宮城県七ヶ浜町報告【第60報】ご挨拶・七ヶ浜、亘理ゴスペルコンサートの開催

みなさま
いつもお世話になっております。RSY浦野です。
昨年は多くの皆様にRSY、そして七ヶ浜を支えて頂き、本当にありがとうございました。
昨年から七ヶ浜を訪れて下さった沢山の皆様、そしてこの活動をいつも遠くから支えて下さっている皆様に心から感謝致します。遅ればせながら、本年も何卒よろしくお願い致します。
震災から10か月が経ちました。
ボランティアバスが第1陣として現地入りしてから、足湯やイベント、お茶のみ場等を通じて、住民の方から沢山の「声」を聴かせて頂きました。これをもとに、12月には仮設店舗「七の市商店街」と「きずな工房」がオープンし、生き生きとした店主さんの「いらっしゃい!」という声や、お裁縫を通じてモノを生み出す喜びが、少しずつ生活不活発病の予防や、地域活動への参加の機会につながっているようです。
また、民間アパートを仮設住宅として使用している「みなし仮設」や、補修中の家や親類等の家で生活している在宅の皆さんに対しては、定期的な集いの場の開催や、『うるうるお歳暮パック』の配布を通じて、地元民生委員やボランティアさんらと個別訪問し、生活状況をお聞きすることもできました。
他にも、親子支援のためのイベントの開催や地元漁師さんとのコラボ企画など、ボランティアバスや、県内外のNPOや支援グループ、七ヶ浜町内の地域の皆さんらと連携・協力しながら取り組みを進めてきました。
しかしながら、仮設住宅では相変わらず、「何もすることがない・・・」という言葉がよく聞かれます。
生活自体は少しずつ落ち着いたものの、なじみの「人」や「場所」とのつながりは途切れたままです。今いる場所で「所在がない」という状態は、大きな不安と焦り、落胆を生み、何か行動を起こそうという気力を奪います。所在がないと感じた時点で、自分の役割や、行動を起こすための目的・選択肢までも奪われてしまったように感じてしまうのではないでしょうか。被災者の方々が抱える環境は一人ひとり違い、「みんなにとって有効な支援」というものはあり得ません。しかも、このようにまだまだ課題は山積みなのに、震災に対する関心の薄れには拍車がかかり、「忘れられていく不安と孤独感」を増長させています。
そんな中、新年を迎えて間もなく「RSY寒中見舞いプロジェクト」チームが七ヶ浜の皆さんに、2000人もの方々のまごころのこもったメッセージはがきを届けて下さいました。可能なかぎり一人ひとり丁寧に手渡しされたメッセージを、目を潤ませながら見入る方、「早速返事を書いたわ!」と元気よく報告して下さった方々もいました。そこには、確かに相互の関係が成り立っていました。
私たちは、沢山の仲間や応援団と共に、これまでの被災地からの学びを最大限に生かし、いつの時でも被災された方の声に、謙虚な気持ちで耳を傾け続けていきたいと思います。今年は、これまで行ってきた一つひとつの活動を地元の方々と共にさらに深め、一人でも多くの方々を「人」と「地域」に繋ぐ機会を丁寧に作っていくことを大切にしていきます。
そのためには、まだまだ多くの力が必要です。
引き続き皆さんのご支援をよろしくお願い致します。
さて、昨年は年末にかけてイベントや事業が目白押しでした。
まだ報告が挙げられていないものもあるので、順次アップしていきたいと思います。
宮城県七ヶ浜町報告【第60報】七ヶ浜・亘理ゴスペルコンサート
みなさま
お世話になっております。
七ヶ浜きずな館事務局スタッフの大迫です。
12月13日(火)。亘理町と七ヶ浜町で「クリスマス・ゴスペルコンサート」が開かれました。
ゲストは、アメリカ南部のアラバマ州バーミングハム市を拠点に活動するゴスペル合唱団『Thanksgiving Praise and Worship』と名古屋を活動拠点とする『Voices of Vision(VOV)』さんです。以前から防災フェスタ等でお付き合いのあったVOVさんらの「音楽を通じて被災地を元気にしたい!」という趣旨に賛同し、企画・運営のお手伝いをさせて頂きました。
第1公演は、亘理町。亘理ささえあいセンター「ほっと」のからの呼びかけに、仮設住宅の集会場に約20名の方々が集まり、楽しい音楽に心と体をゆだねていらっしゃいました。
第2公演となる七ヶ浜でのコンサートは同日夜の開催でしたが、寒さにも関わらず、会場には約50名の地元のみなさんが参加して下さいました。まずは「もろびとこぞりて」や「サンタが街にやってくる」など、誰もが知っているクリスマスソングから始まりました。大人にも子供にもなじみのある曲だったので、みなさん楽しみながら聴いていました。
コンサート中盤頃からだんだんと聴衆参加型のコンサートになり、最初は歌うことを躊躇していたみなさんでしたが、徐々にノリノリになっていきました。
「やっぱり海の町の人はラテン系だね~」とあるスタッフが言っておりましたが、みなさん本当にノリが良かったです!!
そして、クライマックスでグループリーダーが登場し、会場は大盛り上がりに!!
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みなさん、スタンディングオベーションで飛んで跳ねての大合唱になりました。この日はRSYのスタッフも一聴衆になって楽しんでおりました。
また、コンサートの最後には会場にいらっしゃった「12月生まれの方」にサプライズで、♪Happy Birthdayが!!
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こちらも素敵な歌のプレゼントでした。
住民の皆さんも最初はしっとりと静かに聴いていらっしゃいましたが、最後はみなさん笑顔で、「楽しかった~」と言って帰られて行きました。
「音楽に国境はない」とよく言われますが、今回はその言葉を再度実感しました。また、「音楽」には人を笑顔にする不思議な力、魔法があるということも再確認出来ました。
RSYでも今後、月に一度「みんなを笑顔にする音楽イベント」を企画していきたいと思います。
寒さが凍みる夜でしたが、心が温かくなるコンサートでした。

