークショップ「名古屋からできる支援について考えよう」
参加者は4つのグループに分かれ、岳中さん、宮本さんのお話を聞いての感想を共有し、これから名古屋でできる支援について考えました。その中でも多く聞かれたのは、熊本県や御船町に行くツアーを組み、豊かな自然や食に触れたいという声でした。
☆各グループの発表
グループAでは、宮本さんのお話を聞いて、上野に行くぞ!という声があがった。そこで自然を生かした「田舎へ行こうツアー」「おにぎりツアー」「自然の涼しさ体験」といったツアーを提案。一方、交通の便を考えると行きたいけれどなかなかいけないという声もあり、地元のものを使った加工品などを名古屋で販売するという案もあがった。
グループBの発表者は名古屋で被災地支援を行なっている学生2名。講演を聞いて、地域コミュニティーが災害時に役に立つことや情報発信の大切さを感じたという。その中で情報発信を支援につなげれば、棚田などの農業の復興に役立てられるという声や、世間にはあまり知られていない地域の良さや魅力をSNSなどで伝え、関心を絶やさないことが必要だといった意見があげられた。
グループCでは、昔の人の恩恵を今の人は感じていないのではといった感想や、岳中さんのお話にあったKVOADのキーワード検索システムが広く見られるようになれば困ったときに役に立つのではという声があがった。また、やはり現地へ行きたいという声は多くあり、ツアーができたら良いという話や忘れないためにイベントを開催するといった提案があがった。
グループDでは、お米を多く消費する子育て世代が気楽に、そして継続的に現地のものを買うための仕組みがほしい、そしてそれを発信することが大切ではないかという意見があがった。また、台風で被災された経験がある方からは、地域活動のヒントが得られたという感想があり、こちら活動についても現地に伝えることができるのではといった提案があった。
みなさま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
ゴールデンウィーク期間中の営業予定は以下の通りとなります。
ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【名古屋事務局営業予定】
27日(金)通常営業
28日(土)~5月6日(日)休業
※1日(火)と2日(水)を臨時休業とさせていただき、7日(月)より通常営業となります。
【七ヶ浜みんなの家きずなハウス営業予定】
27日(金)~29日(日)通常営業
30日(月・振休)、5月1日(火)、2日(水)臨時休業
3日(木)~6日(日)通常営業
皆さま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
日頃より当法人の支援活動について、ご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、熊本地震支援活動報告会を以下の通り開催いたします。
レスキューストックヤードでは御船町を中心に支援活動を継続しています。
この報告会では、御船町での2年間の活動・交流を通じて見えてきた被災地の現状と課題、教訓、
震災がきっかけに生まれた子ども達同士の出会いと絆、復興に向けて奮闘中の住民の方々の様子をお伝えします。
震災から3年目に向けて、名古屋からできることを一緒に考えましょう。
皆さまのご参加をお待ちいたしております。
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日時:4月22日(日)13:00~16:30
会場:名古屋建設業協会大会議室
※当法人事務局のある建物の1階です。
(地図URL https://goo.gl/maps/kgeifDR9tP62)
地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅 1A 出口徒歩 4 分
内容:「熊本地震から2年、今後の支援に向けて」
(第1部)
・レスキューストックヤード支援活動報告
・講演①「熊本地震の現状と課題、支援団体の動き」
岳中美江氏 くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)スタッフ
・講演②「震災を経て今伝えたいこと」
宮本恵理子氏 御船町住民
(第2部)
意見交換「考えよう!私達ができる支援」
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差し支えなければ、事前の参加申し込みをお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「熊本地震報告会参加申込」として、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
10月5日(木)に、RSYがサポートを行っている、ひちくボランティアセンター(ひちくVC)とおおいたNPOデザインセンターの共催でネットワーク会議が開催されました。より多くの方々に日田の現状をしってもらい、支援者と繋がることを目的に、ひちくボランティアセンターでの活動報告と課題の共有を行い、参加者とワークショップを通し意見交換を行いました。これまでに二回、NPO情報共有会議をJVOADとおおいたNPOデザインセンターが共催で行い、その引継ぎを行っての今回の開催となりました。
当日は21団体44名の参加があり、大分県内の団体や日田市内の団体が多かったのが印象的でした。開式では、ひちくVC代表の江田氏より「自宅は1階部分が浸水し、あのときの悲しい光景は今でも忘れない。3ヵ月が経過したが、もうではなくまだ三ヵ月。日田を故郷と思う人達でなんとか復興できないかと思っている。」と挨拶がありました。
続けて、ひちくVC事務局(事務局長・河井氏、矢羽田氏)から活動報告と課題の共有が行われました。報告では、「開設した9月1日のボランティア数は周知不足もあり1名で、徐々にメディアから取り上げられ高速道路の減免申請もスタートしボランティア数が最大99名となった。家屋内ニーズは減少傾向にあり、屋外の側溝掃除や農地復旧に関するニーズが増加してきている。この一ヶ月、ボランティアセンターの運営に手いっぱいで、丁寧なニーズ調査を行うことが出来ていなかった。しかし、遠慮して頼まない人への声かけを地域おこし協力隊で行うよう調整を進めている。ニーズへの対応では、今後の地域力を下げないようにボランティアがやりすぎるのも厳禁だと考えている。空き家の近隣の方々が困っている場合が多く対応が求められている。徐々に風化していく中、地元からボランティアを出すことや他所からのボランティアをリピーターになってもらう工夫が必要だと感じている。」
ワークショップでは、「ボランティアを増やすために」をテーマに、市内(市内の人のボランティアを増やすことを考える)チーム・市外チームに分かれて意見交換を行いました。
<市内チームの意見>
・地元からボランティアを出すために、地元がどうしたいのかを考える必要があるため、地域の会議が必要!地元とボランティアの接点をつくることも大事!
・個人では集まりづらいので、地元の団体やグループに働きかけを行う。ニーズの見える化をすることも必要では?
・被災者が前を向く手助けをする必要がある。地元が他人事にならないような工夫も必要。
・SNSに頼りすぎない情報発信が必要。市報や回覧板もいいかも。高校生に来てもらうなどの働きかけも必要だと思う。
<市外チーム>
・日田の温泉などの観光資源とボランティアをセットにすればいいのでは。福岡発のパックツアーもいい。日田の美味しいお米を外にアピールするといいのでは?
・地元の繋がりを頼って、大学・企業などの直接依頼する。
・所属団体の繋がりを活かして、市外のボランティアの案内や受け皿を担い若者を呼びたい!
・受け入れ側の雰囲気も重要。通年してボランティア受け入れの専門窓口も必要だと感じた。現状の具体的な情報発信を心がける必要がある。
ワークショップでの意見は今後少しずつでも実現していく必要がありますが、こうして地元と外部支援者が意見交換を行いながら、想いを共有できる場となりました。
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
九州北部豪雨の被害を受けた大分県日田市では、居宅内の泥出しに
また、常務理事の浦野は、朝倉市において現地入りしているNGO
RSYが事務局を担う、震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)
会員団体の動きを把握し、朝倉市への支援が手厚いことから、RS
日田市のゆかりのある支援者が関係していた被災地NGO恊働セン
皆様
「今回の集中豪雨被災地での支援活動に役立ててほしい」と
中部土木株式会社様より、寄付金をいただきました。
中部土木様には、トイレカー(本来は、工事現場に臨時に設置する用)も
被災地に無償で貸し出ししていただいています。
土木業というお仕事柄 、被災地で「今」必要なものについて
よく理解されていて、いつも助けていただいています。
ありがとうございました。
大切に使わせていただきます。