宮城県七ヶ浜町報告【第240報】常総市・七ヶ浜町交流バスツアー

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。ご報告が遅れておりまして、すみません。

去る8月3日~5日に「常総市・七ヶ浜町交流バスツアー」を七ヶ浜町にて行いました。
茨城県常総市は平成27年9月に発生した「関東・東北豪雨水害」により甚大な被害を受けた地域です。現在は全国・全世界からの応援もあり日常生活が戻りつつありますが、被災を受けてまだ1年も経っておらず、住民の心の傷が癒えない現状もあります。
豪雨水害時、RSYは栗田(RSY代表理事)が代表を務める「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」のメンバーである茨城県の地元NPO法人の「茨城NPOセンター・コモンズ」からの支援要請を受け、現地で支援活動を行い、避難所が閉じられた後も、陶器市など(様子はコチラ)を通して、支援・交流を続けてきました。
今回は「茨城NPOセンター・コモンズ」のご協力を頂き、常総市の子どもたち含めた16名を七ヶ浜町に招き、東日本大震災から5年を迎えた七ヶ浜町の今を知ってもらえれば、と防災を学ぶバスツアーを行いました。

常総市と七ヶ浜町は遠い・・・・!
バスで東北自動車道を6時間揺られながら、常総市の皆さんは七ヶ浜町に来てくれました!

到着後は七ヶ浜町の住民の皆さんに協力を頂き、歓迎の「夕涼み交流会」を開きました。
最初に常総市と七ヶ浜町の子どもたちから、自分たちの住んでいる町を紹介してもらいました。

常総市紹介七ヶ浜町紹介

次に七ヶ浜町民有志で作った「七ヶ浜は大震災の時、どんなことがあったのか?」がよく分かる防災紙芝居「あの日のぼく。七ヶ浜の3,11」を上演。

常総市・七ヶ浜町 夕涼み交流会防災紙芝居「あの日のぼく 七ヶ浜の3.11」

七ヶ浜ボランティア友の会、松ヶ浜地区の喫茶店「ももか」、松ヶ浜地区町営住宅の有志、傾聴ボランティアサークル「レインボー」、七ヶ浜婦人と暮らしを考える会、かんなぎ町内会の皆さん約40名程にご協力頂き、流しそうめん、手づくりピザ、冷やしきゅうり、射的ブース、クイズ大会、ビンゴ大会を行いました。

常総・七ヶ浜夕涼み交流会射的コーナー流しそうめん
常総市、七ヶ浜町の住民合わせて約100名以上が参加をされ、大いに盛り上がりました。

 

翌日は七ヶ浜町の住民の皆さんにお話しを伺う、「町内ぐるっとツアー」から始まります。
七ヶ浜漁業組合では、漁協が建っている花渕地区は被災の時にどんなことが起きて、その時はどうしたのか、又、現在の漁はどれくらい復旧しているかなどを自分たちから質問をして、答えを熱心にメモ取っていました。
七ヶ浜国際村では、避難所になった時、どんなことが大切だったのか、又、高台移転を含めた町の復興状況を説明して頂きました。

漁協にて町内ツアー(国際村から高台移転地を望む)

お勉強の時間の後は、お待ちかねの七ヶ浜菖蒲田海水浴場での海水浴!

準備運動菖蒲田海水浴場砂遊び
前日の交流会に参加した七ヶ浜の子どもたちも一緒に海で遊びます。
なんといっても、菖蒲田海水浴場がOPENするのは震災後初!
今年は誰しもが待ちわびた記念すべき’’夏’’なのです。 (詳しくはコチラ
「一緒に砂山を作ろう!」と常総チームと七ヶ浜チームが一緒に遊ぶ姿も!

