皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
震災から半年を迎える日の前日の9/10(土)、
菖蒲田浜海浜公園にて復興まつりが開催されました。
夕方からのおまつりに先立ち、この日は浜清掃から始まりました。
浜清掃は、7月23日から9月4日まで毎週土日、計10日間(お盆、雨天中止日除く)行われ、のべ約450名のボランティアさんが活動してくださいました。
しかし、この日の浜清掃に来たボランティアさんは、なんと約500名!
企画当初の予想では200名程度と推測していましたが、実際には予想を2倍以上上回る数となりました。
小学校にまだ入っていないであろうお子さんも、お母さんと手をつないで来てくれました。
レスキューストックヤードからは、復興まつりのために名古屋から来てくれた弾丸組と、現在七ヶ浜にて活動中の第33陣が参加しました。
どのう袋を片手に黙々と、ひとつひとつ丁寧にゴミを拾っていきます。
流木や日用品のように目に見えやすいものはもちろん、手で拾うには大変な小さなものもあります。砂を一緒に捨ててしまわないように、細かいものを拾う際にはより丁寧な意識が必要になる作業でした。
8月下旬から始まったコンテナ撤去も進み、ずいぶんときれいになった菖蒲田浜ですが、スポンジやガラスの破片など、人の手でやらなければならないものもまだまだ残っています。
500名の手でやると、やはり違うものですね。遠くから浜を見ただけでずいぶんときれいになっていることがわかりました。
浜清掃後、復興セレモニーが開かれました。
津波の影響で減ってしまった砂を取り戻そう!ということで、
全国から寄せられた砂を菖蒲田の浜辺に皆でまき、14:46に黙とうをします。
写真右側(左手)が菖蒲田の砂で、大野海岸の砂と菖蒲田の砂をブレンドした砂が写真左側(右手)です。
大野海岸の砂の方が少し粒が大きく、色が黄色がかっています。
細かくてさらさらして、銀の色をした菖蒲田の砂に黄色や白色の砂浜が混じりました。各地で色も粗さも異なる浜の砂が一緒になるということはそうそうありません。
9/8にボランティアさんが集めてくださった、日本で一番古い海水浴場、愛知県大野海岸の砂も地元の方や現地ボランティアさんの手によって菖蒲田の浜にまかれました。大野海岸で砂を集めてくださった皆さん、ありがとうございました。
14:46には全員海に向かって手をつないで黙とうをしました。
鐘がならされている間、波音を聞きながら皆さんはどんなことを思ったのでしょうか。
その後、七ヶ浜町の町花「ハマギク」を松林に植え、メッセージボードに願いを書き、それぞれの思いを菖蒲田浜にこめました。
レスキューストックヤード代表理事の栗田もせっせとハマギクの植栽のお手伝い。
菖蒲田浜・復興まつりの会場はすでにブースは準備完了の状態で、
セレモニーを終えた参加者はおまつり会場に移っていきました。
ところで、上記で少し触れましたが、名古屋からこの復興まつりのために1泊3日の弾丸ツアー組、総勢33名が応援にかけつけてくれました。
朝は渋滞に巻き込まれて予定が急遽変更することになってしまいましたが、浜清掃からおまつりの最後まで会場を盛り上げてくれました!
弾丸ツアー組が企画・準備をしてくれたゲームは、ヨーヨー釣りとカエルの的当てゲームと工作教室。
この日のために、ボランティアさんが中心となって名古屋で用意をしてくれていました。全部手作りで、かわいらしいブースに!
