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【武雄支援】株式会社ガッツ・ジャパン様より車両を無料貸し出し頂きました
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYは8月27日から、令和3年8月豪雨水害で被災した、「おもやいボランティアセンター」へ看護師・運営ボランティアスタッフの派遣や、食料・生活物品の提供等を継続しています。
この度、名古屋を中心に全国250店舗を展開している『株式会社ガッツ・ジャパン』様の社会貢献の一環として、介護用車両1台を無料貸し出し頂くことになりました。車両は、社長様自ら、衛生用品等と共に届けて下さり、おもやい代表の鈴木さんも、今回のご支援に感謝の言葉を伝えておられました。
今後は、この車を活用し、被災者の個別訪問や、物資運搬だけでなく、高齢者や障がいのある方などのサロンの送迎等を行い、よりきめの細かい支援につなげていきたいと思います。
ご協力頂き、本当にありがとうございました。
早速、お借り頂いた車両で、RSY看護ボランティアと共に、個別訪問による健康・暮らし相談に伺いました!
★ガッツレンタカー公式サイト
RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第7報)
お世話になります。RSY事務局です。
佐賀県に派遣しているスタッフ・
RSYは、8月27日より、地元支援団体「
水害から1か月が経過し、
また、明日から約1週間、常務理事の浦野を再度派遣し、
引き続き、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。
★私たちは、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)
佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_
★この取り組みは、日本財団助成金「令和3年8月豪雨」からのご支援を頂き実施しています。
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【被災者の声】
下記は、
・ベッドで横になったまま、今日は頭がボーとする 動きたくない。雨の音がうるさくて、また大雨になるかと心配で眠れなかった。(不明)
・ふらつきがあり足首ひねったので痛い。
(80代・男性)
【9月9日】
・腰の曲がっている妻が、あまり外に出たがらない。
・空き家になっている家がカビや草で荒れ放題。
【9月11日】
・昨日ここ(おもやい)を知って来てみて、
・家の修繕は見積もりが終わって、あとは工事だけ。
【9月13日】
・(物資係からのコメント)
・お弁当貰って本当に良いのですか?嬉しい。恐縮します。 私は一人ぐらしで、前回も被災したけど建物保険に入っていない。
・(小学校の先生からの相談)災害後、登校できない子や、
【9月15日】
・こんなに貰って良いの?ありがとう。息子達からこんな(
・家を乾燥させるため、
●おもやいでは、スマートサプライを通じて募金をまだまだ
受け付けています。
https://smart-supply.org/
これは、遠くからでもできる支援です。
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オンライン情報共有会議への参加
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・SPF主催の「佐賀県情報共有葉隠会議」(水・土開催、19:
・Fネット主催の「
(月・木開催、18:00~)に、毎回参加し、
★佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_
★災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)のHP
https://saigaishienfnet.
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RSY活動支援募金にご協力ください!
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【参加者募集】9/23 東日本大震災で避難した子どもたちの現状とこれからの支援を考えるフォーラム
みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
9月23日(木・祝)に「東日本大震災・原発事故から10年 東海地域に避難した子どもたちの現状とこれからの支援を考えるフォーラム」をオンラインで開催します。
小学生の時に東日本大震災を経験し、東海地域に避難をされた若者から体験談や現在の心境を伺い、私たちにできることを一緒に考えます。東日本大震災から10年を機に、避難当事者の若者対象に実施しましたアンケート調査の報告もさせていただきます。関心のある方、どなたでも大歓迎です。ぜひご参加ください!
