【※募集は締め切りました】【臨時バス!きずな館閉館式参加者募集中!】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第61陣(3月30日~4月1日)

【今回のバスは定員に達したため、募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!】
【来年度も不定期ではありますが、ボランティアバスの運行を予定しております。HPやメーリングリストで情報を発信していきますので続報をお待ちください。】

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
【ボランティア保険関連で追記あり。詳しくは後述を参照下さい。(更新:2月18日)】

このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。
RSYの東日本大震災 復興支援の活動拠点であった「ボランティアきずな館」が2013年3月31日を持ちまして、閉館となり七ヶ浜町で「ボランティアきずな館閉館式」を行います。
ボランティアきずな館に宿泊されたことのある方々から「閉館式に行きたい」という声にお答えしまして、「閉館式」参加がメイン活動となる臨時ボランティアバスの運行が決定しました。
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■申込みフォームは以下のURLよりご記入いただけます。

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●活動スケジュール(予定)●
【2月13日更新】

○3月30日(土)
08:30 名古屋事務局集合
09:00 七ヶ浜町に向けて出発
※七ヶ浜町に着くまでに、昼食・夕食・お風呂を済ませます(こちらは自己負担となります。)
20:00 七ヶ浜町到着
○3月31日(日)
06:30 七の市商店街イベントお手伝い
10:00 閉館式準備
11:00 閉館式
12:00 昼食(炊き出し)
13:00 閉館式終了
13:00~17:00 自由・地域散策
(※七ヶ浜の方々のニーズにより作業をお願いすることがございます)
17:00 名古屋へ向け出発

4月1日(月)

07:00 名古屋到着 ・解散

【重要】
ボラバス61陣の日程が4月1日に掛かるため、
25年度のボラ保険にも事前に加入していただく必要があります。
ちなみに、名古屋市社協では、来年度分は、3月になってから受付開始だそうです。
今回の場合、24年度・25年度の両方に加入していなければ、参加ができません。 

※活動内容が変更になった場合は、このブログ(募集要項)でお知らせします。

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1.活動期間

3月30日(土)~4月1日(月)

※きずな館閉館式は31日(日)で、3月30日(金)と4月1日(月)は移動日です。
※【3月30日 09:00 名古屋発 ~ 4月1日 07:00 名古屋着】のバス運行予定です。天候や交通状況により変更される場合があります。

2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

3月27日(水)

3.募集人員

20名程度

4.応募条件

以下の6つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のをお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方

※シャワーは使えません。3月30日(土)、七ヶ浜町に着く前に銭湯に寄る予定です。

(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方

ボランティアバスに参加される皆さまへ

RSYの東日本大震災被災者支援活動報告

(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日08:30までに来られる方

(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

5.参加費

一般:15,000円

RSY会員または学生:10,000円

※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)

 

6.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを出発日の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。

※2011年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。
今回のボラバス61陣の日程が来年度の4月1日に掛かるため、
25年度のボラ保険にも事前に加入していただく必要があります。
(名古屋市社協では、来年度分は、3月になってから受付開始だそうです。)
今回の場合、24年度・25年度の両方に加入していなければ、参加ができません。

 

7.宿泊/滞在場所

〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」

※きずな館利用の注意はこちらからご覧ください。

きずな館利用ガイド

・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり

30日(土)の昼食と夕食は七ヶ浜町に着くまでに各自でお済ませください。
31日(日)の朝食は時間がないので、前日に準備していただく形になります。

※すぐそばに公衆トイレあり

※洗濯の必要がある方は、近くにコインランドリーがありますので、そちらをご利用ください。

※徒歩20分ほどの範囲にコンビニ(08時~20時)とスーパー(24時間)あり

※きずな館には、一般のボランティアの皆さんも宿泊されます。それにより宿泊利用者数が多くなる可能性があります、窮屈になることが予想されますので譲り合ってご利用いただきますようお願いします。

 

8.必須の持ち物

寝袋/着替え/タオル/軍手

※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください
※3月31日の早朝には七の市商店街で行われるイベントのお手伝いを予定しています。その場合、テント設営などを行いますので軍手等をご持参ください。
※3月末とも言えど、七ヶ浜町は朝晩はとても冷え込みます。防寒対策をしっかりして、参加してください。
※ また活動が変更された場合はこの募集要項を更新いたしますので、ご確認ください。

9.申し込み方法

以下のメールフォームからのお申し込みいただけます。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHQ1elI3bDNfazZ0OFloQVlhanN2SVE6MA

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

【担当-郷古より】
きずな館は閉館しますが、これで「RSYの七ヶ浜町への復興支援が終了」と言うことではありません。RSYは常駐スタッフを置き、これからも七ヶ浜町を応援し続けます。
しかし、RSYの活動拠点として、ボランティアの皆さんの宿泊場所として、住民の皆さんの憩いの場として大きな役目を担っていた「ボランティアきずな館」。
閉所前に、一度「ボランティアきずな館」へ足を運んでみませんか?

