宮城県七ヶ浜町報告【第138報】暑い!熱い! 七の市商店街第二回「んめぇのあっと市」開催!

皆様

お世話になっております。RSY郷古です。
七ヶ浜町の8月30日(金)の最高気温は32℃、しかし風は吹けば少し寒い・・・。
徐々に秋に近づいているということが分かります。
さて、今回は毎月行われている七ヶ浜町仮設店舗七の市商店街のイベント「んめぇのあっと市」の8月号の様子をご紹介します。
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去る8月25日(日)、まだまだ暑い日が続いている七ヶ浜町。
七の市商店街ではその熱気に負けず頑張る商店主さんたちの姿が・・・。
第二回「んめぇのあっと市」の開催です。

ステージイベント盛りだくさんな今回・・・。
それをサポートするのは町内外から駆けつけてきてくれたボランティアさんたちです。
七ヶ浜シャルソン実行委員会の皆さん(9月7日に七ヶ浜町内で行われるイベント実行委員です。詳しくはコチラ!)、関西学院大学からボランティア団体「一歩スマイルプロジェクト」の皆さん、かんなぎ町内会の有志の皆さん、店主さんと個人的なつながりのある個人ボランティアさんなどなど総勢20名で盛り上げてくれました。

幕開けはラムネ早のみ大会!
七ヶ浜の地区のお祭りなどで開催している「ラムネ早のみ大会」
町内ではメジャーなイベント(?!)です。
子どもから大人までという無差別級な大会になりました。
ラムネ早のみ一本勝負!

商店街は止まりません。続きましては・・・
「暑さなんて吹っ飛ばせ!裏夢麺早食い大会」
☆裏夢麺とは・・・
夢麺の看板メニューである『夢麺』に反して、辛いラーメンです。
ただ辛いのではなく特製スープと絡まって、後引く旨辛さがポイント!
町内でもファンが増え続けている人気メニューの一つです。
そんな辛いラーメンを今回、「7分で食べれたら無料!」という企画です。
初めて食べる方も、ファンだという方も合わせて5名が出場。
暑い中、熱くて辛いラーメン・・・ 作った張本人が見守る中・・・
なんと・・・男性の方はスープまで飲み干そう!というルールも加わり大接戦。
みんなが囲んで、応援する中で食べれたのが3名!すごい!他2名はタイムアップでした。
(※女性は七の市商店街の八木原美容院の店長さんです!なんと・・・食べきりました!)

ラーメンを食べている人たちを見ていると応援側はお腹がすいてくる?!
ラーメン対決終了後、これまた特別企画の「流しそうめん」で観客のみんなも満足満足!
なぜかブドウやプチトマトなどが流れてきて”楽しい”流しそうめんになりました。
みんな大好き流しそうめん!上手に取れるかな?

七の市商店街のイベントには子どもたちが多く来てくれます。
そんな子どもたちを楽しませるためにかんなぎ町内会の有志の皆さんが毎回出してくれているのは、ミニ四駆のフリーコース!
今回はそれに加えて、一歩スマイルプロジェクトの皆さんによる子ども工作教室が開かれました。子どもたちは思い思いに楽しい時間を過ごして嬉しそうに帰っていきました。
上手にできるかな?傘袋ロケットと魔法のステッキ作りミニ四駆フリーコース

今回はボランティアさんから住民の皆さんに手作りブレスレットのプレゼントもありました。
商店街の店主さんを応援したい!と言ってこの日のために手伝いに来てくれたようです!
手作りブレスレットプレゼント

七ヶ浜町のみんなの心の拠り所になるため頑張る「七の市商店街」をRSYはこれからも応援します!来月は9月29日(日)です!

山口県豪雨水害支援 萩市『夏の思い出“縁日”』

みなさま

お世話になります。事務局松永です。

8月28日(水)に、萩市ボランティアセンター(旧奈古高校須佐分校)にて須佐・田万川の子ども達を対象に「夏の思い出“縁日”」が開催されました。

この縁日は、夏休みが始まったばかりの7月末に発災。その後、地域のイベントは中止になり、子ども達が悶々とした日々を過ごしている中、住民から「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまった。せめて子どもが楽しめる企画をやりたい」と声が上がりました。そこで、現地支援を行っている団体・個人が協力して子ども夏祭りイベント「夏の思い出“縁日”」を盛り上げることになりました。

 

天候にも恵まれ、未就学児から高校生までの子どもたち200名以上、そのご家族も合わせると300名近くの地域の方々が来場しました!

