きずなハウス閉所式【YouTube配信はこちら】

みなさま
RSY事務局です。
七の市の仮設商店街の一角にオープンして以来
子どもから大人まで、多く方に利用していただいた
きずなハウスは、この3月末をもって閉所となります。
これまでのRSYの活動のご報告と感謝の気持ちをお伝えするため
閉所式を行います。
その様子を、Youtube同時配信いたしますので、
ご覧いただければ、幸いです。

オンライン配信は、以下YouTubeよりご覧ください。(13:30より開始予定)

※シェア大歓迎です。その場合は、本ページのURLをお使いいただけますと幸いです。

https://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2021/03/kizunahouse20210313.html

【ご参加ください】東日本大震災犠牲者追悼式あいち・なごや

もう10年。まだ10年。やっと10年。10年がなんだ。

…いろいろな想いが交錯する日が巡ってきました。

犠牲になった方々へ追悼の意を愛知・名古屋から。

忘れない想いを、共に、捧げましょう。

日時:3月11日(木)  

追悼式13:30 ~ 15:00
(14:46には、黙祷いたします)

場所:鶴舞公園 普選記念壇

(地下鉄鶴舞駅下車)

夕方の部17:00 ~ 19:00
(キャンドルを灯し、18:46には、黙祷いたします)

場所:真宗大谷派名古屋別院(東別院)

(地下鉄東別院駅4番出口より徒歩5分)

★レスキューストックヤードは、実行委員の一員です。

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.45

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.45を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.45(PDF版はこちら

 

We Love 七ヶ浜︕〜10 年間、ありがとうございました〜

東⽇本⼤震災から遡ること約5年前、七ヶ浜町社会福祉協議会の災害ボランティアセミナーの講師として、当法⼈代表理事の栗⽥が七ヶ浜国際村で講演をさせていただきました。
その際、当時の町⻑から「宮城県沖地震が警戒されている。万が⼀の際は本町に応援に来て下さい」との⾔葉があり、社協さんはRSYの賛助団体会員になってくれました。
その時の出会いをきっかけに、RSYは震災発⽣⼆⽇後の2011 年3⽉13 ⽇に先遣隊を派遣し、3⽉25 ⽇から、本格的な⽀援体制づくりを開始しました。
まもなく震災から10 年。この間、たくさんのボランティアさんや企業の皆さまからのご⽀援があり、七ヶ浜の住⺠の⽅々と復興に向け、様々な活動や交流を⾏ってきました。

 

【避難所・応急仮設住宅での取り組み】

ボランティアバスの派遣

ボランティアバスの派遣

72 便・延べ3,133 名が七ヶ浜を訪れました。

 

足湯

足湯

たくさんの方々からお話をお聞きしました

 

ボランティアきずな館

ボランティアきずな館

宿泊施設として、また、住民の皆さまとボランティアさんが交流する喫茶スペースとして運用。
延べ8,000人ほどの利用がありました。

 

炊き出し

炊き出し

まさに飲まず食わずで活動する社協の職員さんやボランティアに駆けつけた地元の中高生さんに、「少しでも温かく、栄養のあるものを食べてもらおう!」と炊き出しを行いました。

 

たべさいんプロジェクト

たべさいんプロジェクト

「今まで毎日食べていたであろう漬物やおひたしを食べさせてあげたい」との地元住民の方の活動をサポート。
新燃岳噴火で被災した宮崎県の農家さんや愛知県安城市の農家さんが野菜を提供してくれました。

 

きずな工房

きずな工房

裁縫や木工のものづくりを通じて、住民同士が交流できる場として活動し、工房品は名古屋市の洋菓子店でセット販売されるなどしてきました。
2015 年末からは、サークル活動として続いています。

 

仮設店舗七の市商店街

仮設店舗七の市商店街

町の復興に向け、被災された地元商店さんによる店舗の運営と、新たなにぎわいづくりに向けた交流イベントなどが開催されました。

 