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方はもちろんのこと、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!
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☆お問い合わせ☆

【RSY-七ヶ浜 ボランティアきずな館】

TEL: 022-355-7130 (水~日 10:00~18:00)

FAX: 022-355-7131

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

JICA中部主催・ワークショップ『災害支援グループを大解剖!』に出展(2/16・土)

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。
今週末のイベントで、JICA中部主催・ワークショップ『災害支援グループを大解剖!』に出展します。RSYは、東日本大震災での活動紹介を行います。新たに興味を持ってくださる方、関わってくださる方などが増えるといいな…と思っています。ご友人・ご家族などで被災地支援に関心がおありの方などみえましたら、ぜひご紹介ください。

まだ定員まで少し余裕があるようです。

 ワークショップ『災害支援グループを大解剖!』

●日時:2月16日(土曜日)13時30分~16時30分
●場所:なごや地球ひろば(JICA中部)2階 セミナールームA
地図はこちらから→ http://www.jica.go.jp/nagoya-hiroba/information/access.html
●詳細:http://www.jica.go.jp/nagoya-hiroba/news/event/index.html#a0216-01
※申し込み・お問い合わせは以下の窓口へお願いします。
JICA中部 市民参加協力課 担当:鈴木(地球案内人)
電話番号:052-533-0121(18時まで)
Eメール:jicacbic-annainin2@jica.go.jp

★JICA中部2Fにて、パネル展示なども行っています。(3/10まで)
お近くにお立ち寄りの際は是非ご覧ください。
http://www.jica.go.jp/nagoya-hiroba/news/event/index.html#a1213-01

「新しい公共フォーラム・あいち」が開催されました

皆様

ご報告が遅くなりましたが。。。

2013年1月12日(土)
愛知大学 名古屋校舎(名古屋市中村区平池町4-60-6)にて

「新しい公共フォーラム・あいち」が開催されました。

全体の報告は主催者である愛知県に委ねますが、レスキューストックヤードがかかわった部分について、簡単ではありますがご報告いたします。

午前の部の全体会のパネリストとして、代表理事の栗田暢之が登壇いたしました。

 

また、午後の部ではレスキューストックヤードが分科会の一つを担当いたしました。

「防災・減災対策の可能性を考える~南海トラフ巨大地震に向けてできる事からはじめよう」

パネリスト:白井上二氏(愛知県立半田商業高等学校教頭)、雉野聡子氏(愛知県防災危機管理課政策・啓発グループ主任)、山田厚志氏(株式会社山田組社長)、椿佳代氏(災害ボランティアコーディネーターなごや)、コメンテーター:秀島栄三氏(名古屋工業大学 大学院教授)、コーディネーター:浦野愛(レスキューストックヤード常務理事)

以下、当日記録係として働いてくれた大学生の千葉さんのレポート(抜粋)です。

白井先生のお話で一番印象に残ったのが「ごんぱんだ」です。これは生徒たちが課題研究という授業で開発した保存食です。商業高校ならではの知識と技がつまった商品です。また、パソコンを活用し防災・減災に関するデジタル紙芝居を生徒たちが制作し、地元の小中学校を回って披露するという活動も行っているそうです。これらの防災・減災に関することを積極的に行っている学校は数が少ないので、全国の学校にも広がればと思いました。

白井上二氏

雉野さんのお話しでは、県のホームページに、防災学習システムという防災に関して学べ、自宅の情報を入力するとどのぐらいの震度に耐えられるかというシミュレーションができるということを知りました。また、県の主な取り組みとしては、あいち防災フェスタや防災人材の育成のための防災・減災カレッジなどを開き、防災についての意識を高める活動を行っているそうです。

雉野聡子氏

 

山田さんのお話しは、本業の建設業は地域住民の生活を安全で便利にするための仕事なのに、悪いイメージを持たれがち。そんなイメージを変えたいと山田さんは地域防災大会を始めました。重たい土嚢袋を手際よく積んでいく山田組社員の仕事ぶりを紹介するイベントなど、毎年違う趣向で開催し、8回を数えた現在、地域からの社員へのイメージが変わっていく様子を実感しているそうです。

