あるある75号発送しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

 

本日、あるある75号の発送作業を行いました。
昨日は1名の方が発送作業の準備に来てくださり、今日は3名の方にご協力いただきました。
いつもより少ない人数での作業となりましたが、ベテランと若手の素晴らしいチームワークで無事に作業完了となりました!

 

最新号、75号の読みどころは・・・

▼表紙
中越大震災から今年で10年。
震災を語り継ぐメモリアル拠点である4施設3公園を結ぶ「中越メモリアル回廊」を
観光もしつつ、のんびり1泊2日くらいで巡ってみてはいかかでしょう。

▼特集1
前号では住宅の耐震診断について取り上げ、
今号では実際に耐震補強工事をした方の経験談を紹介しています。
何をきっかけに工事を決意し、どう耐震補強をして、その結果手に入れたものとは?
また、台風8号、12・11号水害の支援報告も掲載しています。

▼特集2
前号では家具転倒防止対策についてイラストで紹介しました。
今号では実際に守山区で家具転倒防止の活動に取り組まれている
ボランティア団体の代表の方にお話を伺っています。
単純に家具を固定するだけではない、地域の方が安心できる工夫とは?

 

 

 

 

 

 

 

お手元に届くまでしばしお待ちください。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

【第3報】兵庫県丹波市へのRSYにおける支援について(8月28日)