 

RSY事務所でパック化した文具セットを参加してくれた子ども達にお渡ししました!

※文具パック化作業の様子は→こちら

 

縁日では、飲食のブースと催し物のブースを準備しました。飲食ブースでは、綿菓子・ポップコーン・カレーライス・フライドポテト・かき氷・フランクフルト・フルーツポンチ・焼きそば。催し物では、ヨーヨー釣り・足湯・マジック・似顔絵・輪投げ・ビンゴなどがありました。これらは外部支援者から無償で提供されました!

 

 

レスキューストックヤードは、震災がつなぐ全国ネットワークとして、お手伝いさせて頂ました。

震災がつなぐ全国ネットワークでは、フルーツポンチ・ヨーヨー釣り・フランクフルト・文具セットや石鹸セットの提供しました!

子ども達に「フルーツポンチはいかがですかー?」と言うと「あとでたべる!このかき氷たべたあと、カレーライスたべて、フライドポテトたべて。あ、わたがしもあったなー。さいごにくるねー。」と楽しそうに飲食ブースを回っていました。

 

フルーツポンチ300食・フランクフルト300食・ヨーヨー釣り200個を準備しましたが、好評でなんと完売しました!

 

また萩市災害ボランティアセンターが、これまでの災害ボランティアセンターの活動の様子や自分の町で起こったこと等をスライドショーにして上映しました。地域の方々の真剣に見入る姿が印象的で、中には涙を流す方もいました。

 

今回は、須佐・田万川地区の約250名の子ども達を招待しました。その中で8割以上の子ども達が『夏の思い出“縁日”』に参加してくれました。夏休みの楽しいイベントが水害によって軒並み中止となったため、こういった楽しく遊べるイベントを待ち望んでいたことが伺えました。

 

山口県萩市では、仮設住宅40戸(3か所)を建設予定です。その内の1つは萩市ボラセンの敷地内に10数戸の仮設を建設するため、土台作り(整地・砂利引き等)が既に始まっていました。市は9月中旬から約30人態勢で、「復興局」を新設、被災者支援を通常業務から切り離し専門職員に担わせるとのこと。復興まで3年以上はかかるとしており、仮設入居後の個別ケアやコミュニティー作り等、今後も息の長い支援が必要になってきます。

 

 

○主催 萩市災害ボランティアセンター

○協力 震災がつなぐ全国ネットワーク(ADRA Japan・レスキューストックヤード・被災地NGO協働センター)・ピースボート災害ボランティアセンター・ひのきしん隊・ボーイスカウト・ピエロのPちゃん・公益財団法人シャンティ国際ボランティア会×山口県曹洞宗青年会・ジャパン・プラットフォーム・じょうじ亭

 

●メディア 山口テレビ 2013年8月28日19:16 県内ニュース

http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CAT=News-Local

●萩市災害ボランティアセンターからの報告

宮城県七ヶ浜町報告【第137報】オープンから一ヶ月!にぎわう!きずな公園!

皆さま

お世話になっております。RSY郷古です。
RSY七ヶ浜事務局は「浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター 」の一部を間借りして運営しております。そこから歩いて5分程の近くに先日オープンしたきずな公園があります。

※オープニングセレモニーの様子はこちら

天気のいい日はみんな遊びに来てくれているみたいで、ボランティアセンターの近くまで子どもたちの笑い声が聞こえます。 遊びに来てくれている子どもたち、そのご家族、お散歩に来ている皆さん、隣接されている仮設住宅にお住まいの皆さんの声を聴いてまいりましたので、ご紹介します。

【遊びに来ている子ども/ご家族】
・この鉄棒でさかあがりの特訓をする!学校では恥ずかしくてやれないから。絶対できるようになってやる!

