東北地方太平洋沖地震について【第 2 報】

皆様
RSY事務局加藤です。
震つな事務局に入ってきている情報を整理してお伝えします。
○ディー・コレクティブ(山形県)
11日17時の時点で、県域で停電、県庁も補助電力で稼働している状態。県庁では連絡会を設置し、情報収集に努めている。
○ハートネットふくしま(福島県郡山市)
11日17時56分にパソコンが復旧。事務所内はグチャグチャで、市内でも火災発生やビル倒壊の情報が入っている様子。余震が続く中、理事長の吉田さんは、市役所・社協・県庁災対本部を訪問する予定。
○とちぎボランティアネットワーク(栃木県宇都宮)
11日の14時46分に発生した地震で震度6強を観測。事務所のガラスが割れるなどの被害がでた。発災後、しばらく連絡がとれない状況が続いたが、夜になってようやく連絡がとれた。引き続き現地の情報提供をお願いしている。

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東北地方太平洋沖地震について【第1報】

皆様
RSY事務局の加藤です。
ご承知のとおり、本日14時46分頃、宮城県北部で震度7の地震が発生しました。
宇都宮のとちぎボランティアネットワークでは、ガラスが割れる被害が確認されました。被災地NGO恊働センターの吉椿雅道さんが、先ほどとちぎボランティアネットワークを目指して出発しました。震つな関係者は栃木に参集し、宮城の状況を確認しながら支援活動を行いたいと思っています。

新燃岳噴火災害について[第 37 報]

皆様
RSY事務局大谷です。
本日3月10日(木)の報告をさせていただきます。
昨日に引き続き、中越・KOBE足湯隊の頼政良太さんと、被災地NGO恊働センターの法化図知子さんと一緒に活動しました。
なお、大谷は本日名古屋に戻りました。
今日は、午前中にボランティア募集のため高原中学校、高原高校、小林中学校、小林高校、小林秀峰高校の5つの中高にボランティア募集のチラシを配って回った。早速午後に小林高校から問い合わせがあった。都城と高原のボランティアセンターで一度断られたことがあったそう。学校で「ボランティアをしよう」という動きがあるようで、何人か集まっていただけることが期待される。また、ボランティア部がある高校もあった。

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新燃岳噴火災害について[第 36 報]

皆様
RSY事務局加藤、大谷です。
本日3月9日(水)の報告をさせていただきます。
なお、加藤は本日名古屋に戻りました。
本日は、中越・KOBE足湯隊の頼政良太さんが再び現地入りし、引き続き被災地NGO恊働センターの法化図知子さんと一緒に活動しました。
本日で青山学院大学の学生が活動を終了した。彼らがいなくなってしまい、ニーズに対してボランティアの数が一気に減ってしまった。やはりいかにボランティアを集めるかが課題だ。明日ボランティア募集の呼びかけのため、いくつか高校を訪問する予
定。「週末にボランティア活動をすること」などが定着してほしいと思う。
午後に住民のMさんの紹介で、ニーズのあったAさんのお宅を訪問した。敷地一面に3センチほどの灰が積もって固まってしまっていた。また、瓦がずれ、ソーラーパネルが割れてしまっていた。

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新燃岳噴火災害について[第 35 報]

皆様
RSY事務局加藤、大谷です。
本日3月8日(火)の活動報告をさせていただきます。
昨日に引き続き被災地NGO恊働センターの法化図知子さんと青山学院大学の学生ボランティアと一緒に活動しました。
今日は椎茸農家さんを訪ねた。(以前に大谷が訪問した農家さんとは別のところ)。
Hさんは2ヘクタールくらいある椎茸の山を3つ所有しており、まだ1つ目の山しか終わっていないとのことだ。「とにかく早く原木から採って捨ててしまいたい。」その理由は、「灰がかぶって売り物にならない椎茸がついたまま成長していて、それが木の養分を吸い取ってしまう。」や、「もう売り物にできない。健康被害が心配で、これまでブランドとしてやってきた品質にキズがつくと、それですべておしまい。」などである。しかし「最初に灰をかぶったものは捨てた。その次の世代のは、もったいなくてとってある。なんとかならないか、希望を捨てられない。」という気持ちもある。「椎茸は成長を待つのに2年はかかる。うちも親戚も椎茸だけで生活してる。今年はもう収入は0だと思う。売れても1/3の価格。採算があわない。」「国の偉い人がきたけど、「頑張ってください」というだけ。何の保障もない。団体で国に訴えるにも椎茸農家の数が少なすぎる…」などの話を聴いた。また自宅の掃除はまだ手をつけておらず雨どいも屋根もそのまま、「自宅のことはいいの、とりあえずこっち。生活かかってるから。いつも手伝ってくれる人たちは自宅のことで大変だから、他に誰か手伝ってほしいのよ。」とのことだった。

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【防災の森づくり 川づくり】CBCラジオの取材を受けました

