レスキューカフェ(仮称)へのお誘い

今年度から、皆さんにもっとRSYを身近に感じてもらえるきっかけづくりとして、また、会員やボランティアの皆さんが、今の関心ごとなどを気軽におしゃべりできる場として、「RSYカフェ(仮称)」を行うこととなりました。
今回のテーマは特に決めません。
集まった方の雑談の中から、面白そうな話題を見つけて、今後のテーマにしていきたいと思っております。
RSY会員のキュートな二人組、田口さんと北川さんのおいしい手料理付きです。ぜひ皆さんご参加下さい。

  • 日時:4月11日(金)18:30縲鰀
  • 場所:RSY事務所
  • 参加費:会員さん450円・非会員さん500円

※コーヒー、紅茶、緑茶飲み放題、軽食付き。
また、日本財団からの助成金事業として行った、出来立てホヤホヤのデジタル紙芝居「ボタの話」の上映会も予定しております。
※ボタについては、日本財団のボタブログをごらん下さい。
参加希望の方は、メールか電話、FAXにて、事務局までご連絡下さい。

2008年3月1~2日 寄り添いプロジェクト 刈羽村せともの市

愛知からの参加者
愛知淑徳大学准教授・学生5名、日本福祉大学学生2名、RSYの会員及びボランティア・RSYスタッフ4名の計12名
スケジュール
1日18時 名古屋発
2日00時 宿泊先である刈羽村の高町ビレッジに到着
就寝
09時 足湯班とお茶会班に分かれて活動開始
13時 足湯班とあったか祭り準備班に分かれて活動開始
15時 高町ビレッジに到着
20日 7時 勝山地区あったか祭りの準備
09時 勝山地区あったか祭り開始
12時 片付けなど
15時 刈羽村発
活動内容
一日目の午前は高町集落センターにて、刈羽村の保健師さんが行っている「心の相談室」に参加しました。この相談室は、震災後、体調を崩したり、元気が出ない・・などの心と体の健康に不安を感じている方のための相談窓口となっています。当日は、生活支援員さんと地元の復興支援団体である中越復興市民会議の皆さん、長岡技術科学大学の学生さんらがトン汁と足湯マッサージを行っていました。私たちからも5名が参加し、足湯ボランティアを初めて体験させて頂きました。また、刈羽村仮設住宅では、7名が仮設住宅に暮らす住民の方とお茶を飲んだり、過去2回の訪問でつながりのできた方々のお宅を訪ねたりして、さまざまなお話を伺いました。
午後は場所を移動して刈羽村仮設住宅談話室にて6名が足湯班として足湯を提供し、勝山地区にて6名が翌日に控える勝山地区あったか祭りの準備を行いました。