表札プロジェクト

表札プロジェクト

地元大工さんから、津波で流されてしまった家屋の材木を提供いただき、地元中学生がデザインして、各応急仮設住宅に表札を贈らせていただきました。
どれも素敵なデザインで、今でも町内の災害公営住宅や高台住宅団地の玄関先などで飾っていただいているのを見ることができます。

 

きずな公園

きずな公園

当時あった仮設住宅のそばに整備され、子ども達の元気な声に励みをもらいました。
今でも子ども達の遊び場として、親しまれています。

 

きずな号

きずな号

はじめは、仮設住宅には十分なスペースがないことから、子ども達が落ち着いて勉強できる場として運用を開始。
のちに、自分たちの町の良さを知るため、釣り体験や海苔づくり体験にも活躍しました。
また、仮設住宅や移転後の地区での出張ミニ喫茶の場としても活躍しました。

 

 

【仮設住宅閉所後、災害公営住宅・高台住宅団地での取り組み】

きずな食堂@松ヶ浜

きずな食堂@松ヶ浜

 

菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

 

花渕浜クリスマス交流会

花渕浜クリスマス交流会

 

出張きずなハウス

出張きずなハウス

※町内各地区で開催。写真は吉田浜

 

代ヶ崎浜もちつき大会

代ヶ崎浜もちつき大会

 

笹山ちゃせご

笹山ちゃせご

 

 

【七ヶ浜みんなの家きずなハウスでの取り組み】

町のコミュニティ施設としての運営

町のコミュニティ施設としての運営

 

植栽を通じた交流の場「ファームガーデン」での活動

植栽を通じた交流の場「ファームガーデン」での活動

 

住民によるボランティアやサークル活動団体「きずなネット」のサポート

住民によるボランティアやサークル活動団体「きずなネット」のサポート

 

この他にも、ここでは挙げきれないほどの様々な活動を⾏ってこられたのも、たくさんのボランティアさんや団体・企業の皆さまの七ヶ浜を愛する想いのおかげです。
そしてまた、なによりも、⾃分たちの町を愛し、みんなで⽀え合い、⼀歩⼀歩前に進もうとする、七ヶ浜の住⺠の皆さまの⼒があってこそだと思います。
この度、RSYによる「きずなハウス」の運営は終えることとなりますが、これまで培ってきた「きずな 」を⼤切にしてまいりたいと思います。

10年間、ありがとうございました︕

 


~お知らせ~

3⽉13 ⽇(⼟)は、「きずなハウス」は臨時休業とさせていただき、閉所式を⾏います。
新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌のため、参加はご招待させていただいた⽅のみとさせていただきますが、YouTube での⽣配信を予定しております。
配信時間・URL 等は近⽇、きずなハウス通信メーリングリスト・Facebook 等でご案内させていただきますので、是⾮ご視聴ください。


きずなハウス ありがとうキャンペーン開催!

内容:
★ワクワク︕駄菓⼦のつかみ取り︕︕(有料)
★わらすこ☺スーパーボールすくい(有料)
★きずなハウスメモリアル⽸バッチづくり(有料)
★ガチャ⽟プレゼント(無料)

※上記イベントはそれぞれ開催⽇時・料⾦等が異なります。詳しい内容は、きずなハウス内のイベント案内でご確認下さい。

◎「きずなハウスオリジナルグッズ」お買い得セー ル︕(期間中、毎⽇開催)

これまで10 年間の感謝の気持ちを込めて、最後まで笑顔あふれるイベントを開催します!
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております!


RSY七ヶ浜の主な取組

2月

2月27日(土)、28日(日)
・生涯学習フェスティバル出展
東日本大震災から、まもなく10年。
七ヶ浜の皆さまとの復興への歩みの写真展を開催しました。



3月の予定

3月13日(土)
・きずなハウス閉所式
※きずなハウスは臨時休業とさせていただきます。

3月14日(日)~31日(水)
・ありがとうキャンペーン開催!


