新型コロナウイルス対応【事務所臨時体制・延長】

みなさま
レスキューストックヤード名古屋事務局です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための愛知県からの緊急事態宣言の継続を受け、
当法人の名古屋事務所在席スタッフ数を、最小限にとどめる体制を続けることといたしました。
ご不便・ご迷惑をおかけするかと思いますが、どうぞ、ご了承ください。
みなさまも引き続き、自宅にて、体調管理に十分ご留意ください。
期間:4月11日(土)~5月31日(日)※変更になる可能性があります。
【名古屋事務所】
電話対応:通常通り(平日10:00~18:00)
※ただし、出勤スタッフが限られるため、即答できない場合があります。
メール対応:通常通り※ただし、個人情報の参照等、在宅勤務者が即答できない場合があります。
郵便物:通常通り。※ただし、返信が遅くなる場合があります。
会議・打ち合わせ:当方事務所での会議は、基本的にすべてお断りさせていただきます。
来所:必ず、事前にご相談ください。不要不急のご用件の場合は、お断りさせていただきます。
ボランティア募集:期間内は、募集を行いません。
【ふくしま支援室】
電話対応:通常通り(平日10:00~18:00)
メール対応:通常通り
※ ただし、個人情報の参照等、在宅勤務者が即答できない場合があります。
郵便物:通常通り。
【七ヶ浜みんなの家きずなハウス】
七ヶ浜町内公共施設の一斉休館措置に伴い、6月1日(月)まで、臨時休館を継続中です。
※変更になる可能性があります。
★★災害が発生した場合★★
災害が発生した場合は、感染予防対策を徹底した上で職員が参集し、対応を協議することとしています。

新型コロナウイルスに対するRSYの対応について

皆様へ

いつもお世話になります。RSY事務局です。

各地で緊急事態宣言が発令され、新型コロナウィルス感染への不安が高まってきています。また、これに伴い、各地でマスクをはじめとした衛生用品の入手も困難になっています

特に、感染リスクが高く重症化しやすい、高齢者や障がいのある方、乳幼児や妊婦、ホームレスの方等、またはそのサポートをしている方々の安全対策は、非常に深刻な課題です。

RSYはこの状況を鑑み、現在お困りの皆様に、当法人が災害支援用に保管していたマスクおよび消毒セットを順次提供しております。

保有在庫数が限られていることから、今回は配布先を、RSY会員で福祉系ニーズに対応する活動をされている方(当事者含む)、または、RSYと日頃から繋がりのある医療・福祉施設等に絞らせて頂きました。(尚、提供は今回限りとし、追加の要望にはお応えすることができませんのでご理解下さい)
その結果、現在までにRSY会員(20ヶ所)、福祉・医療系施設(10ヶ所)へ、
・不織布マスク:36,000枚
・N95マスク(医療用):7,680枚
・手指消毒ジェル:36本
・除菌スプレー:36本
・ペーパータオル:72箱
をお届けすることができまし
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提供先の障がい者支援系NPO・社会福祉法人
より寄せられた現状を伝えるコメント
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・当法人の利用者は重度の障がいがあり、普通の風邪を引いても命の危険につながるお子さんもみえます。ですので、コロナウィルスが発生する以前からマスクや消毒には気を遣っていました。マスクの備蓄がなくなり、現在は職員の個人持ちで対応していましたが、それも尽きかけている職員もいたため、たいへんありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。学校が休校になったため、朝から子どもたちを受け入れています。
自分たちの施設から感染者が出ないように、もし出たら子どもたちの受け入れができなくなり、たくさんの方に迷惑をかけることになってしまうため最大限の注意を払っています。職員のコロナ疲れが心配です。一刻も早い終息を願うばかりです。

・政府から布マスクの支給もありましたが、やはりディスポタイプのマスクがあると感染予防対策上もありがたかったので、とても助かりました。他の施設では、マスクやアルコール製剤、体温計の入手が深刻なようです。障害福祉サービス分野は、できる限りの開所を要請されているため、2月末から休みなく運営をしており、スタッフの体調等が心配なところです。皆で何とかこの状況を乗り切っていきたいと思います。