二日目は一日を通して勝山地区あったか祭りのお手伝いをしました。お祭りではどんど焼き・餅つき・ビンゴ大会など楽しい企画が盛りだくさん!それに加えて愛知からのメンバーは、赤だしトン汁班・せともの市班・子ども企画班に分かれて活動をしました。
今回のせとものは、岐阜県瑞浪市陶町から無料で提供して頂きました!せとものの価格は10円か50円です。
被災者の方の声
○愛知からのボランティアさんが刈羽のみなさんとお話をしたことを書き留めてもらいました。
・仮設住宅は狭くてねぇ。でもテレビ観て寝とるだけでは足腰弱くなるで、近所の人と50分くらいかけて散歩しとるよ。今は畑仕事が楽しみ。
・生まれも育ちも新潟で、これから先も新潟で暮らしたい。
・仮設住宅のキッチンはとても狭く、まな板を置く場所もなくて床で切っている。コンロも一つで同時に作れずとても不便。
・仮設住宅から出て行く人もたくさんいる中で、自分はマイペースにやっていきたい。
・お風呂がおいだきできんくて困る。30分かけて銭湯に行っとるけど、3日に1回やね。
・一人だと出てきづらいから、友達三人と来た。
・「新潟の有名なものって何ですか?」と聞いたら”桃”と教えてくれて、うちに送ると言ってくれました。
参加者の感想
○愛知からのボランティアさんにこの2日を通して感じたことを書いてもらいました。
・私は足湯を担当しました。どの方も気持ちいいとリラックスされ、その効果もあってかいろんな話をしてくださりました。私は聞くだけでしたが、被災者の方にとって話すことに意味があることを感じました。
・子どもと触れ合っている時、子ども自身から被災当時の話がでてきました。その内容は、「トイレに行きたい」と言われたので、「あそこに仮設トイレがあるから行っておいで」と言いました。するとその子は「嫌だぁ、行きたくない」というのです。「どうして?」と私が聞くと、「くさくて怖いんだもん」と言われました。
今までトイレはどうしてきたのかと聞いたら、「車のなかで、ビニール袋のなかにしてた」と言ってました。
けろっとした顔で言われて、その瞬間返す言葉が見つからなかったです。このことは、そのこの心の中に一生残るのだと思いました。見た目では元気に見えても、やはり私が予想もつかない経験をしているのだと考えさせられました。
・初めて仮設住宅を見た事や、被災で建物が被害を受けたのを見たり、ほんの一部だろうけれど災害の爪痕に触れて、生活のしづらさを体験する貴重な機会を得ることができ、勉強になった。
・2日間いて自分と同年代の人がほとんどいないことがわかった。
 ・刈羽の人口変動をみるとやはり、若い人が減って高齢者が増えていて、なんだかさみしいなぁと思いました。
・ボランティアって何なんだろうなと考えさせられた気がしました。
 ・仮設住宅に行った時にあまり歩いている人も見かけなかったため、引きこもりがちになっているような印象も受けた。
・メディアで取り上げられなくなったら記憶から薄れていってしまうが、被災地の人は復興へ向けて頑張り続けているわけで、忘れてはいけないことだと思った。
・ 今回行ってみて災害ボランティアは1回行って終りではなく継続的にその地域と関わって支援していくことが大切だと感じた。
刈羽村のいいところ!
○愛知からのボランティアさんにこの2日間を通して感じた刈羽村の良いところを書いてもらいました。
・自然が多い!
・とても優しくて、親しみやすい。
・周りの何もないのどかな風景がいいなと思いました。
・自分の時間を割いて地域の行事に協力できるところ。
 ・自然がいっぱいで、住んでいる人も温かく、元気なところ。
 ・地域のつながりがあるところ。お祭りのとき、みんなで盛り上げて協力して成功させようというのが伝わりました。
・(いい意味での)田舎ならではの人間関係とか地域の団結力のようなものを感じた。
せともの市の売り上げは、勝山地区へ寄付させていただきました。
 3月の23日に刈羽村震災復興祈念イベントとして『かりわ元気まつり』が開催され、参加させて頂きました。祭りは大変な盛り上がりをみせ、大・大成功とのことでした。
RSYでは今後も刈羽村への支援を継続して行っていきますので、みなさんのご協力・応援をよろしくお願いします。
 一緒に刈羽村を盛り上げて行きましょう!!

かき

サイトリニューアル中でブログが見にくくなっています。すみません。必要な情報が見やすいブログに改善していく予定ですのでどうぞご了承ください。
さて、私達は3月末に田麦山、穴水、刈羽の三つの被災地を同時に訪れました。私は穴水に行きましたが、そこでの印象を以下の写真に託します。

かき。
かきかきかき。
たくさん頂きました。
でも本当はかきが主人公ではなく、お世話になったたくさんの方との再会の旅になりました。バラバラと穴水を訪れていたスタッフも集合したのは初めてでした。
それから、震災後一周年にあたり穴水町長さんから感謝状を頂きました。ありがとうございます。ファンとして魅せられた私達はまだしばらくこの町の支援を続けていきます。