大切なお知らせ

これまで、たくさんの皆さまにご利用いただいてきた「きずなハウス」ですが、2021年3月31日(水)をもちまして閉店させていただくこととなりました。
これまでのご愛顧、心より御礼申し上げます。
感謝の気持を込めて、3月14日(日)から3月31日(水)まで、「ありがとうキャンペーン」を開催させていただきますので、是非、足をお運びいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.44

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.44を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.44(PDF版はこちら

 

○つながりの集いin七ヶ浜~オンラインで再会しよう!~を開催しました!

七ヶ浜の住民の方々と東日本大震災以降、様々な形で復興に携わっていただいた企業・ボランティアさん等が、オンライン上で再会し、これまで、そして、これからの「つながり」を、改めて深め合うイベントを開催しました。

当時の記録写真をもとに、お互いが語り合うことで、思い出深いエピソードで話に花が咲いたり、久しぶりの再会で当時の苦労やボランティアへの感謝の気持ちを思い出し涙ぐんだりといった場面が見られましたが、あらためて、この10年のつながりを感じられるものとなりました。

また今回は、町の復興推進課の方から復興状況の概要のお話や、地元高校生からなる「きずなFプロジェクト」にも参加いただき、メンバーの被災体験をもとに制作した紙芝居を披露してもらいました。生徒の皆さんからは「いろんな話が聞けて、震災当時のことを学べたし、次の世代にも伝えて行こうと思う」、「自分達の活動をたくさんの方に知ってもらえてよかった」などの声をいただきました。

集まっていただいた住民の方からは「当時きちんとお礼をいう機会がなかったからよかった」、「支援してくれた皆さんが、今元気にしているかどうか気になっていた」などの声が聞かれ、今回、画面越しとはいえ久々の再会を喜んでいただけました。また、支援者側からも「時間が経ち、一時は遠ざかってしまったけど、また改めて七ヶ浜を訪れたい」などの声が聞かれました。今回を機に、これからも交流を続けていただけたらと思います。

オンライン参加者との集合写真

オンライン参加者との集合写真

 

【参加者の声】
・随分と色々なことに関わっていたことと、それなのに最近では随分遠ざかってしまっていたのだと申し訳なく思いました。コロナ禍が落ち着いたら、また訪れたいです。
・一緒に足湯活動をしていた〇〇ちゃんが、ママになって赤ちゃんを抱っこして画面に映っているのをみて、10年の年月を感じました。
・遠く離れても想いを馳せられる、郷愁といえるような想いが沸き起こる場所ができたと感じています。

 

※この取り組みは、VOICE from 3.11実行委員会主催の「みんなの集い」の一企画である「つながりの集い」を、RSYが復興支援の拠点としている七ヶ浜町にて開催いたしました。


○笹山地区にて「ちゃせご」を行いました!

災害公営住宅や高台住宅団地での新しい世代間交流の一つになればと、2018年度から、子ども会の歓送迎会や地区イベントにあわせ、昔懐かしい「ちゃせご」を行ってきました。

今年はコロナ禍により、地区でのイベントも中止となったため、今回の「ちゃせご」は笹山地区で人数を限り、子ども達3人と、アマビエの絵札、子ども達が折り紙で折ったお多福、不織布マスクなどをパック化したものをポスティングして回りました。

寒さにも負けず全128戸に元気よく配り、今年も地区の皆さまに「福」をお届けしてくれました!


RSY七ヶ浜の主な取組

1月

1月11日(月・祝)13:30~16:00
・つながりの集いin七ヶ浜~オンラインで再会しよう!~開催

1月17日(日)10:00~12:00
・笹山ちゃせご

2月の予定

2月27日(土)、28日(日)
・生涯学習フェスティバル出展
東日本大震災から、まもなく10年。七ヶ浜の皆さまとの復興への歩みの写真展を開催します。生涯学習センター1階ロビーにて。


大切なお知らせ

これまで、たくさんの皆さまにご利用いただいてきた「きずなハウス」ですが、2021年3月31日(水)をもちまして閉店させていただくこととなりました。
これまでのご愛顧、心より御礼申し上げます。
感謝の気持を込めて、3月14日(日)から3月31日(水)まで、「ありがとうキャンペーン」を開催させていただきますので、是非、足をお運びいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.43