【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア(1/27-30)七の市商店街盛り上げ隊!

皆さま
 いつもお世話になっております。RSY事務局です。
 このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。
●七の市商店街盛り上げ隊●
12月11日にオープンした七の市商店街。初日は仮設住宅入居者を含む500人程の方が来られましたが、今後はこの場をどう盛り上げて、地域のみなさんの心のより所となるような場所にしていくかが課題となってくるようです。店主さんのひとりの提案から、ひと月に1回、商店街でのイベントを行うという話が進んでいます。詳細はまだ決まっていませんが、今回は、そのイベントのお手伝いなどを通して、七の市商店街を一緒に応援してくださるボランティアさんを募集します。
※七の市商店街に関しては、こちらの資料をご覧ください。
※商店街に関する活動の他、当法人が行っている足湯などの活動など、別の取り組みに参加していただく場合もあります。
1.活動期間
2012年1月27日(金)~1月30日(月)
2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
1月25日(水)
3.募集人員
22名程度
4.応募条件
以下の6つの条件を満たす方
(1) 心身ともに健康な方
 ※20歳未満のかたは保護者による参加承諾書の提出をお願いします。(高校生以上に限る)
(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
 ※毎日全員がシャワーなどを使えない可能性があります
(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方(出発当日、印刷したものを持参してください。)
(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方
(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後の活動に役立てます)
(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方
5.参加費(出発日・受付時にお支払いいただきます)
 一般:15,000円
 RSY会員または学生:10,000円
※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み
(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。
よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)
※次回以降の参加は会員料金でご参加いただけます。(今年度)
※夜行となるため、大型バスを利用します。これまでのボランティアバスよりも参加費が高くなりますが、七ヶ浜への週末直行バスとなりますので、ご理解ください。
6.保険
 お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。
掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。
※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明を出発日の受付でご提示ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断り します。
※RSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方はご持参いただかなくても結構です。
7.申し込み方法
 以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。
8.日程と活動内容
 1日目 18:50 当法人事務所集合、受付
     19:00 事務所内でミーティング
     20:00ごろ 事務所前をバスで出発
     8:00ごろ 七ヶ浜到着予定
     ※夜または朝の食事は道中のSAで各自でおすませください
 2日目~3日目
      終日、ボランティア活動
※昼食は自炊のほか、弁当注文や24時間営業のスーパーで食糧購入となります。
活動内容によっては全員分一緒に注文するなどとさせていただくかもしれませんので、あらかじめご了承ください。※地元の経済支援にもなりますのでご理解ください。
 3日目 19:00ごろ 七ヶ浜出発
 4日目 7:00ごろ 事務所前到着予定、解散
   