【参加者募集!】能登半島地震一周年祈念イベントツアー in 穴水

縲怩ꀀれから一年、地元ボランティアさんと再び出会い、かきまつりの”リベンジ”を応援する旅に参加しませんか
 早いもので3月25日で能登半島地震から一年を迎えます。
 交流が続く穴水町では、昨年地震当日に中止を余儀なくされたかきまつりを復興の証として盛り上げるべく、外部からのボランティアさんにも広く関わっていただきたいと意気込んでおられます。
 これまでRSY会報「あるある」や各種メーリングリストを通じ報告して参りました穴水の町、人、まいもんの魅力に出会ってみませんか。
 たくさんの方の参加をお待ち申し上げます!
 チラシもダウンロードできます。
noto_tour.pdf
■日時:2008年3月22日(土)縲鰀23日(日)
■ツアーの目玉:
  ・祈念イベント参加、地元の方々との交流
  ・商店街での「わいわいかきまつり」にボランティア参加
  ・名古屋ブース出店
■募集人数:約20名
■参加費:20,000円(往復バス交通費・宿泊費・朝食込)
  ※22日夕食は町内の食事処で、23日昼食は炭火焼きの牡蠣を各自召し上がっていただきます。
  ※ボランティア行事保険に加入します。
  ※学生の方は10%割引いたします。
■スケジュール(予定です。変更の場合もあります。)
3月22日(土)
7:00      集合・出発 名古屋駅 or RSY事務所
       (各自昼食:車内)
12:30    穴水 着
13:00縲鰀16:30 「女性のための防災会議」参加(RSY事務局長 浦野出演)
16:30縲鰀18:00 カフェ・ローエル・キャンドルオブジェの製作
18:00縲鰀19:00 夕食(各自・町内にいくつか食堂や寿司屋があります)
19:00縲怐@   自由行動(カフェ・ローエル参加)
       (旅館ときみね 泊)
3月23日(日)
9:00縲鰀15:00 わいわいかきまつり 参加
        ・かきまつり炭火コーナー・抽選会等の手伝い
        ・名古屋ブース出店
       (各自昼食:炭火焼かきを好きなだけ)
13:00縲鰀14:30 現地ボランティアさんとの交流会(時間変更あり)
16:00    穴水 発
21:00    名古屋 着
☆カフェ・ローエルは地元商店街が開いているイベントです。穴水の川辺
 をロウソクで灯します。
http://www.anamizu-fukkou.com/cat6/325_1.html
☆かきまつりは、昨年開催のため準備を重ねていたところ、当日地震が
 起こったため10,000個以上の牡蠣が駄目になってしまったお祭りです。
 今年は、穴水の復興を願って牡蠣をみんなで食べましょう!
 穴水で1月に行われたかきまつりの様子はこちら。
http://kouzushi.her.jp/blog/archives/2008/01/27.html
★キャンドルオブジェのデザイン、名古屋ブースの出店準備をしてくださる
 実行委員さんも募集しています!
■申込・お問い合わせは事務局まで
特定非営利活動法人レスキューストックヤード(担当:松田)
〒464-0032 名古屋市千種区猫洞通5-21-2 ライフピア本山3F
TEL:052-783-7727 FAX:052-783-7724
Mail info#rsy-nagoya.com(#を@に変えてご送信ください)

安城防災訓練

松田です。
どうやら、能登の寒さにまだ体が適応できていないようで、穴水に行くと風邪をもらってくるということがわかってきました。
寒い寒いと言ってはいても、もうすぐ春の訪れですね。去年の春は、京都と名古屋のどちらで桜の季節を迎えたのかも覚えていません。今年こそは、名古屋の桜をゆっくりと楽しみたいものです。名古屋のみなさま、名所、隠れた名所を教えてくださいねー。
最近の話題を一つ。
2月17日、安城市で高層マンション対応の防災訓練が開かれました。マンション特有の「避難はしご」「エレベーター停止」「ベランダ仕切り破り」などの不安を実際にやってみよう!という趣旨で開かれました。
あなたは、子どもを抱っこしたまま避難はしごを降りられますか?マンション防災訓練は、どのマンションでもできないことではありません。一度、住民の皆さんで話し合ってみてはいかがでしょうか。
この訓練参加者の生の感想を聞きたい方は、ぜひ3月16日の報告会(安城市市民会館)へお越しください。

2007 年11 月19縲鰀20 日 寄り添いプロジェクト 刈羽村せともの市

愛知からの参加者
名古屋ボラコ、日本福祉大学学生、RSYの計11 名
スケジュール

18日 18:00 名古屋発
19日 03:00 宿泊先である刈羽村の高町ビレッジに到着
就寝
08:30 刈羽村老人福祉センター集合
せともの班、豚汁班、足湯班に分かれて刈羽村の方々にそれぞれを提供する
15:30 刈羽村 友の会の皆さんと交流会
18:00 高町ビレッジにて刈羽村の皆さんと懇親会
20日 09:30 赤田北方地区会長さんに案内していただきながら、刈羽村のみどころ散策
13:30 名古屋へ出発

活動内容
一日目は老人福祉センターにて、刈羽村の皆さんにせともの市・足湯・赤だし豚汁の提供を行いました。
夜は高町ビレッジにて、刈羽村社協方・継続的に刈羽村の支援を行っている方たちと交流会をしました。
二日目は赤田北方地区にて散策をしました。きれいな山や力強い木々などの豊かな自然に触れることができました。
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2007 年11 月19〜20 日 寄り添いプロジェクト 刈羽村せともの市