・日陰もあっていい公園ですね。海の方から風が吹いていて気持ちがいい。カラフルな遊具に孫たちも喜んでますよ。

・「おばあちゃんが七ヶ浜に住んでいて良かったぁ」って孫から言われたのよ。なんで?って聞いたら「僕のいるところ遊べる公園がないんだもん」って言ってたんです。孫が遊びに来ることが増えるかもしれないねぇ、アハハ。

・ 子どもたちが楽しそうにしてるのはいいんだけど、目を離すと仮設住宅の方にいっちゃうんだよね。うるさくないかなぁ。たぶんうるさいと思われているんだろうね。

すべり台大好き!すんごいたのしい!
【お散歩に来ている住民の皆さん】
・公園ができたって聞いて、散歩コースを変えて公園まで来るコースにしたの。階段とかあって大変だけど景色もいいし、いいところだよねぇ。

・この花壇に「はまぎく」を植えたんだってね?「はまぎく」は良いよ。町花だし、今の七ヶ浜町に合っている花言葉だよ。花が咲くのが楽しみだ。
※はまぎくの花言葉「逆境に立ち向かう」

楽しいねぇ~♪誰もがアイドル!
【近隣の仮設住宅にお住まいの皆さん】
・子どもたちの声が賑やかで私たちも元気になるね。結構土日とか遊びに来てるよ。

・「一般通路」が少し遠いよねぇ、一般の人でも「ベビーカー/車椅子専用通路」を使って、近道をして公園に行く人がいるよ。

今日はピクニック!きずな公園の隣は仮設住宅です。

 

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「きずな公園に遊びに行こうよ!」

友達を誘い、公園へ向かって走っていく子どもたちの笑顔が眩しいです。

株式会社セーヌライン様より、アルコール消毒液をご寄付いただきました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

 

RSYと同じく、名古屋市東区にある「株式会社セーヌライン」様より、被災地での支援活動に役立ててほしいと、アルコール消毒液(1L×12本)43箱をご寄付いただきました。被災地支援活動へのご理解ご協力に御礼申し上げます。

 

本年度は、全国各地で大雨被害が続いており、床上・床下浸水など被害も甚大です。
被災された住民の方々、地元の社会福祉協議会や地縁団体、外部支援者などが、住民に寄り添う形で、復旧に向けた作業が日々続けられています。

 

大雨の影響により川から溢れた泥水や土砂は、汚物などを巻き込む場合もあります。
そのため、床上・床下などに溜まる汚泥は、雑菌の繁殖など衛生的によくない状態でもあります。

 

安心安全に復旧活動を行うためには、衛生面の管理は一つの大きな課題です。
ボランティア活動後の手洗・消毒、家屋内の拭き掃除の際など、今回ご寄付いただいたアルコール消毒液が、衛生面の管理で活躍してくれます。

 

被災地での支援活動の際に、ご寄付いただいたアルコール消毒液を使用させていただきます。
また、本日搬入作業にお手伝いいただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。

 

  

【アンケートご協力のお願い】8/8の緊急地震速報、あなたはどう動いた?!

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

8/8(木)夕方に緊急地震速報が鳴りました。結果としては誤報でしたが、これが本当だったら…?あなたのとった行動はあなたや大切な人を守ることができる行動でしたか?

RSY事務所では、事務所に設置してある緊急地震速報受信機が「あと6秒で揺れます、予測震度は5強」と鳴ったことから、急いで机の下にもぐりました。

他の人はどうだったんだろう…、と気になり、色々な人に話を聞いてみると、「何もしていない」という人が以外にも多いことにびっくり。

次に本当に大きな地震が来たときに、多くの人がいのちを守る最初の行動がとれるように、まずは今回の振り返りをしてみたいと思います。

◆アンケートはこちらのURLからひらいて回答してください。

※アンケートの募集は終了しました。

※最後の設問の「メールアドレス」を記入していただいた方には後日集計結果をお知らせさせていただきます。またその目的以外には使用いたしません。

何もなかったからよかった…ということだけでで終わらせないように。
そして、次も「また誤報だろう」というようなことにならないように。

★9/11には「シェイクアウト」訓練が久屋大通周辺で行われます。
3分でできる防災訓練に参加して、「しゃがむ・かくれる・まつ」のいのちを守る3ステップを改めてやってみましょう!
http://hisaya-oodori.jp/bousai/

山口県萩市須佐地区の子どもたちへ、文具セットをお送りしました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