皆様
お世話になります。RSY浦野です。
RSYでは震災がつなぐ全国ネットワークをはじめ、当団体と繋がりのある支援団体
の皆様と協働し、8月19日の大雨で甚大な被害を受けている兵庫県丹波市へ支援
活動を展開しております。
現在は、丹波市災害ボランティアセンターを拠点とし、震つな加盟メンバーのピース
ボート、被災地NGO協慟センター、丹波市災害ボランティアネットまごころさんらと共
に活動しています。
RSYからは、浦野・高木・松永、名古屋のボランティアさん1名が派遣されています。
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8月25日(月)~28日(水)兵庫県丹波市水害支援報告
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▼現在の動き
(ボラセンでの活動)
丹波市災害ボランティアセンター前山サテライトにてボラセン運営サポートを実施
・主な活動はボランティアマッチングと被災地宅の個別訪問調査
・毎日400~500名程度のボランティアが現地で活動している
(地域での活動)
・前山地域の断水集落(徳尾・大杉・谷上・鴨阪・尾端)への炊き出し&ミニ喫茶の
実施
※炊き出し実施までの経緯
・全国曹洞宗青年会のAさんより、「特に女性から炊き出し希望の声が上がってい
る」と報告を受ける。
ボラセンの個別訪問や、地域の方に聞き取りをすると
「1週間働き続けてもう今は何もしたくない」「体がぐったり疲れて食事を用意するの
が大変」「コンビニやスーパーの惣菜も1週間続くと食べるのが辛くなる」「炊飯ぐら
いはできるけど台所が被害を受け自炊できない」「家は床板が外してあるし、空い
ている部屋も家財道具だらけなので落ち着ける場所がない」「1~2回御馳走になる
ぐらいなら親戚のお世話にもなれるが、度々は気兼ねして甘えられない」
など、「食」を切り口に、健康・安心できる環境・疲れの蓄積・遠慮や気兼ねなどに関
する課題が多数あることが分かった。そこで、協力団体に応援を求め、当面2週間
を目途に炊き出しプログラムを実施することとなった。
※概要(1回目)
・日時:8月29日(金)12時より配食開始~15時頃まで
・対象人数:上記集落の住民150名程度
・場所:ひなたぼっこカフェ
・内容:市に集められた救援物資の一部を会場にて配布。炊き出しと共に、ひなた
ぼっこカフェによる無料喫茶の実施
※協力団体
・宗福寺(曹洞宗/そうふくじ)
・神戸国際支縁機構
・全国曹洞宗青年会
・震災がつなぐ全国ネットワーク(RSY事務局)
※今後の予定(現在までの決定分・場所は未定)
・9月1日(月)曹洞宗ボランティア
・9月12日(金)神戸国際支縁機構
・9月16日(火)神戸国際支縁機構
▼個別訪問から見えてきた主な住民の声(課題)
〇作業に関わること
・床下の泥かきは目途が立ってきたが、乾燥→消毒→家財道具の収納などはこれ
から。あと1~2週間で畳が入ると過程すると、当面1ヶ月の間にもう一度作業の山場
を迎える。ただし業者混雑のため送れる可能性あり。その際のニーズキャッチとボ
ランティアの確保。
・ガラス、床、サッシ、食器あらいなど、何度やってもきれいにならない作業がこれか
ら待っている。家族でぼちぼち進めていくしかない。
・床下の処理のタイミングが分からない。どの程度乾燥させれば次の作業ができる
のか目視でチェックできる目安が欲しい。
・田畑に甚大な被害。農機具も全滅したという世帯も少なくない。国からの補助金は
あると思うが、今後の復旧をどのように進めていけばよいのか。
※「自分の家は十分やってもらったので、もっとひどい人を手伝ってあげて」という声
が増えてきた。また、細かい作業までボランティアに手伝ってもらってよいのか躊躇
されている方も少なくない。
〇生活に関わること
(食)炊き出しの経過報告の通り
(入浴)親戚の家で使わせてもらうも、度々借りるのは気が引ける。被災者に解放さ
れている入浴施設が5~6ヵ所あるが、どこがやっているのか分からない。(地域のボ
ランティアが知っていたため情報提供)
(洗濯)水が出るようになったが、まだ濁っているため洗濯には使えない。コインラン
ドリーを利用している。(気にせず使っている人もいる)
(寝床)家の2階を利用。しかし高齢の家族がいる場合は2階に上れないため施設
や兄弟、親戚の家で預かってもらっている。床下がほとんど開いたままの家でも何
とかスペースを確保し、寝起きしている方もいる。
(心・身体状況)
・『夜眠れない』という声多数。
・頭がボーっとして物忘れがひどくなった。
・持病があっても病院に行けていない。
・体のあちこち(腰と足)が痛い。次の雨が怖くて仕方がない。
・不安からか水から逃げる夢を見るようになった。
・この1週間はボランティアや親戚に手伝ってもらっていたので、気を遣う部分も多
かったが、久しぶりに家族だけの時間がとれてホッとした。(でもやることは山積)
・被害がひどかった地域のことを考えると、物資が欲しいと思っても遠慮して取り
にいけない。
上記の声から、今後はますます生活支援の必要性を感じます。先駆けて、被災地
NGO協慟センターと神戸足湯隊の学生たちが、避難所にて足湯ボランティアを開
始します。今後は炊き出しプログラムとも連動し、なるべく休息できたり、次のこと
をゆっくり考えたり、当時の様子や今の不安を安心して語れる場を提供していけ
ればと思います。
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お礼
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公益社団法人名古屋青年会議所様より、冷たいスポーツドリンク
約400本をご提供頂きました。
被災者宅への個別訪問や炊き出しの際に、お見舞い品としてお届
けし、とても喜ばれています。
温かいご支援に感謝致します。
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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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以下の方法で募金・寄付を募集しております。
7月~8月にかけて発生した台風・大雨被害の被災地支援活動募金です。みなさ
まのお気持ちをRSYの活動を通じ届けさせていただきます。
〇街頭募金やります。活動に参加して下さる方募集!
・日時/2014年8月30日(土)13:00~17:00(途中参加・途中抜け可)
・場所/セントラルパーク地下街 インフォメーションスクエア
・集合/12:30にRSY事務所、または現地集合
・内容/今年の台風、集中豪雨での被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
※屋内のため雨天決行です。
※大雨・洪水・暴風いずれかの警報が出ていたら中止とします。
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〇寄付金は下記でも受け付けております。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。
<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/

【第3報】徳島県海陽町で瀬戸物バザー&ミニ喫茶を実施しました。

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

先日の23日、徳島県海陽町で瀬戸物バザー&ミニ喫茶を実施いたしました。以下、瀬戸物バザー&ミニ喫茶の活動報告です。

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瀬戸物バザーは「食器類も泥に浸かってしまい、一応キレイにしたけど使うのはちょっと…」という声も聞こえており、皿・茶碗・湯呑などの瀬戸物や、靴・タオル・シャツなどの日用品を安価(10円~100円等)に販売する生活支援の一助として実施しました。