・新型コロナウイルスに対するワクチンがない今、マスク・アルコールは唯一の防衛手段と考えますが、その入手量が圧倒的に少ないのが大きな問題だと考えます。

・在宅の障がい者はマスクがなくて困っています。車いすの仲間は、朝5時半から行列に並んで一箱買っている状況です。今回の提供は助かります。

・視覚障がい者は、見えないため、スーパーやドラッグストアの行列に並ぶことすらできません。施設としてどのようにマスクを確保しご本人にお届けするか困っていました。先が見えない状況が一番不安ですが、早い収束を願って職員共々乗り切りたいと思います。

・当法人は、障がいを持つ方を通所施設や在宅で支援しているため、業務上マスクは必要不可欠なものとなっています。しかし、在庫が少なくなってきて、とても不安な思いをしていたところです。大切に使わせて頂きます。

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昨日、常務理事・浦野がメンバーとなっている「JVOAD避難生活改善に関する専門委員会」にて、感染対策の専門家を招き、新型コロナ蔓延時における避難生活のサポートについて、WEB勉強会を開催しました。その際、日常からの対策として、改めて下記の注意喚起がありました。効果の高さについても言及されていましたので、一人ひとりがしっかり守りましょう。

1)不要不急の外出は避ける
2)3密(密集・密閉・密接)の回避
3)手洗いの徹底と咳エチケットの敢行
これに加え、栄養のある食事と十分な睡眠、適度な運動を心掛け、免疫力向上のため、ご自身の体調管理にも十分にお気をつけください。
皆様のお近くにも、日々、一人で不安を抱えていらっしゃる方がいるかもしれません。窓越しや電話等でもぜひお声がけ頂き、互いに励まし、気にかけ合いながら、心をひとつにして、この状況を乗り越えて行ければと思います。
新型コロナウイルスの一日も早い収束を願うと共に、  引き続き、当法人の活動にご理
解・ご協力の程、よろしくお願い致します。

【ご報告】熊本・御船町の皆さんの想いを長野へ!みふね復興米のパック化作業

みなさま

 

お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。

3月26日、熊本地震で被災した御船町の農家さんからご提供頂いた「みふね復興米」を、

台風19号で被災した長野市へ届けるため、RSY事務所1階会議室でパック化作業を行いました。

以下、活動レポートです。

 

 

▶活動経緯

2016年熊本地震で被災した御船町上野地区は水路の破損や田んぼの亀裂などの深刻な被害を受け、米作りを断念せざるを得ない状況でした。

しかし、震災から3年をかけ、あきらめずに再建を試みた結果、安定的にお米の収穫が出来るようになりました。

RSYは震災当初に御船町に支援に入って以来、住民の方々と繋がりを持たせて頂いており、

これがご縁で、台風19号で被災した長野の状況を知った農家さんから、

「震災を乗り切った生命力いっぱいのお米を食べて元気になってほしい」とお声がけ頂きました。

 

 

▶活動の様子

当日は、ボランティアデビューの方や、実際に長野でボランティア活動を行った方など、9名のボランティアさんがお手伝い下さいました。

新型コロナウィルスの感染症対策として、検温と共に、密閉・密集・密接の回避、手指消毒とマスク着用の徹底を図りました。

冒頭30分程、常務理事・浦野より、長野の現状やこれまでの御船町との関わりについてお伝えしました。

その後、手分けしてお米を1㎏ずつ小分け・袋詰めや「みふね町復興米」オリジナルシールの貼り付け作業を行いました。

 

 

▶ボランティアの声

・被災地のために何かしたいが、なかなか現地に行けずにいた。今回少しでもお役に立てて嬉しい。(40代・女性)

・以前、長野へ災害ボランティアで活動した。冒頭、最近の現地の様子を聞くことができ、今後も機会があれば長野へ行きたいと思った。(60代・男性)

 

▶後日談

袋詰めいただいたお米(413袋)は、4月1日、無事現地に到着しました。

お米は、農家さんたちのメッセージと共に、被災された方々の個別訪問の手土産として、

長野市生活支援・地域ささえあいセンター(長野市社協内)の生活支援員を通じて、直接お届けいただく予定です。

今回の取り組みが御船と長野の架け橋となり、同じ痛みが分かる者同士が励まし合い、支え合う関係に繋がっていくことを切に願います。

 

 

▶被災地の今

水害から5か月以上が経過し、被災地の方々は仮設住宅や修繕中の住宅等でそれぞれの暮らしを続けており、少しずつ落ち着き始めています。

一方で住民それぞれの課題が個別化し、より見守り機能や場づくり支援を強化していく必要を感じていますが、

新型コロナウィルスの影響により、支援活動を行いにくい状況でもあります。

 

