皆さま
「2016年熊本地震」カテゴリーアーカイブ
【第29報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(8月13日~16日)
みなさま
現地スタッフからの8月13日~16日までの活動報告です。(報
—————————————————————————
名古屋からのボランティアバスも加わって、盛り上げます。
ちょっと一息つける場所をと、かたらんな交流館にカフェを設けました。
これまでに顔見知りになった方々が、かわるがわる来訪されて、
近況がきけたり、つぶやく悩みを、次につなぐお手伝いをしたりと
ショッピングは、品物を選んだり、お会計の時のちょっとした会話
売り上げは度外視で、楽しんでいただけることが目的でした。
今回は高齢者が多く、説明には、普段以上にわかりやすい説明が求められました。
同じ入居者に講習会を開いていただけるよう打診しています。
【暮らし再建に向けて】
・わしら田舎ん人は真面目たいね、何かあったらみんな出よりますよ。でも情報がなかったけんね、誰がどこに避難しとるか、誰がどこの仮設に入るか、全然情報がなかけんね。この前の勉強会はよかったたいね。本当によかった。初めてのことでり災証明だなんだって、みんなわからんけんね。経験した人たちに教えてもらって本当にいい機会だった。ここは近くでいつも通るけん、またちょいちょい寄らしてもらいますわ。(60代男性)
・地震があってから当たり前のことのありがたさを感じるようにな
・いやぁこの前の穴水勉強会は実によかった。ありがとうね。ホッ
★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開
【第28報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(8月2日~12日)
【第27報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(7月26日~31日)
みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
現地スタッフからの26~31日までの活動報告です。(報告:中西・浦中)
★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開設!
https://www.facebook.com/mifunekataranna/
地域住民の方や御船町にお越しいただくボランティアさんに、『かたらんな交流館』やRSYの活動を知っていただくと共に、町で見つけた素敵な人や場所など、御船町の魅力を随時発信していきます。!アカウントのある方は、是非「いいね!」をお願いします。
—————————————————————————
▼南田代慰労会
—————————————————————————
7月26日に山間地域の南田代にて住民が主催する慰労会があり、RSYスタッフもお招き頂きました。住民さんが自宅で育てた野菜や、宮城県石巻市の応援食材を使った料理が並ぶ中、お一人おひとりがこの3カ月を振り返るひと時となりました。
<住民の声>
・前震よりも本震が長かったよね。何分続いたか分からんかったし。揺れてる間は声も出なくて、ただ手を床に着けておさまるのを待っているだけだった。その後、携帯の明かりで部屋を照らしながら外に出てね。あん時は本当に死ぬて思ったね。(50代女性)
・本震の時、両親は別々の部屋でベッドに寝とらしてね。お父さんはベッドの枠があったけん、倒れてきた家具から守られとって大丈夫だった。お母さんは枠が無いタイプだったけんベッドから落ちとらしてね。
私たちはリビングにおって、揺れが無くなってから「みんな大丈夫ね!?」って声を掛けたら返事があったきたけんホッとしたね。(60代女性)
・地震で一番困ったのはやっぱり水だったね。この辺は農家も多かけん米はしばらく大丈夫と思ったけど、煮炊きする水が出らん。みんな吉無田水源まで毎日汲みに行きよった。汲みに来た人も行列で必死だった。
トイレに流す水は近くの川を使えたばってん、飲み水は別だけんね。(70代男性)
・区長さんが休まずにバイクで声を掛けて回ってもらったおかげで、みんな助かってた。一番疲れてた時にテレビが取材に来てね。区長さんは2キロ痩せてて髭も伸びたまま映っとらしたよ。(50代女性)
・こないだ益城町ば見てきたけど、まだまだひどかね。自分たちも被災はしたけど自宅で生活できるだけ恵まれてると思ってる。残念なのは水が来なくて米が作れんことかな。来年は出来ると良かけど…。(50代女性)
—————————————————————————
▼サロン活動:避難所支援
—————————————————————————
災害ボランティアネット九州支部てらもんの皆さまによる茶話会が、29日にスポーツセンター避難所にて開催されました。今回もお抹茶と団扇や折り紙ゴマなどの小物工作を実施。団扇作りでは、ひまわりや蝶など好きなイラストを切り取って貼り付け、皆さん夢中になりながらオリジナルの団扇を作っていました。夏休みに入った子どもたちは、ドリームカフェさんによるミサンガ作りに熱中。会場は多くの人で賑わっていました。