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.43を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.43(PDF版はこちら

 

○わたしの遺産探し〜震災のエピソード場所をめぐるフィールドワーク〜を実施しました︕

東⽇本⼤震災から、まもなく10 年。震災の記憶を⾵化させず、⾃分達が住む七ヶ浜を巡り、当時の状況やエピソードを知るとともに、現在の様⼦を⾒て回るフィールドワークを実施しました。

当⽇は地元の中学⽣8名が参加し、コースの⼀つである「同性寺」では、同地区で幼稚園に勤める⽅にお出迎えいただき、当時の避難の様⼦を教えていただけました。
参加者は、訪れた場所での当時のエピソードを聞くと、熱⼼にメモを取り、印象に残った⾵景などを、使い切りカメラで記録しました。
メモや写真は、後⽇あらためてみんなで集まり、壁新聞としてまとめ、きずなハウスに掲⽰中です。

震災当時はまだ幼く、今まで知らなかったことが多かったようですが、今回のフィールドワークを通じて、震災当時、⾃分たちの町で起こったことを知り、学ぶ事の⼤切さを感じられるものとなりました。

【当⽇訪れた場所】
・松ヶ浜漁港〜
・五社明神[ごしゃみょうじん](古くから「ここに来れば津波に遭わない」と⾔われていた招⼜[まねきまた]と⾔われる場所があるが、東⽇本⼤震災では、ここまで津波が来た)〜
・菖蒲⽥浜公⺠館跡地〜
・同性寺[どうしょうじ]⾼台〜
・眺洋台[ちょうようだい]〜
・蓮沼苑[はすぬまえん](震災慰霊碑が設置された場所)

【参加者の声】
当時2、3歳だった私達は、震災の記憶もあまりなく、今回のフィールドワークを通じて、七ヶ浜の震災の様⼦を、少し知ることができました。
もっと知りたいし、防災の事についても学んでいきたいと思います。
そして、その事をたくさんの⼈に伝えていきたいです。

慰霊碑にて

慰霊碑にて

 

壁新聞

壁新聞

 

※この取り組みは、七ヶ浜町「⼼の復興」事業補助⾦の交付を受けて実施しました。


○つながりの集いin 七ヶ浜〜オンラインで再会しよう︕〜を開催します︕

七ヶ浜の住⺠の⽅々と東⽇本⼤震災以降、様々な形で復興に携わっていただいた企業・ボランティアさん等が、オンライン上で再会し、当時のことや、現在について語り合いながら、これまで、そして、これからの「つながり」を、改めて深め合うイベントを開催します。

避難所や仮設住宅での⾜湯・サロン、RSY の活動拠点「ボランティアきずな館」・「きずなハウス」、仮設店舗七の市商店街、きずな⼯房、地元の漁師さんなど、様々な時と場所にいらっしゃった町⺠の⽅々が登場します。

七ヶ浜とゆかりのある⽅々をはじめ、お時間のある⽅々はぜひご参加下さい︕

●⽇時︓2021 年1⽉11 ⽇(⽉・祝)13︓30〜16︓00
●参加形態︓Zoom によるオンライン
●参加申し込み︓https://forms.gle/YjYRsoTFs1aC34EM8
(締め切り︓1 ⽉8 ⽇(⾦)12︓00 まで。後⽇Zoom のURL をお送り致します。)
●主催︓Voice from 3.11 実⾏委員会


RSY七ヶ浜の主な取組

12月

12月6日(日)9:30~12:00
・わたしの遺産探し~震災のエピソード場所をめぐるフィールドワーク~

1月の予定

1 ⽉11 ⽇(⽉)13:30〜16:00
・つながりの集いin 七ヶ浜〜オンラインで再会しよう︕開催

1 ⽉17 ⽇(⽇)10:00〜12:00
・笹⼭ちゃせご
昔懐かしい「ちゃせご」にちなみ、「あきの方からちゃせごにきした~」の口上とともに、子ども達が折り紙で作った「お多福」などを、笹山地区の皆様一軒一軒にお配りします!
コロナウイルス感染症対策として、ポスティングでの配布とさせていただきますが、今年一年の縁起をお届けします!
※ちゃせご…かつては宮城県各地で行われ、小正月に子どもが「福の神」として家にやってきて、訪れた家は幸せになるという風習・行事。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.42

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.42を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.42(PDF版はこちら

 

○『菖蒲田浜地区ぼっけ収穫祭』が開催されました!