ミニ喫茶は被災から3週間が経過し、1日でも早く元の生活を取り戻そうと動かれていた住民のみなさまの疲れや気苦労を無くすために、お茶やお菓子などの提供や、住民同士やボランティアとの会話ができる「ホッと一息つける場」を提供するために実施しました。

当日はRSYからスタッフとボランティアを含めた5名、海陽町社会福祉協議会様から5名、徳島県社会福祉協議会様から3名、特定非営利活動法人徳島防災ネットワーク様から4名、地元の中高生5名の計22名で瀬戸物バザー&ミニ喫茶の運営を行いました。

今回は宍喰老人憩いの家と海部公民館の2会場で行い、両会場とも沢山の地元の方々に来ていただき、大盛況となりました。

瀬戸物バザーでは沢山の瀬戸物や生活用品を嬉しそうな顔で買われていく姿が目立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニ喫茶コーナーではボランティアと地域住民の方、住民同士が楽しそうに会話する姿が見られ、皆さんの気持ちのリフレッシュになったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、当日は天気が良く、海が見えたのですが海陽町の海はとても綺麗な海でした。住民の方によると、夏になると沢山の方が海に来られ楽しんでいるようです。みなさんも是非、行ってみてはいかがでしょうか。

 

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【住民の方のつぶやき】

「台風は大変だったよ。私の家はなんともなかったけど娘が嫁に行った家が床上まで水が来ちゃって。この地域に住んでいる人は皆知り合いみたいなもんさ。だからこの台風のときも、なんかあったら言ってねって伝えてあるよ。」(70代 女性)

「海鮮丼のお店をしているが食器が水につかり、本日見に来ました。数量が一回目だけでは足りず、二回目も見に行きます。」(60代 男性)

「こんなに良いものを100円で本当にいいんですか?本当は23.0センチのくつが欲しかったけれど、無かったから23.5にしました。」(60代 女性)

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【主催】

海陽町社会福祉協議会

【共催】

特定非営利活動法人レスキューストックヤード
震災がつなぐ全国ネットワーク

【協力】
特定非営利活動法人徳島防災ネットワーク
陶町明日に向かって街づくり推進協議会
仁成寺、日用品提供者のみなさま

【第2報】徳島県海陽町・兵庫県丹波市へのRSYにおける支援について

皆様

お世話になります。RSY浦野です。
22日より丹波市災害ボランティアセンターへ派遣されている松永(RSY七ヶ浜スタッフ)と、
23日に海陽町で行われた生活復興支援プログラムに派遣した高木(RSY名古屋スタッフ)
より報告が入りましたので、お知らせします。

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8月24日(土)兵庫県丹波市水害支援報告
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▼本日の動き
・徳島で使用されたボランティア活動資器材を丹波市へ転送。受け入れ完了。
・市島サテライトにてボラセン運営サポート(RSY・ピースボート・とちぎVネット協働)
・現場視察(現場資器材不足を調整しながら現場回り)
・今後の支援体制について打ち合わせ

▼ボラセンの様子
・ボランティア活動人数1324名(個人317名、団体1007名)

▼住民の様子
・被災後、初めてボランティアが入った地区もあり、また大量のボランティアが来て作業を
手伝ってくれるので、ボランティアと一緒になって汗をかき、泥かきを行う住民がほとんどで
した。「ボランティアに任せて、休んでくださいね」と話すと、「ありがとう」といって作業に戻
り、せっせと家の片づけに追われ、ゆっくりしていられないという印象でした。被災一週間
で気を張って疲れが見えにくくなっていますが、週明けボランティアが減少し、ホッとついた
ときに疲れが出ないか心配となりました。

・自宅敷地から出した泥の回収について、「せっかく泥出しをしたのに、雨が降ったらまた
敷地内に入ってくる。業者に回収を頼んだのにまだ来てくれない」という奥さんに対して、
「いろんなところに(泥の回収に)行かないといけないから、すぐには来てくれるわけない」
という旦那さんと口喧嘩をしている夫婦(年配)もいらっしゃいました。奥さんに声をかけると
「今まで生まれて以来、こんな災害にあったことがない。お父さんは自分の家よりも他人の
家が先。喧嘩しちゃいけないね」と話していました。

