皆さま
RSYが運営する「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」から、募金のお願いです。
2019年1月20日(日)に、宮城県・仙台塩釜港で発生した、貨物船からの重油漏れにより、今季の七ヶ浜ののり養殖が中止となりました。
東日本大震災による被害を乗り越え、再興した七ヶ浜ののり産業。来季ののり産業の再開に向けて、皆様からのご支援・ご協力を募ります。
のり漁の様子
【今回の重油漏れ事故について】
2019年1月20日、仙台塩釜港に停泊中のコンテナ貨物船から約1,000リットルの燃料用重油が漏れ出し、七ヶ浜で養殖中ののりや養殖施設に、流出した重油の一部が付着していることが確認されました。
宮城県漁協七ヶ浜支所は、商品の安全性が確保できないとして、今季の生産を停止し、養殖施設を撤去することとなりました。
生産停止に伴う被害額は8億円超、重油が付着した養殖施設の廃棄に4~6億円かかる見込みとなっています。
今後、船会社と補償について話し合いがされていくこととなりますが、補償内容や他の海産物への影響も心配されます。
【七ヶ浜ののりについて】
宮城県でののり生産量は、震災により一時減少しましたが、現在では震災前と同等まで復旧し、全国で5位の生産量となっています。また、皇室への「献上のり」の栄誉を競う「奉献乾海苔品評会」では、昨年に引き続き、今年も七ヶ浜の生産者が優賞に選ばれました。
のりは七ヶ浜にとって、特産品・誇りとなっています。当法人が復興支援をさせていただく中、七ヶ浜の子ども達に自分達の住む町の魅力を知ってもらう企画では、のりすき体験や工場見学をさせていただくなど、たくさんのご協力をいただいてまいりました。
海苔すき体験の様子はこちらから、
宮城県七ヶ浜町報告【第260報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう~第9弾海苔すきをしよう~
(URL:http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2017/05/kizunagou_9.html)
宮城県七ヶ浜町報告【第232報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう!第4弾海苔すきをしよう!
(URL:http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2016/06/kizunagou_norisuki.html)
海苔すき体験の様子1
海苔すき体験の様子2
海苔すき体験の様子3
【募金のお願い】
RSYでは、東日本大震災発災直後から、七ヶ浜町にて復興支援の活動を続けてまいりました。現在では「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」が拠点となり、地域のコミュニティスペースとして、子どもからご年配の方まで、毎月1,100人ほどの町内外の皆様にご利用いただいております。
おかげさまで、このような活動を継続させていただけるのも、これまでRSYの活動にご理解・ご協力をいただいたことはもとより、何よりも、皆様の「七ヶ浜を応援したい!」とのお気持ちのおかげです。
被害に遭ったのりや養殖施設の撤去、今後のシラウオ漁や刺し網漁への影響など心配されますが、のりの最盛期を迎えたなかでの今回の事故による不安を少しでも和らげるような支援を届けるため、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
【募集期間】
2019年3月31日(日)まで
【 振込先 】
郵便振替:00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「のり支援」とご記入ください。
銀行振込:三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
口座名義:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お振込される際に、依頼人入力欄に「ノリシエン」とご入力ください。
例)ノリシエン 〇〇〇〇
【お問合せ】
認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード
愛知県名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
TEL:052-253-7550 FAX:052-253-7552 MAIL:info@rsy-nagoya.com
七ヶ浜みんなの家きずなハウス
宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 TEL:090-9020-5887
※今回お預かりしますご厚志は、被害を受けた方々にそのままお渡しします。RSYへの活動支援金とは異なりますのでご了解ください。
※なお、お渡し先は、RSYにご一任ください。
【宮城県七ヶ浜ののり養殖を応援しよう! 募金のお願い】チラシはこちら