11月21日(土)、菖蒲田浜地区にて「ぼっけ収穫祭」が開催されました。

このお祭りは、津波で漁具や自宅も流されてしまった漁師さんの奮闘で、震災があった年から始まりました。最初は町にボランティアに来てくれた皆さんに、お礼として「ぼっけ汁」を振る舞っていたのが、その後「ぼっけ汁祭り」として、地区の恒例行事となりました。

昨年度までは、会場となる地区避難所で、みんなで地元の旬の味を味わい、他にも地区の店舗の出店やビンゴ大会などを行い、町外からも人が訪れるイベントとなっていました。しかしながら、今年はコロナ禍により、開催の判断がぎりぎりまで待たれました。それでも、町の特産魚を使った地元の旬の味を少しでもみんなに振る舞いたいとの、地区の皆様の強い想いから、菖蒲田浜限定での呼びかけ、その場での飲食はご遠慮いただき、お持ち帰りのみ、というかたちで、「ぼっけ収穫祭」として開催されました。

調理の様子

調理の様子

 

いつもと違うかたちでの実施となりましたが、開始50分前から人が集まり始め、久しぶりに会って、お互い挨拶を交わす様子や、近年、若者の魚ばなれが心配されるなか、子ども達だけで自転車で来て、ぼっけ汁をもらっていく姿が見られました。地元の旬の味と、地区の力を感じられるお祭りとなりました。

七ヶ浜名物、秋の旬の味を楽しみに並ぶ参加者の皆さま

七ヶ浜名物、秋の旬の味を楽しみに並ぶ参加者の皆さま

 

来年は、いろいろなところから、たくさんの人が集まる、にぎやかなイベントとなることを願っています!

 

【参加者の声】
・時間まで友達としゃべってっから大丈夫。こんなときでもないと会えねがら。
・あそこの旦那さん、一人暮らしであんべよくねの(体調良くないの)。ちょっと置いてくっから。

※この取り組みは、七ヶ浜町「⼼の復興」事業補助⾦の交付を受けて実施しました。

 


○松ヶ浜小学校自主研修「GoTo SHICHIGAHAMA!」受け入れ

松ヶ浜小学校の6年生が、コロナ禍により修学旅行が中止となったかわりに、自分たちの町を巡る自主研修企画「GoTo SHICHIGAHAMA!」で、きずなハウスにも来てくれました。子ども達は、嬉しそうにハンモックで遊んだりして過ごしていきました。いつもの修学旅行と違って、少し残念だとは思いますが、いろいろな工夫をして、前向きにこの状況を、みんなで乗り越えて行きましょう!

自分達の町を紹介した素敵な手描きパンフレットをいただきました!きずなハウスで閲覧できます!

自分達の町を紹介した素敵な手描きパンフレットをいただきました!きずなハウスで閲覧できます!


RSY七ヶ浜の主な取組

11月

11月6日(金)
・松ヶ浜小学校自主研修「GoTo SHICHIGAHAMA!」受け入れ

11月21日(土)11:00~12:30
・菖蒲田浜地区ぼっけ収穫祭協力

 

12月の予定

12月6日(日)9:30~12:00
・わたしの遺産探し~震災のエピソード場所をめぐるフィールドワーク~
東日本大震災からまもなく10年。
震災の記憶を風化させず、自分たちが住む七ヶ浜町を巡りながら、当時の状況やエピソードを知るとともに、現在の様子を見てまわるフィールドワークを実施します。
参加費無料。お申し込み、お問い合わせは「きずなハウス」まで。
※先着順13名。町内小学校高学年及び中高生優先。

 

インフォメーション

きずなハウスオリジナルクリスマスセット販売中♪
オリジナルマグカップに駄菓子を詰め合わせしたセットなど、素敵なクリスマス仕様のセットを販売中!先着で手作りリースプレゼント!


