宮城県七ヶ浜町報告【第116報】続けています、足湯。

みなさま

お世話になっております。RSY飯田です。
震災当時から続けている「足湯」について、ご報告します。
足湯は各仮設住宅の集会所を周り、土日を中心に活動を行っています。
仮設住宅に住む方にとって足湯は、ただ足を温めるだけではなく、
ボランティアさんとの出逢いや、外に出たり友達に合うといった交流を求めるきっかけになります。
足湯を楽しみにしてくださっているのは、お互い顔なじみな方がほとんど。
いつも足湯で顔を合わす”足湯友達”同士が声を掛け合い、集会所に足を運ぶ姿も見られるようになりました。
最近では、ボランティアセンターのHPからも足湯ボランティアの参加を募るようになり、
外作業だけではなく、地元の方と交流できる活動として定着してきました。
嬉しかったのは、「足湯に参加してみたかった」「足湯ができるから七ヶ浜に来た」というボランティアさんがいらっしゃること。
特に女性の方は、力のない自分にもできることがあるんだ。と気付かれる方もいらっしゃいます。
また、初めて訪れる「集会所」という場所に不安を持つボランティアさんから、”足湯のボランティアさんだから”
受け入れてくださる集会所の雰囲気があたたかく、今までの活動が繋いでくれたおかげ。との声もありました。
寒い東北の冬…ますます家から出るのが億劫になってしまう時期です。
仮設住宅に住む方同士が顔を合わせる時間が少しでも増えるよう、またボランティアさんが行なう”手のもみほぐし”を通じて、
人と人とのぬくもりを感じ、身体も心もポカポカになっていただけるよう、これからも続けていきます。
足湯講習足湯講習2
(写真はきずな館での講習の様子)

宮城県七ヶ浜町報告【第115報】サンタが家にやってくる2012

皆様

いつもお世話になっております。
RSYボランティアきずな館 郷古です。

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

遅れましたが、昨年12月に行われた七ヶ浜町で行われました
「サンタが家にやってくる」という子育て支援イベントの活動報告をさせて頂きます。

12月24日はクリスマス・イブ。 子どもたちにとってクリスマスは特別なもの。
サンタさんが、一年間良い子にしてた子にはプレゼントを届けに来てくれます。
「子どもたちに夢を与え、家族に楽しいひと時を過ごしてもらう」
その目的のもと、子どもさんがいるご家庭にスタッフがサンタ衣装で訪問し、プレゼントを届けるといったイベントです。

昨年も行われたこのイベント(昨年の様子はこちら!)は地域の方々そして、参加スタッフからも好評で「今年もできたらいいなぁ」という町の子育て支援センターの職員の方の想いと「是非、今年もやりましょう!」という支援者側の想いが合わさり開催が決定しました。

私たちRSYは支援者側で最初に手をあげてくれた生活共同組合連合会 アイチョイスを始め、七ヶ浜町の社会福祉協議会やボランティアセンター、NPO法人アクアゆめクラブや、地元住民の方々と一緒に事前準備から、当日のサンタさん役まで行いました。
その日はとても寒い日で、狙ったかのように雪が降り、ホワイトクリスマスとなりました。
サンタさんは事前にお母さんたちから預かったプレゼントを子どもたちの家に届けます。

サンタさん「シャンシャン♪ シャンシャン♪(鈴の音)」
お母さん「あれ?鈴の音が聞こえてきたよ。玄関に行ってみよう!」
子どもたち「?」
サンタさん「メリークリスマス!」
子どもたち「 ・・・・・・! (嬉しさと驚きで唖然) 」
お母さん「サンタさん来てくれたね!よかったね!」
子どもたち「わー!すごい!サンタさんありがとう!」

どのお家もクリスマスパーティーをしていたところで、サンタさんが来たことにより、大きな盛り上がりを見せました。
子どもたちも自分が欲しかったプレゼントをもらえて大喜び。
その笑顔、家族に賑わいがスタッフの励みにもなり、サンタさんも自然と笑顔がこぼれます。