<住民の声>
・仮設が決まっているけど一人暮らしで食事を作らなければならないのが不安。一日中避難所で過ごす毎日で寝られないから、睡眠薬を飲みたい。(80代女性)
・仮設入居した方々が避難所からいなくなり、避難所内での当番が大変。自分たち(女性2人)は仕事をしているので当番の仕事がなかなかできない…。かといってお年寄りの方々にトイレ掃除(避難所の外に仮設トイレがある)をお願いするのは言いづらい。(40代女性)
・85歳の母をシャワーに入れるのが大変だった。(スポーツセンター避難所にはシャワーしかなく、更に5分ごとにボタンを押さないとお湯がでてこない)(40代女性)
・閉塞感が募る中、外部から入ってもらうととても助かる。(40代女性)
・夜休む時、夜中に寒い。(70代女性)
・夜中に汗が出るほど暑い。(60代女性)
—————————————————————————
▼サロン活動:かたらんな交流館「RSYカフェ」
—————————————————————————
RSY御船事務所「かたらんな交流館」は、誰でも気軽に立ち寄れるようなオープンスペースとして「RSYカフェ」を実施しています。31日には、御船町の吉無田水源の湧水を使って、美味しい吉無田高原茶とコーヒーを淹れ、来訪者をお迎えしました。震災直後やその後の避難生活での苦労、町民としてのこれからの町への想いなど、心に溜めていた想いや考えをお話ししてくださる住民さんもありました。
「RSYカフェ」は、定期的に開催できるよう調整中。決まりましたらお知らせいたします。お時間のある時に是非お立ち寄りください。心よりお待ちしております。
<住民の声>
・私は熊本が大好きだから、ぜーんぶ熊本。野菜も果物も、肉もおいしい。魚もね。全部熊本で済むけん、熊本から出たくないの。熊本産の果物で無添加のコンフィチュールを作って販売しています。これは庭でとれたブラックベリーで作ったの。スパイスも庭で作っていてできるだけコストがかからないようにしてるの。(60代女性)
・87歳になるし、足が悪いけん家の片づけもできん。ボランティアさんに頼めるっていっとらしたばってん、9月になるか10月になるか、わからんけんね。長男の職場の人たちが来て片付けてくれなさった。ずっと百姓をやってたけど、もうこんな体だからできなくなってね。息子たちは、「早く家建てるけん、母ちゃんそれまでがんばるばい」って言ってくれて。(80代女性)
・今までは500坪ぐらいの土地に平屋で7部屋ぐらいある家に住んでたの。でも生活するのは1部屋か2部屋。物がいっぱいあった。地震があって(避難所で)2m四方のところで生活することになって、初めて気づいたの。暮らせるって。だから、みんなで「500万の家でいいね(応急仮設住宅は一戸当たり500万円程度)」って言ってたの。(60代女性)
・地震があって、これからは人との触れ合い、そして優しさに感謝して生きていきたい。(60代女性)
———————————————————————
▼活動支援金募集
———————————————————————
皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【第25報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(7月14日~19日)
【第24報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(7月12日)
みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。現地スタッフからの9日から12日までの活動報告です。
—————————————————————————
▼熊本県域・熊本市の概況(報告:松永 JVOADの活動)
—————————————————————————
●熊本県では、16市町村99ヵ所、4,717名が現在も避難生活を余儀なくされています。(7月11日県発表)
●県内で、全半壊した家屋に対して、公費での解体と撤去が進められています。益城町では、2,000件の受付があり、全ての解体に約2年かかる見込みです。
●地震被害により、瓦が落ちた住家では、応急的な対応としてブルシート張りが進められていますが、高所作業のため、一般のボランティアでの対応はできず、専門知識を持ったNPOやプロボノのよる対応が進められています。業者も手いっぱいで、ブルシート張りですら、数か月待ちの状況です。発災から約3ヵ月が経過し、以前に張ったブルーシートや重しとする土嚢袋も劣化しているため、UV対応の土嚢袋等での張り替えも行われています。今後、台風シーズンを迎える九州では、ブルーシートの対応は深刻な課題です。
—————————————————————————
▼御船町:あったか味噌汁プロジェクト、お椀&お箸の募集延長!