 

その後は、今年の2月にOPENしたばかりの、七ヶ浜町うみの駅「七のや」にて海鮮バーベキュー!
これもまた、七ヶ浜の子どもたちと合同です。疲れた身体に美味しいご飯で満腹・・・・!
海鮮焼き・食べ放題という夢のプラン
バーベキュー帰りには常総の子と七ヶ浜の子がハイタッチしてお別れを惜しんでいました。
お互い過ごした時間は短かったけど、特別な時間を過ごして歩み寄れたようです。

 

最後は松島観光!
七ヶ浜町は日本三景「松島」の景観の一部を成しています。代ヶ崎浜にある多聞山は有名ですが・・・せっかく七ヶ浜町まできたのだから!とお隣の松島町に足を運んでもらいました。

松島観光2松島観光3

本当につめこみのスケジュールで参加者は疲れたはずなのですが、それを厭わず、全てに参加してくれた皆さんに感謝です。
帰りのバス出発前にサプライズで常総と七ヶ浜の子たちみんなで撮った写真で作ったキーホルダーを渡しました。「今度は常総に遊びに来てね!」 そんな嬉しい言葉をかけてもらい、バスを見送りました。ともあれ、怪我なく、無事で、喜んでもらえたことにホッとしています。
集合写真集合写真(海)
今回の企画に協力頂き、更に引率としてスタッフとしてこの交流バスツアーを支えてもらった「茨城NPOセンター・コモンズ」の皆さん、ありがとうございました!
こういった被災地間での交流や震災教訓の学びの場の形成はこの先とても大事です。
バスツアーの参加者の皆さんが自分たちの住んでいる町で「防災とは?」や「地域とは?」など考える機会になれれば良いと思います。
これからもRSYは常総市及び七ヶ浜町を応援していきます!
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【ツアー参加者の声】
・七ヶ浜町は道がきれいで、津波が来てないと思っていたけど、実は高い津波がきて大変で、全部直したということを聞けた。
(常総:小学生)

・漁業を再開する為にいろいろな人の手が必要だったこと、各地からの募金で建物や船が買えたことなど大変な思いをしたと同時に、人の繋がりが広がったこと、など震災を経て体験したことで大切なことに気付くことが出来たと思います。常総市、七ヶ浜町、もっともっといい町にしていきたいです。
(常総:中学生)

・ 東北の復興の様子が自分の目で見れて良かった。
(常総:女性)

・普段食べている駄菓子を作っているところ(常総市)から、七ヶ浜町に来るとは思ってなかった。というか、言われてみないと作っているところとか見なかった。七ヶ浜でも作っている駄菓子があることも知った。今度は常総市に行ってみたい。
(七ヶ浜:小学生)

・七ヶ浜に住んでいても、「七のや」に行ったことなかった。交流企画ということで参加させてもらったが、七ヶ浜のこといろいろ教えてもらって、逆に勉強になった。子どもたちも良い機会になったと思う。
(七ヶ浜:女性)

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【主催】 認定NPO法人レスキューストックヤード
【協力】 認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ
【後援】 七ヶ浜町、七ヶ浜町観光協会 

※この企画は全国・全世界からRSYに集まった「関東・東北豪雨水害支援活動基金」を使わせてもらい、実施しました。

 

宮城県七ヶ浜町報告【第239報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう~第6弾七ヶ浜ってどんな町~①

みなさま、いつもお世話になります。
七ヶ浜事務局槙島です。

2015年春から菖蒲田浜漁港で釣りや海苔すき体験など、体験学習を中心に実施してきた始まったきずな号で七ヶ浜を学ぼう。

2年目を迎える今年は七ヶ浜について学ぶ時間を、と『~ 第6弾 七ヶ浜ってどんな町? ~』を実施いたしました。

 

今回は単発ではなく、7月28.29日8月2.3日全4日(+自由参加で8月4日に海水浴)という行程でしたが、中学生6名、小学生13名が参加してくれました。

7月28日(木) 『①:七ヶ浜ってどんな町?WS』

7月29日(金) 『②:聞いて調べて』

8月2日(火) 『③:グループごとに発表練習』

8月3日(水) 『④:常総市七ヶ浜町夕涼み交流会にて発表」

8月4日(木) 『⑤:みんなで海水浴』

 

7月28日(木) 『①:七ヶ浜ってどんな町?WS』

まずは自分たちが七ヶ浜についてどのくらい知っているのか、知らないのかを認識してもらうためのワークショップ。

 

七ヶ浜の7つの浜といえば・・・グループに分かれて七ヶ浜クイズから始まりました!