サンタさん「また来年もいい子にしてたら来るからね。またね」
子どもたち「サンタさんありがとう!いい子にしてるからまた来てね!」
帰りにサンタさんへお手紙を書いてくれた子どもたちや、お母さんたちからサンタさんへ差し入れもあり、大荷物で帰ってきたサンタさんもいましたが、企画は大成功に終わりました。

来年度もこの幸せいっぱいな企画を続けていくために、
「続けていける環境作り」・「暖かい人間関係作り」をしていきたいと思います。
私たちRSYも七ヶ浜町の支援については、皆様のご協力なくては成し得ませんでした。
皆様のご支援に感謝の意を述べると共に、来年度も皆様のお力添えをお願い申し上げます。

主催:レスキューストックヤード
共催:七ヶ浜町子育て支援センター
協力団体:あいち生活協同組合、NPO法人アクアゆめクラブ(仮設住宅総合サポートセンター)、七ヶ浜町社会福祉協議会、
浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター

 

【※1月12日更新】【募集締め切りました】「2013年の七ヶ浜町!今年も応援し続けます隊」宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第58陣(1月25日~1月28日)

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

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※先日ご案内をした際に、申込みフォームに不具合がありました。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
これより通常通り入力して申込みいただけますので、ぜひぜひ今年最初のボランティアバスにご参加ください。
【12日に内容を更新しました!ご確認下さい!】
■申込みフォームは以下のURLよりご記入いただけます。
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このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。

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●活動内容紹介●

○1月26日(土)

【ボランティアセンターでの活動】
七ヶ浜のボランティアセンターの情報はこちらをチェックしてください。
地元のニーズに合わせて活動場所が異なります。

※変更や、活動が決定次第このブログでお知らせいたします。
○1月27日(日)

【仮設店舗 七の市商店街イベントの運営のお手伝い】

津波の被害を受けた方々から事業者を募り、仮設店舗7店舗が「七の市商店街」と決定し、12月11日オープンしました。

※昨月の七の市で商店街一周年ということで、「一年間支えてくれてありがとう、これからも頑張っていきますので、応援宜しく願いします。」という思いを店主さんたちの力で作ったイベントで表現し、成功を収めました。
前回のボランティアバス57陣がこのイベントに事前準備から参加しました。

【あそぶさございん 七ヶ浜 de お正月 イベント運営のお手伝い】

七ヶ浜町伝統の吉田浜獅子舞披露や駄菓子屋のとすけもあり、家族で楽しめる正月遊びや文化の交流イベントのお手伝いをします。
昨年度もRSYボラバスでブースを運営しました。
(活動レポートはこちら!)

※今現在この2つの活動依頼があります。
地元のニーズ合わせて片方どちらか、もしくは両方の活動に参加します。

1.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

1月23日(水)

2.募集人員

20名程度

3.応募条件

以下の6つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のご予定をお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方

※シャワーは使えません。活動2日目に当たる1月27日(日)、活動の帰りに銭湯に寄る予定です。

(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方

ボランティアバスに参加される皆さまへ

RSYの東日本大震災被災者支援活動報告

(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方

(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

4.参加費

一般:15,000円

RSY会員または学生:10,000円

※参加費は七ヶ浜町に到着後徴収致します。

※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)

 

5.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを出発日の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。

※2011年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。

6.宿泊/滞在場所

〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」

※きずな館利用の注意はこちらからご覧ください。

きずな館利用ガイド

・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり

(自炊になる可能性があります)

※すぐそばに公衆トイレあり

※洗濯の必要がある方は、近くにコインランドリーがありますので、そちらをご利用ください。

※徒歩20分ほどの範囲にコンビニ(08時~20時)とスーパー(24時間)あり

※きずな館には、一般のボランティアの皆さんのも宿泊されます。

それにより宿泊利用者数が多くなる可能性があります、窮屈になることが予想されますので譲り合ってご利用いただきますようお願いします。

 