 

(被災された方々の声)

・ここ(みなし仮設住宅)に来て足が全然動かなくなった。テレビみて横になってるだけ。人と会うのはゴミ出しの時ぐらい。明日どうなってるかも分からない。1日1日を必死に生きてる。避難所で一緒だったみんなに会いたい。(みなし仮設の住民)

・医療費、リフォーム代が重なりお金がかさんで心配で眠れないことがある。(在宅避難の方)

・繰り返す災害で、元の地域で再建するか、引っ越すかについて夫と妻の間で意見が分かれ、なかなか結論が出ない(在宅避難の方)

 

 

▶今後の取り組みについて

RSYではこれまで長野市豊野区を中心に、地元支援者と連携を取りつつ、

避難所の運営サポート、在宅避難者への食の支援・被災状況の把握、避難所から仮設住宅等への移転支援を行ってきました。

今後は、まちの縁側ぬくぬく亭の運営サポート(在宅避難者をはじめとした地域住民の支援拠点)と共に、

集いの場づくりに向けた取り組みを進めていきたいと考えています。

また避難所支援を通じ出会った方々(9世帯)との繋がりを大切にし、

その方々を見守る目(地元行政・社協・ボランティア)を増やし、

地元で支い合える体制づくりもサポートしていきます。

しかし現状は、新型コロナウィルスの影響により、活動を自粛せざるを得ません。

電話等でやりとりを重ねながら、社会情勢を見極めつつ、遠く離れた場所からでもできる支援を考え、継続していきたいと思います。

引き続きご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.34

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.34を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.34(PDF版はこちら

○きずなハウス「七ヶ浜ファームガーデン」のご紹介!

3月・4月は、新型コロナウイルス感染症対策として、町の公共施設が休館の措置となり、きずなハウスも生涯学習センターの一部のため、臨時休業状態が続いています。そのため、最新の情報をお送りできませんが、今年度、「七ヶ浜ファームガーデン」に新たに設置した、ハンモック、かまどベンチ、雨水タンク、鳥の巣箱について紹介したいと思います!春になり暖かな日も増え、花や緑が増えてくる中、たくさんの子ども達の声が響き渡る「きずなハウス」、「ファームガーデン」となるよう、一刻も早い終息、営業再開を願っています。

【ハンモック】
大工さんに教わりながら、向洋中学校Fプロジェクトが作ったハンモック!日々、子ども達が楽しそうに揺れています^^ 高木の葉が生い茂ってきたら、涼やかなくつろぎ空間になります♪

ハンモックで遊ぶ子ども達

ハンモックで遊ぶ子ども達

 

【鳥の巣箱】
名古屋の企業からご支援でいただいた2本の高木「ヤマボウシ」と「サルスベリ」に木のぬくもりを感じる巣箱を設置しました!ファームガーデンにはいろいろな野鳥が訪れており、スズメが「砂浴び」する姿や、きずなハウスに入ってきて、親セキレイが子セキレイに子ども達がこぼしていった駄菓子を給餌する姿も見られました!

鳥の巣箱

鳥の巣箱

 

セキレイの親子

セキレイの親子

 

・ハウス前は「七ヶ浜ファームガーデン」と命名!実や香りを楽しめる植物がたくさん育っています。

きずなハウス全景

きずなハウス全景

 

・ハウス左側には900リットルもの雨水が貯められるタンク。日々の植物への水やりや、災害時の非常水にもなります。

雨水タンク

雨水タンク

 

水やりの様子

水やりの様子

 

・ハウス右側にはかまどになるベンチを設置。非常時の炊き出しはもちろん、芋煮や焼き芋イベントも検討中♪

かまどベンチ

かまどベンチ

 

緑に囲まれながら、雨水タンクを活用したエコな環境活動や自然の実りへの感謝などを実体験できるお庭を目指していきます!