愛知からの参加者
名古屋ボラコ、日本福祉大学学生、RSYの計11 名
スケジュール

18日 18:00 名古屋発
19日 03:00 宿泊先である刈羽村の高町ビレッジに到着
就寝
08:30 刈羽村老人福祉センター集合
せともの班、豚汁班、足湯班に分かれて刈羽村の方々にそれぞれを提供する
15:30 刈羽村 友の会の皆さんと交流会
18:00 高町ビレッジにて刈羽村の皆さんと懇親会
20日 09:30 赤田北方地区会長さんに案内していただきながら、刈羽村のみどころ散策
13:30 名古屋へ出発

活動内容
一日目は老人福祉センターにて、刈羽村の皆さんにせともの市・足湯・赤だし豚汁の提供を行いました。
夜は高町ビレッジにて、刈羽村社協方・継続的に刈羽村の支援を行っている方たちと交流会をしました。
二日目は赤田北方地区にて散策をしました。きれいな山や力強い木々などの豊かな自然に触れることができました。
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穴水名物「もずくうどん」いただきました。

こんにちは。松元です。
先日、穴水から事務所に「もずくうどん」が届きました。このうどんは穴水高校の生徒さんが、地元名産のもずくを復興のために考えたオリジナルの商品で、来月には駅前商店街の一角で販売をするそうです。
先日、その「もずくうどん」をスタッフみんなで試食することになったのですが・・・
事務所なのでナベやコンロは無く、生めんのみだったので、ご近所に住んでいる北川のお母さんを誘いナベやコンロ、調味料や自家製ねぎを用意して作っていただきました。
そして感想は・・・
「もずく」独特の感触やほのかな味がおいしかったです。
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阪神・淡路大震災から13年

清野です。
昨日、阪神・淡路大震災から13年目を迎えました。
名古屋からは、RSYスタッフほかボランティアの方々で、神戸を訪問しました。
震つな神戸事務局のある被災地NGO恊働センターの慰霊観音様の前で震災と同時刻に黙祷をささげました。僧侶でもある栗田は、読経を行い、私たちは亡くなられた方々への追悼の思いを新たにしました。080117kobe2.JPG
毎年、恊働センターでは、当時神戸で活動した震災ボランティアや防災関係者が集い、温かいぜんざいをいただきながら、当時の話や近況などの話題に花を咲かせ、再会を喜びます。
さらに今年は、能登や中越から住民の方々が、恊働センターを訪問され、観音様を参拝されました。その後、追悼行事や仮設住宅などを訪問され神戸の住民の方々と交流をはかったようです。
夜には、竹下景子さんが10年前から続けておられる追悼行事である詩の朗読会に参加しました。
会には、以前愛知県に県外避難しておられ、現在は神戸市内の復興住宅にお住まいの西田敏子さんも来てくださいました。朗読会が始まる前には、特別に楽屋へ通していただき、竹下景子さんと少しお話をすることができました。気さくにお話をしてくださる竹下さんに一同感激でした。

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新春のご挨拶

少し遅めですが、みなさまあけましておめでとうございます。
本年もレスキューストックヤードとこのブログをよろしくお願いいたします。
(と言っても許されるくらいの更新を目指します。)
昨年は、大きな地震が二つも起きてしまいました。
被災地はどちらも寒さ厳しい土地柄です。もともと、雪や寒さには強い方々とは思いますが、それでも被災者のみなさまがどう過ごされているのか案じてしまいます。
3月の末に、能登は地震から一周年を迎え、同じ時期に刈羽村でも催物が、そして2004年中越地震のときからRSYが支援を続けてきた田麦山の小学校の閉校式が相次いで開かれます。この時期はスタッフ総出で今まで地震を通じご縁ができた方々のもとへ向かいます。できる限りお世話になった方々皆さんに会えるようにスケジュールを組みますが、それでも限界があり、3人が3つずつ体を持っていればいいのに、と思います。
時間的限界、肉体的限界、能力的限界、様々な限界をRSYに来てからというものつくづく思い知らされましたが、人間の歴史は限界を感じて創意工夫を生んできたという過程の繰り返しですからね・・・。ありがたいことです。さて、

  • マンション・ママ
  • 自主防災会虎の巻
  • 診断シート・水害版
  • ボタ

これが、今私に創意工夫が求められているものたち(今年度の担当事業でーす)。こんなに生み出せませーん。この言葉にピンときた方がいらしたら、ぜひアイデアをそっと耳打ちしにきてください。
と、あっさり限界に負けてみるまつだでした。私のことも、今年もよろしくお願いします。