 ※きずな館での食事や掃除などは参加者が協力して行います。次の利用者が使いやすいように工夫を反映しながら行ってください
 
9.滞在場所
 〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」
・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり(自炊になります)/洗濯機、乾燥機あり(1回それぞれ100円で利用できます。洗剤あり)
 ※すぐそばに公衆トイレあり
 ※近隣の施設でシャワーが使用可能(ただし、時間が限られているため、参加人数や活動内容によって全員が毎日使えるとは限りません。またイベントなどで施設を利用できない場合があります。最終日に参加者で話し合いの上、スーパー銭湯などへ立ち寄りをするなどでご対応ください。)
 ※徒歩20分ほどの範囲にヤマザキショップ(~21時)とSEIYU(24時間)あり
・きずな館利用の注意事項
※利用者の状況により2階宿泊部屋が手狭になることがあります。
10.必須の持ち物
 寝袋/着替え/防寒具(ずいぶんと冷え込みます。お届けするために外で過ごす時間が長いことも予想されます。防寒対策は徹底してください。)/洗面用具/シャンプー/タオル/石鹸/食器拭き用ふきん
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。
★いままで七ヶ浜で活動されたことのある方、大大大歓迎です。
(初めての方でも、お申込みいただけます。)

街頭募金報告 (12/17 通算31日目)

皆さま
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いつもお世話になっております。RSY事務局&ボランティア・チームBです。
12月の街頭募金の報告を致します。
今年最後となる12月の街頭募金は栄三越前で17日土曜日の14時から16時まで、4人で行いました。いつも行っている久屋大通り沿いの路上では別団体が活動されていたので、当方は三越西側の大津通沿いで実施しました。時期相応に気温も低く、風もあったのですが、日が差すと割に暖かく、それほどつらくはありませんでした。
様々な年齢層の方が募金を下さいました。「がんばって」と声をかけてくださる方、一旦我々の前を通り過ぎたのに、わざわざ戻って募金を下さる方、「少ないけど…」とおっしゃりつつ仲間全員で募金して下さった団体さん、ドキドキしながら握りしめた硬貨を募金箱に入れてくれるお子さんと、それを笑顔で見守るお母さん、等々。
この募金活動を続けて9ヶ月になります。震災直後に比べれば当然のように募金額は減っています。しかし、9ヶ月経ってもまだ募金要請にこたえてくださる方々がいらっしゃるということこそ素晴らしく、有りがたいことだと思います。今回募金に初めて加わった学生さんが、「募金を下さる人の心の温かさを感じて、自分の心も温かくなった。」と話してくれました。私も同感です。
そんな、心がほっこり温まる2時間を過ごした結果、街頭募金の総額は6,162円となりました。ありがとうございました。
☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
述べ人数:645人、募金総額:2,436,945円、応援メッセージ総数:1,902エール