過日よりRSYはじめ、震災がつなぐ全国ネットワークや協力団体と連携し支援を続けております、山口県萩市須佐地区での豪雨水害から間もなく一カ月が経とうとしております。現地では、引き続きボランティアと住民が協力し、復旧に向けて日々歩まれています

 

日々の復旧復興に尽力される中、住民から「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまった。せめて子どもが楽しめる企画をやりたい」と声が上がりました。これを受け、8月28日(水)に地元(災害ボランティアセンターや地縁組織など)と外部支援者で、子ども向けの夏祭りを実施することとなりました。

RSYでも子ども夏祭りに協力しようと、震災がつなぐ全国ネットワークや協力団体と連携し、ブース出展や当日のお手伝いをします。
RSYからは、8月27日(火)から28日(水)まで、スタッフの松永を派遣予定です。

 

そして名古屋市からできることとして、お祭りに遊びに来た子どもたちのためにお土産を渡せないかと思い、今回の文具セットのパック化を行いました。
パック化は、本日より一カ月、RSYでインターンしてくださる名古屋市立大学の学生さんが頑張ってくれました。

今回のパックは、新学期応援文具セットと題し、ノートや鉛筆、消しゴムなど計7点の文具をパックにさせていただきました。パック化に際する物資は、様々な企業や個人の方から寄付いただいたもので、港区にある東海建設さんの倉庫をお借りし保管しています。

 

パック化中の学生さんからは・・・

・この色は女の子がもらったら嬉しいかもね
・小学生ってなんだか懐かしい。当時何が好きだったかなぁ。今の小学生は何がすきなんだろ?
・ノートも古いものがあって、(紙が焼けて)汚れているからキレイなものを入れよう
・男の子っぽいのと、女の子っぽいのがたまに混ざってしまうけど、これをきっかけに交換とかして仲良くなれるといいね などなど。

 

学生さんたちが、貰う子どもたちが嬉しいかどうか、相手の身になって考え作業してくれる姿がとても印象的でした。

みんなの気持ちが子どもたちにも届くことでしょう。

 

子どもたちの夏休みの思い出に、笑顔あふれる楽しいお祭になることを願っております。
また、一日も早い復旧復興をお祈りしております。

 

    

 

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7.28山口県への水害 現状報告と今後の支援について

皆様

RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県萩市(須佐地区)・山口市(旧阿東地町)での水害支援につ
いての現状と今後の支援に関するご報告です。

現在震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)を通じて阿東町入りしている頼政さん(被
災地NGO協慟センター)と、継続的に萩市災害ボランティアセンターにて活動を行って
いる佐藤さん(ジャパンプラットフォーム)からの報告、地元災害ボランティアセンターか
らの情報発信と合わせてお知らせします。

※なお、RSY松永は8月12日で一旦現地を離れています。

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〇被災地の様子
【萩市須佐地区の様子】
・お盆中も活動は継続され、連日500名以上のボランティア募集の呼びかけがあります
が、実際は1日平均200~300名に止まっています。被災件数が多かったこともあり、ま
だまだ人手が足りません。当初は大量ボランティアによる活動時期を今月一杯と見込ん
でいましたが、ニーズ件数はまだ多く大変厳しい状況となっています。引き続きボランテ
ィア募集の呼びかけが継続されています。

・須佐地区では「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまったので、せめて子
どもが楽しめる企画をやりたい」と住民から声が上がりました。これを受け、8月28日(水)
に地元(災害ボランティアセンターや地縁組織など)と外部支援者で、こども向けの夏祭
りを実施します。RSYでは8月27日~28日にスタッフ松永を派遣し、震つな加盟団体と共
にお手伝いします。
【山口市・旧阿東町の様子】
・お盆明けより活動が再開されていますが、連日250名以上のボランティア募集に対して
ボランティア活動実数は150名前後にとどまっています。今月末で泥かき等の大方の清
掃作業には目途を立てる見込みですが、そのためにはもう少し多くのボランティアの力が
必要です。

・高齢者が多い地区であり、遠慮や気兼ね、よそ者に対する抵抗感などあもり、いまだに
作業に入れない世帯もあるようです。このような世帯には、地元社協や地域包括支援セン
ター、外部支援者等が連携して連日お宅を訪問し、声掛けを継続しています。