7.必須の持ち物

寝袋/着替え/タオル/外作業持ち物(下記参照)

*外作業用の持ち物*
【軍手・ゴム手袋(台所用ではなく、作業用のものをお持ちください)/長靴(鉄板の中敷きを入れることをおすすめします)または安全靴/ゴーグル/マスク】
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください
※ また活動が変更された場合はこの募集要項を更新いたしますので、そちらでご確認ください。

8.申し込み方法

以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dExTSno3WVVxaUlDNHQ4N3czZ251d0E6MQ

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!

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【担当-郷古より】

新年初のボランティアバスです。
七ヶ浜は雪も降り始める頃となり、一層寒さが厳しくなります。
「自分のことは自分で」と歩き始めている人でも、「3月が近づくと少し不安になってしまう」と声もあります。
その方々もために何が出来るのか。
現地に来るということは「知ること」の選択肢のひとつです。
しかし、来てみて感じて、初めて「知ること」ができるものもあります。

七ヶ浜のこと・ボランティアバスのことなど、「ボランティアきずな館」にお電話ください!ボランティアバスに乗ろうと思っている人も、まだ行こうか迷っている人も質問等あればお気軽に!

体験を通して、名古屋から出来ること、自分が出来ることを考えて見ましょう!
七ヶ浜の町民の方々と一緒に皆さんに会えることを楽しみにして、お待ちしております!

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☆お問い合わせ☆

【RSY-七ヶ浜 ボランティアきずな館】

TEL: 022-355-7130 (水~日 10:00~18:00)

FAX: 022-355-7131

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

宮城県七ヶ浜町報告【第114報】子育て支援センタークリスマス会

皆さま

お世話になっております。
RSY郷古です。

12月21日(金)に七ヶ浜町子育て支援センター主催のクリスマス会が開かれ、RSYも親子支援の一環として企画をお手伝いさせて頂きました。

その日は雪が降り 、普段より冷え込みましたが27組60名が参加されました。
今回は2部構成でイベントが行われます。
第1部は、「親子で作ろう!クリスマスオーナメント作り」です。

これは七ヶ浜町親子支援でお馴染みの、
未来予想図実行委員会の清野さんが講師です。
2ヶ月ぶりに七ヶ浜に来てくれた清野さんに、お母さんたちが一斉に取り囲みます。
「お久しぶりですー!元気でしたか?」
「清野さんのものづくり教室は、楽しくて待ち遠しいんだよ~♪」
「新潟は雪がひどいでしょー?大丈夫?(清野さんは新潟から来てくださっています。)」
などなど清野さんとおしゃべりが止まりません。

 

 

 

 

 

 

 

今の時期に外で拾える「まつぼっくり」を使い、染めてある羊毛で彩ります。

とっても簡単、それでいて安心、そしてかわいい!これがお母さんたちに大人気!お子さんもお母さんも楽しんで作られていました。

 

 

 

 

 

 

 

第2部はサンタさんによるプレゼント配りです。

今年一年いい子にしていたみんなにはサンタさんからプレゼントがあります!
そこへトナカイさんとサンタさんが登場。
ひとりひとりにお菓子やおもちゃがはいった袋をプレゼントしてくれました。
「あの人はだあれ?」という顔で固まってしまったお子さんも
中にはいましたが、最後はみんな笑顔で写真を撮りました。

 