—————————————————————————
皆さまのご協力により、約700個のお椀とお箸が集まっています。本当にありがとうございます。
しかし、目標の1500個に到達しておらず、募集期間を7月29日まで延長しました。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
★【大募集】熊本地震応援企画「あったか味噌汁プロジェクト」のお知らせ
—————————————————————————
▼御船町:第2次応急仮設入居へ向けての動き(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
第2次仮設入居に向けて、7月14日(木)から仮設毎に町主催の入居説明会が開催されます。住民の方からは、「仮設住宅の見取り図(設計図)だけでは想像がつかず、持っていくものや置き場所が考えられない」といった声があがっています。そこで、不安や疑問を少しでも解消し、入居に向けての準備ができるよう、RSYスタッフが時間をもらい、写真と共に紹介します。
また、「あったか味噌汁プロジェクト」の第二弾セットも9日に現地に到着、順次手渡ししていきます。
★住民の声
・仮設住宅の申し込みはしたけど当選したかどうか、いつわかるのか。どうやって当たったかわかるのかしりたいんだけどね(50代女性)
・うちは親もまだ若いし、自分も若くて健康だし、いまの仮設の応募状況からしたら、たぶんなかなか抽選に受からないかもなー。避難所の最後の一人になるかもしれない(30代男性)
※高齢者世帯、乳幼児世帯などが優先されるため
・新しい人(テント村や車中泊避難者が避難所へ移動)が靴のまま出入りしたりして、ルールが守られてない。うるさがられてるけど誰かが注意せんとね(70代男性)
—————————————————————————
▼御船町: お知らせ
—————————————————————————
●御船町災害ボランティアセンター移転
御船町7月23日(土)から、御船町災害ボランティアセンターはスポーツセンター駐車場(小糸整形外科南側)で活動します。
★御船町災害ボランティアセンターフェイスブック
—————————————————————————
▼RSYを通じて多くのご支援を頂いております
—————————————————————————
●生活協同組合連合会アイチョイス様・あいち生活協同組合様・生活協同組合ぷちとまと様
熊本市の避難所で被災者の憩いの場づくりを目的に、サロン(お茶会)や足湯等の活動を行う、地元のNPO法人ソナエトコ、NPO法人小町ウイング、NPO法人傾聴ネットキーステーションへ、RSYを通じて、生活協同組合連合会アイチョイス様・あいち生活協同組合様・生活協同組合ぷちとまと様より、お茶会セット(コーヒーメーカー・電気ポット・ウォータージャグ)を各6点、お茶菓子等をご寄附頂きました。ありがとうございました。
—————————————————————————-
▼活動支援金募集
—————————————————————————-
いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【第21報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について
みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
また、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD準備会)では、熊本県内で活動するNPO団体と県、国らと共に頻繁に情報交換を行い、県内避難所の実態調査や環境改善、その他、支援の過不足を補い合うべく活動しています。以下、現地スタッフからの28日から1日までの活動報告です。
—————————————————————————
▼御船町:青雲市場にRSY御船事務局を設置しました(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
LUSHジャパン様のハンドマッサージや、災害ボランティアネットワーク鈴鹿様の炊き出し等でご協力いただいていた青雲市場様の一角に、7月1日にプレハブ事務所を設置、今後は事務所機能と地域住民の交流スペースとして、被災者一人ひとりの支援を続けていきます。
—————————————————————————
▼御船町:あったか味噌汁プロジェクト第1弾(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
パック化されたお椀とお箸のセット第1弾は、24日に御船町に到着し、随時、旧七滝中、木倉、高木仮設に入居した住民の方にお配りしています。
いただいた人の中には、愛知から届いた贈り物に涙を流している方や、食事で早速使っている方もいらっしゃいました。
第2次の仮設入居は7月18日(月)を予定しており、2次入居者向けのパック化作業を7月7日(木)10時から大口町倉庫で行います。ご協力よろしくお願いいたします。
お椀とお箸もまだまだ募集しておりますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
【大募集】熊本地震応援企画「あったか味噌汁プロジェクト」のお知らせ
★お椀&お箸セットを届けに行った際の住民の声
・お隣はさっきまでおらしたバッテン、おたくと入れ違いになったね~。でも保育園の子供がおらすけん賑やかでよかよ。元気が出るもんね。
早く仮設の皆さんと顔合わせしたかね~。(80代女性/高木仮設にて)
—————————————————————————
▼御船町:南田代集会所でのサロン(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
29日に南田代集会場でサロンを開催し、強い雨の中でしたが22名の住民の方に参加いただきました。
サロンに参加していた方が「平地がね、仮設でみんななくなっちゃったでしょ。グランドゴルフができなくなっちゃって。楽しみがないとね」
と話されて、何か楽しみを作りたい!ということになりました。お盆明けにお楽しみ企画を実施できるよう進めていく予定です。
★住民の声
・近所の人がみんな避難所やら、娘やむすこのとこにいってしまって話し相手がいなくなってしまった(80代女性)
・段ボールを安く支援してもらえないかな。家を壊すけん、引越し用と保管用と荷物をわけるため結構な量の段ボールが必要なの。必要な分買おうとすると万単位でお金が出て行っちゃう。切実。私だけじゃないと思う(60代女性)
・この間のラーメン、本当においしかったとよ。ありがとうね(70代女性)
・また来てくれたの。ありがとう。いつまでいるとね?またこんなん茶話会してね(70代女性)
—————————————————————————
▼御船町:仮設集会所で使用する備品(机・椅子)の搬入(報告:浦中)
—————————————————————————
1日に仮設集会所で使用する備品の積み込みを名古屋で行い、トラックで現地に送りました(ドライバーは、RSYボランティアの阪野さんにご協力いただきました)。荷物は2日午前に到着しました。
—————————————————————————
▼御船町:RSY関係でのボランティア支援(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
■碧海5市、安城市社会福祉協議会のみなさま(6/28~29)
避難所となっているスポーツセンターと玉虫南集会所での傾聴サロン、ボランティアセンターの清掃をしていただきました。傾聴サロンは早めに告知していたこともあり、心待ちにされている方が多かったようで開始直後から賑わいを見せていました。
七ヶ浜の方々と安城のボランティアのみなさまの交流から生まれたチンゲンサイの漬物(たべさいん漬け)や水菓子も好評で、たべさいん漬けは南田代集会所のサロンでも振舞われました。
—————————————————————————-
▼あったか味噌汁プロジェクト第2回パック化作業
—————————————————————————-
第2次仮設住宅入居者向けのパック化作業を以下の日時で行います。みなさまのご協力よろしくお願いいたします。
お椀・お箸パック化作業
・日時:7月7日(木)10:00~12:00
・場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡秋田3丁目106)
※現地のマップのURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
・集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
・ご参加いただける方:お手数ですが6日(水)の午後20時までに、件名を「熊本地震/あったか味噌汁プロジェクト」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号をメールにてご連絡ください。
・当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
—————————————————————————-
▼活動支援金募集
—————————————————————————-
いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【第20報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(6月28日)
みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
また、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD準備会)では、熊本県内で活動するNPO団体と県、国らと共に頻繁に情報交換を行い、県内避難所の実態調査や環境改善、その他、支援の過不足を補い合うべく活動しています。以下、現地スタッフからの24日から27日までの活動報告です。
—————————————————————————
▼熊本県域の概況(報告:松永)
—————————————————————————
・被災から2ヵ月を経過しましたが、現在もなお、県内に避難所が約90ヵ所、5000名以上が避難生活を余儀なくされています。長期化する避難生活で、生活機能の低下が懸念されています。
・応急仮設住宅の建設が進められ、6月5日甲佐町での仮設入居をはじめ、益城町等で入居が開始されています。しかし、現在建設予定のもので8月以降の鍵渡し予定など、避難生活は更に長期化しています。
・県内の災害ボランティアセンターでは、登録制や週末のみの活動等へ体制変更をする自治体が増えてきていますが、潜在的なニーズはまだまだあり、ポスティングや個別訪問等でニーズの掘り起こしを行っています。益城町、熊本市等では避難所支援や瓦礫撤去以外に、仮設住宅への引っ越し支援が始まっています。しかし、引っ越しニーズはあっても、被災状況や応急危険度判定によっては、被災家屋から家財等が取り出せない場合もあります。
—————————————————————————
▼熊本市の概況(報告:松永)
—————————————————————————
・熊本市では、6月25日時点で45カ所の避難所、約1400名が避難生活を続けています。
・応急仮設住宅(プレハブ)が約450戸、みなし仮設住宅は約3000戸(入居可能戸数)の予定。仮設住宅では、6月21-22日より市内で最初の仮設住宅の鍵渡しが完了していますが、竣工後、順次入居予定で全戸完成はまだ一か月以上かかる見込みです。
・長期化する避難生活で、生活機能の低下防止を目的に、地元NPOのソナエトコが避難所での「布団干し大会」を開催。避難所でのお茶会や足湯の会話の中で「◯◯したいが避難所ではできないもんね」との声を多く聞いたことから、布団干しを企画。支援者が干すのではなく、避難者自らに干してもらうよう働きかけを行い、布団を干すことで、生活空間を掃除する方もいました。「震災前は毎日布団を干していたよ。避難所でもできるんだね。今日はゆっくり寝れそうだわ」と笑顔に。避難者に「やってもらう・やる気を出してもらえるような支援」が重要だと再確認しました。RSYもコーディネーターを派遣するなど、地元団体のサポートを行っています。
—————————————————————————
▼御船町:大雨による被害(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
先週からの断続的な大雨により、山間部地域では生活道路の崖崩れが広がっている場所も見受けられます。ボランティアセンターには水害被害により屋根のブルーシート張りへの要望が入ってきていますが、高所作業となり危険が伴う作業のため一般ボランティアで対応することができず、ニーズを受けることができない状況にあります。
家屋被害については、床下・床上浸水があっても2階で生活している方々もいるため、町も正確な被害家屋数が把握できておらず、現在確認作業が進められています。
★住民の声
・(涙をぽろぽろ流しながら)なんもかんもみんな流されたたい。(80代女性)
・雨(豪雨)の降った夜は地鳴りがしたけどそのまま寝ました。ボランティアさんには本当に感謝していますが、とにかくケガをされないように毎日願っています。(30代男性)
—————————————————————————
▼御船町:あったか味噌汁プロジェクト第1弾(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
皆さまのご協力によりお椀とお箸が着々と集りつつあります。愛知のボランティアさんの手によって、世帯ごとにパック化されたお椀とお箸のセットの1回目送付が終了。24日に無事御船町に到着しました。町では、応急仮設住宅の第1次募集の鍵渡しが27日から始まっており、RSYも入居時のサポートをしています。旧七滝中学校仮設団地24戸、木倉仮設団地15戸、高木仮設団地22戸へ、町から配布される調理用具6点セットと一緒にお椀とお箸のセットを手渡ししています。
これから続いていく仮設入居に向けて、お椀とお箸はまだまだ募集しておりますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
【大募集】熊本地震応援企画「あったか味噌汁プロジェクト」のお知らせ
★住民の声
・七滝の仮設住宅はそれぞれにトイレも風呂もあるとね?昔住んどった炭坑住宅は全部共同で、風呂は太かつが真ん中にあったもんなー。 (70代男性)
—————————————————————————
▼御船町:RSY関係でのボランティア支援(報告:中西、浦中)
—————————————————————————
・宮島恵さま(6/25~28)、北村育美さま(6/26~27)、塩谷ケリーさま(6/26~)
避難所となっているスポーツセンターにて足湯活動や傾聴活動をしていただいたり、27日は仮設住宅入居に伴う活動のサポートをしていただきました。
★住民の声
・毎日自宅の片付けをしていたけど、持病のメニエール病が出そうだったのでここ数日は休憩。実際にめまいも起きたので、休んで良かった。(70代女性)
・好きな物自分で作って好きなだけ食べたか(食べたい)。(60代女性)
・避難所に来る県外のボランティアと話すのは楽しか~。今、ケガして仕事休んどるけど退屈せんよ。(50代男性)
—————————————————————————-
▼活動支援金募集
—————————————————————————-
いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【第19報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(6月24日)
みなさま
平成28年熊本地震において、レスキューストックヤードは御船町を中心に活動を継続しています。
また、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)への協力としては、熊本県内で活動するNPO団体と県、国と頻繁に情報交換を行い、県内避難所の実態調査や環境改善、その他、支援の過不足を補い合う活動しています。RSYでは6月3日に第1回現地報告会を実施致しました。以降、23日までの活動をまとめましたので、ご覧下さい。
—————————————————————————-
▼御船町:(活動しているスタッフ:浦野、中西、浦中)
—————————————————————————-
■避難所集約に伴う避難所自主運営に関する支援
小中学校の再開に伴い、6月10日より避難所の集約が始まりました。避難所内環境整備や、自主運営に向けた役割分担を無理なく行えるよう、施設管理者である熊本YMCA、御船町らと共に、住民の方々と一緒に取り組みました。係決めに少し時間がかかりましたが、お互いにできることを協力していこうという思いが共有されていました。
避難所集約となる日までにも、避難開始以来、布団を干していない方もみられたため、半ば強制的ではありますが、衛生状態の確保を目的に布団干しの活動も行いました。
住民の方からは「虫がいるかも」「ぶつぶつができている」などダニの疑いがあるような発言もあったため、定期的な布団干しの提案を行いました。
■山間地域への支援
5月15日以降、5ヵ所の山間地域にて生活再建のための相談会(主催:日本災害復興学会)を開催しました。現行法や支援制度では対応できない案件も多くあるようで、ボランティアの依頼にも関わる応急危険度判定に関する相談が多くみられました。
また、困りごとが起きていないか、体調不良などないかを確認しつつ、田代地区を中心に訪問活動を行っています。在宅避難をされている方々への「集う場」をつくるための炊き出しやサロン、お茶会も行っており、住民同士が不安な想いや今後の見通しについて共有できる場としての車座トークも開催しています。
避難所での活動の申し出があった炊き出しやマッサージについても、山間地域に出向くことで、避難所ではなかなか聴く機会のない在宅避難の方々の生の声を聴いて、今後の活動につなげるようにしています。
山間地域では、屋根のブルーシート張りについての要望が多く聞かれます。高所作業ということから危険が伴うため、ボラセンではブルーシート張りのニーズを受け付けていません。他の市町村でも同様と思いますが、屋根に上がりブルーシートをキチンと張れる方の人手が圧倒的に不足しています。
★住民の声
・(避難所でない地域での炊き出し会場にて)おいしか。お弁当もぜんざいも全部おいしか。今日は来てよかったたい。明日もあるって言われたばってん、毎日来るのは悪か。今日はほんとによかった。(70代女性)
■応急仮設住宅入居支援
6月18日、町主催の仮設住宅入居者説明会にて過去の被災地支援の経験を活かした「仮設住宅の住まい方」についてお話をさせていただきました。工期の遅れによる1週間程度の入居時期の順延があり、被災者のもどかしい思いが伝わってきます。
仮設住宅の入居にあたっては災害救助法に基づいた最低限の炊事道具(まな板、包丁、ナベ、お玉など)の支給はありますが、東日本大震災のような家電セットはなく、入居される方の経済的負担も大きくなっています。
RSYでは「あったかお味噌汁プロジェクト」を立ち上げ、仮設住宅入居者向けにお椀とお箸をセットにし、温もりのあるメッセージカードを添えてプレゼントする企画を進めており、6/23に第1弾(59世帯160人分)を名古屋から御船町に発送しました。詳しくは別メールまたはレスキューストックヤードの活動報告ブログをご覧ください。
★住民の声(仮設住宅入居者説明会での質問より、→以降は役場側の回答)
・電話を敷きたい。できるか。→携帯電話を推奨。個人で引きたい場合は個人負担と。
・照明はあるか。→室内灯、玄関灯、屋外灯、すべてある。
・アンペアはどのぐらい?→30A、それ以上になる場合は各自電力会社に連絡して個人負担。
・3Kに入居予定だがエアコンが1台しかない。もらえないのか。また穴をあけてはいけない、という話だがほかの部屋に設置可能か。→基本は各世帯1台。増設の穴あけは可。
・仮設はペットNGとのことだけど、あの周辺には野良猫が多い。どうなるのか。→野良猫については対応する。
—————————————————————————-
▼御船町:RSY関係でのボランティア支援(団体・個人)
—————————————————————————-
■LUSHジャパン様(5月第3週から6月第2週まで)
5月後半から6月半ばまでの毎週末、避難所や青雲市場などでハンドマッサージをしてくださいました。ハンドマッサージには女性だけでなく男性にもとても喜ばれ、ホッとできる時間づくりに尽力いただき、延べ100人以上の方にマッサージを受けてもらうことができました。また、子ども向けの企画として石鹸で作った粘土で遊ぶ子ども支援も行ってくれました。
大変な避難生活の中、ホッとする時間と空間をつくれたことで、被災者の方々との距離縮まり、様々な声を聴く機会にもなりました。
★住民の声
・クレア(ショッピングセンター)が空いてないから気分転換したくても映画を見たり買物したりすることもできない。吐き出す場所がないのよね。だから今日ここに来たのよ。よかった、ありがとう。(60代女性)
・家は住めないことはないけど壊れている。家の裏ががけで怖いけん、私はもう安全なところに引越ししたい。でもお父さんが、離れるなんて絶対だめって。ずっとこの土地で生きてきたんだから離れられんって。(40代女性)
・LUSHってあのLUSH?わー、使ってます。東京から来てくれたの?そんなに遠くからありがとうございます。とっても気持ちよかったです(50代女性)
■いたばし総合ボランティアセンター:神元幸津江さま(6/3~8)
主に、避難所集約のサポートをしていただきました。
■東北学院大学生・引率宮本先生(6/4~5)