▼備考
・災害ボランティア救助活動車両の高速道路無料措置
http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/tanbagouu20140816/kousokumuryou.html

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8/23(土)海陽町社協主催「瀬戸物バザー&ミニ喫茶」無事終了
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当日は、海陽町社協、徳島県社協、地元中高生、NPO法人徳島防災ネットRSYスタッフ・
ボランティアの計22名で運営に当たりました。

1日2会場での開催でしたが、一回目、二回目とも大勢の地元の方にお越しいただき、瀬
戸物バザー、喫茶とも終始賑わいを見せていました。

瀬戸物を購入された方の中には、「食堂を経営していたが、浸水で食器が浸かってしまっ
た。お店を再開するために準備を進めており、定食とかも出していたため、同じお皿が複数
ほしいと思っていた。」と話され、コンテナ一つ分もの瀬戸物を購入されていく方もいらっし
ゃいました。

また、ご協力頂いた皆様の「応援の気持ち」も一緒にお届けできたことで、住民の方々に
も沢山の笑顔が生まれました。

売上の約40,000円は海陽町社協に全額寄付し、復興支援活動に使って頂きます。

詳細は、後日ブログやML等で報告させて頂きます。
ご協力頂きました皆様に心からお礼申し上げます。

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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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以下の方法で募金・寄付を募集しております。
7月~8月にかけて発生した台風・大雨被害の被災地支援活動募金です。みなさまのお気
持ちをRSYの活動を通じ届けさせていただきます。

<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/

徳島県海陽町・兵庫県丹波市へのRSYにおける支援について

皆様

お世話になります。RSY浦野です。
8月19日からの大雨により、各地で甚大な被害が発生しています。また、台風8・11・12号
の影響で被害を受けた地域での生活再建は現在進行中です。

これらの災害で犠牲となられた方々に哀悼の意を捧げると共に、今もなお、救助活動が続
いている広島市においては一日も早く救出作業が進むことを心から願っています。

RSYでは現在、8月2日に発生した台風12号の被害を受けた徳島県海陽町と、8月19日か
らの大雨により被害を受けた兵庫県丹波市に向けて下記の支援を行っています。

なおこれらの活動は、震災がつなぐ全国ネットワークと協働して行うと共に、被災地域の支
援団体や、名古屋・愛知・岐阜で、日頃から繋がりのあるボランティア団体らの協力を得て
進めています。

皆様からの今後のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

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1.8/23(土) 海陽町社協主催「瀬戸物バザー&ミニ喫茶」開催支援
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「災害で食器類が使えなくなってしまった」「数週間頑張ってきた皆さんに一息ついて欲し
い」「これからの生活再建に向けて元気づけをしたい」という地元の声をきっかけに、生活
支援の一貫として実施しています。

瀬戸物は、陶町明日に向かって街づくり推進協議会(岐阜県瑞浪市)、その他の生活用
品はRSYや震つなと繋がりのある名古屋・岐阜・新潟・東京の団体・個人の皆様(10か
所)よりご提供頂きました。どれもまごころの一杯こもった品物でした。ご協力頂いた皆
様、ありがとうございました。

8/22夕方、RSYスタッフ3名とボランティア1名がバザー用品を満載にしたハイエースにて
現地に向かい、海陽町社協、NPO法人徳島防災ネットワーク(阿南市)と協力のもと企画を
運営しております。

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2.8/22(金)~兵庫県丹波市への支援
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8/21に丹波市社会福祉協議会からの要請を受け、ボランティア活動資器材の提供と、
RSY松永を派遣しております。松永は昨日より市島サテライトにて活動しています。

松永からの報告を見ると、発災から5日が経過し、土砂災害のため作業負担も大きく、住
民の方々にかなりの疲れが見られます。また、避難所も設置されていることから、来週に
向けて、さっぱりメニューの炊き出しや休憩場所の設置等の生活支援も重要になると考え
られます。

