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【第3報】大阪での地震に関わるRSYの支援活動について(6月21日)
※RSYの賛助会員の場合、寄付者扱いとなります。
認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード(RSY)
(名古屋事務局)
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2F
TEL:052-253-7550 FAX:052-253-7552(七ヶ浜町事務局)
〒985-0802
宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 老人福祉センター浜風内
TEL:090-9020-5887
【第2報】大阪での地震に関わるRSYの支援活動について(6月19日)
【第1報】大阪での地震に関わるRSYの支援活動について(6月18日)
・お問合せは、電話回線が混線気味なので、メールの方がつながり
【大募集】JVOAD第3回 災害時の連携を考える全国フォーラム(締切5月29日)
皆さま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
RSY代表理事・栗田が代表を兼務している、『
第3回全国フォーラムが開催されます。
昨年に引き続き、すでに多くの参加申し込みを頂いていますが、
1日のみのご参加も可能です。
RSYは震つなとして、分科会6「避難所・
分科会9「災害復旧における技術系支援者との連携」
【分科会6 概要】 「避難所・避難生活における支援」
2016年度に立ち上げたJVOAD「
災害関連死や重篤な健康被害を防ぐための効果的な支援方法について検証を重ねてきました。
この分科会では、
具体的なアイデアをまとめた『避難所あるある』を皆さんと共有し、
ネットワークづくりに活かすための意見交換の場を作っていきたい
【分科会9 概要】
昨今の被災者支援においてNPOやボランティアによる活動内容が
ます。この分科会では、
ティアセンター(社会福祉協議会等)、
建を後押しした事例の紹介とともに、災害ボランティア活動全般における安全確保に
ついて認識を深めてい
り、
その他、全体で11もの多種多様な分科会が用意されています。
【分科会1】広域大規模災害に備えた多様な主体間の連携・
【分科会2】災害時に機能する都道府県域の支援ネットワークとは
【分科会3】東日本大震災における広域避難者支援〜
【分科会4】SDGs時代の企業の被災地支援とは~
【分科会5】被災者中心の支援とするために~
【分科会6】避難所・避難生活における支援
【分科会7】災害時の支援コーディネーションに必要な情報の集約
【分科会8】災害対応における助成のあり方
【分科会9】災害復旧における技術系支援者との連携
【分科会10】災害支援者のためのメンタルヘルスケア
【分科会11】復興の課題解決のための担い手支援
詳細・申し込みについては、以下をご覧ください。
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JVOAD 第3回 災害時の連携を考える全国フォーラムのご案内
第3回は「つながりから協働へ」をテーマに、
ITを活用した情報集約、
主体間の連携・協働の深化について、
政、大学、ボランティア、
と民・
いたします。
詳細は、ウェブサイト
「全国フォーラムhttp://jvoad.jp/forum/
日時:6月12日(火)13:00~20:00
6月13日(水) 9:30~15:35
場所:国際ファッションセンター・KFCホール
問合せ:メール forum@jvoad.jp
電話:080-5961-9213 (担当:鈴木、公門)
【参加者募集】震つな移動寺子屋 in 名古屋 テーマ「足湯」
平成30年度 防災・減災カレッジ【募集のご案内】
http://www.bosai-gensai-
【報告】熊本地震支援報告会を開催いたしました
皆さま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
熊本地震の発災から2年が経過したことをうけて、
4月22日(日)に熊本地震支援活動報告会を開催いたしました。
今回は、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)の岳中美江氏とRSYが支援に入っていた御船町の住民である宮本恵理子氏の2名をゲストに迎え、震災当時の体験談や、2年が経った今、住民の方々が抱える課題について伺いました。
★2017年度RSY活動報告
常務理事の浦野愛より、昨年度に実施した「小学生交流ツアー」「被災した小規模高齢農家への支援」「製茶工場への支援」「コミュニティー再生支援」について報告いたしました。
小規模高齢農家への支援では、生協組合連合会アイチョイス様ご協力いただきました。今回ご尽力いただいたアイチョイス與後様からは、検査等の関係から復興米という形をとってネット限定で販売し、2週間程度で完売したというご報告をいただきました。また、比較的短期間で完売したことから、情報さえあれば、一般の方も関心を寄せていただけるのではないか、そのためにも大切な活動であるとのご感想もいただきました。
★基調講演① 岳中美江氏 くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)
岳中さんからは、熊本地震の現状と課題、支援団体の動きについてお話しいただきました。現状の課題としては、約38,000人が未だに仮住まいであることや県外避難者など見えない被災者の存在、また住み替えに伴う引越しの問題があるそうです。見えない被災者の存在については、他人よりもましだからと、支援を遠慮される方がいたり、頼ることをよしとしない方がいたりと見えないけれど大変な方もまだまだいるのではとのことでした。また、RSYも加わっている御船町災害支援団体ネットワーク「みふねっと」についてもお話しいただき、すでに退去後の仮設の活用について話し合われたり、東北視察が組まれたりと、町内外の支援団体や社協、行政が手を取り合い、町のこれからについて考えている様子をご紹介いただきました。