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【東日本大震災・原発事故から10年】
東海地域に避難した子どもたちの現状とこれからの支援を考えるフォーラム
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◆開催日時:9月23日(木・祝)18:30~20:00
◆実施方法:オンライン開催(Zoom)
◆参加費:無料
◆内容:
〇県外避難の子ども・若者アンケート調査の結果報告
〇パネルディスカッション「避難当初・これまで・今の思い」
子どもの頃に東日本大震災を経験し、東海地域に避難した当事者の若者にお話しいただきます
〇質疑応答「私たちができること」
◆お申込み:
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/jUH17nAhigYTjZEq8
※お申込みいただいた方に、後日ZoomURLをご案内送付いたします。
※メール(info@rsy-nagoya.com)でもお申込み可能です。メールの件名を「311県外避難者・子どもフォーラム申込み」としていただき、【氏名】【ご所属】【メールアドレス】【電話番号】をお知らせください。
◆主催/問合せ:認定NPO法人レスキューストックヤード
[TEL] 052-253-7550
[Mail] info@rsy-nagoya.com
◆開催概要
東日本大震災による津波や原発事故により、福島県などから愛知県・岐阜県・三重県に避難された方は、2012年3月のピーク時で約2,100人、2021年3月時点でも約1,300人に上っています。その中には、未就学児や児童・生徒もいますが、親の苦渋の決断によって避難を余儀なくされ、友人に別れの挨拶もできないままであったり、避難先が変わる度に学校も変わったりしたことは、大きな負担となりました。地震や津波の体験からくる恐怖や不安で、身体や心の調子を崩すなど、PTSDの症状が現れる子どももあります。当事者として避難先の学校や友だちに震災の感覚を理解してもらえないことや、中にはいじめを受けるなどの辛い経験をし、震災のことや避難について口を閉ざす子や不登校となる子もいます。しかし、こうした実態は、殆ど知られていません。
そこで、長らく広域避難の課題と向き合ってきたRSYは、当時の子どもたちの体験談や現在の心境などを綴った『311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~』を発刊するにしました。そして、このフォーラムでは、当事者から直接お話しを聞く機会を設けることにしました。
※本企画は、「Yahoo!基金 被災地復興支援助成プログラム2020」の助成を受けて実施いたします。
みなさまのご参加、お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第6報)
佐賀県に派遣しているスタッフ・
現在は、岡田さん(RSY看護師ボラ)が活動中です。菊池さんは9月7日、RSY看護師ボラ・
以下、活動報告です。
★私たちは、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が提示している
県外支援者のガイドラインに従って現地入りしています。
佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_pages/view/spf20180901/
★この取り組みは、日本財団助成金「令和3年8月豪雨」からのご支援を頂き実施しています。
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「おもやいボランティアセンター(おもやい)」
(武雄市)運営・活動支援
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現在、RSYボランティアは、おもやいボランティアセンターを中心に、下記の3つの活動を展開しています。
①RSY看護師ボラによるおもやいの衛生環境整備(コロナ対応も含む)と、個別訪問による被災者の健康チェック(検温・血圧・脈拍・食事と睡眠等)、見守り
③今後地域の支援拠点として活動する意向のある、地元支援団体「


またおもやいでは、8月31日~9月3日の間で、
中には、「病院に行って少し休んだ方がいい」
先日降った夜中の大雨では、「被災直後を思い出した」「
おもやいでは、丁寧な個別訪問による見守りに加え、
・家に虫が出るようになった。咳が出たり調子が悪いです。でも、
・2年前の水害のあとに、今の家に住み始めたけど、
・床下にボランティアさん入ったりするの?私は、
・野菜なんてね、しばらくまともに食べれてない。(60代女性)
・部屋(2階)が狭くて、アパートも自分で契約して借りた。
・2年前に農機具がやられたから今回は早めに逃してたんだけど、
・7人家族で生後2ヶ月半の赤ちゃんと子どもがいる。
・2階に住もうにも5人家族であまりに狭いので、
・車が被災して、保険でレンタカーを借りることができたが、
・
・車がなくて、買い出しなんかも自転車で移動してます。もう、
・うちの後ろに一人暮らしのおばあちゃんいるんだけど、
・昨日も来てくれてありがとう。
・こういうところ(物資配布)って、
・業者の人にポンプで水を吸い上げてもらったんですけど、
・ストレス解消に週一デイサービスに体操等楽しみに通っている。
・頂いた洗濯機の使い方がわからない。
受け付けています。
https://smart-supply.org/
これは、遠くからでもできる支援です。
・浦野がアセスメント調査および、
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オンライン情報共有会議への参加
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・SPF主催の「佐賀県情報共有葉隠会議」(水・土開催、19:
・Fネット主催の「
(月・木開催、18:00~)に、毎回参加し、
★佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_
★災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)のHP
https://saigaishienfnet.