また、震つな加盟団体であるピースボート・とちぎVネット(被災地NGO協慟センターは明
日から合流)、RSYとかねてから繋がりのある地元ボランティア団体「災害支援ボランテ
ィアネット丹波・まごころ」、ひょうごボランタリープラザと現地合流し、今後の支援体
制についても検討しています。

(丹波市の被害状況)
▼丹波市被害状況(8/22・午後7時現在/市HPより)
・人的被害:死者1名・重症1名・軽傷2名
・住家被害:全壊16、半壊21、一部損壊16棟
・浸水被害:床上浸水167棟、床下浸水1113棟

▼避難所
市内五ヵ所(公民館など)に19世帯56人が避難

▼ライフライン
・停電4軒
・断水270ヵ所(給水車有)

▼市域の様子
現場を大きく分けて氷上・春日(ボラセン本部付近)、市島に分けられる。ボラセン本
部と市島間は車で20分程度。また氷上・春日約2割、市島8割の割合でボランティア
を派遣している。市島にある3つの谷(竹田・鴨阪・与戸)で被害があり、特に鴨阪地
区(断水中)の被害が大きく、基本的には山の土砂崩れによる住家へ泥・土砂の侵
入。粘性の高い泥(土)が床下に入っている箇所もある。

▼ボラセンの様子
・本部(春日)は丹波市社協を基本として構成。市島サテライトは丹波市社協5名
程・応援社協・県社協4名・まごころネット20名で構成されている。市島サテライトで
は、まごころネットが現場担当(マッチング・現場までの誘導・区長との仲介)を行
い、その他でボラセン運営(事務・資器材管理など)を行っている。
・ボランティア活動人数:469名
・ニーズに関して(完了・継続等):不明

▼住民の様子
・暑さや連日の床下泥かきから疲労の色が濃い。
・ボランティアに任せて休んでくださいと話すも、「ありがとね」と話し、黙々と泥かき
を行っていた。
・(床下の泥が粘土質ですか)に対して、「もう慣れた。もう少し固まると取りやすい」
・(深夜)2時頃玄関を見たら、(浸水して)サンダルがプカプカ浮いていた。その後外
に避難して帰ってみると家に土砂が流れこんでいた。

▼備考
・災害ボランティア救助活動車両の高速道路無料措置
 >http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/tanbagouu20140816/kousokumuryou.html

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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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以下の方法で募金・寄付を募集しております。
7月~8月にかけて発生した台風・大雨被害の被災地支援活動募金です。
みなさまのお気持ちをRSYの活動を通じ届けさせていただきます。

<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/

福島県会津美里町にて「ならは夏まつり2014」が開催されました。

皆さま

お世話になっております。

RSY七ヶ浜事務局郷古です。

去る8月3日(日)に福島県会津美里町宮里仮設住宅にて「ならは夏まつり2014」が開催されました。
宮里仮設住宅には、福島第二原発が立地する福島県双葉郡楢葉町から避難された方々が原発の影響により、震災から3年が経過した今でも避難生活を余儀なくされています。
震災前から行っていた夏の恒例行事である「ならは夏祭り」が宮里仮設自治会主催で続けられています。

昨年冬から交流がある宮里仮設住宅自治会長よりRSYは夏祭りの会場設営などのサポートやブース出店をさせていだきましたので、その様子をお伝えします。

当日は35℃近くあるとても猛暑日でしたが、それを吹っ飛ばすかのような勢いのある楽しい催しとなりました。
暑い!熱い!ならは夏まつり2014仮設住宅の自治会長さんの挨拶子どもたちによる開会の挨拶

 

楢葉町社協や近隣市町村運営のブースが建ち並ぶ中、RSYは宮城県七ヶ浜町の漁師さんと東北学院大学、福島大学の学生と一緒に「海鮮焼きブース」を運営。七ヶ浜町から持ってきた朝獲りの新鮮なウニや生ホタテを豪快に炭火で焼きました。
沿岸部に位置している楢葉町から見ると、会津美里町は海からとても遠い町です。そのため新鮮な海産物は久しぶりだと、とても喜ばれました。

RSYブース目の前で焼きあがるので、アツアツ!待ち遠しい!焼きウニを囲みながら!