山田厚志氏、椿佳代氏

椿さんのお話しは、普通の主婦がどうしてボランティア活動に携わることになったのかということを知る良い機会となりました。最初は身内が阪神淡路大震災で被災したとき、何をしたらいいか分からず、何も手助けをすることができなかったことからだそうです。それをきっかけに知識をつけるため積極的に様々なボランティア活動に参加しはじめたそうです。ボランティア活動ではいろいろな人たちとのつながりが大切でこのつながりを増やしていくことが重要だと椿さんに教わりました。

秀島栄三氏
全体を通して、いろいろな分野の方たちのいろいろな取り組みを知ることができました。私も一人の大学生としてボランティア活動はもちろんのこと、学生だからできることを見つけ積極的に行動していきたいです。  千葉昌武(名古屋工業大学 学生)

宮城県七ヶ浜町報告【第118報】「七の市商店街一周年応援隊」RSYボランティアバス57陣活動報告

皆様

お世話になっております。RSYボランティアきずな館 郷古です。

昨年12月に活動した57陣の活動報告をさせていただきます。

RSYボランティアバス57陣は、「七の市商店街一周年応援隊」 の名のとおりに初めから終わりまで商店街のお手伝いがメインの活動となります。
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「七の市商店街」は2011年12月11日にオープンして、早一年が過ぎました。
七の市商店街とは?(七ヶ浜復興応援サポータープロジェクトのブログ))
店主さんたちはこの一年を振り返り、来年も一致団結して七ヶ浜町のために、商店街のお客さんのために、自分たちの未来のために、「七の市商店街」として頑張っていこうと誓い、毎月行われている町の朝市「七の市」に合わせて、「七の市商店街一周年イベント」 を開催することにしました。

「ボランティアの減少に伴い、商店街のお客さんも減っている」
これはなにを意味するものなのか。
「本来、誰のための、何のための商店街なのか」
店主さんたちは薄々感じてはいたこの問題を真剣に考えるときが来たのです。
まずは横の並び一致団しよう!とのことで七の市商店街のユニフォームを作ったり、のぼり旗を作ったり、新メニュー考えたり、イベント開催の時にはイベント団体や太鼓演奏チームなど招致したり、商店街にとって一番身近な人である「町民」が利用しやすいような仕組みを作り始めました。

一周年を迎えるにあたり、お客さんに対して店主の自分たちができることはなんだろうか?
イベント開催日(2012年12月24日)の2ヶ月前・・・10月から月2回のペースで店主さんたちはミーティングを行い準備してきました。

結果、店主さんたちは豪華景品が当たる大抽選会や復興夢パンダ展示、民謡ショー、各種無料試食コーナーなどいままでない、とても大きなイベント会場を作り上げました。
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一方、RSYボランティアバス57陣は、 一周年イベント開催日の前日より七ヶ浜に入り、事前準備から当日の運営まで行いました。写真で振り返ります。

七ヶ浜町-菖蒲田浜もボランティアさんのおかげできれいになりました。手作り看板七の市商店街一周年-前夜MTの様子
「七ヶ浜ってどんなところ?」を実際に車で回り見てきました。
菖蒲田浜は広範囲で瓦礫が打ち揚げられた場所でしたが、ボランティアさんのおかげでほとんど取り除かれました。町が目指している「海水浴場の復活・海開き」のために今後も定期的にビーチクリーンを行っていくそうです。
その他に一周年イベントで使う手作り看板作成や一周年イベント直前MTに参加をし「店主さんたちのこれからの想い」を聞き、「明日を成功させよう、盛り上げよう」と一緒に誓いました。

獅子舞も登場!七の市の風景作った飾りは即展示!会場を彩りました。

ボランティアさんにお礼状を書こう!貴重な本物のパンダの剥製展示会七ヶ浜産の魚も販売!