今回の親子イベントにも東北学院大学からボランティアさんが来てくださり、

子どもたちと真冬なのに汗をかきながら、遊んでくれました。
また、今回から七ヶ浜町のママさんボランティアさんも4人来てくださり、
クリスマスオーナメント作りの補助として、スタッフとなって頂きました。
ママさんボランティアの良いところは、なんと言っても
七ヶ浜町民であり、お客さんであるママさんたちの「顔見知り」というところですね。このママさんたちは、子どもたちが少し前まで子育て支援センターに通っていた子どもたち(幼稚園や保育園入る前の)ママさんです。
子どもたちが幼稚園や保育園に行っている間に、こうやってボランティアで参加してくださっているのです。
そのなかの一人のお母さんからは
「子どもが幼稚園に入るとなかなかこういったイベントには参加できなくなりますねー。幼稚園のイベントは私たちが参加するというよりかは、子どもたちの発表を見るようなもので、参加型っていうのはあんまりなくてねー。子育て支援センターの先生たちには相談したいこともあるし、通ってはいたんですが~、ちょうど良く誘っていただいて楽しくやらせていただきました!日程しだいでは午前中は開いているので今後とも参加させてくださいね」
といったお言葉をいただきました。

今後ともお客さんにも嬉しい、町民ボランティアさんが参加できるようなイベントにしていきたいと思います。

 

主催:七ヶ浜町子育て支援センター
協力:未来予想図実行員会、レスキューストックヤード

第4回全国足湯ボランティア交流会に参加しました。

皆さま。

お世話になっております。

 

ボランティアきずな館石井です。

12月8-9日に「第4回全国足湯ボランティア交流会」が開催され、七ヶ浜スタッフの清水と、現在連携して足湯活動を行っている、東北学院大学の学生と参加をしてまいりました。

 

「3年目の被災地を考える」というテーマで、1日目には各団体の活動報告。

2日目には学生たちのパネルディスカッション等を行いました。

 

1日目、清水、東北学院大生の発表

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2日目、足湯講習会

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被災三県、そこへ携わる全国の学生ボランティアがお意見交換し、互いに刺激のある良い時間となりました。

足湯は地道な活動でありますが、寄り添いの大切さ、難しさを改めて感じられた2日間でした。

 

 

第4回全国足湯ボランティア交流会の報告は、「被災地NGO恊働センター」のボランティアレポートでも報告されています。

http://yorimasahokoku.seesaa.net/article/309152935.html

被災地NGO恊働センター

仮設店舗:七の市商店街1周年記念イベントに向けて…

みなさま

お世話になります。RSYボランティアきずな館です。

現在募集中のボランティアバス57陣は、『七の市商店街・1周年記念イベント応援隊』です!

RSYがお手伝いしている「七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト」のブログに、

サポプロの協力団体でもある「七の市商店街」の経緯や商店主さんたちの思いが紹介されています。

サポプロブログはこちら→ http://ameblo.jp/7supporter/entry-11424913898.html

七の市商店街のHPが完成しました!→ http://shichinoichi.net/index.html

サポプロブログには、七ヶ浜の情報も満載☆現在メルマガ登録者は、なんと約500人!!

そして今なら、メルマガ登録者限定!福袋ならぬ「七袋(しちぶくろ)」のプレゼントへの応募もできます!!

 

七の市商店街のことを知って、商店主さんたちの思いに触れて、ボランティアバスに乗って、会いに来てみませんか?

ボラバス57陣参加者募集はこちら→ http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2012/11/vb-201212.html

今回の1周年記念イベントを盛大に盛り上げようと、商店主さんたちも絶賛準備中です!

瓦礫撤去ではない、災害支援の形がここにあります。ぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

【報告】12/8 Candle Night Nagoya~震災を忘れない・ぼっけ汁&東北物産展!

みなさま

 

いつもお世話になっております。RSY加藤です。

本日は、名古屋テレビ塔下・久屋大通「もちの木広場」で行われたイベントに協力団体として、飲食ブースでぼっけ汁の提供と東北物産展の出展を行い、10名以上のボランティアさんにご協力いただきました。今日は初めて参加してくださった方といつもご協力いただいている方が一緒に活動して、寒さを吹き飛ばすくらいの(?)明るい雰囲気となりました!