ライブステージでは、10組を超える歌手の方々が、代わる代わる連続来場者を沸かせました
特に人気だったのが、「サンプラザ中野くん」さんと「坂本冬休み」さんです。
みんな汗をたらしながらでしたが、暑さを忘れて踊りました。

イベントステージの様子歌でもモノマネでも大人気!坂本冬休みさん名曲を熱唱!サンプラザ中野くんさん

震災から三年を迎えてなおも、避難生活を続けなくてはならない楢葉町の皆さん。
2011年夏に250戸全てに入居していましたが、仮設住宅からいわき市などに引っ越す方も多く、現在では半数近くとなっています。「知り合いも出て行ったし、ボランティアも少なくなった」と聞きました。
今後もRSYは住民の声に寄り添った活動を行っていきたいと思っています。

ライブ出演者と一緒に記念撮影

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【参加者の声】
○ここで(ならは夏祭り)ウニやホタテが食べられるとは思わなかったよ。
朝獲りのやつだって?新鮮だから美味しいねぇ。ちょっと今日は暑いけど楽しい日だわ。
(女性:60代)

○今日はいわき市から来たんです。仮設の友達に誘われてね。
楢葉町人たちは、いわき市にも結構行ってるのよ。(避難で)
車で2時間はかかるからね。
(女性:60代)

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【主催】宮里応急仮設自治会

【共催】楢葉町、楢葉町社会福祉協議会

【協力】楢葉町商工会青年部、NPO法人レスキューストックヤード、八木沢菜の花の会、会津美里町町民活動支援センター準備室ほか

宮城県七ヶ浜町報告【第172報】仮設住宅での念珠作り&風鈴作り企画に協力しました。

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。

2011年度から継続的に七ヶ浜町で支援活動をして下さっている「名古屋の坊主」(名古屋の東本願寺のお坊さんたちのボランティア団体)の皆さんによる『念珠&風鈴作り』が去る8月6日(水)に開催され、企画に協力させて頂きました。
30℃を超える真夏日となりましたが、
「楽しみにしてたよ~」と私たちが来る前からクーラーを入れて待っていてくださった住民の皆さんもいました。

名古屋の坊主の皆さんは何回も七ヶ浜に来ていることもあり、顔見知りとなった住民の方も居て「久しぶりだわねー」と再会を喜ぶ声もありました。
念珠作り作りの様子念珠作りの様子
住民の皆さんはおしゃべりしながら、作り方を教わりながら、楽しそうに作っていました。
「去年皆さん(名古屋の坊主)が来てくれた時に教えてもらったから、なんとなくだけど覚えてるよ~」と一人で作る人も!
風鈴作りの様子
風鈴作りと言っても、器から作る訳でなく絵を描いたりするだけなので小さな子どもたちにでもできます!
そして・・・ガラスの風鈴です。とってもいい音が鳴ります。
皆さんで魚、お花、アニメキャラを描いたりしてオリジナルの風鈴を作りました。
整体師よるマッサージ
また、整体師によるマッサージも行われ、施術を受けた方は
「ずっと腰を痛めていた。やってもらったら、ずいぶん楽になったわ」と喜ばれていました。

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「あの時(2011年)はボランティアさん沢山いたもんな。バスとかもバンバン来てさ、あれが懐かしく感じてさえ来ているんだ。
3年しか経ってないのに自分もずいぶん年をとったように思えるよ。」

「遠くから来てくれてたボランティアさん、元気にしているかな?名前はわかんないけどもね。顔見たらわかるよ。」

そんな声からも【ボランティアが当たり前にいた日常】から変わっている事が分かります。

 

又、今回の企画の最後に参加者全員がお見送りをしてくれました。
「またねー!今度はうちでご飯で食べらいよー」、
「今日はありがとうねー、3月待ってるねー。(「また3月来ます」と約束していたようです)」

 