イベント当日は会場設営(テント設営・お客さんの座るテーブルやイスの配置)から、
各自担当したブースの運営やお客さんにアンケートを取りながら商店街を手伝いました。
その中の愛知県安城市の野菜販売は「七の市商店街」では定番!大好評!(完売しました!) 
その他のブースである「ボランティアさんにお礼の手紙を書こう!」(担当:浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター)や復興夢パンダ(本物の剥製)の展示(担当:菅原動物病院/福住町内会)、七ヶ浜の魚販売(担当:鈴政丸(ぼっけパーティーなどでRSYも何度もお世話になってます))も大盛況でした。

しかし、お客さんが口々に言うのは「抽選会って何時から?」
そう、お客さんが待ち望んでいたのは午後からの大抽選会なのです。
以前に七の市商店街にイベントや視察などで一度足を運んだ方から、
「一周年おめでとうございます。イベント当日は残念ながら足を運べませんが、抽選会の景品になるようなものを送るので是非使ってください」
と、いろんなものを提供していただきました。
その全国津々浦々の品が送られてきたことによってとても豪華となり、皆さんの目を引く抽選会となったのです。
商店街の会長さんも三味線の演奏で盛り上げてくれました!大抽選会の会場は大賑わい!

一枚一枚読み上げられていく番号・・・当たって喜ぶお客さん、次に当たらないかなと見つめるお客さん・・・
57陣メンバーは当選番号照合や商品渡しで大忙しです。その抽選会は2時間にも及びました。反省する点も多くあったのですが、無事終了しました。

57陣メンバーが帰る前に店主さんたちにご挨拶に伺ったところ、
七の市商店街のお魚屋さんである佐藤さんは「ボランティアさんたちと会うのが楽しみだよ。また来てね」と声を掛けてくださりました。
七の市商店街会長の星さんからは
「この一周年イベントがこうやって無事終わったのも今まで支えてくださった全国の皆さんのおかげです。もちろん今日もいてくれたあなたたちもだよ。本当にありがとう。これからも宜しくお願いします」とお言葉をいただきました。

助け合いジャパンさんの情報レンジャーで取材を受けています。こちらも合わせてどうぞ!】
七の市商店街/一周年の動画←
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【57陣メンバーの中で「初めて東北に来た」と言う方もいましたが、終わってみての皆さんの感想を聞きました】
・「ここでの体験を通し、被災地と言うと七ヶ浜がでてきて、連想して住民の方・・・というか商店街の星さんや佐藤さんという個人名がが見えてくる。今まで見えなかったところが見えてきて、ぐっと距離が近くなりました。」

・「七の市商店街の7店舗という少ない復興商店街の長所と短所が分かった。店主さんたちが言っていた「七ヶ浜町民の憩いの場にしていきたい」というのは半分成功していると思う。お客さんがもっと利用しやすくするためにと、店主さんたちの努力する姿は応援したくなります。」
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漠然と「被災地支援」というのではなく「誰かのために」ではなく、
「今現場で起きている問題を知ってもらい、「あの人のために」、「あの場所のために」自分ができることを考えれる/行動できる人」
そんな人が増えるような環境づくりを行って生きたいと思います。
その点では、57陣の皆さんは商店街のイベントを通じて理解していただけたと思っています。
RSYボランティアきずな:郷古
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RSY七ヶ浜町支援ボランティアバスの【2月-59陣】と【3月-60陣】のバスの受付が開始されています!ぜひご参加ください
※3月のバスは予定として、七の市商店街のイベントお手伝いはプログラムに含まれておりません。七の市商店街へは2月のバスを是非どうぞ!
・【2月-59陣】のバス詳細・申し込みは→こちら
・【3月-60陣】のバス詳細・申し込みは→こちら

今年度の名古屋から七ヶ浜へのボラバスも残りわずかとなっています。
RSYの活動拠点であったきずな館も3月に閉館となるので、これを機に来て見ませんか?
【もちろんRSYが七ヶ浜町の支援から手を引くということではございません。これからもずっと応援し続けます!】

今後とも宜しくお願いいたします。

 

 

【ボランティア募集】2月のRSYボランティアDAY(2/20・23・27)

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
早いもので2月になりました。
風邪が流行っていますが、皆さま体調崩したりしていませんか?