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RSY活動支援募金にご協力ください!(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、
プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第5報)
みなさま
RSY事務局です。
佐賀県に派遣しているスタッフ・ボランティアの活動報告をいたします。現在は、ボランティア1名・看護師ボランティア1名が活動中です。浦野以下4人は9月2日に帰名しました。
以下、活動報告です。
★私たちは、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が提示している県外支援者のガイドラインに従って現地入りしています。
佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_pages/view/spf20180901/
★この取り組みは、日本財団助成金「令和3年8月豪雨」からのご支援を頂き実施しています。
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RSYの活動(1)「おもやいボランティアセンター(おもやい)」
(武雄市)運営・活動支援
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★物資班レポート
平日は、週末の半分くらいの方々(40~50人)が来所されています。ご寄付を頂いた方々への感謝の気持ちを込めて、品物等とお礼のメッセージを添えて写真を撮り、随時おもやいのSNS等にアップしています。一つひとつの丁寧な取り組みが、息の長い応援へとつながっており、寄付者は毎日後を絶ちません。
当初、名前と連絡先を書くだけだった受付アンケートは、被災状況が詳しくわかるように、項目が少しずつ増えてきました。台所は使えますか?お湯は使えますか?冷蔵庫は使えますか?など物資選びに役立つ項目を拾いながら、サポートしています。
食欲があるか?眠れているか?も聞いて、心配な兆候がみられたらおもやいスタッフか看護師ボランティアなどにつなぐようにしています。
2年前にも水害に遭っているためか、カビ対策のためにも部屋を乾燥させなければならないということをご存知の方も多いです。おもやいには、中古の扇風機の寄付がいくつかあり、それらを借りて床を乾かしたいという方もいらっしゃいました。
また、住民さん同士で周囲の人を気にかける様子もありました。おもやいに「あそこの人が気になるんだよね。あそこで物資が貰えるよと紹介しておいたから」という会話が以前あって、それを伝え聞いた方が初めておもやいに物資を受け取りに来てくださいました。
【被災者の声】
・一人でいるとね、夕方くらいになると気分が下がってきちゃって、食事なんかは簡単につくれる非常食みたいなのがいいんですよ。 被災する前は自炊もちゃんとしてたんですけどね(50代男性)
・2年前よりも今回のほうがひどかった。タンスの2段目ぐらいまで水があがってきた(70代男性)
・不安なんていったらね、もう不安だらけよ(70代女性)
★看護師レポート
夕方、熱中症とみられる救急搬送から戻った方を訪問しました。被災された方々の様子を見ていると、ボランティアの支援はとてもありがたいと思う反面、汗や泥まみれになって働く横で自分だけ休むわけにはいかないと、片づけるものを指示しなければと気を遣う面もあるようです。それ故に、身体が疲れていても頑張りすぎてしまい、体調を崩す方も多くなっているということでした。おもやい代表の鈴木さんも、早くからそのことに気づいておられ、「途中休みの日を入れるなどして、被災者の状況に合わせたボランティアの派遣ペースを検討していきたい」とおっしゃっていました。私たちも住民の方の心情を読み取りつつ、「今日と明日はできるだけ安静にしましょうね。また明日も体調確認のため、訪問させて頂きますね」とお伝えしました。
●おもやいでは、スマートサプライを通じて募金をまだまだ受け付けています。
https://smart-supply.org/projects/omoyai-202108
これは、遠くからでもできる支援です。ぜひともご協力お願いします。
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RSYの活動(2)
避難生活支援アドバイザーとして浦野を派遣
★この取り組みは、中央共同募金会のREADYFOR×ボラサポ災害支援基金「災害支援を専門とする非営利団体に対する緊急助成プログラム・令和3年8月豪雨助成事業」のご協力を頂き実施しています。
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★浦野レポート