宮城県七ヶ浜町報告【第60報】 クリスマスパーティー

12月18日【日】「みんなでこっちゃこい七ヶ浜でクリスマスパーティー」開催いたしました!!
会場は七ヶ浜町の「あさひ園」で、対象は在宅避難者の方々で、当日は約70名の方々に参加していただきました!!
今回のイベント内容はクイズ、自由時間(バザー、喫茶、餅つき)、くじ引きです。
最初の企画、名古屋学院大学が担当するクイズ!!
名古屋、クリスマスに関する問題などがあり年齢問わずにみんなで楽しめました!!
こちらはバザーの様子!
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かなりの大盛況の様子!!
この写真、おばちゃん達が高速にブレることによって臨場感が増しています\(^o^)/
こちらは「餅つき」
一緒に餅つきができて、子ども達もかなりはしゃいでいました!!
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こちらは「喫茶スペース」
名古屋銘菓「二人静、旅まくら」、宮城の「お抹茶」のコラボです\(^o^)/
住民同士だけでなく名古屋の学生、ボランティアと交流スペースにもなっていました~!!
各ブースの自由時間が終わり…最後の企画「ドリームジャンボ富くじ」です!
今回の宝くじの景品は、ストーブなどの暖房器具、お米など、子ども用にはゲーム機ですヽ(^o^)丿
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参加者全員にくじを配布して、「富くじ」開始!
ボランティアにもくじを配っていたので、まさかまさかの、最初のプレゼント「電気敷き毛布」に僕も当たってしまいました。なので、景品が欲しい人とジャンケン大会!!
ゲーム感覚で楽しみながら景品がもらえる企画でかなり盛り上がりました!
RSYがこれまでに行ってきた、在宅避難者の方への支援は
「瀬戸物バザー」「名古屋カフェ」「芋煮会」「クリスマスパーティー」です。
今回のクリスマスパーティー企画は
初めてほぼすべての在宅者500世帯にチラシを配布することができました。
在宅避難者の方々は、仮設住宅にお住まいの方(集合体)とは違い
各地域(七ヶ浜町内、町外)に点在していてなかなか支援しにくい…
そのため
クリスマスパーティーに来てくださった方々のなかには
ほとんど「支援」というものに触れたことがない人達が多くいらっしゃいました。
お餅を食べながら涙を流し、「こんなイベントを待っていた。」という人も。
そういった方々がこの企画に参加して「楽しかった」と言って帰ってくださったことは
企画者としてホッとしています。
今回は本当にたくさんの方々に協力していただき
みんなで作ったクリスマスパーティー!
楽しいクリスマスパーティーでした(^O^)/
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【共催】
NPO法人レスキューストックヤード、七ヶ浜社会福祉協議会、岐阜県恵那市社会福祉協議会、
名古屋学院大学、かんなぎ聖地イベントサークル 神薙町内会
【協力】
七ヶ浜町ボランティア友の会
【協賛】
同朋ボランティアネットワーク、表千家宮城県支部、ふれあい「えのき」、エコファーマー石川様、
ラボラブピーポー、安城市農家の方々、大分県の佐藤様、七ヶ浜電工

宮城県七ヶ浜町報告【第59報】HappySmile未来教室

お疲れ様です。きずな館郷古です。
先日12月17日に「つながる遊び庭こどもアートしちがはま」との連動企画、
【HappySmile未来教室】が七ヶ浜町子育て支援センターで開催されました。
当日は雪が降り地面が凍りとても寒い日になりましたが参加者は総勢70名を超え、大人から子どもまでにぎやかな声が飛び交い、笑顔という花がたくさん咲きました。
「未来に、夢や希望を持って進んでいけることを届ける、ぬくもりの伝わる暖かいコミュニティづくり」をイベント開催にあたっての目的とし、「海の学校」、「未来予想図実行委員会」、「レスキューストックヤード」の3団体が主体となり、たくさんの方々の後援を受けてこの企画がスタートしました。
私たちレスキューストックヤードは企画の構想から、スタッフ人員の確保、物資の調達、当日のイベントの運営まで関わり、他団体と連携を取りながら無事イベントを終える事ができました。
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hs_01.jpghs-003.jpghs_fin.jpgイベントの内容自体は【ライブ】、【炊き出し】、【ワークショップ】で、来てくれた人たちを「Happy」にするために、アクセサリー作り、キャンドル作り、アロマハンドマッサージ、ヨガ、お餅つき、CPR講習(一次救命)など多彩なブースが出店されました。
午前中参加者の方々は、天井に展示している新潟を中心として他県から集まった応援メッセージ入りのフラッグや壁に展示している愛知県の中学校から七ヶ浜に届けられたきり絵、七ヶ浜にボランティアできた方々が七ヶ浜のお気に入りの場所や人を紹介したレポートを見ながら、いろんなワークショップを巡っていました。
午後からは全員参加型ワークショップ形式のライブで、トビウオリアキさんのビオラ演奏、ラビラビさんの独特の楽風「縄文トランス」に合わせてみんなで歌ったり、踊ったりしました。
小さい子から大人まで一緒に楽しめたようで、午前午後とも参加してくれたお母さんが「久しぶりにめいっぱい笑って、体を動かした。踊ったのなんていつぶりかしら、またこういうのやりたいね」と、そしてそのお子さんは会場を後にするまでずっと手を振ってくれて「また遊ぼうねー、またくるねー」と言ってくださいました。
この他にもいろいろなHappyな感想を頂いて、みんなSmileで帰っていきました。当初語っていた目的に当てはまっていて企画側もHappyな気持ちになりました。
これからも地域の暖かいコミニュティをみんなで作り上げていきたいです。
主催:海の学校・レスキューストックヤード
    未来予想図実行委員会
共催:七ヶ浜地域福祉課
    七ヶ浜町災害ボランティアセンター
協力:GONAMINORI、
    SurfriderFoundationJapan.、
    NPOウォーターリスクマネジメント協会、
    にいがたスマイルマーケット
協賛:新創企業、アドヴァンシング、箱貸し市場
後援:小さな花市民の放射能測定室
先生:ラビラビ、トビウオリアキ、船山直子、
    SFJ、Kinty、にこにこ団、
    kaimana yoga studio niigata ヨ     ガインストラクターMeg、
    NPO法人にいがたからみんなえがおに