2月のボランティアDAYの日程をお知らせします。
いずれも場所はRSY事務局です。ぜひご参加ください。

① 2月20日(水)13:30~
内容:ボランティア大交流会の準備
当日会場内に設置する看板作りや、販売物品のパック詰め・値付け、配布資料、募金箱作成など

② 2月23日(土)13:00~
内容:ボランティア大交流会の準備
※当日会場内に設置する看板作りや、販売物品のパック詰め・値付け、配布資料、募金箱作成など、
20日にやり残したことをこの日に行います。

③ 2月27日(水)13:30~
内容:RSYの機関紙「あるある」66号の発送作業
三つ折り作業、封筒のラベル貼り、封筒に入れる作業、テープ貼りなど
2か月に1度の発送作業、みんなでお話しながら作業しています。

【参加の方は事務局までご連絡ください】
お手数ですが「お名前・連絡先(携帯電話番号)」を記入の上、info@rsy-nagoya.comまでご連絡ください。
※時間に遅れての参加、途中退室なども全く問題ありません。

【募集は締め切りました】【きずな館閉館間近!※3月末】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第60陣(3月15日~3月18日)

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
【この度、応募者多数でボランティアバス60陣募集は締め切りました。】

お申し込みありがとうございました!

※「ボランティアきずな館閉館式参加」の61陣の募集は継続して行っております。

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このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。
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【担当-郷古より】
RSYの東日本大震災 復興支援の活動拠点であった「ボランティアきずな館」が2013年3月31日を持ちまして、閉館となります。
しかし、これで「RSYの七ヶ浜町への復興支援が終了」と言うことではありません。
RSYは常駐スタッフを置き、これからも七ヶ浜町を応援し続けます。
ですが、RSYの活動拠点として、ボランティアの皆さんの宿泊場所として、住民の皆さんの憩いの場として大きな役目を担っていた「ボランティアきずな館」。
閉所前に、一度「ボランティアきずな館」へ足を運んでみませんか?

七ヶ浜のこと・ボランティアバスのことなど、「ボランティアきずな館」にお電話ください!ボランティアバスに乗ろうと思っている人も、まだ行こうか迷っている人も質問等あればお気軽に!

体験を通して、名古屋から出来ること、自分が出来ることを考えて見ましょう!
七ヶ浜の町民の方々と一緒に皆さんに会えることを楽しみにして、お待ちしております!

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■申込みフォームは以下のURLよりご記入いただけます。

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●活動内容紹介●

○3月16日(土)
・RSYも協力団体として加盟している【七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト】(このプロジェクトについて詳しくはこちら)が「3.11メモリアルイベント(仮名)」を企画しています。目的は【震災で犠牲となられた方々の鎮魂と、住民とボランティアの再会の機会】を作ることです。今回はその企画に参加をしながら七ヶ浜町を応援します。

○3月17日(日)
・ボランティアセンターでの活動(活動内容・場所は当日決定します。)
※地元のニーズ合わせて、活動します。
※活動が変更もしくは、確定次第このブログでお知らせいたします。

1.活動期間

3月15日(金)~3月18日(月)
※活動日は16日(土)と17日(日)で、15日(金)と18日(月)は移動日です。
※【15日 20:00 名古屋発 ~ 18日 07:00 名古屋着】のバス運行予定です。天候や交通状況により変更される場合があります。

 

2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

3月13日(水)

3.募集人員

20名程度

4.応募条件

以下の6つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のをお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方

※シャワーは使えません。活動2日目に当たる3月17日(日)、活動の帰りに銭湯に寄る予定です。

(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方

ボランティアバスに参加される皆さまへ

RSYの東日本大震災被災者支援活動報告

(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方

(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

5.参加費

一般:15,000円

RSY会員または学生:10,000円

※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)

 

6.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを出発日の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。

※2011年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。

7.宿泊/滞在場所

〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」

※きずな館利用の注意はこちらからご覧ください。

きずな館利用ガイド

・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり

(自炊になる可能性があります)

※すぐそばに公衆トイレあり

※洗濯の必要がある方は、近くにコインランドリーがありますので、そちらをご利用ください。

※徒歩20分ほどの範囲にコンビニ(08時~20時)とスーパー(24時間)あり

※きずな館には、一般のボランティアの皆さんも宿泊されます。

それにより宿泊利用者数が多くなる可能性があります、窮屈になることが予想されますので譲り合ってご利用いただきますようお願いします。

 

8.必須の持ち物

寝袋/着替え/タオル/外作業持ち物(下記参照)

*外作業用の持ち物*
【軍手・ゴム手袋(台所用ではなく、作業用のものをお持ちください)/長靴(鉄板の中敷きを入れることをおすすめします)または安全靴/ゴーグル/マスク】
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください
※ また活動が変更された場合はこの募集要項を更新いたしますので、そちらでご確認ください。

9.申し込み方法

以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dGxUTlRJbUw2bDlWNFhSeWZfaS1ZRVE6MA

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!
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☆お問い合わせ☆