 皆さま
 お世話になっております。スタッフの関口です。
 先週の報告会で無事、今年度の事業を終了した「防災の森づくり 川づくり」について、CBCラジオさんの取材を受けました。収録の様子が「CBCラジオ グリーンマップblog」にアップされています。事業の概要もうまくまとめてくださっていますので、ぜひご覧ください。
 また、この事業は4月からの新年度、「モリコロ基金」の助成を受けてバージョンアップした形で継続されることが決まりました!
 今回の「お魚のゆりかご」のような里山の粗朶(そだ)や間伐材を組み合わせて河川を整備する「河川伝統工法」を活用した親水公園のモデルを、子どもたちとともに提案していこうというプロジェクトです。随時、当ブログなどで報告していきますので、こうご期待です。

新燃岳噴火災害について[第 34 報]

皆様
RSY事務局加藤、大谷です。
本日3月7日(月)の報告をさせていただきます。
昨日に引き続き被災地NGO恊働センターの法化図知子さんと青山学院大学の学生ボランティアと一緒に活動しました。
本日も引き続き役場で足湯をさせていただき、「評判を聞いて来た」、「2回目だけど来た」という声をいただいた。また昨日の永代経での足湯がとてもよかったとお寺を訪ねてこられた方や、「灰がかぶってしまったものだけど」とほうれん草を持ってきてくださった方もいらっしゃった。お配りした全国から届けてくださったお菓子を、「こんなにいただけたよ」と早速近所の方とお茶しながら食べられたそう。たくさんの人がずっと応援していることを、寄り添いの中で伝えていきたい。

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ハウジング&リフォームあいち2011に出展しました

 皆さまhousing&reform.jpg
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 お世話になっております。3月4-6日の3日間、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開かれた「ハウジング&リフォームあいち2011」にブース出展しました。
 住宅や建材、設備メーカーなどに混じって、「地震による被害実態」を伝えるコーナーの一画で、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などの被災地の写真を展示したり、2009年度にモリコロ基金の助成事業として半田商業高校の生徒たちと製作した防災教材を放映したりしました。
 また、名古屋きた災害ボランティアネットワークの皆さんの協力で、NZ地震でも見られた液状化被害の原理や、家具固定の効果などを手作りのキットで紹介。親子連れの来場者に関心をもってもらえました。
 特設ステージでは市町村をPRする「ゆるキャラ」とのイベントに「防災クイズ」のデータを提供。子どもたちが地震の知識について○×形式でクイズに答え、勝ち残った子どもたちはプレゼントをもらったり、名古屋市のキャラ「はち丸」たちと記念写真を撮ってもらったりするなど、楽しい雰囲気で防災について学んでいました。

新燃岳噴火災害について[第 33 報]

皆様
RSY事務局加藤、大谷です。
本日3月6日(日)の活動報告をさせていただきます。
昨日に引き続き被災地NGO恊働センターの法化図知子さんと青山学院大学の学生ボランティアと一緒に活動しました。
今日は、お寺で月に一度(6日に)行われる「永代経」の日だった。この日に合わせて、「全国から高原町を応援しよう!」という思いを込めて、イベントの企画を練っていた。内容は、足湯コーナー、応援メッセージ紹介とグルメお渡しコーナー、お茶のみサロンだった。雨が降る寒空の下、100名ほどの方が参詣された。お勤めの後に行われた学生さんたちによる足湯では、「こんな若い人がたくさんいるのは久しぶり~」と笑顔になる方が何人もいらっしゃった。「来てくれて嬉しいね~」「気持ちよかった~」「あったまった~」などの声を聴いた。学生さんからの報告でも、噴火当時の話から、お子さんやお孫さんの話など、色々なことをお話していたようだ。大変な中にも「前向き」な発言が多かったとのことで、その前向きな気持ちをさらに応援したいという意見も出ていた。

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新燃岳噴火災害について[第 32 報]

皆様
RSY事務局加藤、大谷です。
本日3月5日(土)の報告をさせていただきます。
本日から被災地NGO恊働センターの法化図知子さんが現地入りし、昨日に引き続き、青山学院大学の学生ボランティアも一緒に活動した。
○挟野地区での灰除去作業
高原ハートムに上がったニーズに学生ボランティア20名が入り、道路脇に溜まった灰の除去作業を行った。
○学生ボランティア
青学OBの役場職員Kさんが夜ごはんを差し入れしてくださり、その際、学生に噴火の様子を説明された。また、過疎化が進んでるこの地域で、学生さんなど、若い力に盛り上げてもらえたらという話があった。
昨日伺った夏尾のお宅の女性は、「孫と同じ世代だから、’学生’というだけで、安心感もあり、嬉しい」とおっしゃっていた。やはり県内の学生さんにも、活動に参加してほしいと思う。参加してもらえる、何かきっかけのようなものをみつけたい。

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