宮城県七ヶ浜町報告【第58報】きずな館に子供達とクリスマスツリーを飾ろう!!

きずな館に子供達とクリスマスツリーを飾ろう!!
みなさま お世話になっております。
七ヶ浜きずな館事務局スタッフ大迫綾です。
初めてブログを上げるので簡単に自己紹介をします。
私が最初に七ヶ浜に来たのは17陣のボラバスでした。その後、29陣、32陣~長期を経て、11月より七ヶ浜きずな館事務局スタッフになりました。
現在は主に事務局スタッフとして、活動しています。
それではブログ記事をどうぞ。DSC01556.JPGのサムネール画像
12月になり七ヶ浜も寒くなってきましたが、今でも子供達は遊びに来てくれています。
学校が終わった後、きずな館に遊びに来てくれた子供達に
「ツリーの飾りつけしない?」と聞くと
「するする~。」と、張り切って飾ってくれました。
いつもは大人びている部分も多い子供達ですが、この日は無邪気に楽しんでいました。
夕方16時を過ぎると暗くなるので、遊ぶ時間が限られてきましたが、土日だけではなく、平日も学校帰りの短い時間で遊びに来てくれます。最近はきずな喫茶のお手伝いなどもしてくれて、私たちスタッフに力を貸してくれることもあります。日々成長している子供たちを見守るのが楽しみになりつつあります。DSC01558.JPG
また、きずな工房にも大きなクリスマスツリーが飾られています。こちらは地元の工房スタッフさんが飾りつけをしてくれました。!!」
きずな館ときずな工房に飾ってあるクリスマスツリーは、復興まつりに参加した弾丸バスのボランティアさん達から提供して頂いたものです。ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
ちなみに、左側の小さいツリーは後日、子供達が寄贈してくれたものです(笑)
子供たちよ、ありがとう。DSC01582.JPG

~ふとんの再生で被災地をもっと温めよう~ 「モットHOTプロジェクト」第2弾にご協力ください!

震災がつなぐ全国ネットワーク(事務局/RSY)では、家庭で不要になった布団を仕立て直し、被災地にて必要とされている方々にお届けする「モットHOTプロジェクト」を布団リフォーム会社の「花嫁わた」並びに日本財団ROADプロジェクトと連携して進めています。
第1弾ではRSYが支援中の七ヶ浜町の被災者宅に200組400枚の敷掛布団が、また亘理町の仮設住宅に100枚のこたつ布団が届けられました。七ヶ浜町でのニーズを満たすにはあと不要になった布団【300枚】と、その再生完了費用【400,000円】が必要です。
不要になった布団、および、再生を完了させるためのご寄付にご協力ください。
----[布団を寄付したい方]----
花嫁わたのホームページから布団の引取りをご依頼ください。
【募集内容】わた(木綿)布団【回収費用】3,150円 (布団のお預かりの運賃及びリフォームコストの一部としてご負担をお願いしております。)
【支払方法】回収袋をお受け取りの際に運送会社のトライバーへ現金でお支払い下さい。※クレジットカード不可
■布団引取りに関するお問合わせ 花嫁わた株式会社03-3803-3311(平日9:30~17:30 土9:30~17:00)
----[再生完了費用の寄付にもご協力いただける方]----
現在、布団再生費用は花嫁わた様が負担しております。この取り組みを継続させるために必要な支援金の寄付をぜひともお願いいたします。
頂いた支援金は、震つな事務局(レスキューストックヤード)が受け取り、花嫁わた様から布団を買い取る形で100%活用させていただきます。
【クレジットカード】
モットHOTプロジェクト支援金受付
※クレジットカードでの支払いが難しい場合、郵便振替・もしくはRSY事務局にて現金でもお預かりします。
口座番号:00800-3-126026
加入者 :特定非営利活動法人レスキューストックヤード ※ 通信欄に【ふとん】とご記入ください。
■支援金に関する問い合わせ 震つな事務局(レスキューストックヤード) ※なるべくメールでお問い合わせください。
~ 布団で被災地をあたためよう(足湯のつぶやきから)~
最低限の物は揃えられていて、贅沢は言えないけれど、人間らしい満足いく生活には程遠い…足湯のつぶやきからはそんな被災地の方々の声が透けてきます。
また、報道はされませんが、「介護のお年寄りがいる」「子どもが小さい」などあえて仮設住宅に住まない選択をした方々で、不便を強いられている方もたくさんいます。こうした「在宅避難者」の方のなかには、仮設に比べたら恵まれているから、と声を上げずにひっそりと苦労されている方もいます。
冬に向けてこたつはあるけれどこたつ布団がないといった偏在も指摘されています。被災地には「モットHOT」、必要に応じたきめ細やかな布団の提供が必要です。
——◇ 女性 60代 ◇ 〔7月 仮設〕——————————–
仮設の建物が地面から10~15センチくらいしか上にあがってないので、風通しが悪く、湿気が多く、布団が毎日しなってる。除湿機があればいいのに。クーラーがある部屋は孫が使ってて、閉め切ってしまうので、もう一つの部屋は湿ってしまう。毎日布団を干してる。
——◇ 女性 70代 ◇ 〔6月 仮設〕———————————
体中が痛くきつい。朝起きると頭が痛くて水やお湯を飲んで少したってからでないと痛みがおさまらない。前はそんなことなかったけど、最近ひどくなって、左腕と左肩があがらない。
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七ヶ浜町支援ボランティアバス・第42陣(12/9~12)活動レポート