12:00~19:00までのイベントで、終始テレビ塔の下では七ヶ浜町の七の市商店街のイベントでも演奏してくださったことのあるFULLSHOW(フルショウ)さんにも登場いただき、その他、学生さんたちの音楽演奏、合唱などが行われ寒空の下ではありましたが、あたたかい雰囲気となりました。

東北物産展では、七ヶ浜町きずな工房の商品、七ヶ浜の特産の海苔、いつも人気のおからかりんとう、「食べてボランティアする!」チョコレート・チョコボ(KIプロジェクトさんのご協力の元)、大槌のお酒の展示(名古屋市社会福祉協議会さんのご協力の元)などを販売・展示しました。

炊き出しブースでは、200食のぼっけ汁を提供しました!

「あったまるね」「美味しいね」という声も多く、漁師さんへのメッセージをお願いしたところ、たくさんの方が協力してくださいました。

 

「ぼっけのおさかな初めて食べました」「ぼっけ汁最高!一緒に復興に向けてがんばろう!」

「僕たちは震災を忘れません」「おさかなとるのがんばってください」

「大変な中、魚を提供してくださってありがとうございました」など、たくさんのメッセージをいただきました。

集まったメッセージは、後日、漁師さんに写真と一緒にお届けします。

★ぼっけとは?

毎年10月~11月の間だけとれる、七ヶ浜の魚です。今回は特別に名古屋に送っていただきました!※「ほっけ」じゃなくて「ぼっけ」です!

 

★七ヶ浜の漁師Sさんから「ボランティアさんに対して俺は何ができるだろう。一年半経ってもまだ来てくれる人たちには感謝しきれねぇくらい感謝している。七ヶ浜町民として、漁師として、何か感謝の気持ちってのを伝えたいんだわ。」とのお話があり、先日七ヶ浜では、ぼっけパーティーを開催しました。その時の様子はこちら↓

URL:http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2012/12/vb-201212-h.html

 

震災からまもなく1年9ヶ月。昨日は大きな地震もありました。

やはりまだ「震災を忘れない」という気持ちを持ち続けること、たくさんの人と共有すること、伝えていくことの大切さを改めて感じるイベントとなりました。

 

寒い一日でしたが、RSYのバスに乗って七ヶ浜に行った方や実際に漁師さんに会ったことのある複数の方もかけつけてくれました。みなさん「また七ヶ浜に行きたい」という気持ちを持ちながら名古屋で過ごしています。

七ヶ浜に行ったことがなくても、名古屋でも、「何かできることがあれば…」と思っている人はまだまだいます。

RSYではそんな皆さんと一緒に引き続き活動していきたいな、と思っています。

 

ご協力いただいたボランティアの皆さま・関係者の皆さま、来場者の皆さま、そして、七ヶ浜からぼっけを送ってくださったSさん、本当にありがとうございました!

★本日会場に設置した募金箱に、25,710円の募金をいただきました。RSYのボランティア活動支援金に大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

きずな工房1周年×「しちがはまの日」のお知らせ

皆さま

お世話になっております。RSYきずな館 飯田です。

今月12月7日の「しちがはまの日」は、偶然にも『七ヶ浜町きずな工房☆1周年記念日』です!

先日12月3日には、木工に通ってくださっているHさんのお店でお弁当を取り、一周年記念の食事会を行いました。「もう1年も通ってるんだ~」と、開所当時からのお母さんたちはしみじみ。終始和やかな雰囲気でランチタイムを楽しみました。

きずな工房はお仕事だけでなく、こういったイベントも随時行っています。

みんなで楽しむイベントは、お仕事をがんばってくださる作り手さん達へのご褒美です。

工房でのイベントの様子は、ブログでご紹介→きずな工房ブログ

多くの方とのご縁があってこその「きずな工房」は、歩みはゆっくりかもしれませんが、1歩1歩着実に前に進んでいます。

どうぞ、2年目の「七ヶ浜町きずな工房」も、よろしくお願い致します!!!