きずな館からは、モノづくり工房で住民の方が手作りした品を販売しました。
かけだしはまずまずの盛り上がりぶり。
いつもきずな館に来てくださる住民の方ともお会いしました。
その方は震災以来、海が憎くて一度も見ていませんでした。
海のそばが会場になっているこのおまつりに来るのも勇気が必要だったそうです。
「さっきもAさん(お友達)と泣いちゃったの。」と涙目で、私のおうちはあそこだったのよ、と指をさして教えてくださいました。
その後はとても楽しんでいるようで、いつもきずな館で見せてくれる笑顔がありました。
夕方になると参加者はどんどん増えて、各ブースには長い行列ができるようになりました。
七ヶ浜の皆さんはとてもお行儀がよく、順番抜かしをしたり、もめたりすることはありませんでした。
ステージパフォーマンスも始まり、会場はますます盛り上がりをみせてきました。
花火の時間が近づくにつれて、空模様があやしくなってきました。
しかし、ぽたっと少し降ったものの気になるほどでもなく客足が減ることはありませんでした。
さあ、お待ちかねの花火です。
「今年の花火は盛大にやろう」と例年よりも力が入っているそう。
どんな花火大会になるのか、わくわくどきどきが止まりません。
打ち上げ場所は、ペンションみらいが建っていた場所。
おまつり会場からさほど離れていない場所で約700発打ち上げられました。
とても近くだったので、空に花火が昇っていく音や光がしっかり見え、まるで降ってくるかのように私たちの頭上で「ドーン」と輝いていました。
花火のキラキラや火の粉が消えるまでの時間は皆余韻に浸っているようで、
終始「すごいね」「おっきいね」「きれいだね」と歓声が止むことはありませんでした。
私と一緒に見ていた子どもは、
花火が頭上すぎて、また大きすぎて「こわい」と言っていましたが、手で目を覆いながらも隙間からちらっと見るように最後までしっかり見ていました。
花火大会の途中や帰りに「キラキラ光ってるよ!」「すっごいきれいだったね!」とずっと嬉しそうにしていました。
毎年行われている菖蒲田浜のおまつりでしたが、
今年は震災の影響で開催できないんじゃないかと誰もが諦めていたそうです。
しかし、県内外の多くの方に支援いただけることになり、支援者の多さと思いに背中を押され、「よし、やろう」と区長さんをはじめ実行委員の方たちが立ち上がりこの日に至りました。
菖蒲田浜の今に囲まれながら、
日中の暑さも、日頃の切なさも吹き飛ばすような一日。
時折見せる遠い目は、以前の菖蒲田浜を思い出していたのでしょうか。
本日、9月11日。
14:46にそれぞれの思いがまたこの七ヶ浜町に込められました。
最後に、レスキューストックヤードスタッフと長期ボランティアのおまつりショットです。
月別アーカイブ: 2011年9月
2011年台風12号【第2報】 ボランティア資機材を搬出しました
皆様
栗田です。お世話になります。
本日、東日本大震災支援で活用されたものを含む10トラック分の資機材を三重県紀宝町・熊野市(サテライト2ヶ所)、奈良県天川村へ搬送させていただきました。積込作業にご協力いただきました皆様のご協力に感謝申し上げます。
徐々に今回の被災の全容が明らかになってきましたが、近年最大規模の被害となっています。以下は現地入りした方々の報告の一部です。ボランティアの応援が不可欠で、名古屋からもボランティアバスの運行を調整中です(詳細は追ってお知らせします)。引き続きのご協力をお願いいたします。
「家にぐちゃぐちゃになった車が縦にへばりついていたり、何台も家の中に突っ込んで大破している、津波被害と同様の風景が続く状況」(和歌山県那智勝浦町)
「熊野川の川幅は大変広く、また現在復旧中の流域の道路は、現在の川面から十数メートルも上に走っているにもかかわらず、ピーク時にはその道路の電線以上まで水が達しており、正直、どうしたらそこまで水かさが増えることがあり得るのか、理解
を超えた目を疑う風景」(和歌山県新宮市)
「ボランティア活動を行うにも、孤立だらけであり、入ることが困難。すぐに避難指示がでるほど危険。ボランティアの拠点が作れない。宿泊しなければ活動できないが、ボランティアの宿泊拠点が確保できない」(奈良県十津川村)
「日を増すごとに被災住民からのニーズが相当数あがっている。その多さにボランティアが追いついていない」(三重県紀宝町)
■支援金のお願い
【郵便振替】
郵便振替00920-7-75997
加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
または
口座番号 00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※いずれも通信欄に「台風12号」とご記入ください。