【RSY-七ヶ浜 ボランティアきずな館】

TEL: 022-355-7130 (水~日 10:00~18:00)

FAX: 022-355-7131

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

【募集は締め切りました】【きずな館閉館間近!(※3月末)】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第59陣(2月22日~2月25日)

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

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■申込みフォームは以下のURLよりご記入いただけます。
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このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。

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●活動内容紹介●

○2月23日(土)
・地元のニーズ合わせて、活動します。
※活動が決定次第このブログでお知らせいたします。

○2月24日(日)
【仮設店舗 七の市商店街イベントの運営のお手伝い】

津波の被害を受けた方々から事業者を募り、仮設店舗7店舗が「七の市商店街」と決定し、12月11日オープンしました。七の市商店街は、町の定例イベント「七の市」の会場となっています。今回はイベントのお手伝いを通じて、商店街を応援します。

1.活動期間

2月22日(金)~2月25日(月)
※活動日は23日(土)と24日(日)で、22日(金)と25日(月)は移動日です。
※【22日 20:00 名古屋発 ~ 25日 07:00 名古屋着】のバス運行予定です。天候や交通状況により変更される場合があります。

2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

2月20日(水)

3.募集人員

20名程度

4.応募条件

以下の6つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のをお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方

※シャワーは使えません。活動2日目に当たる2月24日(日)、活動の帰りに銭湯に寄る予定です。

(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方

ボランティアバスに参加される皆さまへ

RSYの東日本大震災被災者支援活動報告

(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方

(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

5.参加費

一般:15,000円

RSY会員または学生:10,000円

※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)

 

6.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを出発日の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。

※2011年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。

7.宿泊/滞在場所

〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」

※きずな館利用の注意はこちらからご覧ください。

きずな館利用ガイド

・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり

(自炊になる可能性があります)

※すぐそばに公衆トイレあり

※洗濯の必要がある方は、近くにコインランドリーがありますので、そちらをご利用ください。

※徒歩20分ほどの範囲にコンビニ(08時~20時)とスーパー(24時間)あり

※きずな館には、一般のボランティアの皆さんも宿泊されます。それにより宿泊利用者数が多くなる可能性があります、窮屈になることが予想されますので譲り合ってご利用いただきますようお願いします。

 

8.必須の持ち物

寝袋/着替え/タオル/外作業持ち物(下記参照)

*外作業用の持ち物*
【軍手・ゴム手袋(台所用ではなく、作業用のものをお持ちください)/長靴(鉄板の中敷きを入れることをおすすめします)または安全靴/ゴーグル/マスク】
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください
※ また活動が変更された場合はこの募集要項を更新いたしますので、そちらでご確認ください。

9.申し込み方法

以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEdvVFEyU1hlOUUtQmNhbUJNV0ZVZVE6MQ

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!

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【担当より】
RSYの東日本大震災 復興支援の活動拠点であった「ボランティアきずな館」が2013年3月31日をもちまして、閉所となります。
しかし、これで「RSYの七ヶ浜町への復興支援が終了」ということではありません。
RSYは常駐スタッフを置き、これからも七ヶ浜町を応援し続けます。
ですが、RSYの活動拠点として、ボランティアの皆さんの宿泊場所として、住民の皆さんの憩いの場として大きな役目を担っていた「ボランティアきずな館」。
閉所前に、一度「ボランティアきずな館」へ足を運んでみませんか?

七ヶ浜のこと・ボランティアバスのことなど、「ボランティアきずな館」にお電話ください!ボランティアバスに乗ろうと思っている人も、まだ行こうか迷っている人も質問等あればお気軽に!

体験を通して、名古屋から出来ること、自分が出来ることを考えて見ましょう!
七ヶ浜の町民の方々と一緒に皆さんに会えることを楽しみにして、お待ちしております!

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☆お問い合わせ☆

【RSY-七ヶ浜 ボランティアきずな館】

TEL: 022-355-7130 (水~日 10:00~18:00)