・被災地NGO協慟センター同地区の避難所で行った足湯ボランティアでは
「今日も一日泥かきと片付け、家は柱と屋根しか残ってなくてね。流されちまえばなんもな
いけど、残ってるから。今は、泥かき終わったけど、小さい粒子が流しても流しても取れなく
て、今度大工の人呼んで取って貰うつもりでね。まだまだ終わらないんですよ。人の家を転
々としていたが、迷惑掛かるしね、作業の内容が変わってきたから、この避難所で泊まりま
す。みんな、自分の家がいいゆうて帰りよるけど、みんな実は寝付けてなくて、私もそうでし
たから。」

「この前農協を退職して、これからぼつぼつやろうと思ってた矢先、稲も牧草もやられたから。
JAから保険があるからまだしも、保険の内容的に対応してくれなかったりもあるから。牛舎と
家が離れていたから家が流されなかった。ボランティアさんのおかげでさっと復旧したけど、
これからどうしようね。」

などのつぶやきが聞かれています。

12日に一旦現地を離れた松永からも「ボランティアが頑張っているから!」と一緒に汗を流す
住民の姿が多く見られが作業後に畳の上で大の字になって寝ている方もおり、気を張ってい
るうちはいいが盆明けに疲れがドッと出て体調を崩すのではないかと心配」という報告が上が
っていました。

泥かきや土砂の撤去など大まか作業は終息しても、本当に安心して暮らすための環境整備
にはまだまだ時間がかかります。ボランティアへの感謝の声も多く聞かれますが、住民の不安
や気の抜けない状況が続いていることが読み取れます。

また、頼政さんの報告によれば、町の9割が農業従事者とのことで、田んぼへの土砂流入の
被害やリンゴ園の被害も多く出ており今後の再建支援が課題となっています。
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高速道路無料措置
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山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両高速道路無料措置が8月末まで実施!

★詳細はこちらから
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10900/a10900bousai/201308060001.html

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宮城県七ヶ浜町報告【第136報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第1号](2013年7月1日~7月31日)

皆さま
お世話になっております。RSY郷古です。
これから「月刊つぶやき」と称し、七ヶ浜町で聴いた住民の皆さんの声を定期的にご紹介したいと思います。足湯ボランティアで聴いたつぶやきから、日常のお茶飲みの場、地区の催し物などで出会った七ヶ浜町民の「今の声」を届けたいと思います。

震災から2年と5ヶ月が経過しました。
七ヶ浜町の住民の皆さんの日常生活が震災前から震災直後、そして現在・・・様々な形で変化をしています。現在、被災を受けた七ヶ浜の皆さんの日常が今どのような状況にあるのか?
私たちRSY七ヶ浜事務局は皆さんの話すつぶやき中で、現在の暮らしの状況や未だ癒えぬ震災による大きな傷を垣間見ます。

つぶやきからは被災者の様々な現状を聴くことができます。
震災の記憶、生活の現状、家族について、主だった内容をトピック別に分類してご紹介します。

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【仮設をめぐる住宅環境】
○ここの仮設住宅は(木造なので)しっかり作られている。同じ仮設なのに(プレハブと木造)で違うからいざこざもあるみたいですよ。江戸時代には80mの津波が来たという記録もあります。100mの津波が今後来ないとも言い切れない。東海の方も大変ですよ。
(40代:男性)

○前は農家をやってたのに・・・。その頃は規則正しかったのに、今はリズムがバラバラになっちゃって身体までリズムがおかしくなっちゃったよ。いとこが埼玉に住んでいて前は家に遊びに来てたのに、ここじゃあねぇー。
(40代:女性)

○左手変なんだ。分かる?第一関節から第二関節の間の部分の水かきが薄くなっている。左手首の筋が腫れている。それと、子供を育てるために縫い物たくさんやったから右手首が腱鞘炎になってしまった。
(高台移転地確保のため、別の仮設への移転を余儀なくされた)他の仮設から引っ越してきたんだ。引越しは行政にやってもらった。写真撮って、おんなじ場所に家具を置いてもらったから良かった。流された家は築17年しか経ってなかった。仕方ない。
(70代:女性)

○最近天気悪くて、洗濯物乾かすのが一苦労なの。ウチは3人部屋があるんだけど4人家族の洗濯物って一部屋の半分くらい占領するの。なかなか大変。今日も雨だって言ってたから、昨夜部屋に乾かしてたけど、今日は晴れたでしょ?天気のありがたみを感じています。
(50代:女性)