4つのグループに分かれて地図の穴埋めです。学年も学校もバラバラですが、全問正解を目指してみんなで相談しながら埋めていきます。

きずな号第6弾①_七つの浜地図埋めクイズ

正解は湊浜、松ヶ浜、菖蒲田浜、花渕浜、吉田浜、代ヶ崎浜、東宮浜。一番多かったチームも4問正解が最高。

「全然わかんないじゃん!」「もう今日で覚える!」とやる気になっていたところにもう一問。

「さあ、この中で七ヶ浜の看板に使われている動物はどれでしょう?」

きずな号第6弾①_七ヶ浜クイズ

とのクイズにある子が「たぬき!」と即答。

では「なぜ、たぬきなのでしょう?」との質問にはみんなだんまり。
みなさんは知っていましたか?七ヶ浜町の看板には『たぬきがウインドサーフィンをしている様子』が書かれています。

七ヶ浜町看板
諸説はありますが、馬放島(現:七ヶ浜町代ヶ崎浜地区の無人島)にたくさんたぬきが住んでいて、食料がなくなると海を泳いで七ヶ浜まで食料調達をしにきたこと、七ヶ浜でウインドサーフィンが出来る名所があったこと、この2つを合わせてこの看板イメージになっているそうです。

そんな豆知識も知ったところで本題へ。

七ヶ浜ってどんな町?自分たちの知っていることをとにかく書き出します。

きずな号第6弾①_ポストイットきずな号第6弾①_ポストイットきずな号第6弾①_特徴

《七ヶ浜の特徴》

・海に囲まれている

・7つの浜がある

坂が多い

・海苔や魚がたくさんとれる(ボッケ、ハゼ、カニ、カレイなど)

《仕事》

・漁師さんがいて魚がたくさん獲れる

・米農業をしている人がいる

・よっちゃんイカの工場がある

《歴史・文化》

・七ヶ浜の貝塚には昔の土器が発見された

・宮城郡三大薬師の薬師堂が湊浜にある

・貝塚がたくさんある

など、たくさん記入し、今回は「七ヶ浜の特徴」「仕事」「歴史・文化」の3つで自分が調べてみたいところに分かれ、このグループで翌日の調べ学習での質問事項を相談、まとめました。

 

ポストイットまとめて共有きずな号第6弾①_歴史チームきずな号第6弾①_特徴チーム

〈参加者の声〉

・チームの人はあまり普段喋らない人が多かったので、もっと仲良くしようと思った(小6男子)

・七ヶ浜の看板がなんでたぬきなのかわかった(小6男子)

・改めて考えてみると七ヶ浜についてわからないことばかりだった。七つの浜の場所がわかった(中3女子)

 

宮城県七ヶ浜町報告【第238報】仮設住宅の今と昔

皆様

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。

この夏、海水浴場OPEN以外に大きく動いたことがもう一つあります。それは仮設住宅の解体作業です。震災直後から、被災者の暮らしの拠点となっていた仮設住宅。震災直後は6か所総数421戸に入居されていましたが、現在は移転が進み、1か所10戸以下になっています。

第一スポーツ広場仮設七ヶ浜中学校第二グラウンド仮設

震災後すぐに仮設住宅の建設が町内の中学校のグラウンドや公園、運動場建設で始まり、入居開始が2011年5月、避難所が閉鎖されたのが2011年6月、という沿岸部ではとても早い対応でした。これは役場が津波の被災を受けず、早い段階で動き出せたのと、高台に町有地が多かった、という2点が大きいと言われています。

仮設住宅では入居当時、「風除室(充分な広さの玄関)が無い」、「窓が二重サッシでない」、「お風呂の追い炊きの機能が無い」、「建物に断熱材が入っていない」、など生活してみると分かる様々な不具合もありましたが、仮設住宅総合サポートセンターを始め、役場や社協が丁寧に対応し、改善を図っていきました。
私たちRSYも「どの建物も同じつくりで、道に迷い、自分の家(仮設住宅)がどれか分からない。」という声からの表札作りを中学生たちと一緒に行ったりしました。
(概要はコチラ)(取り付けの様子はコチラ
又、集会所ではコミュニティ形成の観点から、様々なイベントが毎日、毎週行われました。
私たちRSYも交流の場としてお茶会を行ったり、避難所から続けていた足湯ボランティアなどを行いました。ここで繋がったボランティアさんと文通を続けている住民の方もたくさんいらっしゃいます。
第一スポーツ広場仮設解体1七中仮設解体1七中仮設解体2