 

さて、明日7日は、毎月の

作り手さんたちは、ご購入者さまからの★返信ハガキ★を楽しみにしてるんですよ♪

今月も洋菓子フィレンツェさんの2店舗にて、販売していただきます。ぜひお立ち寄りください!

 

☆販売店はこちら

●洋菓子フィレンツェ高畑店 ・住所:名古屋市中川区荒子1-194(あおなみ線荒子駅北、中川郵便局隣)

TEL:0120-34-1318

営業時間:AM9:30~PM9:00

 

●フィレンツェかの里店

住所:名古屋市中川区供米田2-1106(302号線供米田二丁目交差点北西角)

TEL:0120-34-1318

営業時間AM9:30~PM8:00

 

宮城県七ヶ浜町報告【第113報】RSYボランティアバス56陣活動報告「2日目」

皆様

お世話になります。RSY 郷古です。
先日報告致しました 【七ヶ浜町支援ボラバス活動報告】RSYボランティアバス56陣【1日目】の続きとなります【2日目】の報告です。
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翌日の町のイベントの「七の市」という朝市が08:00からスタートさせるために、 朝06:00からの活動・・・!

当日は愛知県安城市から応援隊が駆けつけ、盛り上げてくださいました!
七ヶ浜の魚と安城市の野菜のコラボで「さんまのつみれ汁」を提供してくださったり、安城市のお米がもらえる?!「安城市クイズ」など行いました。

 

 

 

 

 

 

私たち56陣は安城市からの応援隊のお手伝いで野菜を販売したり、
今後に役立てるために、七の市商店街のイベントに来場されている方にアンケートを取って集計したりしました。
ボラバスリピーターの方は、顔見知りの住民の方と会う機会が有り、
「あら~!前にも来てくれたよね?来てたの~?七ヶ浜のためにありがとうねぇー」と声をかけられていました。

それをみて、七の市商店街は、「住民と住民」はもちろんのこと「ボランティアと住民」、そんな「人と人とを繋ぐ」場になっているんだなぁと感じました。

そんな七の市商店街も12月11日でオープン一周年となります。
12月のボラバス(21日~24日(移動日含め))は「七の市商店街一周年イベント応援隊」と名乗り、まるっと商店街を応援する陣となります。
七の市商店街は、名古屋で行われた防災フェスタ2012のパネラーとしてお招きした、星 仁さんが会長をされています。一度会いに来てみては?

商店街のイベントが終了後は、今までボラバスのプログラムにはなかった「七ヶ浜町きずな工房」の見学です。
七ヶ浜町社会福祉協議会さんから特別に許可を頂き、土日がお休みな工房を開けていただきました。
工房の支援員さんから「きずな工房とは?」「今こんなもの作っているんですよ」などをお話を聞かせてもらいました。きずな工房で作った商品が名古屋で販売されていることを聞いて、56陣のメンバーはびっくり!七ヶ浜と名古屋って、思ったより繋がっているんですよ!
(ちなみにお店の情報はこちら。毎月7日は「しちがはまの日」!)


震災から1年9ヶ月が経とうとしています。
現地では「ボランティアさんも減り、このまま忘れ去られていくのでは」という不安の声が上がるなか、私たちは何ができるのでしょうか。
まだできることがあるのです。これからできることがあります。