追記:
スタッフ関口です。9日の資機材搬出は名東区の名東倉庫と港区の東海建設倉庫で、急な呼び掛けに応じてくださったボランティアとスタッフ計13名が行いました。
われわれはボランティア活動に必要なスコップやデッキブラシなどの資機材をストックしており、東日本大震災の被災地にも数多く提供してきました。ちょうどボランティア活動が落ち着いてきた被災地が出てきたこともあり、東北地方から返却される資機材を名古屋で中継し、紀伊半島に送り届ける見通しが立ったための作業です。
東北からは秋田県で活用されたスコップが返却され、名古屋に残っていたその他の資機材と合わせて三重県紀宝町、熊野市の山崎、入鹿の2地区、そして奈良県天川村の各ボランティアセンターにトラック2台にわけて搬送されました。
ボランティアさんたちは強い日差しの下、力を合わせて約30種類の資機材を送り先の被災地ごとに仕分けたり、一輪車のタイヤに空気を入れたりした後、丁寧にトラックに積み込んでくださいました。
なお、宮城県に提供していた資機材は同県社会福祉協議会から直接、熊野市や紀宝町に送り届けられることになっています。今後も各地からの要請に応じて、資機材の提供はもちろんスタッフやボランティアの派遣も進めていきます。今後ともご理解、ご協力よろしくお願いいたします。
宮城県七ヶ浜町報告【第38報】顔を合わせて、声を聴くこと
皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
第32陣(8月31日―9月6日)の活動報告をご紹介いたします。
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今回、私たちは足湯、オープンカフェ、物づくり、名古屋カフェ、浜の再生プロジェクト、七ヶ浜の方との交流会、ボランティアセンターでの活動などを行い、最終日に今回の活動で一番印象に残ったことをマイスポットとして発表しました。
その中でも多くのボランティアが感じたことをピックアップして紹介します。
◆被災の現実に接して感じたボランティアの感情~ボランティア前と後のギャップ~
誰もがテレビなどのメディアを通じて被災地を見たり、被災者の声を聞いているでしょうが、直接見たり、被災者に寄り添って聴く言葉から感じるものは比べものにならないくらい心深くに響きます。
・震災の話を直接聴いてみたいと思っていたが、
いざ聴いてみると自分は何と答えて良いのか分からず、
言葉に詰まってしまった。
・レゴブロックで遊んでいる子どもに「何作ってるの?」と聞いたら、
「工事現場」「ブルドーザー」と答えが返ってきた。
子どもにとっては重機が身近にあることを寂しく感じた。
・浜に流された家財や家の木片を見て、津波の被害の大きさや七ヶ浜で知り合った方々が
体験されたことの重大さを感じてショックだった。
・津波で流されてしまい、まだ持ち主の所に戻っていない写真やアルバム、トロフィー、寄せ書きなどがあり、
大切な思い出が無くなってしまったと思うと、胸が詰まる思いがした。
・被災した家の片付けをしていると、
その家の持ち主がとても切なそうに家を見つめているので胸が痛くなった。
・その家の人が生活していた証しである思い出を一緒に一つ一つ片付けることができ、
嬉しいような悲しいような、うまく言い表せない気持ちになった。
◆七ヶ浜の方との出会いと再会~きずな~
ボランティアが接する七ヶ浜の方々は皆さん良い人ばかりで、その人たちと親交を深め色々なお話を聞けるのはとても貴重な経験です。また、ボランティアバスリピーターにとって、以前に知り合った方と再会し元気な顔を見られるのは最高の喜びです。今回もそんなエピソードがありました。
・前回来たときに足湯をやらせて頂いた方が今回の足湯の時にも
来てくれて、顔を覚えてくれていたのが嬉しかった。
・今回、七ヶ浜に来ることをスタッフから聞いて、
会えるのを楽しみにしてくれていた。
・前回来た時にマイスポットとしてお母さんとの2ショット写真を選ん
だが、それをコピーして家に貼ってくれている。
・住民の方も何度も七ヶ浜に来てくれる人のことを嬉しそうに
話してくれた。
・親しくなった方に七ヶ浜の案内をしてもらい、その人の優しさや温かさ、
生まれ育った地元に対する想いを感じることが出来た。
など、住民の方との新しい出逢いや繋がりができ、それが「きずな」に成長することはボランティアにとっても、住民の方にとっても嬉しいことなのです。
32陣のメンバーもこの出逢いを大切にし、七ヶ浜に帰って来たり、手紙のやりとりをしたりと、これからもずっと七ヶ浜の町を、七ヶ浜の人たちを想い続け、ともに前へ歩んでいこうと思っています。
(報告:六鹿)
【報告】大野海岸で「応援の砂」を積み込みました!