そんな「きずな」がたくさん生まれた仮設住宅は2017年3月末をもって、全て解体予定です。
先だって2016年7月から解体が始まりました。

仮設住宅に入居されていた方からは
「5年も居させてもらった。いろいろなことがあったが仮設住宅にはとても感謝している。町内でも知らない人もいたので、震災後知り合いになれたし、ボランティアさんとも会えた。仮設を出ると決まった時、正直ずっとこのまま、愛着がある仮設住宅に住んでいたいという気持ちもあった。でも、いつもまでも甘えてはいられない。『移転した新しい家で頑張るよ』とお礼の気持ちで、引っ越しした。」というお話も聞きました。
野外活動センター前仮設住宅

仮設住宅は先にお伝えしたように、完全になくなってはいません。
未だ、移転先が決まらない方(再建か町営住宅入居か)もいらっしゃいます。
私たちは移転された方、未だ仮設で生活を余儀なくされる方、両者の声に耳を傾け、共に復興へ向かってこれからも歩み続けます。

宮城県七ヶ浜町報告【第237報】震災から6回目の夏。七ヶ浜の海。

皆様

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。
2011年の東日本大震災から数えると、七ヶ浜町は震災から6回目の夏を迎えました。
大きな自然の力。沿岸部は特に大きな被害を受け、震災後数年は「海・浜の再生はいつになるか・・・」そんな声がたくさん上がっていましたが・・・・・

菖蒲田浜被災菖蒲田被災写真
菖蒲田浜被災菖蒲田浜被災

ついに、2016年7月29日から8月7日の10日間の菖蒲田海水浴場のOPENができました。
この海水浴場は全国では3番目に古く、東北地方では最も古い由緒あるとても有名な海水浴場です!

菖蒲田海水浴場復興感謝祭菖蒲田海水浴場復興感謝祭
「延べ8万人以上のボランティアさんの力を借りて、ついにここまで来ました。共に喜びたい。」そんな町長の挨拶から始まった海水浴場。

来場者数は合計3万2千人(七ヶ浜町観光協会発表)で土日はステージイベントも行われ、大変にぎわいました。七ヶ浜町観光協会を主体とした実行委員会にライフセーバーや地元ボランティアが加わり、企画・運営を行い、大きな事故なくこの10日間を終えることができました。
「震災前の風景に少しずつ戻ってきているのが目に見えて分かるのは感動する。たくさんのボランティアさんに支えられて、海水浴場が在る、今こうしてお客さんが楽しんでいる。本当に感謝をしたい」と話すのは七ヶ浜町にお住まいのライフセーバーWさん。

菖蒲田海水浴場復興感謝祭菖蒲田海水浴場復興祭

震災後、ボランティアに来られた方も。
「今日はボランティアじゃなくて、観光!がれき撤去などお手伝いをしていた浜がここまできれいになって感激している。少しでも力になれたと思うと本当にうれしい。来年も来たいね」
菖蒲田海水浴場復興祭

又、簡易的だが海の家(出店ブース)も展開。
震災前に海水浴海で毎年海の家を営んでいた方も、「ここに帰って来れて良かった。もっと浜が活気づくように、来年も出店をしたい」と喜んでいました。
菖蒲田海水浴場復興祭 

今年は10日間だけの試験運転でしたが、来年はグランドオープンと銘を打ち、海水浴シーズンずっと開けていられるように準備していくそうです。
また進捗ありましたら、ブログを通じて皆さんにお伝えしますね!

 

宮城県七ヶ浜町報告【第236報】月間つぶやき@七ヶ浜[第37号](2016年7月1日~7月31日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2016年7月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2016年8月11日で震災から5年5ヶ月が経過しました。