南阿蘇村での活動予定でしたが、雨天により活動中止となり、御船町の避難所支援の活動をお手伝いいただきました。当初、片付けやガレキ撤去など作業中心の活動を想像していたようですが、交流や場づくりを目的とした活動の趣旨への理解をいただき、子どもたちの遊び相手などに積極的に関わってくれました。
■NPO法人災害ボランティアネット・柳河文昌様(6/14~15)
ワゴン車ではるばる野菜ラーメン(300食)とけんちん汁うどん(150食)を持参し、避難所や山間の集落にて提供していただきました。同時に九州のお寺の坊守さんグループのひやしぜんざいも提供していただきました。
野菜たっぷりあっさり醤油味のラーメンは「今まで食べた炊き出しのラーメンの中で一番おいしかった」と大好評でした。
★住民の声:「今まで食べた炊き出しのラーメンの中で一番おいしかった」(男性)・「うまい」と言って2杯食べる方、3杯食べる方もいた。・「祭りが中止になっているから、かき氷を食べる機会がなくなっていた。かき氷が食べられてうれしい。またぜひこちらの方に来てください」(小さい子どもづれのお母さん)
■音つむぎネット・石田音人様(6/17~18)
町内3カ所(スポーツセンター、南田代集会所、福祉避難所)で胡弓による演奏と歌のミニコンサートをしていただきました。
演奏を聴きながら涙を流される方もいらっしゃり、知っている曲になると誰ともなく鼻歌や歌声が聞こえてくるなど、被災者に一時の安らぎと癒しの時間をつくっていただきました。
★住民の声:「いい音を聞かせてもらってありがとうございます」「胡弓をやっていたんです。主人にも聞かせたかった。本当にありがとう。」「地震でうちの三味線と胡弓が破れて壊れてしまったんです」
—————————————————————————-
▼活動支援金募集
—————————————————————————-
いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
【第18報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(6/22)
みなさま
平成28年熊本地震において、RSYでは御船町を中心に活動を継続しています。
20日夜からの記録的な大雨の影響を受け、御船町内で被害が出ている模様です。現地専従スタッフ・RSY中西からの報告です。
※現在も、御船町に中西・浦中、JVOAD事務局に松永をスタッフ派遣しております。御船町は仮設住宅の建設が順次進んでおり、第一次募集では、27日頃に61世帯が3箇所の応急仮設住宅に入居する予定になっています。RSYでは、町・社会福祉協議会と連携し、みなし仮設住宅を含めた生活支援を今後も実施していきます。
—————————————————————————-
▼御船町での被害状況
—————————————————————————-
現在も大雨洪水警報が解かれず、強い雨が断続的に続いています。町内でも床上・床下浸水の被害が出ておりますが、危険な状況のため山間地の集落までは訪問できず、詳細情報は掴めていません。本日までに、御船町災害ボランティアセンターには、浸水被害にまつわるニーズが20件程発生。しかし、災害廃棄物集積場ののり面が崩れたことにより、泥やがれきの保管先が確保できず、ボランティア活動は中止となっています。
現在避難所は3箇所に集約されていますが、その一つであるスポーツセンター前は、小川があふれ、大人の太ももの高さまで浸水しました。20日深夜12時頃には、中にいる避難者はみな起こされ、車の移動などを行ったそうです。避難所は御船小中学校、木倉小学校などにも臨時開設されました。
山間地でも土砂崩れによる被害が出ています。家屋が半壊し、ドクターヘリが出動。幸いにも無事に救助され、人的被害はありませんでした。避難者の中には、川に落ちた住民を救助した方や、家が床上浸水して住めなくなった方もいます。
車中泊の方々が生活しているテント村エリアも被害にあっている様子。
天候に十分注意し、引き続き情報収集に努めます。
—————————————————————————-
▼住民の声
—————————————————————————-
御船小学校の近くに住んでいるの。地震ではかろうじて大丈夫だったのに、1階まで水が入ってきて、家の中のものをみんな流していっちゃった。今は孫と二人暮らしだから、家の片付けも大変で。流された自転車とかを水の中から自力で引っ張り上げたんだよ。(涙をポロポロと流しながらお話してくださった)(80代後半・女性)