FAX: 022-355-7131

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

「七ヶ浜国際村第2駐車場 応急仮設住宅」の今。

お世話になっております。RSY飯田です。

七ヶ浜町には、7ヶ所、421戸の応急仮設住宅が建設されています。

その中の1ヶ所「七ヶ浜国際村第2駐車場」の仮設住宅に入居されている方達は、

高台移転の恒久住宅建設のため、今年3月までの退去を命じられています。

七ヶ浜町は空いている土地が少なく、移転先となる建設予定地が、現在応急仮設住宅がある場所になっているのです。

引越先は、他の応急仮設住宅の空部屋や、3月を目処に再建されるなど。

これは、震災後に築いてきた仮設住宅でのコミュニティがバラバラになってしまうことを意味します。

国際村仮設住宅の集会所での話題は、やはり引越しの話。

「あんた、どこさ行くの?」「俺は○○に決まったんだー。」

「△△さん、家できたって。もうここ(集会所)には来れないって。淋しいねぇ。」

復興に向けて一歩ずつ着実に進んでいますが、変わっていく町の様子に心だけが置き去りになっていく感覚になる方もいらっしゃいます。

 

「家建てて戻ったって、周りは空き地だっちゃ。」

「家の前の雪かきは、お隣さんがしてくれるから助かってるわ。」

「この前(12/8)の大きな地震の時、みんなで声掛け合って避難したのよ。

 

家を建てることができても、仮設住宅でみんなで集まって暮らしていた方がいいから。と、仮設住宅に残っている方もいます。

応急仮設住宅は、建設当初は入居が可能でも設備が不足し、後から少しでも快適に過ごせるようにと様々な設備が追加されました。

しかし、「応急仮設」という名前のとおり、1年を過ぎた頃から劣化がみられています。

落ち着いた生活は、いつやってくるのでしょうか。。

 

1.17KOBEスタディーツアーの報告

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局の加藤です。

RSYでは毎年1月17日、スタッフ一同ボランティアさんとともに神戸を訪問しています。2013年も1月16日の夜に名古屋を出発し、1月17日の午前5時46分は神戸の被災地NGO恊働センターで迎えました。今回はスタッフ・ボランティア合わせて12名で参加しました。

 

神戸はRSYの活動の原点です。

その時活動していたメンバーはもちろん、その後活動に加わったメンバーもこの時間を共有することで、それぞれの想いの原点に立ち返ることができるような気がします。

被災地NGO恊働センターで交流をした後、伊川谷工房を訪れました。こちらも毎年訪問しています。参加者の中には昨年一緒にお話した皆さんに会えて喜びの声をあげている方もいました。来年も再会を誓ったそうです。こういった出会いを大切にしていきたいと思います。

 

午後は、今年のスタディーツアーの目玉でもある「復興住宅」についての勉強会です。

長田区で被災された玉龍寺をおかりして、住職の五百井正浩さんと、元兵庫県職員で一級建築士の黒田達雄さんから神戸の復興住宅のお話をお聞きしました。

 

18年間、しっかりとこの問題にかかわり続けたお二人のお言葉は大変重く、まだまだ向き合わなければならない問題は根深く、また東北の被災地への教訓も山積みであるということがわかりました。

五百井さんは、復興は、「被災者が生きる意欲を取り戻すこと」とおっしゃいました。それにはまだはるか遠く、兵庫県内の市町村によっても格差があり、元の土地に戻れないことから、故郷・心のふるさとを失った人がたくさんいることを教えてもらいました。

あと数年で震災から20年を迎える神戸では、このまま今の住宅に住めない「まるで余命宣告のよう」「死ぬまでここにいられると思ったのに…」という声も多く聞かれるそうです。

また、孤独死は今もなお増え続け、ついに1,000人を超えています。主な原因は、避難所から仮設住宅、復興公営住宅の過程毎のコミュニティーの寸断にあったと言われました。

 

このようなお話は、今後、機関紙の特集などでさらに詳しくお伝えしていきたいと思います。

機関紙「あるある」とは?

 

◇参加者の皆さんからの感想を紹介◇

・震災直後や仮設住宅に何度も通ったことで神戸のことはよくわかっていたつもりではあったが、まだまだわかっていない事ばかりであることが分かった。やはり被災地での生の体験は貴重であると感じた。

・毎回ここでしか会えない方と会える楽しみにがあります。昨年お会いできたご婦人3人組に、今年も会う事ができ感激です。来年もお会いできることを楽しみにしようね(^0^)と別れてきました。また行きたいです。

・震災直後1回ボランティアに行ってから18年ぶり、高層住宅が並んでいる様子を見て少しびっくり。その裏では借上住宅の問題、商店街の人通りのなさ、まだまだ課題が残っていると思った。

・参加者の皆さんと仲良くなれたのが良かった。来年もぜひ参加したい。

宮城県七ヶ浜町報告【第117報】子育て支援センターお餅つき大会

皆様

いつもお世話になっております。
RSYボランティアきずな館 郷古です。

このところの七ヶ浜はとても寒い!
全国的に雪が降った一週間でしたが、七ヶ浜町もいっぱい雪が積もりました!