RSYでは4月14日に発生した熊本地震において、熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。
詳しくは都度更新される支援活動報告をご覧ください。
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熊本地震発生から間もなく4ヶ月が経過しようとしています。
七ヶ浜町では8月8日(月)に名古屋のボランティアさんが住民の皆さんに呼びかけを行い『熊本を応援しよう!』
とドレスタオル作り交流会が行われました。
『七ヶ浜町から熊本のために何かしたい!』と考える町営住宅入居者を始め七ヶ浜住民の皆さん約40名が集まりました。
作ったタオルは名古屋のボランティアさんが熊本の仮設住宅入居者に届けてくれるということもあり、
皆さんは約100個のドレスタオルを作り、「あの時助けてもらった恩返しだ」とボランティアさんへ託しました。
参加した町営住宅入居者の女性は「何かしたいと思っていたが、なかなか動けなかった。声を掛けてもらって嬉しい。やっとあの時の恩返しができたという感じで嬉しい。熊本の人たちも大変だけど頑張ってほしい。」と話していました。
ちょっとした手助けでできることが広がります。
私たちもその大切な気持ちに寄り添いながら、七ヶ浜の活動を続けていきます。
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○7月から仮設住宅の解体が始まったな。昨日みたら俺が5年住まわせてもらった仮設が跡形もなく壊されてたよ。本当にお世話になったんだ。あの仮設には。
(70代:男性)

 

○菖蒲田海水浴場が海開きして七ヶ浜も少しは復興したってのを見てもらったのかな。来年はもっと復興が進んでいることを願うよ。
(50代:女性)

 

○震災の最初に比べてイベントが減ったでしょ?だから小さなイベントでもやるって聞いた時は行きたいって思っちゃうよ。
普段通りに戻ってきたって言えばそうなんだろうけどね。
(60代:女性)

 

○今年の夏は七ヶ浜もすごく暑いね!今は新しい家に引っ越したから良いけど、仮設住宅だったら(暑くて)ひどかったと思う。
そう考えると熊本の人たちは大変だ。今から仮設住宅でしょう。
(50代:女性)

 

○七ヶ浜って自然いっぱいあったけど、道路の工事とかで遊べるところが減っちゃったんだよね。今はきずなハウスがあるからいいけどさ。
(中学生の女の子)

 

○七ヶ浜のどの浜も海もきれいだね。海水浴のお客さんもたくさんきてくれて、すごく楽しいね!道が渋滞するのが大変だけど。
(30代:女性)

 

○七ヶ浜役場の人と愛知県からの派遣職員で来た人が結婚したんだよね。七ヶ浜に移住してくれるボランティアさんって多いのかな?
石巻とか気仙沼とかはニュースでみるんだけど。いいところだからみんな住めばいいのにねぇ。
(80代:女性)

宮城県七ヶ浜町報告【第235報】はまのわBookCafe#1

みなさま、 お世話になります。

RSY七ヶ浜事務局槙島です。

“はまのわ”は七ヶ浜で暮らす子育て世代のお母さんたちをはじめ、七ヶ浜出身の若者たちを中心に活動しています。

 

違う世代が一緒になって活動することで違う視点で企画を考えることができたり、町に対する思いや考え、見え方も違うのでいろんなアイディアが出てきます。出てきたアイディアをお母さんたちは平日の家事の合間をぬって、若者たちは仕事が休みの土日を使って、と活動できる時間帯は異なりますが、チラシ配布等協力してながら企画を実施しています。

 

お母さんたち企画“あそんぺ七ヶ浜”の次は若者チーム!

休日を七ヶ浜で過ごす楽しさやその魅力を感じられる場作りを、と“はまのわBookcafe”を先月6月26日(日)に多聞山にて実施しました。

七ヶ浜で海を眺めながらのんびりするならやっぱり多聞山、開催当日もドライブがてら来てる方がたくさん。

今の時期はあじさいもキレイでお散歩するには最高です。四季折々楽しめますので、七ヶ浜にいらした際はぜひ行ってみてくださいね。

多聞山あじさい多聞山あじさい毘沙門堂からの景色

そんな多聞山での第1回。

まずははまのわメンバーで本を集め、手ぶらで来ても楽しめるように本棚も設置しました。

そして展覧会でも展示した七ヶ浜を描いた古山さんの作品も展示して、空間作り。
はまのわbookcafe準備はまのわBookcafeはまのわbookcafe

会場には偶然いらしたご夫婦やきずなハウス常連のご家族など、約20名の方が本やはまのわの報告書、お子さんたちは絵本を手に取り、ベンチに座ってのんびり過ごしてくださいました。中にはご自身の読んでいる本と昼食を持って参加してくれた方も。

「毎週やってるんですか?」「今日はあまり時間がないですが、また次回あるならまた来ます」といってくださった方や、「せっかくだから何か食べるものがあるといいよね。私、パン焼くこともできるし、もし次があるなら声をかけてくれたら・・・」という嬉しいお言葉までいただきました。

初の試みの中、新しい出会いと次に繋がる素敵なお話、スタッフで話し合い、そのお声を無駄にするわけにはいかない、ということで早速第2回の日程を決定!