このバスに参加するのもよし、名古屋からできることを探すためにRSY名古屋事務局に行きボランティアするのもよし、いろいろな方法があります。
一緒に考えてみませんか?
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【参加者の声】
・二日間ともに楽しく活動させてもらった。正直言って、ボランティアに来て楽しんでいいものなのかと 思いました。しかし、ぼっけパーティーも七の市商店街のイベントも地元の方々は喜んでくれて、嬉しかった。瓦礫撤去以外のボランティアっていうのが実際どんなことをするのかイメージがわかなかったのですが、いろんな話を聞けていい経験になりました。
・ボッケパーティーのような「内から外」という活動が今後増えてくると思うので、そういった活動を支えていきたい。主催した漁師さんが「(ぼっけパーティーを)来年もしたい」と言ってたので、是非参加したい。
・今日ボランティアセンターで活動した人が300人と聞いてが驚いた。一年以上経ってこんなに人が動いているのを知って、初めて被災地に来た私は、少し申し訳ないって気持ちになりました。このバスに参加して得た情報を活かして、これからできることを探したいです。
・ 住民の方々と話す機会なんて、瓦礫撤去ボランティアだったらそこまでないと思う。だからこそ、漁師さんや商店街の店主さんの話を聞けて良かったです。
・きずな工房のお話を社協の支援員さんから直接聞いて、実際にどうやって作っているのか、などを聞けて良かったです。どんな人がどんな思い入れで作っているのを知って、商品に対する見方が変わりました。名古屋でも販売しているのなんて知らなかったです。友達を誘ってお店にいってみたいと思います。

 

宮城県七ヶ浜町報告【第112報】RSYボランティアバス56陣活動報告「1日目」

皆様

お世話になります。RSY 郷古です。

RSYの七ヶ浜町支援ボランティアバスは「毎月」出ています。ご存知でしたか?
2012年最後の12月の七ヶ浜復興支援ボラバス募集!
11月24・25日のボランティアバス56陣の主な活動は、「七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト」の交流企画第一弾!「ぼっけパーティー」のお手伝い&交流会と、仮設店舗/七の市商店街のイベントのお手伝いです。

七ヶ浜復興応援サポータープロジェクトとは?

毎年10月~11月の間だけ七ヶ浜名物の魚「ぼっけ」が獲れます。
ぼっけとは?

昨年11月、漁師のSさんの発案で、ボランティアさんに感謝の気持ちを届けたい!という想いを実現するために、RSYと漁師さんの主催で「ぼっけまつりを行い、」ボッケ汁を振る舞いをました。

(昨年度行われたぼっけの様子はこちら→七ヶ浜レポート11月(ぼっけまつり)

それから一年・・・・。またこの季節になり、Sさんから「ボランティアさんに対して俺は何ができるだろう。一年半経ってもまだ来てくれる人たちには感謝しきれねぇくらい感謝している。七ヶ浜町民として、漁師として、何か感謝の気持ちってのを伝えたいんだわ。」とのお話が。その思いを実現すべく、56陣、地元の方や県外からのボランティアを含む約40名にて、準備を行いました。

 

メニューは、ボッケ汁とおにぎりと焼き牡蠣。

 

 

 

 

 

 

 

おにぎりは、宮城県産の新米に、菖蒲田浜で取れた復興後、最初に獲れた貴重な“初海苔”を、譲っていただきました。

牡蠣は、小ぶりで旨みがギュッと詰まった東松島産の牡蠣を、Sさんを応援する別の漁師さんの心意気でご用意!

当日は約400人がぼっけ汁を食べてくださいました!食べ終わった後は、Sさんとの交流会。どんな想いでぼっけパーティーを開催したのか、今の七ヶ浜の海の事情は?地震・津波が起こったらどうしたらいい?防災のために日常からできることは?など56陣のメンバーからの質問も交えつつ、熱い思いを伺うことができました。

 

 

 

 

 

 

一番伝えたいのは、「震災を機に出逢った人たちとの“絆”をもっと大事にしよう。」ということ。
「これからも繋がっていこうよ。」という絆の再確認をすることができました。
ちょっと外は寒かったけど、想いのこもった「ぼっけ汁」は身も心も温めてくれました。

これからも私たちはこういった「内から外への活動や想い」をサポートしていきたいと思います。

 

【活動報告その2へ続きます】