RSY事務局です。
今日は先日のボランティアバス第42陣・七の市商店街応援隊の参加者Sさんが送ってくださったレポートをご紹介します。Sさんは、震災当初から名古屋の事務局ボランティアとして活動、第8陣として七ヶ浜での活動にも参加し、今回ボランティアバスは2回目の参加でした。
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こんにちは。ボラバス42陣・七の市商店街応援隊です。
この陣は20代から60代までの男女17名と、事務局スタッフ2名の計19名となりました。
今回の活動は、中央公民館入口に設営された『七の市商店街』の前日開店準備と、当日の
オープニングセレモニーを盛り上げるブース出店のお手伝いでした。
12月9日(金)19時からのオリエンテーション開始。自己紹介の後、ボラバスリピーター、初参加者も積極的に役割分担に立候補し、スムーズに出発しました。
翌10日(土)8:00きずな館到着。なんと気温は氷点下で水溜りに氷が張っていました。DSCN5147.JPG
現地スタッフ松永くん(現場監督)の指揮の下、七の市商店街の看板取付を行いました。
一枚一枚の看板を活かせるよう、取付もセンスが必要。道路の対角線から指示を出す松永監督の微妙な「チョイ上げ」「チョイ下げ」にみんなで対応しました。
午後からは各店舗の看板取付です。畳1枚程に描かれたベニヤ板に補強の木枠を組み付けたり、吊り看板の取付金具を工夫したり、昨夜初顔合わせしたメンバーなのに、取付が完了する頃にはチームプレーができるくらい息が合っていました。
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15:00から1時間ほど店主さんとの交流会をさせて頂きました。
お忙しいにも関わらず、花屋、食堂、魚屋の3名の店主さんから、仮設店舗を決心するまでの経緯を聞かせて頂き、涙ありの復帰に向けた心意気に、逆に私たちが勇気と励ましを頂きました。
夕食は具だくさんのカレーライス。キッチン担当の方々おいしかったです。
20:00からのミーティングで明日のオープニングセレモニーの説明。
私たちは出店の担当で餅つき、ぬり絵、輪投げ、かえるの的当ての4班に分かれ、それぞれの看板を手作りしました。
夜の澄み切った空にはなんと皆既月食が!!
翌朝、暗いうちに起き出し、リピーターの方を先導に菖蒲田浜へ散歩。
小一時間、日の出を待った甲斐あり、水平線から昇る太陽を見ることができました。
明るくなった浜は、海上コンテナは撤去されていて、一見何事も無かったかのようにキレイで、聞くところではで、砂もふるいにかけゴミを取り除いたそうです。少し沖合にテトラポットが一列沈められており、そう遠くない将来、白い豊かな砂浜の復活が期待できます。
また、ボードを片手にサーファー一名が浜へ降りて行かれ、海を生活の一部にされている方々の日常が戻りつつあると実感しました。
8:30からオープニングセレモニーの準備です。
テント2張、テーブル、イスを運び、セッティング。
いよいよ10:30、オープニングセレモニーです。
七ヶ浜町長による開会挨拶。汐見小学校児童による「南中ソーラン」の演舞、テープカットが行われ『七の市商店街』がオープンしました。DSCN5222.JPG
「三浦商店」「ホシ理容店」「八木原美容院」「フラワー花よし」「カイロプラクティック伊丹」「夢麺」「佐藤魚店」
それぞれのお得意様が大勢お見えになりお店に入りきれないほどの賑わいでした。店主さんとの交流会でも聞かせて頂きましたが、お店は単なる買い物の場だけでなく憩いの場を心掛けていたそうで、店主さんお客さんともに、とでも嬉しそうでした。
セレモニーは約500名の来客と大変盛況で私たちの出店の餅つき、輪投げ、ぬり絵、カエル的当ても多くの方々に楽しんで頂けました。
この『七の市商店街』が今後商売の再起を計画されている方々の良い前例となり、街が復興されることを願わずにはいられません。仮設店舗の構想、看板のデザインを考え、また実際に看板に色塗りされた方々、皆さんの想いが繋がって素晴らしい店舗となっています。これまで参加された方、これから七ヶ浜へ行かれる方、ぜひ、実際に見てお店の寄って頂けたらと思います。
今回、ボラバスメンバーに恵まれ、またオープニングセレモニーの晴れ舞台に参加出来た事を感謝を込めてご報告します。