本日15:00より常滑市にある”世界最古”の海水浴場・大野海水浴場で「応援の砂」を積み込みました!「七ヶ浜の復興を応援したい!」という思いで集まったRSY会員さんやRSYのボランティアバスに乗って七ヶ浜で活動した方、運転手ボランティアさん、チームBのメンバー(街頭募金チーム)の18名が集まりました。
RSYでは、七ヶ浜にある菖蒲田浜海水浴場が東北で一番古い海水浴場と聞き、愛知県にもどうやら日本最古・世界最古の海水浴場があるらしいと聞き、何かできることはないかと考えていました。
過去の自主防災の取り組みでつながりのあった常滑市瀬木地区の自主防災会会長で、常滑市の市議も務めておられる藤井さんにご協力いただき、今回砂の積み込みを行うこととなりました。観光協会大野支部の支部長さん、副支部長さん、常滑市役所の方も応援に来て下さり、「是非届けてください。大野海岸のことも紹介してくださいね。」とあたたかいお言葉をいただきました。
天候にも恵まれ、途中、ボランティアのHさんによる土のう袋の縛り方講座をしたり、おしゃべりしたりと終始わきあいあいとした雰囲気の中、あっという間に(なんと20分程度で!)土のうの積み込みが終わりました。
積み込んだ砂は明日9日の夜に、名古屋を出発するバスと一緒にRSYカーを走らせ、10日の「復興まつり」のセレモニーで菖蒲田浜にまきたいと思っています。RSYカーの運転は、まだガソリンが不足していた3月に七ヶ浜へ車を走らせてくださったBさんと運転ボランティアとして何度もボランティアバスの運転をしてくださったHさんにお願いしています!
※「復興まつり」の情報ブログでは、こちら
↑こんな感じで砂を募集しています。
なお、本日砂を積み込んだ土のう袋30袋は、繹ウ名古屋建設業協会よりご提供いただきました。
いつもありがとうございます!
お届けの様子は後日、ブログでご報告します。
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★世界最古の海水浴場・大野海水浴場★
その歴史は古く、すでに応保2年(1162年)に鳥羽法皇の御歌所奇人鴨長明によって「生魚の御あへも清し酒もよし大野のゆあみ日かずかさねむ」(長明和歌集)と詠まれ、「尾張名所図会」のなかでも「…あらゆる諸病を治す…大野の汐陽治…暑月には浴場する群集しくて夥しくて…」と紹介されている。
明治14年に、当時の内務省技師・後藤新平および同省衛生局長・長与専斉が調査のために来町し、その結果、衛生上最善の浴場と称した。
その後海水浴の普及とともに、大野海水浴場の名は広く世に知られ、特に明治45年2月に愛知電気鉄道が開通してからは、名古屋方面からの海水浴客が増し、施設も次第に整えられた。大正11年3月に同町役場に「海水浴に関する委員会」が設置され、専門的に海水浴場の整備がすすめられてからである。
2011年台風12号【第1報】
皆様
栗田です。お世話になります。
ご承知の通り、気象的にもあり得ない記録的大雨を伴う台風が近畿地方を縦断しました。被災地各地でいまだ行方不明の方の懸命な捜索が続いております。また孤立状態となっている地域もあり、一日も早い救出救助を願うばかりです。
当方におきましては、隣県三重県のみえ防災市民会議や震つな、全社協、支援P等と連絡を取り合い、以下の支援について進めております。皆様のご協力をお願いいたします。
■ボランティア活動資器材