浦野は、内閣府・JVOADの協働事業の一環として、JVOAD避難生活改善に関する専門委員会メンバーである辛嶋氏(PBV)、地元支援団体「佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)と共に、大町町・武雄市の避難所のアセスメント調査を行いました。
今回のアセスメントは、避難所の長期化と新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、災害関連死や深刻な健康被害を防ぐための、適切な生活環境が整えられているのかを確認し、改善に向けた支援を行うことを目的としています。
大町町は2か所の避難所に、23世帯・42名が避難。武雄市は4か所の避難所に12世帯・20名(現在は3か所に統合)が避難していました。今回対象となった2つの市町は、2年前の水害でも被災しており、その教訓が生かされていた面もありましたが、いずれの避難所も、5割~7割程度「改善が必要」という結果となりました。
新型コロナの感染症予防のための、受付での検温・アルコール消毒・健康チェック、専用スペース、パーティション・段ボールベッドの設置、共用スペースの定期的な消毒は適切に対応されていました。一方で、居住スペースやトイレの土足禁止化、ゴミの分別・汚染ゴミの処理方法、食品や使い捨て容器の衛生管理、換気方法等については、改善が必要でした。
また、過去の災害でも同様の指摘をされ続けてきた、温かく、栄養バランスの取れた食事と布団やリネンの提供なども、適切な対応が取れていないという現状がありました。
このような結果の背景には、
①マンパワー(行政職員も被災している)
②保健師の確保(新型コロナ・ワクチン対応等で手いっぱい)
③行政の災害救助法ならびに生活再建支援法の適切な運用知識やスキル
④避難所として活用される施設管理者(公民館等)との災害時の施設利用ルールの相談
⑤避難所を利用する一般市民への理解促進
⑥在宅等避難者の支援拠点機能も想定した人員配置と環境整備の検討
などの不足が原因として見えてきました。
これは、当該市町だけではなく、どこの自治体でも起こりえる課題だと実感し、それ故に、日常からの官民協働の関係づくりや、人づくりが一層重要だと認識しています。
特に、専門委員会としても、食事と寝床の改善は、コロナ蔓延前から、災害関連死を防ぐために優先すべき課題であることを言及してきましたが、どの被災地でも改善までに長い時間がかかります。
この課題には、被災規模や委託業者の確保等、様々な物理的要因が絡んでいます。しかし、過去の災害では、食事等を改善しない理由の一つとして、運営支援者から「避難所の食事や寝具を整えると居心地がよくなって、避難所から出ようとしなくなる。それが避難者の自立への妨げになる」という声が聞かれました。
災害救助法の中で、その必要性や運用については明文化されているにも関わらず、これらの提供が「わがままの助長」と捉えられる要因がどこにあるのか、今一度、その究明に力をいれなければと思います。
今回の結果を受け、浦野は、JVOAD専門委員会メンバーの頼政氏(被災地NGO恊働センター)と、地元SPFと共に、具体的な避難所の環境改善にも取り組みました。
今後は、SPFを通じて環境維持と、足湯やサロン等、被災された方々に寄り添った生活支援プログラムの継続が検討されています。
RSYも、引き続きオンライン等を活用しながら情報共有し、サポートを続けていきます。
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オンライン情報共有会議への参加
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・SPF主催の「佐賀県情報共有葉隠会議」(水・土開催、19:00~)
・Fネット主催の「福岡県における大雨災害に関する情報共有会議」(月・木開催、18:00~)
に、毎回参加し、情報提供も適宜行っています。
★佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_pages/view/spf20180901/
★災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)のHP
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RSY活動支援募金にご協力ください!(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、
被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第4報)
お世話になります。RSY事務局です。
以下、活動報告です。
★私たちは、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が提示している
佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