街頭募金報告 (11/26 通算30日目)

皆さま
いつもお世話になっております。RSY事務局&ボランティア・チームBです。
大変遅くなり恐縮ですが11月の街頭募金の報告を致します。
11月の街頭募金は、いつもの栄ではなく、金山総合駅で開かれた商店街逸品名品販売会の二日目(26日)に合流して行いました。
チームBの常連2人と事務局スタッフとで10時から17時まで、物販と平行して1日じっくり募金に取り組みました。また、14時から16時まで、七ヶ浜ボラバス第37陣のメンバー5人が募金に加わり、合計7人で力を合わせて募金を集めました。
イベントの雰囲気は活気にあふれる地元の朝市という感じで、威勢のよい売り子の口上が飛び交い、地元アイドルグループの参加もあり、人通りの多い金山総合駅のコンコースの一角でパワフルな市場空間が人を惹きつけていました。
その賑やかで楽しい市場の雰囲気と、37陣メンバーの強力なサポートの相乗効果で、街頭募金の総額は28,883円となりました。ありがとうございました!
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☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
述べ人数:641人、募金総額:2,430,783円、応援メッセージ総数:1,902エール

「お歳暮」七ヶ浜にお届けしました!

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 お世話になっております。
 名古屋のボランティアさんにつくっていただいた「お歳暮」を12日、RSYが継続的に支援している宮城県七ヶ浜町の皆さんにお届けしました。
 「お歳暮お届けボランティア隊」と銘打った今回は、これまでボランティアバスの運転手をしていただいた市バスの運転手さんらに呼びかけ、10人が参加してくださいました。
 名古屋からワゴン車で現地入りした10人は、地元のお母さん方が中心の「七ヶ浜町ボランティア友の会」とグループになって町内外を車で手分けして回り、「お歳暮」を注文された皆さんに段ボール箱を手渡ししました。
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 主に仮設住宅に入居していない方々を対象にしたため、「被災後、モノをもらうのは初めて」「イベントなどの情報がまったく入ってこないので困っていた」「忘れ去られていないと感じられた」などの声を聞くことができました。
 配達後はきずな館の前でつくった「焼き芋」を振る舞い、地元の皆さんと交流しました。
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 この日だけで名古屋から運び込んだ約70箱はほぼお届けすることができましたが、ご注文はさらに250件ほどいただいており、引き続き急ピッチで箱詰めを行う予定です。
 被災地の皆さんに少しでも笑顔で年末を迎えていただくため、ご協力よろしくお願いいたします。