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.41

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.41を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.41(PDF版はこちら

 

○『きずな⾷堂@松ヶ浜』を開催しました︕

10⽉10⽇(⼟)、毎年恒例となった、地元中学⽣「向洋中Fプロジェクト」による、地区避難所の清掃、地区住⺠の皆さんとの⾷事交流会を開催しました。

新型コロナウイルス対策として、参加⼈数を制限しての開催となりましたが、「規模を縮⼩しても、⼦ども達に、この機会を作りたい」との校⻑先⽣の想いと、地区住⺠の皆様の協⼒により実施することができました。少⼈数での清掃活動となりましたが、全員が率先して活動することができました。

「地区の皆さんから掃除の仕方を教えてもらって、きれいになりました!」

「地区の皆さんから掃除の仕方を教えてもらって、きれいになりました!」

 

⾷事交流会では、恒例の「⼿作り餃⼦」ではなく、代わりに地元の⾷材を使った「海苔カレー」を取り寄せ、みんなで美味しくいただきました。

今回は、震災から10年を意識し、『未来へ伝えたいこと』をテーマに、⼦ども達の震災体験を元にした紙芝居『みゆうとゆうみ』(きずなFプロ制作)の披露や、当時、地区の防災委員や⺠⽣委員をされていた⽅のお話を伺ったりしました。

紙芝居上演の様子

紙芝居上演の様子

 

今後も、地元中学⽣と地区住⺠の交流が続き、いろいろな会話が交わせる関係が広がるといいなと思いました。

【参加者の声】
・震災ですごい怖い思いをした。その経験を伝えていかなければとの想いが、今回参加してつなげることができた。⼦ども達に伝えていくことは⼤事なことだと思う。(60代、⼥性)
・今回、開催できないのかと不安に思ってたけど、少ない⼈数でもできて嬉しかったし、楽しく交流できました。(中学⽣)

 


○ジェルキャンドル作りワークショップを開催しました!

 

出張きずなハウスin吉⽥浜にて、ジェルキャンドル作りWSを開催しました︕
吉⽥浜の災害公営住宅・⾼台移転住宅の付近には気軽に集まれる集会所等がないため、「菜々café*キリカブ」さんがテラスを提供してくれました︕
地区の皆様のほか、⼦ども達も参加して、にぎやかなワークショップとなりました。

 

※上記2つの取り組みは、七ヶ浜町「⼼の復興」事業補助⾦の交付を受けて実施しました。


RSY七ヶ浜の主な取組

10月

10⽉10⽇(土)
・きずな食堂@松ヶ浜

10⽉14⽇(水)
・おりおり「藍の乾燥葉染め」WS
松ヶ浜の住民の方の畑をお借りして育てた藍を乾燥させ、手ぬぐいやシャツなどの染めを行いました。
みんなでいろいろな絞りをほどこし、とても素敵な一点物の“作品”ができあがりました!

 

10⽉16⽇(金)
・ジェルキャンドル作りWS@吉田浜

 

11月の予定

11⽉19⽇(木)
・金城学院大学でコミュニティや福祉について学ぶ学生とのオンライン交流会

 

インフォメーション

12⽉6⽇(日) 9:30~12:00
・わたしの遺産探し~震災のエピソード場所を巡るフィールドワーク~
東日本大震災からまもなく10年。
震災の記憶を風化させず、自分たちが住む七ヶ浜町を巡りながら、当時の状況やエピソードを知るとともに、現在の様子を見てまわるフィールドワークを実施します。
参加無料。お申し込み、お問い合わせは「きずなハウス」まで。

※先着順13 名。町内小学校高学年及び中高生優先とさせていただきます。

 


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.40

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.40を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.40(PDF版はこちら

 

○七ヶ浜から手作り布マスクやアクリルタワシなどを送りました!