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RSYの活動(1)「おもやいボランティアセンター(おもやい)」
(武雄市)運営・活動支援
https://smart-supply.org/
他にも、被災地で必要な物資も掲載しています。
これは、遠くからでもできる支援です。ぜひともご協力お願いしま
RSYの活動(2)
RSY活動支援募金にご協力ください!(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支
ラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第3報)
RSYは、8月27日より佐賀県にスタッフ・ボランティアを派遣し、28日より本格的な支援を開始しました。
以下、活動報告です。
★私たちは、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が提示している県外支援者のガイドラインに従って現地入りしています。
佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
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RSYの活動(1)
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おもやいボランティアセンター(おもやい)は、一昨年の被災時に民間のボランティアセンターを開設しており、2年間被災者の復興に寄り添い続けてきた信頼関係から、「あそこなら、支援や情報がえられるかもしれない」と頼りに立ち寄る住民が途切れることがありません。
また、おもやいがこれまで丁寧に紡いできた全国の支援者からも、物資提供の申し出や情報提供などが相次でいます。
★藤井(RSY専門職スタッフ・訪問看護師)レポート
おもやいのスタッフに同行して、在宅避難の血圧や健康状態を確認をしました。
5軒9人の在宅避難者を訪問し、大半の方の血圧が普段より高めでした。
水害発生から2週間が経ち、疲労が溜まって来ているのと同時に、ストレスによる血圧上昇も懸念されます。
挨拶もそこそこに、この2週間余りの体験を矢継ぎ早にお話される方もおり、とにかく話を誰かに聞いてもらいたい、という切迫した心境であることがうかがえました。
過去の災害を振り返っても、この時期は、気を張り続けることに体が悲鳴を上げる時期であり、少しでも、心配な症状のある方には、かかりつけ医への受診を勧めました。
しかし「大丈夫だから」と、気丈にふるまい、また作業に戻る方もあり、それは、今にも折れそうなギリギリの心を、必死に奮い起こし立て直そうとする姿にも見えました。
また、床板を自力で剥がし、根太がむき出しになっていたお宅では、根太をつたって戸締りをしに行った奥さんが滑って落下し、あざをつくっていました。
私たちもこれまで、西日本豪雨の際の関市や令和元年東日本台風災害の長野市でも同じような事故を見てきました。中には、骨折や裂傷などの大けがをされた方もいました。
おもやいスタッフの話では、このような事故を防ぐための応急処置として、コンパネを敷けば、家の中を安全に行き来できるようになるということです。
●おもやいでは、スマートサプライを通じてコンパネ募金を開始しました。
https://smart-supply.org/projects/omoyai-202108
他にも、被災地で必要な物資も掲載しています。これは、遠くからでもできる支援です。ぜひともご協力お願いします。
【被災者の声】
・ちょっと片付けると動悸がするんだ。だから、休み休みやってる(70代前半男性)
・自分で板を剥がして、冷房を強にして乾かしている。できることは自分でやるんだ。(70代男性)
・一昨年の水害から今日でちょうど2年経つんだよ。ちょっと早く、また来ちゃったなぁ(70代男性)
・(片付け作業の傍で)わたしちょっと休むわ(60代女性)
・一昨年に続き、また今年も被害にあった。もう情けなくて、情けなくて・・・。涙(70代男性)
・朝は「今日は頑張るぞ」と思うんだが、お昼を過ぎる頃には、疲れちゃう。ご飯も食べたくなくなって、ごろっとしてしまうんだ。電子レンジを届けてもらったけど使い方がわからん(80代男性)
・2年前も被災して、だいぶ金かけて直したばかりだったのに。もう引っ越そうかと思っている。
★椿(RSYプロジェクトスタッフ)レポート
おもやいの事務所で、物資の配布をお手伝いしました。
物資には、靴、衣服(Tシャツ、女性下着、大人用オムツ、乳幼児オムツ、離乳食、食料、飲料、タオルなどがあり、ひっきりなしに地域の方がいらっしゃいました。
10月に3人目の出産を控えた方や、生後1ヶ月の赤ちゃんのご家族など、土曜日ということもあり、お父さんも一緒に訪れる家族も多かったです。
男性は「何をもらっていけばいいかわからん」と呟くのと対照的に、女性はお買い物感覚でじっくりと品定めする姿もあり、ちょっとした気分転換の場にもなっているようでした。
【被災者の声】
・(保育園の制服を着た、ちびっ子兄弟を連れた家族)被災した家庭のために、先生も被災している中、直後から園を開けてくれましたが、登園した子どもたちは少なかったです。(30代女性)
・車を2台避難させましたが、その先の道が冠水していたので、2台ともダメになっちゃった。軽トラを借りられたので実家と行き来ができるようになって、生活はなんとか継続できています。(40代女性)
・一昨年も被害に遭い、今回も。前回”学習”したから、水が引いてから出すものは出して、床掃除してなんとか生活はできているけど、2度目のことでつらい(50代女性)
・一昨年も水に浸かり1階の電化製品がダメになって、また今年も同じで電化製品の購入になる。がっかりです(50代女性)


RSYの活動(2)
JVOAD避難生活改善に関する専門委員会メンバーの常務理事浦野は、内閣府とJVOADの連携事業として取り組まれている、避難生活支援アドバイザーの派遣制度の一員として同委員の辛嶋氏(PBV)と共に現地に派遣されています。今後避難所の長期化が見込まれる大町町と武雄市を中心に、「中長期支援に向けた避難生活環境アセスメント」を実施。SPFメンバーらと避難所を巡回して、今後の課題と改善方法をお伝えしながら、当メンバーらが伴走しつつ、現場で改善に取り組めるよう行政と調整しています。★浦野レポート
【8月28日訪問先】
大町公民館:14世帯24人
大町町総合福祉保健センター美郷:9世帯11人水害から2週間余り経っていますが、食事はアルファ化米やカップラーメンなどが中心です。グリーンコープ生活協同組合さがからバナナや納豆、野菜ジュースなどが届けられているものの、健康を維持するために必要な栄養素が摂取できているとは言えない状況でした。
そこで、公民館の調理室を使って婦人会がおにぎりや煮物などの炊き出しを調理していました。以降も、食生活改善推進員や外部支援者による炊き出しが予定されているようです。コロナ禍でも安全に炊き出しを行うためのルール化と共に、本来、避難生活の食事は、災害救助法の中で賄えるという仕組みがあるため、これらを最大限に利用できるよう、町をサポートしています。
また、寝具は簡易ベッドと、急性期用の日赤救援物資安眠セット(キャンピングマット、枕、アイマスク、耳栓、スリッパ、靴下など)と座布団が一部配布されているにとどまっているため、疲労の積み重ねが心配されます。
明日は、武雄市の4つの避難所を巡回する予定です。
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震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)
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種村(RSY震つな担当スタッフ)と松井(プロジェクトスタッフ)は、
大町町に入っている震つな会員の活動現場3カ所を回りました。
(風組関東、レスキューアシスト、ピースボート災害支援センター・PBV)
技術系専門ボランティアの活動現場が主なこともあり、住民の声も家屋保全に必要な機材(送風機など)を借りたいといった内容が多いようです。
一昨年にも被災した方は、片付け方などに経験がある一方、「罹災証明なんて、申請してもあまり役立たない」といったあきらめムードも見られます。
また、一昨年は被災しなかった住民は、初めての経験で何から手をつけたらよいのか
途方に暮れている方もあり、資機材や情報の提供の仕方にも工夫が要るようです。
(震つなより詳細報告別途)———————————————————————–
RSY活動支援募金にご協力ください!(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログ
ラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
新型コロナウイルス対応【RSY事務所臨時体制】
8月豪雨水害への対応について(第2報)
みなさま
はじめに、令和3年8月豪雨水害(仮称)で犠牲となられた方々と被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、懸命に復旧作業に取り組んでおられる全ての皆様に、エールを送ります。
被害の大きさが明らかになりつつあると同時に、新型コロナウイルスの感染第5波の波が拡大の一途である中、RSYは、被災地との情報共有につとめ、また、内閣、JVOAD、震つな、NPOネットワークを通じ、県外支援者として出来うる事、現地入りの要件を整えてまいりました。
本日(8月27日)より9月1日まで、常務理事の浦野以下、5名が佐賀県に入り、武雄市を含む杵藤地区を中心に支援活動を行います。
◆なお、今回の現地入りは、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が提示している県外支援者のガイドラインに従って事前申し込みを行い、支援要請を受けての現地入りです。
※現時点では、県外からの個人ボランティアは、いずれの災害ボランティアセンターでも受入れを表明しておりません。
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「避難所アセスメントチーム」として活動
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JVOAD避難生活改善専門委員として、RSY常務理事の浦野が災害関連死や健康被害を防ぎ、活力と尊厳が守られる中長期的な避難所環境の整備にあたります。
まずは、避難所環境のアセスメントを行い、その結果を地元行政や支援者らと共有の上、今後の伴走型支援も視野に入れて、改善に向けた対応策の提案などを行います。
なお、この行程には、同専門委員、内閣府との連絡員および地元中心メンバーが同行されます。
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地元活動団体「おもやいボランティアセンター」(武雄市)の運営・活動支援
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おもやいボランティアセンター(おもやい)は、一昨年の被災の際には民設のボランティアセンターを立ち上げ、ボランティアの受入れとニーズマッチングをされました。その際、RSYから支援に入ったスタッフが今回も伺います。また互いに震つな会員どうしでもあります。
この度の被害は、一昨年より浸水深も範囲も広く、おもやいの事務所自体が被災したこともあり、おもやいメンバーが物資支援や在宅避難者への生活再建相談などにできるだけ注力できるよう、後方支援を中心に行います。
★被災者の声:「こがんももろてよかと?」「離乳食が本当に助かります」「近所の人のも渡してよかですか?」(おもやいのFB発信より)
★被災者の声:一昨年はそれでもなんとか頑張って、8ヶ月かかって保険もどうにか下りることになって、せめて10年は水害も大丈夫だろうと思ってたけど、こんなになってしまって。台所にあるカウンターの上に電化製品も置いて、水が入ってもいいように対策したのに、今年は前回以上の水位で結局全部ダメになってしまった(おもやいのFB発信より)
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震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)会員の活動把握
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震つなの事務局をRSYが担っています。
現在、震つな会員(家屋保全の技術系専門団体など)が佐賀県内で活動していますが、その状況把握の情報収集を行います。先行貸出している床下清掃資機材の状況や、新たな物資の必要性についての最新情報や、被災者の生の声を拾う予定です。
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資機材・衛生用品の送付
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「おもやい」からの要請で、8月24日に、床下排水・清掃・乾燥用資機材を搬出しました。排水ポンプ、送風機、工場用扇風機など14個口。また、今回の現地入りに際しては、感染症予防対策用品等をお届けします。
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オンライン情報共有会議への参加
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・SPF主催の「佐賀県情報共有葉隠(はがくれ)会議」(週2回水・土開催)
・Fネット主催の「福岡県における大雨災害に関する情報共有会議」(月・水・金隔日開催)
に、毎回参加し、情報提供も適宜行っています。
現地での活動については、報告を予定しています。
★佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)のHP
https://peraichi.com/landing_pages/view/spf20180901/
★災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)のHP
https://saigaishienfnet.wordpress.com/
★全国社会福祉協議会・被災地支援災害ボランティア情報
https://www.saigaivc.com/202108202/
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RSY活動支援募金にご協力ください!(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。