★基調講演② 宮本恵理子氏 御船町上野地区住民
宮本さんからは、まずご自身が体験した震災当時の様子についてお話しいただきました。上野地区は人里離れた奥地であったため、支援物資が届くのが予想以上に遅かったそうです。一方で日常生活で得た防災知識を常に意識していたことで実際に役立てられたというお話もありました。また、上野地区の現状についてもお話しいただき、美しい棚田が地震で崩れ、費用の問題などで修理できず、今は荒れ果ててしまっているものが多くあることが紹介されました。高齢化・過疎化も進むばかりですが、昔の人から引き継がれてきたおいしい水、その水を使った“うnまい米”を食べにきてもらうための交流の場作りなど、これからに向けた動きや決意についてもお話しいただきました。
★ワークショップ「名古屋からできる支援について考えよう」
参加者は4つのグループに分かれ、岳中さん、宮本さんのお話を聞いての感想を共有し、これから名古屋でできる支援について考えました。その中でも多く聞かれたのは、熊本県や御船町に行くツアーを組み、豊かな自然や食に触れたいという声でした。
☆各グループの発表
グループAでは、宮本さんのお話を聞いて、上野に行くぞ!という声があがった。そこで自然を生かした「田舎へ行こうツアー」「おにぎりツアー」「自然の涼しさ体験」といったツアーを提案。一方、交通の便を考えると行きたいけれどなかなかいけないという声もあり、地元のものを使った加工品などを名古屋で販売するという案もあがった。
グループBの発表者は名古屋で被災地支援を行なっている学生2名。講演を聞いて、地域コミュニティーが災害時に役に立つことや情報発信の大切さを感じたという。その中で情報発信を支援につなげれば、棚田などの農業の復興に役立てられるという声や、世間にはあまり知られていない地域の良さや魅力をSNSなどで伝え、関心を絶やさないことが必要だといった意見があげられた。
グループCでは、昔の人の恩恵を今の人は感じていないのではといった感想や、岳中さんのお話にあったKVOADのキーワード検索システムが広く見られるようになれば困ったときに役に立つのではという声があがった。また、やはり現地へ行きたいという声は多くあり、ツアーができたら良いという話や忘れないためにイベントを開催するといった提案があがった。
グループDでは、お米を多く消費する子育て世代が気楽に、そして継続的に現地のものを買うための仕組みがほしい、そしてそれを発信することが大切ではないかという意見があがった。また、台風で被災された経験がある方からは、地域活動のヒントが得られたという感想があり、こちら活動についても現地に伝えることができるのではといった提案があった。
【お知らせ】ゴールデンウィーク期間中の営業について
みなさま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
ゴールデンウィーク期間中の営業予定は以下の通りとなります。
ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【名古屋事務局営業予定】
27日(金)通常営業
28日(土)~5月6日(日)休業
※1日(火)と2日(水)を臨時休業とさせていただき、7日(月)より通常営業となります。
【七ヶ浜みんなの家きずなハウス営業予定】
27日(金)~29日(日)通常営業
30日(月・振休)、5月1日(火)、2日(水)臨時休業
3日(木)~6日(日)通常営業
熊本地震から2年~御船から私達が今、伝えたいこと2~
明るくなってみたら凄い事になってるかもしれないけど…
少し離れた所に住む甥っ子たちはうちに避難してきました。
活断層の上にある地区なので…
壁にヒビがはいり、ガラスが割れたようで…周りの家は倒壊したものもあるとか
怖すぎてカウンターの下から出れないでいます。心の傷の方が心配(T^T)
余震が凄くて…本当に恐怖です
いま、150人くらいいると思うけど中学校が危険で、避難所として使えなくなったのでどんどん増えて行ってます。御近所中で、冷蔵庫の中身を持ち寄っていろいろ作って出してます…お年寄りと子供たちが疲れてるので、いまから、うちにあったあんこと白玉で、ぜんざいをつくります。
材料があるかぎりはどうにかして自分達で…でもライフラインが全て途絶えているので携帯もそのうち、使えなくなるから…その前にお願いしておきますね!
地域や人によって復興具合も千差万別ですが、全体的には徐々に回復しているのは確かです。これも様々な方の支援あってこそと思います。テレビの向こうの世界だった自然災害がなんの前触れもなく突然やってきた2時間後には役場でボランティア活動を開始し、余震とは言えないレベルの揺れを何回も経験しながら避難して来られた皆さんとカルチャーセンターの駐車場で段ボールや毛布などで一夜を過ごしました。最初の一週間は正にカオスという言葉がぴったりの状況でした、役場の方も自分たちボランティアのメンバーもほとんど寝ずに手探りで支援体制を作り上げました。自分はその後テント村を立ち上げメンバーと一緒に避難所に入れない方の受け入れをしていました。今回の経験で色々な方の支援を頂き、地震前より経済環境や家庭環境は悪くなりましたが、地震のお陰で素晴らしい方々と廻り合い、お金には換えられない縁を頂きました。
御船町にとっても震災を機に今まで繋がりの無かった団体や各機関が連携を取り始め、創造的復興を目指しています。
地震災害は甚大な被害をもたらしましたが、同時に人と人との新たな素晴らしい繋がりをもたらしてくれました。不謹慎とは思いますが、地震のお陰様という気持ちもありますし、皆がそう思えるような動きをしたいです。
最後にもう一度お礼を言わせて下さい。
支援してくださった方、これからも支援してくださる方、本当にありがとうございます皆様の支援がむだにならないようにがんばります。