日時:平成28年7月31日(日)11:00~16:00

会場:多聞山展望広場公園

ぜひお気に入りの本を持って、昼食を持って、のんびり過ごしませんか?お待ちしております。(詳細はFacebookページをご覧ください!)

【参加者の声】

・前に汐見台に住んでたから、たまに七ヶ浜にはきたくなるんだよね。多聞山には久しぶりに来たけど、ここきれいになったよね。昔は木がいっぱいでこんなに眺めもよくなかったのに。こういう過ごし方もいいね、天気の良い日にまた来ようかな。(50代男性)

・地元だけど、初めて来た。ドライブがてらきたら気持ちいいですね(20代男性)

・外でお昼ご飯なんて久しぶりでした。男の子3人連れて遊びにいくのはなかなか大変だけど、ここは遊ばせるにもいいですね。スタッフの方に遊んでもらって子ども達も嬉しそう。私も少しのんびりできるし。次も声かけてくださいね。(30代女性)

宮城県七ヶ浜町報告【第234報】始動!はまのわ!

 

皆様、いつもお世話になっております。RSY七ヶ浜事務局です。

昨年11月に約1ヶ月開催された“しちがはま展覧会はまのわ”の会期中のワークショップで「自分の子ども達が大人になったとき、この町に戻って来たいと思える町にするにはどうしたらいいのか」をテーマに話し合いました。(昨年の“しちがはま展覧会はまのわ”の様子はこちら!そのから!)

 

その中で「思い出がたくさんできる町になるといいよね」という声が多く、小さいときにたくさん遊んで思い出ができれば、一度離れることがあったとしてもまた戻って来たいと思えるのではないか。子ども達が七ヶ浜でたくさん遊ぶにはまずお母さんたちに、七ヶ浜の魅力を知ってもらわないと!という思いに共感したお母さんや若者が集まり“はまのわ”として活動することになりました。

そんなはまのわメンバーのお母さんたちを中心に企画した“あそんぺ七ヶ浜”

プレイベントとして、2016年4月21日にきずなハウスからきずな公園へ歩きながら、木の実生を探してみるという企画を実施しました。

同じ敷地内である中央公民館や町民プール、サッカースタジアムには来たことがあっても、きずな公園に行ったことのない方も少なくないですが、きずな公園からの眺めは実は絶景。

きずな公園から見る菖蒲田浜

菖蒲田浜が一面に見渡せるのです。(お天気の良い日にそこでお弁当を食べたりする親子連れも・・・!)

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みんなで歩きながら木の赤ちゃん(実生)を探します。普段お忙しいお母さんたちも「この花ってなんだっけ」「あーこれうちの庭にもあるわーこれが伸びてくると大変なのよー」と盛り上がっていました。

きずな公園につくと、「子ども達いつもここで遊んでるんだねー」「こんなに海が一望できたら気持ちがいいし、車も来ないし安心して遊ばせられるね」「たまにゴミ拾いとか定期的に来た方がいいかもね」と、今回のイベントを楽しむだけでなく、今後のイベントについてもアイディアがたくさん出てきました。

そして今回参加してくれた方もはまのわメンバーに加入してくださることになるなど、実りある初イベントとなりました。

 

【参加者の声】

・こうやって歩いてみるといつも何気なく見てたけど、いろんな木や花があっておもしろいね。(40代女性)

・公園までの距離だったり、歩いているときって子ども達を連れてくるのに集中してあんまり見たことなかったけど、こうやっていろんな植物を見ながら歩くのも楽しいですね。(30代女性)

・イベントもおもしろかったけど、違う学校のお母さんたちとこうやっておはなしできると、色々情報交換もできるし、子どもが中学校に上がって同じ学校になったときに知っている人がいるのは安心だし、来てよかった。(30代女性)

宮城県七ヶ浜町報告【第233報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第36号](2016年6月1日~6月30日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。

宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2016年6月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2016年7月11日で震災から5年4ヶ月が経過しました。