【お世話になったボランティアと再会】を望む声は他にもたくさん聞いています。
初めての方も、久しぶりの方も、毎度おなじみの方も、七ヶ浜町で皆さんが待っていますよ。

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【参加者の声】

○今日は孫たちも連れてきてみたの。最近ちょっと、気持ちが落ちていたけど、今日は本当に来てよかったわ。
(60代:女性)

○子どもたちも夏休みに入って暇していたのから、これ(今日のイベント)はちょうど良かったね。
(70代:女性)

○お盆は実家に帰るの?私たちはもう実家が無いから、仮設にいるしかないねぇ。
(60代:女性)

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【主催】名古屋の坊主
【協力】特定非営利活動法人レスキューストックヤード

【台風12号水害】徳島県海陽町へのバザー品提供のお願い

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
台風12号・徳島県海陽町水害が発生してから2週間が経ちました。
この水害は、床上浸水90棟(半数以上が1m以上の浸水被害)、床下浸水275棟の甚大な被害をもたらしました。

 

泥だし等の作業は終息しつつありますが、被災された方々からは、「1階が水に浸かってしまったので家財道具がほとんどダメになった」「一度泥に使った食器は、洗っても使う気になれない」「床下が心配」「家の片づけをしたいけど一人ではどうにもならない」「自分のペースで作業を進めたい」など、本格的な暮らし再建に向けた不安が聞かれるようになりました。また、お盆を挟んで2週間分の疲れが一気に押し寄せたという方も少なくありません。

 

そこで今週23日(土)、海陽町社会福祉協議会との協力のもと、瀬戸物や生活用品の提供と、ホッと一息つける場づくりを目的に『瀬戸物バザーとミニ喫茶』企画を実施することになりました。同様の取り組みは、これまでも能登半島地震や新潟県中越沖地震でも行われており、住民の方々に非常に喜ばれています。

ついては、下記の要領でバザー用品を募集したいと思います。
差し迫ったお願いではありますが、ご協力の程よろしくお願い致します。

 

〇バザー用品募集期間
・8月19日(火)から21日(木)までの3日間
※到着時間は10:00~18:00時の間でお願いします。

〇バザー用品送付・問い合わせ先
・特定非営利活動法人レスキューストックヤード事務局
・住所:〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
・電話:052-253-7550

〇募集内容(全て新品のものをご提供下さい)
・バスタオル
・フェイスタオル
・大人用靴下(女性用・男性用)
・大人用パンツ(女性用・男性用)M・L・LLサイズのいずれか
・大人用肌着(女性用・男性用)M・L・LLサイズのいずれか
・アルバム(水にぬれた写真の保管用)
・Tシャツ(女性用・男性用)M・L・LLサイズのいずれか
・生活雑貨系(トイレットペーパー、ティッシュペーパー、食器洗い洗剤・シャンプー・石鹸)
・調味料系(醤油・砂糖・みりん・塩/期限切れ間近ではないもの)
・飲料系(ティーパック紅茶・インスタントコーヒー・シュガー・ガムシロップ・ミルク・ジュースなど)

 

▼実施に向けたRSYの動き
(派遣スタッフ)
高木・林・松田(RSY)、久保(中部助け合いネットワーク)、他1名
(派遣期間)
8月22日(金)~23日(土)
(企画共催)
海陽町社会福祉協議会/震災がつなぐ全国ネットワーク
(企画協力)
陶町明日に向かって街づくり推進協議会/仁成寺

 

ご協力よろしくお願いいたします。

 

宮城県七ヶ浜町報告【第171報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第13号](2014年7月1日~2014年7月31日)

皆さま
お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2014年7月号をお伝えします。「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。

8月11日で震災から3年と5ヵ月が経過しました。
全国的に夏真っ盛り。七ヶ浜町は浜風が吹いていて涼しい時もありますが気温が高く、暑い日が続いています。
「正月は集会所休みだったけど、お盆は開いてるらしいんだ。集会所開けてもらって良かったわー。やることないからお盆も家にいるんだよ。そういう人たち結構いるんじゃないかな。
お盆だからといってやることがない。家にいてもTV見て寝てるだけ・・・だから集会所に来てみんなと話していたほうがいい」
と話すのは足湯に毎月来ている仮設住宅にお住いの方です。
最初は「集会所ってどう使えばいいの?」 という戸惑いの声が多くありましたが、
今は集い/憩いの場所、イベント会場だけなく、生活サイクルの一部としても欠かせない存在になっています。
仮設からの「移転先(高台移転/災害公営住宅)で、そういった場所が作られるのか」というのも住民の皆さんにとって、新生活の重要なポイントとなっています。