名古屋で保管してあるものの大半が東日本大震災支援で活用されておりましたが、徐々に泥出しニーズ等が終息しつつある岩手・宮城の各地から戻していただき、宮城分は9日には三重県紀宝町・熊野市に直送していただく手配を完了しました。
その中に一輪車が含まれていないことや別途奈良県天川村から要請が入りましたので、名古屋保管分と岩手分の一部を別送します。以下によりお手伝いしていただける方を募集いたします。よろしくお願いいたします。
・日時:9月9日(金)10:30名東倉庫~その後港区・東海建設様へ移動(14:00終了予定)
・集合:9:30/RSY事務所(5名)または10:00/地下鉄「上社」バスターミナル(6名)
※名東倉庫は自家用車でのご参加はご遠慮ください。
※お手伝いいただける方は8日(木)15:00までにRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までお知らせください。追って詳細を直接ご連絡差し上げます。
なお、岩手のその他の分等は別日に名古屋到着となる予定で、とりあえず名東倉庫に保管し、その他の被災地のニーズの要請次第で調整いたします。
■ボランティアコーディネーター
紀宝町には3カ年連続で災害ボランティア講座の講師をお受けしていたご縁もあり、RSYスタッフ1名を12日(月)から派遣いたします。その状況や別の被災地からの要請があれば、コーディネーター各位には今後派遣のご依頼をさせていただく場合もあり
ます。
■ボランティア
三重県の各被災地は県の最南部に位置しているため、特に平日のボランティアが不足する懸念が現場からあがっています。したがって、名古屋発のボランティアバスの運行も視野に入れ、調整しておりますので、詳細が決まり次第お知らせいたします。
■支援金のお願い
こうした活動を安定的に実施するため、ぜひご協力をお願いいたします。
【郵便振替】
郵便振替00920-7-75997
加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
または
口座番号 00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※いずれも通信欄に「台風12号」とご記入ください。
※このたびの被害は、災害救助法の適用だけでも現在までに4県20市町村に及んでいます。皆様方の各方面からの情報をお待ちしております。
【募集】東日本大震災の街頭募金( 9/17< 土 > )
皆さま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
今回は下記の2点について、お知らせします。
○次回の募金案内について
RSYでは毎週土曜日に名古屋栄で活動支援に関する街頭募金を行っております
ので、そのためのボランティアを募集します。
今回の募金活動では、
1.ボランティア活動支援金募金
2.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
3.被災地への支援メッセージを集める「メッセージ募金」
4.「輪っか和っかプロジェクト」メッセージ集め
を行います。
時間を追うごとに関心が薄れていってしまいますが、まだまだ長期的な支援が必
要となっております。
ボランティアバスに参加された方々も、名古屋での活動の場としてご家族やご友
人を誘い合って参加いただけるとボランティアの輪が広がっていけると思いま
す。ご協力よろしくお願いします!!!