 

※この活動は一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。

セブン-イレブン記念財団 ロゴ

 


RSY七ヶ浜の主な取組

3月

3月11日(月)
・東日本大震災七ヶ浜町追悼式
新型コロナウイルス感染症対策により、式典は行われなくなりましたが、記帳・献花をさせていただきました。

4月の予定

上記の理由により、町内の公共施設の一部が、4月20日(月)まで休館措置となりました。これに伴い、「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」も同期間、臨時休業とさせていただきます。営業再開につきましては、Facebook、町ホームページにてお知らせさせていただきます。皆様にはご不便をおかけいたしますが、なにとぞ、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード

日本赤十字社「新型コロナウイルス感染症サポートガイドブック」

RSY会員・ボランティアの皆様へ
お世話になります。RSY事務局です。
新型コロナウイルスによる感染拡大が広がる中、日本赤十字社が 「新型コロナウイルス感染症サポートガイドブック」を作成しました。
RSY代表理事・栗田が、代表理事を兼務しているJVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)から情報提供がありましたので共有します。
「まずは自分が感染源にならない」ことが第一ですが、自粛や我慢、気の使い合いでそろそろ心が疲れてくる頃。
外からは見えない心の問題にどのように対処すればよいのか?自分のやり方は正しいのか?などの素朴な疑問を知るヒントが書かれています。
できることからはじめてみましょう!
ぜひ周囲の方々にもご案内下さい。
——————————————- 以下案内
日本赤十字社
新型コロナウイルス感染症サポートガイドブック
★新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!
  ~負のスパイラルを断ち切るために~
★「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズ
〇隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ
隔離や自宅待機により、それまで感じたことのない不安・心配におそわれることがあります。どのように対処したら良いのか、そのヒントが掲載されています。

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/pdf/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E6%B5%81%E8%A1%8C%E6%9C%9F%E3%81%AB%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%82%92%E4%BF%9D%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%EF%BD%9E%E9%9A%94%E9%9B%A2%E3%82%84%E8%87%AA%E5%AE%85%E5%BE%85%E6%A9%9F%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%81%8C%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%80%85%E3%81%B8%EF%BD%9E.pdf

〇隔離や自宅待機されている方の周りにいるあなたへ
家族や友人・同僚の方が隔離や自宅待機となった場合、その方の「こころの健康」を支えるときに役立つヒントが掲載されています。

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/pdf/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E6%B5%81%E8%A1%8C%E6%9C%9F%E3%81%AB%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%82%92%E4%BF%9D%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%EF%BD%9E%E9%9A%94%E9%9B%A2%E3%82%84%E8%87%AA%E5%AE%85%E5%BE%85%E6%A9%9F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%91%A8%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%B8%EF%BD%9E.pdf

〇高齢者や基礎疾患のある方・ご家族の方へ
高齢者や基礎疾患のある方は、この感染症を発症した時に重症化しやすいと言われています。そのような方々とそのご家族の「こころの健康」に役立つヒントが掲載されています。

【募集】熊本・御船町の皆さんの想いを長野へ!上野地区復興米のパック化ボランティアさん募集!

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。
RSYは、10月14日より台風19号で甚大な被害を受けた長野市豊野区を中心に
支援を継続しています。
水害から5か月が経過し、被災地の方々は仮設住宅や修繕中の住宅等でそれぞれの暮らしを続けています。
みなし仮設(※)で暮らし始めた方からは、「こうして住む場所がもらえて有難い。ただこの間、回覧板が回ってきたけど、誰に回すのか分からなくて困った。ゴミの出し方もそうだけど、地域の習慣ってあるだろう?ここには、ちょっとしたことを聞ける人もいないんだ。」という声が聞かれ、今後の暮らしへの不安や孤独、水害を機に一変してしまった日常へのやるせない気持ちが感じられます。
生活環境が整いはじめ、被災された方々の暮らしは一旦落ち着いたかのように見えますが、復旧・復興への道のりはまだまだこれからです。

※みなし仮設とは…地方自治体が民間のアパートや公営住宅、空き家などを借り上げ、被災者へ無償提供される仮設住宅。

また今回、熊本地震で被災した御船町の方々から「私たちが作った自慢のお米
を食べて元気になってほしい」とお声がけ頂き、
450kgの玄米をご提供頂きました。そこで名古屋でお米の小分け作業を行い、長野へお届けしたいと思います。
御船町の皆さんの温かい想いを長野に繋ぐ、ボランティア活動に参加してくださる方を募集します。

被災地に直接行けなくても出来ることはあります。
被災地の方々のことを忘れていないという気持ちを一緒に届けましょう。

▼これまでの経緯
2016年熊本地震で被災した御船町は、家屋や田畑、井出が深刻な被害を受け、
先祖が丁寧に切り開いた土地の水から育まれる米作りも断念せざるを得ない状況でした。地震から3年目、ようやく米作りが再開されました。
RSYは震災当初より御船町に支援に入り、現在でも繋がりを持たせて頂いています。長野の状況を知った住民の方から、「同じ災害に遭った者として、被災された方々の心境を思うと他人事とは思えない。御船のお米を食べて元気になってほしい」というお声がけを頂きました。
そこで、御船町の美味しい水で育った自慢の玄米450kgを「上野地区復興米」として、長野市生活支援・地域ささえあいセンター(長野市社協)を通じ、被災された方々にお届けします。
ぜひ、みなさんのご協力をお願いいたします!

▼活動の詳細
・日時:3月26日(木)13:00~16:00
・場所:名古屋建設業協会1階会議室
   (レスキューストックヤード事務所の1階)
※地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅1A出口より徒歩3分
・活動内容:米袋へのラベル貼り、袋詰め(400㎏の精米したお米を400袋に
小分けする作業)
・定員:10名程度

▼申し込み・問い合わせ
・以下の項目にご記入いただき、RSY事務局までお申込みください。
①お名前
②携帯番号
※定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。
・RSY事務局
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2F
メール:info@rsy-nagoya.com
電 話:052-253-7550 

東日本大震災から9年

皆様
お世話になります。RSY事務局です。
東日本大震災から今日で9年が経ちました。
3.11に宮城県七ヶ浜町で開催される追悼式には、代表理事・栗田と常務理事・浦野、七ヶ浜現地スタッフが毎年必ず参列していましたが、今年は新型コロナウィルスの影響で規模が縮小されたこともあり、私たちも参列を控え、震災後初めて名古屋で黙とうを捧げました。
今日の日を迎え、スタッフが、これまで繋がりのある方々へ今の心境についてお話しをお聞きしました。「東日本大震災の今」を伝えるメッセージの一つとして、皆さんにもご紹介したいと思います。
レスキューストックヤードは、来年度も「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」を拠点に、活動を継続します。地域の皆さんの拠り所として、少しでもお役に立てればと願っています。
★七ヶ浜みんなの家きずなハウスFB
★「きずなハウス通信」(vol1~ vol33)
●住民の声
ここ最近の気候変動で、去年から不漁が続いてるよ。その上、新型コロナの影響で、ホテルや旅館などのキャンセルが続いて、魚も売れないから俺たち漁師は悪循環が続いてる。震災後、全てが無くなってゼロになって、ようやく軌道に乗ったと思ったらまた違う問題に直面して。自然相手の生業の不安定さを改めて感じてるよ。
今日は朝からテレビを見ながら、震災当時を思い出してたよ。よく、「災害にあってから、人のつながりの大切さを知った」という言葉を聞くけど、その言葉の本質を、ちゃんと捉えて語れるのは、やっぱ実体験した俺たちでしかないと思うんだ。当時小学4年生だったうちの子どもはもう二十歳。この世代の中には、「きれいな言葉を並べるだけでなく、真実を伝えたい」と真剣に考えているヤツもいる。
そういう言葉を聞くと、9年で平和ボケしつつある自分にハッとして、「次の災害で同じ悲しみを繰り返さないために、今すべきことは何か、未来の子どもたちに残せるものは何か」と改めて問われる気がするんだよ。「一度避難したら絶対に戻らない」「隣近所の声かけが避難の要」・・・伝えたいことは一杯ある。当時の話をすると、今になってもまだ涙がでるのは、その時沢山の苦しみや悲しみを乗り越えてきたからだと思う。そんなに簡単に忘れられるもんじゃない。(50代・男性)
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9年は、あっという間でもあったし、長かったとも感じます。とにかく色んな出来事があり過ぎました。うちは親子3世代同居。4.5畳2間しかない仮設住宅は、本当に厳しいものでした。
足の悪い80代の母親には介護用のベッドが必要で、私たちの寝床は狭くて足が伸ばせない。3世代は生活時間もバラバラなので、お互いに気の使い合いでした。それでも、家具の配置を工夫したり、棚を取り付けたりと工夫できることは精いっぱいしました。でも、結局私はストレスで倒れてしまいました。見かねた家族が、借金を覚悟して一軒家を購入し、皆さんより一足早く仮設を出ました。でもそこからがさらに辛かった。

新しい土地で、周囲に知り合いや頼れる人は誰もいない。寂しくて、元いた仮設住宅や、以前住んでいた地域の集まりに顔を出しても、「自力で家を買えた人はいいわね」と妬まれ、疎外感を感じることもありました。『家はあっても所在がない』という状況は、震災から9年経った今でも変わっていません。

同じ被災者なのに、私たちの存在を忘れられているようで、何とも言えない気持ちになりました。当時60代前半だった私。人生の中で、一番やりたいことが実現できると思っていた年代でした。でも、エネルギーの全てを、震災後の生活再建に費やしてしまいました。70代に入り、もう体力も気力も残っていません。

震災直後からつけている日記は30冊になりました。今、振り返ると、自宅を解体する時が一番辛かった。建築家の息子に設計してもらい、夫の退職金を全部使って建てた、夢と思い出が一杯つまった大切な家でした。ずっと残しておきたかったけど、津波が襲い、次第にボロボロになっていく家をこのままにはしておけないと、解体を決意しました。何度も家に通い、隅々まできれいにして、解体の当日は、「10年間住まわせてもらってありがとう」と、お酒と塩でお清めをしました。重機が入り、ギシギシと音を立てて崩れていく家と一緒に、私も泣きました。

そんな中、唯一の拠り所だったのは、ボランティアの方々でした。孤立した私たちをいつも気にかけ、一緒に時間を過ごしてくれました。ボランティアの方々の前でなら、甘えたり、安心して泣くこともできました。
震災で失ったものは多かったけれど、ボランティアの皆さんには本当に感謝しています。9年経っても忘れずに電話をくれた。それだけで、明日からまた生きていける。(70代・女性)

【WEB式典】東日本大震災犠牲者追悼式あいちなごや実行委員会より

皆様

2014年3月11日から、毎年名古屋の地で行ってきました
「東日本大震災犠牲者追悼式」ですが、
今般の新型コロナウイルスの拡大に鑑み、
本日の一堂に会しての式典は、中止となりましたが、
WEB式典というかたちをとり、
実行委員長のあいさつ、並びに被災三県の知事、名古屋市長メッセージを掲載しております(3月11日限定公開)
↓こちらをご覧ください。
14時46分に、それぞれの場所で黙祷していただければと存じます。

【第30報】北海道地震におけるRSYの支援活動(3/6)

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。

新型コロナウィルスの影響により、全国各地でイベントやコンサートなどが延期・中止されています。RSYでも、3月中の主催・共催事業等については、中止ならびに延期をさせていただいております。

 

RSYが支援を継続している、北海道胆振東部地震の被災地でも、北海道足湯隊はじめ地元支援者による足湯サロンや情報共有会議(北の国会議)等が次々に中止されています。国内の感染者数が最も多い北海道では、今月19日まで緊急事態宣言が出されていますが、今月末までは支援活動の自粛をせざるを得ない状況です。

地元ボランティアからは、「不安なのはみんな同じ。こんな時こそ、感染症対策を徹底したうえで、いつも通りの活動して、被災された方々の不安や戸惑いに寄り添たい」という声も聞かれています。

北海道足湯隊では、関係する行政や住民の方々と連絡調整を行いつつ、被災された方々が安心して集まれる環境が整うことを待ち望んでいます。

 

2月18~19日、RSY吉林が現地入りしました。以下、ご報告です。

 

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むかわ仮設での食事会サポート

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昨年12月にむかわ町仮設住宅の談話室で行った食事会企画の第2弾を3月22日に予定してましたが、新型コロナウィルスの感染者拡大を受け、延期となりました。

運営メンバーの一人でもある住民の方からは、「せっかく準備してきたから、出来ればやりたいけど、こればっかりはしょうがない。4月に入って、事態が落ち着いたら、みんなで一旦仕切り直そう!」と心強い言葉をいただきました。

4月以降、関係する地域の方々と北海道足湯隊のメンバーで集まり、再調整する予定です。

前回の食事会を機に若いママさんが運営メンバーに加わり、得意のイラストを活かして、宣伝チラシを鋭意作成中です。

 

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北海道足湯隊の活動サポート

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月に1回の定期ミーティングに参加し、直近1か月の活動の振り返りと、来月の活動予定(※)を共有しました。

活動の振り返りでは、参加した住民から「さっきまで雪かきしてて、すっかり冷えてしまった。冬場の足湯と全身マッサージはあったまるね。足湯は気持ちいいから家でもやってみようとたまに思うんだけど、それならお風呂でもいいかなってなるの。」という声が聞かれています。今年は暖冬と言われていますが、降雪量は例年とほとんど変わりないようで、足湯や全身マッサージはとても喜ばれています。

※新型コロナウィルスの影響により、2月末~3月末までの活動5か所7回が中止・延期されています。

 

先月から新たに取り入れているミニ勉強会では、「災害時の公的な支援とボランティア支援の現状」というテーマで、被災者が生活を立て直すまでに受けられる支援制度や根拠となる法律について学びました。

今回の災害を機に、被災3町(むかわ町・厚真町・安平町)では独自施策が講じられ、地域事情に合わせた支援が展開されています。一方で、札幌在住のメンバーからも、札幌市でも建物被害(全体の約3割)が多く、未だ修繕中の住宅もあると話がありました。発災から1年6か月が過ぎましたが、まだまだ地震の傷跡が残っていることが見受けられます。

 

これまで北海道足湯隊では、700名以上の被災された方々に足湯を届け、600以上のつぶやき(被災者の生の声)が記録として残っています。仮設住宅の入居期間は残すところ1年を切り、今後の自分たちの活動を見つめなおす時期にもなっていることから、つぶやきを通じ、被災された方々との関わりを振り返る時間を作っています。

 

 

★ つぶやきを読み込んだメンバーの感想 ★

 

・活動に関わり始めた当初(2018年11月ごろ)のつぶやきは、被災して間もないこともあり、戸惑いや悲しみが色濃く、気がかりな言葉が多かった。最近は身の回りの変化や趣味など日常会話が増えてきたが、何気ない情報の中にも見落としてはいけない違和感、気づきがあるのかもしれない。つぶやきを中心に、活動を振り返ると、当時の自分の戸惑いも思い出される。今後もつぶやきを通じ、活動を振り返る時間を積極的に作りたい。

 

・これまでじっくりつぶやきを見返す機会を作ってこなかった。活動を続けるうちに、徐々にボランティアを待っててくれる住民が増え、住民との関係性が深まっていることが分かる。つぶやきの中に自分たちの活動意義や必要性が感じられた。

 

・自分が集中的に関わっている活動先のつぶやきは、きちんと読み込んでいるつもりだったが、今読み返すと、気になる住民さんの変化(異変)は自分が気づくよりも以前から、つぶやきに表れていた。読み返すことで、当時の記憶がよみがえり、頭の中が整理されていく。当時は活動することに必死で、俯瞰して見ることはできなかった。

 

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被災者の生の声

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今日はあたたかいでしょ?雪が降るのは良いけど、その後、日が差して雪が溶けたりすると、足元が滑りやすなる。おっかないんだ。この時期はどうしても外出が減る。怪我なんかして、家族やご近所さんに迷惑かけたくない。でもその分、いろんな友人や家族が遊びに来てくれるから、気分転換になってて嬉しい。誰かと話すと頭を使うから、会話って大事だね。お客さんが来てくれるうちは、家もきれいに保っていられるしね。(70代・男性)

 

東日本大震災犠牲者追悼式あいちなごや実行委員会より【お知らせ】

皆様

レスキューストックヤード事務局です。
2014年3月11日から、毎年名古屋の地で行ってきました
「東日本大震災犠牲者追悼」ですが、
今般の新型コロナウイルスの拡大に鑑み、来る3月11日に
一堂に会しての典は、中止となりました
例年、来場いただいていた方、今年こそ行ってみようと思っておられた方、
それぞれに想いはいろいろとだと思います。
今回は、14時46分に、それぞれの場所で黙祷していただければと存じます。
詳しくは実行委員長からのあいさつ文を実行委員会のHPに掲載しましたので、
ご覧ください。
なお、参列できないが、参加の気持ちを表したいという方のために
賛同者の募集を行っております。
こちらは、例年同様引き続き募集しておりますので、
お気持ちを表明してくだされば、幸いです。
賛同機関・団体・個人登録はコチラから
レスキューストックヤードとしましても、
当日の行事は予定しておりません。