【足湯】
○足湯って気持ちがいい!腕(のもみほぐし)も気持ちいい。これ本当にいいんだよねぇー。
(9歳:女の子)

○足湯に初めて来たの。今日は外出する用事がなかったから来てみたの。結構気持ちが良いのね。
(70代:女性)

【ボランティア】
○(ボランティアの人たちと出会って)いろんな人から手紙をもらった。いろいろな出会いがあって良かったと思っている。
(70代:女性)

○私は血圧が高い、薬を飲んでるよ。手がいつもしびれてるんだ。転んで左手首骨折したこともあるよ。たまに痛い。足は右のほうが悪いんだ。ボランティアさん来てくれてありがたい。
(70代:女性)

【なにもすることがない】
○いつもなにしてるって?なにもしてねぇよ。テレビみてるだけだ。けど散歩はしているよ。ここの仮設の周りをぐるっと回るんだよ。
震災前はさ、温泉に結構行ってたんだよ。鳴子温泉とかにな。一週間くらい泊まりがけで行っていた時もある。震災後は温泉行けてないなぁ。行きたいなぁ。
俺の手さ、大きいだろ?片手で八寸くらいあるんだ。昔は大工をやっていて工務店を開いていたんだ。
娘が香港に住んでいて、今度一週間こっちに来るんだが、泊まるとこなくてよ。仮設じゃ狭いしな。ホテル取らないといけないなぁ。
100坪以上あった土地にはなにもない。すべて流された。写真も一枚もないし、どこいったんだか。
(70代:男性)

【生きがい】
○昔は漁師をやっていたんだ。今、家で携帯ストラップを作ってるよ。あんたにもやるよ。
(70代:男性)
【家族・親族】
○娘がね、石巻にいて「来ないか」って言われてるんだけど、でもさぁ。近すぎるとやな所みえちゃうからさぁ。孫は3人いてかわいんだけどねぇ。
(60代:女性)

【健康・介護・福祉】
○心筋梗塞をやってたからねー。薬飲んでんだけど、すぐこうなるんだ(手のあざを見せて)
どうせ何もしないんでいるんだから・・・
(60代:男性)

【津波】
○手の甲、足にキズがあるだろう?津波にのまれてガレキの下敷きになった。頭も縫った。形成外科ってあるだろう?あそこで手術したんだ。あの時は(病室が)一杯だったから、一週間で外に出された。最近ようやくキズの痛みが取れてきた。
(70代:男性)

【将来設計】
○お父さんは手先が器用だけど、私は大雑把でねぇ。ずっと畑仕事をしていたんだ。前の家は大きかったから、野菜を作ったりしていたんだけど、それができなくなってね。住宅ができてまたできるようになればいいけど。また引越して周りが変わるのが心配だね。
(70代:女性)