時折、七ヶ浜の町民の方から「東日本大震災の時には全国の方から、たくさんの支援をいただいた。機会があれば今度は七ヶ浜から恩返しをしたい。」との想いを聞くことがあります。今回、そんな気持ちがかたちとなり、七ヶ浜町の松ヶ浜のお茶っこ会の皆さんが、布マスクやアクリルタワシを手作りし(各50個)、その他、タオルやスポンジ、シャボン玉などを箱詰めしたものを「おたがいさまパック」用としてRSYに送ってくださいました。「おたがいさまパック」とはRSYで、令和2年7月豪雨被災地への応援として、皆さまからいただいた支援物資を被災地へ送る企画です。(詳細はRSYブログをご覧ください。)

関連記事:9/20 おたがいさまパック発送作業(RSYブログ)

今回いただいた物資は、名古屋でボランティアさんによりパック化され、熊本県球磨村や八代市の被災された方々へ「NPO法人益城だいすきプロジェクト・きままに」、「熊本県建築士会八代支部」、および「水俣病協働センター」の皆様を通じて、お一人おひとりに手渡しいただきます。

皆さん、まだ暑さの残るなか、マスクをしながらの作業で大変だったかと思いますが、遠く離れた場所からでもできる、心のこもった支援活動となりました。

布マスク作りの様子

 


○ジェルキャンドル作りワークショップを開催しました!

 

毎週金曜日、町内に5ヶ所ある災害公営住宅に出向き開催する「出張きずなハウス」にて、ジェルキャンドル作りのワークショップを開催しました。

コロナ禍の中で、なかなかイベント事への参加も躊躇してしまいがちですが、今回は公営住宅内の集会所をお借りし、定員も少なくした上で開催したところ、小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い世代の皆さまにご参加いただきました。みなさん、初めての体験となりましたが、海の町七ヶ浜を感じさせるブルーのジェルの中に、貝殻の小物などを入れて、楽しんでご参加いただきました。

最近は100円ショップなどでも、手作りキャンドルのキットが売られており、中に入れるキレイな小物も揃えられるので、ご興味のある方は、是非チャレンジしてみてください。

10月16日(金)には、下記の通り吉田浜にて開催予定です!

※この取り組みは、七ヶ浜町「心の復興」事業補助金の交付を受けて実施しました。


RSY七ヶ浜の主な取組

9月

9⽉25⽇(金)
・ジェルキャンドル作りWS@菖蒲田浜災害公営住宅

 

10月の予定

10⽉10⽇(土)
・きずな食堂@松ヶ浜

10⽉16⽇(金)
・ジェルキャンドル作りWS@吉田浜
先月の菖蒲田浜でのイベントに続き、吉田浜災害公営住宅で開催する「出張きずなハウス」にて、どなたでも簡単に作れるキャンドル作りのワークショップを開催します!場所は菜々cafe*キリカブさんが、テラスを貸してくれます!
コロナ禍により思うように外出しづらい中、少しでも楽しんでもらえればと思います!

作品例

作品例

 

10月の「出張きずなハウス」

(毎週金曜日、15時から16時まで開催)
2日 花渕浜災害公営住宅
9日 松ヶ浜地区避難所
16日 吉田浜災害公営住宅
23日 菖蒲田浜災害公営住宅


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

【Yahoo!基金】県外避難の子どもたちの声を聴き、これからの成長を応援する事業

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。

今年度は、東日本大震災および原発事故から10年目の年です。
震災当時小学生だったお子さんは、高校・大学生に成長し、中学・高校生だった方々は、20代になっています。

RSYは、東北や関東地域から東海地域に避難された方々への支援活動を続けていますが、これまでの活動の中で、不安定になっているお子さんの様子を見聞きしたり、「震災を経験したからこそできることを考えたい」という若者の声を聞くこともありました。

そんなお子さんたちの実態を把握するため、今年度、Yahoo!基金の被災地復興支援助成プログラムを受けて、「県外避難の子どもたちの声を聴き、これからの成長を応援する事業」を実施しています。今後、当時お子さんだった年代の方々からアンケートやヒアリングを通して、震災や原発事故、避難当時や現在の状況や心情をお聞きする予定です。