この雪の降る1月15日・・・・この日に行われたイベントがあります。
それは「子育て支援センターお餅つき大会」です。
これまた二部構成でイベントが組まれています。

第一部は 1月15日は小正月!ということで繭玉団子飾りをしました。
よく昔は作っていたこの飾りもなかなか見なくなりました。
小正月の存在自体が薄いのでしょうか・・・?
(かくいう私も良く知りません・・・)

活動報告の前に・・・
ちょっと地域の方に小正月についてインタビューしたものをまとめてみました。

・「1月15日は小正月だよね。確か前後の14日と16日も小正月って言ったような気がするね。昔は「女正月」とも言ってたんだよ。」

・「小正月ねー。繭玉作りするんだって?私たち、繭玉団子飾りの木は買ってこないね。山に行って刈ってくるんだよ。普通は柳の木を使うんだよ。」

・「繭玉団子飾りなんてもうずっと作ってないね。昔はやってたけどさー。小正月っていう言葉もあんまり聞かなくなったよね。」

などなど・・・インタビューした私は「世代によって小正月の知識の差が大きく違う」という印象を受けました。
今回のイベント主役でもある若いママさん達はこのイベントを、どう思って参加してくれているのでしょうか?

 

 

今回の繭玉団子飾りつくりはとっても簡単です。
朝のうちに用意しているお餅を自分手のひらで転がして丸く整え、枝に付けていくだけ!

木の枝を振り回したりしないように、子どもたちが怪我をしないように一緒に作りながら見ていてくれるのは、RSY親子支援イベントに毎度参加してくださっている「ママさんボランティア」の皆さんです。
そしてこちらも毎回お世話になっている、「東北学院大学の学生ボランティア」の皆さん!参加者のお母さんたちを離れ、元気に飛んだりはねたりする子どもたちの遊び相手には若いパワーは必要ですね~。

ママさんたちに小正月について聞いてみました。
・「知ってるっちゃ知ってるけど、でもほとんど意識はしないかなぁー。」

・「繭玉団子飾り作ったことないですね。作りながら他の人の作品を見て「あーなんか見たことあるー」って思い出しましたくらいですねー」

ボランティアの学生さんも「小正月ですか・・・詳しくは知らないです」
と繭玉団子飾り作りはあまり知られていない・・・・と思いきや

・「うちでは唯一やらない年間行事なんだよ。ほかのはほとんどやってるよ!本当は小正月には小豆粥とかも食べたりするんだよ!」
と企画者(下調べが万全でない)が知らない情報を教えてくれた人もいました。

知っている人は知っている、知らない人はほとんど知らない・・・。
そして若い世代はなかなか知る機会がないことが判明・・・!

知ってもらうためにも、伝統の季節行事を楽しみながらできるように企画していきたいと思います! 子どものころの記憶って結構大事ですしね!

 

第二部は「お餅つき大会」です!
新潟のニコニコ団というお餅つきをしてくださる団体さんをお呼びして開催しました。
にこにこ団の皆さんは、前日大船渡でお餅つきイベントをしていて、車で七ヶ浜にいらっしゃる予定でした。しかし、
大雪のために道が混雑してしまい、予定より少し遅れましたが無事七ヶ浜に到着。

疲れているはずなのに、
「遅れてすみませんでしたっ!休憩とかはいいのですぐやりましょう!」
とこちら側がびっくりするぐらいのエネルギッシュな方々ですぐさま準備を始めました。

にこにこ団の皆さんの餅つきとは他の餅つきとは少し違う「わっしょい餅つき」というもので、体も使い、声も出しながらみんなで楽しみながら行う餅つきです。
お母さんたちも頑張りました!

みんなでついたお餅は柔らかくて、とっても美味しかったですね。
外は雪でしたがみんなで歌って、踊って、会場はとても暖かくなりました!

今回は大雪となり、お客さんが少し少なかったのですが、逆にあの大雪の中で来てくれたお客さんとボランティアさんたちは本当に感謝しています。
みんなで楽しめる企画を、七ヶ浜の町民の皆さんと作っていけたらと思います。


主催:七ヶ浜町子育て支援センター
協力:未来予想図実行委員会、にこにこ団、東北学院大学 – 災害ボランティアステーション 、レスキューストックヤード