<8月21日更新>【ご案内】七ヶ浜わかめ養殖漁師応援企画『サンドバッグづくり』

みなさま
RSYが活動拠点を置く宮城県七ヶ浜町で、復興に向けてがんばってい
るわかめ養殖漁師さんへの応援企画が下記の通り開催されます。
きずな工房やきずな公園設置運営等でもRSYと繋がりの深い、ブラザー
工業株式会社様よりご案内を頂きましたのでお知らせします。
※以下転送歓迎
============================
ブラザー工業株式会社主催
~わかめ養殖に取り組む漁師さんの応援プロジェクト~
「サンドバッグ作り」参加者募集!(活動場所:名古屋市)
============================
皆さんも、七ヶ浜の「わかめ養殖」を応援しませんか?
津波の被害にあった七ヶ浜町の漁師さんたちが、七ヶ浜でわか
めの養殖に挑戦しています。
その際に使用する漁具の「サンドバッグ(砂袋)」をミシンを
用いて作成し、漁師さんを応援します!
作成枚数の目標は、800枚。すでにブラザー従業員により製
作された700枚に加えて、のこり100枚のサンドバッグを
皆さまと一緒に製作したいと思います。
ミシンや材料は、ブラザーで用意いたします。また、作業はブ
ラザー従業員ボランティアがサポートしますので安心です!
 「ミシンは初めて!」という方でも、気軽にご参加ください!
● 募集要項●
・対象: 七ヶ浜復興応援サポーターの皆様(七ヶ浜に縁のある方、
関心のある方、どなたでも大歓迎!です。)
※ミシン作業につき、中学生以上を対象とします。
・活動日: 8月24日(土)
 以下の時間帯のうち、いずれかをご指定ください。
【A】13:00~14:30 【B】14:30~16:00
【C】16:00~17:30
・活動場所: ブラザーコミュニケーションスペース
(〒467-0851 名古屋市瑞穂区塩入町5番15号)
※名鉄名古屋本線「堀田駅」下車。徒歩2分
※地下鉄名城線「堀田駅」下車1番出口。徒歩3分
※マップ
・定員/参加費:各10名(合計30名)/参加費無料
・持ち物: 特に不用
※生地、ロープ、針、糸などの材料は全て準備します。
・保険等: 当方にてイベント保険に加入いたします。
【申し込み・問い合わせ】
※申込方法: 申し込み期間中に、お電話でブラザーへ直
接お申し込みください。
・申込期間: 8月19日(月)~8月23日(金)
 10:00~17:00
・申込先: 052-824-2311
 ブラザー工業(株)ボランティア事務局(田中・間瀬)
【主催/運営協力】
ブラザー工業株式会社コーポレートコミュニケーション部
従業員ボランティアチーム「わかめ応援隊」

【ボランティア大募集!】8/30~9/1 食べて飲んで東北を応援!@みちのく地ビールフェスティバル

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

暑~い夏、ビールが美味しい季節ですよね!

せっかく楽しく飲んで食べるなら…
東北のビールやお酒、ご当地の美味しい物を食べて盛り上がりたい!

さて、8月30日から9月4日まで、栄の矢場公園で
「みちのく地ビールフェスティバル」が開催されます!
RSYは8/30(金)~9/1(日)まで、七ヶ浜応援屋台を出展します。

出店内容は、七ヶ浜のお母さんたちが漬けた美味しい漬物、
七ヶ浜と言えばやっぱり海苔!これまでのイベントでも人気の「おやつのり」、
七ヶ浜町の仮設商店街にある魚屋さんから仕入れた焼きイカ、を予定しています。

RSYでは七ヶ浜応援屋台をお手伝いしていただけるボランティアさんを募集します!一緒に屋台を盛り上げましょう!

●ボランティアの皆さんの活動内容
・事前の準備(看板作り、漬物のパック化、など)
・当日(搬出入、屋台での販売、声掛け、など)
※9/1(日)車を出していただける方を募集しています!

七ヶ浜以外の地域のご当地グルメも一緒に楽しめますよ!
また、このイベントではお買いものの一部が被災地への寄付金となります。
ぜひ、みんなで楽しみながら、被災地を継続的に応援していきましょう。

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●申し込みはこちらから●
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【1】名前:
【2】ふりがな:
【3】連絡先・携帯番号:
【4】連絡先・メールアドレス:

【5】参加できる日:
(  ) 8/30(金)13:00~21:00
(  ) 8/31(土)9:00~21:00
(  ) 9/1(日)9:00~21:00
(  ) ※9/1の車での搬出入9:00~21:00
※一部の時間帯に限られる場合はその旨お書きください。
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★当日の集合場所・時間などの詳細は申し込みしていただいた方に個別にご連絡します。

調整をさせていただくため、返信に少し時間がかかるかもしれませんので、ご了承ください。

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■イベント全体のボランティアも募集しています!■
※現在人手が全然足りていません!ぜひぜひご参加ください。
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RSYの七ヶ浜屋台だけでなく、全体のボランティアにご協力いただける方はこちらのURLより、詳細を確認してお申込みをお願いします。29日の準備からお手伝いいただける方を募集しています!

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このイベントは、「みちのく屋」さんの声掛けから始りました。
震災から2年以上が経ち、被災地外では震災が過去のことになっていない…?!
2年経ったからといって、このまま風化させてはいけない!
もっと今の東北を知ってもらおう、東北の伝統芸能や食文化を知ってもらおう、そして東北の美味しい物にふれることを通して、無理なく長く続けられる応援につなげよう!ということを目的に企画されました。

愛知県内で支援活動を続ける他の団体の皆さんと一緒にRSYも参加します!

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