日程は下記の通りです。
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
◆募金実施日時 :
9月 17日(土)15:00~17:00
※10日は中止にいたしますので、ご了承ください。
◆集合場所 :
現地集合の方 ⇒名古屋栄三越ライオン前に15:00集合
備品の持ち出し可能な方 ⇒事務局に14:30集合
初めて街頭募金に参加される方 ⇒事務局に14:15集合
◆暑さ対策
・まだ暑さも予想されますので、飲み物・帽子・タオル・日焼け止め等をご用
意ください。
◆ボランティア保険
・自転車との接触事故・熱中症などの心配がありますので、ボランティア保険
に加入しコピーを持参いただくと万全です。
◆街頭募金申し込みフォームからお名前・ご連絡先(電話・メール)をご連絡く
ださい。
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEJnRFMzTEUxTWVpUWdxY0NUT0VBZnc6MQ
※街頭募金に初めて参加される方は簡単な事前説明を実施します。募金当日の午
後14時15分までにレスキューストックヤードの事務局までお越し願います。
(初参加でもお時間の都合が付かない場合は、現地に直接来ていただいてかまい
ません)
※9月16日の18:00までにお申し込みください。
◆ボランティア募金チーム(チームB)コミュニティ
チームBでは情報共有や意見交換するためのコミュニティを立ち上げました。
下記のURLから登録をお願いします。
登録にはYahoo!IDが必要です。
◆RSY事務所アクセス:
☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
日時, 参加人数, 募金額, 応援メッセージ数
3月小計, 263人, 1,702,899円, 73
4月小計, 90人, 302,882円, 284
5月小計, 38人, 85,691円, 172
6月小計, 36人, 40,250円, 88
7月 2日(土)15:00~17:00 30人 31,464円 35 ※2
7月 9日(土)15:00~17:00 18人 22,367円 21
7月16日(土)15:00~17:00 12人 16,120円 32
7月23日(土)15:00~17:00 21人 24,819円 21
7月30日(土)15:00~17:00 32人 44,936円 86
8月 6日(土)15:00~17:00 19人 12,038円 30
8月20日(土)15:00~17:00 18人 次回募金へ含める
8月27日(土)15:00~17:00 8人 5,543円
述べ人数:585人、募金総額:2,288,960円
※1 場所はいずれも名古屋栄三越周辺の大津通り・久屋大通り
※2 “輪っか和っかプロジェクト”の応援メッセージの募集を7月2日より実施
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
Mail info#rsy-nagoya.com (#は@にかえて送信してください。)
————————————————————
また、下記の通り、郵便振替またはクレジットカードでも
ボランティア活動支援募金をお願いしています。
【1.郵便振替】
口座番号 00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。
【2.クレジットカード】
VISA又はMastercardをお持ちの方は、1口2,000円より、
こちらのURLから寄付して頂けます。
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東日本大震災」とご記入ください。
輪っか和っかプロジェクト「第3回みんなの輪っかをつなぐ会」
今日のボランティアDAYは、「輪っか和っかプロジェクト」の輪っかをつなぐ会&9/10「復興まつり」準備&台風12号支援活動準備を行い盛りだくさんの内容でした!
今日は4人のボランティアさんにお集まりいただきました。
はじめて参加してくださったSさん、RSYの立ち上げ以前からを知るKさん、今日から研修に来てくださっている名古屋市のYさん、ボラバスで昨日帰って来たばかりのMさんです。
まずは、七ヶ浜で10日に行われる「復興まつり」で現地の方にお渡しするための輪っかをレイ(首飾り)にしてつなげました。今日の参加者の方にもメッセージを書いてもらいつなぐことができました。初参加のSさんの天然っぷりにKさんがつっこむなど、終始笑顔、でも数を数えている時は無言…で!
10日は名古屋からのボランティアでブースを出展することも考えていて、そこでみなさんに書いていただくメッセージカードの型抜きも行いました。地道な下準備がイベントを支えています!
そして…突如今日は「地図作り」を行いました。
台風12号による紀伊半島での被害状況を把握、ボランティアセンターの立ち上げ状況などを確認するためにA4用紙16枚で印刷した紙を切り貼りして大きな地図を完成させました。事務所に来たことがある方ならご存知のとおり、私たちは災害が起きたときにこのような地図を貼って、状況把握につとめています。
東日本大震災では、学生さんが中心となった「情報班」のみなさんにこういったの地図に情報を入れ込んでいただくお手伝いをしてもらっています。「情報収集・データ整理」などマメなことって結構好き!という方、ぜひぜひ一緒にやりましょう~
さて、今回つないだ輪っかは、9日の夜に名古屋を出るバスに乗せて七ヶ浜へ持っていき、「復興まつり」で七ヶ浜の方にお渡しする予定です。その時の様子はまたブログでお伝えします。
■発表
本日あつまった輪っかの数は・・・1,807個
距離にすると・・・約90m
この輪っかを集めると同時に呼びかけていただいた寄付は、合計26,339円です。
■報告
・これまでに集まった輪 6,281個(314m)
・これまでにいただいた輪っか和っかP 寄付 104,169円
※輪っか和っかプロジェクトでは1輪っかにつき、10円のご寄付をお願いしています。
本プロジェクトを含めた、東日本大震災の被災者支援に関わるボランティア活動資金として活用させていただきます。
☆お願い!
メッセージの書いていない輪っかがいくつかありました。メッセージを書いた輪っかをつなげてくださいね!
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★集めてくださった方を紹介します。
刈谷のお祭りで集めてくださったKさん
名古屋市内の大学のサークルで集めてくださったTさん
33陣でボラバスに参加されたUさん
募金などのボランティアのSさん
NPO法人ゆめじろう・やっとかめのSさん
各務原市・浦野講演会場にて
本日のボランティアDAYの参加者のみなさん
鵜沼の輪 人参会議のみなさん
子どもたちのサマースクールで集めてくださったWさん
<次回の予定>
近日中に発表します。まだ本プロジェクトは継続して行う予定です。
宮城県七ヶ浜町報告【第37報】名古屋からの贈りもの、七ヶ浜からの贈りもの
皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
第31陣(8月24日―30日)の活動報告をご紹介いたします。
下記報告文中にある「名古屋カフェ」とは、流失・大規模半壊でアパートなどを借り上げている在宅被災者の方を対象とした名古屋学院大生による企画イベントで、今までなかなか接点を持つことができなかった方々と交流をもつことを目的としています。
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名古屋から約12時間をかけてマイクロバスに乗り、無事に宮城県の七ヶ浜町に到着することができました。途中体調不良の方が出てしまい1人名古屋に帰ることになってしまいましたが、その方の分まで頑張っていきたいです。(後日、その方から体調が回復したと連絡をもらったので安心しました。)
活動初日の朝食後は皆でボランティアセンター(通称ボラセン)に向かい活動開始です。
しかし、僕たち以外にもボランティアに来ている人がいると思っていましたが、いざボラセンの中にはいると想像以上のボランティアの方がみえて正直びびりました・・・。
でも僕たちも誰かの役に立ちたいという気持ちは負けません!!
皆いくつかのチームに分かれて仕事を割り振られました。僕はとある住宅の側溝が泥で埋まっているためそれの泥だしでした。
炎天下のなかスコップを使い一生懸命泥だしを行い、最初は側溝が埋まっていましたが、最後には泥をきれいに片付けることが出来ました。依頼者の方にも感謝され、お礼に参加者全員に缶ジュースを振る舞ってくれてみんな大喜びでした。誰かの役に立つというのは嬉しい限りです。
翌日から今回の一大イベントである名古屋カフェのミーティングが行われ、皆の意見がぶつかり合い、話し合いだけでも大バトルを繰り広げました。それだけ皆はこのイベントに期待しておりやる気は十分というのを強く感じました。
名古屋カフェとは名古屋学院大学主催で行われるイベントであり名古屋名物を現地の方に食べていただいて、その勢いでおしゃべりしながら仲良くなろうというイベントです。
今回は名古屋名物である五平餅を振る舞うことになっており、早速五平餅を作るチーム、会場の設営に分かれて行動しました。
その時には僕たちの大学の教授である小松教授も応援に駆けつけ、より一層の盛り上がりをみせました。
五平餅を200程作るために大忙しでしたが、なんとか作りきることができて準備は完ぺきです。当然お待ちかねの味見タイムもあり皆で五平餅を美味しくいただきました。我らが教授も大満足でしたが、出来たては熱いから大変です。
いよいよ我らが31陣もいよ最終日になり、今回は仮設住宅に住んでいる方に震災後についてお話を聞きました。地震が起きたときにまだ小さい息子さんと娘さんを連れて避難しながら奥さんと合流するまでを語ってくださって改めて地震の恐ろしさと被害の大きさを知ることができました。
夫婦の方にお話をお聞きしたのですが最後に「生きているだけでもうけものだよ。君たちのようなボランティアみたいに震災後に知り合った方と出会えたのは決してマイナスではない。」と語ってくれました。これには強く胸を打たれて心のなかで被災者は可哀想と思っていた自分が恥ずかしいです。
七ヶ浜の皆さんは僕達に「お疲れ様、ありがとね」と声をかけてくださって、ボランティアの励みになります。
やっぱりこの街に来ることができて本当によかったです。七ヶ浜最高~!!