次年度には、お子さんたちの声を集めた冊子の作成や、フォーラムも実施予定ですので、また随時ご案内やご報告させていただきたいと思います。みなさまと一緒に今後の支援について考えていければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.39

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.39を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.39(PDF版はこちら

 

○みんなの『チャレンジ』を紹介します♪

新型コロナウイルス感染症対策により、外出の自粛が求められていた5月、お家でも楽しく元気に過ごしていただけるよう、災害公営住宅にお住まいの皆様に「なじょだべパック」を配布いたしました。パックの中には、この機会を利用して、普段なかなかやれないことや新しいことに挑戦する「チャレンジカード」を同封しました。カードは他にも町内3ヶ所の放課後児童クラブやきずなハウスでも配布し、チャレンジを達成したあかつきには、素敵な駄菓子と交換♪ということで、子ども達がたくさんのチャレンジをしてくれたので、一部紹介したいと思います!

チャレンジしたことで一番多かったのは「お散歩・町歩き・体操」など運動系で、その次に、「お皿洗い・野菜切り」などのお手伝い系でした。中には「ぞうきん縫い」や「ピカピカ泥だんごづくり」など面白いチャレンジもありました!

今回の企画をきっかけに、新しい発見や体験につながるといいなと思います!

 


○ファームガーデンの木々に樹名板を取りつけました!

きずなハウスの前庭「ファームガーデン」には約30種、50本以上の様々な樹木が植えられています。これらたくさんの木に親しんでもらえるよう、東京を拠点に緑化事業を営む(株)グリーン・ワイズさんに協力いただき、一昨年に住民のみなさまと樹名板の取りつけを行いました。月日が経ち、だいぶ古くなってきたので、8月に新たに作り直し、取りつけ作業を行いました!

この樹名板には、一般的な樹名のほか、学名も記載してあります。学名とは世界共通の生き物の名前のことで、ラテン語で属名、種名(性質)と続き、最後に名付けた人の名前がきます。例えば、「レモンバーム」の学名はMelissa officinalis L.となり、属名の「メリッサ」はミツバチが好むことから、ミツバチを意味するギリシャ語が元になっており、「オッフィキナリス」は薬用になるという意味が込められています。最後のL.は「分類学の父」と称されるリンネさんのことです。とても偉い学者さんなので「L.」だけで通じるそうです。

ファームガーデンでは、このように「ちょっと知的な」鑑賞の仕方もできますので、ラテン語の辞書を片手に、散策してみるのもありかも知れません😄

また今年は、昨年のアサガオ・ゴーヤのグリーンカーテンから変わり、アサガオ・ヘチマのグリーンカーテンを育てています!少し植える時期が遅かったので、ヘチマの実が成るのは9月以降になると思いますが、皆さまにお裾分けできるくらい、たくさんの実が成るのを期待しています!

学名も記載された樹名板

学名も記載された樹名板

 

ヘチマの花

ヘチマの花

 


RSY七ヶ浜の主な取組

8月

8⽉2⽇(日)
・樹名板取りつけ
8⽉7⽇(金)
・出張きずなハウス@花渕浜
8⽉21⽇(金)
・出張きずなハウス@吉田浜
8⽉28⽇(金)
・出張きずなハウス@菖蒲田浜

 

9月の予定

9⽉25⽇(金)
・ジェルキャンドル作りWS
菖蒲田浜地区災害公営住宅で開催する「出張きずなハウス」にて、どなたでも簡単に作れるキャンドル作りのワークショップを開催します!
コロナ禍により思うように外出しづらい中、少しでも楽しんでもらえればと思います!

作品例

作品例

 

9月の「出張きずなハウス」

(毎週金曜日、15時から16時まで開催)
4日 代ヶ崎浜地区避難所
11日 松ヶ浜地区避難所
18日 吉田浜災害公営住宅
25日 菖蒲田浜災害公営住宅
※お手伝いいただける方、募集中!


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード