【ボランティア募集】「うるうるパック」パック化作業・発送作業

皆さま

お世話になっております。RSY事務局です。
熊本地震から4ヶ月が経過し、現地では仮設住宅の入居が順次始まっています。今回、つながりづくりの一助として、企業等から提供頂いた生活用品等をパック化した「うるうるパック」をお届けすることになりました。現地の社協からは9月以降活用したいとの声が上がっており、今後も増える見込みです。
「うるうるパック」をお届けする前に物資をパック化しなければいけません。しかし、現地でパック化することは難しいため、8月26日(金)・27日(土)にパック化・発送作業をRSY大口町倉庫で行います。そこで、パック化作業、発送作業をお手伝い頂ける方を15名程募集致します。以下を確認頂き、ご協力頂ければ幸いです。「愛知から応援しています」の気持ちを込め、うるうるパックを一緒に作りましょう!
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▼うるうるパックとは?
被災者が必要とする生活物資等を企業等から頂き、ボランティアがパック化した上で、被災地の災害ボランティアセンター等を通じて地元の自治会や民生委員らとともに「お見舞い品」として訪問配付する活動です。この取り組みは、単に被災者に物資を提供するということではなく、これまでの被災者支援の経験に基づく本当に必要な物資であるとともに、被災者一人ひとりが抱える暮らしの課題について直接お聞きすることができます。(過去にうるうるパックを配布した被災地:2005年長野水害、2007年新潟県中越沖地震、2011年東日本大震災、2013年伊豆大島、2015年東日本大震災)
▼パック化・発送作業の詳細
●日時:8月26日(金)・27日(土)10:00~14:00
※簡単ではありますが、飲み物と軽食をご用意いたします。
●場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡大口町秋田三丁目106)
※現地のマップURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
●集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
●内容:企業等から頂く生活用品のパック化(御船町、南阿蘇村など6市町村分・約3000セット)
▼ご協力いただける皆様へ
お手数ですが25日(木)の18時までに、件名を「熊本地震/うるうるパック」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号
・参加できる日にち(26日/27日/両日)
・集合場所(現地/RSY事務所)
をメールにてご連絡ください。
当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
よろしくお願いいたします。

【第29報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(8月13日~16日)

みなさま

平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
現地スタッフからの8月13日~16日までの活動報告です。(報告:松永・中西・浦中)
(お盆休み:14,15日)
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▼熊本県域・熊本市の概況(JVOADの活動)

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●熊本県内の避難所数は11市町村・34ヵ所、避難者数1,335名となっている(8月16日/県発表)。
<熊本県域の情報>
・熊本県社協がJVOADと連携し、NPOくまもと協働して、支援受付窓口を8月10日に設置しました。仮設住宅等の支援基盤となる、地域支え合いセンターが各市町村に出来るまでの支援調整を目的としています。
・設置後は一日数件ずつの問い合わせが来ていて、散髪ボランティア、大学生による楽器演奏、サロン活動等のニーズに合わせてなんでもやります等の支援の申し出があり、各市町村に繋いでいます。仮設住宅への支援について、体制が整っていないため、受け入れ先は行政・社協・NPOなど、市町村毎で異なるので、その繋ぎがこの窓口の業務となります。詳細は、上記リンクから熊本県社協HPを確認ください。

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▼真夏の大交流会準備
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地震被害の影響で、例年恒例の花火大会や夏祭りが軒並み今年は中止になり、
子どもだけでなく、大人も「夏のお楽しみ」が少ないことにがっかりしている様子がわかってきましたので、熊本YMCAさんや熊本大学の学生、地元のお寺などと協力して、

お楽しみイベントの準備をしています。8月20日、21日の予定です。
名古屋からのボランティアバスも加わって、盛り上げます。
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▼陶器市&RSYカフェ
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ちょっと一息つける場所をと、かたらんな交流館にカフェを設けました。

これまでに顔見知りになった方々が、かわるがわる来訪されて、

近況がきけたり、つぶやく悩みを、次につなぐお手伝いをしたりと

カフェを情報交換の場として、利用していただけるように工夫していきます。8月13日(土)には、陶器市も開きました。
ショッピングは、品物を選んだり、お会計の時のちょっとした会話などが、楽しいものです。
売り上げは度外視で、楽しんでいただけることが目的でした。

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▼仮設入居者への説明会でのサポート(8月13日)
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今回は高齢者が多く、説明には、普段以上にわかりやすい説明が求められました。

入居者の中に、大工さんがあり棚付けやそのやり方について、
同じ入居者に講習会を開いていただけるよう打診しています。
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▼被災者の声
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【暮らし再建に向けて】
・わしら田舎ん人は真面目たいね、何かあったらみんな出よりますよ。でも情報がなかったけんね、誰がどこに避難しとるか、誰がどこの仮設に入るか、全然情報がなかけんね。この前の勉強会はよかったたいね。本当によかった。初めてのことでり災証明だなんだって、みんなわからんけんね。経験した人たちに教えてもらって本当にいい機会だった。ここは近くでいつも通るけん、またちょいちょい寄らしてもらいますわ。(60代男性)

・前はね、いつもきちーっとした恰好ばして、靴もきれいなんはいて、化粧もちゃんとしとりましたとよ、外に出るときはね。この頃はね、こんな格好でも平気で外ば出られるようになりました。前だったら絶対に外に出て行かんような格好でも平気でいられますたい。これも地震のおかげなのかなーと思うちょりますたい。ハハハ(70代女性)【地震直後を振り返って(4か月目のメモリアルディにて)】
・地震があってから当たり前のことのありがたさを感じるようになりました。当たり前のこと。料理ができること。当たり前のこと。友達と遊べること…。(10代女性)・あの強烈な地震から4カ月。振り返ってみればたくさんの方に支えてもらったと感じています。御船町職員、山口県の多くの職員のみなさま、食事を作ってくださる配食の飲食店の皆様、YMCAの皆様。そして全国からかけつけてくださったボランティアの皆様。本当にありがとうございました。皆様の支えがなければ立ち上がれなかったかもしれません。私たちが恩返しできるならば、自分の足で立ち、自らのできることを一人ずつがしていくことだと思っています。(50代男性)【かたらんな交流館来館者の声】
・いやぁこの前の穴水勉強会は実によかった。ありがとうね。ホットちゃんは、息子にやった。今年の敬老会は小さく地域でやろうと思っている、そんときにこれ、みんなで作ってあげたらよかじゃなかね?(70代男性)

 

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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開設!

地域住民の方や御船町にお越しいただくボランティアさんに、『かたらんな交流館』やRSYの活動を知っていただくと共に、町で見つけた素敵な人や場所など、御船町の魅力を随時発信していきます!アカウントのある方は、是非「いいね!」をお願いします。

【第28報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(8月2日~12日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。現地スタッフからの8月2日~12日までの活動報告です。(報告:松永・中西・浦中)
★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開設!
地域住民の方や御船町にお越しいただくボランティアさんに、『かたらんな交流館』やRSYの活動を知っていただくと共に、町で見つけた素敵な人や場所など、御船町の魅力を随時発信していきます。!アカウントのある方は、是非「いいね!」をお願いします。
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▼熊本県域・熊本市の概況(JVOADの活動)
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●県内の避難所数は11市町村・53ヵ所、避難者数1,918名となっている(8月8日/県発表)。
●JVOADが開催している熊本県、熊本市との連携会議や現地視察等からの報告
<熊本県域の情報>
・県内の仮設住宅建設は予定分の66%が完成しています。また仮設住宅への入居が進む中、入居後の対応や見守り支援について、仮設住宅等をサポートする「地域支え合いセンター」の設置が各市町村で進められていますが、スタートは秋頃になる予定です。そのため、支え合いセンターが「できるまで」をどうするかが課題となっているのと、学生等による長期休暇でのボランティア活動の申し出が多くなってきていることもあり、熊本県社協がJVOADと連携し、NPOくまもとと協働のもと、「仮設住宅におけるボランティア活動支援受付窓口」を設置するよう進めていて、8月中旬より始動する予定です。今後は、熊本県社協のHP(http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/を確認ください。
<各市町村の情報>
・熊本市では、最大約300ヵ所5万人の避難者がいましたが、仮設住宅等の入居が進み、8月14日にほとんどの避難所が、9月15日には最後の避難所が閉鎖される予定です。そうした中、避難所に最後まで残らざるを得ない方もいて、生活保護世帯・生活困窮者世帯、震災前からの課題が地震でより顕著になってきていたり、長期の避難生活で体力が落ち、歩き方が不安定になった方も出てきています。支援者と行政との個別ケースの検討会議等が必要との意見が出ていて、最後の一人までをどうサポートしていくのかも大きな課題となっています。
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▼第1回被災者支援担当者会議開催
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8月4日、御船町役場・福祉課の呼びかけで、避難所や仮設住宅への支援を連携して行うための『支援者会議』が開催されました。
参加機関は、役場の社会福祉係・介護保険係(地域包括支援センター)・健康づくり支援推進課(保健センター)、保健所、社会福祉協議会、熊本YMCA(避難所運営指定管理者)、熊本大学、RSY。
避難所から仮設住宅への移行支援の課題や、応急・みなし仮設住宅の見守り訪問活動、集会場や談話室を活用した集いの場づくり、区長や民生委員、福祉協力委員などの地域資源との具体的な協力方法などについて、意見交換が成されました。
仮設住宅の支援を一手に引き受ける社協運営の『地域支えあいセンター』が本格稼動するのが10月頃。この間、健康不良者や引きこもり、孤独死を出さないことを共通の目標にしながら、話し合いを進めています。
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▼石川県穴水町より「ホットちゃん」お届け
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2007年3月25日・能登半島地震で震度6強の被害を受けた穴水町。RSYが支援に入ったことがご縁で、以降、私達が関わる被災地に、住民手作りのベビードレス型手拭タオル「ホットちゃん」を届けて下さっています。これまで、新潟県中越沖地震や東日本大震災、茨城県常総市の水害などの被災地を共にし、1500枚以上の「ホットちゃん」が被災者を励まし、笑顔と元気を運んでくれました。
今回も御船町に、400枚のホットちゃんと高校生や大学生を含む5名がお越しになりました。
代表の滝井さん(穴水町ボランティア連絡協議会会長)は、「仮設住宅を回って、ホットちゃんと手渡した時、被災者の方に『来てくれてありがとう』、と泣かれた時は、もらい泣きしてしまいました。
穴水では、なんでそんな遠いところまで行くんだ、送ればいいじゃないかという方もいましたが、同じ痛みを経験した穴水の皆さんの気持ちを、ちゃんと顔を見て伝えたい、手渡したいという思いで来ました。住民の皆さんの表情を見て、来れて本当によかったと思いました」と感想を寄せて下さいました。
旧七滝・高木仮設団地の談話室での交流会や、木倉・田代東部地区の地区社協の方々を対象にした勉強会にも参加頂きました。住民の方からは「過去の経験を聞くことで、改めて地域が頑張らなくてはと力が沸いた」というコメントが寄せられ、被災地と被災地を繋ぐ心の絆も深まりました。
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▼旧七滝・高木仮設団地の談話室がオープンしました!
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待ちに待った談話室。穴水町の皆さんの訪問をきっかけに、初めて交流会を開催しました。災害救助法では、建物の支援しか受けられないため、完成後からすぐに使えるように、机・椅子・お茶のみセット・大工道具・裁縫道具・調理用具などはRSYから提供しました。
物品調達は、近藤産興株式会社様、生活協同組合連合会アイチョイス様の多大なるご協力と、これまでRSYに寄せて頂いた、皆さんからの大切な寄付金で揃えることができました。
住民も、周辺地域の自治会の皆さんも、早くお互いが集い、自由に行き来できるようにと、前向なアイデアを提案されています。私達は今後も、その一つ一つが実現できるよう、町や社協と情報共有しながら、積極的にお手伝いしていきます。
<住民の声>
【談話室について】
・ここ(談話室)はよかね。立派やね。
・この前来たら、机もいすもなんにもなくて座ってたら足が痛くなった。いろいろ準備してくれてありがとう。
・誰が住んでるかわからんかったけん、またみんなで集まれるといいね。
サロンの資格を持ってるので地域の人たちも誘って一緒に使いたいと思っている。
・今日は誘ってくれてありがとうね。こないだの(交流会)チラシ冷蔵庫に貼ってたのよ。でも呼びに来てくれる前にビール飲み始めたけん、行くか迷ってたんよ。ビール?アサヒのスーパードライがよかね~。家におっても一人だけん、飲むのが楽しみたいね。(80代女性)
【仮設住宅での暮らしについて】
・砂利がつまづきやすくて。なんとかならないか(80代女性)
・談話室のスロープにも段差、入り口にも段差があり、つまづくのでなんとかしないと足が悪い人が来にくい。(男性70代)
・世話人をばね、してもよかと思いよるですよ。前に部落で自治会長ばしてたけんね。ひとりもんの男が多いけん、食事に困っちょるんで、料理教室ば開いてもらったらよかね。(先生は仮設のお母さんたちにしてもらって昼食会はどうですか?)ああ、そげんよかね。すぐできるとたいね。週一回ぐらい集まれる。仮設におらっさる人は、ここで将棋でもさせばよかね。(70代男性)
・仮設ば入りよってから、誰が住んどうかじぇーんじぇんわかっらっさんけんね。はよう集まりたいなーとみんなおもっちょりましたとたい。(60代女性)
・地震の前は娘のところにおった(熊本市内)けど今はこの仮設で息子と暮らすことになった。
・仮設に入ってから一カ月くらい経ちますけど、だれが入ってるかよう知らんですたい。みんなで顔合わせばする機会あるとよかね。(60代男性)
【家や農地の再建について】
・家は半分残ってる。リフォームして住むか。壊すか。あきらめきれないでいる。(60代男性)
・今年のコメはね、兄貴んとこに7袋(10キロ)ぐらいあるけん、大丈夫だばってん来年のがね。今年が出来んかったから来年どぎゃんすればよかか頭ば悩ませちょるですよ。野菜もね、いま食べる分は春に植えられんかったけん買わんとなかとですたい。今はようやっと植えたばってん、秋と冬用になるばいね。野菜も高いけんね。こまっちょるんです。(80代男性)
【震災直後について】
 ・14日の地震の時は一人だったけん、ほんにこわかったですたい。そのあとヘルメットとか防災頭巾とか枕元に用意して寝ちょりましたばってん、16日のあの地震は!そんなものかぶっちょる余裕なんて全然なかでしたとよ。近くにあるのに揺れて揺れて取れなかったったいね。でも16日は息子がひとり心配して来てくれとったから14日の時より不安は少なかったとたい。娘が名古屋におるけん南海トラフとか、東京にも孫がおるけん関東大震災とかそっちばーっかり気にしちょって(笑)まさか自分のところに!自分のところに地震が来るなんてこれっぽっちもおもっちょりませんでしたとたいね。(70代女性)
・家は全壊。納屋も全壊でね。どうにかこうにか農機具だけは引っ張り出すことができたけんよかったとよ。(70代女性)
・4月16日の地震で棚が倒れてきて。それでろっ骨を折って日赤に10日ばかり入院してたとよ。退院してからは半壊だけど自宅におったとよ。早く仮設に入りたかったから、ここに入れてよかったたい。ひとりでおるけん、いつでもきてよかよ。(80代女性)
 ・私は生まれも御船、ずっと御船だけんね、重宝されてます。最初の地震があってすぐに近所の年寄りんとこに声かけてうちに集めて。40人ぐらい避難しとったんですよ。食事も全部作ってね。でもね、指定の避難所じゃなかけんね、物資がもらえんとたい。全然ね。でも息子が住職してる関係で知り合いからどんどん届くようになって。それで助けてもらったんよ。あれがなかったら。指定じゃなくてもね、そこは臨機応変にしてほしかね。だって、わたしらんとこは、ブロック塀がこう倒れ掛かってきて今にも倒れそうになってて。余震もあるのにそんなあぶない道通って、坂の上にあるあの公民館までお年寄りはいけんとよ。そこをなんとかしてほしかね。(60代女性)
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▼RSYを通じてご支援頂いた皆様
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★KOHARU亭たいちろう兄弟「子ども落語」
RSYスタッフ・中西の繋がりで落語会が開催されました。中学生7名を含む35名が観覧。巧みな話術に会場は終始爆笑の渦でした。「久しぶりに笑った~。楽しかったよ。二人ともかわいいねぇ。帰っちゃうのが寂しい」「いつもテレビで見てました。今日は一番前で見せてもらって本当によかった。ありがとうございます」と満面の笑みの大人たち。子ども達も「最高にウケた!」と、サインをねだる姿が印象的でした。
★はり灸レンジャー
旧七滝仮設・談話室にて、サロンと併設で活動しました。近隣の住民の方も参加したものの、「近くの住民には情報が届かない」「仮設や避難所にいる人たちだけが被災者じゃない」などの声も聞かれ、周辺自治会を交えた活動の必要性を改めて実感しました。
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▼その他、被災者の声
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・前震があって、落ち着いたなというころに本震が来た。うちは古いので近所の幼稚園に避難して。近所の人200人ぐらいいたかな。3日間は本当になんにも食べ物も物もなくて。指定避難所じゃないところに避難させてもらってたから、自分たちでなんとかしなきゃいけないんだ、もらいに行っちゃいけないって思ってた。助けてくれたのは、よさこいで知り合った人たち。そんなに親しくしていたわけではない人たちも親身になって、いろんなものを届けに来てくれた。本当にあれで助かったんです。(40代女性)
・最近は雷は鳴らすばってん、雨が降りきらんね。少し降るなら涼しくなるとだけどね。ここは網戸でも風がある日は冷房つけんでも大丈夫よ。夕方は外ば歩くと蚊に刺されるけん、家の中におるけどね。(仮設住宅・80代女性)
・主人は車中泊で息子は自宅にいて。私は地震の日からずっとこの施設にいて。利用者さんやスタッフの家族や避難してきた人で一時は200人ぐらいの避難者の方がいたんです。200人分ご飯作ってね、みんなで。それが旅行気分でなんだか楽しかったんです。ずっと車中泊してた主人には悪いんだけど。能天気っていうのかしらね。(老人介護施設スタッフ60代女性)
・ここ(小坂)は本当に大変で。この施設はほとんど使えなくなってしまって。だいぶ片付けたんですけどね。本部の方は全壊で赤い紙貼ってあったでしょ?なので、田代の方の施設に利用者さんも全部移ってもらったんです。重度の身障の方もいて。急なことだったのでまだホールにエアコンもついていなくて。昼も夜も暑くて使えなくてみんなが集まれる場所がなくて。今月中にはエアコンがつく予定なんですけど。(障がい者施設スタッフ50代男性)
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

宮城県七ヶ浜町報告【第236報】月間つぶやき@七ヶ浜[第37号](2016年7月1日~7月31日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2016年7月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2016年8月11日で震災から5年5ヶ月が経過しました。

RSYでは4月14日に発生した熊本地震において、熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。
詳しくは都度更新される支援活動報告をご覧ください。
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熊本地震発生から間もなく4ヶ月が経過しようとしています。
七ヶ浜町では8月8日(月)に名古屋のボランティアさんが住民の皆さんに呼びかけを行い『熊本を応援しよう!』
とドレスタオル作り交流会が行われました。
『七ヶ浜町から熊本のために何かしたい!』と考える町営住宅入居者を始め七ヶ浜住民の皆さん約40名が集まりました。
作ったタオルは名古屋のボランティアさんが熊本の仮設住宅入居者に届けてくれるということもあり、
皆さんは約100個のドレスタオルを作り、「あの時助けてもらった恩返しだ」とボランティアさんへ託しました。
参加した町営住宅入居者の女性は「何かしたいと思っていたが、なかなか動けなかった。声を掛けてもらって嬉しい。やっとあの時の恩返しができたという感じで嬉しい。熊本の人たちも大変だけど頑張ってほしい。」と話していました。
ちょっとした手助けでできることが広がります。
私たちもその大切な気持ちに寄り添いながら、七ヶ浜の活動を続けていきます。
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○7月から仮設住宅の解体が始まったな。昨日みたら俺が5年住まわせてもらった仮設が跡形もなく壊されてたよ。本当にお世話になったんだ。あの仮設には。
(70代:男性)

 

○菖蒲田海水浴場が海開きして七ヶ浜も少しは復興したってのを見てもらったのかな。来年はもっと復興が進んでいることを願うよ。
(50代:女性)

 

○震災の最初に比べてイベントが減ったでしょ?だから小さなイベントでもやるって聞いた時は行きたいって思っちゃうよ。
普段通りに戻ってきたって言えばそうなんだろうけどね。
(60代:女性)

 

○今年の夏は七ヶ浜もすごく暑いね!今は新しい家に引っ越したから良いけど、仮設住宅だったら(暑くて)ひどかったと思う。
そう考えると熊本の人たちは大変だ。今から仮設住宅でしょう。
(50代:女性)

 

○七ヶ浜って自然いっぱいあったけど、道路の工事とかで遊べるところが減っちゃったんだよね。今はきずなハウスがあるからいいけどさ。
(中学生の女の子)

 

○七ヶ浜のどの浜も海もきれいだね。海水浴のお客さんもたくさんきてくれて、すごく楽しいね!道が渋滞するのが大変だけど。
(30代:女性)

 

○七ヶ浜役場の人と愛知県からの派遣職員で来た人が結婚したんだよね。七ヶ浜に移住してくれるボランティアさんって多いのかな?
石巻とか気仙沼とかはニュースでみるんだけど。いいところだからみんな住めばいいのにねぇ。
(80代:女性)

【夏期休業のお知らせ】

みなさま

 

レスキューストックヤードの事務局です。

例年以上に暑い日が続いている名古屋ですが、

熊本の暑さは、いかばかりかと想っております。

七ヶ浜のプレ海開きの10日間は、にぎわったとのことで、なによりでしたが、

皆様、いずれも、熱中症などにならないようお気を付け下さいませ

 

さて、下記の日程で夏期休業させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

 

名古屋事務所    : 8月11日(木) ~ 15日(月) 

★8月16日(火)より、通常通りです。

 

七ヶ浜きずなハウス : 毎週月曜日 定休日

★夏休みで、小さなお客様が多く、夏期休業はいたしません。

 

かたらんな交流館(RSY御船事務所: 8月14(日),15日(月)

       毎週水曜日 定休日

★体感温度は、連日40度越えだそうです。

【第27報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(7月26日~31日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
現地スタッフからの26~31日までの活動報告です。(報告:中西・浦中)

★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開設!
https://www.facebook.com/mifunekataranna/
地域住民の方や御船町にお越しいただくボランティアさんに、『かたらんな交流館』やRSYの活動を知っていただくと共に、町で見つけた素敵な人や場所など、御船町の魅力を随時発信していきます。!アカウントのある方は、是非「いいね!」をお願いします。

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▼南田代慰労会
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7月26日に山間地域の南田代にて住民が主催する慰労会があり、RSYスタッフもお招き頂きました。住民さんが自宅で育てた野菜や、宮城県石巻市の応援食材を使った料理が並ぶ中、お一人おひとりがこの3カ月を振り返るひと時となりました。

<住民の声>
・前震よりも本震が長かったよね。何分続いたか分からんかったし。揺れてる間は声も出なくて、ただ手を床に着けておさまるのを待っているだけだった。その後、携帯の明かりで部屋を照らしながら外に出てね。あん時は本当に死ぬて思ったね。(50代女性)

・本震の時、両親は別々の部屋でベッドに寝とらしてね。お父さんはベッドの枠があったけん、倒れてきた家具から守られとって大丈夫だった。お母さんは枠が無いタイプだったけんベッドから落ちとらしてね。
私たちはリビングにおって、揺れが無くなってから「みんな大丈夫ね!?」って声を掛けたら返事があったきたけんホッとしたね。(60代女性)

・地震で一番困ったのはやっぱり水だったね。この辺は農家も多かけん米はしばらく大丈夫と思ったけど、煮炊きする水が出らん。みんな吉無田水源まで毎日汲みに行きよった。汲みに来た人も行列で必死だった。
トイレに流す水は近くの川を使えたばってん、飲み水は別だけんね。(70代男性)

・区長さんが休まずにバイクで声を掛けて回ってもらったおかげで、みんな助かってた。一番疲れてた時にテレビが取材に来てね。区長さんは2キロ痩せてて髭も伸びたまま映っとらしたよ。(50代女性)

・こないだ益城町ば見てきたけど、まだまだひどかね。自分たちも被災はしたけど自宅で生活できるだけ恵まれてると思ってる。残念なのは水が来なくて米が作れんことかな。来年は出来ると良かけど…。(50代女性)


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▼サロン活動:避難所支援
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災害ボランティアネット九州支部てらもんの皆さまによる茶話会が、29日にスポーツセンター避難所にて開催されました。今回もお抹茶と団扇や折り紙ゴマなどの小物工作を実施。団扇作りでは、ひまわりや蝶など好きなイラストを切り取って貼り付け、皆さん夢中になりながらオリジナルの団扇を作っていました。夏休みに入った子どもたちは、ドリームカフェさんによるミサンガ作りに熱中。会場は多くの人で賑わっていました。

<住民の声>
・仮設が決まっているけど一人暮らしで食事を作らなければならないのが不安。一日中避難所で過ごす毎日で寝られないから、睡眠薬を飲みたい。(80代女性)

・仮設入居した方々が避難所からいなくなり、避難所内での当番が大変。自分たち(女性2人)は仕事をしているので当番の仕事がなかなかできない…。かといってお年寄りの方々にトイレ掃除(避難所の外に仮設トイレがある)をお願いするのは言いづらい。(40代女性)

・85歳の母をシャワーに入れるのが大変だった。(スポーツセンター避難所にはシャワーしかなく、更に5分ごとにボタンを押さないとお湯がでてこない)(40代女性)

・閉塞感が募る中、外部から入ってもらうととても助かる。(40代女性)

・夜休む時、夜中に寒い。(70代女性)
・夜中に汗が出るほど暑い。(60代女性)

 

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▼サロン活動:かたらんな交流館「RSYカフェ」
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RSY御船事務所「かたらんな交流館」は、誰でも気軽に立ち寄れるようなオープンスペースとして「RSYカフェ」を実施しています。31日には、御船町の吉無田水源の湧水を使って、美味しい吉無田高原茶とコーヒーを淹れ、来訪者をお迎えしました。震災直後やその後の避難生活での苦労、町民としてのこれからの町への想いなど、心に溜めていた想いや考えをお話ししてくださる住民さんもありました。
「RSYカフェ」は、定期的に開催できるよう調整中。決まりましたらお知らせいたします。お時間のある時に是非お立ち寄りください。心よりお待ちしております。

<住民の声>
・私は熊本が大好きだから、ぜーんぶ熊本。野菜も果物も、肉もおいしい。魚もね。全部熊本で済むけん、熊本から出たくないの。熊本産の果物で無添加のコンフィチュールを作って販売しています。これは庭でとれたブラックベリーで作ったの。スパイスも庭で作っていてできるだけコストがかからないようにしてるの。(60代女性)

・87歳になるし、足が悪いけん家の片づけもできん。ボランティアさんに頼めるっていっとらしたばってん、9月になるか10月になるか、わからんけんね。長男の職場の人たちが来て片付けてくれなさった。ずっと百姓をやってたけど、もうこんな体だからできなくなってね。息子たちは、「早く家建てるけん、母ちゃんそれまでがんばるばい」って言ってくれて。(80代女性)

・今までは500坪ぐらいの土地に平屋で7部屋ぐらいある家に住んでたの。でも生活するのは1部屋か2部屋。物がいっぱいあった。地震があって(避難所で)2m四方のところで生活することになって、初めて気づいたの。暮らせるって。だから、みんなで「500万の家でいいね(応急仮設住宅は一戸当たり500万円程度)」って言ってたの。(60代女性)

・地震があって、これからは人との触れ合い、そして優しさに感謝して生きていきたい。(60代女性)


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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。

<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

熊本地震支援~夏祭り応援交流ボランティアバス~

熊本地震から3ヶ月が経ちました。
RSYが支援する御船町では、徐々に仮設住宅の建設が進んでいるものの、今も避難所や在宅での過酷な避難生活が続いています。
RSYは4月から町内にスタッフを派遣し、避難所環境の整備や集いの場づくりを支援してきましたが、住民からは「この地震の影響で夏祭りも中止になってしまった。何も楽しめるものがない」「こんな時こそ元気の出ることをやりたい」という声があがっていました。
避難所での茶話会(7月)
そこで、8月に熊本YMCAや山間部の自治会と協働し、『夏祭り応援交流ボランティアバス』を企画しました。祭りの開催を通じて、愛知・御船の交流を深めながら、楽しい夏の思い出作りのお手伝いができればと思います。また、震災当時の様子や今の暮らしぶり、町の歴史・文化にも触れる機会を作り、今後の息の長い支援に繋げていければと思います。
皆さん、ぜひご参加ください。
★概要
・日程:2016年8月19日(金)~8月22日(月)
・定員:30名程度
・活動内容:夏祭りイベント手伝い、住民の方々との交流など
・費用:13,000円(学生)、18,000(一般)
・宿泊場所:阿蘇YMCA〒869-2234 熊本県阿蘇市車帰358 TEL:0967-35-0124
・準備物:着替え、雨具、小分けのバッグ、参加者実費負担分(往復移動中の飲食代等)
・活動内容問い合わせ:RSY事務局 【052-253-7550】
★スケジュール(予定)
【8月19日(金)】
・19:00名古屋・出発/RSY名古屋事務所(車中泊)
【8月20日(土)】
・10:00御船町到着/オリエンテーション
・10:30夏祭り準備(御船町スポーツセンター)
・12:00昼食
・13:00夏祭り準備
・16:00夏祭りスタート(夕食も兼ねる)
・20:00夏祭り終了・片付け
・21:00宿泊先へ移動
・22:00宿泊先「阿蘇YMCA」到着・入浴・就寝
【8月21日(日)】
・7:00起床・朝食/阿蘇YMCA
・8:30出発
・9:30南田代地区到着/夏祭り準備
・11:00夏祭りスタート(昼食も兼ねる)
・14:00夏祭り終了・片付け
・15:00御船町観光スポット見学・お土産買い物
・17:00御船町出発(夕食は道中にて)
【8月22日(月)】
・6:00名古屋着/RSY名古屋事務所
2.募集人員
 30名程度
3.応募条件
 以下の4つの条件を満たす方
(1) 心身ともに健康な方
 ※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」を出発当日までRSY事務局までお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。
(2) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:30までに来られる方
(3) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)
(4) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方
4.事前説明会について
・日程 8月10日(水)19:00~21:00
・会場 名建協 1階会議室 または RSY事務所 (どちらも、名古屋市東区泉1-13-34)
・内容 RSY活動紹介/ボラバス概要説明/活動内容説明/その他連絡
事前説明会は参加者同士の顔合わせや活動内容の説明を行う重要な場です。
 募集定員を越えた場合は、事前説明会に参加頂ける方を優先する場合があります。ご了承下さい。
5.費用
 一般:18,000円(税込)
 学生:13,000円(税込)
6.ボランティア保険
お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(天災プランBかCを推奨)の加入手続きをしてください。掛金は自己負担でお願いします。
RSYのボランティアバスに参加される方は加入証明の写しを事前説明会の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。過去にRSYのボランティア等に参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて2016年度に加入した証明をお持ちください。
7.宿泊に関して
・19日【金】バス車中泊
・20日【土】『阿蘇YMCA』宿泊
・21日【日】バス車中泊
8.食事に関して
・19日(金)夕食:食事を済ませてご乗車ください
・20日(土)朝食:各自 昼食:各自 夜食:各自
・21日(日)朝食:旅館にて 昼食:各自 夜:各自
※赤字箇所(各自)の食事については、参加者実費となりますので予めご了承ください。
9.必須の持ち物
・8月10日(水)事前説明会:ボランティア保険加入証写し
・8月19日(金)ボランティアバス当日:着替え、雨具、小分けのバック
※学生の方は学生証をご提示ください。
※防雨対策をしっかりしてください。
※物資等を積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。
10.キャンセル料について
8月12日(金)18:00以降のキャンセルにつきましては、宿泊費を含む10,000円のキャンセル料が発生致します。キャンセルの場合は、お早目に名古屋事務局までご連絡下さい。
11.登録方法
コチラから⇒【登録フォーム

※紛失や盗難に対して当法人は責任を負いません。

すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。
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12.登録締切
 【8月8日(月)18:00まで】(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
旅行企画・実施 (株)美浜観光サービス
愛知県知事登録 第2-1165号
旅行業務取扱管理者:深町光夫
契約旅行者:(有)中交トラベル
愛知県知事登録 第3-570号
旅行業務取扱管理者:野田政邦
0587-55-7011

宮城県七ヶ浜町報告【第235報】はまのわBookCafe#1

みなさま、 お世話になります。

RSY七ヶ浜事務局槙島です。

“はまのわ”は七ヶ浜で暮らす子育て世代のお母さんたちをはじめ、七ヶ浜出身の若者たちを中心に活動しています。

 

違う世代が一緒になって活動することで違う視点で企画を考えることができたり、町に対する思いや考え、見え方も違うのでいろんなアイディアが出てきます。出てきたアイディアをお母さんたちは平日の家事の合間をぬって、若者たちは仕事が休みの土日を使って、と活動できる時間帯は異なりますが、チラシ配布等協力してながら企画を実施しています。

 

お母さんたち企画“あそんぺ七ヶ浜”の次は若者チーム!

休日を七ヶ浜で過ごす楽しさやその魅力を感じられる場作りを、と“はまのわBookcafe”を先月6月26日(日)に多聞山にて実施しました。

七ヶ浜で海を眺めながらのんびりするならやっぱり多聞山、開催当日もドライブがてら来てる方がたくさん。

今の時期はあじさいもキレイでお散歩するには最高です。四季折々楽しめますので、七ヶ浜にいらした際はぜひ行ってみてくださいね。

多聞山あじさい多聞山あじさい毘沙門堂からの景色

そんな多聞山での第1回。

まずははまのわメンバーで本を集め、手ぶらで来ても楽しめるように本棚も設置しました。

そして展覧会でも展示した七ヶ浜を描いた古山さんの作品も展示して、空間作り。
はまのわbookcafe準備はまのわBookcafeはまのわbookcafe

会場には偶然いらしたご夫婦やきずなハウス常連のご家族など、約20名の方が本やはまのわの報告書、お子さんたちは絵本を手に取り、ベンチに座ってのんびり過ごしてくださいました。中にはご自身の読んでいる本と昼食を持って参加してくれた方も。

「毎週やってるんですか?」「今日はあまり時間がないですが、また次回あるならまた来ます」といってくださった方や、「せっかくだから何か食べるものがあるといいよね。私、パン焼くこともできるし、もし次があるなら声をかけてくれたら・・・」という嬉しいお言葉までいただきました。

初の試みの中、新しい出会いと次に繋がる素敵なお話、スタッフで話し合い、そのお声を無駄にするわけにはいかない、ということで早速第2回の日程を決定!

日時:平成28年7月31日(日)11:00~16:00

会場:多聞山展望広場公園

ぜひお気に入りの本を持って、昼食を持って、のんびり過ごしませんか?お待ちしております。(詳細はFacebookページをご覧ください!)

【参加者の声】

・前に汐見台に住んでたから、たまに七ヶ浜にはきたくなるんだよね。多聞山には久しぶりに来たけど、ここきれいになったよね。昔は木がいっぱいでこんなに眺めもよくなかったのに。こういう過ごし方もいいね、天気の良い日にまた来ようかな。(50代男性)

・地元だけど、初めて来た。ドライブがてらきたら気持ちいいですね(20代男性)

・外でお昼ご飯なんて久しぶりでした。男の子3人連れて遊びにいくのはなかなか大変だけど、ここは遊ばせるにもいいですね。スタッフの方に遊んでもらって子ども達も嬉しそう。私も少しのんびりできるし。次も声かけてくださいね。(30代女性)

【第26報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(7月20日~25日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
7月20~25日までの活動報告です。
この間、栗田、浦野、松山、浜田も現地で活動しました。
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▼熊本県域・熊本市の概況/報告:松永
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●熊本県内で、13市町村70ヵ所、3,740名、益城町と南阿蘇村では1,000名を越える方々が現在も避難生活を続けています(7月25日/県発表)。
●熊本県・県社協と週2回行っている連携会議では、被災家屋の公費での解体について・仮設住宅等への支援体制づくり「地域支え合いセンター」・長期休暇を利用したボランティア受け入れと情報発信について等を議題として打ち合わせを行っています。中でも、公費解体については、ある自治体で被災家屋の解体を行う際に、「エアコン等の家電は事前に住民で搬出してほしい。」とされていました。解体する場合、半壊以上の住家で危険家屋となっていることが大半で、家電の取り出し等を被災者自身で対応することは難しく、また業者に依頼すると自己負担となるため、現場で混乱しているとの声が支援団体からありました。自治体毎でも制度に多少の違いがでています。そうした被災者に直結する課題に対して、連携会議を通して県と調整を続けています。
●熊本市では、避難所から応急仮設住宅への入居が進む中、入居者の交流の場・支援者の活動の場となる集会場の建設工事が進められていて、最初の建設された団地の集会場は既に完成しています。そのような移行期において、支援団体より、支援の方向性を団体同士ですり合わせを行いたいとの声が出ていて、定期的に行う支援団体の情報共有会議「ひごまる会議」で仮設住宅等への支援について検討していくよう調整しています。また仮設住宅等への支援については、県内共通の課題となるため、JVOADとしても県域で支援のすり合わせが必要になってくると考えています。
●7月23日(土)に「熊本地震被災地におけるこれからの復興への取り組み」と題したシンポジウムが行われ、JVOADも運営協力等を行いました(主催:くまもと災害ボランティアネットワーク設立実行委員会)。災害から三ヵ月が経過し、これまでの活動を振り返り、これからも続く復旧とその後の復興に向けて、継続した力を寄せ合う機会とするために本シンポジウムが開催され、当日は、230名を越える方々(行政・社協・NPO・ボランティア団体等)に参加頂き、県内外の支援団体の活動報告、また中越地震・東日本大震災での支援事例をもとに今後の支援に向けてのパネルディスカッション等が行われました。長期化する避難所生活・仮設住宅等での入居後の孤立・被災家屋のブルーシート対応など、山積する課題に対して、今後も息の長い支援が必要とされています。
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▼御船町/報告:中西・浦中 第2次仮設入居者説明会
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7月21日(木)に第2次仮設入居に向けた説明会に参加し、過去の事例をもとに、仮設住宅の住まい方の工夫について説明しました。17世帯が出席。中には一人暮らしの高齢者も数名いて、書類の確認や理解についていけない様子もあったため、RSYスタッフでサポートしました。手続きは説明会終了後、住民に整理券が渡され、その場で記入、提出できる仕組みとなっていました。「壁に穴をあけてはダメなのか?」「固定電話は引けるのか?」などの疑問や不安に、町の職員が丁寧に対応している姿が印象的でした。
また、入居者に大工さんがいたので、棚の取り付けを希望する方や、日曜大工が得意な地元ボランティア向けの講習会について相談しました。東京の団体からも、棚取り付けボランティアの申し出を受けているので、一緒に取り組みができるよう調整します。
「あったか味噌汁プロジェクト」のお椀とお箸セットは、説明会終了後に、住民の皆さん一人ひとりに手渡ししました。「娘が愛知におるけん身近に感じる」「20年愛知におったとよ。懐かしいねぇ。」「愛知から来てくれたボランティアさんに本当にきれいにしてもらってありがたかった。また会えたらお礼を言いたいんだけど、伝えておいてくださいね。」など、思い思いの心境をお話下さいました。
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▼御船町:玉虫南組足湯
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7月24日(日)、神戸大学足湯隊5名が御船町で活動しました。以前、足湯ボランティアに来てくれた学生さんが、「また御船に行きたい!」と手を上げてくれたのです。地元のSさんに事前のチラシ配布や当日の声かけを手伝って頂き、12名がお越しになりました。会場にはサロンスペースも作ったので、終始ゆったりとした時間の中、震災によってもたらされた生活の変化や不安など、思い思いの心の内を聞かせて下さいました。宮古島在住のRSY会員Sさんから送って頂いた新鮮なマンゴーをお出しすると、皆さんの表情もパッと明るくなって、さらに会話も弾みました。人との関わりや会話の機会を求めている方が多いことを改めて実感しました。
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★住民の声
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玉虫地区の仮設住宅は団地内の公園に建設中ですが、建設計画が全体的に遅れているので、入居の目処はまだ立っていません。
・お盆休み前に仮設のカギがもらえたら、帰省してくる子どもたちの寝る場所ができるけど、暑いだろうねぇ(40代・女性)
・家が壊れてしまったので孫が来にくくなって会えなくて寂しい(70代・男性)
・水が出なかったから、娘のところに1か月くらい避難していの。にぎやかだったけど、気も使うから疲れちゃった(70代・女性)
・6月にボランティアさん(碧海五市)が来てくれた時は、仕事で来られなかったから、今日は楽しみにしてたの(30代・女性)
・65歳まで郵便車の運転手をしていたよ。1日約8時間運転。引退後は家庭菜園をしてる。なす、キュウリ、オクラ…。孫がいて一番下は特に可愛い。地震はあまり怖くなかったが雨が怖かったね。(60代・男性)
・水が出なかったので、1ケ月間長女のもとでお世話になったの。孫が5人いる。昔病気をしたけど、今は元気にしているよ。その後、好きなことをして生きようと思って、車の免許をとったの。理髪店で働いていたから、今でも孫たちの散髪をしてる。人間、元気が一番やね。(70代・女性)
・前の足湯の時は仕事があって来れなかったから、今回はどんなものだろうと思ってきてみました。子どもの学校も、入学後2日しか通えなかったの。小学校の夏休みは、地震で短くなっているんです。
家は支援金をもらって建て替えようと思えば2年待ち、すぐ建て替えようと思えば自分でお金を払わないといけないんです。(30代・女性)
・昨日60年来の親友が亡くなったと電話があった。亡くなったのは少し前だったけど家族葬だったそうで、昨日知った。一度少し元気になった時に、一緒に釣りに行った。その後に悪化してモルヒネが打たれている中で電話やメールをくれた。無言の電話があった後、急いで病室に向かって、1時間半手を握り締めていた。あなたも一生つきあえる友人をつくりなさいね。たくさんじゃんくていい、1人でいい…(70代・男性)
・体を動かすのが好き。今回の地震が起こる前まで、エアロビクスをしていた。
兄が30代で無くなった時には、奥さんと子供の面倒をかわりばんこにしながら看取ったっけ。神戸の地震の時も大変だったでしょう?今回は火事も津波もなくて不幸中の幸いだった。でも雨で家が傾いた。水が溜まって海のようだった。(60代・女性)
益城や西原は被害が集中的に出ているので話題になりやすいけど、御船はところどころの被害なので取り上げられづらいよね。4月14日の地震に驚いて、落ち着いたかな、と思ったところで本震が来たからショックだった。2階の自分の部屋は、棚などが倒れてしまって入れないような状態だった。その後に雨が降って、土砂災害が起きたりしたから不安だった。(60代・女性)
・息子2人と娘1人いるよ。息子が彼女と結婚するなら、玉虫に二世帯住宅を建てるかもしれない。(ここに来るとき)山の中にパッと住宅が現れたでしょ?山を切り開いたからよく揺れたのかもしれないね。(40代・女性)
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▼御船町:仮設住宅巡回
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仮設住宅を回り、お箸・お椀のセットの配布をきっかけに個別訪問活動をしています。入居から1週間以上が経ち、生活のペースが少しつかめたという方もいますが、
やることがない」と、テレビの前でじっとしているお年寄りの姿も目立ちました。
現在は、保健師による定期巡回、地域包括支援センターとJRATによる手すり等の取り付けが進んでいます。また、介護が必要な方には、デイサービスやヘルパーなども入っているので、完全に孤立した状態ではありません。
しかし、7月末で保健師の派遣は終了するため、今後は民生委員、福祉委員、サロンボランティアらなど、地元で動ける方々との連携が急務の課題です。仮設住宅の見守りをする「地域支えあいセンター(行政が社協や民間に委託)」の本格稼動は冬頃の見通しです。その間に、孤立、引きこもり、孤独死を絶対に出さないよう、関係者が連携しながら、対応策を考えなければなりません。
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。

【第25報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(7月14日~19日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。現地スタッフからの14~19日までの活動報告です。
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▼熊本県域・熊本市の概況(報告:松永 JVOADの活動)
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●熊本県では7月19日現在で、15市町村89ヵ所、4,027名が現在も避難生活を続けています。
●熊本市では、JVOAD(担当:松永)が事務局として行う「熊本市・市社協・NPO等連携会議」を週2回で開催しています。仮設住宅の建設やみなし仮設住宅入居が進む中、現在約25ヵ所ある避難所の集約・解消が進んでいて、8月中旬までには市内3区で避難所解消の予定となっています。その中でも、みなし仮設住宅の鍵渡しが終わらず、8月下旬まで避難所に残らざるを得ない方もいます。そうした方へ、5区の集約避難所や二次避難所(ホテル・旅館等)での対応についての議論されています。市連携会議では、「避難所」・「仮設住宅等」でテーマを分けて開催していましたが、避難所から仮設住宅等への移行期となっていることもあり、今後は1本化し開催する予定で調整しています。
●熊本市で、市内で活動する支援団体の情報共有会議として、毎週土曜日に「ひごまる会議」の開催を、「市民活動支援センター・あいぽーと」が行い、その開催サポートも行っています。ひごまる会議は、7月16日(土)で第5回目が開催され、毎回15団体30名程度が参加されています。会で、支援団体の顔合わせや、市連携会議での情報共有、また避難所支援のスケジュール調整等も行っています。支援団体の中でも、移行期を迎え、参加団体から仮設住宅支援への方向性等のすり合わせを行いたいとの声も出ています。東日本大震災での支援経験・事例等を地元団体等へ伝えて行ければと思っています。
●同様に週2回、県・県社協・NPO等連携会議の開催も行っています。地域支え合いセンターの設置・公費解体・仮設住宅集会所の環境整備等が議題となっています。仮設住宅等の支援体制の基盤となる地域支え合いセンター(東北では仮設住宅サポートセンター等の名称)は予算面で国との調整もあり、体制ができるのは秋頃となりそうです。センターができるまで間の支援やその調整窓口について検討しています。
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▼御船町の概況(報告:中西・浦中)
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御船町:避難所・避難者数(7月20日現在)
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・全壊家屋777棟 半壊1,391棟 一部損壊3,706
・避難勧告139世帯(347名) 避難指示108世帯(308名)
・避難者218名/避難所4箇所(スポーツセンター・カルチャーセンター・福祉施設2箇所)
・罹災証明2次調査→御船町40%程度が依頼。
★RSY御船事務所「かたらんな交流館」オープン
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7月5日にオープンした『かたらんな交流館』。「かたらんな」とは、地元の方言で、『一緒に』とか『語る』という意味合いがあります。この場所に多くの人々が集い、将来を話し合ったり、励ましあったり、ボランティアと町民が交流を深める場所となって欲しいと願いを込めました。中西・浦中が常駐し、毎日のように住民の方々が顔を覗かせてくれています。
(住民の声)
・今度いく。行ってもよかね?(50代・男性)
・レスキューさん、辺田見のあっこにプレハブ建てたばいね。うちは、あの上にあるけん、あれ?何ができると?あれ?レスキューさんのプレハブだって(笑)今度寄らせてもらうけん、お茶飲ませてね。(30代・女性)
・ここ何かな~って毎日思って通ってた。そしたら今日私の描いた絵がある!って。あっ!って思った。いつもここにいると?ずっといると?今度来てもよかね?(16歳・女性)
★避難所への支援
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19日、災害ボランティアネット九州支部の皆さん12名が、スポーツセンターにて茶話会を開催して下さいました。お抹茶と工作、牛乳パックでかご作り・折り紙コマなどが用意され、多くの住民が参加しました。ものづくりに没頭したり、ボランティアとの交流を深める姿も見られ、大盛況。とにかく皆さんが楽しんでいる姿が印象的でした。
 
★仮設住宅への支援
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●民生委員定例会に出席しました
福祉課からの要請で、中西が民生委員定例会に出席しました。会議では、町から、被害概要が共有されたほか、一人の対象者に対し、移転前と移転後の地域の民生委員で、情報共有や見守り活動を早急に進める必要性があると伝えられました。また、中西は、仮設の居住環境や、既に入居している住民の様子、RSYの活動を紹介。仮設住宅の見守り機関として町が委託する『地域支えあいセンター』は9月以降から稼動の見通しのため、間を繋ぐべく、共に協力しながら住民の暮らしを支えていくことを確認しました。
●第2次仮設入居者説明会順次開催
第2次仮設入居に向けた説明会が7月14日(木)から開催されています。住民の方からは、「仮設住宅の見取り図(設計図)だけでは想像がつかず、持っていくものや置き場所が考えられない」といった声があがっており、不安や疑問を少しでも解消してもらうため、入居に向けての準備ができるよう、RSYスタッフが時間をもらい、写真と共に紹介しています。
また、「あったか味噌汁プロジェクト」の第二弾セットも9日から手渡ししています。
 
(住民の声)
・仮設に入る前に見学会をしてほしい。そうしたら何が持っていけるかだいたい見当がつくと思うんだけど。(50代・女性)
・仮設の入居時に何かもらえるものがあるの?もらえるものがあるなら、買ってしまう前に先に知っときたい。もらえるのは非常にありがたい。(60代・女性)
・卵焼きがつくりたい。(60代・女性)
●生活協同組合連合会アイチョイス様から、集会場・談話室の備品提供を頂きました
町の仮設住宅には、1箇所の集会場(50戸に1つ)と6箇所の談話室(20戸に1つ)が順次建設されています。ただし、災害救助法で提供されるのは建物のみ。資材は町が自前で用意しなくてはなりません。そこで、お茶のみセット、簡易調理セット、モノづくりのための工具などをアイチョイスさんが寄付して下さいました。鍵の受け渡しは一番早いところでも、8月にずれ込む可能性があるそうですが、すぐに住民が集える場として使えるよう準備を進めていきます。
★集落支援
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田代地区、七滝地区土砂崩れ現場巡回しました。度重なる雨で、道路わきの倒木、土砂崩れ、ガードレールの崩落などが多くの箇所で確認されています。住宅下がえぐられ宙に浮いている状態の場所もあります。また屋根全面ブルーシートを張られる住宅も増えているとのことです。豪雨後、新たに全壊家屋が増え、避難所へ移った方もいます。住民の皆さんは、梅雨が明けてほっとしている反面、これから迎える台風シーズンに不安を募らせています。
 
★住民の声
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※6月26日と28日に、避難所となっているスポーツセンタで足湯、玉虫住宅南集会場で、碧海5市ボランティアの皆さんによるサロン活動を行いました。
・御船に家を買って3年前くらいかな。数年前に隣の家が火事になって、それが落ち着いたと思ったら地震でしょ。孫たちは家に入りたくないって言って。ずっと避難所。俺だけひとり家に帰ってる。犬がいるからね。(60代・男性)
・足湯は何回かやったことあるよ。ここにいる人(足湯をしているほか2人)は、中学校が避難所になった時からの知り合い。今も仲良くしている。ぐっすり眠れるし、よく食べている。食べ過ぎて太ってしまって困っている。病気で食事制限しなくちゃいけないから。体調は悪くもないし、よくもない(笑)。自宅は危険区域に指定され、入ってはいけないことになっている。(50代・男性)
・2次審査を待っている。地震保険は「全壊」判定で、町の判定は「半壊」。納得いかない。町の対応も2次審査が終わってるところもあるのに、7月まで待ってと言われている。対応がおかしい!!(70代・女性)
・り災判定の3次審査待ち。自分は全壊と考えているが、「半壊」と判定されている。納得するまで判定してもらうつもり。避難所では健康のため、朝は1キロほど歩くようにしている。今月は初めて足湯に来たが気持ちよかった。(50代・男性)
・地震があってエコノミー症候群になった。高血圧もあり、血圧が下がらないとエコノミーの治療もできないといわれている。地震後、血圧もなかなか下がらなくなった。(70代・女性)
・帰るたびに家が傾いている。体育館でやっと寝られるようになっていたが、(スポーツセンターに移動して)また慣れるまで時間が必要。いろんなボランティアが来てくれている。前はネイルのボランティアもあった。本当にありがたい!(70代・女性)
・夜は眠れないですよ。消灯は10時だけど1時までじっと起きています。睡眠薬を毎晩飲んでいるけど効かない。来月仮設に入る。こっちより少し広くなるね。(70代・男性)
・中学校の避難所がよっぽどよかった。入り口にいたから、みんなに挨拶ができたから。学校に行ったら「いってらっしゃい」、帰ってきたら「お帰りなさい」といつも挨拶してた。(子どもたちは)私を園長先生と呼んでくれた。今のところはカーテンがあるからよくない。(70代・女性)
・今、母は特養の施設に入っている。本心で家が崩れた。もし母が居たら死んでいたでしょう。本当によかった。来月仮設に入るけど、食事は心配。今まで避難所で楽にしていて自分で作ると思うとめんどくさいなと思う。仮設に入るのにエアコンしかない。家電品がもっと設置されると思ったのにびっくりした。2年仮設にいられるというけどあっという間でしょう。どうしよう?家は半壊だったけど解体して新しい家を建てるつもり。(50代・女性)
・前の避難所の方がよかった。今のところにいるとカーテンで隠されていて気持ちが悪くなる。家が一部損壊だからお金がもらえない。6日前に腰を痛めて今仕事ができない。避難所で落ち着かないから仕事にもひびく。(50代・男性)
・娘がパニック障害のため、いつ発作が出るか心配。早くここを出たいが仮設に入っても落ち着いて生活できるのか不安。(年齢不明・女性)
・震災直後、妻が脳梗塞で入院。避難所から旅行などもあるがなににも参加する気がおこらない。(年齢不明・男性)
・男性はサロンにあまり来ないけど妻と一緒に来ました。人と話していると気持ちも落ち着くしね。家は柱も大丈夫だし、何ともなっていないが家具が壊れた。お隣さんが親切にしてくれるので助かっている。お隣さんは大事だと思う。(70代・男性)
・震災の時、主人は不在で一人で家にいたので心細く怖かった。家は壊れなかったが怖くて中に入れなかった。軽乗用車の中にいたがよく揺れるのでどうしたらよいか不安だった。隣の家の方が「うちの車は大きいし大勢でいると心強いからうちにおいで。」と言ってくれた。2回目(本震)の時は主人は一緒で心強かった。水に困った。水の大切さを身に染みて感じた。40日間毎日水汲みに通った。一人18ℓまで。もらうのに2時間半並んだ。自分より2~3人前で(給水車の)水が空っぽになることもあった。(60代・女性)
※その他
・避難所は暇なので、手芸やモノづくりをもっと習いたい(50代・女性)
・アイロン台とかアイロンが欲しい。アイロンかけたい(40代・女性)
・学校用の手提げ袋をとか、雑巾を作りたい仮設に入って集会所ができたらサロンを開きたい。開いたときに例えばクッション等ならすぐに作れるし、みんなが集まって話しながらやりたい。(50代・女性)
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※仮設住宅には、あったか味噌汁プロジェクトの配布と見守りをかねて随時訪問しています。
・お椀とお箸をくださった方たちね。ありがとうございます。よろしく伝えてください(50代女性とその家族)
・よかとこ、ほんとうによかとこですたい。こんないい住宅に住ませてもらってほんにありがたい。感謝しとるですたい。押入れもあってね、広かたいね、着物ば持ってきてかけたらどうかと思っちょります。今までの暮らしを思うと涙が出るほどありがたい。(70代女性)
・とにかく昼間暑くてたまらんですたい。ほんに暑か。昨日の雨はすごかね。雷ば鳴ってすごかったたい。(50代男性)
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▼御船町からのお知らせ
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●吉無田高原「緑の村(町営キャンプ場)」と御船町恐竜博物館の再開が決定しました!
7月23日(土)より、吉無田高原「緑の村(町営キャンプ場)」、7月24日(日)より御船町恐竜博物館の再開が決定。少しずつではありますが、復興に向けて歩みを進めています。
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▼活動支援金募集
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いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、活用いたします。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。