(報告者:渡辺)
宮城県七ヶ浜町報告【第36報】足もほぐほぐ、心もほぐほぐ
こんにちは。
足湯担当スタッフの清水玲奈です。
生まれも育ちも七ヶ浜で震災後しばらくしてからボランティア活動を始めました。
その時に、レスキューストックヤードの浦野さんに声をかけていただき、
今では足湯担当の専属として活動しています。
9/1はぐずついた天気の中、記念すべき60回目の足湯を行いました!
32陣の10人のボランティアの方たちが七ヶ浜中学校・集会所で足湯隊として活動してくれました。
今回は9人の方が利用してくださいました。
雨がぽつぽつと降ったり止んだりしていたので、初めのうちは人がいなかったのですが、「集会所で足湯やってまーす!」と宣伝したところぞろぞろ来てくださいました。時には、足湯が来たことを知ったとたん、杖を忘れて来るほど急いで来てくれる方もなかにはいたりしました。嬉しいけど、そんなにあわてないでね!
足湯隊の方たちは、私が指示をしなくてもテキパキと動いて下さりスムーズに進めることができました。
つぶやきの中にはこのような声がありました。
・最近は夜蒸し暑くて眠れない。
・仮設に1人暮らしなので、外に出て友達と話すのが今の生きがいなんだよ。
・ボランティアさんいつもいつもありがとう。
・津波で流されて良いことなんて何もない。
・七ヶ浜のどこが気に入ったのかなあ?人柄かな?雰囲気かなあ?
足湯は3月から継続的に続けていますが、今では話題が世間話や明るい話が多くになり、時には冗談を言って下さる方もなかにはいます。
でも、震災の恐怖などはすっかり心の中から消えたわけではありません。
これからも、この活動を続け少しでも被災者の心に寄り添えるようにしていきたいと思います。
【参加者募集*9/8】大野海岸で七ヶ浜への「応援の砂」積み込み隊!!
みなさま
RSY事務局よりボランティアの募集案内です。
★大野海岸で七ヶ浜への「応援の砂」積み込み隊!!
日本で一番最初の海水浴場・愛知県常滑市・大野海岸から東北で最初の海水浴場・宮城県七ヶ浜町・菖蒲田浜海水浴場へ砂を届けます。東日本大震災の津波で大きな被害を受けた菖蒲田浜海水浴場。「時間がかかっても浜を復活させたい」という地元の方の強い想いとボランティアの力で現在浜の再生が進んでいます。9月10日に行われる「復興まつり」には、愛知からのボランティアも参加します。そこで応援の砂を届け、浜にまきたいと思っています。
大野海岸で土のう袋に応援の気持ちと一緒に、砂を積み込んでくださるボランティアさんを募集します!
集合時間:9月8日(木)15:00頃
集合場所:大野海水浴場(常滑市大野町)
※集合場所の詳細は、参加される方に別途ご連絡します。
※最寄りは名鉄常滑線の大野町駅です。
※注意事項
・各自水分補給を行いながら作業してください。
・熱中症対策、日よけ、紫外線対策など各自準備してご参加ください。
・少雨決行です。
・積み込むためのスコップ・土のう袋はこちらで準備します。
※人数を把握したいので、事前にお申込みをお願いします。
集合場所の詳細をご連絡するためのメールアドレス、当日連絡がとれる(携帯の)電話番号をお知らせください。
返信先:info♯rsy-nagoya.com(♯を@に変えて送信してください)
■当日の緊急連絡先
RSY事務局スタッフ:加藤携帯(090-5000-8386)