RSYでは4月14日に発生した熊本地震において、熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。詳しくは都度更新される 支援活動報告をご覧ください。
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震災の影響で運営を休止していた『七ヶ浜町-菖蒲田海水浴場]』が2016年7月29日より10日間限定でオープンします。
(なお、本格稼働は来年を目指しています)
海開きまであと3週間を切り、七ヶ浜町は大忙しです。去る7月9日(土)には町内外から300名以上が集まり、浜清掃も行いました。7月30日(土)は菖蒲田浜海水浴場復興感謝祭、花火大会も開催予定です。

 

「8万人のボランティアさんが居て、一生懸命浜清掃してくれたから、海水浴ができる」そんな声を多く耳にします。
ご都合つく皆さん!この夏、七ヶ浜町にお越しください!

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○仮設店舗があった時、職場体験が仮設のラーメン屋さんだったから、いつも帰りきずなハウスに遊びに来てたんだよなー。懐かしい。大人になったときも、きずなハウスがあって欲しいなー。
(中学生:男子)

 

 

○夏が来くるな。今年は海開きもあるし、海水浴やバーベキューで浜の方は大賑わいだな。どうなるんだろうか、海水浴を手伝っていた浜の人たちは高齢化と高台移転で来れないと思う。ゴミとか駐車場で毎回必ずトラブルが起きるんだよな。事件、事故なければいいな。

(70代:男性)

 

○復興の工事が始まって、景色も変わって「ここどこだっけ?」って思う時があるよ。
地元の人なのにね、分からなくなる時があるんだよ。
(60代:女性)

 

○町民でも七ヶ浜町でイベントとかお店とか、何をやってるか分からないんだよね。
きずなハウスの中にある七ヶ浜町の情報掲示板があるから助かっているよ。
(40代:女性)

 

○町営住宅の集会所はないけど、毎日お茶のみしてるよ。私の家か、友達の家でね。
今年から一般公募で新しい人たちが町営住宅に入ってくるみたいな話が出たんだ。
どんな人がくるんだろうねぇ。
(60代:女性)

 

○私たちは早めに仮設を出て、息子のローンで家を買ったんだけど、新しい地域になじめなくてかなり苦労したんだよ。同じ部落の人たちと一緒に仮設にいれば良かったと思ったこともたくさんあったよ。あれから5年して、みんな町営住宅や高台移転して同じ部落の人たちで生活できてるのを聞いて羨ましいって思う時もあるんだよ。
(60代:女性)

 

○仮設住宅にはお世話になった。結局4年半にもお世話になったしな。
最後、解体する時は感謝の気持ちで見届けたいな。ここでのきずなはずっとだけどね。
(70代:男性)

 

【第3報】広島県福山市豪雨水害への対応について

みなさま
RSY事務局では、6月22日未明の大雨により被害のあった、広島県福山市への支援活動を行っております。RSYが事務局を兼務する「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」では、事務局長・松山を6月26日から28日まで派遣し、地元社協らと連携をとりつつ、名古屋からの資器材受け入れや地域巡回、社協の体制作りのお手伝いをいたしました。
福山市では、先週金・土・日の3日間で、福山市社協でボランティアを募集し、活動を行ったとのこと。福山市社協鳥海氏より、報告をいただきましたので、掲載させていただきます。
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6月22日以降,梅雨前線が活発化した影響による大雨で,福山市内を流れる芦田川の支流など5河川があふれ,浸水被害,土砂災害などに見舞われました。
福山市社会福祉協議会では,この災害に対し,日頃からつながりのある地域団体の役員やボランティアから被害状況などを聞き取る中で,この度は災害ボランティアセンターを開設せず,通常のボランティアコーディネートの中で対応していくことを決定しました。並行して,広島県社協からレスキューストックヤードへ依頼し,活動資材を借り受けました。
そして,7月1日~3日で集中的に寄せられた相談に対応すべく,今まで災害の現場で活動経験のあるボランティアを中心に募集を開始し,支援活動を展開しました。
 
*3日間で対応したニーズ21件 参加したボランティア数76人
3日間の活動が報道されたこともあり、新規のニーズもいくつか上がってきています。
今後も新規ニーズに合わせて週末に市内でボランティア募集をかけ支援活動を行う予定です。
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【第21報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について