今の想いに耳を傾け、住民の皆さんのためにできることを。

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○仮設のみんながここ(集会所)に集まるんだ。みんなで集まれる場所は本当にいいなぁ。
ここは3時半にしまる。日も長くなってきたし、もっと長くまでやってほしい。でも、そういうわけにはいかないのもわかっているんだよ。
仮設(の集合体)は全部で6か所あるんだけども、みんなが集会所に集まれている訳じゃない。
(70代:男性)

○一年後には仮設から引っ越しだから、RSYやボランティアさんに手伝って欲しい。
(70代:男性)

○孫はもう働いているよ。高校卒業して、働いてて、仕事楽しいみたいだよ。
孫はなかなか七ヶ浜には来ないね。(仮設だと)泊まるところないから。
地震の前はよく来てたけど、夏休みとか。
(70代:女性)

○ここ(集会所)で編み物をしていると時間が早く過ぎるの。家に帰っても1人だから。
ごはんもほとんど買ってくるの、いつも1人だからパックでね。
くよくよしてても仕方ないから、人の話(悪口など)はせず、自分の話でみんなを笑わせるの。
(70代:女性)

○(編み物は)高校生の頃からやってるけど、私のおっかさん(お母さん)はもっと上手なんだ。
編み物をしては誰かにあげるのが楽しいんだ。何もすることないし・・・。
(70代:女性)

○俺の手、夏でも冷たいんだ。血が通わねぇのかな。
(月1回の足湯だけど)月に2回くらいきてもいいんだぞ。次はいつ来るんだ?
(70代:男性)

○足湯にはよく来てるけど、今回は久しぶりに足湯に来たの。
足湯はやっぱいいねぇー。気持ち良かったよ。ありがとうね。
(70代:女性)

○公営住宅に入る前も不安だが、入った後も不安がある。どんな人が隣になるかで生活の差が出てくると思う。
私みたいな障害を持っている人はなおさらだ。実際に入ってみたいと分からない。でも来年、また元住んでいた地区に戻れるってのは嬉しいね。
(80代:男性)
※町外みなし仮設在住で、来年度七ヶ浜町の災害公営住宅に入る方

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【参加者募集】9/10(水)内部被曝からいのちをまもる~松井英介医師講演会~

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

9/10(水)に「内部被曝からいのちをまもる~松井英介医師講演会~」を開催します。

福島第一原発事故から3年半。内部被曝の現状がどうなっているのか、チェルノブイリ・福島に詳しい松井英介先生にお話を伺う機会を設けました。
内部被曝が健康に与える影響がどのようなものか、そもそも内部被曝とは何なのか、不安や疑問を抱えている方、是非ご参加ください!

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◆日時:2014年9月10日(水) 13:30~15:30(開場13:00)
◆会場:名古屋市総合社会福祉会館 大会議室 (名古屋市北区清水4丁目17-1)
https://goo.gl/maps/Knzer ※名城線黒川駅より徒歩5分
◆定員:150名(先着順)
◆参加費:無料
◆スケジュール:
13:00 開場
13:30 松井英介先生講演会 「内部被曝からいのちをまもる」
15:00 愛知弁護団よりお知らせ
15:30 閉会
◆申込み:コチラからお申込みください⇒【参加申込みフォーム
※電話、FAXまたはメールからでもお申込みいただけます。詳しくはチラシをご確認ください。

★会場内に託児スペースを設けます。ご希望される方は9月1日(月)までにご連絡ください。
★問合せ:RSY名古屋事務所 (電話:052-253-7550) ※月~金 10:00~18:00

◆主催:講演会実行委員会
(実行委員会構成団体:福島原発事故損害賠償愛知弁護団、生活協同組合コープあいち、特定非営利活動法人レスキューストックヤード)
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みなさまのご参加をお待ちしております。