みなさま

平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
また、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD準備会)では、熊本県内で活動するNPO団体と県、国らと共に頻繁に情報交換を行い、県内避難所の実態調査や環境改善、その他、支援の過不足を補い合うべく活動しています。以下、現地スタッフからの28日から1日までの活動報告です。

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▼御船町:青雲市場にRSY御船事務局を設置しました(報告:中西、浦中)
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LUSHジャパン様のハンドマッサージや、災害ボランティアネットワーク鈴鹿様の炊き出し等でご協力いただいていた青雲市場様の一角に、7月1日にプレハブ事務所を設置、今後は事務所機能と地域住民の交流スペースとして、被災者一人ひとりの支援を続けていきます。

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▼御船町:あったか味噌汁プロジェクト第1弾(報告:中西、浦中)
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パック化されたお椀とお箸のセット第1弾は、24日に御船町に到着し、随時、旧七滝中、木倉、高木仮設に入居した住民の方にお配りしています。
いただいた人の中には、愛知から届いた贈り物に涙を流している方や、食事で早速使っている方もいらっしゃいました。
第2次の仮設入居は7月18日(月)を予定しており、2次入居者向けのパック化作業を7月7日(木)10時から大口町倉庫で行います。ご協力よろしくお願いいたします。

お椀とお箸もまだまだ募集しておりますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
【大募集】熊本地震応援企画「あったか味噌汁プロジェクト」のお知らせ

★お椀&お箸セットを届けに行った際の住民の声
・お隣はさっきまでおらしたバッテン、おたくと入れ違いになったね~。でも保育園の子供がおらすけん賑やかでよかよ。元気が出るもんね。
早く仮設の皆さんと顔合わせしたかね~。(80代女性/高木仮設にて)

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▼御船町:南田代集会所でのサロン(報告:中西、浦中)
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29日に南田代集会場でサロンを開催し、強い雨の中でしたが22名の住民の方に参加いただきました。
サロンに参加していた方が「平地がね、仮設でみんななくなっちゃったでしょ。グランドゴルフができなくなっちゃって。楽しみがないとね」
と話されて、何か楽しみを作りたい!ということになりました。お盆明けにお楽しみ企画を実施できるよう進めていく予定です。

★住民の声
・近所の人がみんな避難所やら、娘やむすこのとこにいってしまって話し相手がいなくなってしまった(80代女性)
・段ボールを安く支援してもらえないかな。家を壊すけん、引越し用と保管用と荷物をわけるため結構な量の段ボールが必要なの。必要な分買おうとすると万単位でお金が出て行っちゃう。切実。私だけじゃないと思う(60代女性)
・この間のラーメン、本当においしかったとよ。ありがとうね(70代女性)
・また来てくれたの。ありがとう。いつまでいるとね?またこんなん茶話会してね(70代女性)

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▼御船町:仮設集会所で使用する備品(机・椅子)の搬入(報告:浦中)
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1日に仮設集会所で使用する備品の積み込みを名古屋で行い、トラックで現地に送りました(ドライバーは、RSYボランティアの阪野さんにご協力いただきました)。荷物は2日午前に到着しました。

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▼御船町:RSY関係でのボランティア支援(報告:中西、浦中)
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■碧海5市、安城市社会福祉協議会のみなさま(6/28~29)
避難所となっているスポーツセンターと玉虫南集会所での傾聴サロン、ボランティアセンターの清掃をしていただきました。傾聴サロンは早めに告知していたこともあり、心待ちにされている方が多かったようで開始直後から賑わいを見せていました。
七ヶ浜の方々と安城のボランティアのみなさまの交流から生まれたチンゲンサイの漬物(たべさいん漬け)や水菓子も好評で、たべさいん漬けは南田代集会所のサロンでも振舞われました。

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▼あったか味噌汁プロジェクト第2回パック化作業
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第2次仮設住宅入居者向けのパック化作業を以下の日時で行います。みなさまのご協力よろしくお願いいたします。

お椀・お箸パック化作業
・日時:7月7日(木)10:00~12:00
・場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡秋田3丁目106)
※現地のマップのURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
・集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
・ご参加いただける方:お手数ですが6日(水)の午後20時までに、件名を「熊本地震/あったか味噌汁プロジェクト」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号をメールにてご連絡ください。
・当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)

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▼活動支援金募集
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いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。

<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。

<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。